JPH054346A - インクジエツトヘツドの製造方法 - Google Patents

インクジエツトヘツドの製造方法

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JPH054346A
JPH054346A JP15459491A JP15459491A JPH054346A JP H054346 A JPH054346 A JP H054346A JP 15459491 A JP15459491 A JP 15459491A JP 15459491 A JP15459491 A JP 15459491A JP H054346 A JPH054346 A JP H054346A
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JP
Japan
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resist
bubbles
forming member
layer
nozzle
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Application number
JP15459491A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Furuta
達雄 古田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の電鋳法により製造されたノズル形成部
材の2段目、即ち間隙形成部のパターニング跡としてで
きる空間に気泡が取り込まれ易く、除去しづらいため、
この空間をなくし、気泡の停留しづらい構造が製造でき
る方法を提供することで、インク滴の気泡による飛翔特
性の変動を起さず、印字品質の優れたインクジェットヘ
ッドを製造可能とした。 【構成】 1)ステンレスのマスター基板101にレジ
スト102を形成する。2)第1層1cのニッケルメッ
キを成長させる。3)レジスト102を除去し、フィル
ムレジスト104をラミネートする。4)第1層1cの
上にさらに間隙形成部1bを形成する。5)フィルムレ
ジスト104を剥離し、マスター101を遊離させ、オ
ーバーハングのない断面をもつ、ノズル形成部材1を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴を飛翔させ記
録を行なうインクジェットヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のノズル形成部材は、2層以上の電
鋳法により製造される。2層以上の構成が採用されるの
は、対向して配設されるノズル開口部と、圧力発生器と
の間に所定の間隙を作り、インクを充填し、圧力室とし
て使用するとともに、インク供給路として使用するため
である。2層以上の電鋳法により製造されるノズル形成
部材は、マスターと呼ばれるステンレス板等の導電性基
板にレジスト材を塗布、露光、現像し、所定の形状を形
成した後、めっき層を析出させ、第1層を得る。また
は、マスターに不導体であるガラス等を用いる場合に
は、蒸着、スパッタなどにより全面に形成した導電性の
薄膜をフォトリソグラフィの手法でパターニングし、め
っき層を析出させ、第1層を得る。いずれにしても、第
1層上にレジスト材を塗布、露光、現像によりパターン
を形成し、めっき層を析出させ、第2層を得る。以上の
ような手法によりノズル形成部材を製造する場合、第2
層形成時に使用されるレジスト材の厚みは、ノズル形成
部材の第2層厚みに比べ、薄く管理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の技
術により製造された2層構成のノズル形成部材は、第2
層形成のためのレジスト塗布部分に、第2層のめっき層
がオーバーハングする。ノズル形成部材の完成品として
は、パターニングに使用したレジスト材を除去する。従
って、第1層と第2層の界面の、第2層端面には、レジ
スト厚み分の空間が存在する。このような空間は、ヘッ
ドとして組立後、インクを充填するときにおいて、イン
クの流れが発生しない。このため、この空間は気泡を抱
える危険性が高い。また、真空充填などにより、気泡が
なく充填された場合でも、供給されたインク中に混入し
た気泡を取り込むと除去する手段がない。このような気
泡は、圧力発生器を作動させ、インク圧力を高めノズル
開口部よりインクを吐出させる一連の動作において、イ
ンク圧力を減じる作用を生じると共に、ガスキャビテー
ションの発生源となる。ガスキャビテーションとは、エ
アレーションとも呼ばれ、液中の気泡が加圧、減圧の繰
り返しを受ける事で、液中に溶解する気体を取り込み、
成長、分裂することをいう。圧力発生器の動作により発
生させる圧力を減らすことは、即ち、インク滴飛翔速度
と、インク滴飛翔量を減少させることを意味し、印字品
質を劣化させる。甚だしい場合には、インク滴の飛翔そ
のものを阻害する場合さえある。ガスキャビテーション
は気泡の発生により、前述のインク圧力を減じることに
直結する。
【0004】本発明のインクジェットヘッドは、このよ
うな問題点を解決するもので、その目的とする所は、気
泡の取り込みのないノズル形成部材の製造方法を提供す
る事で、吐出特性の安定したインクジェットヘッドの製
造方法を提供する所にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
ヘッドに於けるノズル形成部材は、2層以上の積層をす
る電鋳法で製造し、少なくとも2層目以降のパターニン
グを電鋳層以上の厚みをもつレジストで行なう事を特徴
とする。
【0006】
【実施例】図1に本発明におけるインクジェットヘッド
の構成を示す主要断面図を示す。ノズル開口部1aと、
間隙形成部1bを有するノズル形成部材1は、間隙形成
部1bで弾性板4と接合されている。図1において、間
隙形成部1bは、弾性板4と接合されている部分の断面
を示しているが、流路から圧力室9へインク液を導くた
め、間欠的であり、所々で流路7aと圧力室9とを接続
するインク液通路を構成している。
【0007】ノズル開口部1aに対応して圧力発生器が
設置されている。圧力発生器は、積層型圧電素子2と圧
力板3、弾性板4から構成される。積層型圧電素子2
は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛系複合ペロブスカイ
トセラミック材料と、銀、あるいは、銀ーパラジウム合
金、白金などの導電性材料が交互に積層さたものであ
る。圧電素子2は、電圧印加にともない変位する自由部
2aと変位しない固定部2bからなり、固定部2bで、
固定基板5と接合されている。固定部2bと絶縁性の固
定基板5上の個別電極5aとの接続をとるため、接合は
導電性接着剤を使用している。圧電素子2の一方の電極
は、固定部端面から固定基板側に引き回され、個別電極
5aを通じ、FPC6より外部電気回路に接続される。
また、他方の電極は、自由部2a端面から固定基板の反
対側に引き出され、共通電極板8に接続され、やはり外
部電気回路に接続される。圧電素子自由部2a先端に
は、圧力板3が接合されている。圧力板3はまた、弾性
板4に接合されている。弾性板4は流路形成部材7と、
ノズル形成部材間隙形成部1bとに接合されている。
【0008】動作について説明する。圧電素子2は、待
機状態で電圧を印加され、自由部2aが自由長さに比べ
収縮した状態にある。外部電気回路により電圧を解除さ
れると自由部2aは自由長さに復帰する。この振動は圧
力板3と、弾性板4を振動させ、圧力室9に充填された
インク液圧力を高め、ノズル開口部1aよりインク滴を
飛翔させる。インク滴飛翔後、圧電素子2には電圧が印
加され待機状態に復帰し、圧力室9には流路7aよりイ
ンク液が補填される。
【0009】図2に従来の方法で製造されたノズル形成
部材を使用したインクジェットヘッドの構成の主要断面
図を示す。
【0010】ノズル形成部材11はノズル開口部11a
を有する第1層11cと間隙形成部11bからなる。間
隙形成部11bはその根元に空隙11dを持つ。空隙1
1dにおいては、インク液の流れがないため、気泡が停
留する。即ち、圧力室9内部に気泡が存在することにな
る。印字動作に於て、圧電素子2が自由長さに復帰し、
圧力室9内部のインク液圧力を高めるとき、空隙11d
の気泡はインク液圧力を受け収縮する。このため、圧力
室9のインク液圧力の上昇は気泡のないときに比べ相対
的に低い。したがって、吐出するインク滴の飛翔速度、
飛翔量が減少し、良好な印字品質を確保できない。
【0011】図3に本実施例に用いたノズル形成部材の
製造工程の概略図を示す。図3aにおいて、ステンレス
板などの導電性マスター基板101上にスピンコートに
より絶縁性の感光性塗料即ち、レジスト102を全面に
塗布し、プレベークする。フォトマスクを密着させ露
光、現像後、ポストベークすることでノズル開口部と、
外形を規制するレジストパターン102を得る。この
時、レジストの厚みは、5ミクロンとなるように塗布条
件を管理した。
【0012】図3bに於て、マスター101面より厚み
50ミクロンのニッケルめっきを成長させ、ノズル開口
部1aを有する、第1層1cを得る。
【0013】図3cにおいて、レジスト102を除去
後、厚み100ミクロンのフィルムレジスト104を全
面に熱圧着ローラーによりラミネートする。なお、本実
施例においては、100ミクロンのフィルムレジスト
は、より正確に述べれば、厚み50ミクロンのフィルム
レジストの2枚を重ね合わせたものである。これを、レ
ジスト102と同様にフォトリソグラフィの手法を用
い、間隙形成部1bの空間を持つパターン104を作成
する。
【0014】図3dで、第1層1cより厚み80ミクロ
ンのニッケルめっきを成長させ、間隙形成部1bを形造
る。
【0015】図3eは、最終的にレジスト、フィルムレ
ジストを剥離除去し、マスターからめっきを遊離させる
ことで、目的とするノズル形成部材1を得ることができ
る。このように製造されたノズル形成部材の間隙形成部
1bは、端部の断面が図3eに示す通り、直線であり、
気泡を抱き込む空間がない。従って、インク液の充填が
容易であり、充填後供給路より運び込まれる気泡も、停
滞する場所がないため、簡単な気泡排出動作により除去
できる。気泡排出動作とは、ヘッド内部のインク圧力を
高めるか、もしくはノズル開口部よりインク液を吸引す
るかでノズル開口部などから、インク液と同時に気泡を
排出するための一連の動作のことである。
【0016】図4に従来のノズル形成部材の製造工程の
概略図を示す。図4a、図4bについては図3a、図3
bと全く同様に、ノズル開口部1aを持つ第1層11c
を得る。図4cにおいて、レジスト102を除去後、ス
ピンコートにより、全面に再度レジストを塗布、プレベ
ーク後、フォトマスクを密着させ露光、現像、ポストベ
ークによりレジストパターン103を得る。厚みは、や
はり5ミクロンである。図4dで、第1層11cより8
0ミクロンのめっきを成長させ間隙形成部11bを得
る。図4eに示すのがレジスト剥離後、マスターからは
がしたノズル形成部材11の断面図となるが、間隙形成
部11bの根本には、レジスト103の存在した空間が
できる。したがって、この空間の寸法は、高さ5ミクロ
ンであり、奥行きは間隙形成部11bの厚みからレジス
ト厚みを差し引きした量、即ち、75ミクロンである。
言い換えれば、入り口が狭く、奥行きの深い隙間であ
り、インク液の充填がしにくい構造であり、かつ、一旦
ここに捕えられた気泡は容易に排出されない。
【0017】
【発明の効果】本発明の製造方法によるインクジェット
ヘッドは、気泡を完全に排除しつつ、インク液を充填で
きる。さらに、圧力室に気泡が存在する可能性を大幅に
低減でき、また気泡排出も容易なため、インク滴の吐出
特性、特に、飛翔速度、飛翔量が気泡の影響で減少し、
ばらつくのを押さえることができ安定、良好な印字品質
が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を用い構成されたインクジェ
ットヘッドの主要断面図。
【図2】従来の製造方法を用い構成されたインクジェッ
トヘッドの主要断面図。
【図3】本発明のノズル形成部材の製造工程の概略図。
【図4】従来のノズル形成部材の製造工程の概略図。
【符号の説明】
1 ノズル形成部材 1a ノズル開口部 1b 間隙形成部 2 圧電素子 3 圧力板 4 弾性板 5 固定基板 6 FPC 7 流路形成部材 8 共通電極 9 圧力室 11 ノズル形成部材 101 マスター基板 102 レジストパターン 103 レジストパターン 104 レジストフィルムパターン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のノズル開口部とこれに対応させた
    圧力発生器を有し、圧力発生器を動作させることで、ノ
    ズル開口部と圧力発生器の間に満たしたインクの圧力を
    高めノズル開口部から吐出させ、該ノズル開口部を有す
    るノズル形成部材を2層以上の電鋳法で製造するインク
    ジェットヘッドの製造方法において、少なくとも2層目
    以降のパターニングを電鋳層以上の厚みをもつレジスト
    で行なうことを特徴とするインクジェットヘッドの製造
    方法。
JP15459491A 1991-06-26 1991-06-26 インクジエツトヘツドの製造方法 Pending JPH054346A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096883A1 (en) * 2007-02-09 2008-08-14 Ricoh Company, Ltd. Liquid jet head and image forming apparatus

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JP2008213460A (ja) * 2007-02-09 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
CN101541540B (zh) 2007-02-09 2011-11-02 株式会社理光 液体喷头和图像形成设备
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