JPH0541708Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541708Y2 JPH0541708Y2 JP1987132813U JP13281387U JPH0541708Y2 JP H0541708 Y2 JPH0541708 Y2 JP H0541708Y2 JP 1987132813 U JP1987132813 U JP 1987132813U JP 13281387 U JP13281387 U JP 13281387U JP H0541708 Y2 JPH0541708 Y2 JP H0541708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- bioequivalent
- transparent
- phantom
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
この考案は、ハイパーサーミア装置を評価する
ために用いるフアントムに関する。
ために用いるフアントムに関する。
ハイパーサーミア装置は、フアントムを用いた
加温実験によつて評価される。すなわち、ハイパ
ーサーミア装置によつてフアントムを加温してみ
て温度分布(加温パターン)などの加温情報を得
る。 従来のフアントムは、寒天とグラフアイトとn
−プロピルアルコールとを混合したものなどの生
体等価物質の単なる塊から構成されている。そこ
で、加温情報を得るためには、第2図に示すよう
にこのフアントム10に、サーミスタや熱電対等
の多数の測温プローブ11を刺し入れて多数点で
温度計測するのが普通である。そして温度分布を
得るには、計測したデータを処理して温度分布を
求めるデータ処理装置とその結果を表わす表示装
置とを備える測温装置12を使用する必要があ
る。 なお、この図では超音波トランスデユーサ1に
超音波駆動装置2から駆動信号を与えて、ボーラ
ス3中に満たされた冷却水4を介してフアントム
10に超音波を入射して加温するようにしてい
る。 他に、フアントムを加温した後分割して、その
分割面における温度分布を観測することも行われ
ている。すなわち、熱放射を利用した赤外線温度
計(いわゆるサーモビユーアー装置)で分割面の
温度分布を測定するものである(G.Kantor:
“Evaluation and Survey of Microwave and
Radiofrequency Applicators”,Journal of
Microwave Power 16(2),1981)。
加温実験によつて評価される。すなわち、ハイパ
ーサーミア装置によつてフアントムを加温してみ
て温度分布(加温パターン)などの加温情報を得
る。 従来のフアントムは、寒天とグラフアイトとn
−プロピルアルコールとを混合したものなどの生
体等価物質の単なる塊から構成されている。そこ
で、加温情報を得るためには、第2図に示すよう
にこのフアントム10に、サーミスタや熱電対等
の多数の測温プローブ11を刺し入れて多数点で
温度計測するのが普通である。そして温度分布を
得るには、計測したデータを処理して温度分布を
求めるデータ処理装置とその結果を表わす表示装
置とを備える測温装置12を使用する必要があ
る。 なお、この図では超音波トランスデユーサ1に
超音波駆動装置2から駆動信号を与えて、ボーラ
ス3中に満たされた冷却水4を介してフアントム
10に超音波を入射して加温するようにしてい
る。 他に、フアントムを加温した後分割して、その
分割面における温度分布を観測することも行われ
ている。すなわち、熱放射を利用した赤外線温度
計(いわゆるサーモビユーアー装置)で分割面の
温度分布を測定するものである(G.Kantor:
“Evaluation and Survey of Microwave and
Radiofrequency Applicators”,Journal of
Microwave Power 16(2),1981)。
しかしながら、多数の測温プローブを使用する
場合には、作業が非常に煩雑であるし、しかもデ
ータ処理によつて温度分布を求めることも容易で
はない。 また、フアントムを分割する場合は、フアント
ムの再使用ができないという問題がある。すなわ
ち、分割面を張り合わせて元の形状に戻してもそ
の接合面に気泡が残り、この気泡で超音波が反射
するため、均一な加温ができず、フアントムとし
ての再利用が妨げられる。 この考案は、容易な作業で簡便に使用でき、し
かも安価・確実に温度分布を計測することを可能
とするハイパーサーミアフアントムを提供するこ
とを目的とする。
場合には、作業が非常に煩雑であるし、しかもデ
ータ処理によつて温度分布を求めることも容易で
はない。 また、フアントムを分割する場合は、フアント
ムの再使用ができないという問題がある。すなわ
ち、分割面を張り合わせて元の形状に戻してもそ
の接合面に気泡が残り、この気泡で超音波が反射
するため、均一な加温ができず、フアントムとし
ての再利用が妨げられる。 この考案は、容易な作業で簡便に使用でき、し
かも安価・確実に温度分布を計測することを可能
とするハイパーサーミアフアントムを提供するこ
とを目的とする。
この考案によるハイパーサーミアのフアントム
は、透明な生体等価物質と、この透明生体等価物
質中に埋め込まれた感温フイルムとからなり、該
感温フイルムの状態を上記透明生体等価物質を通
して外部から観察可能に構成したことが特徴とな
つている。
は、透明な生体等価物質と、この透明生体等価物
質中に埋め込まれた感温フイルムとからなり、該
感温フイルムの状態を上記透明生体等価物質を通
して外部から観察可能に構成したことが特徴とな
つている。
感温フイルムはたとえば感温液晶フイルムなど
からなり、そのフイルム上の各点の温度をその部
分の色変化として表わすものである。この感温フ
イルムが生体等価物質中に埋め込まれるので、こ
のフイルムの面付近の温度に対応してその色変化
を生じる。 その結果、このような感温フイルムの埋め込ま
れた生体等価物質を超音波照射などによつて加温
すると、この生体等価物質の、感温フイルム面付
近における温度分布に応じて色分布が形成される
ことになる。 そして、生体等価物質は透明なもので形成され
ているため、この透明生体等価物質を通して、感
温フイルムの色分布を観察することが容易にでき
る。 したがつて、フアントム外から、透明な生体等
価物質を通して感温フイルムの色分布を観察する
ことにより、感温フイルム面近傍の温度分布を容
易に知ることができる。
からなり、そのフイルム上の各点の温度をその部
分の色変化として表わすものである。この感温フ
イルムが生体等価物質中に埋め込まれるので、こ
のフイルムの面付近の温度に対応してその色変化
を生じる。 その結果、このような感温フイルムの埋め込ま
れた生体等価物質を超音波照射などによつて加温
すると、この生体等価物質の、感温フイルム面付
近における温度分布に応じて色分布が形成される
ことになる。 そして、生体等価物質は透明なもので形成され
ているため、この透明生体等価物質を通して、感
温フイルムの色分布を観察することが容易にでき
る。 したがつて、フアントム外から、透明な生体等
価物質を通して感温フイルムの色分布を観察する
ことにより、感温フイルム面近傍の温度分布を容
易に知ることができる。
この考案の一実施例にかかるハイパーサーミア
のフアントムは、第1図に示すように感温フイル
ム6を透明な生体等価物質5中に埋め込んで構成
されている。この感温フイルム6はたとえば感温
液晶フイルムからなる。この感温液晶フイルム
は、コレステリツク液晶が特定の波長領域の光を
選択的に反射し、その波長領域が温度に応じて変
化する性質を利用したもので、この液晶をフイル
ム面に塗布したものである。この液晶が温度に応
じて黒→赤→緑→青と色変化するので、フイルム
面上の色分布を観測することにより温度分布を測
定することができる。生体等価物質5は、たとえ
ばひまし油のように、減衰が生体と等価であ
り、比熱が生体と等価であり、しかも熱伝導
が生体と等価である物質であつて、さらに透明な
ものであればよい。この生体等価物質5は、たと
えばアクリルなどの透明な樹脂で形成された容器
8の中に入れられる。上面には、たとえばビニー
ルシートなどの超音波をあまり反射しない材質で
形成された、超音波入射窓7が形成され、底面に
は定在波を防ぐための、ネオプレンゴムなどの吸
音材9が配置される。 そして、ハイパーサーミア装置の加温実験を行
なう場合、たとえば超音波トランスデユーサ1に
超音波駆動装置2から駆動信号を与えて、ボーラ
ス3中に満たされた冷却水4を介して超音波入射
窓7より生体等価物質5中に超音波を入射する。
こうして加温されると、感温フイルム6の面付近
での温度分布に対応して感温フイルム6の色分布
が変化する。この色分布は、透明な容器8及び透
明生体等価物質5を通して観察することができ
る。
のフアントムは、第1図に示すように感温フイル
ム6を透明な生体等価物質5中に埋め込んで構成
されている。この感温フイルム6はたとえば感温
液晶フイルムからなる。この感温液晶フイルム
は、コレステリツク液晶が特定の波長領域の光を
選択的に反射し、その波長領域が温度に応じて変
化する性質を利用したもので、この液晶をフイル
ム面に塗布したものである。この液晶が温度に応
じて黒→赤→緑→青と色変化するので、フイルム
面上の色分布を観測することにより温度分布を測
定することができる。生体等価物質5は、たとえ
ばひまし油のように、減衰が生体と等価であ
り、比熱が生体と等価であり、しかも熱伝導
が生体と等価である物質であつて、さらに透明な
ものであればよい。この生体等価物質5は、たと
えばアクリルなどの透明な樹脂で形成された容器
8の中に入れられる。上面には、たとえばビニー
ルシートなどの超音波をあまり反射しない材質で
形成された、超音波入射窓7が形成され、底面に
は定在波を防ぐための、ネオプレンゴムなどの吸
音材9が配置される。 そして、ハイパーサーミア装置の加温実験を行
なう場合、たとえば超音波トランスデユーサ1に
超音波駆動装置2から駆動信号を与えて、ボーラ
ス3中に満たされた冷却水4を介して超音波入射
窓7より生体等価物質5中に超音波を入射する。
こうして加温されると、感温フイルム6の面付近
での温度分布に対応して感温フイルム6の色分布
が変化する。この色分布は、透明な容器8及び透
明生体等価物質5を通して観察することができ
る。
この考案のハイパーサーミアフアントムによれ
ば、感温フイルムを透明な生体等価物質中に埋め
込み、この透明生体等価物質を通して、感温フイ
ルムの状態を外部から観察可能にするという簡単
な構成で、ハイパーサーミア装置に加温による温
度分布を測定することができる。すなわち、生体
等価物質の表面における温度分布でなくて、内部
の感温フイルムの面における温度分布を測定でき
るとともに、多数の感温プロープを用いた場合よ
りも面状の温度分布をきめ細かに測定できる(感
温プロープを用いる場合は特定の点での温度を測
定することになるので、その数をいかに増やして
も温度分布測定の細かさには限度がある)。赤外
線温度計では表面の温度しか測定できないので、
フアントムを加温後分割し、その分割面の温度分
布を測定しなければフアントム内部の温度分布を
測定できないが、この考案によれば、このような
分割作業が不要となり、簡易であるとともに、分
割することがないため再利用も可能であり、さら
に、加温途中の状態も観察できるので、時間的な
変化を捉えることもできる。
ば、感温フイルムを透明な生体等価物質中に埋め
込み、この透明生体等価物質を通して、感温フイ
ルムの状態を外部から観察可能にするという簡単
な構成で、ハイパーサーミア装置に加温による温
度分布を測定することができる。すなわち、生体
等価物質の表面における温度分布でなくて、内部
の感温フイルムの面における温度分布を測定でき
るとともに、多数の感温プロープを用いた場合よ
りも面状の温度分布をきめ細かに測定できる(感
温プロープを用いる場合は特定の点での温度を測
定することになるので、その数をいかに増やして
も温度分布測定の細かさには限度がある)。赤外
線温度計では表面の温度しか測定できないので、
フアントムを加温後分割し、その分割面の温度分
布を測定しなければフアントム内部の温度分布を
測定できないが、この考案によれば、このような
分割作業が不要となり、簡易であるとともに、分
割することがないため再利用も可能であり、さら
に、加温途中の状態も観察できるので、時間的な
変化を捉えることもできる。
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
は従来例の斜視図である。 1……超音波トランスデユーサ、2……超音波
駆動装置、3……ボーラス、4……冷却水、5…
…透明生体等価物質、6……感温フイルム、7…
…超音波入射窓、8……透明容器、9……吸音
材、10……フアントム(従来)、11……測温
プローブ、12……測温装置。
は従来例の斜視図である。 1……超音波トランスデユーサ、2……超音波
駆動装置、3……ボーラス、4……冷却水、5…
…透明生体等価物質、6……感温フイルム、7…
…超音波入射窓、8……透明容器、9……吸音
材、10……フアントム(従来)、11……測温
プローブ、12……測温装置。
Claims (1)
- 透明な生体等価物質と、該透明生体等価物質中
に埋め込まれた感温フイルムとからなり、該感温
フイルムの状態を上記透明生体等価物質を通して
外部から観察可能に構成したハイパーサーミアフ
アントム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987132813U JPH0541708Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987132813U JPH0541708Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6437205U JPS6437205U (ja) | 1989-03-07 |
| JPH0541708Y2 true JPH0541708Y2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=31390123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987132813U Expired - Lifetime JPH0541708Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541708Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5361185A (en) * | 1976-11-09 | 1978-06-01 | Geetsu Ind Inc | Heat sensitive film |
| JPS6220824A (ja) * | 1985-07-20 | 1987-01-29 | Kobe Steel Ltd | 極細線の製造方法 |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP1987132813U patent/JPH0541708Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6437205U (ja) | 1989-03-07 |
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