JPH0539700Y2 - - Google Patents

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JPH0539700Y2
JPH0539700Y2 JP1987090328U JP9032887U JPH0539700Y2 JP H0539700 Y2 JPH0539700 Y2 JP H0539700Y2 JP 1987090328 U JP1987090328 U JP 1987090328U JP 9032887 U JP9032887 U JP 9032887U JP H0539700 Y2 JPH0539700 Y2 JP H0539700Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は家庭、病院、ホテル、ビル、工場な
どの室内空気の脱臭、殺菌を行なう空気浄化装置
に関する。
〔従来の技術〕
この分野の技術として、従来は薬液の噴霧によ
る方法、紫外線による方法、ガスによる方法が知
られている。このうち紫外線による方法は透過力
が弱く、陰の部分の殺菌ができない、薬液の噴霧
は室内表面や、機器への薬液の付着の問題がある
などの理由によりガスによる方法が一般的であ
る。使用されるガスの中でもオゾンガスによるも
のは、他のガスに比べて低濃度にて効果があり、
他のガスの残留時間よりはるかに短く、6〜16時
間でオゾンが分解し残留しないなどの大きな特長
がある。
第4図はオゾンガスにより室内空気の脱臭、殺
菌を行なう従来の空気浄化装置の概略を示すもの
である。図において、室1の中に設置された空気
浄化装置2には吸込口3が設けられ、この吸込口
から吸い込まれた空気にはオゾン発生器4から発
生するオゾンガスが混入され、フアン5により吐
出口6から吐出されて再び室内に戻される。空気
浄化装置2はタイマーにより又は人の操作により
10〜30分程度運転され、室内のオゾン濃度を適宜
に高めた後に運転を停止する。室内のオゾンはそ
の酸化作用で脱臭、殺菌を行うとともに分解して
次第に消滅する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の空気浄化装置では、オゾンが比較的長時
間、通常6〜16時間残留する。その為ごく微量の
オゾンしか使用できないなどにより空気浄化に長
時間が必要となり浄化効果も小さなものであると
いう問題点がある。またオゾン濃度をやゝ高くし
て、急速に脱臭、殺菌を行つた後、室外から新鮮
な空気を取り込むと、単に新鮮な空気を取り込む
より脱臭、殺菌効果が優れるが、取り込む空気に
関して温度調整などを考慮しなければならないと
いう問題点がある。
この考案は前記の問題点を解決して、空気浄化
に必要な適正オゾン量が使用でき、短時間に確実
な空気浄化が行なえると同時に残留オゾンをすみ
やかに消滅させて人体及び室内等の材料にオゾン
による悪影響を与える事がない空気浄化装置を提
供する事を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このような目的は、この考案によれば、枠体に
室内空気の吸込口と第1吐出口および第2吐出口
とを設け、前記吸込口と第1吐出口および第2吐
出口との間の通風路にフアンを設け、かつ前記吸
込口と第2吐出口との間の通風路にはオゾン発生
器の排出口を設け、そして前記第1吐出口にはオ
ゾン分解手段を備え、前記第2吐出口には前記オ
ゾン発生器の作動と共に開くシヤツタを備え、第
1ステツプでは前記フアンおよびオゾン発生器を
作動させて前記第2吐出口からオゾンを室内へ排
出させ、第2ステツプでは前記フアンのみを作動
させて前記吸込口から吸込まれた室内のオゾン含
有空気をオゾン分解手段により分解して前記第1
吐出口から排出することによつて達成される。
〔作用〕
(1) 枠体11のダフト12と内室13とからなる
通風路29を空気が流通する間にオゾン発生器
19の排出口20からオゾンを取り込み、オゾ
ン分解手段21によりオゾンを除去する。
(2) その際吐出口がは第1吐出口16と第2吐出
口17とに分解され第1吐出口にオゾン分解手
段21を設け、第2吐出口にシヤツタ18を設
けるものでは、オゾン発生器19が作動してい
るときはシヤツタを開けば、こゝからオゾンを
含んだ空気は室内へ吐出される。そしてオゾン
を発生していないときはシヤツタ18を閉じれ
ばオゾンが除去されて第1吐出口16から空気
は室内へ吐出される。
(3) 通風路内でオゾン分解手段からオゾン発生器
の排出口へと通風するものでは、発生と分解が
並行し、殺菌、脱臭が室内で行なわれる。
(4) 上記と逆に配置したものでは、発生と分解が
並行し、殺菌、脱臭は装置内で行なわれる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の実施例の空気浄化装置を示
す断面図、第2図は第1図の−断面を示す断
面図である。枠体11の内部にはダクト12とこ
れに連なる内室13とからなる通風路29が設け
られ、ダクト12はフアン14を介して吸込口1
5を、内室13は第1吐出口16と第二吐出口1
7とを備えている。この第2吐出口にはエアガイ
ドを兼ねたシヤツタ18が設けられる。前記内室
13にはオゾン発生器19が取付けられ、そのオ
ゾン化空気の排出口20は前記ダクト12に開口
している。更に内室13の第1吐出口16には全
面にオゾン分解手段21が取付けられている。こ
のオゾン分解手段21は一対の網の間にオゾンを
分解する作用を持つ公知の活性炭又は触媒(マグ
ネシユウム銅合金)のペレツトが詰め込まれ、第
1吐出口16に着脱可能に取付けられている。オ
ゾン発生器19の電極のリード22と圧縮空気の
接続管23とはダクト12の下方に導かれ、ここ
にはオゾン発生器に高電圧を供給する昇圧トラン
ス24、圧縮空気を送るコンプレツサ25等が設
けられている。なお26は電気系統のトランス、
27は制御装置、30は移動用の車である。ダク
ト12の下方には更に除湿装置28が設置され、
オゾン発生器へ送る圧縮空気を除湿してオゾン発
生効率の向上を計り、あわせてNOxとH2Oとか
らん硝酸系の物質が生成するのを防いでいる。
この実施例の運転方法を説明する。始めのステ
ツプではシヤツタ18を開き、フアン14を運転
し、オゾン発生器19を作動させるとそのオゾン
化空気の排出口20からオゾンが排出され、ダク
ト12で矢印Pの方向に流れる空気に混入してシ
ヤツタ18、第2吐出口17から室内へ吐出され
る。この時第1吐出口16は空気抵抗が大きいの
で空気はここをほとんど通過しない。もつともこ
こに別にシヤツタを設けてシヤツタ18と連動さ
せてもよい。さて第2吐出口からオゾンを含んだ
空気が室へ吐出されると、細菌、臭いのある不清
浄な空気にオゾンが注入されて殺菌、脱臭され
る。室内のオゾン濃度は3〜5ppmga適正値とさ
れる。室内のオゾン濃度がこの適正値になるまで
オゾンの注入をするように前記の運転を続行す
る。第2のステツプでは殺菌、脱臭に必要な時
間、例えば10〜20分間経過後に、オゾン発生器1
9の作動を停止し、シヤツタ18を閉じ、フアン
14のみを運転する。そうすると室内の残留オゾ
ンを含んだ空気は吸込口15から吸い込まれてダ
クト12を経て、オゾン分解手段21を透過して
第1吐出口16から室内へ戻される。その時残留
オゾンはオゾン分解手段21で分解除去され、細
菌、臭い、オゾンのない清浄な空気となる。かく
して室内の空気全体が清浄な空気になる。
この考案の異る態様を説明する。前記の実施例
を示す第1図及び第2図を援用して説明すると、
第2の吐出口17及びシヤツタ18を設けないで
この部分を壁等で閉じ、フアン14を逆に運転
し、ダクト内を空気が矢印Pと反対方向に流れる
ようにする。そうしてオゾン発生器19を作動さ
せるとオゾンを含んだ空気はフアン14により室
内へ吐出され殺菌、脱臭作用を行なう。室内の空
気はやがて循環して残留オゾンを含んだ空気はオ
ゾン分解手段21を透過してこの空気浄化装置に
取り込まれ、その際オゾンは分解される。必要時
間の経過後に、フアン14の運転をしたまゝオゾ
ン発生器19の作動のみを停止することにより、
オゾン分解手段21のみを作動させるようにする
と、すでに殺菌、脱臭の行き届いた室内の空気か
らオゾンも除去され全体が清浄な空気になる。そ
の後フアン14の運転も停止する。第1図に示す
ものがいわばバツチ式であるのに対し、この態様
のものは連続式ともいわれ、オゾンを吐出しなが
らオゾンを分解するのでオゾンの全発生量と運転
時間はやゝ大きくなる傾向があるが、オゾンを含
んだ空気を装置から吐出す流速と方向を利用し、
室内空気の循環を活用すれば実質上前記傾向は改
善され、無視できる。その結果操作が簡潔で室内
の最大オゾン濃度を低くおさえていることができ
る。
なお、第3図に示す空気浄化装置は基本的には
例えば特開昭61−209665号公報に記載された空気
浄化装置と同じであり、風量の比較的少ないフア
ン41から室内空気を取込み、オゾン発生器19
の多数のハイシヤツ口20の後流側に反応室42
を設け、オゾン分解手段21を経由してオゾンの
ない殺菌、脱臭された清浄空気を再び室内へ戻す
ものである。
ところで、第1図に示されたこの考案による空
気浄化装置は、第1ステツプにて、殺菌、脱臭す
べき室内そのものの中へ一旦オゾンを放出して室
内の殺菌、脱臭を行う。その後、第2ステツプに
て、室内に残留するオゾンを吸収してオゾンの分
解を行う。一方、第3図に示された従来の空気浄
化装置は、室内の空気を吸込み、それにオゾンを
加えてその後にオゾンを分解して排出するもので
ある。それゆえ、第1図に示されたこの考案によ
る空気浄化装置は、第3図に示された従来の空気
浄化装置に比較して、短時間に室内空気の殺菌、
脱臭を行うことができる。しかも、第1図に示さ
れたこの考案による空気浄化装置においては、殺
菌、脱臭すべき室内そのものの中へ一旦オゾンを
放出して室内の殺菌、脱臭を行うので、室内の天
井、壁などに付着している臭い、菌の処理が可能
であるという利点がある。
〔考案の効果〕
この考案によれば次のような効果がある。
(1) この考案になる装置を使用して家庭、病院、
ホテル、ビル、工場、交通機関などの室内の脱
臭、殺菌を必要とする空気中に、先にオゾンを
注入し脱臭、殺菌を行ない、その後残留オゾン
を活性炭、触媒等のオゾン分解剤により分解し
て空気を清浄にするという複合効果を有する空
気浄化方法を実現できる。
(2) 空気浄化に必要な適正オゾン量を確保できる
ため、確実な殺菌、脱臭ができる。
(3) 残留オゾンをオゾン分解剤で強制分解するた
め、短時間にて空気浄化が行なえる。
(4) オゾンの残留時間が短い又は全くないため、
人体、室内の材料等にオゾンの悪影響を与えな
い。
等の効果がある。従つて空気浄化方法として短時
間に確実な浄化が行なえるシステムが実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の空気浄化装置を示
す断面図、第2図は第1図の−断面を示す断
面図、第3図は従来技術を示す概要図、第4図は
同様に別の従来技術を示す概要図である。 4,19……オゾン発生器、11……枠体、1
2……ダクト、13……内室、14……フアン、
15……吸込口、16……第1吐出口、17……
第2吐出口、18……シヤツタ、20……排出
口、21……オゾン分解手段、24……昇圧トラ
ンス、25……コンプレツサ、28……除湿装
置、29……通風路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体に室内空気の吸込口と第1吐出口および第
    2吐出口とを設け、前記吸込口と第1吐出口およ
    び第2吐出口との間の通風路にフアンを設け、か
    つ前記吸込口と第2吐出口との間の通風路にはオ
    ゾン発生器の排出口を設け、そして前記第1吐出
    口にはオゾン分解手段を備え、前記第2吐出口に
    は前記オゾン発生器の作動と共に開くシヤツタを
    備え、第1ステツプでは前記フアンおよびオゾン
    発生器を作動させて前記第2吐出口からオゾンを
    室内へ排出させ、第2ステツプでは前記フアンの
    みを作動させて前記吸込口から吸込まれた室内の
    オゾン含有空気をオゾン分解手段により分解して
    前記第1吐出口から排出することを特徴とするオ
    ゾンによる空気浄化装置。
JP1987090328U 1987-06-12 1987-06-12 Expired - Lifetime JPH0539700Y2 (ja)

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