JPH0540557Y2 - - Google Patents
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- JPH0540557Y2 JPH0540557Y2 JP20320385U JP20320385U JPH0540557Y2 JP H0540557 Y2 JPH0540557 Y2 JP H0540557Y2 JP 20320385 U JP20320385 U JP 20320385U JP 20320385 U JP20320385 U JP 20320385U JP H0540557 Y2 JPH0540557 Y2 JP H0540557Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- plate
- coil
- pick
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- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Description
[産業上の利用分野]
本考案はエレクトリツクギターのピツクアツプ
に係り、特にバーピース形の磁芯構造の改良に関
する。 [従来の技術] スチール弦振動を電気信号として拾うピツクア
ツプは、磁芯形状によつて2種類に分けられる。
弦の本数と同数の柱状磁芯(ポールピース)を使
用するポールピース形と、弦の本数とは無関係に
1枚の板状磁芯(バーピース)を使用するバーピ
ース形である。 第4図及び第5図は、従来のバーピース形のピ
ツクアツプを示している。これを簡単に説明する
と、厚みのある板状鉄芯1を長尺側が上になるよ
うに起立させ、この囲りにコイルボビン2を介し
てコイル4を巻回すると共に、下部に永久磁石3
を装着してある。 板状鉄芯1の頂部から上方に向つて永久磁石の
磁力線が常に出ているため、鉄芯1の頂部に張設
したスチール弦を近づけると、スチール弦が磁化
される。その磁化された弦が振動すると、コイル
4を通つている磁束は弦の振動によつて変化する
ため、コイルに起電力が生じ、これが音として取
り出される。 [考案が解決しようとする問題点] しかし、コイルを巻いたボビンの中に厚みのあ
る板状鉄芯を含む従来のピツクアツプでは、次の
ような問題があつた。 (1) 板状鉄芯内部の磁束の変化によつて生じる渦
電流損が大きく、共振鋭度を表すQの値が低い
ため、音質的に好ましくない。 (2) 板状鉄芯頂部から放射される磁束密度が低
く、全音域にわたつて感度も低い。 (3) 渦電流に起因して好ましくない磁束の表皮効
果が生じるが、その表皮効果及び渦電流損は高
周波において高くなるため、弦振動を拾う際の
高域特性が悪くなる。 [考案の目的] 本考案の目的は、前記した従来の問題点を解消
して、磁芯中に生じる渦電流による損失を防止で
き、Qの値が高く、音質的にも良好なピツクアツ
プを提供することである。 [考案の概要] 上記目的に沿う本考案は、板状磁芯をスチール
弦の張設方向である厚さ方向に磁気的に分離した
2枚の薄い磁性板で構成したものである。 これにより、磁芯中に生じる渦電流を低減さ
せ、2枚の磁芯のそれぞれについて独立した磁気
回路を形成して磁束密度を増加させるようにした
ものである。 [考案の実施例] 本考案の実施例を第1A図〜第3図に基づいて
説明すれば以下の通りである。 なお、図中、第4図及び第5図に示した従来例
と同一機能を有する部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。 第1A図及び第1B図は本考案のピツクアツプ
例を示す。 コイル4を外周に装着される板状磁芯10は、
その厚さ方向に分離された2枚の薄い鉄製の磁性
板11,12で構成されている。この2枚の磁性
板11,12は磁気的に分離してある。このため
の分離手段としては、もつとも簡易な空気絶縁を
用いることもできるが、非磁性体から成るスペー
サ13を介設してもよい。スペーサとしては、例
えば、合成樹脂製のスポンジを用い、各磁性板1
1,12をボビン2内壁に強固に押し付けて固定
するのが好ましい。 磁芯10が2枚の磁性板11,12に磁気的に
分離されることによつて、各磁性板11,12に
は、コイル4を共用する独立した磁気回路が形成
される。この回路出力は直列接続されて1つの出
力として取り出されるようになつている。 このように構成されたピツクアツプの磁芯10
の厚さ方向にスチール弦14が張設される。 さて、上記のような構成において、スチール弦
14が振動すると、磁芯10中を通る磁束の増減
によつて磁束に対して垂直な面に渦電流が流れ
る。この渦電流による損失は板の厚さの2乗に比
例する。したがつて、磁芯が厚い程渦電流損が増
大することになる。 しかし、本実施例では磁芯を2枚の薄い磁性板
11,12に分けて、磁性板間を絶縁してあるの
で、渦電流損が著しく減少する。 また、磁性板間を絶縁したことにより、磁性板
11,12ごとに発生する起電力は分割されて小
さくなるが、渦電流損が減少しており、各磁性板
11,12にそれぞれ形成された独立の磁気回路
を直列接続してあるため、トータルの起電力は増
大する。 更に、磁芯10が、従来の厚い板状磁芯の中間
部を取り除いた構造となつているため、磁束の表
皮効果が低減すると共に、材料の節約にもなる。 第2図は本考案と従来との具体的な特性比較を
示している。両者の磁芯寸法及び測定値は下表の
通りである。
に係り、特にバーピース形の磁芯構造の改良に関
する。 [従来の技術] スチール弦振動を電気信号として拾うピツクア
ツプは、磁芯形状によつて2種類に分けられる。
弦の本数と同数の柱状磁芯(ポールピース)を使
用するポールピース形と、弦の本数とは無関係に
1枚の板状磁芯(バーピース)を使用するバーピ
ース形である。 第4図及び第5図は、従来のバーピース形のピ
ツクアツプを示している。これを簡単に説明する
と、厚みのある板状鉄芯1を長尺側が上になるよ
うに起立させ、この囲りにコイルボビン2を介し
てコイル4を巻回すると共に、下部に永久磁石3
を装着してある。 板状鉄芯1の頂部から上方に向つて永久磁石の
磁力線が常に出ているため、鉄芯1の頂部に張設
したスチール弦を近づけると、スチール弦が磁化
される。その磁化された弦が振動すると、コイル
4を通つている磁束は弦の振動によつて変化する
ため、コイルに起電力が生じ、これが音として取
り出される。 [考案が解決しようとする問題点] しかし、コイルを巻いたボビンの中に厚みのあ
る板状鉄芯を含む従来のピツクアツプでは、次の
ような問題があつた。 (1) 板状鉄芯内部の磁束の変化によつて生じる渦
電流損が大きく、共振鋭度を表すQの値が低い
ため、音質的に好ましくない。 (2) 板状鉄芯頂部から放射される磁束密度が低
く、全音域にわたつて感度も低い。 (3) 渦電流に起因して好ましくない磁束の表皮効
果が生じるが、その表皮効果及び渦電流損は高
周波において高くなるため、弦振動を拾う際の
高域特性が悪くなる。 [考案の目的] 本考案の目的は、前記した従来の問題点を解消
して、磁芯中に生じる渦電流による損失を防止で
き、Qの値が高く、音質的にも良好なピツクアツ
プを提供することである。 [考案の概要] 上記目的に沿う本考案は、板状磁芯をスチール
弦の張設方向である厚さ方向に磁気的に分離した
2枚の薄い磁性板で構成したものである。 これにより、磁芯中に生じる渦電流を低減さ
せ、2枚の磁芯のそれぞれについて独立した磁気
回路を形成して磁束密度を増加させるようにした
ものである。 [考案の実施例] 本考案の実施例を第1A図〜第3図に基づいて
説明すれば以下の通りである。 なお、図中、第4図及び第5図に示した従来例
と同一機能を有する部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。 第1A図及び第1B図は本考案のピツクアツプ
例を示す。 コイル4を外周に装着される板状磁芯10は、
その厚さ方向に分離された2枚の薄い鉄製の磁性
板11,12で構成されている。この2枚の磁性
板11,12は磁気的に分離してある。このため
の分離手段としては、もつとも簡易な空気絶縁を
用いることもできるが、非磁性体から成るスペー
サ13を介設してもよい。スペーサとしては、例
えば、合成樹脂製のスポンジを用い、各磁性板1
1,12をボビン2内壁に強固に押し付けて固定
するのが好ましい。 磁芯10が2枚の磁性板11,12に磁気的に
分離されることによつて、各磁性板11,12に
は、コイル4を共用する独立した磁気回路が形成
される。この回路出力は直列接続されて1つの出
力として取り出されるようになつている。 このように構成されたピツクアツプの磁芯10
の厚さ方向にスチール弦14が張設される。 さて、上記のような構成において、スチール弦
14が振動すると、磁芯10中を通る磁束の増減
によつて磁束に対して垂直な面に渦電流が流れ
る。この渦電流による損失は板の厚さの2乗に比
例する。したがつて、磁芯が厚い程渦電流損が増
大することになる。 しかし、本実施例では磁芯を2枚の薄い磁性板
11,12に分けて、磁性板間を絶縁してあるの
で、渦電流損が著しく減少する。 また、磁性板間を絶縁したことにより、磁性板
11,12ごとに発生する起電力は分割されて小
さくなるが、渦電流損が減少しており、各磁性板
11,12にそれぞれ形成された独立の磁気回路
を直列接続してあるため、トータルの起電力は増
大する。 更に、磁芯10が、従来の厚い板状磁芯の中間
部を取り除いた構造となつているため、磁束の表
皮効果が低減すると共に、材料の節約にもなる。 第2図は本考案と従来との具体的な特性比較を
示している。両者の磁芯寸法及び測定値は下表の
通りである。
【表】
なお、上記実施例ではピツクアツプをシングル
コイルピツクアツプとして述べたが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、例えば鉄芯1とビ
ス状鉄芯21とを並べることによりハムバツキン
グピツクアツプを構成して第6図に示す従来のも
のと同様に、第3図に示す如く、本考案のコイル
ピツクアツプを併設することによつて容易にハム
バツキングピツクアツプを構成することもでき
る。 [考案の効果] 以上要するに本考案によれば、板状磁芯を厚さ
方向に磁気的に分離した2枚の薄い磁製板で構成
したことにより、次のような優れた効果を発揮す
る。 (1) 板状磁芯内部の磁束の変化によつて生じる渦
電流損を小さくすることができ、共振鋭度を表
わすQの値も高くなり、高い音質が得られる。 (2) 板状磁芯頂部から放射される磁束密度も高く
なり、全音域に亙つて高感度となる。 (3) 磁束の表皮効果及び渦電流損を低く抑えるこ
とができるので、弦振動を拾う際の高域特性が
良好になる。
コイルピツクアツプとして述べたが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、例えば鉄芯1とビ
ス状鉄芯21とを並べることによりハムバツキン
グピツクアツプを構成して第6図に示す従来のも
のと同様に、第3図に示す如く、本考案のコイル
ピツクアツプを併設することによつて容易にハム
バツキングピツクアツプを構成することもでき
る。 [考案の効果] 以上要するに本考案によれば、板状磁芯を厚さ
方向に磁気的に分離した2枚の薄い磁製板で構成
したことにより、次のような優れた効果を発揮す
る。 (1) 板状磁芯内部の磁束の変化によつて生じる渦
電流損を小さくすることができ、共振鋭度を表
わすQの値も高くなり、高い音質が得られる。 (2) 板状磁芯頂部から放射される磁束密度も高く
なり、全音域に亙つて高感度となる。 (3) 磁束の表皮効果及び渦電流損を低く抑えるこ
とができるので、弦振動を拾う際の高域特性が
良好になる。
第1A図は本考案の一実施例に係るピツクアツ
プの断面図、第1B図は同じく斜視図、第2図は
本考案と従来とを比較した周波数特性図、第3図
は本考案の変形例に係るハムバツキングピツクア
ツプの断面図、第4図は従来のピツクアツプの断
面図、第5図は同じく斜視図、第6図は同じくハ
ムパツキングピツクアツプの断面図である。 図中、3は永久磁束、4はコイル、10は板状
磁芯、11,12は磁性板、13はスペーサ、1
4はスチール弦である。
プの断面図、第1B図は同じく斜視図、第2図は
本考案と従来とを比較した周波数特性図、第3図
は本考案の変形例に係るハムバツキングピツクア
ツプの断面図、第4図は従来のピツクアツプの断
面図、第5図は同じく斜視図、第6図は同じくハ
ムパツキングピツクアツプの断面図である。 図中、3は永久磁束、4はコイル、10は板状
磁芯、11,12は磁性板、13はスペーサ、1
4はスチール弦である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コイルと永久磁石とを装着した板状磁芯に、
この厚さ方向と平行に張設したスチール弦を臨
ませて磁化し、磁化した弦の振動による磁束の
変化で上記コイルに起電力を発生させるピツク
アツプにおいて、上記板状磁芯を厚さ方向に磁
気的に分離した2枚の薄い磁性板で構成したこ
とを特徴とするピツクアツプ。 (2) 上記2枚の薄い磁性板の間に非磁性体から成
るスペーサが介設されていることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載のピツクア
ツプ。 (3) 上記ピツクアツプが2個併設されてハムバツ
キングピツクアツプを構成していることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
項記載のピツクアツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20320385U JPH0540557Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20320385U JPH0540557Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62110999U JPS62110999U (ja) | 1987-07-15 |
| JPH0540557Y2 true JPH0540557Y2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=31168311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20320385U Expired - Lifetime JPH0540557Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540557Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP20320385U patent/JPH0540557Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62110999U (ja) | 1987-07-15 |
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