JPH0542788U - 振動減衰装置 - Google Patents
振動減衰装置Info
- Publication number
- JPH0542788U JPH0542788U JP8993691U JP8993691U JPH0542788U JP H0542788 U JPH0542788 U JP H0542788U JP 8993691 U JP8993691 U JP 8993691U JP 8993691 U JP8993691 U JP 8993691U JP H0542788 U JPH0542788 U JP H0542788U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- vibration
- frequency
- damping device
- diesel engine
- Prior art date
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- Pending
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 主空間室4内に第1の重錘8と第2の重錘9
とを、互いに隙間aを有するように所定方向で移動自在
に配置するとともに、これら第1および第2の重錘の各
移動を抑制させるための第1および第2圧縮ばね10A,1
0B をそれぞれ配置し、主空間室4内に粘性流体12を充
填し、かつ第1の重錘8の固有振動数をディーゼル機関
により発生する機関回転数と等しい振動数に等しくまた
はその2倍の振動数となるようになすとともに、第2の
重錘9の固有振動数をディーゼル機関により発生する機
関回転数の2倍の振動数となるようにまたは機関回転数
に等しい振動数となるようにした振動減衰装置である。 【効果】 両重錘の移動に伴う動的吸振効果により、デ
ィーゼル機関で生じた振動を効果的に減衰させることが
でき、しかも従来のディーゼル機関のはずみ車のよう
に、振動減衰装置自体を駆動させる必要がないため、無
駄なエネルギーを消費することはない。
とを、互いに隙間aを有するように所定方向で移動自在
に配置するとともに、これら第1および第2の重錘の各
移動を抑制させるための第1および第2圧縮ばね10A,1
0B をそれぞれ配置し、主空間室4内に粘性流体12を充
填し、かつ第1の重錘8の固有振動数をディーゼル機関
により発生する機関回転数と等しい振動数に等しくまた
はその2倍の振動数となるようになすとともに、第2の
重錘9の固有振動数をディーゼル機関により発生する機
関回転数の2倍の振動数となるようにまたは機関回転数
に等しい振動数となるようにした振動減衰装置である。 【効果】 両重錘の移動に伴う動的吸振効果により、デ
ィーゼル機関で生じた振動を効果的に減衰させることが
でき、しかも従来のディーゼル機関のはずみ車のよう
に、振動減衰装置自体を駆動させる必要がないため、無
駄なエネルギーを消費することはない。
Description
【0001】
本考案は、振動発生物体の振動を減衰させる振動減衰装置に関するものである 。
【0002】
一般に、ディーゼル機関においては、一次(機関回転数と等しい振動数)およ び2次(機関回転数の2倍の振動数)の慣性力によるモーメントが発生し、これ により機関全体が振動するとともに、その力が機関据付部を通ってその周辺に伝 達して、周辺機器を振動させる。
【0003】 特に、ディーゼル発電機の場合、ディーゼル機関と発電機とを共通の架台上に 設置するとともに、地盤への振動の伝達を小さくするために、上記共通の架台は 防振ゴム上に据付られる場合があり、この場合、全体の固有振動数が低下するた め、上述した機関の起振力の周波数と固有振動数とが接近して振動が大きくなる ことがある。
【0004】 そして、従来、このような振動を減衰させるために、ディーゼル機関のクラン クシャフトの前後端部に、カウンターウエイトが取り付けられたはずみ車を装着 して、1次および2次の慣性力によるモーメントに起因する振動を減衰させるよ うにしたものがある(例えば、特公昭94−8221号公報)。
【0005】
しかし、上記のようにはずみ車を使用した構成によると、はずみ車を回転させ るのに、動力が消費されて不経済であるという問題があった。
【0006】 そこで、本考案は上記問題を解消し得る振動減衰装置を提供することを目的と する。
【0007】
上記課題を解決するため、本考案の振動減衰装置は、振動発生物体に取り付け られてその振動を減衰させる振動減衰装置であって、空間室内に第1の重錘と第 2の重錘とを、互いに隙間を有するように所定方向で移動自在に配置するととも に、これら第1および第2の重錘の各移動を抑制させるための第1および第2付 勢部材をそれぞれ配置し、上記空間室内に粘性流体を充填し、かつ上記第1の重 錘の固有振動数を振動発生物体により発生する振動数に等しくまたは2倍の振動 数となるようになすとともに、上記第2の重錘の固有振動数を振動発生物体によ り発生する2倍の振動数となるようにまたはその振動数と等しくなるようにした ものである。
【0008】
上記の構成によると、振動発生物体に振動が発生すると、空間室内に配置され た第1および第2の重錘がその振動方向に移動し、そしてそれぞれの付勢部材お よび互いの隙間を移動する粘性流体により、各重錘の移動が抑制され、しかも各 重錘の固有振動数が、発生する振動数に等しくまたは2倍の振動数となるように されているため、動的吸振効果が生じ、振動発生物体で生じた振動が効果的に減 衰させられる。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図1および図2に基づき説明する。 図1において、1は振動発生物体、例えばディーゼル機関2の頂部2aに取り 付けられて、ディーゼル機関2で発生する振動を減衰させる振動減衰装置である 。
【0010】 この振動減衰装置1は、脚部3を介してディーゼル機関2の頂部2aに取り付 けられるとともに、円柱状の主空間室4を有する主円筒体5と、この主円筒体5 の上下壁部5a,5bに取り付けられるとともに上記主空間室4より小さい円柱 状の副空間室6A,6Bを有する副円筒体7A,7Bと、その上下軸端部8a, 8bがそれぞれ上下壁部5a,5bに形成された挿通穴5c,5dを介して上下 方向で移動自在に案内配置された円柱状の第1の重錘8と、この第1の重錘8と 互いに隙間aを有して、その周囲の主空間室4内に上下方向で移動自在に配置さ れた環状の第2の重錘9と、上記各副空間室6A,6B内に配置されて、上記第 1の重錘8のガイド用の上下軸端部8a,8bに形成されたフランジ部8c,8 dを押圧する上下の第1圧縮ばね(付勢部材)10A,10Bと、上記第2の重 錘9の上下面を押圧する第2圧縮ばね(付勢部材)11A,11Bと、上記主空 間室4の内部に充填された粘性流体12とから構成されている。
【0011】 そして、さらに上記第1の重錘8の固有振動数がディーゼル機関2の機関回転 数と同一(または、機関回転数の2倍)となるようにするとともに、第2の重錘 9の固有振動数がディーゼル機関2の機関回転数の2倍(または、機関回転数と 同一)となるようにされている。
【0012】 したがって、ディーゼル機関2が回転している場合、この振動減衰装置1にも 、往復運動部および回転運動部のモーメントによる振動が伝達されて、第1およ び第2の重錘8,9が上下方向で移動し、しかもその移動に伴って粘性流体12 が両重錘8,9間の隙間aを通過し、また各圧縮ばね10A,10B,11A, 11Bの作用により、両重錘8,9同士の移動が抑制され、そして振動減衰装置 1が取り付けられているディーゼル機関2において、機関の回転数と等しい振動 およびその2倍の振動が効果的に減衰される。
【0013】 これは、ある固有振動数で振動している物体に、これと同じまたは接近した固 有振動数を持つ振動系を付加すると、両者の固有振動数が互いにはじき合う現象 が起き、これらの固有振動数が変化するとともに、付加した振動系が振動するた めに物体の振幅が小さくなる、いわゆる動的吸振効果を利用しているためである 。
【0014】 ところで、上記実施例においては、第1の重錘8を円柱状に、また第2の重錘 9を円環状として説明したが、例えば図3および図4に示すように、第1の重錘 18の外周面および第2の重錘19の内周面に、上下方向の溝部18a,19a を形成したものでもよく、また図5に示すように、第2の重錘19の外周面に溝 部19aを形成してもよく、また図6および図7に示すように、第1の重錘28 の外周面および第2の重錘29の内周面に、水平方向の溝部28a,29aをそ れぞれ形成してもよい。
【0015】 また、上記実施例においては、各重錘の形状を、円筒および円環状として説明 したが、勿論、このような形状に限定されるものではなく、例えば直方体、およ び直方体の中央に直方体状の穴が形成されたものでもよい。
【0016】 また、上記実施例においては、各重錘の上下に圧縮ばねを配置したが、例えば 圧縮ばねを下側だけに配置してもよい。 また、上記実施例における振動減衰装置の各重錘を上下方向で移動する縦型と して説明したが、勿論、各重錘が水平方向で移動する横型に構成してもよい。こ の場合、各重錘の左右に圧縮ばねが配置される。なお、振動減衰装置の設置方向 は、重錘の移動方向が発生する振動の方向とほぼ一致するようにされる。
【0017】 さらに、上記各説明においては、各重錘の移動を制限する付勢部材として、圧 縮ばねを説明したが、例えば引張ばねを使用しても同一効果が得られる。
【0018】
以上のように本考案の構成によると、粘性流体が充填された空間室内に第1お よび第2の重錘を互いに自由に移動できるように配置するとともに、これらの重 錘の移動を抑制する付勢部材を配置し、かつ上記第1の重錘の固有振動数を、振 動発生物体により発生する振動数に等しくまたは2倍の振動数となるようになす とともに、上記第2の重錘の固有振動数を振動発生物体により発生する2倍の振 動数となるようにまたはその振動数と等しくなるようにしたので、その動的吸振 効果により、振動発生物体で生じた振動を効果的に減衰させることができ、しか も従来のディーゼル機関のはずみ車のように、振動減衰装置自体を駆動させる必 要がないため、無駄なエネルギーを消費することはない。
【図1】本考案の一実施例における振動減衰装置の断面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】他の実施例における第1の重錘の平面図であ
る。
る。
【図4】他の実施例における第2の重錘の平面図であ
る。
る。
【図5】他の実施例における第2の重錘の平面図であ
る。
る。
【図6】他の実施例における第1の重錘の側面図であ
る。
る。
【図7】他の実施例における第2の重錘の断面図であ
る。
る。
1 振動減衰装置 2 ディーゼル機関 4 主空間室 5 主円筒体 6 副空間室 7 副円筒体 8 第1の重錘 9 第2の重錘 10A,10B 第1圧縮ばね 11A,11B 第2圧縮ばね 12 粘性流体
Claims (1)
- 【請求項1】振動発生物体に取り付けられてその振動を
減衰させる振動減衰装置であって、空間室内に第1の重
錘と第2の重錘とを、互いに隙間を有するように所定方
向で移動自在に配置するとともに、これら第1および第
2の重錘の各移動を抑制させるための第1および第2付
勢部材をそれぞれ配置し、上記空間室内に粘性流体を充
填し、かつ上記第1の重錘の固有振動数を振動発生物体
により発生する振動数に等しくまたは2倍の振動数とな
るようになすとともに、上記第2の重錘の固有振動数を
振動発生物体により発生する2倍の振動数となるように
またはその振動数と等しくなるようにしたことを特徴と
する振動減衰装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8993691U JPH0542788U (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 振動減衰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8993691U JPH0542788U (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 振動減衰装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542788U true JPH0542788U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=13984587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8993691U Pending JPH0542788U (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 振動減衰装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0542788U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046419A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Sharp Corp | 振動抑制装置およびこれを備えたスターリング機関 |
| KR101221474B1 (ko) * | 2011-03-16 | 2013-01-11 | 인하대학교 산학협력단 | 가변 마찰 댐퍼 |
| CN114394214A (zh) * | 2022-03-03 | 2022-04-26 | 广东海洋大学 | 一种船舶用新能源救生筏 |
| CN115065019A (zh) * | 2022-07-15 | 2022-09-16 | 国网山东省电力公司泰安供电公司 | 一种架空输电线路防振锤 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP8993691U patent/JPH0542788U/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046419A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Sharp Corp | 振動抑制装置およびこれを備えたスターリング機関 |
| KR101221474B1 (ko) * | 2011-03-16 | 2013-01-11 | 인하대학교 산학협력단 | 가변 마찰 댐퍼 |
| CN114394214A (zh) * | 2022-03-03 | 2022-04-26 | 广东海洋大学 | 一种船舶用新能源救生筏 |
| CN114394214B (zh) * | 2022-03-03 | 2022-11-08 | 广东海洋大学 | 一种船舶用新能源救生筏 |
| CN115065019A (zh) * | 2022-07-15 | 2022-09-16 | 国网山东省电力公司泰安供电公司 | 一种架空输电线路防振锤 |
| CN115065019B (zh) * | 2022-07-15 | 2024-01-19 | 国网山东省电力公司泰安供电公司 | 一种架空输电线路防振锤 |
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