JPH054133Y2 - - Google Patents

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JPH054133Y2
JPH054133Y2 JP15056886U JP15056886U JPH054133Y2 JP H054133 Y2 JPH054133 Y2 JP H054133Y2 JP 15056886 U JP15056886 U JP 15056886U JP 15056886 U JP15056886 U JP 15056886U JP H054133 Y2 JPH054133 Y2 JP H054133Y2
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shaft
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rotation
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属基板上でギア等の回転伝達部材
によつて回転を伝達するようにした回転伝達装置
に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、金属基板上で回転伝達部材の回転伝
達要素によつて回転を伝達するようにした回転伝
達装置において、上下にそれぞれ回転伝達要素が
設けられた回転伝達部材の軸部を、金属基板に合
成樹脂によつて一体成形された軸受の軸挿通孔に
支持させることにより、回転伝達要素による回転
の伝達を金属基板の上下で高精度かつ低負荷に行
うことができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来から、金属基板上でギア等により回転を伝
達する装置として、金属基板に合成樹脂によつて
複数のボスを一体に成形し、これらボスの軸部に
大径ギア、小径ギアの軸挿入孔を挿入させてそれ
らギアを回転自在に支持させるものがあつた。
また、金属基板に貫通孔を設け、この貫通孔の
上下で合成樹脂によつて上下二重のギアを一体に
成形し、貫通孔内で上下のギアを接続する接続部
を軸として、そのギアを回転させるものがあつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、金属基板にボス部を設けるもの
は、複数のギアを金属基板の片側だけにしか配置
することができず、ギアによる回転伝達を金属基
板の両側で行うことができなかつた。さらに小径
ギアの大きさからボスの軸部の径が制約されるの
で、その軸部の強度が不足することが多い問題も
あつた。
また、金属基板に上下二重のギアを一体に成形
するものは、ギアによる回転伝達を金属基板の両
側で行うことができるのであるが、軸径と金属基
板の厚さとの比が不足する、貫通孔の径に対する
軸の径が樹脂の収縮によつて決定される等のた
め、ギアのガタつきが大きくなる。また軸におけ
る樹脂の縦方向の収縮のため、上下のギアが金属
基板を強く挟み付けることになり、ギアと金属基
板との摩擦抵抗が大きく、低精度、高負荷となる
問題があつた。
そこで本考案は、回転伝達要素による回転の伝
達を金属基板の上下で高精度かつ低負荷に行うこ
とができるようにするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、金属基板に合成樹脂によつて一体に
成形された軸受と、軸部の上下にそれぞれ回転伝
達要素が設けられた回転伝達部材とからなり、前
記回転伝達部材の軸部を前記軸受の軸挿通孔に挿
通させて回転自在に支持させることによつて、前
記金属基板の上下で前記回転伝達要素により回転
を伝達するように構成したものである。
〔作用〕
本考案によれば、上下に回転伝達要素(例えば
大径ギアと小径ギア)が設けられた回転伝達部材
(例えばギア)の軸部が、金属基板に合成樹脂に
よつて一体成形された軸受の軸挿通孔に支持され
るので、回転伝達要素による回転の伝達を金属基
板の上下で行うことができる。また軸部の径と金
属基板の厚さの比も充分に大きくすることができ
るので、回転伝達部品のガタつきや強度不足等は
ない。また上下の回転伝達要素が金属基板を挟み
付けることがないので、高精度かつ低負荷とな
る。
〔実施例〕
以下、本考案をコンパクトデイスクプレーヤ用
の光学アセンブリに適用した一実施例を図面に基
づいて説明する。なおこの光学アセンブリは、デ
イスクを回転駆動させる機構とそのデイスクの再
生を行う機構とを一つの構造部品にまとめたもの
である。
まず、第1図〜第3図に示すように、金属基板
1はほぼ長方形状をなす金属板であり、この金属
基板1の一端部下面にデイスク2を回転駆動させ
るためのモータ3が取付けられている。モータ3
のモータ軸は金属基板1の上方に突出され、そこ
にターンテーブル4が取付けられている。金属基
板1の中央部にはほぼ長方形状をなす開口部5が
設けられ、この開口部5内にデイスク2の読取り
再生を行う光学ヘツド6が配置されている。光学
ヘツド6はその一端部がガイド軸7によつて案内
されてデイスク2の径方向(矢印a方向)に移動
自在となつている。そして金属基板1の一側部下
面に光学ヘツド6を移動させるためのモータ8が
取付けられている。このモータ8と前記モータ3
との下面にはプリント回路基板9が固着され、こ
の基板9にはデイスク2の内周側での光学ヘツド
6の最終移動位置を検出するスイツチ10やモー
タ3,8に駆動電流を供給するコネクタ11等が
設けられている。そして前記モータ8のモータ軸
は金属基板1の上方に突出され、そこにギア12
が取付けられている。なおこのギア12ははすば
歯車が用いられている。そしてモータ8によるギ
ア12の回転がギア13に伝達され、このギア1
3の回転が金属基板1の下部においてギア14に
伝達され、このギア14の回転が金属基板1の上
部において光学ヘツド6のラツク15に伝達され
て、その光学ヘツド6が移動されるように構成さ
れている。なお光学ヘツド6のラツク15はばね
16によつて付勢された移動板17にも形成され
ており、これによつてギア14に対するバツクラ
ツシが除去されている。
次に、第1図及び第4図に示すように、前記ギ
ア13,14は軸受20,21によつて回転自在
に支持されている。これら軸受20,21は金属
基板1に合成樹脂によつて一体成形、いわゆるア
ウトサート成形されたものである。なお以下の説
明はこの表現を用いることにする。また金属基板
1にはガイド軸7を支持する支持部22,23、
光学ヘツド6の他端部を案内するガイド板24、
4本の脚部25等もアウトサート成形されてい
る。そしてこれらは金属基板1の上面または下面
においてアウトサート成形された複数のランド2
6によつて互いに接続されている。なお第2図及
び第3図に示すようにガイド軸7は一方の支持部
22側から他方の支持部23側へ挿入され、一方
の支持部22近傍に成形されたランド26はその
ガイド軸7の抜け止めストツパーとなつている。
また第4図に示すようにガイド板24は金属基板
1の開口部5の一辺を断面コ字状に囲むように成
形され、そのガイド板24に光学ヘツド6の他端
部の係合部27が係合されている。さらに第1図
に示すように4本の脚部25は光学ヘツド6の動
作調整の際に脚となるものである。また第1図〜
第4図に示すように金属基板1の上面にはギア1
2を取り囲むように壁部28がアウトサート成形
され、ギア12に塗布された潤滑油が光学ヘツド
6等に飛散するのを壁部28によつて防止してい
る。
次に、第4図に示すように、前記軸受20によ
つて支持されるギア13は、大径ギア30と小径
ギア31とこれらの間の軸部32とが合成樹脂に
よつて一体に成形されたものであり、大径ギア3
0、軸部32、小径ギア31の外径をそれぞれ
D1,D2,D3とすると、D1>D2>D3であり、アン
ダーカツトのない形状になつている。なお大径ギ
ア30はギア12に対応するはすば歯車となつて
いる。また前記軸受21によつて支持されるギア
14も、大径ギア33と小径ギア34とこれらの
間の軸部35とが合成樹脂によつて一体に成形さ
れたものであり、大小関係は前記ギア13と同様
になつている。そしてギア13が軸受20の軸挿
通孔36に上方から挿通され、その大径ギア30
が金属基板1の上部においてギア12に係合され
ている。またギア14が軸受21の軸挿通孔37
に下方から挿通され、その大径ギア33が金属基
板1の下部においてギア13の小径ギア31に係
合されると共に、小径ギア34が金属基板1の上
部においてラツク15に係合されている。
ところで、第4図に示すように、ギア13,1
4の大径ギア30,33の内側面にはそれぞれ円
形凹部38,39が形成され、これら円形凹部3
8,39内まで軸受20,21が挿入されてい
る。これによつて軸受20,21の軸線方向の長
さL1,L2を極力大きくすることができ、軸受2
0,21の軸挿通孔36,37内におけるギア1
3,14の倒れが防止されている。またギア13
は軸受20に上方から挿通されるので、そのギア
13は軸受20の上端部に接触する。しかもギア
12とギア13の大径ギア30とははすば歯車で
あるから、ギア12の回転が大径ギア30に伝達
される際、その回転方向によつてギア13には上
方または下方への移動力が作用する。ところが第
5図に示すように、軸受20の上端部には環状凸
部40が形成されており、ギア13に下方への移
動力が作用しても、環状凸部40によりギア13
との接触面積が少なくなることによつて、これら
の接触抵抗は極めて小さく、ギア13は円滑に回
転される。さらにギア13の円形凹部38内で軸
部32の外周近傍には環状溝41が形成されてお
り、軸部32の基端に生じるR面を環状凸部40
に接触させないように逃がしている。また第4図
に示すように、軸受20の肉厚t1はギア13の軸
部32の肉厚t2とほぼ等しく形成され、合成樹脂
の材質も同じであるから、温度変化による軸受2
0と軸部32との膨張変化はほぼ等しくなり、両
者に喰付きが生じることが防止されている。なお
軸受21とギア14の軸部35についても同様で
ある。また軸受20の軸挿通孔36における上端
部、中間部、下端部の内径をそれぞれD4,D5,
D6とすると、D4≒D6<D5となつており、成形時
の樹脂収縮後はギア13の軸部32のラジアル方
向を軸挿通孔36の上端部及び下端部で受けるよ
うに構成されている。
上述のように、大径ギア30,33、小径ギア
31,34、軸部32,35が一体に成形された
ギア13,14を、金属基板1にアウトサート成
形された軸受20,21に上下方向から挿通させ
ることによつて、ギア12の回転が金属基板1の
上下両面でギア13,14に伝達されてラツク1
5が駆動されることになる。
次に、第1図及び第2図、第6図及び第7図に
示すように、前記ギア13,14のスラスト方向
はスラスト受け44,45によつて受けるように
構成されている。即ち、スラスト受け44,45
はそれぞれ軸部46,47とこれら軸部46,4
7に対して直角状をなす受け部48,49とが合
成樹脂によつて一体に成形されたものであり、金
属基板1の上面と下面とにおいて軸部46,47
にて回動自在となるようにアウトサート成形され
ている。そして軸部46,47の上下にはドライ
バー差込用の係合溝50,51が形成されてい
る。また軸部46,47の基端で受け部48,4
9から180°偏倚した位置には突起52,53が一
体に成形されている。さらに軸部46,47の外
周面で受け部48,49の反対側には突部からな
る被ロツク部54,55が一体に成形されてい
る。なお被ロツク部54,55の先端はR状面と
なつている。
そして、第6図及び第7図(なお第6図は金属
基板1を透視して表している)に示すように、ス
ラスト受け44,45はその受け部48,49が
1点鎖線状態のように金属基板1の端縁1a、開
口部5の端縁5aから直角状に突出する状態でア
ウトサート成形される。そしてスラスト受け4
4,45を矢印b,c方向に回動させて、受け部
48,49をギア13の上方、ギア14の下方に
回動させることによつて、これら受け部48,4
9によりギア13,14のスラスト方向の受けが
行われる。なお受け部48,49にはギア13,
14の大径ギア30,33の上面に形成された中
心突部56,57が当接される。またギア13は
軸受20に上方から挿通されているので、これら
側のスラスト受け44はギア13の上方への抜け
止めとして使用されることになる。ところで前述
したようにギア13は回転方向によつて上方への
移動力が作用するが、ギア13の中心突部56と
受け部48との間に〓間を持たせることにより、
ギア13に上方への移動力が作用する場合でも受
け部48が回転負荷とはならない。なお軸部4
6,47の突起52,53によつてスラスト受け
44,45の倒れ防止が図られている。また軸部
46,47の上下の係合溝50,51は、スラス
ト受け44,45を回動させる際、特に自動組立
の際のドライバー差込溝であるが、成形時におけ
る軸部46,47のヒケ防止のための肉抜きを兼
用している。
次に、第6図に示すように、スラスト受け4
4,45の軸部46,47の近傍で金属基板1の
下面及び上面にはロツク部材60,61がアウト
サート成形されている。これらロツク部材60,
61は金属基板1に貫通された軸部62,63
(第8図参照)を接続する接続部64,65間に
ロツク用凹部66が形成されたものである。なお
スラスト受け44,45側の接続部64,65の
面は軸部62,63を結ぶ線に対して傾斜する斜
面64a,65aとなつている。また軸部62,
63はランド26に接続されている。
そして、第6図に示すように、スラスト受け4
4,45を回動させると、それらの被ロツク部5
4,55によつてロツク部材60,61が押圧さ
れて弾性変形し、被ロツク部54,55がロツク
用凹部66に係合された状態でロツク部材60,
61が弾性復帰し、それらロツク部材60,61
によつてスラスト受け44,45がロツクされ
る。なおロツク部材60,61の接続部64,6
5の斜面64a,65aによつて、ロツクさせる
際には被ロツク部54,55がロツク用凹部66
に円滑に導入され、ロツクされた後は被ロツク部
54,5が軸部62,63に対して喰込みの位置
となり、確実にロツクされる。またロツク部材6
0,61の弾性は接続部64,65が板ばねとし
て作用し、軸部62,63がトーシヨンばねとし
て作用するので、その弾性が効果的に発揮され
る。なおこの際、軸部62,63に接続されたラ
ンド26をU字状等に屈曲させて、そのランド2
6の弾性を利用してもよい。
上述のように、金属基板1にアウトサート成形
された軸受20,21に対して上下方向で重なる
ことになるスラスト受けを、回動自在のスラスト
受け44,45にて構成することによつて、軸受
20,21と同時に金属基板1にアウトサート成
形することができる。そして同様にアウトサート
成形されたロツク部材60,61によつて、スラ
スト受け44,45をスラスト受け状態で確実に
ロツクすることができる。
以上、本考案の一実施例に付き述べたが、本考
案は実施例に限定されることなく、本考案の技術
的思想に基づいて各種の有効な変更が可能であ
る。
例えば、回転伝達要素として実施例では大径ギ
ア、小径ギアを示したが、これらはプーリ等でも
よい。
〔考案の効果〕
本考案は、上下に回転伝達要素が設けられた回
転伝達部材を、金属基板に合成樹脂によつて一体
成形された軸受の軸挿通孔に回転自在に支持させ
たものであるから、回転伝達要素による回転の伝
達を金属基板の上下で高精度かつ低負荷に行うこ
とができる。従つて、回転伝達効率の向上を図り
ながら、金属基板の上下を有効に利用して回転伝
達装置の小型集約化を図ることができる。また部
品点数の削減、並びに組立が一方向からできるこ
とによつて、自動組立も容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をコンパクトデイスクプレーヤ用
の光学アセンブリに適用した一実施例を示すもの
であつて、第1図は全体の分解斜視図、第2図は
全体の組立状態の斜視図、第3図は全体の平面
図、第4図はギアによる回転伝達を説明するため
の第3図−線矢視の拡大断面図、第5図はギ
ア及び軸受部分の拡大断面図、第6図はスラスト
受け及びそのロツクを説明するための要部の透視
状態の平面図、第7図は第6図−線矢視の断
面図、第8図は第6図−線矢視の拡大断面図
である。 なお図面に用いた符号において、1……金属基
板、13,14……ギア(回転伝達部材)、20,
21……軸受、30,33……大径ギア(回転伝
達要素)、31,34……小径ギア(回転伝達要
素)、32,35……軸部、36,37……軸挿
通孔、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属基板に合成樹脂によつて一体に成形された
    軸受と、軸部の上下にそれぞれ回転伝達要素が設
    けられた回転伝達部材とからなり、 前記回転伝達部材の軸部を前記軸受の軸挿通孔
    に挿通させて回転自在に支持させることによつ
    て、前記金属基板の上下で前記回転伝達要素によ
    り回転を伝達するように構成した回転伝達装置。
JP15056886U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH054133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15056886U JPH054133Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15056886U JPH054133Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6355251U JPS6355251U (ja) 1988-04-13
JPH054133Y2 true JPH054133Y2 (ja) 1993-02-01

Family

ID=31066827

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15056886U Expired - Lifetime JPH054133Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6355251U (ja) 1988-04-13

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