JPH0540301Y2 - - Google Patents
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- JPH0540301Y2 JPH0540301Y2 JP8273088U JP8273088U JPH0540301Y2 JP H0540301 Y2 JPH0540301 Y2 JP H0540301Y2 JP 8273088 U JP8273088 U JP 8273088U JP 8273088 U JP8273088 U JP 8273088U JP H0540301 Y2 JPH0540301 Y2 JP H0540301Y2
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- inclined plate
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- swinging inclined
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Links
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Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は車両空調用などに使用される可変容
量圧縮機における揺動傾斜板の回動防止機構に関
するものである。
量圧縮機における揺動傾斜板の回動防止機構に関
するものである。
[従来の技術]
ハウジング内のクランク室圧力と吸入圧力との
差圧に応じて揺動傾斜板の傾斜角を変化させて、
圧縮容量を制御するようにしたワツブル型の可変
容量圧縮機において、前記揺動傾斜板を傾動させ
る機構は、次のように構成されている。すなわ
ち、駆動軸上に回転支持体を同期回転可能に取付
け、該回転支持体には前後方向に傾動可能に回転
駆動板を装着し、該回転駆動板にはピストンを往
復動させる揺動傾斜板を前記駆動軸と平行に設置
したガイドレールを含む回動防止機構により前後
方向の傾動可能に、かつ駆動軸の回りでの回動不
能に嵌合している。
差圧に応じて揺動傾斜板の傾斜角を変化させて、
圧縮容量を制御するようにしたワツブル型の可変
容量圧縮機において、前記揺動傾斜板を傾動させ
る機構は、次のように構成されている。すなわ
ち、駆動軸上に回転支持体を同期回転可能に取付
け、該回転支持体には前後方向に傾動可能に回転
駆動板を装着し、該回転駆動板にはピストンを往
復動させる揺動傾斜板を前記駆動軸と平行に設置
したガイドレールを含む回動防止機構により前後
方向の傾動可能に、かつ駆動軸の回りでの回動不
能に嵌合している。
前述した回動防止機構として本願出願人は特開
昭61−291783号公報に示すものを提案している。
この回動防止機構は第10図〜第12図に示すよ
うに前記ガイドレール22に対しスライダ23を
前後方向の往復動可能に、該レール22の回りを
回動可能に摺接嵌合し、該スライダ23の左右両
側摺接面23bには、係合ピン24によりシユー
25を回動可能に、かつ該スライダ23を同期し
て前後方向の移動可能にそれぞれ連係し、該シユ
ー25の前記スライダ23と反対側を凸状の円弧
スライド面25cに形成し、さらに揺動傾斜板1
9の外周一部に形成した嵌合凹部19aの左右両
側内面には前記スライド面25cを該傾斜板19
の半径方向へ案内する円弧スライド溝19bをそ
れぞれ互いに平行に形成して構成されている。
昭61−291783号公報に示すものを提案している。
この回動防止機構は第10図〜第12図に示すよ
うに前記ガイドレール22に対しスライダ23を
前後方向の往復動可能に、該レール22の回りを
回動可能に摺接嵌合し、該スライダ23の左右両
側摺接面23bには、係合ピン24によりシユー
25を回動可能に、かつ該スライダ23を同期し
て前後方向の移動可能にそれぞれ連係し、該シユ
ー25の前記スライダ23と反対側を凸状の円弧
スライド面25cに形成し、さらに揺動傾斜板1
9の外周一部に形成した嵌合凹部19aの左右両
側内面には前記スライド面25cを該傾斜板19
の半径方向へ案内する円弧スライド溝19bをそ
れぞれ互いに平行に形成して構成されている。
[考案が解決しようとする課題]
ところが、前述した可変容量圧縮機の揺動傾斜
板の回動防止機構は、各摺動部材のガタつきを抑
制すべく高精度に加工されているため、圧縮室内
に冷媒が液化して貯留された状態で急激に高回転
で起動される液圧縮の場合、次のような問題が生
じる。すなわち、圧縮行程の初期から末期にかけ
て前記スライダ23及びシユー25と揺動傾斜板
19との間には第11図において上下方向の相対
移動が生じて、シユー25がスライド溝19b内
で上方へ移動され、しかも揺動傾斜板19の右側
壁部19Aが圧縮反力を受けていると、左側壁部
19Bは吸入行程となつて圧縮反力を受けず、こ
のため揺動傾斜板19が第12図において圧縮反
力によりP矢印方向への強い外力を受けてガイド
レール22の軸線方向と同方向へ位置ずれする
と、前記シユー25の円弧スライド面25cの上
端エツジ部25dが前記円弧スライド溝19bに
食い込み、円弧スライド溝19b及びシユー25
を損傷するばかりでなく、騒音が発生したり、動
力損失となつたり、さらに揺動傾斜板19とシユ
ー25がロツクされて、圧縮機が作動不能に陥る
という問題があつた。
板の回動防止機構は、各摺動部材のガタつきを抑
制すべく高精度に加工されているため、圧縮室内
に冷媒が液化して貯留された状態で急激に高回転
で起動される液圧縮の場合、次のような問題が生
じる。すなわち、圧縮行程の初期から末期にかけ
て前記スライダ23及びシユー25と揺動傾斜板
19との間には第11図において上下方向の相対
移動が生じて、シユー25がスライド溝19b内
で上方へ移動され、しかも揺動傾斜板19の右側
壁部19Aが圧縮反力を受けていると、左側壁部
19Bは吸入行程となつて圧縮反力を受けず、こ
のため揺動傾斜板19が第12図において圧縮反
力によりP矢印方向への強い外力を受けてガイド
レール22の軸線方向と同方向へ位置ずれする
と、前記シユー25の円弧スライド面25cの上
端エツジ部25dが前記円弧スライド溝19bに
食い込み、円弧スライド溝19b及びシユー25
を損傷するばかりでなく、騒音が発生したり、動
力損失となつたり、さらに揺動傾斜板19とシユ
ー25がロツクされて、圧縮機が作動不能に陥る
という問題があつた。
本考案は上記従来技術に存する問題点を解消し
て、圧縮機の負荷が急激に変動しても揺動傾斜板
の円弧スライド溝とシユーの上端エツジ部との異
常接触や食い込みを防止して、信頼性を向上する
ことができる可変容量圧縮機における揺動傾斜板
の回動防止機構を提供することにある。
て、圧縮機の負荷が急激に変動しても揺動傾斜板
の円弧スライド溝とシユーの上端エツジ部との異
常接触や食い込みを防止して、信頼性を向上する
ことができる可変容量圧縮機における揺動傾斜板
の回動防止機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本考案は上記目的を達成するため、駆動軸と平
行に配置したガイドレールに対しスライダを前後
方向の往復動可能に、かつ該ガイドレールの周り
を回動可能に嵌合し、該スライダの左右両側摺接
面には、係合ピンによりシユーを該両摺接面に沿
つて回動可能にそれぞれ嵌合し、該シユーの前記
スライダと反対側面を凸状の円弧スライド面とな
し、さらに揺動傾斜板の外周に形成され、かつ前
記ガイドレールを挿通するための嵌合凹部の左右
両側面には前記シユーの凸状スライド面を該揺動
傾斜板のほぼ半径方向へ案内する凹状の円弧スラ
イド溝をそれぞれ互いに平行に形成して、該揺動
傾斜板を前記駆動軸の回りで回動不能に、かつ前
後方向への傾動可能に案内するようにした可変容
量圧縮機において、前記揺動傾斜板に形成した円
弧スライド溝の内側端部に対し、圧縮行程末期に
おいて前記シユーに形成した凸状スライド面のエ
ツジ部を非接触状態に保持し得る凹状溝を形成す
るという手段をとつている。
行に配置したガイドレールに対しスライダを前後
方向の往復動可能に、かつ該ガイドレールの周り
を回動可能に嵌合し、該スライダの左右両側摺接
面には、係合ピンによりシユーを該両摺接面に沿
つて回動可能にそれぞれ嵌合し、該シユーの前記
スライダと反対側面を凸状の円弧スライド面とな
し、さらに揺動傾斜板の外周に形成され、かつ前
記ガイドレールを挿通するための嵌合凹部の左右
両側面には前記シユーの凸状スライド面を該揺動
傾斜板のほぼ半径方向へ案内する凹状の円弧スラ
イド溝をそれぞれ互いに平行に形成して、該揺動
傾斜板を前記駆動軸の回りで回動不能に、かつ前
後方向への傾動可能に案内するようにした可変容
量圧縮機において、前記揺動傾斜板に形成した円
弧スライド溝の内側端部に対し、圧縮行程末期に
おいて前記シユーに形成した凸状スライド面のエ
ツジ部を非接触状態に保持し得る凹状溝を形成す
るという手段をとつている。
[作用]
本考案は揺動傾斜板の円弧スライド溝に対しシ
ユーの内側端部が圧縮行程末期において該円弧ス
ライド溝に接触するのを防止する凹状溝を形成し
たので、シユーの上端エツジ部が円弧スライド溝
に食い込むことはなく、円弧スライド溝内でのシ
ユーの往復動作が円滑に行われ、騒音の発生や揺
動傾斜板あるいはシユーの損傷が抑制される。
ユーの内側端部が圧縮行程末期において該円弧ス
ライド溝に接触するのを防止する凹状溝を形成し
たので、シユーの上端エツジ部が円弧スライド溝
に食い込むことはなく、円弧スライド溝内でのシ
ユーの往復動作が円滑に行われ、騒音の発生や揺
動傾斜板あるいはシユーの損傷が抑制される。
[実施例]
以下、本考案を具体化した一実施例を第1図〜
第6図に従つて説明する。
第6図に従つて説明する。
第2図に示すようにシリンダブロツク1の左端
面にはクランク室2を形成するフロントハウジン
グ3が接合固定されている。又、シリンダブロツ
ク1の右端面にはバルブプレート4を介してリヤ
ハウジング5が接合固定されている。又前記シリ
ンダブロツク1に等角度隔てて互いに平行状に貫
設した複数個(一つのみ図示)のシリンダ室1a
内にはそれぞれピストン6が後述する駆動機構に
より前後方向の往復動可能に収容され、前記リヤ
ハウジング5に形成した吸入室7からバルブプレ
ート4に設けた吸入口8を経て冷媒ガスをシリン
ダ室1a内に吸入し、ピストン6により圧縮した
冷媒ガスをバルブプレート4に設けた吐出口9か
らリヤハウジング5に設けた吐出室10へ吐出す
るようになつている。
面にはクランク室2を形成するフロントハウジン
グ3が接合固定されている。又、シリンダブロツ
ク1の右端面にはバルブプレート4を介してリヤ
ハウジング5が接合固定されている。又前記シリ
ンダブロツク1に等角度隔てて互いに平行状に貫
設した複数個(一つのみ図示)のシリンダ室1a
内にはそれぞれピストン6が後述する駆動機構に
より前後方向の往復動可能に収容され、前記リヤ
ハウジング5に形成した吸入室7からバルブプレ
ート4に設けた吸入口8を経て冷媒ガスをシリン
ダ室1a内に吸入し、ピストン6により圧縮した
冷媒ガスをバルブプレート4に設けた吐出口9か
らリヤハウジング5に設けた吐出室10へ吐出す
るようになつている。
前記シリンダブロツク1及びフロントハウジン
グ3の中心部にはベアリングを介して駆動軸11
が支持され、該駆動軸11には前記クランク室2
内に位置するように回転支持体12が同期回転可
能に嵌合固定されている。又、前記回転支持体1
2にはその長孔12aに係合された連結ピン13
により回動駆動板14が前後方向(第2図左右方
向)の傾斜可能に、かつ回転支持体12と一体回
転可能に装着されている。
グ3の中心部にはベアリングを介して駆動軸11
が支持され、該駆動軸11には前記クランク室2
内に位置するように回転支持体12が同期回転可
能に嵌合固定されている。又、前記回転支持体1
2にはその長孔12aに係合された連結ピン13
により回動駆動板14が前後方向(第2図左右方
向)の傾斜可能に、かつ回転支持体12と一体回
転可能に装着されている。
第2,3図に示すように、前記駆動軸11上に
はスリーブ15が軸線方向の往復摺動可能に嵌合
され、該スリーブ15には一対のピン16が固着
され、該ピン16は前記回動駆動板14のボス部
14aに形成した係合孔14bに係合され、回転
駆動板14を駆動軸11に沿つて前後方向へ傾動
案内可能である。
はスリーブ15が軸線方向の往復摺動可能に嵌合
され、該スリーブ15には一対のピン16が固着
され、該ピン16は前記回動駆動板14のボス部
14aに形成した係合孔14bに係合され、回転
駆動板14を駆動軸11に沿つて前後方向へ傾動
案内可能である。
前記回転駆動板14にはジヤーナル軸受17及
びスラスト軸受け18を介して揺動傾斜板19が
該駆動板14とともに前後方向の傾動可能に、か
つ後に詳述する回動防止機構21により回転不能
に支承されている。この揺動傾斜板19には前記
各ピストン6に連節した各ピストンロツド20の
左端部がそれぞれ連節され、駆動軸11の回転に
より回転支持体12が回転されて、揺動傾斜板1
9が前後方向に傾動されたとき、ピストンロツド
20を介してピストン6が往復動されるようにな
つている。そして、クランク室2のクランク室圧
力と吸入室7の吸入圧力との差圧に応じてピスト
ンストロークが変化して前記揺動傾斜板19の傾
斜角が変化し、圧縮容量が制御されるようになつ
ている。
びスラスト軸受け18を介して揺動傾斜板19が
該駆動板14とともに前後方向の傾動可能に、か
つ後に詳述する回動防止機構21により回転不能
に支承されている。この揺動傾斜板19には前記
各ピストン6に連節した各ピストンロツド20の
左端部がそれぞれ連節され、駆動軸11の回転に
より回転支持体12が回転されて、揺動傾斜板1
9が前後方向に傾動されたとき、ピストンロツド
20を介してピストン6が往復動されるようにな
つている。そして、クランク室2のクランク室圧
力と吸入室7の吸入圧力との差圧に応じてピスト
ンストロークが変化して前記揺動傾斜板19の傾
斜角が変化し、圧縮容量が制御されるようになつ
ている。
次に、前記揺動傾斜板19の前後方向の傾動を
許容し、かつ回転を防止するようにした本考案に
係わる揺動傾斜板19の回動防止機構21につい
て詳細に説明する。
許容し、かつ回転を防止するようにした本考案に
係わる揺動傾斜板19の回動防止機構21につい
て詳細に説明する。
前記シリンダブロツク1及びフロントハウジン
グ3には、前記駆動軸11と平行に、かつ前記揺
動傾斜板19の下端に凹設した嵌合凹部19aを
通るようにガイドレール22が貫通されている。
このガイドレール22の円柱状部22aには該レ
ール22の軸線方向と直交するように円柱状のス
ライダ23がその直径方向に貫設した挿通孔23
aにより前後方向の摺動可能に、かつ円柱状部2
2aの回りで回動可能に嵌合されている。このス
ライダ23の偏平状の左右両端摺接面23bには
係合ピン24がそれぞれ一体的に突設され、両係
合ピン24にほぼ半円柱状をなすシユー25の中
心部に貫設した係合孔25aに係合され、シユー
25の平面状の摺接面25bを前記スライダ23
の摺接面23bに摺接した状態で、シユー25は
ピン24を中心に回動可能である。このシユー2
5のスライダ23と反対側には凸状の円弧スライ
ド面25cが形成されている。
グ3には、前記駆動軸11と平行に、かつ前記揺
動傾斜板19の下端に凹設した嵌合凹部19aを
通るようにガイドレール22が貫通されている。
このガイドレール22の円柱状部22aには該レ
ール22の軸線方向と直交するように円柱状のス
ライダ23がその直径方向に貫設した挿通孔23
aにより前後方向の摺動可能に、かつ円柱状部2
2aの回りで回動可能に嵌合されている。このス
ライダ23の偏平状の左右両端摺接面23bには
係合ピン24がそれぞれ一体的に突設され、両係
合ピン24にほぼ半円柱状をなすシユー25の中
心部に貫設した係合孔25aに係合され、シユー
25の平面状の摺接面25bを前記スライダ23
の摺接面23bに摺接した状態で、シユー25は
ピン24を中心に回動可能である。このシユー2
5のスライダ23と反対側には凸状の円弧スライ
ド面25cが形成されている。
一方、前記揺動傾斜板19の嵌合凹部19aの
左右両内側面には、該傾斜板19の半径方向に延
びるように凹状の円弧スライド溝19bがそれぞ
れ形成されている。そして、この円弧スライド溝
19bには前記シユー25の円弧スライド面25
cが前記半径方向の相対移動可能に、かつ円弧ス
ライド溝19bに沿つて相対回動可能に摺接嵌合
されている。
左右両内側面には、該傾斜板19の半径方向に延
びるように凹状の円弧スライド溝19bがそれぞ
れ形成されている。そして、この円弧スライド溝
19bには前記シユー25の円弧スライド面25
cが前記半径方向の相対移動可能に、かつ円弧ス
ライド溝19bに沿つて相対回動可能に摺接嵌合
されている。
前記揺動傾斜板19の円弧スライド溝19bの
内頂部には前記シユー25が圧縮行程の末期にお
いて、第5図に示すように上方へ移動されたと
き、シユー25の上端エツジ部25dが円弧スラ
イド溝19bと接触しないようにするための本考
案の要部である凹状溝19cが形成されている。
この凹状溝19cの形成幅は、円弧スライド溝1
9bの全長の約3分の1程度が望ましい。
内頂部には前記シユー25が圧縮行程の末期にお
いて、第5図に示すように上方へ移動されたと
き、シユー25の上端エツジ部25dが円弧スラ
イド溝19bと接触しないようにするための本考
案の要部である凹状溝19cが形成されている。
この凹状溝19cの形成幅は、円弧スライド溝1
9bの全長の約3分の1程度が望ましい。
前記ガイドレール22及びシユー25は、鉄系
材料により、又、スライダ23は高Si系Al材料
(例えばA390等)により形成されている。
材料により、又、スライダ23は高Si系Al材料
(例えばA390等)により形成されている。
なお、この実施例では回動防止機構21がクラ
ンク室2の最下部に位置し、該クランク室に貯留
された油がスライダ23及びシユー25などに供
給されるようになつている。
ンク室2の最下部に位置し、該クランク室に貯留
された油がスライダ23及びシユー25などに供
給されるようになつている。
次に前記のように構成された可変容量圧縮機に
ついてその作用を説明する。
ついてその作用を説明する。
さて、エンジン等の動力により駆動軸11が回
転されると、回転支持体12、連結ピン13、回
転駆動板14を介して揺動傾斜板19が回動防止
機構21により回転規制状態で往復傾動される。
それにより、ピストンロツド20を介して各ピス
トン6が往復動され、吸入室7から吸入口8を経
てシリンダ室1aの圧縮室内に吸入される冷媒ガ
スが、圧縮室内で圧縮された後、吐出口9を経て
吐出室10内に圧送される。
転されると、回転支持体12、連結ピン13、回
転駆動板14を介して揺動傾斜板19が回動防止
機構21により回転規制状態で往復傾動される。
それにより、ピストンロツド20を介して各ピス
トン6が往復動され、吸入室7から吸入口8を経
てシリンダ室1aの圧縮室内に吸入される冷媒ガ
スが、圧縮室内で圧縮された後、吐出口9を経て
吐出室10内に圧送される。
第2図において前記揺動傾斜板19が連結ピン
13を中心として前後方向に傾動されると、該傾
斜板19に形成したスライド溝19bは傾斜角を
変化させながら前後及び上下方向に変位する。こ
のスライド溝19bの傾斜角度の変位はスライダ
23に対しシユー25がピン24を中心に回転可
能であるため許容され、前後方向の変位は前記ガ
イドレール22に対しスライダ23が前後方向に
摺動可能であるため許容され、さらに、上下方向
の変位は揺動傾斜板19の円弧スライド溝19b
に対しシユー25の凸状円弧スライド面25cが
上下方向に摺動可能であるため許容される。
13を中心として前後方向に傾動されると、該傾
斜板19に形成したスライド溝19bは傾斜角を
変化させながら前後及び上下方向に変位する。こ
のスライド溝19bの傾斜角度の変位はスライダ
23に対しシユー25がピン24を中心に回転可
能であるため許容され、前後方向の変位は前記ガ
イドレール22に対しスライダ23が前後方向に
摺動可能であるため許容され、さらに、上下方向
の変位は揺動傾斜板19の円弧スライド溝19b
に対しシユー25の凸状円弧スライド面25cが
上下方向に摺動可能であるため許容される。
又、揺動傾斜板19は回転駆動板14の回転に
より、第5図においてシユー25を押圧する方向
への外力(矢印参照)を受けるが、これはガイド
レール22に対しスライダ23が回転可能である
ことと、該傾斜板19のスライド溝19bがシユ
ー25の凸状円弧スライド面25cとの相対移動
が可能であることから、スライド溝19bが凸状
スライド面25cに片当たりすることはなく、摺
動部の局部的な摩耗が防止される。
より、第5図においてシユー25を押圧する方向
への外力(矢印参照)を受けるが、これはガイド
レール22に対しスライダ23が回転可能である
ことと、該傾斜板19のスライド溝19bがシユ
ー25の凸状円弧スライド面25cとの相対移動
が可能であることから、スライド溝19bが凸状
スライド面25cに片当たりすることはなく、摺
動部の局部的な摩耗が防止される。
さらに、前記スライダ23及びシユー25が第
5図に示すように上死点付近に位置した圧縮行程
末期において、例えば冷媒の液圧面が生じて揺動
傾斜板19の右側壁部19Aが第6図に示すよう
に大きな圧縮反力(P矢印参照)を受けた場合、
該揺動傾斜板19は同方向へのねじれ力を受ける
が、凹状溝19cがあるため、シユー25のエツ
ジ部25dがスライド溝19bの表面に接触する
ことはなく、この結果エツジ部25dのスライド
溝19bへの食い込みが防止され、騒音や各摺動
部材の損傷が抑制される。
5図に示すように上死点付近に位置した圧縮行程
末期において、例えば冷媒の液圧面が生じて揺動
傾斜板19の右側壁部19Aが第6図に示すよう
に大きな圧縮反力(P矢印参照)を受けた場合、
該揺動傾斜板19は同方向へのねじれ力を受ける
が、凹状溝19cがあるため、シユー25のエツ
ジ部25dがスライド溝19bの表面に接触する
ことはなく、この結果エツジ部25dのスライド
溝19bへの食い込みが防止され、騒音や各摺動
部材の損傷が抑制される。
なお、本考案は次のように具体化することもで
きる。
きる。
(1) 第7図に示すように、潤滑性を向上するため
スライダ23に対し油通路23cを挿通孔23
aに連通するように貫設し、一方、両シユー2
5の摺接面25bに対し、十字状に油溝25e
を刻設してもよい。
スライダ23に対し油通路23cを挿通孔23
aに連通するように貫設し、一方、両シユー2
5の摺接面25bに対し、十字状に油溝25e
を刻設してもよい。
(2) 第8図に示すように、スライダ23の挿通孔
23aに螺旋状の油溝23dを設け、シユー2
5の摺接面25cにも円環状の油溝25eを形
成してもよい。
23aに螺旋状の油溝23dを設け、シユー2
5の摺接面25cにも円環状の油溝25eを形
成してもよい。
(3) 第9図に示すように、前記係合ピン24の形
状を横円錘台形状に形成し、一方、シユー25
の係合孔25aも同形状に形成してもよい。
状を横円錘台形状に形成し、一方、シユー25
の係合孔25aも同形状に形成してもよい。
[考案の効果]
以上詳述したように、この考案は例えば圧縮機
が液冷媒を圧縮した場合など急激に負荷が変動す
る際、揺動傾斜板のスライド溝とシユーのエツジ
との異状接触を防止して揺動傾斜板及びシユーの
早期摩耗あるいは摺動部材の破損を防止し、騒音
を軽減して耐久信頼性を向上することができる効
果がある。
が液冷媒を圧縮した場合など急激に負荷が変動す
る際、揺動傾斜板のスライド溝とシユーのエツジ
との異状接触を防止して揺動傾斜板及びシユーの
早期摩耗あるいは摺動部材の破損を防止し、騒音
を軽減して耐久信頼性を向上することができる効
果がある。
第1図〜第6図は本考案の可変容量圧縮機にお
ける揺動傾斜板の回動防止機構の一実施例を示
し、第1図は回動防止機構のみの分解斜視図、第
2図は可変容量圧縮機全体を示す中央部縦断面
図、第3図は第2図のA−A線拡大断面図、第4
図及び第5図はそれぞれ回動防止機構付近の拡大
断面図、第6図は第5図のB−B線断面図、第7
図〜第9図はそれぞれ本考案の回動防止機構の別
例を示す分解斜視図、第10図〜第12図は従来
の回動防止機構を示し、第10図は分解斜視図、
第11図は組付状態を示す断面図、第12図は第
11図のC−C線断面図である。 クランク室……2、吸入室……7、吐出室……
10、駆動軸……11、回転支持体……12、回
動駆動板……14、揺動傾斜板……19、嵌合凹
部……19a、円弧スライド溝……19b、凹状
溝……19c、回動防止機構……21、ガイドレ
ール……22、スライダ……23、挿通孔……2
3a、摺接面……23b、係合ピン……24、シ
ユー……25、係合孔……25a、摺接面……2
5b、円弧スライド面……25c、エツジ部……
25d。
ける揺動傾斜板の回動防止機構の一実施例を示
し、第1図は回動防止機構のみの分解斜視図、第
2図は可変容量圧縮機全体を示す中央部縦断面
図、第3図は第2図のA−A線拡大断面図、第4
図及び第5図はそれぞれ回動防止機構付近の拡大
断面図、第6図は第5図のB−B線断面図、第7
図〜第9図はそれぞれ本考案の回動防止機構の別
例を示す分解斜視図、第10図〜第12図は従来
の回動防止機構を示し、第10図は分解斜視図、
第11図は組付状態を示す断面図、第12図は第
11図のC−C線断面図である。 クランク室……2、吸入室……7、吐出室……
10、駆動軸……11、回転支持体……12、回
動駆動板……14、揺動傾斜板……19、嵌合凹
部……19a、円弧スライド溝……19b、凹状
溝……19c、回動防止機構……21、ガイドレ
ール……22、スライダ……23、挿通孔……2
3a、摺接面……23b、係合ピン……24、シ
ユー……25、係合孔……25a、摺接面……2
5b、円弧スライド面……25c、エツジ部……
25d。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 駆動軸上に回転支持体を同期回転可能に取付
け、該回転支持体には前後方向へ傾動可能に回転
駆動板を装着し、該回転駆動板にはピストンを往
復動させる揺動傾斜板を、前後方向の傾動可能に
嵌合し、一方、駆動軸と平行に配置したガイドレ
ールに対しスライダを前後方向の往復動可能に、
かつ該ガイドレールの周りを回動可能に嵌合し、
該スライダの偏平状の左右両側摺接面には係合ピ
ンにより、シユーを該両摺接面に沿つて回動可能
にそれぞれれ嵌合し、該シユーの前記スライダと
反対側面を凸状の円弧スライド面となし、さらに
前記揺動傾斜板の外周に形成され、かつ前記ガイ
ドレールを挿通するための嵌合凹部の左右両側面
には前記シユーの凸状スライド面を該揺動傾斜板
のほぼ半径方向へ案内する凹状の円弧スライド溝
をそれぞれ互いに平行に形成して、該揺動傾斜板
を前記駆動軸の回りで回動不能に、かつ前後方向
への傾動可能に案内するようにした可変容量圧縮
機において、 前記揺動傾斜板に形成した円弧スライド溝の内
側端部に対し、圧縮行程末期において前記シユー
に形成した凸状スライド面のエツジ部を非接触状
態に保持し得る凹状溝を形成した可変容量圧縮機
における揺動傾斜板の回動防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8273088U JPH0540301Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8273088U JPH0540301Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH024979U JPH024979U (ja) | 1990-01-12 |
| JPH0540301Y2 true JPH0540301Y2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=31307474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8273088U Expired - Lifetime JPH0540301Y2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540301Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP8273088U patent/JPH0540301Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH024979U (ja) | 1990-01-12 |
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