JPH0542732Y2 - - Google Patents

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JPH0542732Y2
JPH0542732Y2 JP1986013231U JP1323186U JPH0542732Y2 JP H0542732 Y2 JPH0542732 Y2 JP H0542732Y2 JP 1986013231 U JP1986013231 U JP 1986013231U JP 1323186 U JP1323186 U JP 1323186U JP H0542732 Y2 JPH0542732 Y2 JP H0542732Y2
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strip
tightening
insertion hole
elastic
stretchable
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は緊締部材の考案に係り、袋部体その他
の収容体における口部や潜水服装脱口の如きを適
宜に開被し得る状態で平易且つ強力に緊締せし
め、水密状態の如きを有効且つ安定に形成するこ
とができ、またその解脱も容易な緊締部材を提供
しようとするものである。
産業上の利用分野 潜水服における装脱口の如きを緊締する手段。
従来の技術 袋その他の収容体における口部を適切に開被し
得るように緊締する手段として従来一般的に採用
されているものは紐などによる結縛である。なお
フアスナーなどを用いて閉塞することも行なれて
いる。
また実公昭47−5866号公報においてはゴム性丸
紐を金属板の中央部に形成された穴に挿入し該穴
の側部にゴム性丸紐の外径より若干小さく打抜い
た係止孔を前記穴に連続して設けることが提案さ
れている。
実公大14−15231においては金属などの堅牢物
質よりなる小筒内に弾性を有するゴムの1片を充
填し、それらの小孔に紐を挿通することが発表さ
れている。
更に、実開昭55−43449においては装飾片に設
けられた筒状本体に紐の両端側を引揃えて挿通
し、筒状本体の長溝にそつてスライドされ紐を圧
迫して固定するスライダーの押圧部を上記した紐
の両端側間に位置せしめ、該スライダーの移動に
よつて上記のように挿通されている紐を固定し、
あるいは釈放することが発表されている。
考案が解決しようとする問題点 紐による結縛は最も簡易な部材による緊締と言
えるが緊締状態を緊密に形成することができな
い。即ち収容体などの口部を閉塞し、その周側に
掛け回された紐などの条体両端部を強く引張るこ
とによつて緊密な状態が形成できたとしても結縛
操作時においてその強い引張り力を維持できない
ので折角の緊密状態が弛緩する。フアスナーなど
によつて閉塞しても強い水密を維持したような緊
締をなし得ない。
勿論樹脂製袋体などに関して融着シールをなす
ことが考えられるが、この場合にはそのシールを
適宜に開被して内容物を装脱操作することができ
ない。
特に潜水服装脱口は人体を出入させるだけの大
きさを有し、しかも潜水服としては深さが10mを
超えるような水底などにおける水圧条件下で水密
性を確保するために厚さが3mm以上のようなゴム
シート材で形成されたものであるから斯様な装脱
口を密閉閉塞することは至難であつて水侵入の可
能性が高いこととなるから特殊且つ高度の緊締シ
ール手法を採用せざるを得ないし、このようにし
て高度の緊締シール手法の採用されたものはその
シール操作が煩雑で潜水時などにおいて簡易的確
に所期の緊締シールを得難い。
前記した実公昭47−5866のものにおいては薄層
の金属板を用いることを基本とし、この薄層金属
板に設けられた若干小径の係止孔においてゴム性
丸紐を圧迫締着するものであるから圧迫締着の範
囲が薄い金属板の板厚範囲に限られ丸紐のゴム性
による伸縮で該丸紐に強い引張力が作用したよう
な場合には安定な締着を得ることができず、常に
水圧が作用するような潜水服において安定なシー
ル関係を形成し得ない。
実公大14−15231のものでは紐がゴムの1片に
穿たれた小孔に挿通されたものであるから紐に対
しゴムの弾力を超えた引張力が作用すると容易に
スライドし安定な緊締を得ることができない。
また、実開昭55−43449のものにあつては、ス
ライダーの移動による緊締または釈放操作を必要
とし、しかも単に押圧力で固定しようとするもの
であるから強力な引張力に対し充分に対処できな
い。
「考案の構成」 問題点を解決するための手段 複数のゴム条を平行状に配設した伸縮性条材に
対し糸条による伸縮性被覆層を形成した伸縮性緊
締条体と該伸縮性緊締条体の両端部をその伸長縮
径状態で挿通する複数の挿入孔を設けた剛性部体
とより成り、前記挿入孔径が前記伸縮性緊締条体
の常態における外径の1.5分の1以下とし、しか
も該剛性部体の長さを前記挿入孔径の2倍以上と
したことを特徴とする緊締部材。
作 用 伸縮性緊締条体は内装された複数のゴム条を平
行状に配設した伸縮性条材により充分な伸縮作用
をなし、引張力が作用した場合に該伸縮性条材が
伸長して各ゴム条間の空隙を閉塞し大幅に小径化
することとなり、しかもその外面が糸条による伸
縮性被覆層で被覆されているので剛性部体の挿入
孔に対する摺動時の摩擦を緩和し、手操作による
引張力作用条件下で常態において挿入孔径に対し
相当に大きな断面積をもつた伸縮性条材の採用を
可能とする。即ちゴム質のような伸縮性条材は伸
長によつて小径化し、釈放された復元状態で大幅
な膨径状態となり、該伸縮性条材に覆装された伸
縮被覆層は上記のような伸縮性条材の小径化ない
し膨径化に追随してその周面を被覆一体化し、そ
の膨径状態において剛性部体挿入孔に対する係着
関係を確保する。
前記剛性部体の挿入孔がその径の前記伸縮性緊
締条体の常態における外径の1.5分の1以下とさ
れたことにより上記伸縮性緊締条体が操作者の集
中的な引張力を受けて伸長し縮径したときにおい
てのみスライドし得るものとなり、この程度に達
しない場合においては挿入孔の一部において伸縮
性条材が小径化しても挿入孔の全般においては係
着接合状態が維持され、特に引張力作用方向後方
の挿入孔端縁に膨大した緊締条体が係止してスラ
イドが的確に阻止される。
即ち伸縮性緊締条体に充分な引張力を集中的に
作用せしめた状態では伸縮性被覆層による摩擦低
限作用と相俟つて袋などの収容体口部を的確に緊
締することができ、しかもこのような集中的引張
力を受けた状態でのみ剛性部体がスライドして伸
縮性条体の任意の位置に移動することができ、従
つて伸縮性緊締体の両端側に対し夫々このような
引張力を作用せしめると共に剛性部体をスライド
させ、その後にこのような引張力が弛緩すること
によつてスライドできない状態に直ちに復元し上
記緊締状態を維持する。
前記のような挿入孔を有する剛性部体の長さが
該挿入孔径の2倍以上とされたことにより上述し
たような引張力の作用時においては少なくとも挿
入孔内において適切に小径化しスライドしても引
張力弛緩時においては長い剛性部体の全域におい
て伸縮性条体の膨径化係着による係止関係を形成
して強力な緊締状態であつても安定な定着状態を
引張力釈放の瞬間に形成することができる。
実施例 上記したような本考案によるものの具体的な実
施態様を添附図面に示すものについて説明する
と、本考案をよるものの全般的な構成関係は第1
図に示す通りであつて、伸縮性緊締条体1の両端
側はそれぞれに剛性部体2に設けられた複数の挿
入孔21に挿通されたもので、伸縮性緊締条体1
の両端には抜け止め部11が夫々形成されてい
る。上記のような伸縮性緊締条体1と剛性部体2
における挿入孔21の関係は第2図に示す如くで
あつて、伸縮性条体1は多数のゴム条材12が平
行状に配設されたものに対しその外面に伸縮性被
覆層13を覆着形成したもので、このような伸縮
性被覆層13は繊維糸条を編組し或いはバイアス
状に織成せしめ、若しくは糸条自体が伸縮性を有
するものを用いて構成するなどの何れか1つ又は
2つ以上の手段を併用することによつて適切に得
られることは公知の通りである。
剛性部体2としては合成樹脂、金属若しくは陶
磁器のような適宜の素材を以て形成することがで
き、このような剛性部体2における挿入孔21と
しては上記伸縮性緊締条体1の常態(引張力を全
く受けない状態)における太さに対し、少なくと
もその断面積において第2図に示すように1/1.5
以下、好ましくは1/2以下のものであり、またこ
のような挿入孔21は剛性部体2の第1図に示す
ような長さ方向全域において形成され、この剛性
部体2の長さは第1図に示すように少なくとも挿
入孔21の孔径の2倍以上であつて、このような
挿入孔21に対して上記伸縮性緊締条体1を挿通
することにより該伸縮性条体1に引張力の作用せ
ず、少なくとも引張力が相当に低減せしめられた
状態においては伸縮性緊締条体1の第1図に示す
ような剛性部体2より図示左方側の中間部分にお
いて相当の牽引力が作用しても上記伸縮性条体1
が挿入孔21内においてスライドすることがな
く、引張力が低減ないし釈放されることによつて
所定位置に係止する。
即ち第3図に示すように袋ないし風呂敷状をな
す収容体3内に所定の収容物を収納し、その口部
ないし周縁部分31を引き寄せた状態で、前記伸
縮性緊締条体1の中間部を囲繞せしめ、このよう
な伸縮性緊締条体1の端部に対し上記したスライ
ドを得る以上の引張力を作用せしめることにより
該条体1が少なくとも挿入孔21の域内において
伸長し縮径化するので挿入孔21内をスライドし
て引出され、このような引出しによつて上記した
ような口部ないし周縁部分31を充分に緊締する
ことができる。斯かる緊締操作は前記伸縮性緊締
条体1の両端側における双方に作用せしめてよい
ことは明らかであるが、場合によつてはその何れ
か一方に作用せしめてもよい。
即ち第1図に示すような伸縮性緊締条体1にお
ける両端側の何れか一方に作用せしめられても図
示左側の部分において上述したような緊締関係が
形成されることは明らかであつて、剛性部体2の
挿入孔21におけるスライド量が倍増されるなら
ば結果として両端側双方が等しく引張力を受けて
スライドされた場合と同じ緊締状態を形成するこ
とができる。このことは実際の緊締操作に対し頗
る有用であつて取扱者が伸縮性緊締条体1の両端
側に同時に加えられる引張力には限度があり、人
力の2分の1しか各端部側に作用しないこととな
るが各別の人力を作用せしめるならばそれに倍増
した引張力を作用させることができ、結果として
上記したような口部ないし周縁部31に作用する
緊締力は人力の2倍のものであつて充分な水密性
ないし気密性を確保した緊締をなすことができ
る。なお更に大きい緊締力を作用させる必要のあ
る場合滑車機構や挺子機構を利用した緊締用引張
力を作用させてよいことは勿論であり、それによ
つて的確な水密ないし気密性を採つた緊締をなす
ことができる。
従つて本考案によるものは第4図に示すように
潜水服4における人体装脱口5に対する緊締目的
の如きに充分に採用することができ、即ち水深
20m以上の如きに潜水した条件下においても的確
な水密を確保することのできる緊締を伸縮性緊締
条体1の一端側または両端側に対する引張り操作
で簡易且つ的確に形成することができる。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときはゴム条
材に糸条による伸縮性被覆層を設けた伸縮性緊締
条体を用いたので引張力を作用せしめたときに一
定限度を超える引張力により比較的平易なスライ
ドを該伸縮性緊締条体を剛性部体における挿入孔
との間において挿入孔が比較的長くても適切に得
しめ、又このような伸縮性条体に対する引張力を
弛緩ないし釈放するだけで前記スライド可能状態
を瞬間的に解除して前記した糸条による伸縮性被
覆層を介した係着関係を少なくとも挿入孔径の2
倍以上の長さを有する挿入孔内に有効に形成し所
定の緊締状態を安定に形成維持することができ、
従つて潜水服の装脱口などに対する緊締手段とし
て充分に水密性を確保することが可能で、又その
ような緊締状態をその伸縮性緊締条体の何れか一
端側または両端側を単に強く引張るだけで簡易に
解除し得るなどの優れた効果を有しており、実用
上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案による緊締部材の全般的な構成関
係を示す平面図、第2図はその剛性部体と伸縮性
緊締条体との関係を部分的に示した正面図と側面
図、第3図と第4図は本案品の利用状態に示した
説明図である。 然してこれらの図面において、1は伸縮性緊締
条体、2は剛性部体、3は収容体、4は潜水服、
5はその装脱口、11は抜け止め部、12はゴム
条材、13は糸条による伸縮性被覆層、21は挿
入孔、31は周縁部分を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のゴム条を平行状に配設した伸縮性条材に
    対し糸条による伸縮性被覆層を形成した伸縮性緊
    締条体と該伸縮性緊締条体の両端部をその伸長縮
    径状態で挿通する複数の挿入孔を設けた剛性部体
    とより成り、前記挿入孔径が前記伸縮性緊締条体
    の常態における外径の1.5分の1以下とし、しか
    も該剛性部体の長さを前記挿入孔径の2倍以上と
    したことを特徴とする緊締部材。
JP1986013231U 1986-02-03 1986-02-03 Expired - Lifetime JPH0542732Y2 (ja)

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JPS62126112U JPS62126112U (ja) 1987-08-11
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