JPH0544056U - チタンクラツド刃物 - Google Patents
チタンクラツド刃物Info
- Publication number
- JPH0544056U JPH0544056U JP10290691U JP10290691U JPH0544056U JP H0544056 U JPH0544056 U JP H0544056U JP 10290691 U JP10290691 U JP 10290691U JP 10290691 U JP10290691 U JP 10290691U JP H0544056 U JPH0544056 U JP H0544056U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- blade
- steel plate
- clad
- blades
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 刃物として要求される硬度を維持しつつ軽量
化を図るとともに耐食性を向上させる。 【構成】 鋭利な刃先16が形成される13%Crステ
ンレス鋼等の刃物用ステンレス鋼板20の両側面に、そ
れよりも比重が小さい6%Al−4%V−90%Ti等
のチタン合金22をクラッドし、刃物用ステンレス鋼板
20の板厚tを切れ刃部18全体の肉厚Wの10%程度
とした。
化を図るとともに耐食性を向上させる。 【構成】 鋭利な刃先16が形成される13%Crステ
ンレス鋼等の刃物用ステンレス鋼板20の両側面に、そ
れよりも比重が小さい6%Al−4%V−90%Ti等
のチタン合金22をクラッドし、刃物用ステンレス鋼板
20の板厚tを切れ刃部18全体の肉厚Wの10%程度
とした。
Description
【0001】
本考案は、ジェントルマンナイフやダイバーナイフ等の刃物の改良に関するも のである。
【0002】
ジェントルマンナイフやダイバーナイフ,サバイバルナイフなどの刃物は、1 3%Crステンレス鋼等の刃物用ステンレス鋼にて構成されているのが普通であ るが、軽量化や耐食性の向上を図る上で、近年、6%Al−4%V−90%Ti 等のチタン合金を用いたものが考えられている。
【0003】
しかしながら、かかるチタン合金は、焼入れ後においてもその硬さがHRCで 42程度であり、必ずしも充分な硬度が得られないという問題があった。すなわ ち、刃物としては通常HRC55以上の硬度が必要とされるのである。
【0004】 本考案は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、 刃物として要求される高硬度を維持しつつ軽量化および耐食性の向上を図ること にある。
【0005】
かかる目的を達成するために、本考案は、刃先が刃物用ステンレス鋼板にて構 成されている刃物であって、その刃物用ステンレス鋼板の刃先以外の側面にチタ ン若しくはチタン合金がクラッドされていることを特徴とする。 なお、上記チタン若しくはチタン合金は、必ずしも刃物用ステンレス鋼板の両 側面にクラッドする必要はなく、切り出しナイフや鋏などの片刃刃物では片方の 側面のみにクラッドすれば良い。 また、充分な軽量化を図る上で、刃物用ステンレス鋼板の板厚は刃物全体の肉 厚の10%程度以下とすることが望ましい。
【0006】
このようなチタンクラッド刃物においては、切削に寄与する刃先は刃物用ステ ンレス鋼板にて構成されているため、刃物として要求される高い硬度が得られる 一方、その刃物用ステンレス鋼板の刃先以外の側面には刃物用ステンレス鋼板よ りも比重が小さいチタンまたはチタン合金がクラッドされているため、刃物用ス テンレス鋼板の板厚を薄くして軽量化を図ることができるとともに、チタンによ る優れた耐食性が得られるようになるのである。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1は、本考案の一実施例であるチタンクラッド刃物10を示す正面図であり 、このチタンクラッド刃物10は、樹脂製のグリップ12が取り付けられた把持 部14と、鋭利な刃先16が形成された切れ刃部18とを備えている。切れ刃部 18は、図1のII−II断面拡大図である図2から明らかなように、刃物用ステン レス鋼板20の両側面にチタン合金22をクラッドした3層構造を成しており、 上記刃先16は刃物用ステンレス鋼板20にて構成されているとともに、チタン 合金22は刃先16の近傍部分を除いた側面に固着されている。刃物用ステンレ ス鋼板20の板厚tは、切れ刃部18の全体の肉厚Wの10%程度に定められて いる。
【0009】 上記チタン合金22としては例えば6%Al−4%V−90%Tiが好適に用 いられ、刃物用ステンレス鋼板20としては例えば13%Crステンレス鋼が好 適に用いられるが、6%Al−4%V−90%Tiの比重は4.5程度で、13 %Crステンレス鋼の比重7.8程度に比較して大幅に小さい。また、13%C rステンレス鋼の焼入れ後の硬さHRCは65程度で、6%Al−4%V−90 %Tiの焼入れ後の硬さHRC42程度に比較して充分に高い。
【0010】 なお、上記チタン合金22を刃物用ステンレス鋼板20にクラッドする方法と しては、ローラ圧延や爆発成形などの良く知られたクラッド成形法が用いられ、 そのクラッド後に研削加工等によって刃先16が形成されるとともに、焼入れ硬 化処理が施される。
【0011】 このようなチタンクラッド刃物10によれば、切削に寄与する刃先16は刃物 用ステンレス鋼板20にて構成されているため、刃物として要求される高い硬度 が得られ、優れた切れ味や耐久性が得られる。また、刃物用ステンレス鋼板20 の両側面には比重が小さいチタン合金22がクラッドされており、刃物用ステン レス鋼板20の板厚tは全体の肉厚Wの10%程度と薄いため、刃物全体として の重量が大幅に軽減されるとともに、チタン合金22による優れた耐食性が得ら れるようになる。
【0012】 以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本考案は他の態 様で実施することもできる。
【0013】 例えば、前記実施例では切れ刃部18が全体に3層構造を成していたが、図3 に示すように、チタン合金22に溝24を形成し、その溝24内に刃物用ステン レス鋼板20を嵌め入れてローラ圧延等によりクラッドするようにしても良い。 鋏や切り出しナイフのように片刃刃物の場合には、図4に示すように、刃物用ス テンレス鋼板20の一方の側面のみにチタン合金22をクラッドすれば良い。図 3および図4の(a),(b)は何れも前記図2に相当する図である。
【0014】 また、前記実施例ではチタン合金22として6%Al−4%V−90%Tiが 用いられ、刃物用ステンレス鋼板20として13%Crステンレス鋼が用いられ た場合について説明したが、使用条件等に応じて他のチタン合金や刃物用ステン レス鋼板を採用することもできる。刃物用ステンレス鋼板20の板厚tは必ずし も肉厚Wの10%程度に限定されるものではないし、チタン合金の代わりに純チ タンを用いることも可能である。
【0015】 その他一々例示はしないが、本考案は当業者の知識に基づいて種々の変更,改 良を加えた態様で実施することができる。
【図1】本考案の一実施例であるチタンクラッド刃物の
正面図である。
正面図である。
【図2】図1におけるII−II断面の拡大図である。
【図3】本考案の他の実施例の要部を示す断面図で、図
2に相当する図である。
2に相当する図である。
【図4】本考案が片刃刃物に適用された場合の断面図
で、図2に相当する図である。
で、図2に相当する図である。
10:チタンクラッド刃物 16:刃先 20:刃物用ステンレス鋼板 22:チタン合金
Claims (1)
- 【請求項1】 刃先が刃物用ステンレス鋼板にて構成さ
れている刃物であって、 前記刃物用ステンレス鋼板の刃先以外の側面にチタン若
しくはチタン合金がクラッドされていることを特徴とす
るチタンクラッド刃物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10290691U JPH0544056U (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | チタンクラツド刃物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10290691U JPH0544056U (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | チタンクラツド刃物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544056U true JPH0544056U (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14339911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10290691U Pending JPH0544056U (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | チタンクラツド刃物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544056U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111251346A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-09 | 东阿县利源机械刀具有限公司 | 一种高耐磨合金刀 |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP10290691U patent/JPH0544056U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111251346A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-09 | 东阿县利源机械刀具有限公司 | 一种高耐磨合金刀 |
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