JPH0544426A - デイーゼル機関の排気浄化装置 - Google Patents

デイーゼル機関の排気浄化装置

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JPH0544426A
JPH0544426A JP3206936A JP20693691A JPH0544426A JP H0544426 A JPH0544426 A JP H0544426A JP 3206936 A JP3206936 A JP 3206936A JP 20693691 A JP20693691 A JP 20693691A JP H0544426 A JPH0544426 A JP H0544426A
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機関の運転状態の頻度分布に応じて、フィル
タ3からのパティキュレートの急激なブローオフを的確
に回避する。 【構成】 運転頻度分布計測回路29が計測した回転数
及び負荷の頻度分布に応じてバイパス領域決定回路37
がバイパス弁11の開閉条件を設定し、この条件に基づ
きバイパス判断回路39がフィルタ3に対する排気バイ
パスを適宜制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気微粒子を浄化する
浄化器を備えた、ディーゼル機関の排気浄化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関は、燃焼室内における燃
料の燃焼によって排気中にカーボンなどの排気微粒子を
含んでおり、これをそのまま大気中に放出すると、環境
汚染を招いて好ましくない。これを防ぐため、排気通路
に浄化器として多孔質のセラミックなどからなるフィル
タを設け、このフィルタを排気が通過することによって
排気微粒子を付着捕集する方法が、従来からよく知られ
ている。この場合、捕集した排気微粒子の堆積量が増加
すると、排気圧力が増大して機関性能に悪影響を及ぼす
ので、捕集した排気微粒子を定期的に除去してフィルタ
の再生作業を行う必要がある。
【0003】フィルタ再生作業は、フィルタ直前に電気
ヒータを設置し、このヒータ熱により排気微粒子を発火
燃焼させる方法が、特開昭59−20513号公報に記
載されている。この公報記載の技術は、フィルタをバイ
パスする排気バイパス通路を設け、フィルタ再生時に、
フィルタ直前に設けた開閉弁を閉じる一方、排気バイパ
ス通路に設けた開閉弁を開放して排気を排気バイバス通
路に導き、フィルタ直前の閉じられた空間内の温度を上
昇し易くして排気微粒子の燃焼を促進させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
排気微粒子を付着させて捕集するタイプの排気浄化装置
は、堆積した排気微粒子量が多くなった状態で機関回転
数あるいは機関負荷の特に急激な上昇があるとフィルタ
上流側の排気圧力が急激に上昇し、捕集した排気微粒子
がフィルタから一度に多量に脱落する、いわゆるブロー
オフ現象が発生するという問題があり、急激なブローオ
フが発生すると、排気圧力が急激に変動して運転性が悪
化するなどの問題がある。
【0005】このような急激なブローオフの発生は、フ
ィルタをバイパスするバイパス通路を設け、フィルタに
おける排気微粒子の捕集量が多量となり、かつ排気圧力
が上昇し排気流量が増量したときに、排気をバイパスし
てフィルタへの流入量を制限することにより、回避が可
能となる。
【0006】しかしながら、フィルタに捕集された排気
微粒子の付着状態は、機関の運転されてきた領域によっ
て異なり、例えば、主に低負荷低回転領域にて捕集され
た排気微粒子の付着状態は、高負荷高回転領域にて捕集
された排気微粒子の付着状態に比べて離脱し易い状態と
なる。従って、排気微粒子の付着状態によらず捕集量の
みによって排気バイパスを行う運転条件を設定すると、
急激なブローオフが起こり易い状態であってもバスパス
されない可能性や、反対に急激なブローオフが起こりに
くい状態であってもバイパスされる可能性があり、急激
なブローオフを回避するためのバスパスが適時に適量だ
け行われない虞れがある。
【0007】また、このような急激なブローオフは、フ
ィルタに付着した排気微粒子がそれほど多くなくても、
機関が急加速を行ったときに発生する虞れもある。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、機
関の運転状態の頻度分布に応じてフィルタに対する排気
のバスパス制御を行い、急激なブローオフの発生を的確
に回避することができるディーゼル機関の排気浄化装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1のディーゼル機関の排気浄化装置は、図1に
示すように、機関の排気通路1に設けられ排気中の排気
微粒子を浄化する浄化器3と、この浄化器3に対し排気
をバイパスさせる排気バイパス手段13と、前記機関の
運転状態を検出する運転状態検出手段15と、この運転
状態検出手段15が検出した運転状態の頻度分布を計測
する運転頻度分布計測手段27と、この運転頻度分布計
測手段27が計測した頻度分布に応じて前記排気バイパ
ス手段13による排気バイパス動作を制御する制御手段
33とを有することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2のディーゼル機関の排気浄
化装置は、機関の排気通路に設けられ排気中の排気微粒
子を浄化する浄化器3と、この浄化器3に対し排気をバ
イパスさせる排気バイパス手段13と、前記機関の運転
状態を検出する運転状態検出手段15と、この運転状態
検出手段15が検出した運転状態の頻度分布を計測する
運転頻度分布計測手段27と、この運転頻度分布計測手
段27が計測した頻度分布が、主に低負荷低回転領域の
ときは前記排気バイパス手段13をより低負荷低回転側
から作動する一方、主に高負荷高回転領域のときは前記
排気バイパス手段13をより高負荷高回転側から作動す
る制御手段33とを有することを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】請求項1のディーゼル機関の排気浄化装置によ
れば、制御手段33は、運転頻度分布計測手段27が計
測した頻度分布に応じて、排気バイパス手段13による
浄化器3に対する排気バイパス動作を制御する。
【0012】また、請求項2のディーゼル機関の排気浄
化装置によれば、制御手段33は、運転頻度分布計測手
段27が計測した頻度分布が、主に低負荷低回転領域の
ときは、前記排気バイパス手段13をより低負荷低回転
側から作動して浄化器3に対して排気をバイパスさせ、
また、前記頻度分布が主に高負荷高回転領域のときは、
前記排気バイパス手段13をより高負荷高回転側から作
動して浄化器3に対して排気をバイパスさせる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】まず、本発明の第一実施例を図2に示す。
図2は、本実施例のディーゼル機関の排気浄化装置のブ
ロック図であり、図示外のディーゼル機関の機関本体に
接続された排気通路である排気管1の途中には、触媒を
担持し排気中の排気微粒子であるパティキュレートを付
着捕集する浄化器としてのフィルタ3が設けられてい
る。フィルタ3の上流側の排気通路5と下流側の排気通
路7とは、バイパス通路9によって連通し、このバイパ
ス通路9には、該通路を無段階に開閉してフィルタ3に
対する排気バイパス量を増減するバイパス弁11が設け
られ、バイパス通路9とバイパス弁11とで排気バイパ
ス手段13を構成している。
【0015】また、機関本体には、運転状態検出手段1
5としての機関回転数センサ17及び機関負荷センサ1
9が設けられ、それぞれ機関の運転状態である機関回転
数Ne及び機関負荷Qを検出して、コントロールユニッ
ト21へ出力する。
【0016】コントロールユニット21には、運転状態
検出回路23、堆積量検出回路25、運転頻度分布計測
手段27を構成する運転頻度分布計測回路29と運転頻
度分布判別回路31、及び制御手段33を構成する基本
バイパス領域設定回路35とバイパス領域決定回路37
とバイパス判断回路39が設けられている。運転状態検
出回路23は、機関回転数センサ17及び機関負荷セン
サ19からの検出信号を受けると、堆積量検出回路2
5、運転頻度分布計測回路29及びバイパス判断回路3
9へ逐次信号出力する。
【0017】堆積量検出回路25は、信号入力された機
関回転数Ne及び機関負荷Qに基づき単位時間当りのパ
ティキュレートの排出量を推定し、適宜これを積算して
フィルタ3に捕集されたパティキュレートの推定の堆積
量を求め、この堆積量が所定量以上となるとバイパス判
断回路39へ信号出力する。
【0018】一方、運転頻度分布計測回路29は、信号
入力された機関回転数Ne及び機関負荷Qに基づき、フ
ィルタ3に堆積したパティキュレートの除去である再生
処理の後からそのときまでの機関の運転頻度分布とし
て、各回転毎の負荷平均値Ave_Q[i] を求め、運転頻
度分布判別回路31が、このAve_Q[i] と、あらかじ
め図6に示すように設定した基準となる標準機関負荷R
ef_Q[i] とを比較し、運転頻度の分布状態を判別して
その結果をバイパス領域決定回路37へ信号出力する。
【0019】バイパス領域決定回路37は、この運転頻
度の分布状態の判別結果に応じて、基本バイパス領域設
定回路35によりあらかじめ図9に示すように設定され
たマップに基づき、急激なブローオフの発生する可能性
の高い機関回転数Neと機関負荷Qの領域を決定する。
バイパス判断回路39は、堆積量検出回路25からの信
号出力を受けた後、そのときの機関回転数Ne及び機関
負荷Qが、バイパス領域決定回路37にて決定された、
急激なブローオフの発生する可能性の高い領域内である
ときに、バイパス弁13へ信号出力し、バイパス通路9
を解放して排気をバイパスさせる。
【0020】次に、このように構成された本実施例によ
るディーゼル機関の排気浄化装置の作用を、図3に示す
メインフロー図、及び図4に示すブロー回避処理フロー
図に基づき説明する。
【0021】まず、機関回転数Neと機関負荷Qを読み
込み(ステップ101,103)、アイドル運転時を除
く運転状態の頻度分布として、各回転毎の負荷平均値A
ve−Q[i] を、 Ave_Q[i] =Ave_Q[i] -1+1/n×(Q−Ave_Q[i] -1) によって積算する。そして、この各回転毎の機関負荷平
均値Ave_Q[i] を代表運転条件領域と決定する(ステ
ップ105)。ここで、iは各機関回転数に対応してい
る。次に、回転数Neと負荷Qとの関係から図6のよう
に決められる各回転毎の標準機関負荷Ref_Q[i] を、
あらかじめ設定する標準代表運転領域として読み込み
(ステップ107)、ブロー回避処理を行う(ステップ
120)。
【0022】ブロー回避処理においては、まずフィルタ
3に捕集されたパティキュレートの堆積量が所定値より
も大きいかどうかを判断する(ステップ121)。パテ
ィキュレートの堆積量の判断は、図5に示すように、機
関回転数Neと負荷Qを読み込み(ステップ151,1
53)、機関の運転状態がD領域内かどうかを判断する
(ステップ155)。D領域とは、排気が少量低温とな
る所定の低負荷低回転領域をいい、このD領域では、フ
ィルタ3に捕集されたパティキュレートは自着火や離脱
をせずに堆積する。従って、機関の運転状態がD領域内
であれば、排気が少量又は低温となり、パティキュレー
トがフィルタ3に堆積し易いので、カウンタを所定値イ
ンクリメントし(ステップ157)、またD領域外であ
れば、排気が高温となり、パティキュレートが自発火に
より燃焼除去される可能性が高いので、カウンタを所定
値デクリメンクする(ステップ159)。そして、この
カウンタの値が所定値以上となったかどうかを判断し
(ステップ161)、所定値以上となったときをパティ
キュレートの堆積量が所定値よりも大きくなった状態と
して、フィルタ3に対する排気のバイパス動作を要求す
る(ステップ163)。
【0023】ステップ121にてパティキュレートの堆
積量が所定値よりも大きいと判断されたときは、運転頻
度分布として求めた代表運転条件領域と、標準として定
めた標準代表運転領域とを比較することによって、運転
頻度の分布状態を判別する(ステップ123,12
5)。具体的には、ステップ105にて求めた機関負荷
平均値Ave_Q[i] が、ステップ107にて図6に示す
ように設定した標準機関負荷Ref_Q[i] よりも低負荷
又は低回転であるA領域内にあるとき、すなわち図7に
示す斜線の範囲内にAve_Q[i] がすべて含まれている
ときは、運転頻度が主にA領域内に分布するAタイプと
判断する。また反対に、機関負荷平均値Ave_Q[i]
が、標準機関負荷Ref_Q[i] よりも高負荷又は高回転
であるB領域内にあるとき、すなわち図8に示す斜線の
範囲内にAve_Q[i] がすべて含まれているときは、運
転頻度が主にB領域内に分布するBタイプと判断する。
また上記以外の場合、すなわち各回転毎の機関負荷平均
値Ave_Q[i] が、A領域とB領域の両方に含まれてい
るときは、Cタイプと判断する。
【0024】なお、図7及び図8において、機関負荷平
均値Ave_Q[i] を示す実線と、A,Bの各領域の境界
を示す一点鎖線とは表示の便宜上離して図示している
が、両線は実際には一致しているものである。
【0025】次に、このように求めた運転頻度分布のタ
イプに合わせて、図9に示す標準バイパス領域マップか
ら、バイパス領域と非バイパス領域との境界であるスラ
イスレベルをそれぞれ検索して読み込む(ステッフ12
7,129,131)。この標準バイパス領域マップに
おいて、運転頻度分布がAタイプである場合の境界A
と、Bタイプである場合の境界Bと、Cタイプである場
合の境界Cは、低負荷低回転側から高負荷高回転側に向
かって、境界A,境界C,境界Bという順序になるよう
に設定する。すなわち、低負荷低回転での機関運転を多
用したAタイプの場合には、低排気流速条件でフィルタ
3に吸着して堆積するパティキュレート量が多く、また
フィルタ3に直接捕集されるものに加えて、フィルタ3
に吸着した可溶性有機物質であるSOF分や水分の表面
に吸着するドライ分等が増えるので、フィルタ3に捕集
されていたパティキュレートの付着状態が離脱し易い状
態となる。従って、運転頻度分布がAタイプのときに
は、急激なブローオフを回避するための排気バイパス
を、より低負荷低回転側から行う。一方、高負荷高回転
での機関運転を多用したBタイプの場合には、Aタイプ
の場合とは反対に、フィルタ3に捕集されたパティキュ
レートの付着状態が離脱しにくい状態となるので、急激
なブローオフを回避するための排気バイパスをAタイプ
に比べ高負荷高回転側から行う。また、機関が低負荷低
回転及び高負荷高回転の双方にてほぼ同程度の運転を行
ったCタイプの場合には、フィルタ3に捕集されたパテ
ィキュレータの付着状態が、Aタイプの場合よりも離脱
しにくくBタイプの場合よりも離脱し易くなるので、A
タイプよりも高負荷高回転側で、かつBタイプよりも低
負荷低回転側から排気バイパスを行う。
【0026】そして、このように各運転頻度分布に適し
たスライスレベルを読み込んだ後(ステップ127,1
29,131)、そのときの機関の運転状態である機関
回転数Ne及び機関負荷Qが、読み込んだスライスレベ
ル以上かどうかを判断する(ステップ133,135,
137)。機関の運転状態がスライスレベル以上のとき
は、さらに機関の運転状態が図9に示すF領域内かどう
かを判断し(ステップ139)、F領域外のときは、バ
イパスフラグをセットする(ステップ141)。また、
機関の運転状態がスライスレベル未満のとき、及びF領
域のときは、バイパスフラグをリセットする(ステップ
143)。このF領域は、機関から排出されるパテイキ
ュレートにドライ分が多く含まれ、排気エミッション上
好ましくないので、バイパス制御は全く行わず、常に排
気をフィルタ3に流入させる領域である。
【0027】また、ステップ121にてフィルタ3に捕
集されたパティキュレートの堆積量が所定値以下と判断
されたときは、さらに機関の運転状態が図9に示すH領
域内かどうかを判断し(ステップ145)、H領域内の
ときは、バイパスフラグをセットし(ステップ14
1)、またH領域外のときは、バイパスフラグをリセッ
トする(ステップ143)。
【0028】このH領域は、排気温度が高温となり、排
気中の硫黄分が触媒によって酸化されてサルフェートと
なって排出する可能性が高いので、常に排気をバイパス
させる領域である。
【0029】ここで、パイパスフラグの状態が、図10
に示すように、フラグセットのときにはバイパス弁開弁
信号が出力され(ステップ171)、またフラグリセッ
トのときにはバイパス弁閉弁信号が出力される(ステッ
プ173)。そして、この出力信号を受けてバイパス弁
11が開閉し、バイパス通路9が開放され、又は閉鎖さ
れる。
【0030】このように、本実施例によれば、機関が低
負荷低回転を多用した場合のバイパス領域を定める境界
Aと、高負荷高回転を多用した場合のバイパス領域を定
める境界Bと、低負荷低回転及び高負荷高回転の双方に
てほぼ同程度の運転をした場合のバイパス領域を定める
境界Cとを、低負荷低回転側から高負荷高回転側に向か
って、境界A、境界C、境界Bとなるように設定したの
で、フィルタに堆積したパティキュレートが離脱し易い
状態であれば低負荷低回転側からバイパス弁11を開弁
し、また離脱しにくい状態であれば高負荷高回転側から
バイパス弁11を開弁するというように、パティキュレ
ートの付着状態に合わせてバイパス通路9の開閉時期を
的確に制御することができる。
【0031】次に、本発明の第二実施例について、図1
1に示すブロー回避処理フロー図に基づき説明する。図
11は図4に対応する図であり、第一実施例と同様に、
ブロー回避処理において、フィルタ3に捕集されたパテ
ィキュレートの堆積量が所定値よりも大きいがどうかを
判断し(ステップ221)、所定値よりも大きいと判断
されたときは、運転頻度分布から求めた代表運転条件領
域と、あらかじめ設定した標準代表運転領域とを比較し
て、運転頻度分布がAタイプ、Bタイプ及びCタイプの
内どのタイプであるかを判別する(ステップ223,2
25)。
【0032】ここで、本実施例においては、このように
求めた運転頻度分布のタイプに合わせて、Aタイプに対
応する図12のマップA、Bタイプに対応する図13の
マップB及びCタイプに対応する図14のマップCから
バイパス弁11の開度データを検索して読み込み(ステ
ップ227,229,231)、バイパス弁11へ開度
信号を出力して(ステップ233,235,237)、
バイパス弁11を所定開度に開弁する。この基準バイパ
ス量マップであるマップA、マップB及びマップCは、
機関の運転状態が同一である場合、すなわち同一負荷同
一回転数である場合の開度が、大きいほうからマップ
A、マップC、マップBとなるように設定する。すなわ
ち、これを同一開度a,b,cで比較すると、図15に
示すように、低負荷低回転側から高負荷高回転側に向か
って、マップAの開度データa、マップCの開度データ
c、マップBの開度データbという順となる。
【0033】このように本実施例によれば、第一実施例
ではバイパス弁11の開閉時期を制御したのに対し、フ
ィルタ3に堆積したパティキュレートが離脱し易い状態
であればバイパス弁11の開度を大きくし、また、離脱
しにくい状態であればバイパス弁11の開度を小さくす
るというように、パティキュレートの付着状態に合わせ
てバイパス通路9の開度を適当量に制御することができ
る。
【0034】なお、本実施例においても第一実施例と同
様に、図11、図12及び図13に示す各基準バイパス
量マップの高負荷部にバイパス弁11を閉弁する領域を
設け、機関から排出されるパティキュレートが排気エミ
ッション上好ましくない運転状態ではバイパスを行わな
い。また、図11におけるステップ221にて、パティ
キュレートの堆積量が所定値以下と判断されたときに
は、図16に示すマップHからバイパス弁開度データを
検索して読み込み(ステップ239)バイパス弁11へ
開度信号を出力する(ステップ241)。このマップH
では、高負荷高回転部にバイパス弁11を開弁する領域
を設け、排気中の硫黄分がサルフェートとなって排出す
る可能性の高い運転状態に限り、バイパスを行う。
【0035】次に、本発明の第三実施例について説明す
る。図17は、本実施例のディーゼル機関の排気浄化装
置のブロック図で図2に対応する図であり、図2との同
一部分には同一の符号が付してある。本実施例において
も第一実施例と同様に、排気通路1に設けられたフィル
タ3をバイパスするバイパス通路9にバイパス弁11が
設けられ、機関本体には、検出手段15としての機関回
転数センサ17及び機関負荷センサ19が設けられてい
る。
【0036】またコントロールユニット41には、運転
状態検出回路23、堆積量検出回路25、運転頻度分布
計測手段27を構成する加速度頻度分布計測回路43と
加速度頻度分布判別回路45、及び制御手段33を構成
する基本バイパス領域設定回路35とバイパス領域決定
回路37とバイパス判断回路39が設けられ、堆積量検
出回路25は、第一実施例と同様にフィルタ3に捕集さ
れたパティキュレートの推定の堆積量を求め、この堆積
量が所定値以上となるとバイパス判断回路39へ信号出
力する。
【0037】一方、加速度頻度分布計測回路43は、機
関回転数Ne及び機関負荷Qのそれぞれの変化量△N及
び△Qを都度演算し、機関の加速度頻度分布として、各
回転変化量△N毎の平均の負荷変化量Ave_DQ[i] を
求める。加速度頻度分布判断回路45は、このAve_D
Q[i] と、あらかじめ図20及び図21に示すように設
定した基準となる標準負荷変化量Ref_DQ[i] とを比
較し、加速度頻度の分布状態を判別してその結果をバイ
パス領域決定回路37へ信号出力する。
【0038】バイパス領域決定回路37は、この加速度
頻度の分布状態の判別結果に応じて、第一実施例と同様
に急激なブローオフの発生する可能性の高い機関回転数
Neと機関負荷Qの領域を決定し、この領域に基づきバ
イパス判断回路39がフィルタ3に対して排気を適宜バ
イパスさせる。
【0039】次に、本実施例の作用について、図18に
示すメインフロー図及び図19に示すブロー回避処理フ
ロー図に基づき説明する。図18は図3に、図19は図
4にそれぞれ対応する図であり、第一実施例と同様に、
機関回転数Neと機関負荷Qを読み込む(ステップ30
1,303)。ここで、第一実施例においては回転数N
eと負荷Qの頻度分布を計測したが、本実施例において
は、機関負荷変化量△Qと回転数変化量△Neを演算し
(ステップ305,307)、加速度頻度分布として各
回転変化量毎の負荷変化量平均値Ave_DQ[i]を Ave_DQ[i] =Ave_DQ[i] -1+1/n×(DQ−Ave_DQ[i] -1) によって演算し、この各回転変化量毎の負荷変化量平均
値Ave−DQ[i] を代表加速パターンと決定する(ステ
ップ309)。次に、各回転変化毎に標準負荷変化量R
ef−DQ[i] を、あらかじめ設定する標準代表加速パタ
ーンとして読み込み(ステップ311)、ブロー回避処
理を行う(ステップ320)。
【0040】ブロー処理回路においては、まずフィルタ
3に捕集されたパティキュレートの堆積量が所定値より
も大きいかどうかを判断し(ステップ321)、所定値
よりも大きいと判断されたときは、加速度頻度分布とし
て求めた代表加速パターンと、標準として定めた標準代
表加速パターンとを比較することによって、加速度頻度
の分布状態を検知する(ステップ323,325)。具
体的には、図20に示すようにステップ309にて求め
た負荷変化量平均値Ave_DQ[i] が、ステップ311
にて設定した標準負荷変化量Ref_DQ[i] よりも高加
速側に分布し、負荷変化量△Qがピークとなる回転変化
量△Nが高加速側に位置する(△Na>△Nr)場合
は、機関が急加速を行い、排気が急に高圧又は多量とな
る可能性が高く、急激なブローオフが発生し易いAタイ
プと判断する。また、反対に、図21に示すように負荷
変化量平均値Ave_DQ[i] が、標準負荷変化量Ref_
DQ[i] よりも低加速側に分布し、負荷変化量△Qがピ
ークとなる回転変化量△Nが低加速側に位置する(△N
b<△Nr)の場合には、機関が急加速を行い、排気が
急に高圧又は多量となる可能性が低く、急激なブローオ
フが発生しにくいBタイプと判断する。また、Aタイプ
でもBタイプでもない場合、例えば負荷変化量平均値A
ve_DQ[i] が、標準負荷変化量Ref_DQ[i] の低加
速側から高加速側まで分布しているような場合には、中
間のCタイプと判断する。
【0041】次に、このように求めた加速度頻度分布の
タイプに合わせて、第一実施例と同様にスライスレベル
を検索して読み込み(ステップ327,329,31
1)、運転状態がスライスレベル以上かどうかを判断し
て(ステップ333,335,337)、Aタイプの場
合は、図9のより低負荷回転側の境界Aから排気バイパ
スを行い、Bタイプの場合は、より高負荷高回転側の境
界Bから排気バイパスを行い、またCタイプの場合は、
境界Aと境界Bの間の境界Cから排気バイパスを行う。
【0042】また、第四実施例においては、図22のブ
ロー回避処理フロー図に示すように、運転状態の頻度分
布を第三実施例と同様に加速度頻度分布として計測し、
その分布状態を検索する(ステップ423,425)。
そして、各加速度分布のタイプに合わせて、第二実施例
と同様に図12、図13及び図14の基本バイパス量マ
ップより開度データを検索して読み込み(ステップ42
7,429,431)、バイパス制御を行う。
【0043】このように、第三実施例及び第四実施例に
おいては、第一実施例及び第二実施例で運転頻度分布を
計測したのに対し、加速度頻度分布を計測するようにし
たので、パティキュレートの付着状態がフィルタから離
脱し易いかどうかではなく、排気が急に高圧多量となる
可能性が高いかどうかによって急激なブローオフを回避
することができる。
【0044】なお、上記実施例においては、パティキュ
レートの堆積量が所定値以上となったときにブロー回避
処理を行うようにしたが、パティキュレートの堆積量に
よらず、常時運転状態の頻度分布に応じてバイパス弁を
開閉することにより、急激なブローオフを回避すること
もできる。
【0045】また、フィルタとしては、ハニカム触媒,
ペレット触媒,フォームフィルタ等のように付着や吸着
によって排気中のパティキュレートを低減させるもので
あれば、どのようなフィルタに対しても本発明を適用す
ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、排気バイパス手段による浄化器に対する排気バイパ
ス動作を、運転頻度分布計測手段が計測した頻度分布に
応じて制御するようにしたので、浄化器からの排気微粒
子の急激な離脱を的確に回避することができる。
【0047】さらに、運転頻度分布計測手段が計測した
頻度分布が、主に低負荷低回転領域のときは排気バイパ
ス手段をより低負荷低回転側から作動し、主に高負荷高
回転領域のときは排気バイパス手段をより高負荷高回転
側から作動するようにしたので、排気微粒子の付着状態
に応じて、浄化器からの排気微粒子の急激な離脱を的確
に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明による第一実施例のディーゼル機関の排
気浄化装置のブロック図である。
【図3】本発明による第一実施例のメインフロー図であ
る。
【図4】本発明による第一実施例のブロー回避処理フロ
ー図である。
【図5】パティキュレートの推定堆積量積算フロー図で
ある。
【図6】標準機関負荷を示す図である。
【図7】運転頻度分布のA領域を示す図である。
【図8】運転頻度分布のB領域を示す図である。
【図9】基準バイパス領域マップである。
【図10】バイパス弁の開閉制御フロー図である。
【図11】本発明による第二実施例のブロー回避処理フ
ロー図である。
【図12】開度データマップAである。
【図13】開度データマップBである。
【図14】開度データマップCである。
【図15】同一開度データを比較した図である。
【図16】開度データマップHである。
【図17】本発明による第三実施例のディーゼル機関の
排気浄化装置のブロック図である。
【図18】本発明による第三実施例のメインフロー図で
ある。
【図19】本発明による第三実施例のブロー回避処理図
である。
【図20】加速頻度分布Aの一例を示す図である。
【図21】加速頻度分布Bの一例を示す図である。
【図22】本発明による第四実施例のブロー回避処理フ
ロー図である。
【符号の説明】
1 排気通路 3 フィルタ(浄化器) 5 排気通路(フィルタ上流側) 7 排気通路(フィルタ下流側) 9 バイパス通路(排気バイパス手段) 11 バイパス弁(排気バイパス手段) 13 排気バイパス手段 15 運転状態検出手段 17 機関回転数センサ(運転状態検出手段) 19 機関負荷センサ(運転状態検出手段) 21 コントロールユニット 27 運転頻度分布計測手段 33 制御手段 41 コントロールユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関の排気通路に設けられ排気中の排気
    微粒子を浄化する浄化器と、この浄化器に対し排気をバ
    イパスさせる排気バイパス手段と、前記機関の運転状態
    を検出する運転状態検出手段と、この運転状態検出手段
    が検出した運転状態の頻度分布を計測する運転頻度分布
    計測手段と、この運転頻度分布計測手段が計測した頻度
    分布に応じて前記排気バイパス手段による排気バイパス
    動作を制御する制御手段とを有することを特徴とするデ
    ィーゼル機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 機関の排気通路に設けられ排気中の排気
    微粒子を浄化する浄化器と、この浄化器に対し排気をバ
    イパスさせる排気バイパス手段と、前記機関の運転状態
    を検出する運転状態検出手段と、この運転状態検出手段
    が検出した運転状態の頻度分布を計測する運転頻度分布
    計測手段と、この運転頻度分布計測手段が計測した頻度
    分布が、主に低負荷低回転領域のときは前記排気バイパ
    ス手段をより低負荷低回転側から作動する一方、主に高
    負荷高回転領域のときは前記排気バイパス手段をより高
    負荷高回転側から作動する制御手段とを有することを特
    徴とするディーゼル機関の排気浄化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006064835A1 (ja) * 2004-12-14 2006-06-22 Depro Corporation ディーゼルエンジンの排気浄化装置及び制御装置
JP2010144514A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置

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