JPH0543196B2 - - Google Patents
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- JPH0543196B2 JPH0543196B2 JP59260157A JP26015784A JPH0543196B2 JP H0543196 B2 JPH0543196 B2 JP H0543196B2 JP 59260157 A JP59260157 A JP 59260157A JP 26015784 A JP26015784 A JP 26015784A JP H0543196 B2 JPH0543196 B2 JP H0543196B2
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- amorphous
- single crystal
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F30/00—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
- H10F30/20—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
- H10F30/29—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to radiation having very short wavelengths, e.g. X-rays, gamma-rays or corpuscular radiation
- H10F30/295—Surface barrier or shallow PN junction radiation detectors, e.g. surface barrier alpha-particle detectors
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Description
本発明は、高純度の単結晶半導体基板とその上
の非晶質半導体層との間に形成されるヘテロ接合
を利用した半導体放射線検出器の製造方法に関す
る。
の非晶質半導体層との間に形成されるヘテロ接合
を利用した半導体放射線検出器の製造方法に関す
る。
半導体内の空乏層への放射線の入射により生ず
るキヤリアによつて放射線を検出する検出器の空
乏層形成の手段として、例えば高純度単結晶シリ
コン基板とその上に被着された非晶質シリコン膜
との間に形成されるヘテロ結合を利用した半導体
放射線検出器は、既に特開昭59−22716号および
特開昭60−47471号により開示されている。この
検出器は、第2図の構造に示すように単結晶シリ
コン基板1の一表面および側面に非晶質シリコン
層2が被着されており、両面に設けた金属電極3
および4の間に電圧を印加して半導体単結晶1中
に空乏層5を広げ、この空乏層中へ放射線を入射
させ電子一正孔対を生じさせて信号を検出するも
のであつた。
るキヤリアによつて放射線を検出する検出器の空
乏層形成の手段として、例えば高純度単結晶シリ
コン基板とその上に被着された非晶質シリコン膜
との間に形成されるヘテロ結合を利用した半導体
放射線検出器は、既に特開昭59−22716号および
特開昭60−47471号により開示されている。この
検出器は、第2図の構造に示すように単結晶シリ
コン基板1の一表面および側面に非晶質シリコン
層2が被着されており、両面に設けた金属電極3
および4の間に電圧を印加して半導体単結晶1中
に空乏層5を広げ、この空乏層中へ放射線を入射
させ電子一正孔対を生じさせて信号を検出するも
のであつた。
しかし上記のような検出器においては、特にシ
リコン単結晶1および非晶質シリコン層2が高比
抵抗の場合には、金属電極3,4と単結晶シリコ
ンおよびシリコンとの界面に生ずるシヨツトキー
障壁での電圧降下が大きく生ずるため、本来の非
晶質シリコンと単結晶シリコンのヘテロ接合への
印加電圧が十分に印加されず、その結果十分に結
晶シリコン中に空乏層が広がらないという欠点を
有していた。また、そのシヨツトキー障壁部分
が、半導体放射線検出器として信号を取り出す際
にノイズの発生源となるため好ましいものではな
いという欠点も併有していた。 第3図は第2図に示した半導体放射線検出器に
おけるエネルギ分布を示し、下方に第2図に記入
された符号によつて各部の位置を示す。またEF
はフエルミレベルエネルギ、C、Bは、コンダク
シヨンバンド、V、Bはバレンスバンドをそれぞ
れ示す。第3図において金属電極4と単結晶シリ
コン1との接合部21および非晶質シリコン2と
金属電極3との結合部23にシヨツトキー障壁が
生じており、単結晶シリコン1と非晶質シリコン
2との界面にヘテロ接合22が存在する。シヨツ
トキー障壁は半導体と金属との仕事関数のエネル
ギ差に原因するものでこのエネルギ差を小さくす
ることでシヨツトキー障壁を小さくすることが出
来ることは公知の技術である。またこのシヨツト
キー障壁を小さくするために、すなわちオーミツ
ク・コンタクトを形成するために、p型半導体基
体ではp+層を形成しその上に金属電極を形成す
る方法、またはn型半導体基体ではn+層を形成
してその上に金属電極を形成する方法が現在の半
導体プロセスで広く用いられている技術である。
しかし、現在用いられているp+層、n+層形成技
術はすなわち、オーミツク・コンタクト形成技術
は1000℃以上の熱拡散法や、800℃以上の後処理
を必要とするイオン打込法などである。これ等の
方法はいずれも800℃以上の高温プロセスを含ん
でいることから、従来の低抵抗シリコンではほと
んど問題にならないが、高純度シリコン基体を用
いる半導体放射線検出器では適するプロセスでは
ない。その理由は、高純度シリコン基体を高温に
晒すことにより、シリコン基体自身に熱的欠陥を
与え、その結果ライフタイムが減少し素子の電気
的特性を著しく劣化させてしまう欠点があるから
である。 本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであ
つて、高純度半導体単結晶の一表面に非晶質半導
体層を被着し、半導体単結晶および非晶質半導体
層のそれぞれの表面に金属電極を有する既出願の
半導体放射線検出器の電極と半導体との界面にシ
ヨツトキー障壁の生ずるのを防止し、しかも単結
晶半導体基板を高温に晒して熱的欠点を生ずるこ
とのない製造方法を提供することを目的とする。
リコン単結晶1および非晶質シリコン層2が高比
抵抗の場合には、金属電極3,4と単結晶シリコ
ンおよびシリコンとの界面に生ずるシヨツトキー
障壁での電圧降下が大きく生ずるため、本来の非
晶質シリコンと単結晶シリコンのヘテロ接合への
印加電圧が十分に印加されず、その結果十分に結
晶シリコン中に空乏層が広がらないという欠点を
有していた。また、そのシヨツトキー障壁部分
が、半導体放射線検出器として信号を取り出す際
にノイズの発生源となるため好ましいものではな
いという欠点も併有していた。 第3図は第2図に示した半導体放射線検出器に
おけるエネルギ分布を示し、下方に第2図に記入
された符号によつて各部の位置を示す。またEF
はフエルミレベルエネルギ、C、Bは、コンダク
シヨンバンド、V、Bはバレンスバンドをそれぞ
れ示す。第3図において金属電極4と単結晶シリ
コン1との接合部21および非晶質シリコン2と
金属電極3との結合部23にシヨツトキー障壁が
生じており、単結晶シリコン1と非晶質シリコン
2との界面にヘテロ接合22が存在する。シヨツ
トキー障壁は半導体と金属との仕事関数のエネル
ギ差に原因するものでこのエネルギ差を小さくす
ることでシヨツトキー障壁を小さくすることが出
来ることは公知の技術である。またこのシヨツト
キー障壁を小さくするために、すなわちオーミツ
ク・コンタクトを形成するために、p型半導体基
体ではp+層を形成しその上に金属電極を形成す
る方法、またはn型半導体基体ではn+層を形成
してその上に金属電極を形成する方法が現在の半
導体プロセスで広く用いられている技術である。
しかし、現在用いられているp+層、n+層形成技
術はすなわち、オーミツク・コンタクト形成技術
は1000℃以上の熱拡散法や、800℃以上の後処理
を必要とするイオン打込法などである。これ等の
方法はいずれも800℃以上の高温プロセスを含ん
でいることから、従来の低抵抗シリコンではほと
んど問題にならないが、高純度シリコン基体を用
いる半導体放射線検出器では適するプロセスでは
ない。その理由は、高純度シリコン基体を高温に
晒すことにより、シリコン基体自身に熱的欠陥を
与え、その結果ライフタイムが減少し素子の電気
的特性を著しく劣化させてしまう欠点があるから
である。 本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであ
つて、高純度半導体単結晶の一表面に非晶質半導
体層を被着し、半導体単結晶および非晶質半導体
層のそれぞれの表面に金属電極を有する既出願の
半導体放射線検出器の電極と半導体との界面にシ
ヨツトキー障壁の生ずるのを防止し、しかも単結
晶半導体基板を高温に晒して熱的欠点を生ずるこ
とのない製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の第1発明に
おいては、一導電形(例えばp型)の高純度単結
晶半導体基板の一主面に逆導電形(例えば弱いn
型)で高比抵抗の非晶質半導体層を被着し、前記
の一主面に対向する半導体基板の他の主面に不純
物金属、例えばアルミニウム、の膜を形成し、不
活性ガスプラズマ中で他の主面から半導体基板へ
不純物金属を侵入させて半導体基板と同一導電形
で不純物濃度の高い(p+型の)表面層を形成し、
この表面層上に不純物金属(アルミニウム)から
なる電極を設ける、こととする。 また、本願の第2発明においては、一導電形の
(例えばp型の)高純度単結晶半導体基板の一主
面に逆導電形(例えば弱いn型)で高比抵抗の非
晶質半導体層を被着し、この非晶質半導体層上に
不純物金属、例えばアンチモンを含む金、の膜を
形成し、不活性ガスプラズマ中で非晶質半導体層
の表面からこの非晶質半導体層へ不純物金属を侵
入させて非晶質半導体層と同一導電形で不純物濃
度の高い(n+型の)表面層を形成し、この表面
層上に不純物金属(金−アンチモン)からなる電
極を設ける、こととする。
おいては、一導電形(例えばp型)の高純度単結
晶半導体基板の一主面に逆導電形(例えば弱いn
型)で高比抵抗の非晶質半導体層を被着し、前記
の一主面に対向する半導体基板の他の主面に不純
物金属、例えばアルミニウム、の膜を形成し、不
活性ガスプラズマ中で他の主面から半導体基板へ
不純物金属を侵入させて半導体基板と同一導電形
で不純物濃度の高い(p+型の)表面層を形成し、
この表面層上に不純物金属(アルミニウム)から
なる電極を設ける、こととする。 また、本願の第2発明においては、一導電形の
(例えばp型の)高純度単結晶半導体基板の一主
面に逆導電形(例えば弱いn型)で高比抵抗の非
晶質半導体層を被着し、この非晶質半導体層上に
不純物金属、例えばアンチモンを含む金、の膜を
形成し、不活性ガスプラズマ中で非晶質半導体層
の表面からこの非晶質半導体層へ不純物金属を侵
入させて非晶質半導体層と同一導電形で不純物濃
度の高い(n+型の)表面層を形成し、この表面
層上に不純物金属(金−アンチモン)からなる電
極を設ける、こととする。
第1発明の上記技術手段により、半導体基板に
熱的欠陥を生ずることなく、半導体基板と金属電
極の界面におけるシヨツトキー障壁が低減し、半
導体基板と金属電極の接触がオーム接触に近づ
く。 また第2発明の上記技術手段により、半導体基
板に熱的欠陥を生ずることなく、非晶質半導体層
と金属電極の界面におけるシヨツトキー障壁が低
減し、非晶質半導体層と金属電極の接触がオーム
接触に近づく。
熱的欠陥を生ずることなく、半導体基板と金属電
極の界面におけるシヨツトキー障壁が低減し、半
導体基板と金属電極の接触がオーム接触に近づ
く。 また第2発明の上記技術手段により、半導体基
板に熱的欠陥を生ずることなく、非晶質半導体層
と金属電極の界面におけるシヨツトキー障壁が低
減し、非晶質半導体層と金属電極の接触がオーム
接触に近づく。
第1図a〜eに本願第1発明の実施例の工程の
大部分を示す。第1図aに示す比抵抗10kΩcm以
上でp型の高純度シリコン単結晶基板1の上表面
に公知のプラズマCVD法によりモノシランガス
から弱いn型を示すアンドープ非晶質シリコン層
2を被着させるb。次に非晶質シリコン層2の表
面に金属電極3としてアルミニウムを蒸着する
c。なお、この金属電極3を設ける工程cを後に
第4図により説明する低温プラズマ処理工程の後
にまわして、工程bから以下に記載の工程dに進
んでもよい。次に基板1を上下反転してd、上表
面に0.01〜0.1μmの厚さのアルミニウム膜6を真
空蒸着法で形成するe。このような工程を経た素
子10を第4図に示す装置の反応槽11の中に入
れ、アルミニウム膜6を上にして下部電極板12
の上に載置する。第4図の装置はそのほかに上部
電極板13、直流電圧電源14、排気系15、排
気量調整用バルブ16、真空計17、下部電極板
加熱用ヒータ18、ヒータ用電源19を備え、さ
らに反応槽11に不活性ガスボンベ31が減圧弁
32、ガス流量調節器33、ガス流量計34を介
して接続されている。第4図の装置を用いて次の
条件でプラズマを発生させ、アルミニウム膜6か
らアルミニウムをシリコン単結晶中に侵入させ
る。 (1) 基板(下部電極板)温度:300℃ (2) 真空度:0.1〜0.5Torr (3) 印加電圧:直流400〜1000V (4) 使用不活性ガス:アルゴン 以下アルミニウムの侵入過程について説明す
る。まず第1図eに示した素子10を載置する下
部電極板12をモータ18を用いて300℃に加熱
しておく。この状態で排気系15を用いて
10-7Torr以下の高真空にした後、排気量調整バ
ルブ16とガス流量調整バルブ33を用いて反応
槽11内のアルゴン圧力を0.1〜0.5Torrに保つ。
ここで電極板12,13間に電源14を用いて
400〜1000Vの直流電圧を印加する。これにより
反応槽内電極間にグロー放電が生じ、この結果下
部電極板上部には極めて電界の強いクルツクス暗
部が形成される。第5図は第4図の素子10付近
の拡大図である。ここで、イオン化したアルゴン
35が陰極電極12に向かつて加速され、アルミ
ニウム6に衝突する作用によりシリコン単結晶1
中へアルミニウムが侵入し、族元素であるアル
ミニウムはアクセプタとして働くため、p+層6
1を形成するものと考えられる。またアルミニウ
ム膜6表面に衝突したアルゴンイオン35は、ア
ルミニウム膜6からアルミニウムを撥ね飛ばすよ
うに作用することも十分に考えられる。 このようにしてp+層61を形成した後、再度
アルミニウムを真空蒸着法により該p+層表面に
被着せしめ電極4とする。このようにして得られ
た半導体放射線検出器は、電極4とシリコン基板
1の界面のシヨツトキー障壁のみが減少しただけ
であるが、それでも印加電圧のほとんどを、単結
晶シリコンと非晶質シリコンのヘテロ接合部分に
印加しうるため、十分に結晶シリコン中に空乏層
を広げることが可能であるばかりでなく、従来シ
ヨツトキー障壁で発生していたノイズも抑制し得
ることにより、直接金属電極を形成した半導体放
射線検出基と比較してγ線およびβ線検出効率は
それぞれ15%、12%の向上が見られた。 次に本願第2発明の実施例として、第3図に符
号23で示したシヨツトキー障壁、すなわち非晶
質シリコンと金属電極の間のシヨツトキー障壁を
減少させたものについて述べる。第6図において
は第1図と同様の工程で被着比工程10kΩcm以上、
p型単結晶基板1の上にアンドープ非晶質シリコ
ン層2を被着させた後a,b、第6図cに示すよ
うに非晶質シリコン層2の表面にアンチモン1〜
10%を含む金の膜7を真空蒸着する。 次いで上述の実施例と同様に第4図に示す装置
を用いてアルゴンプラズマにより非晶質シリコン
層2の中にアンチモンを含んだ金を侵入させる。
この結果非晶質シリコン表面層はアンチモンの添
加によりn+層となり、金属−n+層−弱n型非晶
質シリコンの接合が形成され、シヨツトキー障壁
が低減される。この後さらに金−アンチモン膜7
の上に金蒸着をして電極3を形成する。しかし金
−アンチモン膜を厚くしてそのまま一方の電極と
して用いてもよい。このようにして作製した半導
体放射線検出器は、その電極3と非晶質シリコン
層2の界面のシヨツトキー障壁のみが減少しただ
けであるが、それでも非晶質シリコン層の上に直
接アルミニウム電極を設けた検出器と比較してγ
線およびβ線検出効率はそれぞれ5%、7%の向
上が見られた。 この実施例では非晶質シリコン層2をアンドー
プ非晶質シリコンによつて形成しているが、適応
した不純物をドーピングしてn型を強めた場合、
あるいはn型シリコン単結晶上にp型非晶質シリ
コン層を被着した場合にも、本発明により低温プ
ラズマプロセスによりそれぞれn+層あるいはp+
層を非晶質シリコン表面層に形成することも有効
である。
大部分を示す。第1図aに示す比抵抗10kΩcm以
上でp型の高純度シリコン単結晶基板1の上表面
に公知のプラズマCVD法によりモノシランガス
から弱いn型を示すアンドープ非晶質シリコン層
2を被着させるb。次に非晶質シリコン層2の表
面に金属電極3としてアルミニウムを蒸着する
c。なお、この金属電極3を設ける工程cを後に
第4図により説明する低温プラズマ処理工程の後
にまわして、工程bから以下に記載の工程dに進
んでもよい。次に基板1を上下反転してd、上表
面に0.01〜0.1μmの厚さのアルミニウム膜6を真
空蒸着法で形成するe。このような工程を経た素
子10を第4図に示す装置の反応槽11の中に入
れ、アルミニウム膜6を上にして下部電極板12
の上に載置する。第4図の装置はそのほかに上部
電極板13、直流電圧電源14、排気系15、排
気量調整用バルブ16、真空計17、下部電極板
加熱用ヒータ18、ヒータ用電源19を備え、さ
らに反応槽11に不活性ガスボンベ31が減圧弁
32、ガス流量調節器33、ガス流量計34を介
して接続されている。第4図の装置を用いて次の
条件でプラズマを発生させ、アルミニウム膜6か
らアルミニウムをシリコン単結晶中に侵入させ
る。 (1) 基板(下部電極板)温度:300℃ (2) 真空度:0.1〜0.5Torr (3) 印加電圧:直流400〜1000V (4) 使用不活性ガス:アルゴン 以下アルミニウムの侵入過程について説明す
る。まず第1図eに示した素子10を載置する下
部電極板12をモータ18を用いて300℃に加熱
しておく。この状態で排気系15を用いて
10-7Torr以下の高真空にした後、排気量調整バ
ルブ16とガス流量調整バルブ33を用いて反応
槽11内のアルゴン圧力を0.1〜0.5Torrに保つ。
ここで電極板12,13間に電源14を用いて
400〜1000Vの直流電圧を印加する。これにより
反応槽内電極間にグロー放電が生じ、この結果下
部電極板上部には極めて電界の強いクルツクス暗
部が形成される。第5図は第4図の素子10付近
の拡大図である。ここで、イオン化したアルゴン
35が陰極電極12に向かつて加速され、アルミ
ニウム6に衝突する作用によりシリコン単結晶1
中へアルミニウムが侵入し、族元素であるアル
ミニウムはアクセプタとして働くため、p+層6
1を形成するものと考えられる。またアルミニウ
ム膜6表面に衝突したアルゴンイオン35は、ア
ルミニウム膜6からアルミニウムを撥ね飛ばすよ
うに作用することも十分に考えられる。 このようにしてp+層61を形成した後、再度
アルミニウムを真空蒸着法により該p+層表面に
被着せしめ電極4とする。このようにして得られ
た半導体放射線検出器は、電極4とシリコン基板
1の界面のシヨツトキー障壁のみが減少しただけ
であるが、それでも印加電圧のほとんどを、単結
晶シリコンと非晶質シリコンのヘテロ接合部分に
印加しうるため、十分に結晶シリコン中に空乏層
を広げることが可能であるばかりでなく、従来シ
ヨツトキー障壁で発生していたノイズも抑制し得
ることにより、直接金属電極を形成した半導体放
射線検出基と比較してγ線およびβ線検出効率は
それぞれ15%、12%の向上が見られた。 次に本願第2発明の実施例として、第3図に符
号23で示したシヨツトキー障壁、すなわち非晶
質シリコンと金属電極の間のシヨツトキー障壁を
減少させたものについて述べる。第6図において
は第1図と同様の工程で被着比工程10kΩcm以上、
p型単結晶基板1の上にアンドープ非晶質シリコ
ン層2を被着させた後a,b、第6図cに示すよ
うに非晶質シリコン層2の表面にアンチモン1〜
10%を含む金の膜7を真空蒸着する。 次いで上述の実施例と同様に第4図に示す装置
を用いてアルゴンプラズマにより非晶質シリコン
層2の中にアンチモンを含んだ金を侵入させる。
この結果非晶質シリコン表面層はアンチモンの添
加によりn+層となり、金属−n+層−弱n型非晶
質シリコンの接合が形成され、シヨツトキー障壁
が低減される。この後さらに金−アンチモン膜7
の上に金蒸着をして電極3を形成する。しかし金
−アンチモン膜を厚くしてそのまま一方の電極と
して用いてもよい。このようにして作製した半導
体放射線検出器は、その電極3と非晶質シリコン
層2の界面のシヨツトキー障壁のみが減少しただ
けであるが、それでも非晶質シリコン層の上に直
接アルミニウム電極を設けた検出器と比較してγ
線およびβ線検出効率はそれぞれ5%、7%の向
上が見られた。 この実施例では非晶質シリコン層2をアンドー
プ非晶質シリコンによつて形成しているが、適応
した不純物をドーピングしてn型を強めた場合、
あるいはn型シリコン単結晶上にp型非晶質シリ
コン層を被着した場合にも、本発明により低温プ
ラズマプロセスによりそれぞれn+層あるいはp+
層を非晶質シリコン表面層に形成することも有効
である。
以上説明したように、単結晶半導体と非晶質半
導体とのヘテロ接合に基づく空乏層への放射線の
入射により生ずる電気信号を利用した放射線検出
器の、単結晶および非晶質半導体に設ける電極と
の界面におけるシヨツトキー障壁を低減し、オー
ム接触に近づけるため、単結晶半導体基板あるい
は非晶質半導体層へ低温で生成されるプラズマの
エネルギで金属を侵入させて単結晶半導体基板表
面部あるいは非晶質半導体層の表面部にそれぞれ
高濃度不純物層を形成することにより、高純度の
半導体単結晶に対する高温処理の悪影響を避け、
短い処理時間、簡便な装置により低い費用で半導
体放射線検出器の検出効率を向上できる。
導体とのヘテロ接合に基づく空乏層への放射線の
入射により生ずる電気信号を利用した放射線検出
器の、単結晶および非晶質半導体に設ける電極と
の界面におけるシヨツトキー障壁を低減し、オー
ム接触に近づけるため、単結晶半導体基板あるい
は非晶質半導体層へ低温で生成されるプラズマの
エネルギで金属を侵入させて単結晶半導体基板表
面部あるいは非晶質半導体層の表面部にそれぞれ
高濃度不純物層を形成することにより、高純度の
半導体単結晶に対する高温処理の悪影響を避け、
短い処理時間、簡便な装置により低い費用で半導
体放射線検出器の検出効率を向上できる。
第1図は本願第1発明の実施例の工程の一部を
示す断面図、第2図は本発明の対象である半導体
放射線検出器の断面図、第3図はそのエネルギ準
位図、第4は本願第1および第2発明の低温プラ
ズマ処理工程に用いられるプラズマ発生装置の一
例の構成説明図、第5図は第4図の装置の一部の
拡大断面図、第6図は本願第2発明の実施例の工
程の一部を順次示す断面図である。 1:p型単結晶シリコン板、2:非晶質シリコ
ン層、3,4:金属電極、6:アルミニウム膜、
61:p+層、7:金−アンチモン膜、10:素
子、11:反応槽、12,13:電極板、15:
排気系、31:不活性ガスボンベ。
示す断面図、第2図は本発明の対象である半導体
放射線検出器の断面図、第3図はそのエネルギ準
位図、第4は本願第1および第2発明の低温プラ
ズマ処理工程に用いられるプラズマ発生装置の一
例の構成説明図、第5図は第4図の装置の一部の
拡大断面図、第6図は本願第2発明の実施例の工
程の一部を順次示す断面図である。 1:p型単結晶シリコン板、2:非晶質シリコ
ン層、3,4:金属電極、6:アルミニウム膜、
61:p+層、7:金−アンチモン膜、10:素
子、11:反応槽、12,13:電極板、15:
排気系、31:不活性ガスボンベ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一導電形の高純度単結晶半導体基板の一主面
に逆導電形で高比抵抗の非晶質半導体層を被着
し、前記一主面に対向する前記半導体基板の他の
主面に不純物金属の膜を形成し、不活性ガスプラ
ズマ中で前記他の主面から前記半導体基板へ前記
不純物金属を侵入させて前記半導体基板と同一導
電形で不純物濃度の高い表面層を形成し、この表
面層上に前記不純物金属からなる電極を設ける、
ことを特徴とする半導体放射線検出器の製造方
法。 2 高純度単結晶半導体器板がp型シリコン基板
であり、不純物金属がアルミニウムであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体
放射線検出器の製造方法。 3 一導電形の高純度単結晶半導体基板の一主面
に逆導電形で高比抵抗の非晶質半導体層を被着
し、この非晶質半導体層上に不純物金属の膜を形
成し、不活性ガスプラズマ中で前記非晶質半導体
層の表面からこの非晶質半導体層へ前記不純物金
属を侵入させて前記非晶質半導体層と同一導電形
で不純物濃度の高い表面層を形成し、この表面層
上に前記不純物金属からなる電極を設ける、こと
を特徴とする半導体放射線検出器の製造方法。 4 非晶質半導体層が弱いn型の非晶質シリコン
層であり、不純物金属がアンチモンを含んだ金で
あることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
載の半導体放射線検出器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59260157A JPS61137373A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 半導体放射線検出器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59260157A JPS61137373A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 半導体放射線検出器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61137373A JPS61137373A (ja) | 1986-06-25 |
| JPH0543196B2 true JPH0543196B2 (ja) | 1993-06-30 |
Family
ID=17344105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59260157A Granted JPS61137373A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 半導体放射線検出器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61137373A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3678162B2 (ja) * | 2001-04-12 | 2005-08-03 | 株式会社島津製作所 | 放射線検出装置 |
-
1984
- 1984-12-10 JP JP59260157A patent/JPS61137373A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61137373A (ja) | 1986-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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