JPH0543918A - 切削工具用素材およびその製造法 - Google Patents
切削工具用素材およびその製造法Info
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- JPH0543918A JPH0543918A JP22653791A JP22653791A JPH0543918A JP H0543918 A JPH0543918 A JP H0543918A JP 22653791 A JP22653791 A JP 22653791A JP 22653791 A JP22653791 A JP 22653791A JP H0543918 A JPH0543918 A JP H0543918A
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Abstract
材を提供し、小径ドリル、エンドミルの大径化への適応
を図る。 【構成】 切削工具用素材1は、棒状をなすもので、シ
ャンク2およびこのシャンク2の一端に設けられた溝部
3内で中間層5を介して焼結固着された超高圧焼結体層
4からなる。超高圧焼結体層4は、ダイヤモンド、立方
晶窒化硼素などからなり、中間層5は、0.1〜0.5
mm厚さのNi,CoまたはNi−Co合金からなる。
中間層5を介在させたのは、シャンク2および超高圧焼
結体層4間に発生する残留応力を緩和させる配慮であ
る。この切削工具用素材1の製造法は、端面に溝部11
を形成した超硬合金からなる出発素材10が基本とな
る。この出発素材10内には、中間層5を形成するNi
などの箔が配置され、次いでダイヤモンドなどからなる
混合粉末を充填した後、超高圧高温下に露らすことによ
り、複合焼結体をつくり、ワイヤカット等により切断す
れば、前記切削工具用素材1が製作される。
Description
ミルなどの切削工具用素材およびその製造法に関し、特
に、超高圧焼結体からなる切刃要素に発生するクラック
を減少するようにしたものである。
としては、例えば、特開昭62−124833号公報に
開示されている。これは、超硬合金からなる円盤に平行
溝または格子状溝を形成して、この溝内にダイヤモン
ド、立方晶窒化硼素などからなる超高圧焼結体層を焼結
固着し、この超高圧焼結体層部分を含めて丸棒状に分断
することにより、工具素材を得るようにしたものであ
る。
した公報にみられる製造法では、超高圧焼結体層の深さ
が幅以上になると、この焼結体層にクラックが発生しや
すかった。したがって、この製造法では、リップハイト
の高い小径ドリルや直径が3mm以上のドリルを製作す
ることができないという問題点があった。
の超高圧焼結体層の深さが大きく採れるように改善しよ
うとするものである。
みなされたもので、超硬シャンクの一端に備えられた超
高圧焼結体層は、溝部内で中間層を介して接合されるよ
うにして切削工具用素材を構成したものである。この場
合、中間層は、0.1〜0.5mm厚みを有するNi,
CoまたはNi−Co合金からなっているものである。
からなる円盤を出発素材として、その溝部内にNi,C
oまたはNi−Co合金の箔を配置して、この中に超高
圧焼結体の混合粉末を詰込み、超高圧高温下で焼結し、
最終的には、ワイヤカットなどで切出すようにしたもの
である。
法における一実施例について図を参照しながら説明す
る。
は、丸棒状をなす切削工具用素材であり、小径のドリ
ル、エンドミルなどに適用されるものである。そして、
この切削工具用素材1は、超硬合金からなるシャンク2
およびこのシャンク2の一端に設けられた一文字状また
は十文字状の溝部3内の超高圧焼結体層4からなるもの
である。この場合、超高圧焼結体層4は、ダイヤモン
ド、立方晶窒化硼素、結合材などの混合粉末が超高圧高
温下で焼結されることにより構成される。
下の焼結にあたっては、図2で明示されるように、中間
層5が介在するものである。この中間層5は、0.1〜
0.5mmの厚みを有するNi,CoまたはNi−Co
合金からなるものである。中間層5を介在させたのは、
超高圧焼結体層4のクラック発生を減少させるためであ
る。すなわち、超高圧焼結体層4およびシャンク2を直
接焼結固着すると、両者間の熱膨張係数差に基づく残留
応力が発生することから、この残留応力を緩和させるた
め、中間層5を介在させたものである。そして、Ni,
CoまたはNi−Co合金からなる中間層5を選択した
のは、残留応力を塑性変形によって吸収できることのほ
か、ダイヤモンドや立方晶窒化硼素と反応して炭化物や
窒化物を作らないこと、融点が比較的高いことなどの理
由からである。
5mmが好適範囲である。これは、0.1mmよりも薄
いと残留応力の緩和効果が充分でなく、0.5mmをこ
えると残留応力の緩和効果はあるものの、ドリル等に加
工して使用した場合、この部分だけ摩耗が大きくえぐら
れやすい欠点を有するからである。
1は、棒状のシャンク2に溝部3を形成して、中間層5
を介して超高圧焼結体層4を超高圧高温下で焼結固着す
るようにしてもよい。しかし、多くの場合は、図3以下
で示されるような本発明の製造法により切削工具用素材
1を得た方が効率がよい。
おける出発素材10を示すもので、出発素材10は、超
硬合金からなり、その円形端面には、平行関係にある溝
部11を凹設したものである。具体的には、外径23m
m、高さ10mmのWC−5.5%Coからなる超硬合
金を適用し、溝部11は、深さ=4mm、開口端幅=
2.06mm、底部半径=0.75mmとしたものであ
る。なお、溝部11の断面形状については、U字状また
はV字状が好適する。
5を形成するNi,CoまたはNi合金からなる箔が配
置された後、超高圧焼結体層4を構成する混合粉末が詰
込まれ、図4のようなカプセル12を適用して超高圧高
温下に露され、前記混合粉末が焼結される。この場合の
具体例は、中間層5を形成する箔としては200μmの
Ni箔、Zrからなるカプセル12を適用した。
末としては、ダイヤモンドおよび/または立方晶窒化硼
素と結合材の混合粉末を用いてもよいし、ダイヤモンド
および/または立方晶窒化硼素粉の上に溶媒金属を載置
して溶浸させてもよい。また、予め厚めのNi合金を中
間層材として設置し、この一部をダイヤモンドおよび/
または立方晶窒化硼素粉に溶浸させてもよい。具体的に
は、出発素材10をZrからなるカプセル12内に挿入
した後、平均粒径3〜6μmのダイヤモンド粒子を溝部
11内に充填し、その上にCo板13およびZrからな
る蓋14をして、適宜の高温高圧装置中に配置し、圧力
55Kb、温度1500℃の条件で10分間焼結した。
冷却、減圧して取出した後、Zrからなるカプセル1
2、Zrからなる蓋14を研削により除去すると、Ni
中間層5を有する複合焼結体が得られた。なお、前述し
たCo板13は、ダイヤモンド粒子中に溶浸し、結合材
の役割をなすものである。また、前述した焼結条件につ
いては、ダイヤモンドおよび/または立方晶窒化硼素が
低圧相に変化しないように充分な圧力を付与し、さら
に、ダイヤモンドおよび/または立方晶窒化硼素を含む
超高圧焼結体層4が形成されるに充分で、かつ中間層5
が拡散によって0.1mmより薄くならないような温度
と時間を選ばなければならないものである。
5で示されるように配列によりワイヤカットされ、図1
に示されるような切削工具用素材1を製作した。この場
合、超高圧焼結体層4には、クラックの存在が観察され
なかった。
間層5を介して超高圧焼結体層4が焼結固着されるよう
にした切削工具用素材およびその製造法である。したが
って、超高圧焼結体層4のクラック発生が減少し、ま
た、その深さ方向の長さも大きく採れることからリップ
ハイトの高いドリル、径の大きいドリル、エンドミルな
どに適用することができ汎用性が高くなるという利点を
有する。
(a)(b)でそれぞれ示した斜視図である。
材を示した斜視図である。
図である。
示する平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 棒状をなす超硬合金製のシャンク2の一
端には、一文字状または十文字状を呈するように、ダイ
ヤモンド、立方晶窒化硼素などからなる超高圧焼結体層
4が切刃要素として備えられている切削工具用素材にお
いて、 前記超高圧焼結体層4は、中間層5を介して前記シャン
クに接合され、しかもこの中間層5が0.1〜0.5m
m厚みを有するNi,Co,またはNi−Co合金から
なっていることを特徴とする切削工具用素材。 - 【請求項2】 請求項1に記載された切削工具用素材を
製造するにあたって、以下の工程によって製造されるよ
うにしたことを特徴とする切削工具用素材の製造法。 (a) 超硬合金からなる出発素材10の一端面に設け
られた平行または格子状の溝部11の内面にNi,Co
またはNi−Co合金からなる箔を配置する工程。 (b) 前記箔が配置された溝部11内に、ダイヤモン
ド、立方晶窒化硼素、結合材などからなる混合粉末を詰
込む工程。 (c) (b)工程で得られた出発素材10を高温高圧
下に露らすことにより前記混合粉末を焼結する工程。 (d) (c)工程により得られた複合焼結体をワイヤ
カットなどで切断し、請求項1に記載された切削工具用
素材を得る切断工程。 - 【請求項3】 請求項2(b)に記載された詰込み工程
に対して、混合粉末の上に溶媒金属の薄板を載置する工
程を付加した切削工具用素材の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22653791A JP3290678B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 切削工具用素材およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22653791A JP3290678B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 切削工具用素材およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0543918A true JPH0543918A (ja) | 1993-02-23 |
| JP3290678B2 JP3290678B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=16846700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22653791A Expired - Fee Related JP3290678B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 切削工具用素材およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3290678B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109351999B (zh) * | 2018-09-20 | 2020-04-10 | 航天材料及工艺研究所 | 一种用于高硬度纤维增强陶瓷基复合材料件钻孔方法 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP22653791A patent/JP3290678B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3290678B2 (ja) | 2002-06-10 |
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