JPH0544015Y2 - - Google Patents

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JPH0544015Y2
JPH0544015Y2 JP10763487U JP10763487U JPH0544015Y2 JP H0544015 Y2 JPH0544015 Y2 JP H0544015Y2 JP 10763487 U JP10763487 U JP 10763487U JP 10763487 U JP10763487 U JP 10763487U JP H0544015 Y2 JPH0544015 Y2 JP H0544015Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両組立ラインサイドにおいて、燃料
噴射ポンプ等の組立重量部品の払い出しなどに用
いられる作業用台車に関するものである。
(従来技術とその問題点) 一般に、車両組立ラインサイドでの燃料噴射ポ
ンプのような重量部品の供給には作業用台車が用
いられる。従来のこの種の作業用台車は、第6図
及び第7図に示すように前後部の左右にそれぞれ
車輪aを備えた台車本体bに上下2段に敷板c,
dを設け、上段の敷板cを中央で2分割に、左右
の敷板片e,fをヒンジg,hで台車本体bの左
右側上縁に取り付けて、左右の敷板片e,fを上
方に跳ね上げ左右外方に拡開できるようにしたも
のであつた。
そして、上下段の敷板c,dに複数個の部品i
を載置して作業台車を組立ラインサイドに移動
し、上段の部品iを払い出した後、左右の敷板片
e,fを左右外方に拡開し、下段の部品iを払い
出していた。
しかし、組立ラインサイドから遠くに載置され
た部品iが取りにくいと共に、2段積みでは、部
品取り出し位置を最適高さにできず、特に下段の
部品iの取り出し時に台車本体aに部品iがぶつ
かりその一部を損傷するなどの安全上及び品質上
の不都合が生じていた。
また、上段の敷板片e,fを左右外方に拡開す
る必要上、その拡開を許容する分のスペースを組
立ラインサイド近傍に確保する必要がある外、ス
ペースを確保することは他の部品配置上困難とな
る場合があつた。
更に、1枚のパレツトに1個の部品iを載置す
る方法も考えられるが、この方法では作業者側へ
の部品iの取り出し方法、及びパレツトの返却方
法等に種々の問題が生じ、その解決のための構成
が複雑になる。
(考案の目的) 本考案は上述の問題点を解決するためになされ
たもので、台車上に、組立ラインサイドから遠い
位置に載置された部品であつても、これを作業者
が容易に取り出せると共に、該取り出しに際して
部品の品質を損なうことがなく、しかも、組立ラ
インサイドでの余分なスペースを確保する必要が
ないようにした作業用台車を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本考案に依れば、
台車本体の上面部に敷板移送路を形成すると共に
該敷板移送路の先端側に部品取出部を設け、前記
敷板移送路に、複数枚の敷板を回動可能に連結し
て成る敷板帯状体を前後方向に往復動可能に載置
し、前記部品取出部の下方の台車本体に、前記敷
板帯状体の前記部品取出部を通過した敷板部を収
容する敷板帯状体収容部を設け、前記台車本体に
前記敷板帯状体収容部に収容された敷板帯状体の
重量とバランスさせて前記敷板帯状体を前記部品
取出部と反対側に付勢するバランサを設けたこと
を特徴とする作業用台車が提供される。
(作用) 前記敷板帯状体の各敷板上に部品を載せ、組立
ラインサイドにおいて作業者が部品を引き寄せて
部品取出部から部品を取り出すたびに敷板帯状体
が敷板移送路上を部品取出部側に前進し、該前進
して部品取出部を通過した敷板帯状体の空載部分
が敷板帯状体収容部に収容される。総ての部品の
取り出しが終了した時(空載時)、敷板帯状体が
バランサの付勢力にて敷板移送路上を部品取出部
と反対側に容易に復帰移動させることを可能にす
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図に
基づいて説明する。
第1図は本考案に係る作業用台車の斜視図、第
2図は同側面図であり、両図中符号1は台車本体
で、この台車本体1下面四隅には、それぞれ車輪
2が設けてある。前記台車本体1の上面部には、
敷板移送路Aを構成するローラコンベヤ3が、そ
の搬送方向を台車本体1の前後方向に向けて水平
に配設してある。
前記ローラコンベヤ3は、第3図に示すように
一対のコンベヤフレーム4に複数個のローラ5が
前後方向に所定の間隔で配設されている。コンベ
ヤフレーム4の外側面に、第5図に示すように搬
送方向(前後方向)に沿うようにガイド部材6が
取り付けてあり、該ガイド部材6は、前記ローラ
5よりわずかに上方に突出している。
前記台車本体1の前側上部にはガイドローラ7
が配設してある。前記台車本体1の後側上部には
ワイヤーガイドプーリ8が配設してある。前記台
車本体1の前端部には部品受体9が固設してあ
り、この部品受体9の上面が部品取出部10とな
つており、この部品取出部10の後縁部に渡り面
部11が形成してある。
台車本体1にはこれの前面部の略中間位置から
床部12の略中間位置にかけて一対のガイドレー
ル13が前側から後側に向かうに従い漸次低く傾
斜して取り付けてあり、これらのガイドレール1
3はナイロン材で製作してある。前記床部12の
ガイドレール13取付け位置にはストツパ14が
立設してあつて、これらで後述する敷板帯状体を
収容する収容部Bを構成している。
第1図中符号15は敷板帯状体であり、この敷
板帯状体15は、第4図及び第5図に示す如く複
数枚の長方形状の敷板16を備えている。これら
敷板16は、その表面の左右においてベルト17
を当て部材18をはさみ、前記敷板16と当て部
材18をねじ部材19′で前記ベルト17に固着
することにより、該ベルト17を介して各敷板1
6が互いに回動自在に帯状に連結されている。前
記敷板帯状体15の後端の敷板16の後縁にはハ
ンドル19が取り付けてある。このように構成さ
れた敷板帯状体15は前記ローラコンベヤ3上に
移動自在に載せてあり、各敷板16はその裏面の
左右側端縁部がローラ5に接している。敷板帯状
体15の左右方向の動きは、敷板16の左右側端
部がガイド部材6に摺接することで規制されてい
る。
台車本体1の後側には敷板帯状体15を部品取
出部10と反対側に(台車本体1の前側から後側
に)付勢するバランサ20が取り付けてある。こ
のバランサ20は、内部にゼンマイばね利用のリ
ール(図示省略)を有しており、このリールに巻
回されたワイヤ21は繰り出されて、その繰出端
は前記ワイヤガイドプーリ8に掛回された後、敷
板帯状体15の最終端部の敷板16の後端部中央
に係止してある。ワイヤ21の最大繰り出し量
は、敷板帯状体15の最後端部から2枚目の敷板
16が、前記部品取出部10の渡り面部11に到
達する長さに設定してある。
次に作動を説明する。
敷板帯状体15が後退状態にあつて、すべての
敷板16上に燃料噴射ポンプのような重量部品2
2が載置されている。この状態においてはワイヤ
21はバランサ20内に巻き込まれている。
この状態で作業台車を組立ラインサイドに、作
業台車の前端部が組立ラインサイドに接するよう
に移動する。そして、作業者が最前部の敷板16
上の部品22を引き寄せることにより、前記敷板
帯状体15全体が前方に敷板16の1枚分だけ移
動し、最前部の部品22は渡り面部11を経て部
品取出部10に移動され該部品取出部10におい
て部品22を取り出して組立ラインに流す。次い
で、2番目の部品22を作業者が引き寄せると敷
板帯状体15は更に敷板16の1枚分だけ前進
し、最前部の敷板16は前記渡り面部11の下方
にもぐり込みガイドローラ7により下方に案内さ
れる。2番目の部品22が部品取出部10に移動
し、これを上述と同様に組立ラインに流す。以下
同様に3番目、4番目、……と部品22を引き寄
せるたびに、敷板帯状体15は敷板16の1枚分
宛前進して部品取出部10を通過した敷板16は
渡り面部11の下にもぐり込み、ガイドローラ7
に案内されてガイドレール13上を滑り、収容部
Bに収容される。そして、総ての敷板16上の部
品22の取り出しが完了したとき、最終的には最
前部の敷板16の前端部がストツパ14に当接す
ることになる。
作業者によつて部品22が部品取出部10に引
き寄せられるたびに、敷板帯状体15は、敷板1
6の一枚分宛前進するのであるが、そのたびにバ
ランサ20からワイヤ21が繰り出される。この
とき、ワイヤ21が繰り出された分だけワイヤ2
1がバランサ20側に引張られる引張力が増加す
るが、この引張力が略収容部Bに収容された敷板
16の重量とバランスして敷板帯状体15と当該
引き寄せた位置で停止させることが出来る。
すべての部品22の供給が終了したら作業者が
敷板帯状体15を後方に取り付けたハンドル19
を後方に軽く引つ張ることにより、バランサ20
の付勢力によつて敷板帯状体15は部品取出部1
0の反対側に後退して、元の位置に戻る。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案に係る作業用台車
は、台車本体の上面部に敷板移送路を形成すると
共に敷板移送路の先端側に部品取出部を設け、敷
板移送路に、複数枚の敷板を回動可能に連結して
成る敷板帯状体を前後方向に往復動可能に載置
し、部品取出部の下方の台車本体に、敷板帯状体
の部品取出部を通過した敷板部を収容する敷板帯
状体収容部を設け、台車本体に敷板帯状体収容部
に収容された敷板帯状体の重量とバランスさせて
敷板帯状体を部品取出部と反対側に付勢するバラ
ンサを設けたことを特徴とするものである。
したがつて、敷板帯状体の各敷板上に部品を載
せ、組立ラインサイドにおいて作業者が部品を引
き寄せて部品を部品取出部に移すたびに敷板帯状
体は敷板移送路上を前進し、敷板帯状体の部品取
出部を通過した部分は帯状体収容部に収容され
る。
このために、作業台車上の組立ラインサイドか
ら遠い位置に載置された重量部品であつても、こ
れを作業者が容易に取り出せると共に部品の取り
出しに際し、部品を台車本体或は他の部品にぶつ
けることがなく、安全であり、しかも部品の品質
を損なうことがない。また、作業用台車の組立ラ
インサイドに余分なスペースを確保する必要がな
く他の部品配置上問題となることはない。
更にバランサを適切に調整することにより、総
ての部品取出終了時(空載時)の敷板帯状体の戻
り(リセツト)を容易にすることができると共
に、部品の引き寄せを小さな力で行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は作業台車の一部省略した斜視図、第2図
は同側面図、第3図は同要部を示す斜視図、第4
図は敷板帯状体の一部省略した斜視図、第5図は
第2図の−線に沿う部分断面図、第6図は従
来の作業用台車を示す斜視図、第7図は同上段の
敷板を拡開した状態の斜視図である。 1……台車本体、10……部品取出部、15…
…敷板帯状体、16……敷板、20……バラン
サ、A……敷板移送路、B……敷板帯状体収容
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台車本体の上面部に敷板移送路を形成すると共
    に該敷板移送路の先端側に部品取出部を設け、前
    記敷板移送路に、複数枚の敷板を回動可能に連結
    して成る敷板帯状体を前後方向に往復動可能に載
    置し、前記部品取出部の下方の台車本体に、前記
    敷板帯状体の前記部品取出部を通過した敷板部を
    収容する敷板帯状体収容部を設け、前記台車体に
    前記敷板帯状体収容部に収容された敷板帯状体の
    重量とバランスさせて前記敷板帯状体を前記部品
    取出部と反対側に付勢するバランサを設けたこと
    を特徴とする作業用台車。
JP10763487U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH0544015Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10763487U JPH0544015Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10763487U JPH0544015Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6412732U JPS6412732U (ja) 1989-01-23
JPH0544015Y2 true JPH0544015Y2 (ja) 1993-11-08

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JP10763487U Expired - Lifetime JPH0544015Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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