JPH0542685A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH0542685A JPH0542685A JP3200274A JP20027491A JPH0542685A JP H0542685 A JPH0542685 A JP H0542685A JP 3200274 A JP3200274 A JP 3200274A JP 20027491 A JP20027491 A JP 20027491A JP H0542685 A JPH0542685 A JP H0542685A
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- density
- data
- black
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の記録素子を具えた記録ヘッドを用いて
複数の記録色で記録を行う記録装置において、簡潔な構
成で各記録色の濃度むらを解消する。 【構成】 読取り装置によって、例えばテストパターン
を読取ったとき、(A)のように記録色毎にその濃度レ
ベルが異なって読取られる。このため、この読取りデー
タの濃度レベルが(B)のように同一化されたデータに
基づいて濃度むら補正を行う。
複数の記録色で記録を行う記録装置において、簡潔な構
成で各記録色の濃度むらを解消する。 【構成】 読取り装置によって、例えばテストパターン
を読取ったとき、(A)のように記録色毎にその濃度レ
ベルが異なって読取られる。このため、この読取りデー
タの濃度レベルが(B)のように同一化されたデータに
基づいて濃度むら補正を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数のインク吐出口を備えたイ
ンクジェット記録ヘッドでは、複数の吐出口間で吐出特
性のばらつきを生じることが従来より知られている。こ
れは記録ヘッドの製造過程で吐出口の形状等にばらつき
を生じることなどに起因する場合が多く、このようなば
らつきにより、インク吐出量のばらつきを生じたり、一
部の吐出口に吐出方向のよれなどを生じる。この結果、
記録画像に濃度むらが発生し、画像品位を低下させると
いう問題があった。
ンクジェット記録ヘッドでは、複数の吐出口間で吐出特
性のばらつきを生じることが従来より知られている。こ
れは記録ヘッドの製造過程で吐出口の形状等にばらつき
を生じることなどに起因する場合が多く、このようなば
らつきにより、インク吐出量のばらつきを生じたり、一
部の吐出口に吐出方向のよれなどを生じる。この結果、
記録画像に濃度むらが発生し、画像品位を低下させると
いう問題があった。
【0003】このような問題に対処するため、記録ヘッ
ドの製造時に記録ヘッド個々の濃度むらに関するデータ
を測定し、記録ヘッドの駆動条件や画像処理に応じて、
記録データを補正するための補正データをROMに書込
んで製品に搭載する方法などが取られていた。
ドの製造時に記録ヘッド個々の濃度むらに関するデータ
を測定し、記録ヘッドの駆動条件や画像処理に応じて、
記録データを補正するための補正データをROMに書込
んで製品に搭載する方法などが取られていた。
【0004】しかし、記録ヘッドの経時変化による濃度
むらに対しては、上記方法では不十分であり、実際には
定期的な記録ヘッドの交換、あるいはメンテナンス時の
濃度むら補正データの修正などを必要としていた。
むらに対しては、上記方法では不十分であり、実際には
定期的な記録ヘッドの交換、あるいはメンテナンス時の
濃度むら補正データの修正などを必要としていた。
【0005】しかしながら、記録ヘッドの交換や定期的
なメンテナンスを行う場合、そのために要するメンテナ
ンスコストや時間が多大なものになるという問題があっ
た。
なメンテナンスを行う場合、そのために要するメンテナ
ンスコストや時間が多大なものになるという問題があっ
た。
【0006】これに対して、所定の画像パターンを記録
し、この記録された画像パターンをCCD等の手段で光
学的に読取り、この読取り結果に基づいて記録ヘッドの
吐出口毎に記録データを補正し、濃度むらを解消する構
成が提案されている。
し、この記録された画像パターンをCCD等の手段で光
学的に読取り、この読取り結果に基づいて記録ヘッドの
吐出口毎に記録データを補正し、濃度むらを解消する構
成が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
異なる色の複数のインクによって記録を行う記録装置に
おいて上述のような濃度むら補正を行う場合、読取りデ
ータの濃度レベルが各色毎に異なるのが一般的である。
このため、この読取りデータに表われる濃度むらの程度
は色毎に異なったものとなる。従ってこの読取りデータ
に基づいて各色について同一の補正を行うと、補正の程
度が異なり、一部の色について濃度むらが解消しきれな
いことがある。
異なる色の複数のインクによって記録を行う記録装置に
おいて上述のような濃度むら補正を行う場合、読取りデ
ータの濃度レベルが各色毎に異なるのが一般的である。
このため、この読取りデータに表われる濃度むらの程度
は色毎に異なったものとなる。従ってこの読取りデータ
に基づいて各色について同一の補正を行うと、補正の程
度が異なり、一部の色について濃度むらが解消しきれな
いことがある。
【0008】これに対して、色毎に補正の態様を異なら
せることが考えられるが、この場合、この補正のための
構成が煩雑になるという問題がある。
せることが考えられるが、この場合、この補正のための
構成が煩雑になるという問題がある。
【0009】なお、以上説明した問題は、インクジェッ
ト方式の記録装置に限らず、複数の記録素子を具えた記
録ヘッドを有し、複数の記録色によって記録を行う記録
装置に共通の問題であり、このような記録装置として
は、例えば熱転写方式の記録装置等がある。
ト方式の記録装置に限らず、複数の記録素子を具えた記
録ヘッドを有し、複数の記録色によって記録を行う記録
装置に共通の問題であり、このような記録装置として
は、例えば熱転写方式の記録装置等がある。
【0010】本発明は、上述の問題を解消するためにな
されたものであり、その目的とするところは、複数の記
録色で記録を行う記録装置において、簡潔な構成で各記
録色の濃度むらを解消することが可能な記録装置を提供
することにある。
されたものであり、その目的とするところは、複数の記
録色で記録を行う記録装置において、簡潔な構成で各記
録色の濃度むらを解消することが可能な記録装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
複数の記録素子を具えた記録ヘッドを用い、複数の記録
色で記録を行う記録装置において、前記記録ヘッドによ
って記録された画像を読取るための読取り手段と、該読
取り手段が読取ったデータの濃度レベルを前記複数の記
録色のそれぞれに応じて変更するための濃度変更手段
と、該濃度変更手段によって変更されたデータに基づい
て、前記記録ヘッドにおける複数の記録素子各々によっ
て記録される濃度を補正するための濃度むら補正手段
と、を具えたことを特徴とする。
複数の記録素子を具えた記録ヘッドを用い、複数の記録
色で記録を行う記録装置において、前記記録ヘッドによ
って記録された画像を読取るための読取り手段と、該読
取り手段が読取ったデータの濃度レベルを前記複数の記
録色のそれぞれに応じて変更するための濃度変更手段
と、該濃度変更手段によって変更されたデータに基づい
て、前記記録ヘッドにおける複数の記録素子各々によっ
て記録される濃度を補正するための濃度むら補正手段
と、を具えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】以上の構成によれば、読取りデータの濃度レベ
ルを記録色に応じて変更できるため、この読取りデータ
に基づいて濃度むら補正処理を行う際に記録色間でこの
濃度レベルを同一にすることができる。これにより、各
記録色の濃度むらが、濃度むら補正の基になる読取りデ
ータに忠実に反映される。
ルを記録色に応じて変更できるため、この読取りデータ
に基づいて濃度むら補正処理を行う際に記録色間でこの
濃度レベルを同一にすることができる。これにより、各
記録色の濃度むらが、濃度むら補正の基になる読取りデ
ータに忠実に反映される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0014】図1は本実施例の一実施例にかかるインク
ジェット記録装置を用いたカラー複写機の断面を側方か
ら視た断面図である。
ジェット記録装置を用いたカラー複写機の断面を側方か
ら視た断面図である。
【0015】このカラー複写機は、大きく分けて画像読
取りおよび画像処理部(以下、リーダ部24と称す)と
プリンタ部44とで構成されている。リーダ部24は
R,G,Bの3色のフィルタを有するCCDラインセン
サ5により、原稿ガラス1上に載置された原稿2をスキ
ャンしながら画像を読取る。この読取られた読取りデー
タは画像処理回路によって所定の処理が施されてプリン
タ部44で用いられる記録データとされる。プリンタ部
44は、この記録データに基づいてシアン(C),マゼ
ンタ(M),イエロー(Y),ブラック(Bk)の4色
それぞれに対応した4個の記録ヘッドにより記録紙に画
像の記録を行う。
取りおよび画像処理部(以下、リーダ部24と称す)と
プリンタ部44とで構成されている。リーダ部24は
R,G,Bの3色のフィルタを有するCCDラインセン
サ5により、原稿ガラス1上に載置された原稿2をスキ
ャンしながら画像を読取る。この読取られた読取りデー
タは画像処理回路によって所定の処理が施されてプリン
タ部44で用いられる記録データとされる。プリンタ部
44は、この記録データに基づいてシアン(C),マゼ
ンタ(M),イエロー(Y),ブラック(Bk)の4色
それぞれに対応した4個の記録ヘッドにより記録紙に画
像の記録を行う。
【0016】以下、動作の詳細を説明する。
【0017】リーダ部24は部材または部分1〜23か
らなり、プリンタ部44は部材または部分25〜43か
ら成る。本構成においては、図1の左上側が装置前面と
なっている。
らなり、プリンタ部44は部材または部分25〜43か
ら成る。本構成においては、図1の左上側が装置前面と
なっている。
【0018】プリンタ部44は、インクを吐出して記録
を行うインクジェット記録ヘッド32を4個具え、それ
ぞれの記録ヘッド32は、例えば、インク吐出口を、6
3.5μmピッチで縦方向(副走査方向であって、図1
中左右方向)に128個配列し、これにより、1回の主
走査で8.128ミリメートルの幅を記録することがで
きる。記録紙に記録を行う場合、記録紙の搬送(紙送
り)を停止して記録ヘド32の主走査を行い、8.12
8ミリメートル幅で記録した後、次に記録紙を8.12
8ミリメートルだけ紙送りし、次の主走査で8.128
ミリメートル幅を記録するという動作を繰り返す。
を行うインクジェット記録ヘッド32を4個具え、それ
ぞれの記録ヘッド32は、例えば、インク吐出口を、6
3.5μmピッチで縦方向(副走査方向であって、図1
中左右方向)に128個配列し、これにより、1回の主
走査で8.128ミリメートルの幅を記録することがで
きる。記録紙に記録を行う場合、記録紙の搬送(紙送
り)を停止して記録ヘド32の主走査を行い、8.12
8ミリメートル幅で記録した後、次に記録紙を8.12
8ミリメートルだけ紙送りし、次の主走査で8.128
ミリメートル幅を記録するという動作を繰り返す。
【0019】なお、本実施例の構成では、記録ヘッドの
主走査方向は図1の面と垂直な方向、副走査方向は図面
の左右方向である。
主走査方向は図1の面と垂直な方向、副走査方向は図面
の左右方向である。
【0020】リーダ部24は、プリンタ部44に対応し
て原稿2を8.128ミリメートルの幅の読取りライン
で読取ることを繰り返すが、この読取りのための読取り
ヘッドの移動方向を主走査方向、読取りヘッドが次の読
取りラインへ移動する方向を副走査方向と呼ぶ。本構成
では、主走査方向は図1の左右方向とし、副走査は図1
の面に対して垂直な方向である。
て原稿2を8.128ミリメートルの幅の読取りライン
で読取ることを繰り返すが、この読取りのための読取り
ヘッドの移動方向を主走査方向、読取りヘッドが次の読
取りラインへ移動する方向を副走査方向と呼ぶ。本構成
では、主走査方向は図1の左右方向とし、副走査は図1
の面に対して垂直な方向である。
【0021】リーダ部24の動作を説明すると以下のよ
うになる。
うになる。
【0022】原稿台ガラス1上の原稿2の原稿画像は、
以下の読取りヘッドの主走査および副走査によって、順
次読取られる。すなわち、主走査キャリッジ7上には、
レンズアレイ4および受光素子5からなる読取りヘッド
が構成される。原稿画像はランプ3により照射され、そ
の原稿2で反射した光はレンズアレイ4を通して受光素
子5(CCD)に入射する。主走査キャリッジ7は副走
査ユニット9上に設けられる主走査レール8に嵌合し、
スライド可能になっている。さらに、主走査キャリッジ
7は図示していない係合部材によって主走査ベルト17
と連結しており、主走査モータ16の回転によって、図
1上で左右方向に移動できる。この移動に伴ってランプ
3が原稿を照射し読取りのための主走査を行う。
以下の読取りヘッドの主走査および副走査によって、順
次読取られる。すなわち、主走査キャリッジ7上には、
レンズアレイ4および受光素子5からなる読取りヘッド
が構成される。原稿画像はランプ3により照射され、そ
の原稿2で反射した光はレンズアレイ4を通して受光素
子5(CCD)に入射する。主走査キャリッジ7は副走
査ユニット9上に設けられる主走査レール8に嵌合し、
スライド可能になっている。さらに、主走査キャリッジ
7は図示していない係合部材によって主走査ベルト17
と連結しており、主走査モータ16の回転によって、図
1上で左右方向に移動できる。この移動に伴ってランプ
3が原稿を照射し読取りのための主走査を行う。
【0023】副走査ユニット9は、光学枠10に固定さ
れた副走査レール11に嵌合しスライド可能に設けられ
る。さらに、副走査ユニット9は図示しない係合部材に
よって副走査ベルト18と連結しているので、副走査モ
ータ19の回転により副走査動作を行うことができる。
れた副走査レール11に嵌合しスライド可能に設けられ
る。さらに、副走査ユニット9は図示しない係合部材に
よって副走査ベルト18と連結しているので、副走査モ
ータ19の回転により副走査動作を行うことができる。
【0024】CCD5が受光し、電気信号に変換された
読取りデータはループ状の信号ケーブル13を介してプ
リンタ部44に伝えられる。すなわち、信号ケーブル1
3は主走査キャリッジ7上で、その一端近傍がくわえ部
14によって保持されており、他端は、副走査ユニット
9の底面20に部材21によって固定されるとともに、
プリンタ部44の電装ユニット26に連結する副走査信
号ケーブル23と結合する。ここで、信号ケーブル13
は主走査キャリッジ9の動きに追従し、また、副走査信
号ケーブル23は副走査ユニット9の動きに追従する。
読取りデータはループ状の信号ケーブル13を介してプ
リンタ部44に伝えられる。すなわち、信号ケーブル1
3は主走査キャリッジ7上で、その一端近傍がくわえ部
14によって保持されており、他端は、副走査ユニット
9の底面20に部材21によって固定されるとともに、
プリンタ部44の電装ユニット26に連結する副走査信
号ケーブル23と結合する。ここで、信号ケーブル13
は主走査キャリッジ9の動きに追従し、また、副走査信
号ケーブル23は副走査ユニット9の動きに追従する。
【0025】次に、プリンタ部44の動作を説明すると
以下のようになる。
以下のようになる。
【0026】記録紙カセット25から図示されない動力
源によって駆動される給紙ローラ27によって1枚ずつ
送り出された記録紙は、2つのローラ対28と29,3
0と31の間を搬送される間に各インクに対応した4つ
の記録ヘッド32の主走査によって記録される。4つの
記録ヘッド32はその主走査方向に配列し、このため図
1には1個のみが示される。それぞれの記録ヘッド32
はインクタンク33と一体に構成され、キャリッジ34
上に着脱可能に装着される。これら記録ヘッド32は、
吐出口の各々に連通するインク路に電気熱変換体を具
え、これが発生する熱エネルギーによってインク中に気
泡を発生させ、この気泡の生成に伴なってインクを吐出
する。キャリッジ34は、プリンタ主走査レール35と
摺動可能に係合する。また、キャリッジ34は図示しな
い係合部材によって主走査ベルト36と連結し、これに
より、主走査モータ37の回転によって主走査を行うこ
とができる。
源によって駆動される給紙ローラ27によって1枚ずつ
送り出された記録紙は、2つのローラ対28と29,3
0と31の間を搬送される間に各インクに対応した4つ
の記録ヘッド32の主走査によって記録される。4つの
記録ヘッド32はその主走査方向に配列し、このため図
1には1個のみが示される。それぞれの記録ヘッド32
はインクタンク33と一体に構成され、キャリッジ34
上に着脱可能に装着される。これら記録ヘッド32は、
吐出口の各々に連通するインク路に電気熱変換体を具
え、これが発生する熱エネルギーによってインク中に気
泡を発生させ、この気泡の生成に伴なってインクを吐出
する。キャリッジ34は、プリンタ主走査レール35と
摺動可能に係合する。また、キャリッジ34は図示しな
い係合部材によって主走査ベルト36と連結し、これに
より、主走査モータ37の回転によって主走査を行うこ
とができる。
【0027】キャリッジ34には、アーム部38が設け
られ、これには記録ヘッド32にその駆動信号等を伝え
るためのプリンタ信号ケーブル39の一端が固定されて
いる。プリンタ信号ケーブル39の他端は、プリンタ中
板40に部材41によって固定されるとともに電装ユニ
ット26に結合されている。このプリンタ信号ケーブル
39の配線は、キャリッジ34の動きに追従し、なおか
つ上部の光学枠10に接することが無いように構成され
ている。
られ、これには記録ヘッド32にその駆動信号等を伝え
るためのプリンタ信号ケーブル39の一端が固定されて
いる。プリンタ信号ケーブル39の他端は、プリンタ中
板40に部材41によって固定されるとともに電装ユニ
ット26に結合されている。このプリンタ信号ケーブル
39の配線は、キャリッジ34の動きに追従し、なおか
つ上部の光学枠10に接することが無いように構成され
ている。
【0028】プリンタ部44の副走査は、ローラ対28
と29,30と31を図示しない動力源によって回転さ
せ、記録紙を8.128mmだけ紙送りすることによっ
て行う。42はプリンタ部44の底板、45は外装板、
46は原稿圧着板、47は排紙トレー、そして48は操
作部の電装である。
と29,30と31を図示しない動力源によって回転さ
せ、記録紙を8.128mmだけ紙送りすることによっ
て行う。42はプリンタ部44の底板、45は外装板、
46は原稿圧着板、47は排紙トレー、そして48は操
作部の電装である。
【0029】さて、本実施例の理解を容易にするため、
まず最初に濃度むら発生の基本的要因について説明す
る。
まず最初に濃度むら発生の基本的要因について説明す
る。
【0030】図2(A)は理想的な記録ヘッド32によ
る記録状態を拡大して示した模式図である。61はイン
クの吐出口を示し、この記録ヘッド32で記録した場合
には均一な直径のインクドット60が記録紙上に形成さ
れる。このような場合、濃度むらは発生しない。なお、
同図ではいわゆる全吐(全吐出口がONの状態)の場合
を示したが、例えば50%出力のようなハーフトーンの
場合でも濃度むらは発生しない。
る記録状態を拡大して示した模式図である。61はイン
クの吐出口を示し、この記録ヘッド32で記録した場合
には均一な直径のインクドット60が記録紙上に形成さ
れる。このような場合、濃度むらは発生しない。なお、
同図ではいわゆる全吐(全吐出口がONの状態)の場合
を示したが、例えば50%出力のようなハーフトーンの
場合でも濃度むらは発生しない。
【0031】それに対し、図2(B)に示すケースで
は、2番目および(n−2)番目の吐出口のドット6
2,63の径が平均より小さく、また(n−2)番目と
(n−1)番目については中心よりもずれた位置にドッ
トが形成されている。すなわち(n−2)番目のドット
63は中心よりも右上方に、また(n−1)番目のドッ
ト64中心よりも左下方に偏って形成されている。
は、2番目および(n−2)番目の吐出口のドット6
2,63の径が平均より小さく、また(n−2)番目と
(n−1)番目については中心よりもずれた位置にドッ
トが形成されている。すなわち(n−2)番目のドット
63は中心よりも右上方に、また(n−1)番目のドッ
ト64中心よりも左下方に偏って形成されている。
【0032】このように記録された結果として、図2
(B)に示したA領域は薄い筋となって現われ、またB
領域も(n−1)番目と(n−2)番目の中心間距離が
ドット間平均距離l0 よりも大きくなるため、結果的に
他の領域によりも薄い筋となって現われる。一方、C領
域は(n−1)番目とn番目のドットの中心間距離が平
均距離l0 よりも狭くなっているため、他の領域よりも
濃い筋となって現われることになる。
(B)に示したA領域は薄い筋となって現われ、またB
領域も(n−1)番目と(n−2)番目の中心間距離が
ドット間平均距離l0 よりも大きくなるため、結果的に
他の領域によりも薄い筋となって現われる。一方、C領
域は(n−1)番目とn番目のドットの中心間距離が平
均距離l0 よりも狭くなっているため、他の領域よりも
濃い筋となって現われることになる。
【0033】以上述べたように、濃度むらは、主として
ドット径のばらつきと中心位置からのずれ(これを一般
に「よれ」と称する)に起因して現われる。
ドット径のばらつきと中心位置からのずれ(これを一般
に「よれ」と称する)に起因して現われる。
【0034】以上説明した記録装置における濃度むら補
正処理について、以下に説明する。
正処理について、以下に説明する。
【0035】濃度むらは、前述したように、記録ヘッド
の製造過程で生じる、吐出口やインク路の形状等のばら
つきや電気熱変換体の発熱特性のばらつきに起因する場
合と、記録動作を行うことによる経時変化によって生じ
る吐出特性のばらつきに起因する場合とがある。製造過
程において生じる吐出特性のばらつきは出荷時の検査等
によって補正可能であるが、経時変化によって生じるも
のは前述のようにその対策が困難である。経時変化によ
る吐出特性のばらつきは、吐出口等における劣化のばら
つきや、インクの水頭圧変化,ごみの吐出口内への侵入
などが原因していると考えられているが十分には説明さ
れていないのが現状である。
の製造過程で生じる、吐出口やインク路の形状等のばら
つきや電気熱変換体の発熱特性のばらつきに起因する場
合と、記録動作を行うことによる経時変化によって生じ
る吐出特性のばらつきに起因する場合とがある。製造過
程において生じる吐出特性のばらつきは出荷時の検査等
によって補正可能であるが、経時変化によって生じるも
のは前述のようにその対策が困難である。経時変化によ
る吐出特性のばらつきは、吐出口等における劣化のばら
つきや、インクの水頭圧変化,ごみの吐出口内への侵入
などが原因していると考えられているが十分には説明さ
れていないのが現状である。
【0036】そして、このような経時変化によって発生
する濃度むらに対しては、前述のように装置自身がそこ
で発生する濃度むらを検出し、新たな補正曲線を設定し
直すといった過程をとる。
する濃度むらに対しては、前述のように装置自身がそこ
で発生する濃度むらを検出し、新たな補正曲線を設定し
直すといった過程をとる。
【0037】(第1実施例)図3は本発明の第1実施例
にかかる濃度むら補正処理(ヘッドシェーディングと称
す)が行われる画像処理の過程を示すブロック図であ
る。
にかかる濃度むら補正処理(ヘッドシェーディングと称
す)が行われる画像処理の過程を示すブロック図であ
る。
【0038】図3において、CCDセンサ5によって読
み込まれた読取りデータは、増幅器200によって増幅
され、A/D変換器201で8ビットのデジタル画像信
号に変換される。A/D変換器201のレファレンス電
圧RTとRBは不図示のマイクロコンピュータ(CP
U)によって設定できるようになっている。例えば、図
4に示すように、レファレンス電圧をRT,RBからR
T′,RB′に変化させると入力電圧の微少な値を8ビ
ットの値に変換できるのでダイナミックレンジを広げる
ことができる。
み込まれた読取りデータは、増幅器200によって増幅
され、A/D変換器201で8ビットのデジタル画像信
号に変換される。A/D変換器201のレファレンス電
圧RTとRBは不図示のマイクロコンピュータ(CP
U)によって設定できるようになっている。例えば、図
4に示すように、レファレンス電圧をRT,RBからR
T′,RB′に変化させると入力電圧の微少な値を8ビ
ットの値に変換できるのでダイナミックレンジを広げる
ことができる。
【0039】A/D変換された画像信号は、白補正回路
202で白信号に対する補正がかけられ、黒補正回路2
03で黒信号に対する補正がかけられる。
202で白信号に対する補正がかけられ、黒補正回路2
03で黒信号に対する補正がかけられる。
【0040】そして、LOG変換回路204で光の3原
色R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)から色
(記録色)の3原色のC(シアン),M(マゼンタ),
Y(イエロー)に変換される。次に、UCR回路205
でC,M,Y信号はBk(ブラック)の部分を共通成分
として抽出され、あるいは共通成分の一部を黒成分の一
部として抽出され、C,M,Y,Bk信号としてヘッド
シェーディング回路206に入力される。
色R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)から色
(記録色)の3原色のC(シアン),M(マゼンタ),
Y(イエロー)に変換される。次に、UCR回路205
でC,M,Y信号はBk(ブラック)の部分を共通成分
として抽出され、あるいは共通成分の一部を黒成分の一
部として抽出され、C,M,Y,Bk信号としてヘッド
シェーディング回路206に入力される。
【0041】ヘッドシェーディング回路206では、4
個の記録ヘッドそれぞれの各吐出口の吐出特性に従っ
て、それぞれの吐出口に対応する画像信号に対してγ補
正(濃度補正)が行われる。ヘッドシェーディング回路
206は、後述されるようにSRAMおよびEPROM
からなり、このSRAMに入力するデータが対応する吐
出口に応じてSRAMに格納されるテーブル番号が参照
され、次にEPROMでこのテーブル番号に応じたγ補
正曲線によってデータの補正がなされる。次のγ変換回
路207は、この回路に入力するデータに対する出力デ
ータを算出するための数段階の関数を有しており、記録
色ごとに濃度バランスや使用者の色合いの好みに応じて
適切な関数が設定される。また、この関数はインクの特
性や記録紙の特性に応じても設定される。
個の記録ヘッドそれぞれの各吐出口の吐出特性に従っ
て、それぞれの吐出口に対応する画像信号に対してγ補
正(濃度補正)が行われる。ヘッドシェーディング回路
206は、後述されるようにSRAMおよびEPROM
からなり、このSRAMに入力するデータが対応する吐
出口に応じてSRAMに格納されるテーブル番号が参照
され、次にEPROMでこのテーブル番号に応じたγ補
正曲線によってデータの補正がなされる。次のγ変換回
路207は、この回路に入力するデータに対する出力デ
ータを算出するための数段階の関数を有しており、記録
色ごとに濃度バランスや使用者の色合いの好みに応じて
適切な関数が設定される。また、この関数はインクの特
性や記録紙の特性に応じても設定される。
【0042】γ変換回路207の出力は2値化処理回路
208に送られる。本実施例の2値化処理は平均濃度保
存法(MD法)を用いる。2値化回路208の出力はプ
リンタ部44の記録ヘッド駆動回路32Aに送られ、記
録ヘッド32はこの出力データに基づいて記録を行う。
208に送られる。本実施例の2値化処理は平均濃度保
存法(MD法)を用いる。2値化回路208の出力はプ
リンタ部44の記録ヘッド駆動回路32Aに送られ、記
録ヘッド32はこの出力データに基づいて記録を行う。
【0043】また、図3において、209は濃度むら測
定回路であり、LOG変換回路204からのデータを基
に各吐出口の濃度データを演算する。シェーディング回
路206および濃度むら測定回路209の詳細を図5に
示す。また図5のブロックを実現する具体的回路例を図
6に示す。すなわち、図5に示す濃度むら一時保存メモ
リ134とγ補正メモリ136は、図6に示す一つのR
AM152によって共有化されている。また、EPRO
M126には図7に示す64種類のγ補正曲線が格納さ
れている。さらに、図5に示す演算回路135は図6に
示すCPU151によって構成される。
定回路であり、LOG変換回路204からのデータを基
に各吐出口の濃度データを演算する。シェーディング回
路206および濃度むら測定回路209の詳細を図5に
示す。また図5のブロックを実現する具体的回路例を図
6に示す。すなわち、図5に示す濃度むら一時保存メモ
リ134とγ補正メモリ136は、図6に示す一つのR
AM152によって共有化されている。また、EPRO
M126には図7に示す64種類のγ補正曲線が格納さ
れている。さらに、図5に示す演算回路135は図6に
示すCPU151によって構成される。
【0044】図8は本発明の第1実施例にかかる濃度む
ら補正処理のフローチャートである。
ら補正処理のフローチャートである。
【0045】例えば、ユーザーが記録画像に濃度むらが
発生していると判断すると、操作部(図示せず)内の濃
度むら補正ボタンを押下する(ステップS1)。これに
応じてプリンタ部44は図9に示すような濃度むら測定
用のパターンを記録出力する(ステップS2)。
発生していると判断すると、操作部(図示せず)内の濃
度むら補正ボタンを押下する(ステップS1)。これに
応じてプリンタ部44は図9に示すような濃度むら測定
用のパターンを記録出力する(ステップS2)。
【0046】次に、ユーザーはこのテストパターンの記
録サンプルを、図9に示すように、記録サンプルに対し
て記録ヘッド32が移動した方向に対して、CCD5の
主走査が垂直な関係となるように原稿台に置く(ステッ
プS3)。そして再度濃度むら補正ボタンを押下する
(ステップS4)。
録サンプルを、図9に示すように、記録サンプルに対し
て記録ヘッド32が移動した方向に対して、CCD5の
主走査が垂直な関係となるように原稿台に置く(ステッ
プS3)。そして再度濃度むら補正ボタンを押下する
(ステップS4)。
【0047】これに応じてCPUは、その読取る色に対
応したA/D変換器のレファレンス電圧を設定する(ス
テップS5)。つまり、A/D変換回路201のレファ
レンス電圧が通常の読取り時のまま、すなわち、レファ
レンス電圧を一定のままでA/D変換を行うと、図10
(A)に示すように、同じ濃度によって記録されたパタ
ーンを読んでも、その読取りデータの濃度レベルは、記
録色によって異なる。各記録色の濃度むらの程度(濃度
の変化幅)が等しくても、例えばイエロー(Y)の場
合、読取りデータの濃度レベルは相対的に低くなるの
で、濃度むらの程度は他の色に比べて小さく読取られ
る。このため、各色について同じ濃度むら補正のアルゴ
リズムで補正を行う構成にあっては、イエローの場合、
補正の度合いが小さくなる。そして、この結果、濃度む
らが完全に解消されず、記録される画像において他の色
との混色の場合にイエローの濃度むらがめだつことにな
る。
応したA/D変換器のレファレンス電圧を設定する(ス
テップS5)。つまり、A/D変換回路201のレファ
レンス電圧が通常の読取り時のまま、すなわち、レファ
レンス電圧を一定のままでA/D変換を行うと、図10
(A)に示すように、同じ濃度によって記録されたパタ
ーンを読んでも、その読取りデータの濃度レベルは、記
録色によって異なる。各記録色の濃度むらの程度(濃度
の変化幅)が等しくても、例えばイエロー(Y)の場
合、読取りデータの濃度レベルは相対的に低くなるの
で、濃度むらの程度は他の色に比べて小さく読取られ
る。このため、各色について同じ濃度むら補正のアルゴ
リズムで補正を行う構成にあっては、イエローの場合、
補正の度合いが小さくなる。そして、この結果、濃度む
らが完全に解消されず、記録される画像において他の色
との混色の場合にイエローの濃度むらがめだつことにな
る。
【0048】そこで、A/D変換回路201のレファレ
ンス電圧を記録色に応じて変化さえることにより、どの
記録色についても濃度むらの程度が等しくなるようにす
る(図10(B))。そして、その結果、各記録色に関
する濃度むら補正のアルゴリズムを等しくでき、濃度む
ら補正処理のための回路構成を簡潔なものとすることが
できる。
ンス電圧を記録色に応じて変化さえることにより、どの
記録色についても濃度むらの程度が等しくなるようにす
る(図10(B))。そして、その結果、各記録色に関
する濃度むら補正のアルゴリズムを等しくでき、濃度む
ら補正処理のための回路構成を簡潔なものとすることが
できる。
【0049】上記レファレンス設定後、ステップS6
で、CCD5のシェーディング補正用の動作、すなわ
ち、まず、ランプを消した状態でCCDからの読取りを
行い、その各画素の値が黒レベルになるように黒補正値
を決め、次にランプを点灯し、白色板を読取り、白補正
値を決める動作をした後、CCD5の主走査を行って、
最初にブラックのテストパターンを読取る(ステップS
7、以下、2回目以降はシアン,マゼンタ,イエローと
順次行う)。
で、CCD5のシェーディング補正用の動作、すなわ
ち、まず、ランプを消した状態でCCDからの読取りを
行い、その各画素の値が黒レベルになるように黒補正値
を決め、次にランプを点灯し、白色板を読取り、白補正
値を決める動作をした後、CCD5の主走査を行って、
最初にブラックのテストパターンを読取る(ステップS
7、以下、2回目以降はシアン,マゼンタ,イエローと
順次行う)。
【0050】この読取りの結果について、各回路200
〜204の処理を施した後、濃度むら測定回路209に
よる処理を行い、SRAM136に格納する(ステップ
S8)。すなわち、ステップS8では、図5に示す各回
路131,132,133,134および135によっ
て各吐出口に対応した読取りデータのサンプリング数分
の平均値を求め、この結果をSRAM136に格納す
る。
〜204の処理を施した後、濃度むら測定回路209に
よる処理を行い、SRAM136に格納する(ステップ
S8)。すなわち、ステップS8では、図5に示す各回
路131,132,133,134および135によっ
て各吐出口に対応した読取りデータのサンプリング数分
の平均値を求め、この結果をSRAM136に格納す
る。
【0051】次に、各吐出口毎に、CCD5の各素子に
対応する読取り画素の前後1画素を含めた3画素の移動
平均Dnを求める(ステップS9)。なお、この場合の
平均は、例えば前後4画素を含む計9画素の平均であっ
てもよく、さらに各画素に重み付けを施してもよい。そ
して、ステップS9で求めた3画素平均の平均値を求め
る(ステップS10)。さらに、ステップS9で求めた
各3画素平均とステップS10で求めた値の比率αn
[%](nは吐出口番号、1以上128以下)を求める
(ステップS11)。以上述べたステップS9からS1
1までの処理を図9に示すテストパターンの1から4に
ついて行う(ステップS12)。
対応する読取り画素の前後1画素を含めた3画素の移動
平均Dnを求める(ステップS9)。なお、この場合の
平均は、例えば前後4画素を含む計9画素の平均であっ
てもよく、さらに各画素に重み付けを施してもよい。そ
して、ステップS9で求めた3画素平均の平均値を求め
る(ステップS10)。さらに、ステップS9で求めた
各3画素平均とステップS10で求めた値の比率αn
[%](nは吐出口番号、1以上128以下)を求める
(ステップS11)。以上述べたステップS9からS1
1までの処理を図9に示すテストパターンの1から4に
ついて行う(ステップS12)。
【0052】次に、各パターンにおけるαn の平均値α
n(ave)を求め(ステップS13)、求めたαn(ave)と現
在の濃度補正テーブル番号Tiより、新たな補正テーブ
ル番号Ti+1を次のように求める(ステップS1
4)。
n(ave)を求め(ステップS13)、求めたαn(ave)と現
在の濃度補正テーブル番号Tiより、新たな補正テーブ
ル番号Ti+1を次のように求める(ステップS1
4)。
【0053】
【数1】 Ti+1(n)=Ti(n)+(αn(ave)−100) (1) 新たに求めたテーブル番号Ti+1(n)をSRAM1
36に書き込む(ステップS15)。
36に書き込む(ステップS15)。
【0054】以上述べたステップS5からS15までの
処理を各色について行う(ステップS16)。なお、テ
ストパターンを読取る際には、ブラック,シアン,マゼ
ンタ,イエローの各パターンに対応して、それぞれ補色
の関係にあるグリーン,レッド,グリーン,ブルーのフ
ィルター出力をサンプリングする(ただし、ブラックに
ついてはグリーン以外でも可能)。
処理を各色について行う(ステップS16)。なお、テ
ストパターンを読取る際には、ブラック,シアン,マゼ
ンタ,イエローの各パターンに対応して、それぞれ補色
の関係にあるグリーン,レッド,グリーン,ブルーのフ
ィルター出力をサンプリングする(ただし、ブラックに
ついてはグリーン以外でも可能)。
【0055】以上から明らかなように、本実施例ではヘ
ッドの経時変化に起因した濃度むら発生に対処するた
め、上記の処理によって、SRAM136のテーブルデ
ータを更新する。
ッドの経時変化に起因した濃度むら発生に対処するた
め、上記の処理によって、SRAM136のテーブルデ
ータを更新する。
【0056】この場合、更新されたデータが電源OFF
時も記憶されるように、本実施例では最新のシェーディ
ングデータをプリンタ制御部内のRAM(図示せず)に
転送し、このRAMを電池でバックアップしている。
時も記憶されるように、本実施例では最新のシェーディ
ングデータをプリンタ制御部内のRAM(図示せず)に
転送し、このRAMを電池でバックアップしている。
【0057】上記実施例では、A/D変換回路のレファ
レンス電圧は、テストパターンを読取る前にCPUによ
ってインク色に応じて設定されるようにしたが、通常の
レファレンス電圧で読取り、その時の濃度および読取り
データのバラツキを検知し、それに基づいてレファレン
ス電圧を設定してから再度パターンを読むというプリス
キャンを用いたフィードバック方式を行うことも可能で
ある。
レンス電圧は、テストパターンを読取る前にCPUによ
ってインク色に応じて設定されるようにしたが、通常の
レファレンス電圧で読取り、その時の濃度および読取り
データのバラツキを検知し、それに基づいてレファレン
ス電圧を設定してから再度パターンを読むというプリス
キャンを用いたフィードバック方式を行うことも可能で
ある。
【0058】(第2実施例)以上示した第1実施例で
は、A/D変換回路のレファレンス電圧を記録色に応じ
て設定することにより、読取りデータの濃度レベルを各
記録色間で等しいものとし、これにより、実際の濃度む
らが各記録色の読取りデータに等しく反映するようにし
た。
は、A/D変換回路のレファレンス電圧を記録色に応じ
て設定することにより、読取りデータの濃度レベルを各
記録色間で等しいものとし、これにより、実際の濃度む
らが各記録色の読取りデータに等しく反映するようにし
た。
【0059】これに対し、本例では、図3に示した黒補
正回路203において、記録色に応じて黒補正を行うこ
とにより、読取りデータの濃度レベルを等しくするもの
である。
正回路203において、記録色に応じて黒補正を行うこ
とにより、読取りデータの濃度レベルを等しくするもの
である。
【0060】以下、本発明の第2実施例を説明する。
【0061】図11は本例にかかる黒補正を説明するた
めの線図である。
めの線図である。
【0062】CCD5は、真っ黒な原稿を読取っても各
受光素子の製造上等に起因したばらつきにより全素子が
“0”を出力するわけではない。そこで、真っ黒に塗っ
た黒シェーディング補正板を読取るか、原稿照明ランプ
を消灯して読取り動作を行うことにより、黒の読取り値
をサンプリングし(本実施例では、消灯してサンプリン
グする)、それをメモリに記憶しておく。
受光素子の製造上等に起因したばらつきにより全素子が
“0”を出力するわけではない。そこで、真っ黒に塗っ
た黒シェーディング補正板を読取るか、原稿照明ランプ
を消灯して読取り動作を行うことにより、黒の読取り値
をサンプリングし(本実施例では、消灯してサンプリン
グする)、それをメモリに記憶しておく。
【0063】通常の記録を行う場合、黒補正回路203
では、原稿の読取りデータから上記記憶した黒の読取り
値を減算し、これに補正値を乗算して黒補正を行う。す
なわち、図11(A)で表わされる読取りデータより、
さきにサンプリングしておいた図11(B)で示される
黒補正データ(実線)を減算し、図11(C)に示すデ
ータ(実線)を得る。
では、原稿の読取りデータから上記記憶した黒の読取り
値を減算し、これに補正値を乗算して黒補正を行う。す
なわち、図11(A)で表わされる読取りデータより、
さきにサンプリングしておいた図11(B)で示される
黒補正データ(実線)を減算し、図11(C)に示すデ
ータ(実線)を得る。
【0064】ここで、もし、真っ黒でない黒シェーディ
ング板をサンプリングすることにより、図11(B)の
破線で示す比較的輝度の高い黒補正データを得た場合、
このデータで黒補正を行うと、図11(C)の破線で示
すように入力データの輝度を下げる(濃度を上げる)こ
とができる。
ング板をサンプリングすることにより、図11(B)の
破線で示す比較的輝度の高い黒補正データを得た場合、
このデータで黒補正を行うと、図11(C)の破線で示
すように入力データの輝度を下げる(濃度を上げる)こ
とができる。
【0065】このように、第1実施例で前述したよう
に、例えばイエロー(Y)のように濃度レベルが低くな
る場合、イエロー(Y)の黒補正における記憶データ
(サンプリングデータ)を比較的輝度の高いものにして
おくことにより、各記録色の読取りデータの濃度レベル
をそろえることができる。
に、例えばイエロー(Y)のように濃度レベルが低くな
る場合、イエロー(Y)の黒補正における記憶データ
(サンプリングデータ)を比較的輝度の高いものにして
おくことにより、各記録色の読取りデータの濃度レベル
をそろえることができる。
【0066】図12は本例にかかる濃度むら補正処理の
フローチャートを示す。本例の処理で、図8に示す第1
実施例の処理と異なるのはステップS105のみであ
る。従って、ステップS105の処理について説明し、
他のステップの処理の説明は省略する。
フローチャートを示す。本例の処理で、図8に示す第1
実施例の処理と異なるのはステップS105のみであ
る。従って、ステップS105の処理について説明し、
他のステップの処理の説明は省略する。
【0067】ステップS105では、その時読取る記録
色に対応した黒シェーディング板を読取り黒データをサ
ンプリングする。すなわち、通常のように、例えば原稿
照明ランプを消灯してサンプリングしたデータを各記録
色共通に黒データとして用いると、第1実施例において
説明したように、図10(A)に示すごとく同じ濃度で
記録されたパターンを読んでも記録色によってその読取
りデータの濃度レベルが異なることになる。例えばイエ
ロー(Y)の場合、読取りデータの濃度レベルは相対的
に低くなるので、濃度むらの程度は他の色に比べて小さ
く読取られる。このため各色について同じ濃度むら補正
のアルゴリズムで補正を行うと、イエローは補正の度合
いが小さくなる。そして、その結果、他の色との混色の
場合にイエローのむらがめだつことになる。
色に対応した黒シェーディング板を読取り黒データをサ
ンプリングする。すなわち、通常のように、例えば原稿
照明ランプを消灯してサンプリングしたデータを各記録
色共通に黒データとして用いると、第1実施例において
説明したように、図10(A)に示すごとく同じ濃度で
記録されたパターンを読んでも記録色によってその読取
りデータの濃度レベルが異なることになる。例えばイエ
ロー(Y)の場合、読取りデータの濃度レベルは相対的
に低くなるので、濃度むらの程度は他の色に比べて小さ
く読取られる。このため各色について同じ濃度むら補正
のアルゴリズムで補正を行うと、イエローは補正の度合
いが小さくなる。そして、その結果、他の色との混色の
場合にイエローのむらがめだつことになる。
【0068】そこで、黒補正処理において各記録色に応
じて濃度レベルを上げるようにすることにより、黒補正
後の濃度レベルに実際の濃度むらが各記録色で等しく反
映されるようにする。このため、黒データサンプリング
のための黒シェーディング板を記録色に応じて異ならせ
る。これにより、その後の濃度むら補正を各記録色で同
様に行うことができる。
じて濃度レベルを上げるようにすることにより、黒補正
後の濃度レベルに実際の濃度むらが各記録色で等しく反
映されるようにする。このため、黒データサンプリング
のための黒シェーディング板を記録色に応じて異ならせ
る。これにより、その後の濃度むら補正を各記録色で同
様に行うことができる。
【0069】なお、本実施例の各記録色用の黒シェーデ
ィング板は、それぞれに板があるのではなく、原稿ガラ
スの外側のCCD稼動域の白シェーディング補正部の横
に、各色用の黒補正色を塗ってCCDが必要な色を塗っ
てある部分の下に移動してサンプリングを行う。また、
このときのサンプリング手法は周知の技術であるので、
詳細な説明は省略する。
ィング板は、それぞれに板があるのではなく、原稿ガラ
スの外側のCCD稼動域の白シェーディング補正部の横
に、各色用の黒補正色を塗ってCCDが必要な色を塗っ
てある部分の下に移動してサンプリングを行う。また、
このときのサンプリング手法は周知の技術であるので、
詳細な説明は省略する。
【0070】なお、上記各実施例では、原稿読取り装置
を具えた複写機を例にとり説明したが、記録したテスト
パターンを読取ることができる読取り装置を具え、複数
の記録色で記録を行う記録装置であれば、本発明を適用
できることは明らかである。
を具えた複写機を例にとり説明したが、記録したテスト
パターンを読取ることができる読取り装置を具え、複数
の記録色で記録を行う記録装置であれば、本発明を適用
できることは明らかである。
【0071】また、上例ではインクジェット方式の記録
装置について説明したが、本発明の適用は、例えば熱転
写方式等の記録装置に対しても可能である。いずれにし
ろ、複数の記録素子を有して複数の記録色で記録を行う
装置に本発明は適用できる。
装置について説明したが、本発明の適用は、例えば熱転
写方式等の記録装置に対しても可能である。いずれにし
ろ、複数の記録素子を有して複数の記録色で記録を行う
装置に本発明は適用できる。
【0072】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0073】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0074】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0075】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0076】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0077】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0078】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0079】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0080】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば読取りデータの濃度レベルを記録色に応じて変
更できるため、この読取りデータに基づいて濃度むら補
正処理を行う際に記録色間でこの濃度レベルを同一にす
ることができる。これにより、各記録色の濃度むらが、
濃度むら補正の基になる読取りデータに忠実に反映され
る。
によれば読取りデータの濃度レベルを記録色に応じて変
更できるため、この読取りデータに基づいて濃度むら補
正処理を行う際に記録色間でこの濃度レベルを同一にす
ることができる。これにより、各記録色の濃度むらが、
濃度むら補正の基になる読取りデータに忠実に反映され
る。
【0082】この結果、複数の記録色で記録を行う場合
の濃度むら補正を、簡潔な構成で、かつ良好に行うこと
ができる。
の濃度むら補正を、簡潔な構成で、かつ良好に行うこと
ができる。
【図1】本発明の一実施例にかかる複写機の断面図であ
る。
る。
【図2】(A)および(B)は濃度むらを説明するため
の模式図である。
の模式図である。
【図3】本発明の一実施例にかかる画像処理回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】A/D変換回路におけるレファレンス電圧の変
化に対する出力の変化を説明するための線図である。
化に対する出力の変化を説明するための線図である。
【図5】図3に示したヘッドシェーディング回路および
濃度むら測定回路の詳細を示すブロック図である。
濃度むら測定回路の詳細を示すブロック図である。
【図6】図5に示す構成を実現する回路のブロック図で
ある。
ある。
【図7】図5に示したγ補正テーブルの内容を示す概念
図である。
図である。
【図8】本発明の第1実施例にかかる濃度むら補正処理
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例にかかるテストパターンの模
式図である。
式図である。
【図10】(A)および(B)は本発明の一実施例に関
し、各記録色の読取りデータの濃度レベルの同一化を説
明するための線図である。
し、各記録色の読取りデータの濃度レベルの同一化を説
明するための線図である。
【図11】(A),(B)および(C)は、黒補正処理
に与える黒補正データの影響を説明するための線図であ
る。
に与える黒補正データの影響を説明するための線図であ
る。
【図12】本発明の第2実施例にかかる濃度むら補正処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
5 CCDラインセンサ 32 記録ヘッド 32A 記録ヘッド駆動回路 126 γ補正テーブル 130 色信号選択部 131 ラッチ回路 132 加算器 133 平均化回路 134 データ一時保存回路(RAM) 135 演算回路 136 γ補正回路(SRAM) 150 制御部 151 CPU 152 RAM 200 増幅器 201 A/D変換回路 202 白補正回路 203 黒補正回路 204 LOG変換回路 205 UCR回路 206 ヘッドシェーディング回路 207 γ変換回路 208 2値化処理回路 209 濃度むら測定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/08 H04N 1/23 101 C 9186−5C 9012−2C B41J 3/04 103 X 9012−2C 104 G (72)発明者 松原 美由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小板橋 規文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の記録素子を具えた記録ヘッドを用
い、複数の記録色で記録を行う記録装置において、 前記記録ヘッドによって記録された画像を読取るための
読取り手段と、 該読取り手段が読取ったデータの濃度レベルを前記複数
の記録色のそれぞれに応じて変更するための濃度変更手
段と、 該濃度変更手段によって変更されたデータに基づいて、
前記記録ヘッドにおける複数の記録素子各々によって記
録される濃度を補正するための濃度むら補正手段と、 を具えたことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記濃度変更手段は、前記読取ったデー
タを前記記録ヘッドの記録データに変換する際の前記読
取ったデータに施す処理に用いる基準データを変更する
ことにより、前記読取ったデータの濃度レベルを変更す
ることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記濃度変更手段はCPUを有し、該C
PUは前記読取ったデータをディジタル信号に変換する
ためのA/D変換回路の基準データを変更することを特
徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記濃度変更手段は、前記読取ったデー
タに黒補正処理を施す際の黒データを変更することを特
徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記濃度変更手段は、黒データサンプリ
ングのために読取る黒シェーディング板を記録色に応じ
て変更することにより黒データを変更することを特徴と
する請求項4に記載の記録装置。 - 【請求項6】 前記記録素子は、インクを吐出するため
の吐出口と、熱エネルギーを発生することによりインク
に気泡を発生させ該気泡の生成に基づいて前記吐出口か
らインクを吐出するための電気熱変換体を有することを
特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の記録装
置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3200274A JPH0542685A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 記録装置 |
| US07/925,623 US5712666A (en) | 1991-08-09 | 1992-08-06 | Recording apparatus |
| EP99202571A EP0955768B1 (en) | 1991-08-09 | 1992-08-07 | Recording apparatus |
| DE69230740T DE69230740T2 (de) | 1991-08-09 | 1992-08-07 | Aufzeichnungsgerät |
| CA002075596A CA2075596C (en) | 1991-08-09 | 1992-08-07 | Recording apparatus |
| EP92307242A EP0527610B1 (en) | 1991-08-09 | 1992-08-07 | Recording apparatus |
| DE69233574T DE69233574T2 (de) | 1991-08-09 | 1992-08-07 | Aufzeichnungsgerät |
| US08/898,842 US6247780B1 (en) | 1991-08-09 | 1997-07-22 | Shading correction processing for an image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3200274A JPH0542685A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542685A true JPH0542685A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16421601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3200274A Pending JPH0542685A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0542685A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996032809A1 (en) * | 1995-04-12 | 1996-10-17 | Eastman Kodak Company | A color photocopier using a drop on demand ink jet printing system |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3200274A patent/JPH0542685A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996032809A1 (en) * | 1995-04-12 | 1996-10-17 | Eastman Kodak Company | A color photocopier using a drop on demand ink jet printing system |
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