JPH0541617U - ライニング管用ドリル - Google Patents

ライニング管用ドリル

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JPH0541617U
JPH0541617U JP10196291U JP10196291U JPH0541617U JP H0541617 U JPH0541617 U JP H0541617U JP 10196291 U JP10196291 U JP 10196291U JP 10196291 U JP10196291 U JP 10196291U JP H0541617 U JPH0541617 U JP H0541617U
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lining pipe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内面にライニングを施したライニング管に穿
孔する場合、ドリル先端の形状を工夫してライニング部
を突き破り始める時期を早くすると共に、孔加工の最終
段階でドリルが一気に貫通し難くすることにより、貫通
孔終端周縁のライニング部に剥離、カエリが発生しない
ようにする。 【構成】 先端角を鋭角側に設定すると共に、先端の外
周縁にRを付ける。また、すくい角が零度の直刃形ドリ
ルを対象にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばエポキシ粉体塗装管や塩ビライニング管など内面にライニン グを施したライニング管に穿孔するために最適な専用ドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、鋳鉄管などの内面に例えば樹脂などのライニングを施してなるライニ ング管は、ライニング部が防錆機能を発揮するので、管の内壁に錆ができないと いう利点を有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このライニング管に穿孔する場合、貫通孔の終端周縁のライニング部 がドリル先端に押されて伸びるなどして管本体から剥離し(剥がれ)たり、ドリ ルの切り残しによりカエリができるという不具合がみられた。そしてライニング 部が剥離すると、管本体に錆ができてライニング管本来の目的が達成できない。 またカエリについては終端を綺麗に仕上げるために2次加工を施したいところで あるが、管の内面であるので2次加工ができないのが現状である。
【0004】 本考案はこのような点に着目してなされたものであり、その目的とするところ は、ドリル先端の形状を工夫してライニング部を突き破り始める時期を早くする と共に、孔加工の最終段階でドリルが一気に貫通し難くすることにより、貫通孔 終端周縁のライニング部に剥離、カエリが発生しないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1のライニング管用ドリルは、内面にライニ ングを施した管に穿孔するためのドリルを対象とする。そして、これに対し、先 端角を鋭角側に設定すると共に、先端の外周縁にRを付ける構成としている。こ こで「鋭角側に」とは、通常ライニング管の穿孔に使用される118度程度のも のよりも小さい角度にという意味であり、その角度には90度前後のものも含ま れる。
【0006】 また、請求項2のライニング管用ドリルは、請求項1のドリルのすくい角を零 度にして直刃形にする構成としている。
【0007】
【作用】
請求項1のライニング管用ドリルでライニング管に穿孔していくと、先端角が 鋭角側に設定されているので、ドリル先端がライニング部を突き破り始める時期 が早くなり、速やかに次の切刃による切削段階に移行していく。従ってライニン グ部がドリル先端に押されて伸びることがないので、管本体から剥離しない。
【0008】 また、ドリル先端の外周縁にRが付いているので、貫通孔加工の最終段階でラ イニング管の未加工部分が長く残るのでドリルが一気に貫通し難くなると共に、 ドリルの切削量が少なくなるので切り粉が細かくなり、ライニング部に剥離、カ エリが発生しない。また切り粉が細かいと、これがドリルの後方にスムーズに排 出され、ドリル貫通時に貫通孔の前方へ落ち込むことがない。
【0009】 請求項2のライニング管用ドリルでは、上述した作用に加えて、すくい角が零 度の直刃形のドリルであるのでドリルの切り込み量が少なく設定され、そのため にドリルが一気に貫通し難くなる作用および切り粉が細かくなる作用が促進され る。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。図1及び図2は実施例に係る直刃形のライ ニング管用ドリル10であって、本体11と、本体11の基端に一体に設けられ たネジ式のシャンク12と、本体11の先端に溶接された超硬チップ13とを備 え、超硬チップ13の側端縁には切刃13aが形成されており、これによってす くい角が零度に設定されている。また超硬チップ13の切刃13aと反対側の面 には逃げ面14が形成されている。
【0011】 そして、本考案の特徴として、上記ドリル10の先端角が90度に設定されて いる。また、先端の外周縁にR加工が施されて、R部15が形成されている。
【0012】 次に、上記実施例の作用を説明するに、上記ドリル10でライニング管20に 穿孔していくと、先端角が90度と通常使用される118度程度のものよりも鋭 角側に設定されているので、ドリル先端が貫通孔21の終端周縁のライニング部 20aを突き破り始める時期が早くなり、速やかに次段階、つまり切刃による切 削段階に移行していく。従ってライニング部20aがドリル先端に押されて伸び ることがないので、管本体から剥離しない。
【0013】 また、図6に示すようなR加工が施されていない従来のドリル1によれば、図 3の左側に示すように貫通孔加工の最終段階では、図示した程度のストロークで 貫通してしまう。しかし、上記実施例のドリル10によれば、ドリル先端の外周 縁にR部15が形成されているので、図3の右側に示すように貫通孔加工の最終 段階では、ライニング管20の未加工部分が長く残り、従来のものよりも長いス トロークを要して貫通する上、ドリル10の切削量が少なくなるので切り粉が細 かくなる。従ってライニング部20aに剥離、カエリが発生しない。また切り粉 が細かいと、これがドリル10の後方にスムーズに排出され、ドリル貫通時に貫 通孔21の前方へ落ち込むことがない。その場合、例えば既設のライニング管2 0であって現に流体を輸送中にものに貫通孔21を加工する場合には、流体がド リル10の後方に噴出して切り粉の排出を促進するが、上述のように切り粉が細 かいと、流体による切り粉の排出が一層効果的に行われる。
【0014】 しかも、すくい角が零度の直刃形のドリルであるのでドリルの切り込み量が少 なく設定され、そのためにドリルが一気に貫通し難くなる作用及び切り粉が細か くなる作用が促進される。
【0015】 また、上記実施例のように直刃形のドリルを対象にしたものでは、ツイストド リルよりも先端の平面形状が大きくなるので、貫通孔加工の最終段階でドリル1 0が一気に貫通し難く、この面からも剥離、カエリの発生が防止される。
【0016】 さらに図4及び図5は他の実施例に係る直刃形のドリル10であり、先の実施 例に対して同一の部分に同一の符号を付して示している。
【0017】 なお、本考案のドリルは内面にライニングを施したライニング管を加工対象に しており、例えばエポキシ粉体塗装管、塩ビライニング管、さらにはモルタルラ イニング管などが挙げられる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1のライニング管用ドリルは、先端角を鋭角側に 設定し且つ外周縁にRを付けたので、ドリル先端がライニング部を突き破り始め る時期が早くなると共に、Rによって貫通孔加工の最終段階でライニング管の未 加工部分が長く残ってドリルが一気に貫通し難くなり且つドリルの切削量が少な くなって切り粉が細かくなるので、ライニング部に剥離、カエリが発生せず、ラ イニング管の防錆機能を向上できると共に、切り粉がドリル後方にスムーズに排 出されてドリル貫通時に貫通孔の前方へ落ち込むことがない。
【0019】 また、請求項2では、直刃形ドリルの先端角を鋭角側に設定し且つ外周縁にR を付けたので、ドリルの切り込み量が少なく設定されて上述した効果が一層顕著 に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図、
【図2】実施例の平面図、
【図3】貫通孔加工の最終段階での実施例及び従来例を
比較した縦断側面図、
【図4】他の実施例の正面図、
【図5】他の実施例の平面図、
【図6】従来例の正面図である。
【符号の説明】
10 ドリル 15 R部 20 ライニング管 20a ライニング部 21 貫通孔 1 従来のドリル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面にライニングを施したライニング管に
    穿孔するためのライニング管用ドリルであって、先端角
    を鋭角側に設定すると共に、先端の外周縁にRを付けた
    ことを特徴とするライニング管用ドリル。
  2. 【請求項2】すくい角が零度の直刃形である請求項1記
    載のライニング管用ドリル。
JP1991101962U 1991-11-14 1991-11-14 ライニング管用ドリル Expired - Fee Related JP2595741Y2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105934A (en) * 1977-02-28 1978-09-14 Hitachi Ltd Television picture receiver
JPS6072250A (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 Mitsubishi Electric Corp 樹脂封止形半導体装置
JPS62181813A (ja) * 1986-02-07 1987-08-10 Mitsubishi Metal Corp ドリル
JPH0197513A (ja) * 1987-09-04 1989-04-17 Diversified Electronics Inc ねじれ刃ドリル

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