JPH0540366U - 水 栓 - Google Patents
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- JPH0540366U JPH0540366U JP8992691U JP8992691U JPH0540366U JP H0540366 U JPH0540366 U JP H0540366U JP 8992691 U JP8992691 U JP 8992691U JP 8992691 U JP8992691 U JP 8992691U JP H0540366 U JPH0540366 U JP H0540366U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定ボルトのつれまわりを防止して、取付ナ
ットによる締結固定を容易に行うことができる。 【構成】 洗面器等の取付部と、水栓本体(11)の下部に
設けた取付用孔(30)(30)と、水栓本体(11)内に収納した
補強板(41)のボルト挿通孔(45)(45)を整合し、同取付孔
(30)(30)と、ボルト挿通孔(45)(45)とに固定ボルト(31)
(31)を挿通して、その下端部に、ナットを締結固定して
なる水栓において、固定ボルト(31)の頭部の一部に、面
取り部(47)を設け、かつ、補強板(41)に設けたボルト挿
通孔(45)を、小径孔部(45a)と大径孔部(45b) とを連通
状態とした長孔とし、さらに、同小径孔部(45a) の内径
を、固定ボルト(31)の面取り部(47)の幅と同一に構成し
ている。
ットによる締結固定を容易に行うことができる。 【構成】 洗面器等の取付部と、水栓本体(11)の下部に
設けた取付用孔(30)(30)と、水栓本体(11)内に収納した
補強板(41)のボルト挿通孔(45)(45)を整合し、同取付孔
(30)(30)と、ボルト挿通孔(45)(45)とに固定ボルト(31)
(31)を挿通して、その下端部に、ナットを締結固定して
なる水栓において、固定ボルト(31)の頭部の一部に、面
取り部(47)を設け、かつ、補強板(41)に設けたボルト挿
通孔(45)を、小径孔部(45a)と大径孔部(45b) とを連通
状態とした長孔とし、さらに、同小径孔部(45a) の内径
を、固定ボルト(31)の面取り部(47)の幅と同一に構成し
ている。
Description
【0001】
本考案は、固定ボルトのつれまわりを防止して、取付ナットによる締結固定を 容易に行うことができる水栓に関する。
【0002】
従来、自動水栓は、洗面器に取付けた水栓本体の吐水口に、吐水供給管を接続 し、同供給管の中途部に、電磁開閉弁を設けるとともに、同吐水口の近傍に、電 磁開閉弁を作動させて吐水口からの吐水を行う手感知センサを配設していた。
【0003】 そして、水栓本体の吐水口に、手を近づけると、手感知センサが感知して、電 磁開閉弁を開弁させて、湯水供給管からの湯水を自動的に吐水口から吐水するよ うにしていた。
【0004】 また、水栓本体は、鋳物製であったが、鋳造及び仕上げ作業にコストが嵩むこ とから、近年では、合成樹脂製で水栓本体を製造していた。即ち、合成樹脂製の アンダーカバー及びアッパーカバーより水栓本体殻体となして、同殻体内部に、 湯水供給管を収納していた。
【0005】
しかし、上記の水栓は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。即ち、水 栓本体の下部に、円形の取付孔を設け、同取付孔に、円形状とした固定ボルトの 頭部を係合させて、水栓本体に固定ボルトを連結し、洗面器に設けた水栓取付部 に、水栓本体の固定ボルトを挿通して、その下端部にナットを止めて水栓本体の 取付を行っていた。
【0006】 しかし、水栓本体の円形の取付孔に対して、固定ボルトは、同一形状であるの で、容易に回転していた。そして、洗面器への取付作業中において、固定ボルト が回転すると、ナットを締結する際に、固定ボルトをつれまわることにより、レ ンジを利用して、固定ボルトの頭部を固定させて、ナットの締結作業を行ってい た。従って、上記の水栓本体の取付作業は、レンジを利用して、ナットによる締 結作業を行うもので、非常に煩雑なものであった。
【0007】 本考案は、上記した課題を解決することができる水栓を提供することを目的と する。
【0008】
本考案では、洗面器等の取付部と、水栓本体の下部に設けた取付用孔とを整合 し、同取付孔に固定ボルトを挿通して、その下端部に、ナットを締結固定してな る水栓において、固定ボルトの頭部の一部に、面取り部を設け、かつ、水栓本体 に設けた取付用孔を、小径孔部と大径孔部とを連通状態とした長孔とし、さらに 、同小径孔部の内径を、固定ボルトの面取り部の幅と同一に構成したことを特徴 とする水栓を提供するものである。
【0009】 また、本考案は、洗面器等の取付部と、水栓本体の下部に設けた取付用孔と、 水栓本体内に収納した補強板のボルト挿通孔を整合し、同取付孔と、ボルト挿通 孔とに固定ボルトを挿通して、その下端部に、ナットを締結固定してなる水栓に おいて、固定ボルトの頭部の一部に、面取り部を設け、かつ、補強板に設けたボ ルト挿通孔を、小径孔部と大径孔部とを連通状態とした長孔とし、さらに、同小 径孔部の内径を、固定ボルトの面取り部の幅と同一に構成したことを特徴として いる。
【0010】 また、本考案は、上記の水栓において、小径孔部と、大径孔部とを左右方向に 設けたことを特徴としている。
【0011】
以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案を具体的に説明する。
【0012】 図1に本考案に係る自動水栓Aの全体構成が示されており、図示する如く、カ ウンターに取付けられた洗面器Bの上縁に自動水栓Aが設けられている、以下、 自動水栓Aの構成について詳説する。
【0013】 (自動水栓Aの全体構成) 自動水栓Aの全体構成を、図1及び図2を参照して説明すると、洗面器Bの洗 面ボウル10の奥部載置面10a 上には、固定状態に水栓本体11が載置されており、 また、同洗面ボウル10の下方には、水栓本体11に吐水供給配管12等を介して連通 連結される機能部ユニット13が配設されている。
【0014】 また、上記構成において、水栓本体11は、図1に示すように、その先端に吐水 部28を設けている。一方、機能部ユニット13内には、図1及び図2に示すように 、吐水供給配管12の上流側と連通連結する電磁開閉弁14と、同電磁開閉弁14と連 通連結するサーモスタット式ミキシングバルブ15と、電磁開閉弁14や後述する各 種センサの作動を制御する制御装置16とが配設されている。
【0015】 また、図1及び図2に示すように、サーモスタット式ミキシングバルブ15には 、一端側をそれぞれ壁体Dに埋設支持させるとともに基部に止水栓を内蔵する給 湯側配管18と給水側配管19の他端側開口部が連通連結されている。
【0016】 さらに、自動水栓Aは、水石けん吐出装置Cを具備している。かかる水石けん 吐出装置Cは、水栓本体11の先端に、吐水部28と並設状態に水石けん吐出部29を 設けるとともに、基端部に水石けん補給口48を設け、一方、機能部ユニット13内 に水石けん補給口48と連通する水石けんタンク20と、水石けんタンク20から水石 けん供給管22を介して水石けん吐出部29に給送する水石けん給送ポンプ21とを設 けている。
【0017】 さらに、本実施例では、水栓本体11の先端に、吐水用手感知センサ23と水石け ん用手感知センサ24とを配設しており、各センサ23,24 を制御装置16に接続する とともに、同制御装置16に、電磁開閉弁14と水石けん給送ポンプ21とを接続して 、同制御装置16からの作動信号に基づいて湯水と水石けんとを吐水部28と水石け ん吐出部29とから吐出するようにしている。
【0018】 次に、本考案の要旨をなす水栓本体11の構成について、図3〜図5を参照して 詳細に説明する。
【0019】 (水栓本体11の構成) 水栓本体11は、実質的に、図3及び図5に示すように、内部に収納空間Sを有 する合成樹脂製の矩形幅広状の水栓ケーシング25からなり、同収納空間中に、吐 水供給配管12、水石けん供給管22、各手感知センサ23,24 及び後述する水石けん の補給口48等が収納されているものである。
【0020】 上記構成において、まず、水栓ケーシング25の構成について詳説すると、水栓 ケーシング25は、上部が開口した側面視略湾曲状の下部ケーシング26と、下部が 開口した側面視略湾曲状の上部ケーシング27とよりなり、下部ケーシング26の基 端側を洗面ボウル10の奥部載置面10a に固着するとともに、その先端側を洗面ボ ウル10の前方に向けて上方に傾斜状態に伸延している。さらに、下部ケーシング 26の先端下面左右側部には、吐水供給配管12と連通連結された吐水部28と、水石 けん供給管22と連通連結された水石けん吐出部29とが一体的に取付けられている 。また、吐水部28と水石けん吐出部29の近傍部には、制御装置16にセンサコード 35を介して接続された各手感知センサ23,24 がそれぞれ取付けられており、各手 感知センサ23,24 からの出力信号を制御装置16に送信するようにしている。
【0021】 また、下部ケーシング26の基端部には、図5に示すように、平板状のボウル取 付面26a を設けて、同取付面26a の両側に、一対の楕円形状の取付用孔30,30 を 穿設して、同取付用孔30,30 に、固定ボルト31,31 を介して洗面ボウル10に固定 されている。かかる固定ボルト31,31 の上部には、係合用鍔部31a,31a が設けら れており、下部ケーシング26のボウル取付面26a の取付用孔30,30 に同ボルト31 ,31 を挿入した際に、同取付用孔30,30 に係合用鍔部31a,31a を係合させ、同ボ ルト31,31 の下端部に、菊座金31b を介して取付ナット31c で締結して、洗面ボ ウル10に固定している。
【0022】 また、上記のように構成された水栓本体11は、合成樹脂素材で形成された水栓 ケーシング25の表面に金属メッキを施して、金属感を現出させている。
【0023】 ところで、図4に示すように、下部ケーシング26の下面中央部分は、広い平坦 面であるので、水栓本体11全体をメッキする際に、その中央部分のメッキが薄く なって、容易にメッキが剥がれて、美感上望ましくない、そこで、肉薄状の金属 メッキシートaを貼着して、平滑な金属表面を現出させている。
【0024】 即ち、本実施例では、図4に示すように、下部ケーシング26の下面中央部に、 金属メッキシートaを貼着する為の貼着用凹部26s を形成し、同貼着用凹部26s に、金属メッキを施した金属メッキシートaを貼着して、同シートaの表面を下 部ケーシング26の表面と略面一状にしている。また、金属メッキシートaは、そ の裏面に、粘着剤Saを設けて、下部ケーシング26の貼着用凹部26s に剥離自在と して、同シートaを交換可能としている。
【0025】 次いで、水栓本体11の先端に設けた吐水部28と水石けん吐出部29の構成につい て図3〜図5を参照して詳細に説明する。
【0026】 (吐水部28及び水石けん吐出部29の構成) 即ち、水栓本体11は、図3及び図5に示すように、下部ケーシング26の先端下 面左右側部に、円形孔32,33 をそれぞれ設け、各円形孔32,33 に、湯水を吐水す る吐水部28と、水石けんを吐出する水石けん吐出部29とを取付けている。かかる 吐水部28は、図5に示すように、筒形状に形成された吐水部本体28a の左右側部 に、フランジ28b を突設し、同フランジ28b を下部ケーシング26に設けた取付用 ボス26c に連結している。さらに、吐水部本体28a の上部に、吐水供給配管12と 接続される接続部28c を設けている。
【0027】 また、水石けん吐出部29は、図5及び図9に示すように、吐出部本体29a の下 面に、吐出ノズル29b を一体的に取付けており、吐出部本体29a の左右側部にフ ランジ29c を介して下部ケーシング26の取付用ボス26c に連結している。さらに 、吐出部本体29a には、水石けん供給管22と、エアー給送ポンプ34からのエアー 供給管34a とを接続し、水石けんと空気とを混合して、吐出ノズル29b から泡状 にして吐出するようにしている。
【0028】 次いで、吐水用手感知センサ23及び水石けん用手感知センサ24と制御装置16と を接続するセンサコード35について詳説する。
【0029】 (手感知センサ23,24 の構成) まず、各手感知センサ23,24 の構成について詳説すると、図3及び図5〜図8 に示すように、吐水部28及び水石けん吐出部29の近傍である下部ケーシング26の やや上方部に、センサ用透孔26d をそれぞれ開口し、同センサ用透孔26d に各手 感知センサ23,24 が取付けられている。各手感知センサ23,24 は、透明樹脂で形 成された矩形箱状のセンサケース36内に、センサ基板37を収納するとともに、同 ケース36の上部を、蓋体として肉厚平板状のゴム製ブッシュ38で閉塞し、さらに 、その上方にポッティング剤39を充填して一体的にモールドされている。
【0030】 従って、かかる構成によって、ゴム製ブッシュ38でセンサケース36を密着させ て閉塞し、さらに、その上方からポッティング剤39を充填することによって、セ ンサケース36内を完全に密閉して、水等の侵入を防止することにより、手感知セ ンサ23,24 の誤作動等を防止することができる。
【0031】 本実施例では、図6〜図8に示すように、赤外線を通過させるセンサケース36 の下面36a の周縁部に、センサ用透孔26d と嵌入する嵌入用段部36b を形成する とともに、その外側部に、左右の取付用フランジ36c を突設しており、同下部ケ ーシング26に設けたセンサ用透孔26d に嵌入用段部36b が嵌入して、同ケース36 の下面36a を下部ケーシング26に面一状としている。そして、その状態において 、同ケース36の取付用フランジ36c をボルトで下部ケーシング26の内部に連結固 定している。また、かかる構成において、図6及び図7に示すように、センサケ ース36の内周面途中部には、基板受部36d と嵌合溝部36e とが設けられており、 同基板受部36d にセンサ基板37を載置して、嵌合溝部36e にゴム製ブッシュ38の 周縁部を嵌合させて、同ブッシュ38でセンサ基板37を上方より押圧して、センサ ケース36の下部に、外気と絶縁された収納空間部36f が形成されている。
【0032】 さらに、ゴム製ブッシュ38の下面には、複数の凹部38c を設けており、同凹部 38c によってコム製ブッシュ38とセンサ基板37との接触を防止している。
【0033】 また、センサ基板37には、回路がプリントされており、その下面に、フォトト ランジスタからなる投光素子37a と、フォトダイオードからなる受光素子37b と が取付けられて、各素子37a,37b をセンサケース36の下部である収納空間層36f に収納している。本実施例では、収納空間部36f を、隔壁36s,36s で前後及び左 右方向に仕切り、各素子37a,37b 等を収納している。
【0034】 次いで、センサコード35の接続構造について詳説すると、図6〜図8に示すよ うに、センサ基板37の上面には、複数のセンサコード35の一端が接続されており 、同センサコード35の他端には、水栓ケーシング25内を通して、機能部ユニット 13の制御装置16に接続される為の接続端子40を設けている。さらに、ゴム製ブッ シュ38の上面には、センサコード35を挿通するコード保持体38a を一体成形によ って突設し、ポッティング剤39の充填によって、同センサコード35の先端部35a を固定して、同コード35の抜けを防止することができる。
【0035】 本実施例では、ゴム製ブッシュ38の上面に突設したコード保持体38a に、セン サコード35より小径状とした複数のコード挿通孔38b を設け、同挿通孔38b に、 センサ基板37からのセンサコード35を挿通固着して、コード挿通孔38b によって 、センサコード35を弾性的に挟持するとともに、挟持部によって固定している。
【0036】 また、ポッティング剤39としては、熱硬化性樹脂、発泡ウレタン系樹脂を利用 しており、ゴム製ブッシュ38を装着したセンサケース36を熱硬化性樹脂で充填す ることによって、衝撃や振動に耐え、湿気や腐食の原因等を排除することができ 、一方、同センサケース36を発泡ウレタン系樹脂で充填することによって、手感 知センサの保護と軽量化をはかることもできる。
【0037】 次に、本考案の要旨である水栓ケーシング25の収納空間Sに内蔵された補強板 41及びその取付構造について図3、図5及び図11を参照して詳説する。
【0038】 (補強板の構成) 図3及び図5に示すように、水栓ケーシング25内には、金属製の補強板41が内 蔵されており、同補強板41によって、合成樹脂製である水栓ケーシング25の機械 的強度を高め、同ケーシング25の損壊を防止している。
【0039】 かかる補強板41は、一定の幅広形状で、かつ湾曲状に傾斜した補強板本体42と 、同補強板本体42の下部を水平状に折曲して、固定ボルト31と一体的に固定され る固定面43と、同補強板本体42の上部を水平状態に折曲して、下部ケーシング26 の中途部に連結される上部連結面44とより構成されている。また、図4に示すよ うに、補強板本体42には、複数の補強リブ42a を縦方向に形成しており、同補強 リブ42a により、補強板本体42の強度を増大させるようにしている。
【0040】 そして、下部ケーシング26の内側面に沿って、補強板本体42を配設するととも に、その下部の固定面43を固定ボルト31を介して下部ケーシング26のボウル取付 面26a と一定的に固定し、さらに、その上部の上部連結面44を、下部ケーシング 26の内側中途部に設けた取付用ボス26c に連結されて、下部ケーシング26に一体 的に取付けられている。
【0041】 さらに、補強板41の固定面43には、長孔状とした左右のボルト挿通孔45,45 を 設けており、水栓本体11の下部ケーシング26に設けた取付用孔30,30 とに整合し 、その状態において、固定ボルト31,31 を取付けるようにしている。
【0042】 本実施例では、上記のボルト挿通孔45を、小径孔部45a と、大径孔部45b とを 連通させた長孔としており、しかも、小径孔部45a と、大径孔部45b とを左右方 向に並設して、下部ケーシング26に設けた楕円形状の取付用孔30に整合させてい る。
【0043】 次いで、補強板41に挿通する固定ボルト31の構成について図3及び図12を参照 して詳説すると、かかる固定ボルト31は、円筒状に形成されて、その内部に、吐 水供給配管12、水石けん供給管22等が通る為の挿通路46が形成されている。また 、固定ボルト31の上部には、ボルト挿通孔45に係合する為の係合用鍔部31a を設 けるとともに、その外周面に、取付ナット31c が螺着する螺着面31d を設けてい る。
【0044】 さらに、かかる固定ボルト31において、その頭部の係合用鍔部31a の下方には 、ボルト挿通孔45の小径孔部45a と略同一形状とした面取り部47を設けており、 同ボルト31の面取り部47をボルト挿通孔45の小径孔部45a に嵌合させて、同ボル ト31の固定を行うようにしている。
【0045】 かかる構成によって、ボルト挿通孔45の大径孔部45b に固定ボルト31を挿通し 、同ボルト31を小径孔部45a 側に移動させて、同ボルト31の面取り部47を小径孔 部45a に嵌合させることによって、固定ボルト31の回転を防止している。そして 、固定部31を介して、洗面ボウル10に水栓本体11を取付ける際に、同ボルト31の 下端部に取付ナット31c を取付ける場合、レンジ等を利用することなく、回転を 防止した固定ボルト31に取付ナット31c を取付け、その締結固定を容易に行うこ とができる。
【0046】 さらには、ボルト挿通孔45の固定ボルト31が嵌合する小径孔部45a と、固定ボ ルト31が挿入される大径孔部45b とを左右方向に配設しているので、固定ボルト 31をボルト挿通孔45に沿って左右に摺動させて、洗面ボウル10に設けられた水栓 取付孔10b の位置に合わせることができる。
【0047】 次いで、水栓ケーシング25内に設けられた水石けん吐出装置Cの水石けんタン ク20への補給口48の構成について、図3、図9、図10及び図14を参照して詳説す る。
【0048】 (補給口48の構成) 図3、図5及び図9に示すように、水栓ケーシング25の上部ケーシング27の上 面後部には、枢支部49a を介して開閉蓋49を開閉自在に取付けており、同開閉蓋 49を開くと、水栓ケーシング25内に収納された補給口48が露出する。
【0049】 まず、開閉蓋49について詳説すると、図3及び図10に示すように、開閉蓋49は 断面略コ字状に形成されており、その左右側部に、係合爪49b を突設して、上部 ケーシング27の左右側部に設けた爪係合溝部50に同係合爪49を係合させて、上部 ケーシング27に開閉蓋49を固定するようにしている。一方、開閉蓋49を開ける場 合には、開閉蓋49を左右方向から押圧することによって、係合爪49b と爪係合溝 部50との係合が解除されて、開閉蓋49を上方に開けることができる。
【0050】 次に、水石けんタンク20への補給口48の構成について詳説すると、図10に示す ように、開閉蓋49が開放した上部ケーシング27の後部には、補給口取付用開口部 51を設けて、同開口部51内に、上下端が開口した漏斗状の補給口本体48a が配設 されており、小径状とした補給口本体48a の下端開口部48b に、補給管52を介し て下方に位置した水石けんタンク20と連通連結している。なお、52a は補給口本 体48a の下端開口部48b と、補給管52の上端部を接続した連結バンドを示す。
【0051】 本実施例では、図9及び図10に示すように、補給口本体48a の上端開口部に取 付用フランジ48c を設けて、同フランジ48c を上部ケーシング27の補給口取付用 開口部51の周縁部にボルト51b で固定している。さらに、補給口本体48a は、下 端開口部48b に向けて階段状に傾斜した底面48d が形成されており、同底面48d を伝わって補給された水石けんが下端開口部48b に流れるようにしている。
【0052】 上記の補給口48の構成において、補給口本体48a の内部には、図3に示すよう に、ゴミ等を捕獲する為のフィルター53が装着されている。かかるフィルター53 は、図14に示すように、矩形状に形成されたフレーム53a と、同フレーム53a 内 に張設された網体53b と、同フレーム53a より上方に突設した摘み部53c とから 構成されている。そして、摘み部53c を手で摘んで、補給口本体48a の上方から フィルター53を容易に装着することができる。
【0053】 次に、補給口48に装着される泡立ち防止用の補給口チューブ56について詳説す ると、補給口チューブ56は、肉薄ゴム等の弾性素材より形成されており、略補給 口本体48a と同一形状に形成されている。本実施例では、補給口チューブ56の上 端開口部に、取付用フランジ56a を突設して、同フランジ56a を、上記した上部 ケーシング27の補給口取付用開口部51の周縁部に、補給口本体48a の取付用フラ ンジ48c と一体的に取付けている。
【0054】 一方、補給口チューブ56の下端開口部の内周面56b には、図3及び図12に示す ように、接続用突起部56c を突設するとともに、固定ボルト31の上端部に接続用 溝部31e を設けて、同ボルト31の接続用溝部31e に、接続用突起部56c を嵌合し て、補給口チューブ56と固定ボルト31の連通路46に接続している。
【0055】 なお、57はポップアップ、58はポップアップ57に連動連結したポップアップシ ャフトが挿入されるポップアップ孔、59は固定ボルト31と水石けんタンク20とを 接続した給管52の保護チューブを示す。
【0056】 次いで、上記のように構成された自動水栓Aの機能部ユニット13について詳説 する。
【0057】 (機能部ユニット13の構成) 図1及び図2に示すように、洗面器Bの下方の床面F上に、機能部ユニット13 のケーシング60を載置し、同ケーシング60内に、吐水供給配管12と、電磁開閉弁 14と、サーモスタット式ミキシングバルブ15と、電磁開閉弁14とを収納する。ま た、ケーシング60の上面前部には、制御装置16を載置しており、同制御装置16に 水栓本体11からのセンサコード35及び電磁開閉弁14、水石けん給送ポンプ21、エ アー給送ポンプ34等の駆動部が接続されている。そして、各センサからの出力信 号に基づいて、制御装置16は、各駆動部を作動して、湯水等の吐水で手を洗うも のである。一方、ケーシング60の上面後部には、水石けんタンク20が載置されて おり、その上方に位置する水栓本体11とを近接させている。
【0058】 さらに、ケーシング60の上面部には、水石けん給送ポンプ21とエアー給送ポン プ34とを取付けて、各ポンプ21,34 からの水石けん供給管22とエアー供給管34a を水栓本体11内に伸延している。
【0059】 (自動水栓Aの使用方法) 次に、上記構成を有する自動水栓Aの使用方法について説明する。
【0060】 用便後等に、使用者が洗面器Bに取付けた水栓本体11のうち、まず、水石けん 吐出部29の下方に手を差し出すと、水石けん用手感知センサ24がオン出力を出し 、同オン出力に基づいて、制御装置16が駆動信号を水石けん給送ポンプ21とエア ー給送ポンプ34とを作動させて、水石けんタンク20内の水石けんを水石けん供給 管22を介して同吐出部29に送り、エアー給送ポンプ34からのエアーとを混合させ て、同吐出部29からムース状の水石けんを吐出する。
【0061】 水石けんで手を洗った使用者は、次いで、手を吐水口28の下方に移動すると、 水石けん用手感知センサ24が手を検出しなくなるので、オフ出力を制御装置16に 送り、同オフ出力に基づいて、制御装置16は、水石けん給送ポンプ21とエアー給 送ポンプ34を停止して、水石けんの吐出を止めることができる。
【0062】 一方、吐水用手感知センサ23がオン出力を出し、同オン出力に基づいて、制御 装置16が駆動信号を電磁開閉弁14に送り、電磁開閉弁14を駆動して、同開閉弁14 を作動させて開弁する。
【0063】 これによって、サーモスタット式ミキシングバルブ15によって調整した適温の 混合湯水が、吐水供給配管12を介して、水栓本体11の吐水部28に送給され、その 後、吐水部28より吐出され、水石けんの付いた手を洗浄することができる。
【0064】 洗浄終了後、使用者が手を引けば、吐水用手感知センサ28が手を検出しなくな るので、オフ出力を制御装置16に送り、同オフ出力に基づいて、制御装置16は、 電磁開閉弁14を閉弁して、湯水の吐水を停止させることができる。
【0065】
以上説明してきたように、本考案によれば、水栓本体に設けた取付用孔と補強 板に設けたボルト挿通孔とを整合し、各孔に固定ボルトを挿通する際に、同挿通 孔の大径孔部に固定ボルトを挿通し、同ボルトを小径孔部側に移動させて、同ボ ルトの面取り部を小径孔部に嵌合させることによって、固定ボルトを固定して、 取付ナットの締結による固定ボルトのつれまわりを防止することができる。そし て、洗面ボウルに水栓本体を取付ける際に、レンジ等を利用することなく、固定 ボルトへの取付ナットの締結固定を容易に行うことができる。
【0066】 また、補強板に設けたボルト挿通孔の小径孔部と大径孔部とを左右方向に配設 しているので、固定ボルトを左右位置調節可能として、洗面ボウルに設けた水栓 取付孔に合わせるので、水栓本体の取付作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る水石けん供給装置付自動水栓の正
面図である。
面図である。
【図2】同水石けん供給装置付自動水栓の側面図であ
る。
る。
【図3】水栓本体の断面側面図である。
【図4】水栓本体の斜視部である。
【図5】水栓本体の分解斜視図である。
【図6】手感知センサの断面図である。
【図7】手感知センサの断面図である。
【図8】手感知センサの一部切欠平面図である。
【図9】水栓本体の開閉蓋を開けた状態の平面図であ
る。
る。
【図10】手感知センサの背面断面図である。
【図11】図3のI−I線断面図である。
【図12】固定ボルトの側面図である。
【図13】図12のII−II線断面図である。
【図14】フィルターの斜視図である。
A 自動水栓 B 洗面器 11 水栓本体 30 取付用孔 31 固定ボルト 45 ボルト挿通孔 45a 小径孔部 45b 大径孔部 47 面取り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中野 薫 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 関 充良 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 湯浅 孝雄 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)考案者 佐藤 隆之 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 洗面器等の取付部と、水栓本体(11)の下
部に設けた取付用孔(30)(30)とを整合し、同取付孔(30)
(30)に固定ボルト(31)(31)を挿通して、その下端部に、
ナットを締結固定してなる水栓において、 固定ボルト(31)の頭部の一部に、面取り部(47)を設け、
かつ、水栓本体(11)に設けた取付用孔(30)を、小径孔部
(45a) と大径孔部(45b) とを連通状態とした長孔とし、
さらに、同小径孔部(45a) の内径を、固定ボルト(31)の
面取り部(47)の幅と同一に構成したことを特徴とする水
栓。 - 【請求項2】 洗面器等の取付部と、水栓本体(11)の下
部に設けた取付用孔(30)(30)と、水栓本体(11)内に収納
した補強板(41)のボルト挿通孔(45)(45)を整合し、同取
付孔(30)(30)と、ボルト挿通孔(45)(45)とに固定ボルト
(31)(31)を挿通して、その下端部に、ナットを締結固定
してなる水栓において、 固定ボルト(31)の頭部の一部に、面取り部(47)を設け、
かつ、補強板(41)に設けたボルト挿通孔(45)を、小径孔
部(45a) と大径孔部(45b) とを連通状態とした長孔と
し、さらに、同小径孔部(45a) の内径を、固定ボルト(3
1)の面取り部(47)の幅と同一に構成したことを特徴とす
る水栓。 - 【請求項3】 上記の水栓において、小径孔部(45a)
と、大径孔部(45b) とを左右方向に設けたことを特徴と
する請求項1又は2に記載の水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8992691U JP2560553Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 水 栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8992691U JP2560553Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 水 栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0540366U true JPH0540366U (ja) | 1993-06-01 |
| JP2560553Y2 JP2560553Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=13984307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8992691U Expired - Lifetime JP2560553Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 水 栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560553Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002097684A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-02 | Kvk Corp | 首振り吐水具装置 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP8992691U patent/JP2560553Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2560553Y2 (ja) | 1998-01-26 |
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