JPH054327U - 音響再生装置 - Google Patents
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- JPH054327U JPH054327U JP5674991U JP5674991U JPH054327U JP H054327 U JPH054327 U JP H054327U JP 5674991 U JP5674991 U JP 5674991U JP 5674991 U JP5674991 U JP 5674991U JP H054327 U JPH054327 U JP H054327U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯付プーリに接触するベルトのたるみを吸収
してベルトと歯付プーリとのスリップを防止し、FF/
REW動作を確実に行なうことができる音響再生装置を
提供する。 【構成】 ベルト12を介して歯付プーリ13の近傍
に、アイドラプーリ204を配設し、アイドラプーリ2
04はFF/REW動作時のみベルト12に接触して撓
ませるようにしたベルト張力機構を備え、FF/REW
動作時、アイドラプーリ204がベルト12に接触して
撓ませ、これにより駆動モータ2の回転方向によるベル
トのたるみが吸収され、ベルト12と歯付プーリ13と
の摩擦力を十分なものとし、ベルト12と歯付プーリ1
3はスリップすることなく、確実に伝達される。
してベルトと歯付プーリとのスリップを防止し、FF/
REW動作を確実に行なうことができる音響再生装置を
提供する。 【構成】 ベルト12を介して歯付プーリ13の近傍
に、アイドラプーリ204を配設し、アイドラプーリ2
04はFF/REW動作時のみベルト12に接触して撓
ませるようにしたベルト張力機構を備え、FF/REW
動作時、アイドラプーリ204がベルト12に接触して
撓ませ、これにより駆動モータ2の回転方向によるベル
トのたるみが吸収され、ベルト12と歯付プーリ13と
の摩擦力を十分なものとし、ベルト12と歯付プーリ1
3はスリップすることなく、確実に伝達される。
Description
【0001】
本考案は音響再生装置に係り、特に、駆動モータにより駆動される駆動プーリ を正転、あるいは逆転することによってFF/REW動作を行う音響再生装置に 関する。
【0002】
一般に、乗用車などの車両に搭載されている音響再生装置は、テープカセット を半ば挿入するだけでこのカセットが自動的に演奏位置にセットされて演奏状態 となる(オートローディング機構)。そして、テープが終端に来ると、自動的に テープの終端を検出して今までのキャプスタン軸にテープを圧接していたピンチ ローラを離し、逆転している別のキャプスタン軸に別のピンチローラを押し付け 、これらの間にテープを挾みつけてこのテープを逆送し、その演奏を継続させる いわゆるオートリバース機構を備えている。また、キャプスタン軸と、ピンチロ ーラの圧接を離し、リール機構の回転を速くして、テープを巻き取る早送り(F F)動作、および巻き戻し(REW)、あるいは再生音を出しながら早送りする 早送り再生(QUE)動作、および再生音を出しながら巻き戻す巻き戻し再生( REVEW)動作などが行なえるようになっている。
【0003】 図6は従来の音響再生装置の底面図である。図6において、1はシャーシで、 このシャーシ1には駆動モータ2が取付けられ、その回動軸3はシャーシ1の裏 面側に突出され、その回転軸3にはプーリ4及び小ギヤ5が取付けられている。 このシャーシ1には2つのキャプスタン軸6,7が図示しない軸受により回転自 在に取付られ、このキャプスタン軸6,7にはフライホイール8,9及びギヤ1 0,11が取付られている。このフライホイール8,9の外周と前記プーリ4と はベルト12が掛け渡され、ベルト12に張力を与える歯付プーリ13がシャー シ1に設けられている。シャーシ1には、回動軸20,21にリールギア22, 23が回動自在に取付けられ、この回動軸20,21にはリール機構24,25 がそれぞれ設けられている。
【0004】 171は首振りレバーで、この首振りレバー171はその回動軸芯と同心に小 歯車部及び大歯車部からなる第1のアイドラ歯車171aが設けられ、この第1 の歯車171aの小歯車部に噛合した第2のアイドラ歯車171bが設けられて おり、第1のアイドラ歯車171aの大歯車部は歯付プーリ13に噛合可能とさ れ、また第2のアイドラ歯車171bは首振りレバー171の揺動によりリール 機構の一方のギア22あるいは23に噛合される。
【0005】 次に、FF/REW動作について説明する。
【0006】 FF状態では、首振りレバー171が揺動して首振りレバー171の第2のア イドラ歯車171bが一方のリール機構のリールギア23に噛合され、リール機 構25によってカセットテープは巻取られる。つまり、モータ2の時計方向の駆 動によって歯付プーリ13は反時計方向に回転され、第1のアイドラ歯車171 aは時計方向に回転される。この回転によって首振りレバー171には時計方向 に回動力が付与されるので、第2のアイドラ歯車171bは左側のリール機構の リールギア22に噛合する。また、REW動作も、右側のリール機構側で前記F F動作と同様に行なわれる。
【0007】
ところで、前記従来技術では、プーリ4が例えば右回転すると、ベルト12を 介して歯付プーリ13を回転させているが、プーリ4より下流側の、プーリ4と 歯付プーリ13間のベルト12は撓わむことになる。このような状態で、テープ 、リール機構24、歯付プーリ13等の負符が加わると、ベルト12と歯付プー リ13との間で十分な摩擦力が発生していないので、スリップが生じる。このた め、FFに要する時間が長くなるという不都合が生じた。
【0008】 本考案は前記従来技術の課題に鑑み、これを解決すべくなされたもので、その 目的は、歯付プーリに接触するベルトの撓みを吸収してベルトと歯付プーリとの スリップを防止し、FF/REW動作を確実に行なうことができる音響再生装置 を提供することにある。
【0009】
前記目的を達成するために、本考案は、駆動モータと、該駆動モータと1対の キャプスタン軸とに掛回されたベルトと、該キャプスタン軸の一方と前記駆動モ ータとの間に配設されたプーリと、該プーリに連動して首振り動作し、1対のリ ール軸の一方に噛合ってFFあるいはREW動作を行なわせる首振りレバーと、 ヘッドを搭載するとともにテープに対してヘッドを前進あるいは後退移動させる ヘッドベースとを具備してなる音響再生装置において、 前記プーリの近傍に、前記ベルトを介してアイドラプーリを配設し、該アイド ラプーリはFF/REW動作時のみ前記ベルトに接触して撓ませ張力を与えるベ ルト張力機構を備えた構成にしてある。
【0010】
前記手段により、FF/REW動作、つまり、ベルトから歯付プーリに駆動力 が伝達される時、ベルト張力機構によってアイドラプーリがベルトに接触して撓 ませる。これにより、駆動モータの回転方向によつて生じるベルトのたるみが吸 収され、ベルトと歯付プーリはスリップすることなく、確実に回転される。
【0011】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は底面側から見た、プレイ状態を示す説明図、図2駆動モータ付近の説明 図、図3は図2のポーズ状態を示す説明図、図4は上面側から見た、FWD走行 におけるFF/REW状態を示す要部説明図、図5はベルト張力機構部分の説明 図である。
【0013】 これらの図において、1はシャーシで、このシャーシ1には駆動モータ2が取 付けられ、その回転軸3はシャーシ1の裏面側に突出され、その回転軸3にはプ ーリ4及び小ギア5が取付けられている。このシャーシ1には2つのキャプスタ ン軸6,7が図示しない軸受により回転自在に取付けられ、このキャプスタン軸 6,7にはフライホイール8,9及びギヤ10,11が取付けられている。この フライホイール8,9の外周と前記プーリ4とにはベルト12が掛け渡され、ベ ルト12に張力を与える歯付プーリ13がシャーシ1に設けられている。また、 キャプスタン軸6,7にはピンチレバー14,15がそれぞれ回動自在に設けら れ、このピンチレバー14,15の一端には前記ギア10,11と噛み合うギヤ 16,17が取付けられ、他端には屈曲したカム孔18,19が穿設されている 。このピンチレバー14,15のギア16,17はシャーシ1に設けられた回動 軸20,21に回動自在に取付けられたリールギア22,23に離接され、この 回動軸20,21にはリール機構24,25が設けられている。一方、キャプス タン軸6,7にはピンチローラ26,27が離接されるようになっており、この ピンチローラ26,27はピンチローラレバー28,29に回動軸30,31を 介して回動自在に取付けられている。このピンチローラレバー28,29、及び 回動軸30,31は支持部材を構成している。このピンチローラレバー28,2 9はシャーシ1に立設された軸32,33に回動自在に取付けられ、かつバネに よってピンチローラ26,27はキャプスタン軸6,7に圧接する方向に附勢さ れている。このピンチローラ26,27の回動軸30,31の一端は前記ピンチ レバー14,15のカム孔18,19に挿入され、またセレクトレバー36に設 けられた離接カム孔37,38に挿入されている。このセレクトレバー36はそ の両端にガイド孔39,40が2つのキャプスタン軸6,7を結ぶ線方向に沿っ て穿設され、このガイド孔39,40に前記軸32,33が挿入されてセレクト レバー36はスライドするようになっている。セレクトレバー36のカム孔37 ,38はその内縁側に向ってテーパ状に形成されて両縁部が圧接カム部43、離 間カム部44にそれぞれ形成されている。この圧接カム部43にピンチローラ2 6、あるいは27の回動軸30あるいは31が位置されている場合、ピンチロー ラ26、あるいは27はキャプスタン軸6あるいは7にバネによって圧接されて いる。また、離間カム部44にピンチローラ26、あるいは27の回動軸30あ るいは31が位置されている場合、ピンチローラ26あるいは27はバネの附勢 力に抗してキャプスタン軸6あるいは7から離間されるとともに、この離間カム 部44にはクリック用凹部があるので、クリック感を生じてセレクトレバー36 が位置決めされる。また、セレクトレバー36の中央から前記各リール機構間に 中央片48が延設され、この中央片48の先端には回転検出用ギア(図示せず) が回動自在に取付けられている。この回転検出用ギアの一面には反射板及び非反 射板が交互に設けられ、この反射板及び非反射板に対向して光センサがシャーシ 1に取付けられた基板に設けられている。また、回転検出用ギアはリール機構の テープ巻取軸と共に回転するギア50,51に離接される。
【0014】 一方、セレクトレバー36の上面側には磁気ヘッド(図示せず)が取付けられ たヘッドベース63が配設され、このヘッドベース63は前記軸32,33にガ イド部65がガイドされてセレクトレバー36のスライド方向と直行する方向に スライドされる。このヘッドベース63は、内部に窓部が設けられた4角枠状に 形成され、この窓部内にリール機構24,25が配設されている。またヘッドベ ース63にはピンチローラ26,27の回動軸30,31が挿通される挿通孔6 8,69が穿設され、ヘッドベース63の後退動によりピンチローラ26,27 の回動軸30,31に係合し得る。また、ヘッドベース63の前辺隅にはFF/ REWロック用孔167が穿設されている。このFF/REWロック用孔167 には突起167a及び段部167bが設けられ、この突起167aにFF/RE Wロック用孔167に挿入された回動レバー168の突片168aが係合されて 回動レバー168が回動され、段部167bに回動レバー168の突片168a が当接され、ヘッドベース63はプレイ時よりやや後退した位置にロックされる 。この回動レバー168の一端はソレノイド169の吸引部に対向する位置に配 置され、この一端にはピン170aが突設されており、このピン170aにはソ レノイド吸着片169aが取付けられると共に、後述する連結歯車移動レバー1 70が回動自在に軸支されている。
【0015】 連結歯車移動レバー170は、一端に前記回動レバー168に立設されたピン 170aを挿通する挿通孔170eと、ソレノイド169が配置される開口部1 70bと、シャーシ1に立設したガイドピン1bを挿入するガイド孔170cと 、ソレノイド吸着片169aの回り止め用屈曲片170fと、他端に回動自在に 支持した首振りレバー171とが備えられている。この首振りレバー171は連 結歯車移動レバー170と略直交配置にされ、その回動軸心と同芯に小歯車部及 び大歯車部からなる第1のアイドラ歯車171aが設けられ、この第1の歯車1 71aの小歯車部に噛合した第2のアイドラ歯車171bが設けられており、第 1のアイドラ歯車171aの大歯車部は歯付プーリ13に噛合可能とされ、また 第2のアイドラ歯車171bは首振りレバー171の揺動によりリール機構24 ,25のギア22あるいは23に噛合される。
【0016】 一方、前記駆動モータ2の小ギア5は、図2に示すように、シャーシ1に突設 された支持軸80に回転自在に支持されたギア81と直接噛合されずに動力切離 レバー172に軸支された切離しギア173を介して連結されている。
【0017】 この動力切離しレバー172は前記支持軸80を遊嵌する逃げ用孔部と、ポー ズギア92Aと連動する係止ピン172bと、前記切離しギア173を軸支する 軸支ピン172cと、回動中心となる軸受部と、戻りコイルばね174の一端を 係止する係止用孔172e、磁気ヘッドが後退位置にある時、切離し動作を生じ ないようにするロック用カム部172fとから構成されている。この動力切離し レバー172の軸受部には前記中間ギア91aの支持軸177が挿入されて回動 自在に支持するとともに、戻りコイルばね174のコイル部を支持している。し たがって切離しギア173の小径歯部は常時ギア81と噛合されながら動力切離 しレバー172の回動動作に伴なってギア81の周囲に沿って移動され、切離し ギア173の大径歯部が噛合されたり、切離されるようになっている。これによ り、切離した状態においては、オートローディング並びにオートエジェクト機構 への伝達経路の第1段目で伝達が遮断されることになる。
【0018】 このギア81のシャーシ1側には小ギヤ82が一体的に設けられ、また、この 小ギア82とシャーシ1間には支持軸80に回動自在に設けられたポーズレバー 83が介在され、このポーズレバー83に軸支された揺動歯車84に前記小ギア 82が噛合されている。
【0019】 図5はベルト張力機構を示す説明図で、図5では図示していないヘッドベース 63にスタッド200が立設されている。一方、201はカム板で、このカム板 201は、その一端をシャーシ1に突設した軸202に回動自在に支持され、ま た、その他端(遊端)寄りには“く”字状のカム溝203が形成され、このカム 溝203に前記スタッド200が挿入されている。また、カム板201の略中央 で歯付プーリ13の近傍にはアイドラプーリ204が軸支され、このアイドラプ ーリ204は図5の状態、つまりFF/REW状態の時のみベルト12に接触し てベルト12のたるみを吸収するように張力を与える。このカム溝203はその 中央の屈曲部分203aが図5において左側にあるように配置されており、した がって、前述したようにヘッドベース63がパワーアシスト動作を行なうと、例 えば、図5の下方から上方に移動すると、最初、スタッド200はカム溝203 の軸202側の一端部203bにあって1点鎖線で示す位置にある。そして、ヘ ッドベース63が上方に移動してくるとスタツド200によりカム溝203を介 してカム板201は軸202を中心にして時計回り方向に回動させられて図5の 実線で示す位置に至り、アイドラプーリ204がベルト12を歯付プーリ13に 巻付けるように外方に押し曲げている。そして、ヘッドベース63が更に上方に 移動した位置(プレイ位置)では、スタッド200はカム溝203の他端部20 3cに至り、カム板201を軸202を中心にして反時計回り方向、つまり、ア イドラプーリ204をベルト12から離す方向に回動させてある。
【0020】 次に、再生動作について説明する。
【0021】 上記カセット挿入動作前、ヘッドベース63は後退カム146によって後退さ れている。そして、カセット挿入動作によって駆動モータ2が時計回り方向に回 転されると、小ギア5によってギア81に伝達されて小ギア82は時計回り方向 に回転される。すると、小ギア82に摺接されているポーズレバー83も時計回 り方向に回動されてストッパ片に当接して止まる。この位置で揺動歯車84はギ ア91と直接噛合わせており、ギア91は時計回り方向に回転されている。この 時、ギア91とポーズギア92Aとは噛合されているので、ポーズギア92Aは 反時計回り方向へ回転され、係止カム95が第2のサブベース74のガイドピン 75に当接されてコイルバネ78に抗して上方向へ押上げる。そして、係止カム 95にガイドピン75が係止されて第2のサブベース74は係止状態となる。こ の時、ポーズギア92Aはソレノイド105の励磁によりプレイレバー98のス トッパ爪が段部に係合されて回り止めされている。また、この状態において、ギ ア91はポーズギア92Aの欠歯部94に位置されて駆動力は伝達されない。こ のようにして、パワーアシスト動作が行なわれ、ヘッドベース63が確実に前進 される。このヘッドベース63の前進により、首振りレバー171は両リール機 構24,25のどちらにも噛合しない位置で回動規制されるようになっている。
【0022】 一方、駆動モータ2が反時計回り方向に回転される場合、小ギア82は反時計 回り方向に回転されてポーズレバー83も同方向に回動される。すると、揺動歯 車84は中間ギア91aを介してギア91に噛合されるので、ギア91の回転方 向は上記場合と同様に時計回り方向となり、上記パワーアシスト動作がなされる 。このように駆動モータ2が正転あるいは逆転のどちらでもヘッドベース63は 前進されるようになっている。
【0023】 図1及び図2に示すように、ソレノイド169をOFF、ソレノイド105を ON、ソレノイド110をOFFとしてある。動力切離しレバー172は戻りコ イルばね174によって常時反時計回り方向に付勢されており、ポーズギア92 Aの内周溝175の切離し凹部176に動力切離しレバー172の係止ピン17 2bが嵌入している。この時、ポーズギア92Aの欠歯部94がギア91と対向 し、ポーズギア92Aとギア91との噛合が外れている。また、動力切離しレバ ー172の切離しギア173は、前述の如く係止ピン172bが切離し凹部17 6に嵌入していることにより、小ギア5から離れた位置にあり、小ギア5との噛 合が外れている。したがって、駆動モータ2を駆動して小ギア5が回転されてい ても、小ギア5から切離しギア173へ動力が伝達されず、切離しギア173に 噛合されている各ギア系は全て停止している。
【0024】 次に、FF/REW、及びQUE/REVE動作について説明する。
【0025】 FWD走行状態からFFに切換える場合、ソレノイド105の励磁が停止され ると第2のサブベース74がコイルバネ78によって後退方向に附勢されるので 、第2のサブベース74のガイドピン75によりポーズギア92Aの係止カム9 5を介してポーズギア92Aが反時計回り方向へ回動されるとともに、前記スト ッパ爪が段部から外される。これにより、前記コイルバネ78により第2のサブ ベース74のガイドピン75は後退され、また、ポーズギア92Aの回動によっ てポーズギア92Aはギア91と噛合い状態にされ、再び駆動モータ2が回転さ れた時にパワーアシスト動作が行なわれるようになっている。そして、ヘッドベ ース63はバネによって後退されることになる。
【0026】 この状態で、ヘッドベース63のFFロック用孔167に挿入されている回動 レバー168の突片168aが突起167aに係合され、回動レバー168は回 動されてソレノイド169に密着状態とされる。この回動レバー168の回動に より連結歯車移動レバー170は右位置に移動されて第1のアイドラ歯車171 bと歯付プーリ13とは噛合され、一方、第2の係合突起171dと第2の嵌合 溝63bとが嵌合して第2のアイドラ歯車171bとはリールギア22,23に 噛合ない位置に規制されている。そして、ソレノイド169が励磁されると回動 レバー168は密着状態を維持されることになり、前記パワーアシスト動作によ りヘッドベース63が前進動作されると、ヘッドベース63は段部167bに回 動レバー168の突片168aが図4に示すように係止される。なお、ポーズ状 態ではヘッドベース63の後退動により、ピンチローラ26,27はキャプスタ ン軸6,7から離反されるとともに、ピンチローラ26,27の回動軸30,3 1の後退動によってピンチレバー14,15のカム孔18,19の関係により、 ピンチレバー14,15はそのギア16,17がリールギア22,23から離反 する方向にそれぞれ回動され、リール機構には動力が伝達されていない。一方、 図4のFF状態ではピンチローラ26,27はキャプスタン軸6,7は離反され ているが、首振りレバー171の第1、第2の係合突起171c,171dとも ヘツドベース63の第1、第2の嵌合溝のいずれとも嵌合しておらず、首振りレ バー171は揺動を規制されていない。したがって、首振りレバー171が揺動 して首振りレバー171の第2のアイドラ歯車171bが一方のリール機構25 のリールギア23に噛合され、このリール機構25によってカセットテープは巻 取られる。つまり、プレイ状態からFF/REW状態にする場合、一担ポーズ状 態にした後、ソレノイド105,169を励磁させてモータ2を回転させる。そ して、前述した如くソレノイド169の励磁により連結歯車移動レバー170は 図4に示すように右位置にあって第1のアイドラ歯車171aと歯付プーリ13 とが噛合されている。したがって、モータ2の反時計方向の駆動によって歯付プ ーリ13は時計方向に回転され、第1のアイドラ歯車171a反時計方向に回転 される。この回転によつて首振りレバー171には反時計方向に回動力が付与さ れるので、第2のアイドラ歯車171bは一方のリール機構25のリールギア2 3に噛合する。
【0027】 次に、ポーズ動作について説明する。
【0028】 図3に示すように、ソレノイド169,105、及び110を共にOFFとし てある。ソレノイド105によるプレイレバー98のロックが解除され、プレイ レバー98によるポーズギア92Aのロックも解除され、ポーズギア92Aの係 止カム95を反時計回り方向に回転させながらガイドピン75がヘッドベース6 3の移動に伴なって下方に移動する。このヘッドベース63はバネの付勢力によ り下方に移動する。
【0029】 前述の如く、係止カム95の回動に伴なってポーズギア92Aが反時計回り方 向に多少回転し、ポーズギア92Aはギア91と噛み合う。また、ポーズギア9 2Aの反時計回り方向への回転により、図1の状態では切離し用凹部176に嵌 入していた係止ピン172bが、凹部176から出て円周溝175に至る。した がって、係止ピン172bは図1の左方向に移動させられたことになり、係止ピ ン172bを介して動力切離しレバー172が支持軸177を中心にして戻りコ イルばね174のばね力によって時計回り方向に回動させられ、動力切離しレバ ー172に伴なって切離しギヤ173が小ギヤ5に近接して噛合し、連結される 。この切離しギヤ173と小ギヤ5の噛合状態は、戻りコイルばね174のばね 力により動力切離しレバー172を介して係止ピン172bがポーズギア92A の円周溝175上に当接されていることによって動力切離しレバー172の角度 位置を保持して維持されている。尚、動力切離しレバー172のロック用カム部 172fは、ヘッドベース63の軸71と係合している。
【0030】 このように構成された前記実施例にあつては、ベルト張力機構がヘッドベース 63の前進、後退動作により、カム板201を回動させ、FF/REWの動作の 時のみ、アイドラプーリ204をベルト12に圧接させてベルト12を歯付プー リ13に巻付けるようにしたため、ベルト12の回転方向によって生じるベルト 12のたるみを吸収し、また、歯付プーリ13に対するベルト12の巻き付け角 も増大し、ベルト12と歯付プーリ13との摩擦力を十分なものとしてスリップ を減少させることができる。
【0031】 また、ヘッドベース63の移動に連動してアイドラプーリ204を移動させて いるので、特段の制御回路を必要とせず、簡単な構成で必要なときのみベルト1 2に張力を与えることができる。
【0032】 また、FF/REW時のみベルト12に張力を与えるようにし、このFF/R EW以外のプレイ位置等ではアイドラプーリ204をベルト12に接触させない ようにしているので、ワウ/フラッター等の性能に悪影響を及ぼす虞れがない。
【0033】
以上説明したように、本考案によれば、前記プーリの近傍に、前記ベルトを介 してアイドラプーリを配設し、該アイドラプーリはFF/REW動作時のみ前記 ベルトに接触して撓ませ張力を与えるベルト張力機構を備えたので、歯付プーリ に接触するベルトのたるみを吸収してベルトとプーリとのスリップを防止し、F F/REW動作を確実に行なうことができる音響再生装置を提供することができ る。
【図1】本考案に係る音響再生装置を底面側から見た、
ブレイ状態を示す説明図である。
ブレイ状態を示す説明図である。
【図2】図1の駆動モータ付近の説明図である。
【図3】図2のポーズ状態を示す説明図である。
【図4】上面側から見た、FWD走行におけるFF/R
EW状態を示す要部説明図である。
EW状態を示す要部説明図である。
【図5】ベルト張力機構部分の説明図である。
【図6】従来の音響再生装置を底面側から見た説明図で
ある。
ある。
2 駆動モータ 12 ベルト 13 歯付プーリ 63 ヘッドベース 171 首振りレバー 200 スタッド 201 カム板 202 軸 203 カム溝 204 アイドラプーリ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 駆動モータと、該駆動モータと1対のキ
ャプスタン軸とに掛回されたベルトと、該キャプスタン
軸の一方と前記駆動モータとの間に配設されたプーリ
と、該プーリに連動して首振り動作し、1対のリール軸
の一方に噛合ってFFあるいはREW動作を行なわせる
首振りレバーと、ヘッドを搭載するとともにテープに対
してヘッドを前進あるいは後退移動させるヘッドベース
とを具備してなる音響再生装置において、 前記プーリの近傍に、前記ベルトを介してアイドラプー
リを配設し、該アイドラプーリはFF/REW動作時の
み前記ベルトに接触して撓ませ張力を与えるベルト張力
機構を備えたことを特徴とする音響再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5674991U JPH054327U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 音響再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5674991U JPH054327U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 音響再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054327U true JPH054327U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13036176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5674991U Withdrawn JPH054327U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 音響再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054327U (ja) |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP5674991U patent/JPH054327U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |