JPH054067Y2 - - Google Patents

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JPH054067Y2
JPH054067Y2 JP1985092171U JP9217185U JPH054067Y2 JP H054067 Y2 JPH054067 Y2 JP H054067Y2 JP 1985092171 U JP1985092171 U JP 1985092171U JP 9217185 U JP9217185 U JP 9217185U JP H054067 Y2 JPH054067 Y2 JP H054067Y2
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JP
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customer
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withdrawal
banknote
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金融機関の窓口において顧客及び金融
機関の係員の操作により現金の入出金処理を行う
窓口入出金装置に関するものである。
〔従来の技術〕
銀行等の金融機関で用いられる窓口装置とし
て、窓口業務を行う係員(以下テラー)が直接手
を介することなく顧客との入出金取引を行えるよ
うに、顧客が現金を投入したり受け取つたりする
ための顧客用入出金口と、テラーが現金を投入し
たり受け取つたりするための係員用入出金口とを
備えた窓口入出金装置が提案されており、窓口業
務の省力化及びテラーの心理的負担の軽減に役立
つている。
また、この窓口入出金装置は金融機関の業務終
了後、自動入出金装置として無人化店舗にて稼働
し、効率的に運用されている。
第2図は従来のこの種の窓口入出金装置の内部
構造を示す概略的な側断面図で、まず入金取引を
行う場合、顧客により装置筐体101の接客面側
上部に設けられた顧客用入出金口102から回転
部103へ投入された紙幣が分離給送部104に
移され、該分離給送部104で1枚ずつ分離され
て搬送路105に給送され、この搬送路105及
び搬送路106により鑑別部107に送られて、
該鑑別部107により各紙幣の真偽、正損、金種
等の判別が行われる。
この鑑別部107において真券でかつ正券と判
別された紙幣は搬送路108,109,110を
通つて一時集積部111,112に金種別に集積
され、また真券ではあるが損券と判別された紙幣
は一時集積部113へ集積される。
そして、偽券と判別された紙幣及び判別不可能
な紙幣は搬送路108,114,115を通つて
集積部116に集積され、ここから回転部103
に戻されて顧客入出金口102より顧客に返却さ
れる。
ここで、顧客により取引承認可否の判断が行わ
れ、取引承認信号が入力されると、前記一時集積
部111,112,113に集積されている紙幣
が各紙幣収納箱117,118,119内に取り
込まれて収納される。
一方、取引承認不可の信号入力が行われた場合
は、一時集積部111,112,113に集積さ
れていた紙幣が搬送路110,120,106、
鑑別部107、搬送路108,114,115を
通つて集積部116に集積され、ここから回転部
103に戻されて顧客用入出金口102から顧客
に返却される。
次に、顧客への出金時は、紙幣収納箱117,
118から紙幣が出金要求枚数に応じて1枚ずつ
繰出され、その繰出された紙幣は搬送路110及
び120を通つて鑑別部107に送られる。
そしてこの鑑別部107で金種及び出金の適、
不敵が判別され、適と判別された紙幣は搬送路1
08,114,115を通つて集積部116に集
積された後、ここから回転部103に移されて顧
客用入出金口102から顧客に支払われる。
また、前記鑑別部107で不敵と判別された紙
幣は搬送路108,109を通つてリジエクト収
納箱121へ回収される。
テラーによる入金あるいは出金は、前記顧客用
入出金口102、回転部103、及び集積部11
6の代わりに、装置筐体101の前記接客面と反
対側に位置する係員面側上部に設けられた係員用
入出金口122の入金部123、及び出金部12
4を利用してほぼ同様の手順で行われる。
金融機関の業務終了後は、装置筐体101の接
客面側と係員面側とをシヤツタ126で遮断し、
この状態で顧客の操作による入出金取引が前記と
同様の手順で実行される。
このような窓口入出金装置においては、金融機
関の業務中はテラーが顧客と対応しており、顧客
が返却紙幣や支払い紙幣を顧客用入出金口102
から抜取らない場合、テラーがその場で注意を促
すため、顧客が紙幣を取り忘れることはないが、
業務終了後に窓口入出金装置を顧客のみが入出金
取引を実行する自動入出金装置として使用する場
合は、顧客が返却紙幣や支払い紙幣を取り忘れる
恐れがある。
そのため、従来において図示したように顧客用
入出金口102の内側に位置する回転部103の
下方に取込箱125を設け、顧客が紙幣を取り忘
れた場合、この紙幣をこの取込箱125内に取り
込んで保管するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の窓口入出金装置
では以下の問題がある。
すなわち、複数の顧客の取り忘れ紙幣を取込箱
に取り込んで混在させると、その区別がつかなく
なるため、取込箱に取り込む取り忘れた紙幣は1
回に限られ、業務終了後に自動取引装置として運
用している期間中に、顧客による紙幣の取り忘れ
が2回発生すると、その2回目の取り忘れ紙幣を
回転部で保管して装置の運用を停止しなければな
らないという問題があつた。
このような事態を回避する方法として、取込箱
を複数設けることや取込箱を大形化することが考
えられるが、いずれも装置全体の大形化につなが
り、しかも取り忘れ紙幣をその都度、他の取り忘
れ紙幣と区別するための手段、方法等が必要とな
り、構成及び制御の複雑化を招くと共に、コスト
アツプにつながることになる。
本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、金融機関の業務終了後にテラーが
存在しない状態で装置が運用されるときはテラー
用の入出金口が使用されないこと、及び紙幣の取
り忘れがそれほど多く発生するものではない点に
着目し、このことを利用して装置が大型化するこ
となくかつ構成及び制御を特に複雑化することな
く、テラー用の入出金口側に取り忘れ紙幣を2回
に分けて取り込み可能な構成とし、更に取り忘れ
紙幣が2回発生した場合は出金取引のみを可能と
して装置の運用停止をできるだけ少なくすること
ができる窓口入出金装置を実現することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案は、装置接客
面側に設けられた顧客用入出金口と、前記接客面
と反対側に位置する装置係員面側に設けられた係
員用入出金口と、紙幣の真偽、金種、正損、表裏
等の判別を行う鑑別部と、金種別に紙幣を収納す
る複数の紙幣収納箱とを備え、入金取引時に前記
顧客用入出金口または係員用入出金口から投入さ
れた紙幣を1枚づつ前記鑑別部に搬送して、真偽
等の判別結果により入金可能紙幣を前記複数の紙
幣収納箱に搬送して金種別に収納し、入金不可の
紙幣は前記顧客用入出金口または係員用入出金口
に戻して返却すると共に、出金取引時に前記紙幣
収納箱から繰り出た紙幣を1枚づつ前記鑑別部に
搬送し、出金可能と判別された紙幣を前記顧客用
入出金口または係員用入出金口に搬送して出金す
る窓口入出金装置において、前記顧客用入出金口
に設けられ、顧客による投入紙幣の受け入れ及び
顧客に対する返却紙幣と出金紙幣を集積する顧客
側集積部と、前記係員用入出金口に設けられ、係
員による投入紙幣の受け入れ、係員に対する出金
紙幣を集積すると共に、前記顧客用入出金口から
投入されて前記鑑別部で損券と判別された紙幣を
集積する係員側集積部と、この係員側集積部に隣
接して前記係員用入出金口に設けられ、係員に対
する返却紙幣を集積する返却紙幣集積部と、前記
顧客側集積部の取り忘れ紙幣を検知する検知手段
と、前記係員用入出金口を閉じ、前記顧客用入出
金口のみにて取引を行う状態のとき、顧客側集積
部に集積された第1回目の顧客の取り忘れ紙幣を
前記検知手段が検知すると、その取り忘れ紙幣を
顧客側集積部から前記返却紙幣集積部に転送して
保管し、かつ前記検知手段が顧客側集積部に集積
された第2回目の顧客の取り忘れ紙幣を検知する
と、その取り忘れ紙幣を顧客側集積部から前記係
員側集積部に転送して保管すると共に、以後の入
金取引を中止して出金取引のみを可能とするよう
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
〔作用」 上述した手段を有する本考案は、金融機関の業
務終了後等に係員用入出金口を閉じ、顧客用入出
金口のみにて取引を行う状態において、取引を行
つた顧客が顧客側集積部に集積された返却紙幣あ
るいは出金紙幣を取り忘れた場合、それを検知手
段が検知すると、その取り忘れ紙幣を顧客側集積
部から係員用入出金口の返却紙幣集積部に転送し
て保管する。
同様に第2回目の取り忘れが生じて、それを前
記検知手段が検知すると、その取り忘れ紙幣を顧
客側集積部から係員用入出金口の係員側集積部に
転送して保管すると共に、以後の入金取引を中止
して出金取引のみを可能とする。
従つて、これによれば従来のような取込箱が不
要となり、装置の大形化や構成及び制御を特に複
雑化することなく、取り忘れ紙幣の取り込み回数
を2回に増やすことができ、そのため係員用入出
金口を閉じ、顧客用入出金口のみにて取引を行う
状態で、紙幣の取り忘れが2回発生しても出金取
引のみは可能となるので紙幣の取り忘れによる装
置の運用停止を少なくすることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案による窓口入出金装置の一実施
例を示す概略的な側面図で、図において1は装置
筐体であり、この装置筐体1の正面側上部には顧
客用入出金口2が設けられ、また後面側上部には
係員用入出金口3が設けられている。
4は前記顧客用入出金口2に設けられたシヤツ
タで、このシヤツタ4の内側には顧客側集積部5
と、これに続く分離給送部(顧客側分離給送手
段)6が設けられている。
7は前記係員用入出金口3に設けられたシヤツ
タで、このシヤツタ7の内側には係員側集積部8
と返却紙幣集積部9が設けられており、かつ係員
側集積部8には分離給送手段(係員側分離給送手
段)10と集積手段11が配置されている。
ここで、前記顧客側集積部5は、顧客による投
入紙幣の受け入れ、顧客に対する紙幣の返却と出
金、及び紙幣の集積を行うためのものである。
また、前記係員側集積部8は係員よる投入紙幣
の受け入れ、係員に対する紙幣の出金、及び紙幣
の集積を行うためのものであり、更に返却紙幣集
積部9は係員に対する紙幣の返却を行うためのも
のである。
このように顧客用入出金口2には顧客側集積部
5のみを設け、係員用入出金口3には係員側集積
部8と返却紙幣集積部9を設けているのは次の理
由によるものである。
すなわち、顧客は装置に不慣れな場合が多く、
そのため顧客用入出金口2に入出金用の集積部と
は別に紙幣の返却用の集積部を設けると間違いを
生じ易いからである。
それに対しテラーは装置を熟知しており、係員
側集積部8と返却紙幣集積部9とを設けても間違
えることがない。また、後で詳しく述べるが、入
金動作において顧客用入出金口2では、投入紙幣
を顧客側集積部5から分離給送部6に移してから
紙幣の分離給送を始めるため、処理がその分おそ
くなるが、係員側集積部8と返却紙幣集積部9と
を設けることにより係員側集積部8から紙幣の分
離給送を行いつつ返却紙幣を返却紙幣集積部9に
集積できるので処理を迅速に行うことができるこ
とになる。
12は紙幣の真偽、正損、金種、及び表裏等の
判別を行う鑑別部である。
13と14と15は金種別に紙幣を収納する紙
幣収納箱、16と17と18は各紙幣収納箱13
〜15と対応するように一体に設けられた一時集
積部、19と20と21は各紙幣収納箱13〜1
5と一時集積部16〜18との間を仕切る移動可
能な仕切板、22と23と24は各一時集積部1
6〜18に対に対応して配置された分離給送手段
(金種別分離給送手段)である。
25は損券紙幣を収納する損券収納箱、26は
リジエクト紙幣を収納するリジエクト券収納箱、
27は装置内への紙幣の補充及び回収を行う着脱
可能な一括金庫、28は該一括金庫27に対応し
て設けられた分離給送手段(一括金庫用分離給送
手段)であり、また29〜36は上述した各部を
結ぶ搬送路である。
ここで搬送路29と30は前記分離給送部6に
より分離給送された紙幣を前記鑑別部12に搬送
する第1の搬送路を成し、また搬送路33,34
及び30は前記分離給送手段10により分離給送
された紙幣を前記鑑別部12に搬送する第2の搬
送路を成し、搬送路31及び32は前記顧客用入
出金口2または係員用入出金口3からの入金取引
時に前記鑑別部12で入金可と判別された紙幣、
及び紙幣補給時に鑑別部12での金種判別により
金種の確定した紙幣を前記各一時集積部16〜1
8または各紙幣収納箱13〜15に金種別に振り
分けて搬送すると共に、紙幣回収時に鑑別部12
を経た紙幣を一括金庫27に搬送する第3の搬送
路を成す。
また、搬送路32及び30は前記顧客用入出金
口2または係員用入出金口3からの入金取引時に
取引承認否信号が入力されることによつて前記一
時集積部16〜18から分離給送された紙幣、及
び前記顧客用入出金口2または係員用入出金口3
への出金取引時に各紙幣収納箱13〜15から分
離給送された紙幣、さらには紙幣回収時に各紙幣
収納箱13〜15から分離給送された紙幣を前記
鑑別部12に搬送する第4の搬送路を成し、搬送
路31,33、及び35は前記顧客用入出金口2
からの入金取引時に前記鑑別部12で入金不可と
判別された紙幣、前記顧客用入出金口3への出金
取引時に鑑別部12で出金可と判別された紙幣、
及び係員用入出金口3からの入金取引時に前記鑑
別部12で入金可でかつ損券あるいは表裏反転が
必要または出金対象外金種と判別された紙幣を前
記顧客側集積部5に搬送する第5の搬送路を成
し、そして搬送路36は係員用入出金口3からの
入金取引時に前記鑑別部12で入金不可と判別さ
れた紙幣を前記返却紙幣集積部9に搬送する第6
の搬送路を成す。
また、搬送路31及び33は係員用入出金口3
への出金取引時に鑑別部12で出金可と判別され
た紙幣、及び顧客用入出金口2からの入金取引時
に前記鑑別部12で入金可であるが損券あるいは
表裏反転が必要または出金対象外金種と判別され
た紙幣を前記係員側集積部8に搬送する第7の搬
送路を成し、更に搬送路は33,34及び30は
紙幣補給時に前記分離給送手段28により分離給
送された紙幣を前記鑑別部12へ搬送する第8の
搬送路を成す。
次に、上述した構成の作用を各取引毎に説明す
る。
但し、以下の説明において装置の動作は図示し
ない制御手段により制御されるものとする。
まず、金融機関の業務中に顧客がテラーと対応
して取引を行う場合について説明する。
(顧客用入出金口からの入金取引) 顧客用入出金口2から入金を行う場合、テラー
または顧客により顧客入金取引の信号を装置に入
力すると、顧客用入出金口2に設けられたシヤツ
タ4が開き、入金紙幣の投入が可能となる。
ここで顧客が顧客用入出金口2から顧客側集積
部5へ紙幣を一括して投入すると、この顧客側集
積部5に受け入れられた紙幣が図示しない検知手
段により検知され、これによりシヤツタ4が閉じ
る。
その後紙幣は図示しない移送手段により分離給
送部6に移され該分離給送部6により紙幣は1枚
ずつ分離され搬送路29に給送され、この搬送路
29及び搬送路30により鑑別部12に送られ
て、該鑑別部12により真偽、正損、金種、及び
表裏等の判別が行われる。
この鑑別部12において、真券であると共に正
券でかつ表と判別された紙幣は、入金可として搬
送路31,32を通つて一時集積部16,17,
18にそれぞれ金種別に集積され、また真券では
あるが損券あるいは表裏反転が必要または出金対
象外金種(例えば5百円)と判別された紙幣は入
金可として搬送路31,33を通つて集積手段1
1により係員側集積部8に集積される。このとき
係員用入出金口3のシヤツタ7は閉状態となつて
いる。
更に、前記鑑別部12において、偽券と判別さ
れた紙幣及び判別不可能な紙幣は入金不可として
搬送路31,33,34及び35を通つて顧客側
集積部5に戻され、分離給送部6の紙幣の処理が
終了した後、シヤツタ4が開いて前記顧客側集積
部5に戻された紙幣が顧客に返却される。
ここで顧客に対して取引の確認が行われ、取引
承認可の信号入力が顧客またはテラーにより行わ
れると、各仕切板19,20,21が開き、一時
集積部16,17,18に集積されていた紙幣が
紙幣収納箱13,14,15内に取り込まれて収
納される。また、係員側集積部8に集積されてい
た紙幣は分離給送手段10により1枚ずつ搬送路
33へ分離給送され、この搬送路33、搬送路3
4及び30を通つて表裏反転された後鑑別部12
に送られる。そして該鑑別部12で表と判別され
た正券紙幣は搬送路31,32を通つて金種別に
紙幣収納箱13,14,15内へそれぞれ収納さ
れ、また損券と判別された紙幣は搬送路31を通
つて損券収納箱25内へ、更に重送等と判別され
た紙幣はリジエクト券収納箱26内へそれぞれ収
納される。
一方、取引承認不可の信号入力が行われた場合
は、一時集積部16,17,18に集積されてい
た紙幣が各分離給送手段22,23,24により
1枚ずつ搬送路32に分離給送され、この搬送路
32、搬送路35を通つて顧客側集積部5に戻さ
れる。また、係員側集積部8に集積されていた紙
幣も分離給送手段10により搬送路33に分離給
送され、ここから搬送路34,35を通つて顧客
側集積部5に戻される。
こうして、各紙幣が顧客側集積部5に戻された
後、シヤツタ4が開き、顧客に紙幣が返却され
る。
(係員用入出金口からの入金取引) 係員用入出金口3から入金を行う場合は、テラ
ーまたは顧客により係員入金取引の信号を装置に
入力すると、係員用入出金口3のシヤツタ7が開
き、入金紙幣の投入が可能となる。
ここでテラーが係員用入出金口3から係員側集
積部8へ紙幣を一括投入すると、この係員側集積
部8に受け入れられた紙幣が図示しない検知手段
により検知され、分離給送手段10により紙幣が
1枚ずつ搬送路33に分離給送される。そしてこ
れらの紙幣は搬送路33,34,30を通つて鑑
別部12に送られ、該鑑別部12で真偽、正損、
金種、及び表裏等の判別が行われる。
この鑑別部12において、真券であると共に正
券でかつ表と判別された紙幣は、入金可として搬
送路31,32を通つて一時集積部16,17,
18にそれぞれ金種別に集積され、また真券では
あるが損券あるいは表裏反転が必要または出金対
象外金種(例えば5百円券)と判別された紙幣は
入金可として搬送路31,33,34,35を通
つて表裏反転された後顧客側集積部5に集積され
る。このとき顧客用入出金口2のシヤツタ4は閉
状態となつている。
更に、前記鑑別部12において、偽券と判別さ
れた紙幣及び判別不可能な紙幣は、搬送路31,
36を通つて返却紙幣集積部9に集積され、テラ
ーに返却される。
ここで顧客に対して取引の確認が行われ、取引
承認可の信号入力がテラーまたは顧客により行わ
れると、各仕切板19,20,21が開き、一時
集積部16,17,18に集積されていた紙幣が
紙幣収納箱13,14,15内に取り込まれて収
納される。また、顧客側集積部5に集積されてい
た紙幣は分離給送部6に移されてここから1枚ず
つ搬送路29へ分離給送され、この搬送路29及
び30を通つて鑑別部12に送られる。そして該
鑑別部12で表と判別された正券紙幣は搬送路3
1,32を通つて金種別に紙幣収納箱13,1
4,15内へそれぞれ収納され、また損券と判別
された紙幣は損券収納箱25内へ、更に斜行や重
送あるいは接近等と判別された紙幣はリジエクト
券収納箱26内へそれぞれ収納される。
一方、取引承認不可の信号入力が行われた場合
は、一時集積部16,17,18に集積されてい
た紙幣が各分離給送手段22,23,24により
1枚ずつ搬送路32に分離給送され、この搬送路
32、搬送路30、鑑別部12、及び搬送路3
1,36を通つて返却紙幣集積部9に集積され
る。また、顧客側集積部5に集積されていた紙幣
も分離給送部6により搬送路29に分離給送さ
れ、ここから搬送路30、鑑別部12、及び搬送
路31,36を通つて返却紙幣集積部9に集積さ
れる。
こうして、各紙幣が返却紙幣集積部9に戻され
た後、シヤツタ7が開き、テラーに紙幣が返却さ
れる。
(顧客用入出金口への出金取引) 顧客用入出金口2から出金を行う場合、テラー
または顧客により顧客出金取引の信号を装置に入
力すると、各仕切板19,20,21が開き、紙
幣収納箱13,14,15からの紙幣の出金が可
能となり、出金要求金額に応じて各紙幣収納箱1
3,14,15内の紙幣が分離給送手段22,2
3,24により1枚ずつ要求枚数だけ搬送路32
へ分離給送される。これらの紙幣は搬送路30を
通つて鑑別部12に送られ、該鑑別部12で金
種、斜行、重送、接近等の判別が行われた後、出
金可能と判別された紙幣は搬送路31,33,3
4及び35を通つて顧客側集積部5に集積され
る。また、斜行、重送、接近等と判別された紙幣
は出金不可として搬送路31を通つて損券収納箱
25またはリジエクト券収納箱26に収納され回
収される。そして、顧客側集積部5に集積された
紙幣が出金要求額に達すると、顧客用入出金口2
のシヤツタ4が開き、紙幣が顧客に出金される。
(係員用入出金口への出金取引) 係員用入出金口3からの出金を行う場合、テラ
ーまたは顧客により顧客出金取引の信号を装置に
入力すると、各仕切板19,20,21が開き、
紙幣収納箱13,14,15からの紙幣の出金が
可能となり、出金要求金額に応じて各紙幣収納箱
13,14,15内の紙幣が分離給送手段22,
23,24により1枚ずつ要求枚数だけ搬送路3
2へ分離給送される。これらの紙幣は搬送路30
を通つて鑑別部12に送られ、該鑑別部12で金
種、斜行、重送、接近等の判別が行われた後、正
常と判別された紙幣は出金可として搬送路31,
33を通つて集積手段11により係員側集積部8
に集積される。また、斜行、重送、接近等と判別
された紙幣は出金不可として搬送路31を通つて
損券収納箱25またはリジエクト券収納箱26に
収納される。そして、係員側集積部8に集積され
た紙幣が出金要求額に達すると、係員入出金口3
のシヤツタ7が開いて紙幣がテラーに出金され、
テラーから顧客に渡される。
次に、金融機関の業務終了後に窓口入出金装置
が顧客の操作のみで取引を行う自動入出金装置と
して運用した場合について説明する。
尚、装置の入金取引動作及び出金取引動作は前
述した場合と同様であるので、ここでは本考案の
独自の作用である顧客による紙幣の取り忘れが生
じた場合の動作のみを説明する。
(顧客の取り忘れ紙幣の取り込み) 入金取引時の返却紙幣又は出金取引時の出金紙
幣を顧客が顧客用入出金口2から取り忘れたこと
を図示しない紙幣検出センサ及び時間監視回路等
で検知すると、シヤツタ4が閉じられ、取り忘れ
紙幣は顧客側集積部5から分離給送部6へ移され
る。そして該分離給送部6から紙幣は1枚ずつ搬
送路29へ分離給送され、この搬送路29から搬
送路30、鑑別部12、搬送路31,36を通つ
て返却紙幣集積部9へ集積される。このとき係員
用入出金口3は使用されておらず、シヤツタ7が
閉じているので、装置の運用は停止されずに続行
される。
次に、取引が繰返されて2回目の紙幣の取り忘
れが生じると、前記と同様の検知が行われてシヤ
ツタ4が閉じられ、取り忘れ紙幣が顧客側集積部
5から分離給送部6へ移される。このときの紙幣
は分離給送部6から搬送路29を分離給送された
後、搬送路30、鑑別部12、搬送路33を通つ
て集積手段11により係員側集積部8へ集積され
る。
つまり、取り忘れ紙幣の取り込みは返却紙幣集
積部9と係員側集積部8とにより2回行うことが
できる。
このようにして、2回目の取り込みが行われる
と、係員側集積部8を入金取引時の損券、裏券を
一時的に集積させる集積部として利用できなくな
るため、入金取引は中止されるが、出金取引は係
員側集積部8を使用することなく行うことができ
るので、装置の運用は続行させることができる。
そしてこのとき係員用入出金口3のシヤツタ7
は前記のように閉じているので、係員側集積部8
及び返却紙幣集積部9に集積された取り込み紙幣
が外部から抜き出されることはない。
次に紙幣の補給及び回収について説明する。
各紙幣収納箱13,14,15には装置の運用
前に予め出金紙幣を補給する必要があり、また精
査時等には各紙幣収納箱13,14,15から紙
幣を回収する必要があるが、この紙幣の回収及び
補給は一括金庫27を介して行われる。
(紙幣の補給) 一括金庫27に各金種を混合した紙幣を装填
し、この一括金庫27を装置筐体1内に装置した
後、テラーが補給指示の信号を入力すると、一括
金庫27内の紙幣が分離給送手段28により1枚
ずつ分離給送され、搬送路33,34及び30を
通つて鑑別部12に送られる。
この鑑別部12で真券であると共に正券でかつ
表と判別された紙幣は搬送路31,32を通つて
金種別に紙幣収納箱13,14,15内に収納さ
れる。このとき仕切板16,17,18は開いて
おり、紙幣の補給がすべて終了すると閉じる。
一方、鑑別部12で偽券、損券、あるいは裏と
判別された紙幣は搬送路31,32を通つて損券
収納箱25またはリジエクト券収納箱26へそれ
ぞれ収納される。
(紙幣の回収) 回収の場合はテラーが回収指示の信号を入力す
ると、仕切板19,20,21が開かれ、各金種
毎に紙幣収納箱13,14,15内の紙幣が分離
給送手段22,23,24により順次搬送路32
へ分離給送される。これらの紙幣は搬送路32及
び30を通つて鑑別部12に送られ、この鑑別部
12で金種が判別される。ここで金種が確認され
た紙幣は搬送路31を通つて一括金庫27または
損券収納箱25内へ収納され、また斜行や重送等
によつて金種が不明な紙幣は搬送路31を通つて
リジエクト券収納箱26へ収納される。
尚、損券収納箱25とリジエクト券収納箱26
も一括金庫と同様に装置筐体1に対して着脱自在
となつており、従つてこの損券収納箱25とリジ
エクト券収納箱26内も一括金庫と同様に装置筐
体1から取外して中の紙幣を回収する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、係員用入出金口
を閉じ、前記顧客用入出金口のみにて取引を行う
状態のとき、顧客側集積部に集積された第1回目
の顧客の取り忘れを紙幣を検知手段が検知する
と、その取り忘れ紙幣を顧客側集積部から前記返
却紙幣集積部に転送して保管し、かつ前記検知手
段が顧客側集積部に集積された第2回目の顧客取
り忘れ紙幣を検知すると、その取り忘れ紙幣を顧
客側集積部から前記係員側集積部に転送して保管
すると共に、以後の入金取引を中止して出金取引
のみを可能となるように制御している。
従つて、これによれば従来のような取込箱が不
要となり、装置の大形化や構成及び制御を特に複
雑化することなく、取り忘れ紙幣の取り込み回数
を2回に増やすことができ、これによつて紙幣の
取り忘れが2回発生しても、出金取引のみは可能
となるので紙幣の取り忘れによる装置の運用停止
が少なくなるという効果が得られる。
また本考案は、前記のように顧客の取り忘れ紙
幣を係員用入出金口側の係員側集積部と返却紙幣
集積部に取り込んで保管するため、顧客の取り忘
れ紙幣の存在が一括金庫による紙幣の補給、回収
の妨げにならないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による窓口入出金装置の一実施
例を示す側断面図、第2図は従来の窓口入出金装
置を示す側断面図である。 2……顧客用入出金口、3……係員用入出金
口、4,7……シヤツタ、5……顧客側集積部、
6……分離給送部、8……係員側集積部、9……
返却紙幣集積部、10,22〜24,28……分
離給送手段、11……集積手段、12……鑑別
部、13〜15……紙幣収納箱、25……損券収
納箱、26……リジエクト券収納箱、27……一
括金庫、29〜36……搬送路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置接客面側に設けられた顧客用入出金口と、 前記顧客面と反対側に位置する装置係員面側に
    設けられた係員用入出金口と、 紙幣の真偽,金種,正損,表裏等の判別を行う
    鑑別部と、 金種別に紙幣を収納する複数の紙幣収納箱とを
    備え、 入金取引時に前記顧客用入出金口または係員用
    入出金口から投入された紙幣を1枚づつ前記鑑別
    部に搬送して、真偽等の判別結果により入金可能
    紙幣を前記複数の紙幣収納箱に搬送して金種別に
    収納し、入金不可の紙幣は前記顧客用入出金口ま
    たは係員用入出金口に戻して返却すると共に、 出金取引時には前記紙幣収納箱から繰り出た紙
    幣を1枚づつ前記鑑別部に搬送し、出金可能と判
    別された紙幣を前記顧客用入出金口または係員用
    入出金口に搬送して出金する窓口入出金装置にお
    いて、 前記顧客用入出金口に設けられ、顧客による投
    入紙幣の受け入れ及び顧客に対する返却紙幣と出
    金紙幣を集積する顧客側集積部と、 前記係員用入出金口に設けられ、係員による投
    入紙幣の受け入れ、係員に対する出金紙幣を集積
    すると共に、前記顧客用入出金口から投入されて
    前記鑑別部で損券と判別された紙幣を集積する係
    員側集積部と、 この係員側集積部に隣接して前記係員用入出金
    口に設けられ、係員に対する返却紙幣を集積する
    返却紙幣集積部と、 前記顧客側集積部の取り忘れ紙幣を検知する検
    知手段と、 前記係員用入出金口を閉じ、前記顧客用入出金
    口のみにて取引を行う状態のとき、顧客側集積部
    に集積された第1回目の顧客の取り忘れ紙幣を前
    記検知手段が検知すると、その取り忘れ紙幣を顧
    客側集積部から前記返却紙幣集積部に転送して保
    管し、かつ前記検知手段が顧客側集積部に集積さ
    れた第2回目の顧客の取り忘れ紙幣を検知する
    と、その取り忘れ紙幣を顧客側集積部から前記係
    員側集積部に転送して保管すると共に、以後の入
    金取引を中止して出金取引のみを可能とするよう
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする窓
    口入出金装置。
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