JPH0543592B2 - - Google Patents
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- JPH0543592B2 JPH0543592B2 JP19000789A JP19000789A JPH0543592B2 JP H0543592 B2 JPH0543592 B2 JP H0543592B2 JP 19000789 A JP19000789 A JP 19000789A JP 19000789 A JP19000789 A JP 19000789A JP H0543592 B2 JPH0543592 B2 JP H0543592B2
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- Japan
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- engagement protrusions
- engaging
- engagement
- protrusions
- strap
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- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
産業上の利用分野
この発明は主に綿等のような収縮の大きい物品
を縛るのに用いる結束用帯金(金属製バンド)の
シールレス結合手段に係り、より詳しくは帯金端
部末部に切込みを入れて膨出させて形成した突出
部を凹凸嵌合させて結合する方式の係止構造に関
するものである。 従来の技術 帯鋼を素材とした結束用金属製バンドを用いて
物品を縛る際、そのバンド端末の結方法として
は、シールを用いて締結する方法、シールレ
ス締結方法の二つに大別される。 シールを用いて締結する方法はシールリング
機器を必要とするのに対し、シールレス締結方
法はバンド自体に係合手段を設けて締結する方法
であり、シールリング機器を必要としないため、
シールを用いる締結方法に比べ結束作業を簡易迅
速に行なうことができるという利点があり、最近
ではこのシールレス締結方法が多く採用されてい
る。 シールレス締結方法は、帯金端末部に設けた係
止部(ノツチ)を相互に係合させて締結する方法
が一般的であり、その係止構造としては特公昭39
−13748号公報に記載されているものが多用され
ている。 この係止構造は、帯金の両端部を相重ねて着脱
可能に凹凸嵌合させる方式であり、具体的には第
9図および第10図に示すごとく、帯金の両端部
111,112に互いに対称的に対をなすように
入れた屈曲切込み部を膨出させて形成した広幅部
Waと狭幅部Wbを有する同一長さの係合凸部1
15,116を凹凸嵌合させ、この状態で帯金両
端部に互いに相反する方向(矢印A方向)に引張
力を付与すると、雄側の広幅部Waと雌側の狭幅
部Wbとが上下に相重なることによつて係止され
る構造となしたものである。 この係止構造は、締結が容易でしかも引張耐力
も十分得られるので、綿等のような収縮力の大き
い物品の結束には好適である。 しかし、従来の前記係止構造では帯金両端部に
互いに相反する方向に引張力が作用した場合に最
も大きな張力がかかる端部に雌側の係合凸部が屈
曲部付根部が破断することがある。 破断すると当然のことながら帯金の係止状態が
解除されるので荷崩れが生じるだけでなく、荷役
作業中であると非常に危険である。 発明が解決しようとする課題 帯金端末部に設けた係止部を相互に係合させて
締結する方式の従来の係止構造では、前記した通
り帯金両端部に互いに相反する引張力が作用した
場合に係合凸部が破断するという欠点があり、継
手性能と安全性に問題がある。 この発明はこのような実情よりみて、特に大き
な引張耐力が要求される両端部の強度を向上さ
せ、継目部を母材とほぼ同等の強度まで高めた係
止構造を提案しようとするものである。 課題を解決するための手段 この発明者は、帯金両端部に形成した係合凸部
を凹凸嵌合させて締結する方式の係止構造におけ
る端部の係合凸部の破断原因について種々調査し
た結果、破断の原因は係合凸部の長さに関係し、
係合凸部の長さが短かい場合当該場合の変形に対
する変位量が大きくとれないこと、また係合凸部
の間隔の長さによつて係合部強度(継手強度)が
異なるという事実を知見し、かかる知見より母材
とほぼ同等の継手強度が得られる係止構造を発明
するに至つた。 すなわち、この発明に係る結束用帯金の係止構
造は、帯金に互いに対称的に対をなすように入れ
た屈曲切込部を台形状に膨出させて形成した広幅
部と狭幅部を有する係合凸部を長手方向に一列に
複数個設け、この係合凸部を凹凸嵌合させて締結
る方式の係止構造において、特に大きな引張耐力
が要求される端部の係合凸部の長さを他のものよ
り長く形成するとともに、この端部の係合凸部と
隣接する係合凸部との間隔を中間の係合凸部間隔
の1.05〜1.40倍と大きくすることによつて、当該
端部の係合強度を向上させて全体的に係止部の継
手強度をほぼ母材並に高め、雌側の係合凸部の破
断を防止することを要旨とするものである。 作 用 帯金端末部に複数個設ける係合凸部のうち、両
端に位置する係合凸部のみを他の係合凸部より長
くするのは、当該両端の係合凸部の強度を中間の
係合凸部より高めて大きな引張耐力を得るためで
ある。 すなわち、中間の係合凸部より大きな引張力が
作用する両端の係合凸部の長さを長くすれば、帯
金両端部に互いに相反する引張力が作用した場合
に当該両端部の変形に対する変位量が大きくとれ
るので、大きな継手効率が得られる。 ここで、継手効率とは下記式で算出される値で
ある。 継手効率=係合部強度/母材強度×100(%) また、この発明において、両端の係合凸部と隣
接する係合凸部との間隔を中間の係合凸部間隔の
1.05〜1.40倍としたのは、この範囲内がもつとも
高い継手効率が得られるためである。 すなわち、両端の係合凸部の間隔が中間の係合
凸部間隔の1.05〜1.40倍とすることにより、86%
以上の継手効率が得られるのに対し、両端および
中間共に同一間隔もしくは1.05未満倍では高々82
%程度の継手効率しか得られず、他方1.4を超え
る倍率となると逆に継手効率が低下するこするた
めである。 なお、係合凸部の形状を台形状としたのは、従
来の山形より凹凸嵌合面積が大きくとれる結果、
嵌合性が良好かつ安定するからである。 実施例 第1図および第2図はこの発明の好適な係止構
造を説明するための帯金の両端部を示す図で、第
1図Aは雌側となる帯金の端末部に切込みを入れ
た状態を示す平面図、同図Bは同上端末部の切込
部膨出加工後の状態を示す図A B−B線上の縦
断正面図、第2図Aは雄側となる帯金の端末部に
切込みを入れた状態を示す平面図、同図Bは同上
端末部の切込部膨出加工後の状態を示す図A B
−B線上の縦断正面図、第3図は第1図および第
2図に示す帯金を相重ねた状態を示す正面図、第
4図は上記帯金が凹凸嵌合された状態を示す正面
図、第5図は上記帯金が完全に締結された状態を
示す正面図、第6図は帯金が完全に締結された状
態(第5図に示す状態)における係合部を拡大し
て示す斜視図である。 なお、ここでは係合凸部を5個設けた場合を例
にとり説明する。 すなわち、この発明の対象とする係合凸部の基
本形は図示のごとく、台形状に突出した広幅部W
と狭幅部Wとからなる形状を呈する。 この台形状の係合凸部を形成する場合の雌側の
帯金1と雄側の帯金2に、互いに対をなすように
屈曲切込み1−1,2−1をそれぞれ一列に複数
個入れる。その場合、一対の屈曲切込みによりで
きる広幅部Wおよび狭幅部Wの間隔と屈曲切込み
の長さh1は、当該部分を凹凸嵌合させる関係上、
僅かに雌側を広く雄側を狭くする。そして、各切
込部を台形状に膨出させて係合凸部を形成する。 この発明では5個の係合凸部のうち、雌側、雄
側それぞれの両端に位置する係合凸部の長さを他
のものより大きく形成するのである。 すなわち、両端に形成する係合凸部の屈曲切込
み11−1,12−1の長さH1を他の3個の屈
曲切込み1−1,2−1の長さh1より長くし、中
間の3個の係合凸部21−1,22−1より長い
係合凸部31−1,32−1を形成する。この両
端の係合凸部と中間の係合凸部の長さの比は1.1
〜1.3の範囲とするのが好ましい。 その場合、各係合凸部の間隔は通常は等間隔で
あるが、この発明では雄側、雌側それぞれの両端
の係合凸部31−1,32−1と隣接する係合凸
部21−1,22−1との間隔l2を中間の係合凸
部間隔l1の1.05〜1.40倍の間隔とする。つまり、
中間の係合凸部間隔l1を小さく、両端の係合凸部
間隔l2を大きくする。 上記のごとく、帯金の端末部に長さの異なる台
形状の係合凸部21−1,22−1と31−1,
32−1を形成するとともに、両端の係合凸部間
隔l2を中間の係合凸部間隔l1より大きくした係止
構造において、この帯金端末部を締結する際は、
第1図に示す雌側の帯金1の端末と第2図に示す
雄側の帯金2の端末を第3図に示すように相重ね
て押圧することにより嵌合する。 すなわち、中間の係合凸部21−1,22−1
どうしと、両端の係合凸部31−1,32−1ど
うしがそれぞれの位置に合致するように相重ね
る。この時、雄側の係合凸部が雌側の係合凸部の
裏面の凹部にそれぞれの広幅部Wと狭幅部Wが相
重なるように入り込む。 しかる後、両帯金1,2を互いに押圧すると、
第4図に示すごとく雄側の係合凸部22−1,3
2−1が雌側の係合凸部21−1,31−1の凹
部内に完全に押込まれて嵌合される。 この状態でこの締結部に互いに相反する方向に
引張力が付与されると、第5図および第6図に示
すように雄側の係合凸部22−1,32−1の広
幅部Wが雌側の膨出によりできた狭幅部Wの開口
縁に相重なることにより係止される。 上記締結部に互いに相反する方向に引張力が作
用した場合、両端の雌側の係合凸部31−1には
中間の係合部21−1より大きな引張力が作用す
る。 しかし、両端の係合凸部31−1は中間の係合
凸部21−1より長さが長く強度的に長さの短か
い中間の係合凸部より強く、さらに両端の係合凸
部間隔が中間の係合凸部間隔より大きいため、大
きな引張耐力が得られ、全体的には母材とほぼ同
等の継手強度が得られる。 したがつて、両端の雌側の係合凸部31−1が
破断する可能性は同一長さのものよりはるかに少
なくなるのである。 次に、厚さ0.76mm、幅19mm、長さ2385mmの帯金
の端部85mmの範囲に、両端部の係合凸部の長さと
中間の係合凸部の長さの比と、両端の係合凸部間
隔と中間の係合凸部間隔を種々変えて継手効率を
調べた結果を第7図に示す。 本実施例は係合凸部数が5個の場合で、寸法諸
元は第1表に示し、各寸法を表わす記号は第8図
に示す。 第7図の結果は継手部に135〜150Kg/mm2の引張
力をかけた場合の継手効率を前記式で算出した値
である。 第7図の結果より、両端部の係合凸部の長さを
他のものより長くし、かつ両端の係合凸部間隔を
中間の係合凸部間隔より大きくすることにより、
さで同一間隔のものより高い継手効率が得られる
ことがわかる。 そして、本実施例では両端の係合凸部の長さと
中間の係合凸部の長さの比が1.1〜1.3、両端の係
合凸部間隔が中間の係合凸部間隔の1.05〜1.40の
場合に大きな継手効率が得られることがわかる。
を縛るのに用いる結束用帯金(金属製バンド)の
シールレス結合手段に係り、より詳しくは帯金端
部末部に切込みを入れて膨出させて形成した突出
部を凹凸嵌合させて結合する方式の係止構造に関
するものである。 従来の技術 帯鋼を素材とした結束用金属製バンドを用いて
物品を縛る際、そのバンド端末の結方法として
は、シールを用いて締結する方法、シールレ
ス締結方法の二つに大別される。 シールを用いて締結する方法はシールリング
機器を必要とするのに対し、シールレス締結方
法はバンド自体に係合手段を設けて締結する方法
であり、シールリング機器を必要としないため、
シールを用いる締結方法に比べ結束作業を簡易迅
速に行なうことができるという利点があり、最近
ではこのシールレス締結方法が多く採用されてい
る。 シールレス締結方法は、帯金端末部に設けた係
止部(ノツチ)を相互に係合させて締結する方法
が一般的であり、その係止構造としては特公昭39
−13748号公報に記載されているものが多用され
ている。 この係止構造は、帯金の両端部を相重ねて着脱
可能に凹凸嵌合させる方式であり、具体的には第
9図および第10図に示すごとく、帯金の両端部
111,112に互いに対称的に対をなすように
入れた屈曲切込み部を膨出させて形成した広幅部
Waと狭幅部Wbを有する同一長さの係合凸部1
15,116を凹凸嵌合させ、この状態で帯金両
端部に互いに相反する方向(矢印A方向)に引張
力を付与すると、雄側の広幅部Waと雌側の狭幅
部Wbとが上下に相重なることによつて係止され
る構造となしたものである。 この係止構造は、締結が容易でしかも引張耐力
も十分得られるので、綿等のような収縮力の大き
い物品の結束には好適である。 しかし、従来の前記係止構造では帯金両端部に
互いに相反する方向に引張力が作用した場合に最
も大きな張力がかかる端部に雌側の係合凸部が屈
曲部付根部が破断することがある。 破断すると当然のことながら帯金の係止状態が
解除されるので荷崩れが生じるだけでなく、荷役
作業中であると非常に危険である。 発明が解決しようとする課題 帯金端末部に設けた係止部を相互に係合させて
締結する方式の従来の係止構造では、前記した通
り帯金両端部に互いに相反する引張力が作用した
場合に係合凸部が破断するという欠点があり、継
手性能と安全性に問題がある。 この発明はこのような実情よりみて、特に大き
な引張耐力が要求される両端部の強度を向上さ
せ、継目部を母材とほぼ同等の強度まで高めた係
止構造を提案しようとするものである。 課題を解決するための手段 この発明者は、帯金両端部に形成した係合凸部
を凹凸嵌合させて締結する方式の係止構造におけ
る端部の係合凸部の破断原因について種々調査し
た結果、破断の原因は係合凸部の長さに関係し、
係合凸部の長さが短かい場合当該場合の変形に対
する変位量が大きくとれないこと、また係合凸部
の間隔の長さによつて係合部強度(継手強度)が
異なるという事実を知見し、かかる知見より母材
とほぼ同等の継手強度が得られる係止構造を発明
するに至つた。 すなわち、この発明に係る結束用帯金の係止構
造は、帯金に互いに対称的に対をなすように入れ
た屈曲切込部を台形状に膨出させて形成した広幅
部と狭幅部を有する係合凸部を長手方向に一列に
複数個設け、この係合凸部を凹凸嵌合させて締結
る方式の係止構造において、特に大きな引張耐力
が要求される端部の係合凸部の長さを他のものよ
り長く形成するとともに、この端部の係合凸部と
隣接する係合凸部との間隔を中間の係合凸部間隔
の1.05〜1.40倍と大きくすることによつて、当該
端部の係合強度を向上させて全体的に係止部の継
手強度をほぼ母材並に高め、雌側の係合凸部の破
断を防止することを要旨とするものである。 作 用 帯金端末部に複数個設ける係合凸部のうち、両
端に位置する係合凸部のみを他の係合凸部より長
くするのは、当該両端の係合凸部の強度を中間の
係合凸部より高めて大きな引張耐力を得るためで
ある。 すなわち、中間の係合凸部より大きな引張力が
作用する両端の係合凸部の長さを長くすれば、帯
金両端部に互いに相反する引張力が作用した場合
に当該両端部の変形に対する変位量が大きくとれ
るので、大きな継手効率が得られる。 ここで、継手効率とは下記式で算出される値で
ある。 継手効率=係合部強度/母材強度×100(%) また、この発明において、両端の係合凸部と隣
接する係合凸部との間隔を中間の係合凸部間隔の
1.05〜1.40倍としたのは、この範囲内がもつとも
高い継手効率が得られるためである。 すなわち、両端の係合凸部の間隔が中間の係合
凸部間隔の1.05〜1.40倍とすることにより、86%
以上の継手効率が得られるのに対し、両端および
中間共に同一間隔もしくは1.05未満倍では高々82
%程度の継手効率しか得られず、他方1.4を超え
る倍率となると逆に継手効率が低下するこするた
めである。 なお、係合凸部の形状を台形状としたのは、従
来の山形より凹凸嵌合面積が大きくとれる結果、
嵌合性が良好かつ安定するからである。 実施例 第1図および第2図はこの発明の好適な係止構
造を説明するための帯金の両端部を示す図で、第
1図Aは雌側となる帯金の端末部に切込みを入れ
た状態を示す平面図、同図Bは同上端末部の切込
部膨出加工後の状態を示す図A B−B線上の縦
断正面図、第2図Aは雄側となる帯金の端末部に
切込みを入れた状態を示す平面図、同図Bは同上
端末部の切込部膨出加工後の状態を示す図A B
−B線上の縦断正面図、第3図は第1図および第
2図に示す帯金を相重ねた状態を示す正面図、第
4図は上記帯金が凹凸嵌合された状態を示す正面
図、第5図は上記帯金が完全に締結された状態を
示す正面図、第6図は帯金が完全に締結された状
態(第5図に示す状態)における係合部を拡大し
て示す斜視図である。 なお、ここでは係合凸部を5個設けた場合を例
にとり説明する。 すなわち、この発明の対象とする係合凸部の基
本形は図示のごとく、台形状に突出した広幅部W
と狭幅部Wとからなる形状を呈する。 この台形状の係合凸部を形成する場合の雌側の
帯金1と雄側の帯金2に、互いに対をなすように
屈曲切込み1−1,2−1をそれぞれ一列に複数
個入れる。その場合、一対の屈曲切込みによりで
きる広幅部Wおよび狭幅部Wの間隔と屈曲切込み
の長さh1は、当該部分を凹凸嵌合させる関係上、
僅かに雌側を広く雄側を狭くする。そして、各切
込部を台形状に膨出させて係合凸部を形成する。 この発明では5個の係合凸部のうち、雌側、雄
側それぞれの両端に位置する係合凸部の長さを他
のものより大きく形成するのである。 すなわち、両端に形成する係合凸部の屈曲切込
み11−1,12−1の長さH1を他の3個の屈
曲切込み1−1,2−1の長さh1より長くし、中
間の3個の係合凸部21−1,22−1より長い
係合凸部31−1,32−1を形成する。この両
端の係合凸部と中間の係合凸部の長さの比は1.1
〜1.3の範囲とするのが好ましい。 その場合、各係合凸部の間隔は通常は等間隔で
あるが、この発明では雄側、雌側それぞれの両端
の係合凸部31−1,32−1と隣接する係合凸
部21−1,22−1との間隔l2を中間の係合凸
部間隔l1の1.05〜1.40倍の間隔とする。つまり、
中間の係合凸部間隔l1を小さく、両端の係合凸部
間隔l2を大きくする。 上記のごとく、帯金の端末部に長さの異なる台
形状の係合凸部21−1,22−1と31−1,
32−1を形成するとともに、両端の係合凸部間
隔l2を中間の係合凸部間隔l1より大きくした係止
構造において、この帯金端末部を締結する際は、
第1図に示す雌側の帯金1の端末と第2図に示す
雄側の帯金2の端末を第3図に示すように相重ね
て押圧することにより嵌合する。 すなわち、中間の係合凸部21−1,22−1
どうしと、両端の係合凸部31−1,32−1ど
うしがそれぞれの位置に合致するように相重ね
る。この時、雄側の係合凸部が雌側の係合凸部の
裏面の凹部にそれぞれの広幅部Wと狭幅部Wが相
重なるように入り込む。 しかる後、両帯金1,2を互いに押圧すると、
第4図に示すごとく雄側の係合凸部22−1,3
2−1が雌側の係合凸部21−1,31−1の凹
部内に完全に押込まれて嵌合される。 この状態でこの締結部に互いに相反する方向に
引張力が付与されると、第5図および第6図に示
すように雄側の係合凸部22−1,32−1の広
幅部Wが雌側の膨出によりできた狭幅部Wの開口
縁に相重なることにより係止される。 上記締結部に互いに相反する方向に引張力が作
用した場合、両端の雌側の係合凸部31−1には
中間の係合部21−1より大きな引張力が作用す
る。 しかし、両端の係合凸部31−1は中間の係合
凸部21−1より長さが長く強度的に長さの短か
い中間の係合凸部より強く、さらに両端の係合凸
部間隔が中間の係合凸部間隔より大きいため、大
きな引張耐力が得られ、全体的には母材とほぼ同
等の継手強度が得られる。 したがつて、両端の雌側の係合凸部31−1が
破断する可能性は同一長さのものよりはるかに少
なくなるのである。 次に、厚さ0.76mm、幅19mm、長さ2385mmの帯金
の端部85mmの範囲に、両端部の係合凸部の長さと
中間の係合凸部の長さの比と、両端の係合凸部間
隔と中間の係合凸部間隔を種々変えて継手効率を
調べた結果を第7図に示す。 本実施例は係合凸部数が5個の場合で、寸法諸
元は第1表に示し、各寸法を表わす記号は第8図
に示す。 第7図の結果は継手部に135〜150Kg/mm2の引張
力をかけた場合の継手効率を前記式で算出した値
である。 第7図の結果より、両端部の係合凸部の長さを
他のものより長くし、かつ両端の係合凸部間隔を
中間の係合凸部間隔より大きくすることにより、
さで同一間隔のものより高い継手効率が得られる
ことがわかる。 そして、本実施例では両端の係合凸部の長さと
中間の係合凸部の長さの比が1.1〜1.3、両端の係
合凸部間隔が中間の係合凸部間隔の1.05〜1.40の
場合に大きな継手効率が得られることがわかる。
【表】
発明の効果
以上説明したごとく、この発明は帯金両端部に
切込みと膨出加工によつて形成した広幅部と狭幅
部を有する複数個の係合凸部のうち、中央より大
きな張力ががかる両端の係合凸部を他のものより
長く形成し、かつ両端の係合凸部間隔を中間の係
合凸部間隔より大きくしたことにより、両端部の
変形に対する変位量が大きくとれる結果、母材と
ほぼ同等の継手強度が得られ、係合凸部の破断を
防止できるという優れた効果を有し、極めて安全
性に富むものである。
切込みと膨出加工によつて形成した広幅部と狭幅
部を有する複数個の係合凸部のうち、中央より大
きな張力ががかる両端の係合凸部を他のものより
長く形成し、かつ両端の係合凸部間隔を中間の係
合凸部間隔より大きくしたことにより、両端部の
変形に対する変位量が大きくとれる結果、母材と
ほぼ同等の継手強度が得られ、係合凸部の破断を
防止できるという優れた効果を有し、極めて安全
性に富むものである。
第1図Aはこの発明の好適な係止構造における
雌側となる帯金の端末部に切込を入れた状態を示
す平面図、同図Bは同上切込部膨出加工後の状態
を示す図A B−B線上の縦断正面図である。第
2図は同じく雄側となる帯金の端末部に切込みを
入れた状態を示す平面図、同図Bは同上切込部膨
出加工後の状態を示す図A B−B線上の縦断正
面図である。第3図は第1図および第2図に示す
帯金を相重ねた状態を示す正面図である。第4図
は帯金が凹凸嵌合された状態を示す正面図であ
る。第5図は帯金が完全に締結された状態を示す
平面図である。第6図は帯金が完全に締結された
状態における一方の端部の係合部を拡大して示す
斜視図である。第7図はこの発明の実施例におけ
る継手効率を示す図である。第8図は同上実施例
における各部の寸法を表わす記号を示す図であ
る。第9図は従来のシールレス係止構造を示す平
面図である。第10図は同上係止構造を拡大して
示す斜視図である。 1……雌側の帯金、2……雄側の帯金、1−
1,2−1……中間の屈曲切込み、11−1,1
2−1……両端の屈曲切込み、21−1,22−
1……中間係合凸部、31−1,32−1……両
端の係合凸部。
雌側となる帯金の端末部に切込を入れた状態を示
す平面図、同図Bは同上切込部膨出加工後の状態
を示す図A B−B線上の縦断正面図である。第
2図は同じく雄側となる帯金の端末部に切込みを
入れた状態を示す平面図、同図Bは同上切込部膨
出加工後の状態を示す図A B−B線上の縦断正
面図である。第3図は第1図および第2図に示す
帯金を相重ねた状態を示す正面図である。第4図
は帯金が凹凸嵌合された状態を示す正面図であ
る。第5図は帯金が完全に締結された状態を示す
平面図である。第6図は帯金が完全に締結された
状態における一方の端部の係合部を拡大して示す
斜視図である。第7図はこの発明の実施例におけ
る継手効率を示す図である。第8図は同上実施例
における各部の寸法を表わす記号を示す図であ
る。第9図は従来のシールレス係止構造を示す平
面図である。第10図は同上係止構造を拡大して
示す斜視図である。 1……雌側の帯金、2……雄側の帯金、1−
1,2−1……中間の屈曲切込み、11−1,1
2−1……両端の屈曲切込み、21−1,22−
1……中間係合凸部、31−1,32−1……両
端の係合凸部。
Claims (1)
- 1 帯金の両端部を相重ねて着脱可能に凹凸嵌合
させる方式の係止構造において、帯金に互いに対
称的に対をなすように入れた屈曲切込部を台形状
に膨出させて形成した広幅部と狭幅部を有する係
合凸部を長手方向に一列に複数個設け、前記複数
個の係合凸部のうち、両端の係合凸部の長さを他
の係合凸部より長くするとともに、この両端の係
合凸部と隣接する係合凸部との間隔を中間の係合
凸部間隔の1.05〜1.40倍とすることを特徴とする
結束用帯金の係止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19000789A JPH0356259A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 結束用帯金の係止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19000789A JPH0356259A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 結束用帯金の係止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0356259A JPH0356259A (ja) | 1991-03-11 |
| JPH0543592B2 true JPH0543592B2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=16250828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19000789A Granted JPH0356259A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 結束用帯金の係止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0356259A (ja) |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP19000789A patent/JPH0356259A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0356259A (ja) | 1991-03-11 |
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