JPH0542160A - 動物用管状アイレス針 - Google Patents

動物用管状アイレス針

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JPH0542160A
JPH0542160A JP3289051A JP28905191A JPH0542160A JP H0542160 A JPH0542160 A JP H0542160A JP 3289051 A JP3289051 A JP 3289051A JP 28905191 A JP28905191 A JP 28905191A JP H0542160 A JPH0542160 A JP H0542160A
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needle
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tubular
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suture
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JP3289051A
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Mitsuharu Kuwano
三春 桑野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 尖鋭な針先を持つ医療用管状アイレス針の針
先を改良し、動物の固い皮膚の縫合に使えるように切れ
味を良くする。 【構成】 断面がドーナツ形の細長い金属中空管を本体
(1)とし、本体(1)の前端部を斜めに切り尖らせて
針先(2)を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動物の厚くて固い皮
膚をアイレス針で縫合できるようにするために、針先の
切れ味を良くした動物用管状アイレス針に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より動物の手術には、医療用のいわ
ゆるアイレス針と呼ばれる無外傷性の糸付き縫合針が利
用されていた。近年、アイレス針の進歩は著しく、特開
昭62−292145号公報、特開昭63−17784
6号公報、特開昭63−183048号公報など、針尻
に糸付け穴を穿孔せず、代わりに金属中空管の針体内に
縫合糸を挿入するようにし、中空管の前端部をスウェジ
ング加工によって、徐々に細径化しつつ閉塞して針先を
形成した管状アイレス針が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の管状アイレス針
は、切れ味、つまり組織貫通性において、他の縫合針よ
りも若干劣る。ましてや、人間の皮膚より厚くて固い動
物の皮膚を縫合するとなると、極端に切れ味が低下しが
ちであり、縫合中に新しい縫合針と交換しなければなら
ない場合が多々あった。その際、切れなくなったアイレ
ス針に、まだ十分に使用できる長さの縫合糸が残ってい
れば、なるべくなら、その糸を新しい縫合針に付け替え
て、そのまま縫合作業を続行したい。ところが、市販の
糸付きアイレス針の針尻は、「かしめ」、すなわち機械
的な圧縮加工が施されているため、糸の付け替えが不可
能である。そのため、針尻に糸通し目穴を備えたアイド
針やバネ式の糸溝を有する弾機針を使用するか、あるい
は新しい糸付きアイレス針を使用することになるのであ
るが、いずれにせよ手術中の針交換は厄介極まりないこ
とであった。このような不都合は、アイレス針の切れ味
を改良すれば、たちどころに解消する。この発明が解決
しようとする課題は、管状アイレス針において、針先の
切れ味を良くするための手段を、どのように講じればよ
いかという点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明に係わる動物用管状アイレス針は次のよう
な構成とした。すなわち、断面がドーナツ形の細長い金
属中空管を本体(1)とし、本体(1)の前端部を斜め
に切り尖らせて針先(2)を形成したことを特徴とする
ものである。本体(1)の材質を特に限定するものでは
ないが、縫合針として適当な長さに切断した直線状の中
空管を、簡単な器具、または両手の指先の力で、かろう
じて曲げることができる程度の硬さを持つ金属材料で製
造することが望ましい。ステンレス鋼やチタン鋼など硬
い鋼製の中空管であれば、あらかじめ工作機で機械的に
湾曲したものを製品とする。本体(1)の前端部に形成
された針先(2)には、楕円形の口穴(4)が開口して
いる。一方、本体(1)の後端部を直角に切断して形成
した針尻(3)には、円形の尻穴(5)が開口してい
る。針先(2)から針尻(3)まで、中空管の外径およ
び内径は一定であることを原則とするが、縫合糸を針尻
(3)に挿入しやすくするため、尻穴(5)の開口部を
削って口径を拡げてもよい。また、針先(2)の先端を
鋭利に尖らせるなど、針先(2)の形状は任意である。
【0005】
【作用】この発明の動物用管状アイレス針においては、
斜めに切り尖らせた針先(2)が両刃の剣の切っ先のご
とき働きをする。すなわち、従来の縫合針の尖鋭な針先
が動物の組織を“突き刺す”ものであるのに対し、この
発明の針先は、あたかも刀の切っ先で肉を“切り裂く”
ようにして、動物の組織を通過する。このため、針先が
良く切れて縫いやすくなるばかりでなく、切れ味が鈍く
なるのも遅い。また、針先(2)に開口する楕円形の口
穴(4)が、ちようど「有窓包丁」のごとき働きをす
る。すなわち、包丁の刀身にいくつかの円窓を開けてお
くと、物を切るときの摩擦が減少して切りやすくなるう
え、キュウリなどを輪切りにする際、包丁に貼りつかな
くなる。これと同様、針先(2)の口穴(4)は摩擦減
少と組織絡みつき防止に威力を発揮する。このため、上
記の切れ味改良とあいまって、組織貫通時の抵抗感が驚
くほど軽くなる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す斜視図、図
2は縫合糸の取り付け手段の一例を示す側断面図であ
る。この実施例は、断面がドーナツ形の細長い本体
(1)を略「へ」の字状に湾曲加工したもので、本体
(1)の前端部を斜めに切り尖らせて針先(2)を形成
すると共に、後端部を直角に切断して針尻(3)を形成
している。また、針尻(3)に縫合糸(6)を挿入しや
すくするため、尻穴(5)の開口部を削って口径を大き
くしている。この管状アイレス針に縫合糸を取り付ける
ときは、図2に示すように、尻穴(5)から挿入した縫
合糸(6)の先端をいったん口穴(4)の外に押し出
し、先端部に瞬間接着剤(7)を薄く塗布する。しかる
後、素早く縫合糸(6)を後方へ引き戻せば、針管内に
後退した先端部が管壁にしっかりと接着する。接着剤を
つけすぎて針先(2)にこびりつくことがあっても、乾
燥後、簡単にこそぎ落とせるので、切れ味には全く支障
ない。また、この発明の他の実施例として、軟らかな金
属で製造した直線状の本体の針尻に縫合糸を挿入し、針
尻を強圧して環状にすぼめたり、あるいは上下2方向か
ら圧縮したりして縫合糸をかしめ止めることもできる。
縫合糸の取り付けを終えたら、本体を好みの形に曲げて
縫合に使用する。
【0007】
【発明の効果】この発明に係わる動物用管状アイレス針
を使用すると、すこぶる切れ味が良く縫いやすいので、
動物の種類・大小に関係なく、どんな動物の手術創の縫
合にも使える。また、なかなか切れ味が悪くならないの
で、縫合中に切れなくなった針を交換する必要は滅多に
ない。しかも、この発明のアイレス針は縫合糸の固定が
簡単であるので、術者や手術助手が任意の長さの縫合糸
を自分で取り付けることができる。このため、事実上、
縫合中の針交換は全く不要である。そもそも、針先が閉
じている従来の管状アイレス針にあっては、尻穴に挿入
した縫合糸を瞬間接着剤で固定しようとすれば、毛管現
象を利用して針管内に接着剤を浸透させるしかなかっ
た。しかし、このやり方では針の内径と糸の太さとの兼
ね合いが難しい上、接着ムラが生じがちで、縫合中に針
から縫合糸が抜け落ちやすかった。そのため、接着によ
る糸付けは顧みられず、専ら機械的圧縮によるかしめ止
めが採用されていた。それに対し、針先に穴を開けたこ
の発明の管状アイレス針では、針先に飛び出した縫合糸
の先端部へ確実に接着剤を塗布することができるから、
接着強度は絶対確実である。それ故、加圧機で圧縮でき
ないほど硬く、かしめ困難であった未利用の金属を材料
として、高硬度の動物用管状アイレス針を製造すること
ができる。なお、太い針に細い糸を取り付ける場合、針
先から出た糸の先端部を団子結びにして、接着効果を補
強することが可能である。また、この管状アイレス針に
縫合用ワイヤを取り付ける場合、端末金具のようなスト
ッパーを針先の口穴にはめ込むようにしてもよい。さら
に極めて意外なことに、この発明の管状アイレス針は予
想外の画期的な効果を生み出すことがわかった。すなわ
ち、この発明の針先は、力学的に最も頑丈な管状構造で
ある本体と一体成形的に連続している。それは、ちょう
ど竹の幹を斜めに切り削いで作った竹槍と同じである。
竹槍が鉄槍の殺傷力に匹敵するのと同様、この発明の管
状アイレス針にあっては、針体に硬い鋼材を使用しなく
ても、針先が縫合中に歪んだり、丸まったりして変形す
ることはない。それ故、従来は考えられなかったような
低硬度の金属を材料として、この動物用管状アイレス針
を製造することができる。低硬度の金属材料で製造した
管状アイレス針の針尻をかしめるには、従来のように大
がかりな圧縮加工機を使う必要がない。ペンチやニッパ
など簡単な道具で針尻を押し潰すことができるから、縫
合糸の取り付けを手作業で素早く容易に行なえるように
なる。そして、直線状の本体に縫合糸を取り付けた後、
弓形やU字形など湾曲度を自由に選択しつつ、縫合の目
的に応じて針管を曲げ、術者が望むまま思いどおりの糸
付きアイレス針を自分で作ることができる。因みに、縫
合糸の取り付けと針管を湾曲するのに要する時間は、せ
いぜい40〜50秒程度にすぎないから、大して手間取
る作業ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の使用状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
(1)は本体 (2)は針先 (3)は針尻 (4)は口穴 (5)は尻穴 (6)は縫合糸 (7)は接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面がドーナツ形の細長い金属中空管を
    本体(1)とし、本体(1)の前端部を斜めに切り尖ら
    せて針先(2)を形成したことを特徴とする動物用管状
    アイレス針。
JP3289051A 1991-08-15 1991-08-15 動物用管状アイレス針 Expired - Lifetime JPH0763473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289051A JPH0763473B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 動物用管状アイレス針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289051A JPH0763473B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 動物用管状アイレス針

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0542160A true JPH0542160A (ja) 1993-02-23
JPH0763473B2 JPH0763473B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=17738190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3289051A Expired - Lifetime JPH0763473B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 動物用管状アイレス針

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084549A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Mani, Inc. 医療用縫合針

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541208U (ja) * 1978-09-04 1980-03-17
JPS62159646A (ja) * 1986-01-03 1987-07-15 村上 剛 糸付き縫合針とその製造方法

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JP2009153769A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Manii Kk 医療用縫合針

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Publication number Publication date
JPH0763473B2 (ja) 1995-07-12

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