JPH0539895A - 低温容器 - Google Patents
低温容器Info
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- JPH0539895A JPH0539895A JP3194249A JP19424991A JPH0539895A JP H0539895 A JPH0539895 A JP H0539895A JP 3194249 A JP3194249 A JP 3194249A JP 19424991 A JP19424991 A JP 19424991A JP H0539895 A JPH0539895 A JP H0539895A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 首管内を流れる蒸発ヘリウムガスの顕熱を有
効に利用して液体ヘリウム槽への熱侵入を抑制し、ヘリ
ウム蒸発量を効果的に削減する。 【構成】 液体ヘリウムを収容する液体ヘリウム槽14
から延設された首管14aが、この液体ヘリウム槽14
を収容する真空容器20に固定されたクライオスタット
等の低温容器において、上記首管14a内に、この首管
14aの内面に接触する金属繊維ユニット42を設ける
とともに、この金属繊維ユニット42を蒸発ガス流通用
の貫通穴43bを有する輻射シールド板43で上下から
挾む。
効に利用して液体ヘリウム槽への熱侵入を抑制し、ヘリ
ウム蒸発量を効果的に削減する。 【構成】 液体ヘリウムを収容する液体ヘリウム槽14
から延設された首管14aが、この液体ヘリウム槽14
を収容する真空容器20に固定されたクライオスタット
等の低温容器において、上記首管14a内に、この首管
14aの内面に接触する金属繊維ユニット42を設ける
とともに、この金属繊維ユニット42を蒸発ガス流通用
の貫通穴43bを有する輻射シールド板43で上下から
挾む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クライオスタット、特
に超電導マグネット用クライオスタット等に有用であ
り、液体ヘリウムや液体窒素等の低温物質を収容する低
温容器に関するものである。
に超電導マグネット用クライオスタット等に有用であ
り、液体ヘリウムや液体窒素等の低温物質を収容する低
温容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、超電導マグネットが核磁気共鳴分
析装置(以下、MRS装置と称する。)や医療診断用各
磁気共鳴コンピュータ断層撮影装置(MRI装置)等に
応用されるに伴い、上記超電導マグネットを液体ヘリウ
ムで冷却するためのクライオスタット等の開発が急速に
進められている。
析装置(以下、MRS装置と称する。)や医療診断用各
磁気共鳴コンピュータ断層撮影装置(MRI装置)等に
応用されるに伴い、上記超電導マグネットを液体ヘリウ
ムで冷却するためのクライオスタット等の開発が急速に
進められている。
【0003】図5は、上記MRS装置に用いられるクラ
イオスタットの一例を示したものである。このクライオ
スタット10は、超電導マグネット12及び液体ヘリウ
ム13を収容する液体ヘリウム槽(内槽)14、輻射熱
シールド板16、液体窒素槽18、及び真空容器20を
備えており、図例では、上記超電導マグネット12、液
体ヘリウム槽14、輻射熱シールド板16、及び液体窒
素槽18が真空容器20内の中央軸を取り巻くドーナツ
状とされている。そして、上記液体ヘリウム槽14が輻
射熱シールド板16内に収容され、この輻射熱シールド
板16が液体窒素槽18の内周部に収容され、この液体
窒素槽18の外周部に液体窒素19が収容され、この液
体窒素槽18が真空容器20内に収容されている。
イオスタットの一例を示したものである。このクライオ
スタット10は、超電導マグネット12及び液体ヘリウ
ム13を収容する液体ヘリウム槽(内槽)14、輻射熱
シールド板16、液体窒素槽18、及び真空容器20を
備えており、図例では、上記超電導マグネット12、液
体ヘリウム槽14、輻射熱シールド板16、及び液体窒
素槽18が真空容器20内の中央軸を取り巻くドーナツ
状とされている。そして、上記液体ヘリウム槽14が輻
射熱シールド板16内に収容され、この輻射熱シールド
板16が液体窒素槽18の内周部に収容され、この液体
窒素槽18の外周部に液体窒素19が収容され、この液
体窒素槽18が真空容器20内に収容されている。
【0004】上記液体ヘリウム槽14及び液体窒素槽1
8の上部からは首管14a,18bがそれぞれ上方に延
設され、これら首管14a,18bと対応して真空容器
20の上部にも管部21,22が延設されており、上記
首管14a,18bが各管部21,22内に挿入された
状態で首管14a,18bの上端部が管部21,22の
上端部に溶接で固定されている。すなわち、液体ヘリウ
ム槽14は真空容器20内で首管14aの上端を支点と
して宙吊り状態で支持されている。また、輻射熱シール
ド板16及び液体窒素槽18から延設された首管16
a,18aの上端部は上記首管14aの途中の個所に固
定されている。
8の上部からは首管14a,18bがそれぞれ上方に延
設され、これら首管14a,18bと対応して真空容器
20の上部にも管部21,22が延設されており、上記
首管14a,18bが各管部21,22内に挿入された
状態で首管14a,18bの上端部が管部21,22の
上端部に溶接で固定されている。すなわち、液体ヘリウ
ム槽14は真空容器20内で首管14aの上端を支点と
して宙吊り状態で支持されている。また、輻射熱シール
ド板16及び液体窒素槽18から延設された首管16
a,18aの上端部は上記首管14aの途中の個所に固
定されている。
【0005】ここで、上記首管14aは液体ヘリウム槽
14内で蒸発したヘリウムガスを大気に放出し、同様に
首管18bは液体窒素槽18内で蒸発した窒素ガスを大
気に放出するものであるが、ヘリウム及び窒素の蒸発量
を極力減らすように、上記首管14a,18bの断面積
は極力小さく設定され、かつ上下長さは極力大きく設定
されている。
14内で蒸発したヘリウムガスを大気に放出し、同様に
首管18bは液体窒素槽18内で蒸発した窒素ガスを大
気に放出するものであるが、ヘリウム及び窒素の蒸発量
を極力減らすように、上記首管14a,18bの断面積
は極力小さく設定され、かつ上下長さは極力大きく設定
されている。
【0006】さらに、各槽14,16,18の振れを規
制するため、これらの槽14,16,18の底面に複数
個の突出部24が周方向に沿って設けられるとともに、
これらの突出部24のうち、液体ヘリウム槽14の底面
に設けられた突出部24が支持棒26を介して輻射熱シ
ールド板16の側壁下部に連結され、同様に、輻射熱シ
ールド板16の底面に設けられた突出部24が液体窒素
槽18の側壁下部に、液体窒素槽18の底面に設けられ
た突出部24が真空容器20の側壁下部に、それぞれ支
持棒26を介して連結されている。
制するため、これらの槽14,16,18の底面に複数
個の突出部24が周方向に沿って設けられるとともに、
これらの突出部24のうち、液体ヘリウム槽14の底面
に設けられた突出部24が支持棒26を介して輻射熱シ
ールド板16の側壁下部に連結され、同様に、輻射熱シ
ールド板16の底面に設けられた突出部24が液体窒素
槽18の側壁下部に、液体窒素槽18の底面に設けられ
た突出部24が真空容器20の側壁下部に、それぞれ支
持棒26を介して連結されている。
【0007】ところで、このようなクライオスタットで
は、そのランニングコストを下げるために、上記首管1
4aからの液体ヘリウムの蒸発量を極力抑える必要があ
る。そこで従来は、上記首管14a内に例えば図6に示
すようなバッフルが設けられている。
は、そのランニングコストを下げるために、上記首管1
4aからの液体ヘリウムの蒸発量を極力抑える必要があ
る。そこで従来は、上記首管14a内に例えば図6に示
すようなバッフルが設けられている。
【0008】このバッフルは、首管14aの長手方向に
延びる支持棒32と、この支持棒32に沿って略等間隔
に配された複数の輻射シールド板34とからなり、上記
支持棒32は熱伝導率の小さいGFRP(ガラス繊維強
化プラスチック)等で形成され、上記輻射シールド板3
4は輻射率の小さいアルミニウム等で形成されている。
上記支持棒32は首管14の上端にシール材30を介し
て固定された蓋28に吊り下げ支持されており、この首
管14aの上端部には蒸発ヘリウムガスを逃がすための
ガス出口(図示せず)が設けられている。
延びる支持棒32と、この支持棒32に沿って略等間隔
に配された複数の輻射シールド板34とからなり、上記
支持棒32は熱伝導率の小さいGFRP(ガラス繊維強
化プラスチック)等で形成され、上記輻射シールド板3
4は輻射率の小さいアルミニウム等で形成されている。
上記支持棒32は首管14の上端にシール材30を介し
て固定された蓋28に吊り下げ支持されており、この首
管14aの上端部には蒸発ヘリウムガスを逃がすための
ガス出口(図示せず)が設けられている。
【0009】このような構造において、大気側から首管
14a内に侵入する輻射熱が輻射シールド板34で遮断
される一方、液体ヘリウム槽14内で蒸発したヘリウム
ガスは首管14a内を通ってガス出口から系外へ排出さ
れる。この時、上記ヘリウムガスと首管14a内面との
接触によって両者の間で熱交換がなされ、これにより首
管14aが冷却されて液体ヘリウム槽14への熱侵入が
抑制される。
14a内に侵入する輻射熱が輻射シールド板34で遮断
される一方、液体ヘリウム槽14内で蒸発したヘリウム
ガスは首管14a内を通ってガス出口から系外へ排出さ
れる。この時、上記ヘリウムガスと首管14a内面との
接触によって両者の間で熱交換がなされ、これにより首
管14aが冷却されて液体ヘリウム槽14への熱侵入が
抑制される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構造において、首
管14a内を上昇する蒸発ヘリウムガスの流速は極めて
小さく、そのレイノルズ数は10程度で層流となってい
るため、上昇するヘリウムガスのうち首管14aに接触
するガスは僅かで、両者の間の熱交換も十分でない。す
なわち、この構造では首管14a内を低温のヘリウムガ
スが流れても首管14aは効果的に冷却されず、首管1
4aから液体ヘリウム槽14への熱侵入が十分に抑制さ
れないので、液体ヘリウムの蒸発量を飛躍的に削減する
ことは困難である。
管14a内を上昇する蒸発ヘリウムガスの流速は極めて
小さく、そのレイノルズ数は10程度で層流となってい
るため、上昇するヘリウムガスのうち首管14aに接触
するガスは僅かで、両者の間の熱交換も十分でない。す
なわち、この構造では首管14a内を低温のヘリウムガ
スが流れても首管14aは効果的に冷却されず、首管1
4aから液体ヘリウム槽14への熱侵入が十分に抑制さ
れないので、液体ヘリウムの蒸発量を飛躍的に削減する
ことは困難である。
【0011】本発明は、このような事情に鑑み、内槽内
で蒸発して首管内を流れるヘリウム等の蒸発ガスの顕熱
を有効に利用することにより、内槽への熱侵入を抑制
し、内槽内の低温液体の蒸発量を効果的に削減すること
ができる低温容器を提供することを目的とする。
で蒸発して首管内を流れるヘリウム等の蒸発ガスの顕熱
を有効に利用することにより、内槽への熱侵入を抑制
し、内槽内の低温液体の蒸発量を効果的に削減すること
ができる低温容器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、低温液体を収
容する内槽と、この内槽を収容する外槽とを備え、上記
内槽の上部から上方に首管が延設されるとともに、この
首管の上端部が上記外槽に固定された低温容器におい
て、上記首管内に、この首管の内面に接触する状態で金
属繊維を設けるとともに、上記低温液体の蒸発ガスの流
通路を残して上記金属繊維を輻射シールド板により上下
から挾んだものである。
容する内槽と、この内槽を収容する外槽とを備え、上記
内槽の上部から上方に首管が延設されるとともに、この
首管の上端部が上記外槽に固定された低温容器におい
て、上記首管内に、この首管の内面に接触する状態で金
属繊維を設けるとともに、上記低温液体の蒸発ガスの流
通路を残して上記金属繊維を輻射シールド板により上下
から挾んだものである。
【0013】
【作用】上記構成によれば、首管内に蒸発ガスとの接触
面積の大きな金属繊維が配され、かつこの金属繊維が首
管の内周面に接触しているので、この金属繊維を媒介と
して蒸発ガスと首管との熱交換が促進され、この熱交換
により首管が冷却される。しかも、上記金属繊維を上下
から輻射シールド板で挾んでいるので、外部から首管内
へ侵入しようとする輻射熱は上記輻射シールド板で遮蔽
される。
面積の大きな金属繊維が配され、かつこの金属繊維が首
管の内周面に接触しているので、この金属繊維を媒介と
して蒸発ガスと首管との熱交換が促進され、この熱交換
により首管が冷却される。しかも、上記金属繊維を上下
から輻射シールド板で挾んでいるので、外部から首管内
へ侵入しようとする輻射熱は上記輻射シールド板で遮蔽
される。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4に基づいて説
明する。
明する。
【0015】この実施例に示すクライオスタット(低温
容器)10の全体構成については、前記図5に示したも
のと全く同様であり、超電導マグネット12及び液体ヘ
リウム13を収容するドーナツ状の液体ヘリウム槽(内
槽)14、ドーナツ状輻射熱シールド板16、ドーナツ
状液体窒素槽18、及び真空容器20を備えており、液
体ヘリウム槽14が輻射熱シールド板16内に、輻射熱
シールド板16が液体窒素槽18の内周部に、液体窒素
槽18が真空容器20内にそれぞれ収容され、液体窒素
槽18の外周部に液体窒素19が収容されている。
容器)10の全体構成については、前記図5に示したも
のと全く同様であり、超電導マグネット12及び液体ヘ
リウム13を収容するドーナツ状の液体ヘリウム槽(内
槽)14、ドーナツ状輻射熱シールド板16、ドーナツ
状液体窒素槽18、及び真空容器20を備えており、液
体ヘリウム槽14が輻射熱シールド板16内に、輻射熱
シールド板16が液体窒素槽18の内周部に、液体窒素
槽18が真空容器20内にそれぞれ収容され、液体窒素
槽18の外周部に液体窒素19が収容されている。
【0016】なお、本発明において内槽と外槽との間の
構造については特に問わず、少なくとも外槽内に内槽が
収納される種々の低温容器について適用することが可能
である。また、収納の対象となる低温液体の種類も問わ
ず、上記液体ヘリウムの他、液体窒素等の収納にも適用
することができる。
構造については特に問わず、少なくとも外槽内に内槽が
収納される種々の低温容器について適用することが可能
である。また、収納の対象となる低温液体の種類も問わ
ず、上記液体ヘリウムの他、液体窒素等の収納にも適用
することができる。
【0017】上記液体ヘリウム槽14及び液体窒素槽1
8の上部からは首管14a,18bがそれぞれ上方に延
設され、これらと対応して真空容器20の上部にも管部
21,22が延設されており、上記首管14a,18b
が各管部21,22内に挿入された状態で首管14a,
18bの上端部が管部21,22の上端部に溶接で固定
されることにより、液体ヘリウム槽14は真空容器20
内で首管14aの上端との接合部を支点にして宙吊り状
態で支持されている。また、輻射熱シールド板16及び
液体窒素槽18から延設された首管16a,18aの上
端部は上記首管14aの途中の個所に固定されている。
上記首管14aは液体ヘリウム槽14内で蒸発したヘリ
ウムガスを大気に放出し、同様に首管18bは液体窒素
槽18内で蒸発した窒素ガスを大気に放出するものであ
り、各首管14a,18bの断面積は極力小さく設定さ
れ、かつ上下長さは極力大きく設定されている。
8の上部からは首管14a,18bがそれぞれ上方に延
設され、これらと対応して真空容器20の上部にも管部
21,22が延設されており、上記首管14a,18b
が各管部21,22内に挿入された状態で首管14a,
18bの上端部が管部21,22の上端部に溶接で固定
されることにより、液体ヘリウム槽14は真空容器20
内で首管14aの上端との接合部を支点にして宙吊り状
態で支持されている。また、輻射熱シールド板16及び
液体窒素槽18から延設された首管16a,18aの上
端部は上記首管14aの途中の個所に固定されている。
上記首管14aは液体ヘリウム槽14内で蒸発したヘリ
ウムガスを大気に放出し、同様に首管18bは液体窒素
槽18内で蒸発した窒素ガスを大気に放出するものであ
り、各首管14a,18bの断面積は極力小さく設定さ
れ、かつ上下長さは極力大きく設定されている。
【0018】また、液体ヘリウム槽14の底面に設けら
れた突出部24が支持棒26を介して輻射熱シールド板
16の側壁下部に連結され、同様に、輻射熱シールド板
16の底面に設けられた突出部24が液体窒素槽18の
側壁下部に、液体窒素槽18の底面に設けられた突出部
24が真空容器20の側壁下部に、それぞれ支持棒26
を介して連結されている。この支持棒26は、固体熱伝
導による液体ヘリウム槽14への熱侵入を防ぐため、F
RP等の熱伝導率の低い材料で形成されるとともに、可
及的に長尺小径の形状とされている。
れた突出部24が支持棒26を介して輻射熱シールド板
16の側壁下部に連結され、同様に、輻射熱シールド板
16の底面に設けられた突出部24が液体窒素槽18の
側壁下部に、液体窒素槽18の底面に設けられた突出部
24が真空容器20の側壁下部に、それぞれ支持棒26
を介して連結されている。この支持棒26は、固体熱伝
導による液体ヘリウム槽14への熱侵入を防ぐため、F
RP等の熱伝導率の低い材料で形成されるとともに、可
及的に長尺小径の形状とされている。
【0019】次に、上記ヘリウムガス用首管14a及び
その近傍の構造を図1,2に基づいて説明する。なお、
図2において14bは首管14aと管部21との接合部
である。
その近傍の構造を図1,2に基づいて説明する。なお、
図2において14bは首管14aと管部21との接合部
である。
【0020】上記管部21の上端には、カバー36が設
けられている。詳しくは、図2に示すように、上記管部
21の上端周縁部及びカバー36の下端周縁部にフラン
ジ部21a,36aがそれぞれ形成されており、両フラ
ンジ部21a,36aがクイックカップリング38によ
って接合されている。また、カバー36の側壁上部には
蒸発ヘリウムガスの出口管40が接続されている。
けられている。詳しくは、図2に示すように、上記管部
21の上端周縁部及びカバー36の下端周縁部にフラン
ジ部21a,36aがそれぞれ形成されており、両フラ
ンジ部21a,36aがクイックカップリング38によ
って接合されている。また、カバー36の側壁上部には
蒸発ヘリウムガスの出口管40が接続されている。
【0021】さらに、この容器の特徴として、図1に示
すように、首管14内の複数個所に金属繊維ユニット4
2が設けられており、各金属繊維ユニット42は、輻射
シールド板43で上下から挾まれた状態で単一の垂直ね
じ軸44に取付けられている。
すように、首管14内の複数個所に金属繊維ユニット4
2が設けられており、各金属繊維ユニット42は、輻射
シールド板43で上下から挾まれた状態で単一の垂直ね
じ軸44に取付けられている。
【0022】図3に示すように、上記金属繊維ユニット
42は、多数本の金属繊維47を金属ネット48で包ん
だものであり、上記金属繊維47としては、銅やアルミ
ニウム等のように熱伝導性の高い金属からなり、直径2
0〜30μm程度のものが好適である。また、その充填
率は50〜60%程度に設定するのが好ましい。金属ネ
ット48は、全体が円柱状の体をなすが、十分な柔軟性
を有しており、その直径Dは首管14aの内径よりも少
し大きめに設定され、金属ネット48の周縁部が確実に
首管14aの内周面に接触するように考慮がなされてい
る。この金属繊維ユニット42の配設個所及び個数は特
に問わないが、例えば図1に示すように、首管14aと
管部21との接合部や、首管14aと他の首管16a,
18aとの接合部に対応する位置に設けることにより、
より効果的となる。
42は、多数本の金属繊維47を金属ネット48で包ん
だものであり、上記金属繊維47としては、銅やアルミ
ニウム等のように熱伝導性の高い金属からなり、直径2
0〜30μm程度のものが好適である。また、その充填
率は50〜60%程度に設定するのが好ましい。金属ネ
ット48は、全体が円柱状の体をなすが、十分な柔軟性
を有しており、その直径Dは首管14aの内径よりも少
し大きめに設定され、金属ネット48の周縁部が確実に
首管14aの内周面に接触するように考慮がなされてい
る。この金属繊維ユニット42の配設個所及び個数は特
に問わないが、例えば図1に示すように、首管14aと
管部21との接合部や、首管14aと他の首管16a,
18aとの接合部に対応する位置に設けることにより、
より効果的となる。
【0023】上記輻射シールド板43は、アルミニウム
等のように輻射率の低い材料で形成され、上記金属繊維
ユニット42を上下から挾む状態で垂直ねじ軸44に固
定されている。この実施例では、図4に示すように、輻
射シールド板43の中央に上記垂直ねじ軸44を挿通す
るための貫通穴43aが設けられ、この輻射シールド板
43を上下から挾むようにして垂直ねじ軸44にナット
50が装着され、締め付けられることにより、輻射シー
ルド板43が垂直ねじ軸44に固定されている。また、
輻射シールド板43には、蒸発ヘリウムガスを流通させ
るための多数の貫通穴43bが設けられている。
等のように輻射率の低い材料で形成され、上記金属繊維
ユニット42を上下から挾む状態で垂直ねじ軸44に固
定されている。この実施例では、図4に示すように、輻
射シールド板43の中央に上記垂直ねじ軸44を挿通す
るための貫通穴43aが設けられ、この輻射シールド板
43を上下から挾むようにして垂直ねじ軸44にナット
50が装着され、締め付けられることにより、輻射シー
ルド板43が垂直ねじ軸44に固定されている。また、
輻射シールド板43には、蒸発ヘリウムガスを流通させ
るための多数の貫通穴43bが設けられている。
【0024】上記垂直ねじ軸44は、この垂直ねじ軸4
4の固体熱伝導による熱侵入を防ぐため、FRP等のよ
うに熱伝導性の低い材料で可能な限り細長に形成されて
おり、この垂直ねじ軸44の上端部44aが、カバー3
6の天壁に装着された蓋46に連結されている。従っ
て、この垂直ねじ軸44、輻射シールド板43、及び金
属繊維ユニット42全体がカバー36により吊り下げ支
持された状態にある。
4の固体熱伝導による熱侵入を防ぐため、FRP等のよ
うに熱伝導性の低い材料で可能な限り細長に形成されて
おり、この垂直ねじ軸44の上端部44aが、カバー3
6の天壁に装着された蓋46に連結されている。従っ
て、この垂直ねじ軸44、輻射シールド板43、及び金
属繊維ユニット42全体がカバー36により吊り下げ支
持された状態にある。
【0025】このようなクライオスタットによれば、液
体ヘリウム槽14内で蒸発したヘリウムガスは、首管1
4a内において輻射シールド板43の貫通穴43b及び
金属ネット48を経て金属繊維47の隙間を通るので、
この金属繊維47を媒介としてヘリウムガスと首管14
aとの間での熱交換が促進され、温まったヘリウムガス
は出口管40を通じて系外へ導出される。すなわち、上
記首管14aと接触状態にある金属繊維47は、熱交換
器におけるフィンと同等の役割を果たし、首管14aと
蒸発ヘリウムガスとの実質的な接触面積を増加させてお
り、このような金属繊維47を媒介とする低温ヘリウム
ガスとの熱交換で首管14aが効果的に冷却される。
体ヘリウム槽14内で蒸発したヘリウムガスは、首管1
4a内において輻射シールド板43の貫通穴43b及び
金属ネット48を経て金属繊維47の隙間を通るので、
この金属繊維47を媒介としてヘリウムガスと首管14
aとの間での熱交換が促進され、温まったヘリウムガス
は出口管40を通じて系外へ導出される。すなわち、上
記首管14aと接触状態にある金属繊維47は、熱交換
器におけるフィンと同等の役割を果たし、首管14aと
蒸発ヘリウムガスとの実質的な接触面積を増加させてお
り、このような金属繊維47を媒介とする低温ヘリウム
ガスとの熱交換で首管14aが効果的に冷却される。
【0026】一方、外部から首管14a内へ侵入する輻
射熱は、上記金属繊維47の取付部材として兼用されて
いる輻射シールド板48で遮蔽されるため、従来の構造
と同様、液体ヘリウム槽14内へは輻射熱が侵入しにく
い。従って、上記金属繊維47による首管14aの冷却
促進の分だけ首管14aから液体ヘリウム槽14へ向か
う熱侵入が抑制され、液体ヘリウム槽14内での液体ヘ
リウムの蒸発量が削減される。
射熱は、上記金属繊維47の取付部材として兼用されて
いる輻射シールド板48で遮蔽されるため、従来の構造
と同様、液体ヘリウム槽14内へは輻射熱が侵入しにく
い。従って、上記金属繊維47による首管14aの冷却
促進の分だけ首管14aから液体ヘリウム槽14へ向か
う熱侵入が抑制され、液体ヘリウム槽14内での液体ヘ
リウムの蒸発量が削減される。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例として次のような態様を採ることも可能
である。
のではなく、例として次のような態様を採ることも可能
である。
【0028】(1) 上記実施例では金属繊維47を金属ネ
ット48で包んだ後に輻射シールド板43で挾んだもの
を示したが、金属繊維47を直接輻射シールド板43で
挾むようにしても良い。ただし、上記のように金属ネッ
ト48で金属繊維47を包むようにすれば、取扱が簡便
になるとともに、金属繊維47の型崩れを防ぐことがで
きる利点がある。
ット48で包んだ後に輻射シールド板43で挾んだもの
を示したが、金属繊維47を直接輻射シールド板43で
挾むようにしても良い。ただし、上記のように金属ネッ
ト48で金属繊維47を包むようにすれば、取扱が簡便
になるとともに、金属繊維47の型崩れを防ぐことがで
きる利点がある。
【0029】(2) 本発明では、輻射シールド板43の装
着構造を問わず、例えば輻射シールド板43を垂直軸に
溶接等で固定しても良い。上記のような垂直ねじ軸44
を用いれば、輻射シールド板43等の取付作業性が向上
する。
着構造を問わず、例えば輻射シールド板43を垂直軸に
溶接等で固定しても良い。上記のような垂直ねじ軸44
を用いれば、輻射シールド板43等の取付作業性が向上
する。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、内槽から延設さ
れた首管内に、輻射シールド板で上下から挾んだ状態で
金属繊維を配設し、この金属繊維を首管の内面に接触さ
せたものであるので、この金属繊維を媒介として、首管
内を流れる低温液体の蒸発ガスと首管との熱交換を促進
させることにより、効率よく首管を冷却することができ
る。すなわち、上記蒸発ガスの顕熱を有効に利用して首
管を冷却することによりこの首管から内槽内への熱伝達
を効果的に抑制し、これによって内槽内での低温液体の
蒸発量を大幅に削減することができる効果がある。
れた首管内に、輻射シールド板で上下から挾んだ状態で
金属繊維を配設し、この金属繊維を首管の内面に接触さ
せたものであるので、この金属繊維を媒介として、首管
内を流れる低温液体の蒸発ガスと首管との熱交換を促進
させることにより、効率よく首管を冷却することができ
る。すなわち、上記蒸発ガスの顕熱を有効に利用して首
管を冷却することによりこの首管から内槽内への熱伝達
を効果的に抑制し、これによって内槽内での低温液体の
蒸発量を大幅に削減することができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例におけるクライオスタットの
要部を示す断面正面図である。
要部を示す断面正面図である。
【図2】上記クライオスタットにおける首管上端部の構
造を示す断面正面図である。
造を示す断面正面図である。
【図3】(a)は上記首管内に設けられた金属繊維ユニ
ットの断面平面図、(b)は同金属繊維ユニットの断面
正面図である。
ットの断面平面図、(b)は同金属繊維ユニットの断面
正面図である。
【図4】上記金属繊維ユニットを挾む輻射シールド板の
装着構造を示す断面正面図である。
装着構造を示す断面正面図である。
【図5】クライオスタットの全体構造を示す断面正面図
である。
である。
【図6】従来のクライオスタットにおける首管内の構造
を示す断面正面図である。
を示す断面正面図である。
10 クライオスタット(低温容器) 14 液体ヘリウム槽(内槽) 14a 首管 20 真空容器(外槽) 42 金属繊維ユニット 43 輻射シールド板 43b 貫通穴(流通路) 47 金属繊維
Claims (1)
- 【請求項1】 低温液体を収容する内槽と、この内槽を
収容する外槽とを備え、上記内槽の上部から上方に首管
が延設されるとともに、この首管の上端部が上記外槽に
固定された低温容器において、上記首管内に、この首管
の内面に接触する状態で金属繊維を設けるとともに、上
記低温液体の蒸発ガスの流通路を残して上記金属繊維を
輻射シールド板により上下から挾んだことを特徴とする
低温容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194249A JPH0539895A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 低温容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194249A JPH0539895A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 低温容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539895A true JPH0539895A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16321471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3194249A Pending JPH0539895A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 低温容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539895A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006349134A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Iwatani Industrial Gases Corp | 液化ガスタンクの断熱支持構造体 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3194249A patent/JPH0539895A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006349134A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Iwatani Industrial Gases Corp | 液化ガスタンクの断熱支持構造体 |
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