JPH054006U - ガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造 - Google Patents
ガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造Info
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- JPH054006U JPH054006U JP5798891U JP5798891U JPH054006U JP H054006 U JPH054006 U JP H054006U JP 5798891 U JP5798891 U JP 5798891U JP 5798891 U JP5798891 U JP 5798891U JP H054006 U JPH054006 U JP H054006U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズル印加方式を採用したガスクロマトグラ
フ用検出器において、ノズルのメンテナンスを容易に行
なえるようにする。 【構成】 炎を生成可能なノズル14と、信号電流を検
出可能なコレクター23とを取付ボデー1の内部に対向
配置する。上記ノズル14を取付ボデー1から絶縁して
高電圧を印加し、ノズル14とコレクター23との間に
高電界を形成させる。取付ボデー1の内部に内外部を導
電部12と絶縁部11とで構成した絶縁ブロック10を
配設し、該ブロック10内部の導電部12を外部の絶縁
部11を介して取付ボデー1と絶縁する。導電部12に
高圧電源端子16を接続するとともに、該導電部12に
高圧電源端子16と分離してノズル14を着脱可能に取
り付ける。
フ用検出器において、ノズルのメンテナンスを容易に行
なえるようにする。 【構成】 炎を生成可能なノズル14と、信号電流を検
出可能なコレクター23とを取付ボデー1の内部に対向
配置する。上記ノズル14を取付ボデー1から絶縁して
高電圧を印加し、ノズル14とコレクター23との間に
高電界を形成させる。取付ボデー1の内部に内外部を導
電部12と絶縁部11とで構成した絶縁ブロック10を
配設し、該ブロック10内部の導電部12を外部の絶縁
部11を介して取付ボデー1と絶縁する。導電部12に
高圧電源端子16を接続するとともに、該導電部12に
高圧電源端子16と分離してノズル14を着脱可能に取
り付ける。
Description
【0001】
本考案はノズル印加方式を採用したガスクロマトグラフ用検出器において、ノ ズルのメンテナンスを容易に行なえるようにしたガスクロマトグラフ用検出器の ノズル印加構造に関する。
【0002】
例えばガスクロマトグラフ用検出器として多用されているFID(水素炎イオ ン化検出器)は、水素炎を生成するノズルと、水素炎によってイオン化された試 料のイオン電流を検出するコレクターとを備え、それらの一方に高電圧を印加し て、ノズルとコレクターとの間に高電界の電子捕獲域を形成している。
【0003】 上記検出器は、高電圧の印加方式によって、ノズルに高電圧を印加するノズル 印加方式と、実開平1ー163863号公報のようにコレクターに印加するコレ クター印加方式とに分かれ、このうち前者の場合は、例えば図3および図4のよ うに取付ボデーaの下部を断熱材bの内部に埋設し、該ボデーaの内部にノズル ボデーcと、ノズルdと一体のノズルチューブeとを一体的に取付け、ノズルd に高圧の電源端子fを取付けていた。
【0004】
この従来のノズル印加構造において、例えばノズルにカラムの液相等が付着し て、これを清浄したり取換える場合には、キャップgを取り外し、信号ケーブル hと一緒にコレクターiを引上げ後、電源端子fを取り外してノズルボデーcを 緩め、ノズルチューブeと一緒にノズルdを取り外す必要があった。 しかしながら、電源端子fの取り外しに際しては、その電源ケーブルjを断熱 材bの中から取り出す必要があり、この取り出し作業が非常に煩雑で手間が掛か る、という問題があった。
【0005】 本考案はこのような問題を解決し、ノズル印加方式を採用したガスクロマトグ ラフ用検出器において、ノズルと高圧電源端子とを分離構成し、ノズルを簡単に 取り外せるようにして、ノズルのメンテナンスを容易に行なえるようにしたガス クロマトグラフ用検出器のノズル印加構造を提供することを目的とする。
【0006】
このため、本考案のガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造は、炎を生 成可能なノズルと、信号電流を検出可能なコレクターとを取付ボデーの内部に対 向配置し、上記ノズルを取付ボデーから絶縁して高電圧を印加し、ノズルとコレ クターとの間に高電界を形成するガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造 において、取付ボデーの内部に内外部を導電部と絶縁部とで構成した絶縁ブロッ クを配設し、該ブロック内部の導電部を外部の絶縁部を介して取付ボデーと絶縁 し、該導電部に高圧電源端子を接続するとともに、該導電部に高圧電源端子と分 離してノズルを着脱可能に取り付けることで、ノズルを簡単に取り外せ、ノズル のメンテナンスを容易に行なえるようにしたことを特徴としている。
【0007】
以下、本考案をFIDに適用した図示実施例につき説明すると、図1および図 2において1は、保持板2を介して検出器筐体3に取り付けられた中空筒状の取 付ボデーで、その下部周面にヒーターブロック4が装着され、これを支持板5と ナット6を介して固定している。
【0008】 取付ボデー1の内側下部には、燃焼室7に連通する混合気室8が設けられ、該 室8内にカラム(図示略)の送出端が接続され、その直上に水素導管9が開口さ れている。
【0009】 燃焼室7の底部には絶縁ブロック10が固定され、該ブロック10は内外二重 構造に構成されていて、その外部をセラミックス等の絶縁部材からなる絶縁部1 1で区画し、この内側にステンレス等の導電部材からなる導電部12を固定して いる。
【0010】 導電部12の上面には凹孔13が形成され、該孔13の直下に導電部材からな るノズル14が適宜手段で取り付けられている。 この場合、実施例では、ノズル14の取付手段として、ノズル14の下部周面 にネジ部14aを設け、これを凹孔13の直下に形成したネジ部15にねじ込ん でおり、またノズル14は略六角柱状に形成されている。
【0011】 導電部12の内部には、高圧の電源端子16が適宜手段で側方から接続され、 該端子16の配線域となる絶縁部11と、取付ボデー1とヒーターブロック4の 内部に亙って、セラミックス等の絶縁部材からなる絶縁チューブ17を配管して いる。
【0012】 燃焼室7の上部には空気導管18が開口され、該室7の上方に形成したコレク ター保持室19の底部に、セラミックス等の絶縁部材からなる絶縁リング20が 収容され、該リング20の係止段部20aに、導電部材からなる導電リング21 が収容されている。
【0013】 導電リング21の内部には、エレクトロメータアンプ(図示略)に導通するシ グナルピン22が着脱可能に接続され、また導電リング21の上面には、張出片 23aを介して導電部材からなるコレクター23が係止され、該張出片23a上 にセラミックス等の絶縁部材からなる絶縁リング24が収容されている。
【0014】 絶縁リング24の上面には、スペーサ25,26を介してキャップ27が収容 され、該キャップ27が取付ボデー1のネジ部28にねじ込んだ連結リング29 を介して、固定されている。
【0015】
このように構成したガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造は、絶縁ブ ロック10の製作に当たって、先ず絶縁部11と導電部12とを所定の絶縁部材 または導電部材で所定形状に加工する。 次にこれらの固定手段として、例えば絶縁部11の内外面に所定の金属層を形 成し、この後これらの金属層を例えばニッケルメッキして、上記金属層の溶着作 用を介し、絶縁部11とその内部に収容した導電部12とを一体的に固定し、絶 縁ブロック10を製作する。
【0016】 一方、導電部12の外面と燃焼室7の底部の定位置とをニッケルメッキし、ろ う付け等の溶着作用を介して、上記底部とその内部に収容した絶縁部11と、絶 縁部11の内部に収容した導電部12とを一体的に固定し、取付ボデー1の内部 に絶縁ブロック10を不動に組み付ける。
【0017】 一方、導電部12と絶縁部11の対応位置にネジ孔と通孔を形成して置き、該 通孔に相対する取付ボデー1とヒーターブロック4の各対応位置にも、上記通孔 と同径の透孔を形成して置いて、絶縁ブロック10の組み付け後、前記透孔と通 孔に絶縁チューブ17を介して電源端子16を挿入し、該端子16の端部をノズ ルホルダ12にねじ込む等して接続する。
【0018】 絶縁ブロック10の組み付け後、導電部12のネジ部15にノズル14をねじ 込み、更にコレクター保持室19の底部に絶縁リング20を収容し、該リング2 0の係止部20aに導電リング21を収容する。
【0019】 そして、導電リング21にシグナルピン22を取り付け、一方、上記リング2 1の上面に張出片23aを介して、コレクター23を掛け止め、張出片23a上 に絶縁リング24を収容して、該リング24上にスペーサ25,26を重合する この後、スペーサ26上にキャップ27の脚部を収容し、これを取付ボデー1 のネジ部28にねじ込んだ連結リング29で固定する。
【0020】 こうして組み付けたノズル印加構造は、検出作動時には燃焼室7内に空気導管 18から空気が供給され、また混合気室8内にはカラムからキャリヤーガスと試 料が流出し、水素導管9からは水素が流出して、これらの混合気が上方へ移動し てノズル14から噴出し、その噴口部周辺に水素炎を生成する。
【0021】 このような検出作動時には、電源端子16に高圧の負電圧が印加され、コレク ター23が正電位に置かれる。 すなわち、上記負電圧は電源端子16を介して、端子16を接続した導電部1 2に給電され、該導電部12に取付けたノズル14に印加される。 この場合、導電部12とノズル14は、絶縁ブロック10の絶縁壁11を介し て取付ボデー1から絶縁され、また電源端子16は絶縁チューブ17を介して、 取付ボデー1およびヒーターブロック4から絶縁される。
【0022】 また、コレクター23は張出片23aを介して、導電リング21とシグナルピ ン22に導通し、検出したイオン電流をエレクトロメータアンプへ入力する一方 、絶縁リング20,24を介して取付ボデー1から絶縁されている。
【0023】 このような検出作動に伴なって、カラムの液相や試料の燃焼時のススがノズル 14に付着し、それらの燃焼等によってノイズが混入し分析精度が次第に低下す るため、ノズル14を適時清浄する必要がある。
【0024】 ノズル14の清浄に際しては、これを取付ボデー1から取り出す必要があり、 その場合の手順を図2で示している。 すなわち、連結リング29を緩めて取付ボデー1から取り外すと、以下の構成 部品は単に重合関係にあるため、キャップ27、スペーサ26、スペーサ25、 絶縁リング24、コレクター23、シグナルピン22を取り外し後の導電リング 21、絶縁リング20の順に、これらを取付ボデー1の上方から容易に取り出せ る。
【0025】 こうして、これらの部品を取り出すと、取付ボデー1の内部はノズル14を除 いて、コレクター保持室19と燃焼室7の上方が開放される。 したがって、例えばボックスレンチ等の適宜な工具を用意し、これを取付ボデ ー1の上方から燃焼室7内に挿入してノズル14に嵌合し、これを回動操作して ノズル14を緩める。 次に例えばピンセット等の適宜な工具を用意し、これでノズル14を挟んで取 付ボデー1から取り出せばよい。
【0026】 このように本考案では、ノズル14とこれを印加する電源端子16を分離して 構成し、ノズル14の取り外しに際して、電源端子16の取り外しを要せず、所 定の部品を順に取り外すことで達成できるから、この種の作業を容易かつ迅速に 行なえ、ノズル14のメンテナンスが至便になる。
【0027】 一方、ノズル14を清浄後、これを組み付ける場合は、ノズル14をネジ部1 5にねじ込み、これをボックスレンチ等の適宜な工具で締め付け後、絶縁リング 20等の部品を前述と逆の順序で組み込み、最後に連結リング29をネジ部28 にねじ込めばよい。
【0028】 なお、本考案はFIDに限らず、炎を生成するノズルと信号電流を検出するコ レクターとを相対して配置し、上記ノズルに電圧を印加する形式の他の検出器、 例えばTID(熱イオン検出器)に適用することも可能である。
【0029】
本考案のガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造は以上のように、取付 ボデーの内部に内外部を導電部と絶縁部とで構成した絶縁ブロックを配設し、該 ブロック内部の導電部を外部の絶縁部を介して取付ボデーと絶縁し、該導電部に 高圧電源端子を接続するとともに、該導電部に高圧電源端子と分離してノズルを 着脱可能に取り付けたから、従来のようにノズルに高圧電源端子を直接取り付け るものに比べて、ノズルを容易かつ迅速に取り外すことができ、ノズルの清浄等 のメンテナンスに至便な効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の要部を分解して示す断面図で、ノズル
の取り外し順に示している。
の取り外し順に示している。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】上記従来例の要部を拡大して示す横断面図であ
る。
る。
1 取付ボデー 10 絶縁ブロック 11 絶縁部 12 導電部 14 ノズル 16 高圧電源端子 23 コレクター
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 炎を生成可能なノズルと、信号電流を検
出可能なコレクターとを取付ボデーの内部に対向配置
し、上記ノズルを取付ボデーから絶縁して高電圧を印加
し、ノズルとコレクターとの間に高電界を形成するガス
クロマトグラフ用検出器のノズル印加構造において、取
付ボデーの内部に内外部を導電部と絶縁部とで構成した
絶縁ブロックを配設し、該ブロック内部の導電部を外部
の絶縁部を介して取付ボデーと絶縁し、該導電部に高圧
電源端子を接続するとともに、該導電部に高圧電源端子
と分離してノズルを着脱可能に取り付けたことを特徴と
するガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5798891U JP2536880Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | ガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5798891U JP2536880Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | ガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054006U true JPH054006U (ja) | 1993-01-22 |
| JP2536880Y2 JP2536880Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=13071394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5798891U Expired - Fee Related JP2536880Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | ガスクロマトグラフ用検出器のノズル印加構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536880Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015037123A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 株式会社島津製作所 | 着脱機構、試料気化ユニット、水素炎イオン化検出器及びガスクロマトグラフ |
| WO2016132439A1 (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-25 | 株式会社島津製作所 | 試料気化ユニット及びガスクロマトグラフ |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP5798891U patent/JP2536880Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015037123A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 株式会社島津製作所 | 着脱機構、試料気化ユニット、水素炎イオン化検出器及びガスクロマトグラフ |
| WO2016132439A1 (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-25 | 株式会社島津製作所 | 試料気化ユニット及びガスクロマトグラフ |
| JPWO2016132439A1 (ja) * | 2015-02-16 | 2017-11-30 | 株式会社島津製作所 | 試料気化ユニット及びガスクロマトグラフ |
| US10551359B2 (en) | 2015-02-16 | 2020-02-04 | Shimadzu Corporation | Sample vaporization unit and gas chromatograph |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2536880Y2 (ja) | 1997-05-28 |
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Legal Events
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