JPH0540480A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0540480A
JPH0540480A JP3219371A JP21937191A JPH0540480A JP H0540480 A JPH0540480 A JP H0540480A JP 3219371 A JP3219371 A JP 3219371A JP 21937191 A JP21937191 A JP 21937191A JP H0540480 A JPH0540480 A JP H0540480A
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formant
data
sound
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JP3219371A
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Masahiro Koyama
雅寛 小山
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Original Assignee
Yamaha Corp
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/471General musical sound synthesis principles, i.e. sound category-independent synthesis methods
    • G10H2250/481Formant synthesis, i.e. simulating the human speech production mechanism by exciting formant resonators, e.g. mimicking vocal tract filtering as in LPC synthesis vocoders, wherein musical instruments may be used as excitation signal to the time-varying filter estimated from a singer's speech
    • G10H2250/485Formant correction therefor
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/471General musical sound synthesis principles, i.e. sound category-independent synthesis methods
    • G10H2250/481Formant synthesis, i.e. simulating the human speech production mechanism by exciting formant resonators, e.g. mimicking vocal tract filtering as in LPC synthesis vocoders, wherein musical instruments may be used as excitation signal to the time-varying filter estimated from a singer's speech
    • G10H2250/491Formant interpolation therefor

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ容量およびコストを抑えかつフォル
マントデータの入力などに手間をかけることなく、適正
なフォルマントを有するフォルマント音を再生できる電
子楽器を提供することを目的とする。 【構成】 演奏情報として取り得る値の範囲内におけ
る幾つかの演奏情報の値に対応するフォルマントデータ
を記憶しておき、演奏操作に応じて発生された演奏情報
に基づいて選択したフォルマントデータから補間演算に
て適正なフォルマントデータを算出する。そして、当該
フォルマントを有する楽音の楽音信号を合成して出力す

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、補間演算を用いるこ
とによってフォルマントデータを作成しフォルマント音
を再生することのできる電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、固定フォルマントを有する音声
は、基本ピッチが変化してもフォルマントは変化しない
とされている。しかし、実際には音高が低い音と高い音
とを比較してみるとフォルマントの位置や形状が変化し
ているのが観察される。
【0003】図12は、プロのソプラノ歌手が種々の基
本周波数(音高)で4種の母音「a,i,u,e」をそ
れぞれ発音した場合のフォルマント周波数の変化を示す
グラフである。「a,i,u,e」は母音の発音記号を
示す。実線F1はこれら4種の母音「a,i,u,e」
を種々の基本周波数で発音した場合の第1フォルマント
周波数の変化を示すグラフである。例えば、「a」音に
ついていえば、基本周波数が200Hzから620Hz
程度までの範囲ではほぼ一定の第1フォルマント周波数
を示し、620Hz程度以上の基本周波数では第1フォ
ルマント周波数が漸増する。破線F2,一点鎖線F3お
よび二点鎖線F4も同様に、それぞれ4種の母音「a,
i,u,e」を種々の基本周波数で発音した場合の第
2、第3および第4フォルマント周波数の変化を示すグ
ラフである。この図から基本周波数の変化に伴いフォル
マント周波数が変化していることが分かる。
【0004】図13は、通常の会話を行う程度の声の大
きさで「a」音を発音した場合の振幅スペクトルを示
す。G2は振幅スペクトルG1のスペクトル包絡を示
す。図14は、強く「a」音を発音した場合の振幅スペ
クトルを示す。G4は振幅スペクトルG3のスペクトル
包絡を示す。図13および図14から、声の大きさによ
ってフォルマント周波数や形状が変化していることが分
かる。
【0005】その他に、基本周波数の変化によってフォ
ルマントの位置が変化する移動フォルマントを有する音
も存在する。
【0006】このような種々の音を例えば電子鍵盤楽器
で再現するためには、例えば鍵盤の各鍵のそれぞれに対
応した(すなわち音高に対応した)フォルマントデータ
をあらかじめメモリに記憶しておき、鍵盤の操作時には
音高に対応するフォルマントデータを読出してフォルマ
ント合成音源に供給する必要がある。また、発音する音
の強さは例えば鍵盤の鍵のタッチに応じて上下させる
が、音の強さに応じたフォルマントで発音させるために
は、タッチのそれぞれの値に対応したフォルマントデー
タをすべて記憶しておく必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、鍵盤の各鍵の
それぞれあるいはタッチの値のそれぞれに対応してフォ
ルマントデータを記憶するために、記憶すべきフォルマ
ントデータすべてをあらかじめ入力する必要があり、そ
の操作は非常に手間がかかる。
【0008】この発明は、上記の事情に鑑み、フォルマ
ントデータの入力などに手間をかけることなく、適正な
フォルマントを有するフォルマント音を再生できる電子
楽器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係る電子楽器は、演奏者の演奏操作に応
じて演奏情報を発生する演奏情報発生手段と、前記演奏
情報として取り得る値の範囲内における幾つかの演奏情
報の値に対応するフォルマントデータを記憶した記憶手
段と、前記演奏情報発生手段から発生された演奏情報の
値に基づいて、前記記憶手段から複数のフォルマントデ
ータを選択して読出す読出制御手段と、前記読出制御手
段により読出した複数のフォルマントデータを用いて補
間演算を行うことにより、前記演奏情報発生手段から発
生された演奏情報の値に対応するフォルマントデータを
算出し出力する補間手段と、前記補間手段から出力され
るフォルマントデータに基づくフォルマントを有する楽
音の楽音信号を合成して出力するフォルマント音合成手
段とを具備することを特徴とする。
【0010】前記演奏情報としては例えば鍵盤から出力
される音高情報としてのキーコードやタッチ情報などが
ある。フォルマントデータとしては例えばフォルマント
周波数、フォルマントレベルおよびフォルマントバンド
幅などのデータがある。記憶手段には、演奏情報とそれ
に対応するフォルマントデータとの組データを複数組記
憶しておく。外部の音響を入力する音響入力手段と、こ
の音響入力手段により入力した音響を分析して演奏情報
を抽出するとともにその音響のフォルマントデータを抽
出する音響分析手段とをさらに備え、外部の音響を幾つ
か入力して演奏情報とそれに対応するフォルマントデー
タとの組データを抽出し記憶するようにするとよい。補
間方法としては、直線補間のほかスプライン関数などの
関数を用いた曲線補間を用いてもよい。
【0011】さらに、この発明に係る電子楽器は、演奏
者の演奏操作に応じて演奏情報を発生する演奏情報発生
手段と、外部の音響を入力する音響入力手段と、前記音
響入力手段により入力した音響を分析して演奏情報を抽
出するとともに、その音響のフォルマントデータを抽出
する音響分析手段と、前記音響分析手段により複数の音
響を分析して得た複数組の演奏情報とフォルマントデー
タとの組データを用いて補間演算を行うことにより、こ
の組データに含まれる演奏情報以外のすべての演奏情報
の値に対応するフォルマントデータを算出し出力する補
間手段と、前記音響分析手段により抽出したフォルマン
トデータおよび前記補間手段により算出したフォルマン
トデータを記憶する記憶手段と、前記演奏情報発生手段
から発生された演奏情報の値に対応するフォルマントデ
ータを前記記憶手段から読出し、このフォルマントデー
タに基づくフォルマントを有する楽音の楽音信号を合成
して出力するフォルマント音合成手段とを具備すること
を特徴とする。
【0012】
【作用】幾つかの演奏情報の値に対応するフォルマント
データを記憶しており、これらの組データがサンプルポ
イントとなる。すなわち、演奏者が演奏操作を行うこと
により発生された演奏情報に対し、幾つかのサンプルポ
イントが読出され、それらのサンプルポイントから補間
演算によってその演奏情報に対応するフォルマントデー
タを得ることができる。そして、そのフォルマントデー
タに基づくフォルマントを有する楽音が合成される。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
【0014】図1は、この発明の一実施例に係る電子楽
器のブロック構成図である。この図において、1は演奏
者が操作する多数の鍵を有する鍵盤、2は鍵盤1のイン
ターフェース、3は種々のパネルスイッチなどを有する
パネルを示す。パネル3は、種々の情報を表示するため
の液晶ディスプレイ(LCD)4、音色を選択するため
の音色選択スイッチ5、フォルマントデータを設定ある
いは修正するためのフォルマントデータ設定・修正スイ
ッチ6,7,8,9を備えている。音色選択スイッチ5
は10種類の音色を選択するための10個のスイッチか
らなる。フォルマントデータ設定・修正スイッチ6は、
第1フォルマントに関するフォルマントデータを設定し
あるいは修正するための4つのスイッチからなる。すな
わち、第1フォルマントデータ設定・修正スイッチ6
は、第1フォルマントに関するフォルマントレベルをア
ップするスイッチ6−1、フォルマントレベルをダウン
するスイッチ6−2、フォルマント周波数をアップする
スイッチ6−3、およびフォルマント周波数をダウンす
るスイッチ6−4の4つのスイッチからなる。フォルマ
ントデータ設定・修正スイッチ7,8,9はそれぞれ第
2、第3、および第4フォルマントデータの設定・修正
スイッチである。これらのスイッチ7,8,9も、それ
ぞれスイッチ6と同様の4つのスイッチからなる。
【0015】10はパネル3の各種パネルスイッチのイ
ンターフェース、11はパネル3のLCD4のインター
フェース、12はディジタル・シグナル・プロセッサ
(DSP)を示す。DSP12は、入力した音響から音
高などの演奏情報を抽出するための演算やフォルマント
音を合成する演算などを高速に行うためのものである。
13はこの電子楽器の各種の動作手順を規定するプログ
ラムあるいはパラメータなどを記憶するリード・オンリ
ー・メモリ(ROM)、14はワークレジスタなどに用
いるランダム・アクセス・メモリ(RAM)、15は音
声などの外部の音響を入力するための音響入力装置、1
6は音響入力装置15から出力されるアナログデータを
ディジタルデータに変換するアナログ/ディジタルコン
バータ(A/Dコンバータ)、17はこの電子楽器全体
の動作を制御する中央処理装置(CPU)、18は与え
られたフォルマントデータに基づいてフォルマント音を
合成するフォルマント合成音源、19はフォルマント合
成音源18から出力される楽音信号に基づいて楽音を発
生するサウンドシステム、20は双方向のバスラインで
ある。
【0016】この電子楽器では、あらかじめ幾つかのサ
ンプルポイントのフォルマントデータを保持している。
すなわち、音高を示すキーコード(MIDIコード)お
よび鍵盤のタッチデータとこれらのキーコードおよびタ
ッチデータに対応するフォルマントデータからなる組デ
ータを何組か記憶している。そして、実際の演奏時には
演奏操作によって得られたキーコードおよびタッチデー
タに対応するフォルマントデータをサンプルポイントの
フォルマントデータから補間して求めフォルマント音を
発生する。サンプルポイントのフォルマントデータは図
1のパネル3上のフォルマントデータ設定・修正スイッ
チ6,7,8,9を用いて手作業で設定することもでき
るし、外部から音声その他の音響を入力してその音響の
演奏情報とフォルマントデータとを抽出してサンプルポ
イントのデータとすることもできる。
【0017】表1は、この実施例の電子楽器で記憶保持
するサンプルポイントのデータの一例を示す。ただし、
ここではタッチデータを省略し、キーコードとフォルマ
ントデータのみ掲げてある。また、音色「e」に関する
サンプルは省略した。
【0018】
【表1】 この実施例の電子楽器は、「a,i,u,e」の各音色
で音声を入力してサンプルポイントのデータを取得し、
鍵盤を演奏したときにこれらの音色で楽音を発生させる
ことができる。例えば、音色として「a」音が選択され
ているとき鍵盤の鍵を押下するとその鍵に対応する音高
で「a」音が再生される。そのフォルマントは音高に応
じた適正なものである。そのようなフォルマント音を発
生させるために表1の「a」音の第1〜第4フォルマン
トに関するサンプルポイントのデータを記憶している。
すなわち、「a」音については第1フォルマントに関す
るサンプルポイントとして、キーコードが「75」の音
名D5#に対応するフォルマントデータF1a1,L1a1
(第1番目のデータ)およびキーコードが「81」の音
名A5に対応するフォルマントデータF1a2,L1a2
(第2番目のデータ)を記憶している。また「a」音に
ついての第2フォルマントに関するサンプルポイントと
して、キーコードが「72」の音名C5に対応するフォ
ルマントデータF2a1,L2a1およびキーコードが「8
1」の音名A5に対応するフォルマントデータF2a2,
L2a2を記憶している。このように、「a,i,u,
e」の各音色の第1〜第4フォルマントに関して、それ
ぞれ2つのサンプルポイントのデータを記憶している。
なお、フォルマントデータのうちFXyyと表記してある
のは第Xフォルマント(X=1〜4)のフォルマント周
波数データであることを示す。yyは小文字の英字a,i,u,
e と数字1,2 の組合せからなるが、この英字で「a」
音、「i」音、「u」音または「e」音の音色の別を示
し、数字で第1番目のデータか第2番目のデータかを示
す。同様に、フォルマントデータのうちLXyyと表記し
てあるのは第Xフォルマント(X=1〜4)のフォルマ
ントレベルデータであることを示す。yyの意味は周波数
データFXyyと同じである。
【0019】次に、「a」音の第1フォルマントに関す
るサンプルポイントとして、キーコード「75」と「8
1」に対応するフォルマントデータが記憶されている根
拠を説明する。
【0020】この実施例の電子楽器では、図12に示し
た基本周波数に対するフォルマント周波数の変化を具現
化してフォルマント音を発生する。ここで図12の
「a」音の第1フォルマントF1のグラフは、基本周波
数200Hz〜620Hzの範囲ではほぼ一定のフォル
マント周波数を示し、620Hz〜900Hzの範囲で
はほぼ一定の傾きをもって直線的に増加するフォルマン
ト周波数を示している。したがって、例えば図12の位
置B5および位置B6におけるフォルマントデータを記
憶しておけば、発生しようとする音の基本周波数に基づ
いて用いるべきフォルマントデータは下記のように決定
できる。
【0021】基本周波数が200Hz〜620Hzの
範囲なら位置B5におけるフォルマントデータを用い
る。
【0022】基本周波数が620Hz〜900Hzの
範囲なら位置B5におけるフォルマントデータと位置B
6におけるフォルマントデータから補間演算で求めたフ
ォルマントデータを用いる。
【0023】基本周波数が200Hzより低い範囲な
ら位置B5におけるフォルマントデータを用い、基本周
波数が900Hzより高い範囲なら位置B6におけるフ
ォルマントデータを用いる(またはB5からB6への直
線を延長して補間してもよい)。
【0024】以上より、この実施例の電子楽器では、位
置B5の基本周波数620Hzに近いキーコード「7
5」に対応するフォルマントデータF1a1,L1a1と、
位置B6の基本周波数900Hzに近いキーコード「8
1」に対応するフォルマントデータF1a2,L1a2と
を、「a」音の第1フォルマントのデータとして記憶す
るようにしている。表1に掲げられている他のサンプル
ポイントも同様にして図12に基づいて選択されてい
る。図12の各グラフは、所定の傾きを有する線分、ま
たは傾き「0」の線分と所定の傾きを有する線分とをつ
なげたもののいずれかである。したがって、各グラフに
ついて所定の2つの位置におけるフォルマントデータを
サンプルポイントのデータとして記憶しておけば、どの
ような基本周波数の値に対しても対応するフォルマント
データを算出することができる。表1で「a,i,u,
e」の各音色の第1〜第4フォルマントに関して、それ
ぞれ2つのサンプルポイントのデータを記憶しているの
は、このような理由からである。次に、この実施例の電
子楽器において、表1に示すようなサンプルポイントの
フォルマントデータを外部からの音響入力により取得す
る手順につき説明する。図2は、外部から音響を入力し
てサンプルポイントのフォルマントデータを抽出する場
合の処理の流れを示すブロック流れ図である。この図に
おいて、フォルマントデータの抽出のために、まず図1
の音響入力装置15により音声などの音響を入力する
(ブロック21)。次に、入力したアナログ音響データ
をA/Dコンバータ16によりA/D変換する(ブロッ
ク22)。得られたディジタル音響データを用いてフォ
ルマント分析(ブロック23)することにより、フォル
マントデータ28を得ることができる。フォルマント分
析は、例えば線形予測法を用いてスペクトル分析するこ
とにより求める方法や、複合正弦波モデルを用いる方法
など、音声処理の分野で一般的な方法を用いればよい。
この実施例では入力音響の4つのフォルマントの中心周
波数(フォルマント周波数)とレベル(フォルマントレ
ベル)とを検出している。
【0025】A/D変換により得られたディジタル音響
データを用いてそのピッチ(音高)を抽出し(ブロック
24)、さらにキーコード変換(ブロック25)するこ
とによって、キーコードデータ29が得られる。さら
に、ディジタル音響データを用いてその音量を検出し
(ブロック26)、タッチデータに変換することにより
(ブロック27)、対応するタッチデータ30を得るこ
とができる。音量検出では、入力波形の最大振幅を検出
したり、音響パワーを検出したりして、音の大きさを求
める。タッチデータへの変換は音量検出結果に基づいて
「0」〜「127」の範囲のMIDIデータに変換す
る。キーコード変換やタッチデータへの変換は、それぞ
れ計算で変換してもよいしテーブル参照方式でもよい。
【0026】このようにして、1つのサンプルポイント
のデータ、すなわちキーコードとタッチデータとこれら
に対応するフォルマントデータとの1組のデータが得ら
れる。さらに、以上のような処理を幾つかの音高および
音量の入力音響に対して行い、複数組のサンプルポイン
トのデータを取得する。このようにして、表1に示すよ
うなサンプルポイントのデータを取得し記憶しておくこ
とができる。
【0027】なお、フォルマント分析(ブロック2
3)、ピッチ抽出(ブロック24)、キーコード変換
(ブロック25)、音量検出(ブロック26)、および
タッチデータ変換(ブロック27)は、主にCPU17
およびDSP12により行われる。また、このように外
部から音響を入力して得たフォルマントデータ28、キ
ーコード29およびタッチデータ30をパネル3のフォ
ルマントデータ設定・修正スイッチ6,7,8,9を用
いて修正することもできる。
【0028】次に、このように取得し記憶した表1のフ
ォルマントデータを用いて、音高に基づく適正なフォル
マントを有するフォルマント音を発生する際の動作を説
明する。
【0029】図3は、この実施例の電子楽器のメインル
ーチンを説明するためのフローチャートである。この電
子楽器の処理がスタートすると、まずステップS1でレ
ジスタなどの初期設定を行い、ステップS2でパネルス
イッチ処理を行う。パネルスイッチ処理では、図1のパ
ネル3の各スイッチの押下を検出し押下に応じた処理を
行う。ステップS2の後、ステップS3で鍵盤の押鍵イ
ベントがあるか否か判別する。押鍵イベントがある場合
はステップS4で押鍵処理を行った後、押鍵イベントが
ない場合はそのまま、ステップS5に進む。ステップS
5で鍵盤の離鍵イベントがあるか否か判別する。離鍵イ
ベントがある場合はステップS6で離鍵処理を行った
後、離鍵イベントがない場合はそのまま、ステップS7
に進む。ステップS7でその他の処理を行った後、再び
ステップS2に戻る。以上のステップS2からのループ
処理を繰返す。
【0030】図4は、図3ステップS4の押鍵処理を説
明するためのフローチャートである。押鍵処理において
は、まずステップS11でフォルマントデータ補間演算
実行を行う。このフォルマントデータ補間演算により、
これから発音すべき音のフォルマントデータが得られ
る。次に、ステップS12で発音を行うチャンネルを選
択し、ステップS13で補間演算で得られたフォルマン
トデータをフォルマント合成音源に送出する。そして、
ステップS14でキーオン信号をフォルマント合成音源
に送出し、フォルマント音を発生させる。
【0031】図5は、図4ステップS11のフォルマン
トデータ補間演算処理を説明するためのフローチャート
である。フォルマントデータの補間演算では、まずステ
ップS21で音色が何かを判別する。「a」音のときは
ステップS22に分岐し、他の音色のときはそれぞれの
音色の処理に分岐する。
【0032】ステップS22で押鍵された鍵のキーコー
ドKCが「75」以下かどうかを判別する。キーコード
KCが「75」以下なら発音すべき音の音高がD5#
以下であるということだから、表1で説明したように図
12位置B5のフォルマントデータF1a1,L1a1を用
いればよい。そこで、ステップS23でレジスタF1a
に「a」音第1フォルマント周波数データの第1のデー
タF1a1を代入し、レジスタL1a に「a」音第1フォ
ルマントレベルデータの第1のデータL1a1を代入す
る。その後、ステップS28に進む。
【0033】ステップS22で押鍵された鍵のキーコー
ドKCが「75」以下でない場合は、ステップS24に
進み、キーコードKCが「75」と「81」の間か否か
判別する。キーコードKCが「75」と「81」の間で
ないなら、キーコードKCは「81」以上であるという
ことであるから、用いるフォルマントデータは図12位
置B6のフォルマントデータF1a2,L1a2とする。そ
こで、ステップS25でレジスタF1a に「a」音第1
フォルマント周波数データの第2のデータF1a2を代入
し、レジスタL1a に「a」音第1フォルマントレベル
データの第2のデータL1a2を代入する。その後、ステ
ップS28に進む。
【0034】ステップS24でキーコードKCが「7
5」と「81」の間であるときは、発音すべき音の基本
周波数が図12の位置B5とB6の間ということである
から、ステップS26でキーコードKCに基づいて
「a」音第1フォルマント周波数データの第1のデータ
F1a1と第2のデータF1a2との間で補間演算を行い、
その結果をレジスタF1a に格納する。同様に、ステッ
プS27でキーコードKCに基づいて「a」音第1フォ
ルマントレベルデータの第1のデータL1a1と第2のデ
ータL1a2との間で補間演算を行い、その結果をレジス
タL1a に格納する。次に、ステップS28で同様に第
2〜4のフォルマントデータを求め、レジスタF2a ,
F3a ,F4a ,L2a ,L3a ,L4a にそれぞれ格
納して、リターンする。
【0035】ステップS21で「a」音以外の他の音色
である場合の処理は省略するが、「a」音以外の「i」
音、「u」音および「e」音の場合も同様にフォルマン
トデータを算出している。すなわち、発音すべき音のキ
ーコードを表1のサンプルポイントのキーコードと比較
してどの範囲に含まれるかを判別し、その判別結果に応
じて所定のフォルマントデータを設定したり補間演算に
よりフォルマントデータを算出する。
【0036】このようにして求めたフォルマントデータ
は、前述の図4のステップS13でフォルマント合成音
源に送出される。これにより、音高に応じた適正なフォ
ルマントを有するフォルマント音が発生される。
【0037】次に、フォルマントデータの別の算出方式
を用いた第2の実施例につき説明する。この第2の実施
例は、上記の実施例における表1に示したサンプルポイ
ントのデータと図5に示した補間演算処理とを別のデー
タおよび処理に入替えた例である。他の構成については
同様であるので、以下はサンプルポイントのデータと補
間処理のみにつき説明する。
【0038】図6は、第2の実施例におけるサンプルポ
イントのデータの内容を示す。この例では、図12のグ
ラフに基づいてフォルマントの変化の仕方が変わってい
る位置(すなわち、グラフの傾きが変化する位置)の基
本周波数についての4つのフォルマントデータをすべて
RAM14に記憶するようにしている。例えば、「a」
音のフォルマント周波数データに着目すると、第1フォ
ルマントは位置B5で傾きを変え、第2フォルマントは
位置B4で傾きを変え、第3フォルマントは位置B2で
傾きを変え、第4フォルマントは位置B3で傾きを変え
ている。これらの位置における基本周波数およびこの測
定データの測定範囲の最低周波数(位置B1の基本周波
数)と最高周波数(位置B6の基本周波数)とを周波数
の低いほうから並べると以下のようになる。ただし、K
Cn(n=1〜5)はその周波数のキーコード(一番近
いもの)を表す。
【0039】 KC1: 位置B1の基本周波数 KC2: 位置B2,B3の基本周波数 KC3: 位置B4の基本周波数 KC4: 位置B5の基本周波数 KC5: 位置B6の基本周波数 図6に示すサンプルポイントのデータは、これらのキー
コードKCnにおける第1〜第4フォルマントデータで
ある。さらに、この実施例ではタッチに関する補間をも
行うために、複数のタッチ値のそれぞれについての第1
〜第4フォルマントデータをサンプルポイントのデータ
として記憶している。例えば、「a」音のキーコードK
C1に対しては2種のタッチ値T1,T2のそれぞれに
ついてフォルマントデータを記憶している。タッチ値T
1は比較的小さい値、タッチ値T2は比較的大きい値と
する。以上より、例えば「a」音のキーコードKC1に
対しては以下の16個のフォルマントデータを記憶して
いる。
【0040】<タッチがT1のフォルマントデータ> 第1フォルマント周波数データ : F1KC1T1 第2フォルマント周波数データ : F2KC1T1 第3フォルマント周波数データ : F3KC1T1 第4フォルマント周波数データ : F4KC1T1 第1フォルマントレベルデータ : L1KC1T1 第2フォルマントレベルデータ : L2KC1T1 第3フォルマントレベルデータ : L3KC1T1 第4フォルマントレベルデータ : L4KC1T1 <タッチがT2のフォルマントデータ> 第1フォルマント周波数データ : F1KC1T2 第2フォルマント周波数データ : F2KC1T2 第3フォルマント周波数データ : F3KC1T2 第4フォルマント周波数データ : F4KC1T2 第1フォルマントレベルデータ : L1KC1T2 第2フォルマントレベルデータ : L2KC1T2 第3フォルマントレベルデータ : L3KC1T2 第4フォルマントレベルデータ : L4KC1T2 また、上記と同様にして他の「i,u,e」の各音につ
いてもそれぞれサンプルポイントのフォルマントデータ
を記憶しておく。これらのデータは、上述の第1の実施
例と同様に図2の手順により入力すればよい。なお、タ
ッチ値に関する補間を行うのは音の強さに応じたフォル
マントデータの変化を再現するためであるが、音の強さ
に対応するフォルマントデータの変化の変化率は一定と
は限らないため、タッチ値に関するサンプルポイントは
2つと限るわけではない。例えば、図6の「a」音のキ
ーコードKC1については2つのタッチ値T1,T2に
関するサンプルポイントを記憶するが、「i」音のキー
コードKC6については3つのタッチ値T11,T1
2,T13に関するサンプルポイントを記憶している。
どのようなタッチ値をサンプルポイントとするかは、音
の強さに対応するフォルマントデータの変化の状況に応
じて定めればよい。
【0041】図7は、図6のようなサンプルポイントの
フォルマントデータを記憶した場合の補間演算実行処理
を示す。この補間演算実行処理ではまず、ステップS3
1でRAM14に記憶してある図6のサンプルポイント
のキーコードKCnを読出して発音すべき音のキーコー
ドKCがどのサンプルの間にあるかを検出する。例え
ば、音色が「a」音なら上記のKC1〜KC5のどの間
にあるかを検出する。次に、ステップS32でタッチ方
向のフォルマントデータの補間を行い、ステップS33
でキー方向のフォルマントデータの補間を行い、リター
ンする。
【0042】図8は、図7の補間の手順を具体的に説明
するための概念図である。図8は、押鍵された鍵のキー
コードKCが上記のキーコードKC1とKC2との間に
あり、タッチ値が「50」のときの補間の手順を示して
いる。このときのキーコードKCおよびタッチ値「5
0」に対応する第1フォルマント周波数データF1KC 5
0 は、以下のように求める。まず、キーコードKC1を
固定して考えF1KC1T1とF1KC1T2 との間でタッチに
関する補間を行い、F1KC1 50を求める。また、同様に
F1KC2T3 とF1KC2T4 との間でタッチに関する補間を
行い、F1KC2 50を求める。以上のタッチ方向の補間は
図7のステップS32において行う。次に、F1KC1 50
とF1KC2 50との間でキーコードに関する補間を行い、
F1KC 50を求める。このキー方向の補間は図7のステ
ップS33において行う。同様にして、F2KC 50 、F
3KC 50 、F4KC 50 、L1KC 50 、L2KC 50 、L3
KC 50 、L4KC 50 を求める。
【0043】このように求めたフォルマントデータは、
前述の図4のステップS13でフォルマント合成音源に
送出される。これにより、音高に応じた適正なフォルマ
ントを有するフォルマント音が発生される。
【0044】上記の第1および第2の実施例において
は、すべての演奏情報に対するフォルマントデータを記
憶しておく必要がないので、すべてのフォルマントデー
タを記憶するものに比べて、メモリ容量を節約すること
ができる。
【0045】上記の第1の実施例ではサンプルデータの
キーコードの値は処理の流れの中に固定値として組込ま
れている(例えば、図5ステップS22やステップS2
4)。したがって、サンプルポイントのキーコードを変
更したい場合に不便である。第2の実施例によれば、各
サンプルポイントのデータは図2のようにユーザが任意
に入力しかつ図1のスイッチ6,7,8,9により修正
もできるので、より柔軟な設定が可能であり多彩な音作
りが容易である。
【0046】次に、キー方向とタッチ方向の補間をあら
かじめ行っておきその全結果を記憶しておいて、再生時
に用いる第3の実施例につき説明する。
【0047】図9は、この実施例の電子楽器のフォルマ
ントデータを記憶するテーブルの内容を示す。このテー
ブルはRAM14に設定され、キーコードのそれぞれに
対応する第1〜第4フォルマントデータをタッチ値
「0」〜「127」のそれぞれに対応して記憶する。
【0048】図10は、図9のテーブルにデータを設定
する手順を説明するためのフローチャートである。テー
ブルへのデータ設定は、まず、ステップS41で複数の
サンプルポイントでフォルマントデータを抽出し、図9
のテーブルの該当する位置へ記憶する。フォルマントデ
ータの抽出は上述の第1の実施例の図2の手順と同様に
行えばよい。次に、ステップS42でタッチ方向に12
8段階、キー方向に全キーに対する補間をそれぞれ実行
し、図9のテーブルに記憶する。このような補間処理は
上述の第2の実施例の図7,8で説明したのと同様に行
えばよい。以上の手順により、図9のテーブルに全キー
コードおよび全タッチ値にそれぞれ対応するフォルマン
トデータが記憶される。
【0049】図11は、鍵盤の鍵が押下されフォルマン
ト音を再生する手順を示すフローチャートである。な
お、再生時には図3のメインルーチンを用い、ステップ
S4の押鍵処理を図11の手順に入替えればよい。
【0050】フォルマント音を再生する押鍵処理では、
まず、ステップS51で押鍵時のタッチ値およびキーコ
ードに応じて、図9のテーブルからフォルマントデータ
を読出す。次に、ステップS52で発音チャンネルを選
択し、読出したフォルマントデータとキーオン信号をフ
ォルマント合成音源18に送出し、リターンする。これ
により、タッチ値およびキーコードに応じたフォルマン
トを有する楽音が発生される。
【0051】このように全キーコードおよび全タッチ値
に対応するフォルマントデータをあらかじめ算出して記
憶しておけば、発音実行までの処理時間を短くすること
ができ、再生時の処理が高速に行うことができる。ま
た、テーブルに記憶するフォルマントデータは、幾つか
のサンプルポイントでフォルマントデータを抽出すれば
残りは補間演算により算出される。したがって、テーブ
ルの設定は容易であり、音作りが容易である。
【0052】なお、上記の3つの実施例ではフォルマン
トデータの補間の方式として直線補間を用いたが、これ
に限らず、関数曲線を用いた補間方式その他の補間方式
を用いてもよい。その場合、補間に必要なフォルマント
データのサンプルポイントは3つ以上としてもよい。
【0053】音声の音域は鍵盤の音域より狭いため、音
高が最高の鍵および最低の鍵に対応する音を音声で発音
することはほとんど不可能である。したがって、音高が
最高の鍵および最低の鍵に対応する音のフォルマントデ
ータを音声から抽出することはできない。上記実施例で
は図5ステップS22〜S25などから分るように所定
の音域の外の音は一番近い位置のサンプルポイントのフ
ォルマントデータを用いている。しかし、これに限ら
ず、サンプルを取ることのできる音域以外の音域の音に
ついては架空のフォルマントデータを作成してもよい
し、補間曲線(直線も含む)を延長して演算してもよ
い。
【0054】また、上記実施例ではタッチ方向とキー方
向との補間について示したが、時間方向の補間を行って
もよい。すなわち、異なる時間のフォルマントデータを
さらにメモリに記憶し押鍵開始からの時間によってタッ
チ方向およびキー方向の補間に加えて時間方向の補間を
実行してもよい。さらに、補間はタッチ方向だけ、キー
方向だけ、あるいは時間方向だけ、というように1次元
補間としてもよいし、これらを適宜組み合わせて2次元
補間としてもよい。サンプルポイントの数は上記の実施
例に限らない。例えば、タッチデータについてはサンプ
ルポイントを3つ以上取り記憶してもよい。
【0055】本発明はプリセット型電子楽器に適用する
こともできる。この場合、フォルマントデータはあらか
じめROMに記憶しておくとよい。
【0056】上記実施例ではフォルマント周波数および
フォルマントレベルを補間する例を示したが、フォルマ
ントバンド幅などの他のフォルマントデータについても
同様に補間することができる。また、上記実施例では同
じ音色(例えば「a」音)の異なる音高の音の間でフォ
ルマントデータを補間しているが、異なる音色の音の間
で補間を行うようにしてもよい。これにより、新しい音
色の音を容易に作り出すことができる。
【0057】また、上記の実施例ではフォルマント周波
数とフォルマントレベルとがほぼ同じ基本周波数の位置
で変化するような例を説明したが、フォルマント周波数
とフォルマントレベルとをまったく独立に処理してもよ
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、補間演算によりフォルマントデータを作成しフォル
マント音を再生するようにしているので、音高や音量な
どの演奏情報に対応する適正なフォルマントを有するフ
ォルマント音を合成することができ、しかもすべての演
奏情報に対応するフォルマントデータを入力する必要が
ないので、手間が省ける。また、音色がまったく異なる
音のフォルマントの間を補間することにより、新しい音
色の音を容易に作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る電子楽器のブロッ
ク構成図
【図2】 外部から音響を入力してサンプルポイントの
フォルマントデータを抽出する場合の処理の流れを示す
ブロック図
【図3】 この実施例の電子楽器のメインルーチンを説
明するためのフローチャート
【図4】 図3ステップS4の押鍵処理を説明するため
のフローチャート
【図5】 図4ステップS11のフォルマントデータ補
間演算の一例を示す
【図6】 この発明の補間演算の別の例におけるフォル
マントデータメモリの内容
【図7】 上記のようなフォルマントデータを記憶した
場合の補間演算実行処理のフローチャート
【図8】 図7の手順を具体的に説明するためのグラフ
【図9】 この実施例の電子楽器のフォルマントデータ
を記憶しているテーブルの内容
【図10】 図9のテーブルにデータを設定する手順を
説明するためのフローチャート
【図11】 鍵盤の鍵が押下されフォルマント音を再生
する手順を示すフローチャート
【図12】 プロのソプラノ歌手が種々の基本周波数で
4種の母音「a,i,u,e」を発音した場合のフォル
マント周波数の変化を示すグラフ
【図13】 通常の会話を行う程度の声の大きさで
「a」音を発音した場合の振幅スペクトル
【図14】 強く「a」音を発音した場合の振幅スペク
トル
【符号の説明】
1…鍵盤、2…インターフェース、3…パネル、4…液
晶ディスプレイ、5…音色選択スイッチ、6,7,8,
9…フォルマントデータ設定・修正スイッチ、10…パ
ネルスイッチインターフェース、11…LCDインター
フェース、12…ディジタルシグナルプロセッサ(DS
P)、13…ROM、14…RAM、15…音響入力装
置、16…A/Dコンバータ、17…中央処理装置(C
PU)、18…フォルマント合成音源、19…サウンド
システム、20…バスライン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏者の演奏操作に応じて演奏情報を発
    生する演奏情報発生手段と、 前記演奏情報として取り得る値の範囲内における幾つか
    の演奏情報の値に対応するフォルマントデータを記憶し
    た記憶手段と、 前記演奏情報発生手段から発生された演奏情報の値に基
    づいて、前記記憶手段から複数のフォルマントデータを
    選択して読出す読出制御手段と、 前記読出制御手段により読出した複数のフォルマントデ
    ータを用いて補間演算を行うことにより、前記演奏情報
    発生手段から発生された演奏情報の値に対応するフォル
    マントデータを算出し出力する補間手段と、 前記補間手段から出力されるフォルマントデータに基づ
    くフォルマントを有する楽音の楽音信号を合成して出力
    するフォルマント音合成手段とを具備することを特徴と
    する電子楽器。
  2. 【請求項2】 演奏者の演奏操作に応じて演奏情報を発
    生する演奏情報発生手段と、 外部の音響を入力する音響入力手段と、 前記音響入力手段により入力した音響を分析して演奏情
    報を抽出するとともに、その音響のフォルマントデータ
    を抽出する音響分析手段と、 前記音響分析手段により複数の音響を分析して得た複数
    組の演奏情報とフォルマントデータとの組データを用い
    て補間演算を行うことにより、この組データに含まれる
    演奏情報以外のすべての演奏情報の値に対応するフォル
    マントデータを算出し出力する補間手段と、 前記音響分析手段により抽出したフォルマントデータお
    よび前記補間手段により算出したフォルマントデータを
    記憶する記憶手段と、 前記演奏情報発生手段から発生された演奏情報の値に対
    応するフォルマントデータを前記記憶手段から読出し、
    このフォルマントデータに基づくフォルマントを有する
    楽音の楽音信号を合成して出力するフォルマント音合成
    手段とを具備することを特徴とする電子楽器。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5840593A (ja) * 1981-09-04 1983-03-09 ヤマハ株式会社 電子楽器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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