JPH054300A - Di加工性に優れた缶用鋼板 - Google Patents
Di加工性に優れた缶用鋼板Info
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- JPH054300A JPH054300A JP3157213A JP15721391A JPH054300A JP H054300 A JPH054300 A JP H054300A JP 3157213 A JP3157213 A JP 3157213A JP 15721391 A JP15721391 A JP 15721391A JP H054300 A JPH054300 A JP H054300A
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- JP
- Japan
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- steel sheet
- alloy
- processability
- coated
- plating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、DI加工性に優れた缶用鋼板に関
するものである。 【構成】 鋼板表面のうねりWca:0.5μm 以下、
結晶粒度番号で10.5以上の鋼板表面に、Sn、Sn
−Cr合金、Sn−Ni合金の1種を被覆する。また前
記鋼板表面に、Sn−Fe合金めっき層を被覆し、その
上層にSnめっきを施す構成とすることもできる。ま
た、前記鋼板表面に、Sn−Cr合金またはSn−Ni
合金めっき層を施し、その上層にSnめっきを被覆した
構成とすることもできる。 【効果】 1回塗装で耐食性を向上させることができ、
生産性の向上とコストの低減に寄与する。
するものである。 【構成】 鋼板表面のうねりWca:0.5μm 以下、
結晶粒度番号で10.5以上の鋼板表面に、Sn、Sn
−Cr合金、Sn−Ni合金の1種を被覆する。また前
記鋼板表面に、Sn−Fe合金めっき層を被覆し、その
上層にSnめっきを施す構成とすることもできる。ま
た、前記鋼板表面に、Sn−Cr合金またはSn−Ni
合金めっき層を施し、その上層にSnめっきを被覆した
構成とすることもできる。 【効果】 1回塗装で耐食性を向上させることができ、
生産性の向上とコストの低減に寄与する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DI加工性に優れた缶
用鋼板に関するものである。
用鋼板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DI加工用すずめっき鋼板の加工性を向
上させる方法として、鋼中の介在物量を減少させること
により、DI加工品の端部のフランジ加工性を改善する
技術がすでに開示されている。また、すずめっき鋼板の
表面を粗面化することにより、DI加工品の工具からの
分離性を改善する技術、すずめっき層にFe−Sn合金
層を有しないすずめっき鋼板により、DI加工時の潤滑
性を改善した技術などが開示されている。
上させる方法として、鋼中の介在物量を減少させること
により、DI加工品の端部のフランジ加工性を改善する
技術がすでに開示されている。また、すずめっき鋼板の
表面を粗面化することにより、DI加工品の工具からの
分離性を改善する技術、すずめっき層にFe−Sn合金
層を有しないすずめっき鋼板により、DI加工時の潤滑
性を改善した技術などが開示されている。
【0003】このような技術的な進歩の中で、DI加工
用すずめっき鋼板の品質向上がはかられてきた。しかし
ながら、アルミニウムに比べて、DI加工品の品質に問
題があり、その改善に強い要請がなされている。その最
大の問題点は、DI加工された缶の内外表面のSnの被
覆性が低いことにより、アルミニウム缶に比べて、外面
は塗装鮮映性に劣り、内面は塗装品質が悪いことから、
Feの内容物内への溶出問題がある。アルミニウム缶の
場合、このような問題がないことから、缶内外面の塗装
は1回のみであるのに対して、すずめっき鋼板を素材と
したDI缶の場合、この問題点を解消するために、缶の
内外面とも2回塗装が前提となっている。このような差
異がすずめっき鋼板を素材とするDI缶のコスト高の大
きな原因になっており、この点の改善が強く要求されて
いる。
用すずめっき鋼板の品質向上がはかられてきた。しかし
ながら、アルミニウムに比べて、DI加工品の品質に問
題があり、その改善に強い要請がなされている。その最
大の問題点は、DI加工された缶の内外表面のSnの被
覆性が低いことにより、アルミニウム缶に比べて、外面
は塗装鮮映性に劣り、内面は塗装品質が悪いことから、
Feの内容物内への溶出問題がある。アルミニウム缶の
場合、このような問題がないことから、缶内外面の塗装
は1回のみであるのに対して、すずめっき鋼板を素材と
したDI缶の場合、この問題点を解消するために、缶の
内外面とも2回塗装が前提となっている。このような差
異がすずめっき鋼板を素材とするDI缶のコスト高の大
きな原因になっており、この点の改善が強く要求されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
要求を有利に満足するDI加工性に優れた缶用鋼板を提
供しようとするものである。
要求を有利に満足するDI加工性に優れた缶用鋼板を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは下記のとおりである。 (1) 鋼板表面うねりWcaが0.5μm以下、結晶
粒度が粒度番号で10.5以上である鋼板表面に、S
n、Sn−Cr合金、Sn−Ni合金のいずれか1種を
被覆したことを特徴とするDI加工性に優れた缶用鋼
板。
ろは下記のとおりである。 (1) 鋼板表面うねりWcaが0.5μm以下、結晶
粒度が粒度番号で10.5以上である鋼板表面に、S
n、Sn−Cr合金、Sn−Ni合金のいずれか1種を
被覆したことを特徴とするDI加工性に優れた缶用鋼
板。
【0006】(2) 鋼板表面うねりWcaが0.5μ
m以下、結晶粒度が粒度番号で10.5以上である鋼板
表面に、Sn−Fe合金を被覆し、その上層にSnを被
覆したことを特徴とするDI加工性に優れた缶用鋼板。 (3) Sn−Cr合金またはSn−Ni合金のいずれ
か1種を被覆し、その上層にSnを被覆したことを特徴
とする前項1記載のDI加工性に優れた缶用鋼板。
m以下、結晶粒度が粒度番号で10.5以上である鋼板
表面に、Sn−Fe合金を被覆し、その上層にSnを被
覆したことを特徴とするDI加工性に優れた缶用鋼板。 (3) Sn−Cr合金またはSn−Ni合金のいずれ
か1種を被覆し、その上層にSnを被覆したことを特徴
とする前項1記載のDI加工性に優れた缶用鋼板。
【0007】(4) Snを0.1g/m2 以上被覆し
たことを特徴とする前項1、2および3のいずれかに記
載のDI加工性に優れた缶用鋼板。 (5) Sn−Cr合金またはSn−Ni合金を0.0
2〜1.0μm被覆したことを特徴とする前項1、3お
よび4のいずれかに記載のDI加工性に優れた缶用鋼
板。
たことを特徴とする前項1、2および3のいずれかに記
載のDI加工性に優れた缶用鋼板。 (5) Sn−Cr合金またはSn−Ni合金を0.0
2〜1.0μm被覆したことを特徴とする前項1、3お
よび4のいずれかに記載のDI加工性に優れた缶用鋼
板。
【0008】(6) 最上層に潤滑性酸化膜を生成させ
たことを特徴とする前項1、2、3、4および5のいず
れかに記載のDI加工性に優れた缶用鋼板。 (7) 1回塗り塗装を施したことを特徴とする前項
1、2、3、4、5および6のいずれかに記載のDI加
工性に優れた缶用鋼板。 一般にすずめっき鋼板の表面は、山−山間ピッチが10
0μmオーダで、高さが0.1〜1μmオーダのうねり
(Wca)の山の上に、山−山間ピッチが1〜10μm
オーダで、高さが0.1〜1μmオーダの微細な山が重
なった形態である。一方、DI加工に際しては、このよ
うな鋼板を円形に切り抜き、被加工材を絞り加工により
比較的浅い円筒容器にした後、しごき加工により円筒容
器側壁の板厚減少により深い容器とするものである。こ
の過程で、被加工材の表面は複雑な変化を伴う。即ち、
絞り−しごきの過程で、加工前の被加工材表面に存在し
たうねりの山部は絞り過程で高くなり、しごき過程では
次第に平滑化され、表面全体が鏡面化する。この過程
で、うねりの山部は工具面と直接接触することから、高
い面圧状態で局部的に大きな変形が加わる。そのため、
うねりの山表面に存在していた軟質なすず層が破壊さ
れ、地鉄が露出することになる。地鉄露出の程度は、う
ねりの山が高いものほど工具接触によって発生する面圧
も高いことから地鉄露出が顕著となる。従って、表面う
ねりの山高さは、低いほど有効となる。
たことを特徴とする前項1、2、3、4および5のいず
れかに記載のDI加工性に優れた缶用鋼板。 (7) 1回塗り塗装を施したことを特徴とする前項
1、2、3、4、5および6のいずれかに記載のDI加
工性に優れた缶用鋼板。 一般にすずめっき鋼板の表面は、山−山間ピッチが10
0μmオーダで、高さが0.1〜1μmオーダのうねり
(Wca)の山の上に、山−山間ピッチが1〜10μm
オーダで、高さが0.1〜1μmオーダの微細な山が重
なった形態である。一方、DI加工に際しては、このよ
うな鋼板を円形に切り抜き、被加工材を絞り加工により
比較的浅い円筒容器にした後、しごき加工により円筒容
器側壁の板厚減少により深い容器とするものである。こ
の過程で、被加工材の表面は複雑な変化を伴う。即ち、
絞り−しごきの過程で、加工前の被加工材表面に存在し
たうねりの山部は絞り過程で高くなり、しごき過程では
次第に平滑化され、表面全体が鏡面化する。この過程
で、うねりの山部は工具面と直接接触することから、高
い面圧状態で局部的に大きな変形が加わる。そのため、
うねりの山表面に存在していた軟質なすず層が破壊さ
れ、地鉄が露出することになる。地鉄露出の程度は、う
ねりの山が高いものほど工具接触によって発生する面圧
も高いことから地鉄露出が顕著となる。従って、表面う
ねりの山高さは、低いほど有効となる。
【0009】しかして、工業的に製造されるDI缶の加
工度の下で、DI加工後のすず被覆率を100%確保す
るには、Wcaを0.5μm以下とし、かつ結晶粒度番
号が10.5以上でないと困難であることを見出した。
即ち、Wcaが0.5μm超と、うねりの高い山は、D
I加工に際し山がつぶれるとき、高い変形抵抗(面圧も
高い)となり、また変形量が大きくなり、めっき金属が
きれることがあり好ましくない。
工度の下で、DI加工後のすず被覆率を100%確保す
るには、Wcaを0.5μm以下とし、かつ結晶粒度番
号が10.5以上でないと困難であることを見出した。
即ち、Wcaが0.5μm超と、うねりの高い山は、D
I加工に際し山がつぶれるとき、高い変形抵抗(面圧も
高い)となり、また変形量が大きくなり、めっき金属が
きれることがあり好ましくない。
【0010】また、結晶粒度番号が10.5未満と粒径
が大であると、DI加工後の表面粗度(Ra)が大きく
なり、表面光沢等に悪影響を及ぼすことになる。粒度の
上限は工業的規模での製造では粒度番号で13が生産性
等の点から有利である。次に鋼板表面に被覆する金属の
態様について説明する。Sn、Sn−Cr、Sn−Ni
のいずれか1種をめっきすることによりDI加工性を向
上することができる。Snの場合は、厚み0.1g/m
2 以上(上限は、一般的な範囲でよく、例えば5.6g
/m2 )、上記Sn合金めっきの場合は、厚み0.02
〜1.0μmで十分であり、合金としてはSn5%超、
残他金属でよい。
が大であると、DI加工後の表面粗度(Ra)が大きく
なり、表面光沢等に悪影響を及ぼすことになる。粒度の
上限は工業的規模での製造では粒度番号で13が生産性
等の点から有利である。次に鋼板表面に被覆する金属の
態様について説明する。Sn、Sn−Cr、Sn−Ni
のいずれか1種をめっきすることによりDI加工性を向
上することができる。Snの場合は、厚み0.1g/m
2 以上(上限は、一般的な範囲でよく、例えば5.6g
/m2 )、上記Sn合金めっきの場合は、厚み0.02
〜1.0μmで十分であり、合金としてはSn5%超、
残他金属でよい。
【0011】Snめっき鋼板においては、前記のごと
く、うねり(Wca)が0.5μm以下と低いことから
局部的な山の変形がなく、Snの固体潤滑作用が有効に
作用し、DI加工による地鉄の露出等を確実に防止でき
る。また、Sn−CrまたはSn−Ni合金めっき鋼板
においては、比較的硬質な合金めっき層により局部的な
山の変形を抑制し、うねり山頂での地鉄露出をほとんど
なくすことができ、かつ固体潤滑作用としても有効に作
用する。
く、うねり(Wca)が0.5μm以下と低いことから
局部的な山の変形がなく、Snの固体潤滑作用が有効に
作用し、DI加工による地鉄の露出等を確実に防止でき
る。また、Sn−CrまたはSn−Ni合金めっき鋼板
においては、比較的硬質な合金めっき層により局部的な
山の変形を抑制し、うねり山頂での地鉄露出をほとんど
なくすことができ、かつ固体潤滑作用としても有効に作
用する。
【0012】また、Sn−Fe合金めっきを施し、その
上層にSnめっきを生成せしめることにより、上層Sn
の固体潤滑作用と下層の硬質なSn−Fe合金層によ
り、DI加工において破壊されたSnを下層のSn−F
e層の存在によって、地鉄露出を抑制する。また加工時
の異物による疵発生も硬質なSn−Fe層により確実に
防止できる。
上層にSnめっきを生成せしめることにより、上層Sn
の固体潤滑作用と下層の硬質なSn−Fe合金層によ
り、DI加工において破壊されたSnを下層のSn−F
e層の存在によって、地鉄露出を抑制する。また加工時
の異物による疵発生も硬質なSn−Fe層により確実に
防止できる。
【0013】また、Sn−CrまたはSn−Niめっき
層の上層にSnめっきを施した場合も上記同様の作用効
果が得られるものである。また、Snめっき層の上層に
Sn−CrまたはSn−Ni合金めっきを施すことによ
り、上層の変形抵抗の高い硬質なSn−Ni、Sn−C
r層によって、うねり山の高い部分の局部変形を抑え、
硬質めっきが破壊した場合は、下層のSnによる固体潤
滑作用によって地鉄の露出を確実に防止することができ
る。
層の上層にSnめっきを施した場合も上記同様の作用効
果が得られるものである。また、Snめっき層の上層に
Sn−CrまたはSn−Ni合金めっきを施すことによ
り、上層の変形抵抗の高い硬質なSn−Ni、Sn−C
r層によって、うねり山の高い部分の局部変形を抑え、
硬質めっきが破壊した場合は、下層のSnによる固体潤
滑作用によって地鉄の露出を確実に防止することができ
る。
【0014】上記の如きめっき層の最上層に潤滑性酸化
膜として、例えばクロム酸化膜、すず酸化膜、りん酸化
膜等を0.01〜1000mg/m2(酸化膜中の金属量
に換算)生成させることにより、一層DI加工性を向上
させることができる。このような構成の本発明のめっき
(表面処理)鋼板は、DI加工による地鉄の露出がな
く、従来2回塗り塗装であったものが1回塗り塗装で十
分耐食性を確保できるので、生産性の大幅な向上と共に
コストの低減に寄与するものである。
膜として、例えばクロム酸化膜、すず酸化膜、りん酸化
膜等を0.01〜1000mg/m2(酸化膜中の金属量
に換算)生成させることにより、一層DI加工性を向上
させることができる。このような構成の本発明のめっき
(表面処理)鋼板は、DI加工による地鉄の露出がな
く、従来2回塗り塗装であったものが1回塗り塗装で十
分耐食性を確保できるので、生産性の大幅な向上と共に
コストの低減に寄与するものである。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに挙げ
る。
る。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】
【表5】
【0021】
【表6】
【0022】
【表7】
【0023】
【表8】
【0024】注1)すずめっき鋼板:板厚0.240m
m、めっき前原板は通常のAl−k鋼のT4CA材。 注2)めっき層中のSn−Fe合金層はSnめっき後熱
処理法による。Sn−CrおよびSn−Ni合金層は電
気めっきで生成させた。 注3)DI缶の加工条件は次の通りである。
m、めっき前原板は通常のAl−k鋼のT4CA材。 注2)めっき層中のSn−Fe合金層はSnめっき後熱
処理法による。Sn−CrおよびSn−Ni合金層は電
気めっきで生成させた。 注3)DI缶の加工条件は次の通りである。
【0025】
(1)成形素材のブランク径 :140φ
(2)1絞り比(ブランク径/ポンチ径) :1.6
(3)2絞り比(1、2絞りのポンチ径比):1.3
(4)1しごき量(板厚減少率) :20(%)
(5)2しごき量(板厚減少率) :30(%)
(6)3しごき量(板厚減少率) :40(%)
注4)DI缶側壁のSn被覆率の定義
(1)測定部位 :缶高さの1/2に相当する部分
(2)測定方法 :EPMA線分析
測定距離:1.0mm
測定条件:Acc.V=15KV、S.C.=0.0
15μmA、100μm/min 、Lα=F.S5kcp
s (3)評価法 :全測定距離の中で、Snの分析強
度が1500CPS以上上しめる部分の比率(%) 注5)型かじりの評価:DI加工後、缶の外側壁を肉眼
観察し、線状の疵が認められる場合を型かじり発生とし
た。 注6)表面うねり(Wca):JIS−B0610に定
義されたもの。 注7)めっき原板の結晶粒度番号:JIS G 055
2(切断法)による。 注8)缶の塗装条件 (1)1回塗装 外面塗装:通常2ピース缶に用いる白インキ(付着量
30mg/dm2 ) 内面塗装:エポキシフェノール樹脂(付着量180mg
/dm2 ) 焼付条件は200℃×10分とした。
15μmA、100μm/min 、Lα=F.S5kcp
s (3)評価法 :全測定距離の中で、Snの分析強
度が1500CPS以上上しめる部分の比率(%) 注5)型かじりの評価:DI加工後、缶の外側壁を肉眼
観察し、線状の疵が認められる場合を型かじり発生とし
た。 注6)表面うねり(Wca):JIS−B0610に定
義されたもの。 注7)めっき原板の結晶粒度番号:JIS G 055
2(切断法)による。 注8)缶の塗装条件 (1)1回塗装 外面塗装:通常2ピース缶に用いる白インキ(付着量
30mg/dm2 ) 内面塗装:エポキシフェノール樹脂(付着量180mg
/dm2 ) 焼付条件は200℃×10分とした。
【0026】(2)2回塗装
外面塗装:下層は2ピース缶に通常用いるホワイトコ
ート(付着量30mg/dm2 )とし、その上に白インキ塗装
した。 内面塗装:下層はエポキシフェノール樹脂(付着量を
120mg/dm2 ) 焼付条件は200℃×10分とした。
ート(付着量30mg/dm2 )とし、その上に白インキ塗装
した。 内面塗装:下層はエポキシフェノール樹脂(付着量を
120mg/dm2 ) 焼付条件は200℃×10分とした。
【0027】上層も同じとした。
注9)缶外面の塗装鮮映性評価法:塗装表面のL値測
定。2回塗装条件と同等を○とし、それを超えるものを
◎、それ未満のものを×とした。 注10)缶内面の耐食性評価法:1.5%NaCl+
1.5%クエン酸水溶液中に浸漬し、溶出Fe量を測
定。2回塗装条件と同等を○とし、それを超えるものを
◎、それ未満のものを×とした。
定。2回塗装条件と同等を○とし、それを超えるものを
◎、それ未満のものを×とした。 注10)缶内面の耐食性評価法:1.5%NaCl+
1.5%クエン酸水溶液中に浸漬し、溶出Fe量を測
定。2回塗装条件と同等を○とし、それを超えるものを
◎、それ未満のものを×とした。
【0028】
【発明の効果】本発明の構成に従えば、すずめっき鋼板
を素材とするDI缶において、DI加工後のすず被覆性
が大幅に改善され、従来、ずずめっき鋼板では不可能で
あった1回塗装法が可能となる。これにより、すずめっ
き鋼板もアルミニウム板と同様に1回塗装により、缶外
観の塗装鮮映性および缶内面の耐食性品質が確保でき
る。また、本発明の構成による鋼板を現状の2回塗装に
用いた場合、内面耐食性向上、外面塗装鮮映性向上の効
果が確認された。さらに、本発明は型かじり対策、ある
いはすずめっきの薄めっき化、あるいは缶生産速度の高
速化によるDI成形工具摩耗の対策としても有効に機能
する等優れた効果を奏するものである。
を素材とするDI缶において、DI加工後のすず被覆性
が大幅に改善され、従来、ずずめっき鋼板では不可能で
あった1回塗装法が可能となる。これにより、すずめっ
き鋼板もアルミニウム板と同様に1回塗装により、缶外
観の塗装鮮映性および缶内面の耐食性品質が確保でき
る。また、本発明の構成による鋼板を現状の2回塗装に
用いた場合、内面耐食性向上、外面塗装鮮映性向上の効
果が確認された。さらに、本発明は型かじり対策、ある
いはすずめっきの薄めっき化、あるいは缶生産速度の高
速化によるDI成形工具摩耗の対策としても有効に機能
する等優れた効果を奏するものである。
Claims (7)
- 【請求項1】 鋼板表面うねりWcaが0.5μm以
下、結晶粒度が粒度番号で10.5以上である鋼板表面
に、Sn、Sn−Cr合金、Sn−Ni合金のいずれか
1種を被覆したことを特徴とするDI加工性に優れた缶
用鋼板。 - 【請求項2】 鋼板表面うねりWcaが0.5μm以
下、結晶粒度が粒度番号で10.5以上である鋼板表面
に、Sn−Fe合金を被覆し、その上層にSnを被覆し
たことを特徴とするDI加工性に優れた缶用鋼板。 - 【請求項3】 Sn−Cr合金またはSn−Ni合金の
いずれか1種を被覆し、その上層にSnを被覆したこと
を特徴とする請求項1記載のDI加工性に優れた缶用鋼
板。 - 【請求項4】 Snを0.1g/m2 以上被覆したこと
を特徴とする請求項1、2および3のいずれかに記載の
DI加工性に優れた缶用鋼板。 - 【請求項5】 Sn−Cr合金またはSn−Ni合金を
0.02〜1.0μm被覆したことを特徴とする請求項
1、3および4のいずれかに記載のDI加工性に優れた
缶用鋼板。 - 【請求項6】 最上層に潤滑性酸化膜を生成させたこと
を特徴とする請求項1、2、3、4および5のいずれか
に記載のDI加工性に優れた缶用鋼板。 - 【請求項7】 1回塗り塗装を施したことを特徴とする
請求項1、2、3、4、5および6のいずれかに記載の
DI加工性に優れた缶用鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157213A JPH054300A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | Di加工性に優れた缶用鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157213A JPH054300A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | Di加工性に優れた缶用鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054300A true JPH054300A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15644688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3157213A Withdrawn JPH054300A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | Di加工性に優れた缶用鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054300A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015093145A1 (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 日新製鋼株式会社 | 成形材製造方法及びそれに用いる表面処理金属板 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3157213A patent/JPH054300A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015093145A1 (ja) * | 2013-12-17 | 2015-06-25 | 日新製鋼株式会社 | 成形材製造方法及びそれに用いる表面処理金属板 |
| US10421113B2 (en) | 2013-12-17 | 2019-09-24 | Nippon Steel Nisshin Co., Ltd. | Formed material manufacturing method and surface treated metal plate used in same |
| US10799931B2 (en) | 2013-12-17 | 2020-10-13 | Nippon Steel Nisshin Co., Ltd. | Formed material manufacturing method and surface treated metal plate used in same |
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