JPH0541206Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541206Y2 JPH0541206Y2 JP1987144502U JP14450287U JPH0541206Y2 JP H0541206 Y2 JPH0541206 Y2 JP H0541206Y2 JP 1987144502 U JP1987144502 U JP 1987144502U JP 14450287 U JP14450287 U JP 14450287U JP H0541206 Y2 JPH0541206 Y2 JP H0541206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- valve
- control valve
- pressure
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、内燃機関の吸気弁や排気弁を油圧
駆動するための装置に関する。
駆動するための装置に関する。
内燃機関の吸気弁や排気弁の作動タイミングは
エンジンの性能と密接に関連する。即ち、エンジ
ンの所期の性能を得るためには弁の作動タイミン
グを適切に制御する要請がある。吸気弁や排気弁
の駆動は、クランク軸の回転によつて駆動される
カムによつて機械的に行うのが通常である。そし
て、機械的な弁駆動機構において吸気弁や排気弁
の作動タイミングを任意に可変制御するため、ク
ランク軸のカム軸に対する回転位相を制御する機
械的な機構が提案されている。ところが、このよ
うな機械的な機構では広いバルブタイミング範囲
を得るのが困難であり、所期の性能が得られない
ことがある。
エンジンの性能と密接に関連する。即ち、エンジ
ンの所期の性能を得るためには弁の作動タイミン
グを適切に制御する要請がある。吸気弁や排気弁
の駆動は、クランク軸の回転によつて駆動される
カムによつて機械的に行うのが通常である。そし
て、機械的な弁駆動機構において吸気弁や排気弁
の作動タイミングを任意に可変制御するため、ク
ランク軸のカム軸に対する回転位相を制御する機
械的な機構が提案されている。ところが、このよ
うな機械的な機構では広いバルブタイミング範囲
を得るのが困難であり、所期の性能が得られない
ことがある。
そこで、カム等により機械的に駆動する代わり
に、油圧アクチユエータによつて弁を駆動するも
のが提案されている。即ち、アクチユエータへの
油圧の供給タイミング、及び供給時間をコントロ
ールすることにより任意のバルブタイミングを得
ようとするものである。例えば、特開昭53−
130911号等参照。
に、油圧アクチユエータによつて弁を駆動するも
のが提案されている。即ち、アクチユエータへの
油圧の供給タイミング、及び供給時間をコントロ
ールすることにより任意のバルブタイミングを得
ようとするものである。例えば、特開昭53−
130911号等参照。
〔考案が解決しようとする問題点〕
弁を油圧によつて制御する場合、自動車用とし
て考慮すると、弁自体は数百Hzもの高速で作動す
ることから、油圧アクチユエータの作動速度も十
分これに追従するものでなければならない。その
ためには、油圧源の圧力を高める解決手段がある
が、消費動力の増大、油圧制御系の大型化を招
く。油圧源の圧力をそれほど高くしなしで応答性
を上げるには配管系の長さを短縮すると共に油圧
配管系の圧力変動はできる限り抑制することが望
まれる。ところが、従来技術では、圧力変動の吸
収用のアキユムレータは油圧アクチユエータから
離間したところに配置されているため、アキユム
レータから油圧アクチユエータへの配管は長くな
り、かつアキユムレータによる圧力変動防止効果
も弱くなる。
て考慮すると、弁自体は数百Hzもの高速で作動す
ることから、油圧アクチユエータの作動速度も十
分これに追従するものでなければならない。その
ためには、油圧源の圧力を高める解決手段がある
が、消費動力の増大、油圧制御系の大型化を招
く。油圧源の圧力をそれほど高くしなしで応答性
を上げるには配管系の長さを短縮すると共に油圧
配管系の圧力変動はできる限り抑制することが望
まれる。ところが、従来技術では、圧力変動の吸
収用のアキユムレータは油圧アクチユエータから
離間したところに配置されているため、アキユム
レータから油圧アクチユエータへの配管は長くな
り、かつアキユムレータによる圧力変動防止効果
も弱くなる。
この考案は油圧配管の長さを短縮することを目
的とする。
的とする。
この考案によれば、多気筒内燃機関において、
吸気弁又は排気弁の開閉作動を制御するための油
圧アクチユエータと、アクチユエータへの油圧の
導入制御弁と、アクチユエータからの油圧の排出
制御弁と、油圧導入制御弁の上流に位置されかつ
油圧導入配管としても機能する高圧アキユムレー
タと、油圧排出制御弁の下流に位置されかつ油圧
排出配管としても機能する低圧アキユムレータと
を備えており、各気筒の油圧導入制御弁及び排出
制御弁は対応する油圧アクチユエータの上方にお
いて水平面内に並列配置され、各気筒の油圧導入
制御弁及び排出制御弁の上方に高圧アキユムレー
タ及び低圧アキユムレータが内燃機関の本体の気
筒の並ぶ方向のほぼ全長に沿つて延設され、高圧
及び低圧アキユムレータは各気筒の導入制御弁及
び排出制御弁に夫々分岐されることを特徴とする
内燃機関の油圧式弁駆動装置が提供される。
吸気弁又は排気弁の開閉作動を制御するための油
圧アクチユエータと、アクチユエータへの油圧の
導入制御弁と、アクチユエータからの油圧の排出
制御弁と、油圧導入制御弁の上流に位置されかつ
油圧導入配管としても機能する高圧アキユムレー
タと、油圧排出制御弁の下流に位置されかつ油圧
排出配管としても機能する低圧アキユムレータと
を備えており、各気筒の油圧導入制御弁及び排出
制御弁は対応する油圧アクチユエータの上方にお
いて水平面内に並列配置され、各気筒の油圧導入
制御弁及び排出制御弁の上方に高圧アキユムレー
タ及び低圧アキユムレータが内燃機関の本体の気
筒の並ぶ方向のほぼ全長に沿つて延設され、高圧
及び低圧アキユムレータは各気筒の導入制御弁及
び排出制御弁に夫々分岐されることを特徴とする
内燃機関の油圧式弁駆動装置が提供される。
高圧アキユムレータから油圧がその気筒の油圧
導入制御弁が開のときアクチユエータに導入さ
れ、バルブは開弁される。油圧排気制御弁が閉の
ときアクチユエータから油圧が低圧アキユムレー
タに排出され、バルブは閉止される。
導入制御弁が開のときアクチユエータに導入さ
れ、バルブは開弁される。油圧排気制御弁が閉の
ときアクチユエータから油圧が低圧アキユムレー
タに排出され、バルブは閉止される。
第1図−第4図はこの考案の油圧式弁駆動装置
を吸気弁に使用し、排気弁の駆動には通常のカム
軸を使用した4気筒で各気筒4バルブの内燃機関
の実施例を示す。第1図において、10はシリン
ダヘツドであり、吸気ポート12、排気ポート1
4が形成される。16,18はバルブシートであ
り、夫々吸気弁20,排気弁22により開閉され
る。24は点火栓の電極部である。排気弁22は
バルブスプリング26によつてバルブシート18
に着座する方向に付勢される。排気弁カム軸28
は、通常のようにベルト又はチエーン(図示せ
ず)によりクランク軸に連結され、これにより回
転駆動される。カム軸28上にカム30が取付ら
れ、カム30の回転中にカムノーズがバルブリフ
タ32のところに来ると、排気弁22はバルブス
プリング26に抗してバルブシート18から開弁
せしめられる。27はカム軸カバーである。
を吸気弁に使用し、排気弁の駆動には通常のカム
軸を使用した4気筒で各気筒4バルブの内燃機関
の実施例を示す。第1図において、10はシリン
ダヘツドであり、吸気ポート12、排気ポート1
4が形成される。16,18はバルブシートであ
り、夫々吸気弁20,排気弁22により開閉され
る。24は点火栓の電極部である。排気弁22は
バルブスプリング26によつてバルブシート18
に着座する方向に付勢される。排気弁カム軸28
は、通常のようにベルト又はチエーン(図示せ
ず)によりクランク軸に連結され、これにより回
転駆動される。カム軸28上にカム30が取付ら
れ、カム30の回転中にカムノーズがバルブリフ
タ32のところに来ると、排気弁22はバルブス
プリング26に抗してバルブシート18から開弁
せしめられる。27はカム軸カバーである。
吸気弁20の駆動用のこの考案の油圧式弁駆動
装置は第1図では符号34でその全体を示す。弁
駆動装置34の筐体はアクチユエータハウジング
36と、制御弁ハウジング38と、アキユムレー
タハウジング40との上下3段重ねから構成さ
れ、これらはボルト42によつてシリンダヘツド
10のボルト孔44に締結固定される。その締結
固定に先立つて、ボルト孔44に案内スリーブ4
6が一部突出するように打ち込まれる。案内スリ
ーブ46の突出部分に3段重ねのハウジングの最
も下側のアクチユエータハウジング36の下面の
位置合わせ孔48が挿入され、位置合わせが行わ
れ、ボルト42が挿入締結されることになる。
装置は第1図では符号34でその全体を示す。弁
駆動装置34の筐体はアクチユエータハウジング
36と、制御弁ハウジング38と、アキユムレー
タハウジング40との上下3段重ねから構成さ
れ、これらはボルト42によつてシリンダヘツド
10のボルト孔44に締結固定される。その締結
固定に先立つて、ボルト孔44に案内スリーブ4
6が一部突出するように打ち込まれる。案内スリ
ーブ46の突出部分に3段重ねのハウジングの最
も下側のアクチユエータハウジング36の下面の
位置合わせ孔48が挿入され、位置合わせが行わ
れ、ボルト42が挿入締結されることになる。
カバー50は弁駆動装置34の全体を被覆する
ものであり、シールリング52を介してシリンダ
ヘツド面に固定される。53はオイルキヤツプで
ある。
ものであり、シールリング52を介してシリンダ
ヘツド面に固定される。53はオイルキヤツプで
ある。
アクチユエータハウジング36には各気筒の二
つの吸気弁20の駆動用の油圧アクチユエータ5
4が配置される。各油圧アクチユエータ54は、
ハウジング36に形成される孔56にねじ固定さ
れるシリンダ58と、このシリンダ58に摺動自
在に嵌合されるプランジヤ60と、プランジヤ6
0の縦方向(弁軸方向)の位置決め用のシム62
とを有する。シリンダ58の端面にピンスパナに
係合するための凹部64が形成され、シリンダ5
8の組みつけが可能となつている。プランジヤ6
0の下端は吸気弁20のステム上端に接触してお
り、プランジヤ60の他端に圧力室66が形成さ
れる。圧力室66に油圧が加わるとプランジヤ6
0は第2図の下方に動き、バルブステムをばね6
8に抗して変位させ、吸気弁20は開弁される。
70はスプリングリテーナであり、コツタ72に
よつてバルブステム上端に楔止されている。
つの吸気弁20の駆動用の油圧アクチユエータ5
4が配置される。各油圧アクチユエータ54は、
ハウジング36に形成される孔56にねじ固定さ
れるシリンダ58と、このシリンダ58に摺動自
在に嵌合されるプランジヤ60と、プランジヤ6
0の縦方向(弁軸方向)の位置決め用のシム62
とを有する。シリンダ58の端面にピンスパナに
係合するための凹部64が形成され、シリンダ5
8の組みつけが可能となつている。プランジヤ6
0の下端は吸気弁20のステム上端に接触してお
り、プランジヤ60の他端に圧力室66が形成さ
れる。圧力室66に油圧が加わるとプランジヤ6
0は第2図の下方に動き、バルブステムをばね6
8に抗して変位させ、吸気弁20は開弁される。
70はスプリングリテーナであり、コツタ72に
よつてバルブステム上端に楔止されている。
制御弁ハツジング38には各気筒毎に油圧導入
制御弁74と、油圧排出制御弁76とが配置され
る(第3図参照)。これらの制御弁74,76は
水平面内で並列に配置される。油圧導入制御弁7
4は弁体78と、弁体78の駆動用の高速応答型
の駆動手段である圧電素子積層体80と、環状の
弁座部材82,84,86及び88から構成され
る。弁座部材82,84,86及び88は一連に
配置され、その一端にストツパ90が配置され、
他端のねじ部材92によつてハウジング38内に
保持される。第3図において、94は入力ポー
ト、96は第1出力ポート、98は第2出力ポー
トである。入力ポート94には後述のように圧力
源からの油圧が供給される。第1出力ポート9
6、第2出力ポート98は環状室97,97′及
びハウジング38内の横方向油圧通路99(栓9
9aにより閉鎖される)、99′を介して長さ方向
油圧通路100に合流され、この通路100は第
1の吸気弁20の駆動用のアクチユエータ54の
油圧室66に接続されると共に、第2の吸気弁2
0′の駆動用のアクチユエータ54′の油圧室6
6′に接続される。ばね102は弁体78を図の
左方に付勢し、弁体78は弁座部材84,86を
閉鎖している。この位置は油圧導入制御弁74の
閉鎖位置であり、入力ポート94は、第1出力ポ
ート96及び第2出力ポート98から切り離され
ている。後述のように圧電積層体80に通電した
油圧導入制御弁74の開放位置では、弁座部材8
4,86が開放するように弁体78はばね102
に抗して図の右方に動き油圧が油圧通路100を
介して油圧室66,66′に導入される。尚、1
03は弁体78のストツパであり、その背後に緩
衝用の弾性体103aが設けられる。
制御弁74と、油圧排出制御弁76とが配置され
る(第3図参照)。これらの制御弁74,76は
水平面内で並列に配置される。油圧導入制御弁7
4は弁体78と、弁体78の駆動用の高速応答型
の駆動手段である圧電素子積層体80と、環状の
弁座部材82,84,86及び88から構成され
る。弁座部材82,84,86及び88は一連に
配置され、その一端にストツパ90が配置され、
他端のねじ部材92によつてハウジング38内に
保持される。第3図において、94は入力ポー
ト、96は第1出力ポート、98は第2出力ポー
トである。入力ポート94には後述のように圧力
源からの油圧が供給される。第1出力ポート9
6、第2出力ポート98は環状室97,97′及
びハウジング38内の横方向油圧通路99(栓9
9aにより閉鎖される)、99′を介して長さ方向
油圧通路100に合流され、この通路100は第
1の吸気弁20の駆動用のアクチユエータ54の
油圧室66に接続されると共に、第2の吸気弁2
0′の駆動用のアクチユエータ54′の油圧室6
6′に接続される。ばね102は弁体78を図の
左方に付勢し、弁体78は弁座部材84,86を
閉鎖している。この位置は油圧導入制御弁74の
閉鎖位置であり、入力ポート94は、第1出力ポ
ート96及び第2出力ポート98から切り離され
ている。後述のように圧電積層体80に通電した
油圧導入制御弁74の開放位置では、弁座部材8
4,86が開放するように弁体78はばね102
に抗して図の右方に動き油圧が油圧通路100を
介して油圧室66,66′に導入される。尚、1
03は弁体78のストツパであり、その背後に緩
衝用の弾性体103aが設けられる。
圧電素子積層体80はピエゾ圧電素子を多数枚
積層して構成される。圧電素子の通電によつて圧
電素子の厚みが増加する。即ち、その厚み×圧電
素子の枚数分の伸縮が通電か解除かで得られる。
圧電素子積層体80は一端がカツプ状ピストン1
04に嵌合される。カツプ状ピストン104はハ
ウジング38の孔106に摺動自在に嵌合され
る。この孔106の外端にスリーブ状ナツト10
8がねじ嵌合され、同ナツト108の端面にカツ
プ状ストツパ110が突き当てられ、保持ナツト
111が保持スリーブ状ナツト108にねじ嵌合
され、これにより圧電素子積層体が締結保持され
る。圧電素子積層体80はリード線114,11
6によつて外部の制御回路に接続される。この制
御回路から吸気弁20,20′の開弁信号が圧電
素子積層体80に通電されると、同積層体80は
伸張され、ピストン104は図の右方に皿ばね1
17に抗して移動され、圧力室112の圧力は高
まる。その結果、弁体78はばね102に抗して
図の右方に動き、弁座部材84,86は開放され
る。その結果、入力ポート94は出力ポート9
6,98に連通され、圧力室66,66′に油圧
が導入される。圧電素子積層体80への通電が解
除されると、同積層体80は収縮され、ピストン
104は図の左方に皿ばね117によつて駆動さ
れ、圧力室112の圧力は下がる。その結果、弁
体78はばね102によつて図の左方に動き、弁
体78によつて弁座部材84,86は閉鎖され
る。その結果、入力ポート94は出力ポート9
6,98から切り離される。弁座部材88におい
て弁体78の端面には補助油圧室118が形成さ
れ、この補助油圧室118には補助油圧ポート1
19を介して後述のように補助油圧が導入され
る。そのため、弁体78は閉弁方向に付勢されて
いる。補助油圧をかけることにより、スプリング
102の荷重をその分弱くすることができ、応答
速度を挙げることができる。
積層して構成される。圧電素子の通電によつて圧
電素子の厚みが増加する。即ち、その厚み×圧電
素子の枚数分の伸縮が通電か解除かで得られる。
圧電素子積層体80は一端がカツプ状ピストン1
04に嵌合される。カツプ状ピストン104はハ
ウジング38の孔106に摺動自在に嵌合され
る。この孔106の外端にスリーブ状ナツト10
8がねじ嵌合され、同ナツト108の端面にカツ
プ状ストツパ110が突き当てられ、保持ナツト
111が保持スリーブ状ナツト108にねじ嵌合
され、これにより圧電素子積層体が締結保持され
る。圧電素子積層体80はリード線114,11
6によつて外部の制御回路に接続される。この制
御回路から吸気弁20,20′の開弁信号が圧電
素子積層体80に通電されると、同積層体80は
伸張され、ピストン104は図の右方に皿ばね1
17に抗して移動され、圧力室112の圧力は高
まる。その結果、弁体78はばね102に抗して
図の右方に動き、弁座部材84,86は開放され
る。その結果、入力ポート94は出力ポート9
6,98に連通され、圧力室66,66′に油圧
が導入される。圧電素子積層体80への通電が解
除されると、同積層体80は収縮され、ピストン
104は図の左方に皿ばね117によつて駆動さ
れ、圧力室112の圧力は下がる。その結果、弁
体78はばね102によつて図の左方に動き、弁
体78によつて弁座部材84,86は閉鎖され
る。その結果、入力ポート94は出力ポート9
6,98から切り離される。弁座部材88におい
て弁体78の端面には補助油圧室118が形成さ
れ、この補助油圧室118には補助油圧ポート1
19を介して後述のように補助油圧が導入され
る。そのため、弁体78は閉弁方向に付勢されて
いる。補助油圧をかけることにより、スプリング
102の荷重をその分弱くすることができ、応答
速度を挙げることができる。
油圧排出用制御弁76の構造は油圧導入用制御
弁74の構造と実質的に同様であり、棒状弁体1
20と、圧電素子積層体122を有しており、そ
の他の細部構成も同様である。即ち、制御弁76
の閉鎖状態では入口ポート149は出口ポート1
51,153から切り離され、開放状態では入口
ポート149は出口ポート151,153に接続
される。尚、油圧通路99,99′,100(第
1図)は油圧導入用制御弁74だけでなくこの排
出制御用制御弁76にも共用される。即ち、出口
ポート151,153は、環状室145,147
を介して第2図の油圧通路99,99′に接続さ
れ、これは通路100を介して油圧アクチユエー
タ54,54′の油圧室66,66′に連絡され
る。
弁74の構造と実質的に同様であり、棒状弁体1
20と、圧電素子積層体122を有しており、そ
の他の細部構成も同様である。即ち、制御弁76
の閉鎖状態では入口ポート149は出口ポート1
51,153から切り離され、開放状態では入口
ポート149は出口ポート151,153に接続
される。尚、油圧通路99,99′,100(第
1図)は油圧導入用制御弁74だけでなくこの排
出制御用制御弁76にも共用される。即ち、出口
ポート151,153は、環状室145,147
を介して第2図の油圧通路99,99′に接続さ
れ、これは通路100を介して油圧アクチユエー
タ54,54′の油圧室66,66′に連絡され
る。
アキユムレータハウジング40は制御弁ハウジ
ング38上に配置され、高圧アキユムレータ13
0と、低圧アキユムレータ132と、補助油圧ア
キユムレータ134とを有し、これらのアキユム
レータ130,132,134はハウジング40
内をエンジンの長さ方向に延設されている。高圧
アキユムレータ130は後述のように油圧ポンプ
から油圧アクチユエータへの油圧導入配管系の一
部分を構成する。また、低圧アキユムレータ13
2も、後述するように油圧アクチユエータから油
タンクへの油圧排出配管系の一部分を構成する。
さらに、補助油圧アクユムレータ134は制御弁
74,76への補助油圧の導入配管系の一部分を
構成する。
ング38上に配置され、高圧アキユムレータ13
0と、低圧アキユムレータ132と、補助油圧ア
キユムレータ134とを有し、これらのアキユム
レータ130,132,134はハウジング40
内をエンジンの長さ方向に延設されている。高圧
アキユムレータ130は後述のように油圧ポンプ
から油圧アクチユエータへの油圧導入配管系の一
部分を構成する。また、低圧アキユムレータ13
2も、後述するように油圧アクチユエータから油
タンクへの油圧排出配管系の一部分を構成する。
さらに、補助油圧アクユムレータ134は制御弁
74,76への補助油圧の導入配管系の一部分を
構成する。
高圧アキユムレータ130より各気筒の油圧導
入制御弁34の入口ポート94に向けて通路13
6が延びている。同様に、低圧アキユムレータ1
32より各気筒の油圧排出制御弁76の入口ポー
ト149に通路138が延びている。更に、補助
油圧アキユムレータ134より油圧導入制御弁7
4の補助油圧室118への補助油圧ポート119
に通路140が延びており、油圧排出制御弁76
の補助油圧室142への補助油圧ポート144に
向けて通路146が延びている。後述のように、
高圧アキユムレータ130は油圧ポンプに接続さ
れ、低圧アキユムレータ132はタンクに接続さ
れ、補助油圧アキユムレータ134は油圧ポンプ
からの圧力を減圧する減圧弁に接続される。以上
述べたこの考案の構成によれば、油圧アクチユエ
ータ54の上方に制御弁74,76が、そしてそ
の上方に制御弁74,76への配管系の一部分を
構成するアキムレータ130,132,134が
配置されているため、各アキユムレータから油圧
アキユムレータ間の距離が最短となり、かつ油圧
導入側(アキユムレータ130)と油圧アクチユ
エータ54,54′との間、及び油圧排出側(ア
キユムレータ132)と油圧アクチユエータ5
4,54′との間の距離を均等することができる。
入制御弁34の入口ポート94に向けて通路13
6が延びている。同様に、低圧アキユムレータ1
32より各気筒の油圧排出制御弁76の入口ポー
ト149に通路138が延びている。更に、補助
油圧アキユムレータ134より油圧導入制御弁7
4の補助油圧室118への補助油圧ポート119
に通路140が延びており、油圧排出制御弁76
の補助油圧室142への補助油圧ポート144に
向けて通路146が延びている。後述のように、
高圧アキユムレータ130は油圧ポンプに接続さ
れ、低圧アキユムレータ132はタンクに接続さ
れ、補助油圧アキユムレータ134は油圧ポンプ
からの圧力を減圧する減圧弁に接続される。以上
述べたこの考案の構成によれば、油圧アクチユエ
ータ54の上方に制御弁74,76が、そしてそ
の上方に制御弁74,76への配管系の一部分を
構成するアキムレータ130,132,134が
配置されているため、各アキユムレータから油圧
アキユムレータ間の距離が最短となり、かつ油圧
導入側(アキユムレータ130)と油圧アクチユ
エータ54,54′との間、及び油圧排出側(ア
キユムレータ132)と油圧アクチユエータ5
4,54′との間の距離を均等することができる。
第1図、第2図において、プランジヤ60の上
端は段状に形成され、径が幾分細い部分60aを
有し、一方シリンダ58はこの部分に向かつて延
びる環状突起58aを有している。この構成によ
り、吸気弁20の閉弁の直前において径の細い部
分60aと環状突起58aとの間に閉鎖空間が形
成され、この空間内に制御油が封入され、その圧
縮効果により吸気弁20の着座のシヨツクを解消
することができる。
端は段状に形成され、径が幾分細い部分60aを
有し、一方シリンダ58はこの部分に向かつて延
びる環状突起58aを有している。この構成によ
り、吸気弁20の閉弁の直前において径の細い部
分60aと環状突起58aとの間に閉鎖空間が形
成され、この空間内に制御油が封入され、その圧
縮効果により吸気弁20の着座のシヨツクを解消
することができる。
プランジヤ60とシリンダ58の摺動面との間
に給排油溝147が形成され、これは内部通路1
48を介して油圧排出制御弁76の下流側とタン
クを結ぶ配管系に接続され、漏洩した油の回収が
図られる。
に給排油溝147が形成され、これは内部通路1
48を介して油圧排出制御弁76の下流側とタン
クを結ぶ配管系に接続され、漏洩した油の回収が
図られる。
尚、吸気弁20のバルブガイドの上端にオイル
シール149が設けられ、ばね受け149−1の
内部に位置される。このオイルシールは作動油が
吸気ポート側に漏洩するのを防止するためのもの
である。排気弁22についても図示は省略するが
同様なシール構造を持たせることができる。
シール149が設けられ、ばね受け149−1の
内部に位置される。このオイルシールは作動油が
吸気ポート側に漏洩するのを防止するためのもの
である。排気弁22についても図示は省略するが
同様なシール構造を持たせることができる。
第5図は、第1図から第4図に示すこの考案の
弁駆動装置の油圧供給システム全体を概略的に示
したものである。吸気弁20,20′は油圧アク
チユエータ54,54′によつて駆動される。油
圧アクチユエータ54,54′はプランジヤ60,
60′と油圧室66,66′とを備える。油圧室6
6,66′は油圧通路100,99(99′)、油
圧導入制御弁74及び油圧導入配管系の一部分を
構成するアキユムレータ130を介して油圧ポン
プ152に接続される。154は調圧弁であり、
油圧アクチユエータ54への制御油圧を制御す
る。油圧室66,66′は油圧排出制御弁76及
び油圧排出配管系の一部分を構成するアキユムレ
ータ132を介して油タンク158に接続され
る。160はストレーナである。油圧ポンプ15
2の吐出口に減圧弁162が配置される。162
は減圧弁であり、補助油圧アキユムレータ134
を介して、油圧導入用制御弁74の補助油圧室
(第3図の118)、油圧排出用制御弁76の補助
油圧室(第3図の142)に接続され、補助油圧
が弁部材に印加されるようになつている。
弁駆動装置の油圧供給システム全体を概略的に示
したものである。吸気弁20,20′は油圧アク
チユエータ54,54′によつて駆動される。油
圧アクチユエータ54,54′はプランジヤ60,
60′と油圧室66,66′とを備える。油圧室6
6,66′は油圧通路100,99(99′)、油
圧導入制御弁74及び油圧導入配管系の一部分を
構成するアキユムレータ130を介して油圧ポン
プ152に接続される。154は調圧弁であり、
油圧アクチユエータ54への制御油圧を制御す
る。油圧室66,66′は油圧排出制御弁76及
び油圧排出配管系の一部分を構成するアキユムレ
ータ132を介して油タンク158に接続され
る。160はストレーナである。油圧ポンプ15
2の吐出口に減圧弁162が配置される。162
は減圧弁であり、補助油圧アキユムレータ134
を介して、油圧導入用制御弁74の補助油圧室
(第3図の118)、油圧排出用制御弁76の補助
油圧室(第3図の142)に接続され、補助油圧
が弁部材に印加されるようになつている。
第5図において制御回路164は圧電アクチユ
エータ80,122を制御することにより、吸気
弁20の作動を制御するものであり、例えば、マ
イクロコンピユータシステムとして構成され、エ
ンジン回転数信号NEやエンジン水温信号THW
等の運転条件因子に応じて圧電アクチユエータ8
0,122への信号が印加される。制御回路16
4の詳細はこの考案と直接には関連しないのでそ
の説明は省略するが大略以下のようになつてい
る。即ち制御回路164はNEやTHWより吸気
弁の作動タイミングを算出する。吸気弁の開弁タ
イミングが到来すると制御回路164よりアクチ
ユエータ80にON信号が、アクチユエータ12
2にOFF信号が出力され、制御弁74は開弁し、
制御弁76は閉弁し、ポンプ152からの油圧が
油圧室66,66′に導入され、プランジヤ60,
60′は下降され、吸気弁20,20′は開弁され
る。開弁タイミングが到来すると制御回路164
よりアクチユエータ80にOFF信号、アクチユ
エータ122にON信号が出力され、制御弁74
は閉弁し、制御弁76は開弁し、油圧室66,6
6′から油圧がタンク158に排出され、プラン
ジヤ60,60′は上昇され、吸気弁20,2
0′は閉弁される。
エータ80,122を制御することにより、吸気
弁20の作動を制御するものであり、例えば、マ
イクロコンピユータシステムとして構成され、エ
ンジン回転数信号NEやエンジン水温信号THW
等の運転条件因子に応じて圧電アクチユエータ8
0,122への信号が印加される。制御回路16
4の詳細はこの考案と直接には関連しないのでそ
の説明は省略するが大略以下のようになつてい
る。即ち制御回路164はNEやTHWより吸気
弁の作動タイミングを算出する。吸気弁の開弁タ
イミングが到来すると制御回路164よりアクチ
ユエータ80にON信号が、アクチユエータ12
2にOFF信号が出力され、制御弁74は開弁し、
制御弁76は閉弁し、ポンプ152からの油圧が
油圧室66,66′に導入され、プランジヤ60,
60′は下降され、吸気弁20,20′は開弁され
る。開弁タイミングが到来すると制御回路164
よりアクチユエータ80にOFF信号、アクチユ
エータ122にON信号が出力され、制御弁74
は閉弁し、制御弁76は開弁し、油圧室66,6
6′から油圧がタンク158に排出され、プラン
ジヤ60,60′は上昇され、吸気弁20,2
0′は閉弁される。
この考案によれば、各気筒の油圧導入制御弁及
び排出制御弁は対応する油圧アクチユエータの上
方において水平面内に並列配置され、各気筒の油
圧導入制御弁及び排出制御弁の上方に高圧アキユ
ムレータ及び低圧アキユムレータが内燃機関の本
体の気筒の並ぶ方向のほぼ全長に沿つて延設さ
れ、各各気筒の導入制御弁及び排出制御弁に夫々
分岐されることから、高圧アキユムレータと油圧
導入制御弁との間、油圧排出制御弁と低圧アキユ
ムレータとの間を最短距離で接続することがで
き、応答性の高い制御が実現する。そして、油圧
源の圧力が小さくてすむことからシール、ポンプ
の信頼性を高めることができ、油圧系の漏れ等に
よる損失を押さえることがてきる効果がある。
び排出制御弁は対応する油圧アクチユエータの上
方において水平面内に並列配置され、各気筒の油
圧導入制御弁及び排出制御弁の上方に高圧アキユ
ムレータ及び低圧アキユムレータが内燃機関の本
体の気筒の並ぶ方向のほぼ全長に沿つて延設さ
れ、各各気筒の導入制御弁及び排出制御弁に夫々
分岐されることから、高圧アキユムレータと油圧
導入制御弁との間、油圧排出制御弁と低圧アキユ
ムレータとの間を最短距離で接続することがで
き、応答性の高い制御が実現する。そして、油圧
源の圧力が小さくてすむことからシール、ポンプ
の信頼性を高めることができ、油圧系の漏れ等に
よる損失を押さえることがてきる効果がある。
第1図はこの考案の弁駆動装置のエンジン横方
向における詳細断面図。第2図は第1図の−
線に沿う断面図。第3図は第1図の−線に沿
う断面図。第4図は第3図の方向よりみた図。
第5図はこの考案のシステム全体の概略図。 20,20′……吸気弁、54,54′……油圧
アクチユエータ、60,60′……プランジヤ、
66,66′……油圧室、74……油圧導入制御
弁、76……油圧排出制御弁、80……圧電素子
積層体、99,99′,100……油圧通路、1
22……圧電素子積層体、130……高圧アキユ
ムレータ、132……低圧アキユムレータ、13
4……補助油圧アキユムレータ、152……油圧
ポンプ。
向における詳細断面図。第2図は第1図の−
線に沿う断面図。第3図は第1図の−線に沿
う断面図。第4図は第3図の方向よりみた図。
第5図はこの考案のシステム全体の概略図。 20,20′……吸気弁、54,54′……油圧
アクチユエータ、60,60′……プランジヤ、
66,66′……油圧室、74……油圧導入制御
弁、76……油圧排出制御弁、80……圧電素子
積層体、99,99′,100……油圧通路、1
22……圧電素子積層体、130……高圧アキユ
ムレータ、132……低圧アキユムレータ、13
4……補助油圧アキユムレータ、152……油圧
ポンプ。
Claims (1)
- 多気筒内燃機関において、吸気弁又は排気弁の
開閉作動を制御するための油圧アクチユエータ
と、アクチユエータへの油圧の導入制御弁と、ア
クチユエータからの油圧の排出制御弁と、油圧導
入制御弁の上流に位置されかつ油圧導入配管とし
ても機能する高圧アキユムレータと、油圧排出制
御弁の下流に位置されかつ油圧排出配管としても
機能する低圧アキユムレータとを備えており、各
気筒の油圧導入制御弁及び排出制御弁は対応する
油圧アクチユエータの上方において水平面内に並
列配置され、各気筒の油圧導入制御弁及び排出制
御弁の上方に高圧アキユムレータ及び低圧アキユ
ムレータが内燃機関の本体の気筒の並ぶ方向のほ
ぼ全長に沿つて延設され、高圧及び低圧アキユム
レータは各気筒の導入制御弁及び排出制御弁に
夫々分岐されることを特徴とする内燃機関の油圧
式弁駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987144502U JPH0541206Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987144502U JPH0541206Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6449607U JPS6449607U (ja) | 1989-03-28 |
| JPH0541206Y2 true JPH0541206Y2 (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=31412268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987144502U Expired - Lifetime JPH0541206Y2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541206Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK148664C (da) * | 1982-12-07 | 1986-02-03 | B & W Diesel As | Hydraulisk aktiveringsmekanisme for en tallerkenventil |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP1987144502U patent/JPH0541206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6449607U (ja) | 1989-03-28 |
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