JPH0541691U - 既設配管の縦切断装置 - Google Patents

既設配管の縦切断装置

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JPH0541691U
JPH0541691U JP10016991U JP10016991U JPH0541691U JP H0541691 U JPH0541691 U JP H0541691U JP 10016991 U JP10016991 U JP 10016991U JP 10016991 U JP10016991 U JP 10016991U JP H0541691 U JPH0541691 U JP H0541691U
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武男 桜木
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近畿通信建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設配管をケーブルに傷付けることなく、簡
単かつ能率よく縦切断できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 既設配管1に外側方より外嵌装着される二つ
割り型の一対のクランプ部材3を、既設配管1と平行に
配備したガイドレール4で架橋連結し、カッターユニッ
ト6をネジ送りしてガイドレール4に沿ってスライド移
動可能に構成し、カッターユニット6に備えた回転刃7
の回転軸8を外部から駆動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信ケーブルや電力線が挿通された既設配管を管長手方向(縦方向 )に切断するに使用される既設配管の縦切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、図10に示すように地中に埋設された既設配管1はその端部がマン ホールM内において開口され、既設配管1の開口から導出されたケーブル2がマ ンホールM内の接続部Rなどで接続されている。 このような配線構造において、マンホールMを図中Maに示すように拡張した り、あるいは図中Mbに示すように既存のマンホール間に新たにマンホールを設 ける場合には、ケーブル2を挿通したままで既設配管1の一部を切断除去する必 要がある。 かかるマンホール拡張工事やマンホール新設工事において、従来では、携帯型 の電動カッターなどの工具を手に持って既設配管の外周の二箇所を縦方向に切断 したのち、その切り溝の一端または両端部位を輪切りして既設配管の一部分を取 り除くといった作業が、手作業で行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、こうした手作業による縦切断作業では、管内のケーブルを損傷しな いように注意しなければならず、しかも狭いマンホール内での作業であるため、 熟練を要し、作業能率も悪かった。 本考案は、このような既設配管の縦切断作業を管内のケーブルを傷付けること なく、簡単かつ能率よく行うことのできる縦切断装置を提供することを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の既設配管の縦切断装置は、図示例のように、ケーブル2が挿通された 既設配管1に対し外側方より嵌め付けられて締め込み固定される二つ割り型の一 対のクランプ部材3と、クランプ部材3どうしを架橋連結した、既設配管1と平 行なガイドレール4と、クランプ部材3・3間にわたってガイドレール4と平行 にかつ回転自在に架設したネジ軸5と、ガイドレール4にスライド移動自在に挿 通支持されるとともにネジ軸5に挿通螺合されたカッターユニット6とからなり 、 カッターユニット6は、既設配管1に対して遠近調節自在な回転刃7と、回転 刃7へ外部より回転動力を伝達する回転軸8を有してなるものである。
【0005】
【作用】
一対のクランプ部材3を既設配管1に外側方より嵌め付けて締め込み固定する ことにより、カッターユニット6を既設配管1上の所定位置にセットすることが できる。 このとき、回転軸8に電動ドリルなどの工具から延出されたフレキシブル回転 ケーブル23を接続して回転軸8を駆動させ、回転刃7を回転駆動させながらそ の回転刃先を既設配管1に対し遠近調節することにより、既設配管1の管厚だけ を切断する切り込み深さに設定することができる。 セット後、ネジ軸5を手動回転させることによりカッターユニット6をガイド レール4の一端から他端に向けて縦方向に移動させることができ、既設配管1の 周方向適所に縦方向に沿う所望長さの切り溝Saを形成することができる。 次に、クランプ部材3の締めつけを緩めて、本装置全体を縦方向の位置を変え ることなく管周方向に適当角度だけ回動させ、再びクランプ部材3を締めつけて 本装置を固定した後、カッターユニット6を前記と反対方向に移動させることに より既設配管1の周方向の異なった位相に別の切り溝Sbを形成することができ る。
【0006】
【実施例】
図1に本案装置を既設配管1の途中に装着した外観状態が、また、図2にその 側面が夫々示されている。 この装置は、通信用のケーブル2が挿通された既設配管1に外側方より嵌め付 けられて締め込み固定される一対のクランプ部材3を、既設配管1と平行に配備 した左右一対のガイドレール4で架橋連結するとともに、ガイドレール4と平行 なネジ軸5を前記両クランプ部材3・3間にわたって回転自在に架設する。前記 ガイドレール4にカッターユニット6が支持され、このカッターユニット6は前 記ネジ軸5の回転操作によってガイドレール4に沿ってスライド移動させるよう に構成する。カッターユニット6には、既設配管1に対して遠近調節自在な回転 刃7と、回転刃7へ外部より回転動力を伝達する回転軸8とを装備している。以 下に各部の構造を詳細に説明する。
【0007】 前記クランプ部材3は、図3に示すように、ガイドレール4の端部を連結固定 するとともにネジ軸5を回転のみ自在に支持したクランプ本体3aと、これに支 点9を介して揺動自在に枢支連結された開閉クランプ3bとからなり、既設配管 1に外側方より嵌め付けた状態で開閉クランプ3bの遊端をノブ付ボルト10で クランプ本体3aに締めつけて、既設配管1に外嵌固定するように構成されてい る。なお、クランプ本体3aの左右外側面Fは凹入湾曲面に形成することにより 、多数本近接して併設された既設配管1にもクランプ部材3をできるだけ難なく 組付けることができるようになしている。
【0008】 前記ネジ軸5は、両クランプ部材3における各クランプ本体3aの頂部にわた って回転のみ可能に貫通支承されており、その両突出端5aの角軸部に回転ハン ドル11を差し込み装着することにより前後いずれの方向からでもネジ軸5を回 転操作できるようになっている。
【0009】 前記カッターユニット6は、図4および図5に示すように、既設配管1に跨が る形状に形成された前後一対のフレーム板12の頂部と左右下部を夫々上部フレ ーム13と下部フレーム14で連結する。そのフレーム板12の左右下部には前 記ガイドレール4をスライド自在に挿通し、上部フレーム13には前記ネジ軸5 を螺合挿通する。フレーム板12の内面に固定したブラケット15と上部フレー ム13とにわたって前後一対のガイド軸16を垂直方向に架設し、この前後一対 のガイド軸16にカッターホルダー17を上下方向にスライド自在に装着する。 そしてノブ付ボルト18を上部フレーム13にこれの上方から螺合貫通し、この ボルト18の下端にカッターホルダー17を相対回転のみ自在に連結し、このノ ブ付ボルト18を回転操作することでカッターホルダー17をガイド軸16に沿 って上下調節できるように構成されている。 前記カッターホルダー17には前記回転軸8が左右に貫通支承され、その一端 部に前記回転刃7が着脱自在に装着されるとともに、回転軸8の他端が電動ドリ ルなどから延出されたフレキシブル回転ケーブル23との接続用として大きく突 出されている。そして、回転軸8に装着された回転刃7の回転面が丁度既設配管 1に管軸心に向かうように回転刃装着位置および装着姿勢が設定されている。 なお、回転刃7による切り込み深さを管厚さに対応して設定するために、ノブ付 ボルト18のボス下端と上部フレーム13との間には適当厚さの一枚あるいは複 数枚のC字形の座金19を介在させておくと、ノブ付ボルト18を緩めて次に締 め込む際に回転刃7を元の位置にセットでき便利である。
【0010】 次に、上記構成の縦切断装置を用いての既設配管1の切開操作手順の一例を説 明する。 例えばマンホール新設工事の場合、既設配管1の周りを掘削してマンホール空 間を形成した後、図1および図2に示すように、マンホール空間に露出した既設 配管1の適当位置に一対のクランプ部材3を外側方より嵌め付けて締め込み固定 する。次いでガイドレール4の一端に位置させたカッターユニット6の回転軸8 を、電動ドリルなどの工具から延出されたフレキシブル回転ケーブル23に接続 し、回転刃7を回転駆動しながら位置調節して既設配管1だけを切断する切り込 み深さを設定する。そして回転ハンドル11でネジ軸5を回転操作すると、カッ ターユニット6はガイドレール4の他端に向けて移動し、図6(a)に示すよう に既設配管1の周方向適所に縦方向に沿う所望長さの切り溝Saを形成すること ができる。 次いで、クランプ部材3の締めつけを緩めて、縦方向の位置を変えることなく 本装置全体を管周方向に適当角度だけ回動させ、再びクランプ部材3を締めつけ て本装置を固定した後、カッターユニット6を前記と反対方向に移動させること により既設配管1の周方向の異なった位相に別の切り溝Sbを形成することがで きる。 最後に、図6(b)に示すように切り溝Sa・Sbの両端相当位置において輪 切りカッターを用いて既設配管1を周方向に輪切りすることで、図6(c)に示 すように既設配管1の一部を所定の長さ範囲に亘って切開き除去でき、内部のケ ーブル2を露出させることができる。
【0011】 マンホールの拡張工事では、既設配管1がマンホール内壁から片持ちに突出さ れており、ここでの既設配管1の切開は次のようにして行われる。 図7に示すように、一方のクランプ部材3が既設配管1から外れた状態で、ガ イドレール4の途中箇所を補助クランプ部材20を用いて既設配管1に支持させ る。この補助クランプ部材20は、図8に示すように、ガイドレール4と既設配 管1とに嵌合する二つ割りのクランプピース20a・20bを2本のノブ付ボル ト21で締め込み連結するよう構成したものであり、この補助クランプ部材20 と他方のクランプ部材3とによって本装置が既設配管1に装着固定される。 そしてこの場合、前記カッターユニット6はこの補助クランプ部材20よりも 管開口端側に配置され、カッターユニット6を補助クランプ部材20近くから管 開口端に向けて移動させることによって、図9に示すように、管開口端にまでお よぶ切り溝Sa・Sbを外周位相を異ならせて形成した後、切り溝Sa・Sbの 根元位置を輪切り切断して片持ち既設配管1の一部を二つ割りに切除するのであ る。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る既設配管の縦切断装置によれば 、カッターユニット6を手に持つことなくネジ軸5を回転させて縦方向に送るだ けの簡単な操作で、ケーブル2を傷付けることなく既設配管1を縦切断でき、狭 いマンホール空間の中でも安全かつ迅速に既設配管1の切開作業が行える。 また、回転刃7の駆動は外部から行うようにしたので、カッターユニット6は 最小限の大きさとなり、近接して併設されている既設配管にも容易に装着して用 いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縦切断装置を既設配管の途中に装着し
た状態を示す外観斜視図である。
【図2】本考案の縦切断装置を既設配管の途中に装着し
た状態を示す側面図である。
【図3】クランプ部材の正面図である。
【図4】カッターユニットの側面図である。
【図5】カッターユニットの縦断面図てある。
【図6】既設配管の切開工程を示す斜視図である。
【図7】本考案の縦切断装置を片持ち既設配管に装着し
た状態を示す側面図である。
【図8】補助クランプ部材の正面図である。
【図9】片持ち既設配管の切開工程の一部を示す斜視図
である。
【図10】既設配管構造の概略を示す側面図である。
【符号の説明】
1 既設配管 2 ケーブル 3 クランプ部材 4 ガイドレール 5 ネジ軸 6 カッターユニット 7 回転刃 8 回転軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル2が挿通された既設配管1に対
    し外側方より嵌め付けられて締め込み固定される二つ割
    り型の一対のクランプ部材3と、 クランプ部材3どうしを架橋連結した、既設配管1と平
    行なガイドレール4と、 クランプ部材3・3間にわたってガイドレール4と平行
    にかつ回転自在に架設したネジ軸5と、 ガイドレール4にスライド移動自在に挿通支持されると
    ともにネジ軸5に挿通螺合されたカッターユニット6と
    からなり、 カッターユニット6は、既設配管1に対して遠近調節自
    在な回転刃7と、回転刃7へ外部より回転動力を伝達す
    る回転軸8を有してなることを特徴とする既設配管の縦
    切断装置。
JP10016991U 1991-11-08 1991-11-08 既設配管の縦切断装置 Expired - Lifetime JPH0727109Y2 (ja)

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JPH0541691U true JPH0541691U (ja) 1993-06-08
JPH0727109Y2 JPH0727109Y2 (ja) 1995-06-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0842752A (ja) * 1994-08-03 1996-02-16 Tokyo Electric Power Co Inc:The 地中管壊し工法及び管壊し機
JP2015229213A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 太平電業株式会社 管切断装置
JP2024033657A (ja) * 2022-08-30 2024-03-13 若狭原子力技術シニアコンサルティング株式会社 小口径管縦割り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015229213A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 太平電業株式会社 管切断装置
JP2024033657A (ja) * 2022-08-30 2024-03-13 若狭原子力技術シニアコンサルティング株式会社 小口径管縦割り装置

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