JPH0544438A - デイーゼル機関の排気浄化装置 - Google Patents
デイーゼル機関の排気浄化装置Info
- Publication number
- JPH0544438A JPH0544438A JP3201839A JP20183991A JPH0544438A JP H0544438 A JPH0544438 A JP H0544438A JP 3201839 A JP3201839 A JP 3201839A JP 20183991 A JP20183991 A JP 20183991A JP H0544438 A JPH0544438 A JP H0544438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- exhaust
- regeneration
- blow
- differential pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルタ3に捕集された排気微粒子を燃焼さ
せてフィルタ3を再生する時期を的確に掴む。 【構成】 基準運転条件設定回路13により2点の基準
となる運転条件が設定され、圧力センサ5により検出さ
れるこの2点の運転条件相互間でのフィルタ3の上流側
における排気圧力差が排気圧力記憶値比較回路19に記
憶され、この記憶される圧力差が所定値以上上昇後、所
定値以上下降したときフィルタ3に付着している排気微
粒子がその付着部から離脱したとブロー判断回路21が
判断し、このブローが所定回数以上発生したとき、再生
時期判定回路25はフィルタ3の再生時期と判断する。
せてフィルタ3を再生する時期を的確に掴む。 【構成】 基準運転条件設定回路13により2点の基準
となる運転条件が設定され、圧力センサ5により検出さ
れるこの2点の運転条件相互間でのフィルタ3の上流側
における排気圧力差が排気圧力記憶値比較回路19に記
憶され、この記憶される圧力差が所定値以上上昇後、所
定値以上下降したときフィルタ3に付着している排気微
粒子がその付着部から離脱したとブロー判断回路21が
判断し、このブローが所定回数以上発生したとき、再生
時期判定回路25はフィルタ3の再生時期と判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、排気中の排気微粒子
を捕集するフィルタが排気通路に設けられたディーゼル
機関の排気浄化装置に関する。
を捕集するフィルタが排気通路に設けられたディーゼル
機関の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関は、燃焼室内における燃
料の燃焼によって排気中にカーボンなどの排気微粒子を
含んでおり、これをそのまま大気中に放出すると、環境
汚染を招いて好ましくない。これを防ぐため、排気通路
に多孔質のセラミックなどからなるフィルタを設け、こ
のフィルタを排気が通過することによって排気微粒子を
捕集する方法が、従来からよく知られている。この場
合、排気微粒子はフィルタの表面に付着し徐々に堆積し
ていくが、排気微粒子の堆積量が増大すると、排気圧力
が増大して機関性能に悪影響を及ぼすので、捕集した排
気微粒子を定期的に除去してフィルタの再生作業を行う
必要がある。
料の燃焼によって排気中にカーボンなどの排気微粒子を
含んでおり、これをそのまま大気中に放出すると、環境
汚染を招いて好ましくない。これを防ぐため、排気通路
に多孔質のセラミックなどからなるフィルタを設け、こ
のフィルタを排気が通過することによって排気微粒子を
捕集する方法が、従来からよく知られている。この場
合、排気微粒子はフィルタの表面に付着し徐々に堆積し
ていくが、排気微粒子の堆積量が増大すると、排気圧力
が増大して機関性能に悪影響を及ぼすので、捕集した排
気微粒子を定期的に除去してフィルタの再生作業を行う
必要がある。
【0003】フィルタの再生作業としては、フィルタの
直前に設けた電気ヒータにより排気微粒子を燃焼させる
もの、あるいは燃料噴射弁から噴射された燃料に点火さ
せて排気微粒子を燃焼させるものなどがある。排気微粒
子を燃焼させる時期の判断、すなわちフィルタの再生時
期の判断は、フィルタの上流側の排気圧力と同下流側の
排気圧力との差圧を測定し、この差圧が所定値以上とな
ったときなどとする、排気圧力を利用する方法がある
(特開昭60−67713号公報参照)。
直前に設けた電気ヒータにより排気微粒子を燃焼させる
もの、あるいは燃料噴射弁から噴射された燃料に点火さ
せて排気微粒子を燃焼させるものなどがある。排気微粒
子を燃焼させる時期の判断、すなわちフィルタの再生時
期の判断は、フィルタの上流側の排気圧力と同下流側の
排気圧力との差圧を測定し、この差圧が所定値以上とな
ったときなどとする、排気圧力を利用する方法がある
(特開昭60−67713号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルタ表
面に堆積する排気微粒子量が多くなると、運転条件によ
っては堆積した排気微粒子がその付着部から離脱し、フ
ィルタ内部に拡散する現象(ブロー)や、外部に排出さ
れるブローオフ現象が発生する。ブローやブローオフ現
象が発生すると、フィルタ上流側の排気圧力が低下し、
この結果フィルタの上流側と下流側との排気圧力差が減
少するが、このとき付着している排気微粒子はフィルタ
の排気流入側表面から均一にブローするわけではなく、
局所的にはブローせずにフィルタ表面に排気微粒子が残
っている部分が存在する。なお、ここでのブローやブロ
ーオフ現象とは、フィルタ表面に付着している排気微粒
子が内部に拡散する際に、排気中に含まれるハイドロカ
ーボンなどの可溶性有機物質(SOF)の酸化によりこ
のSOFに吸着していた排気微粒子の離脱なども含んで
いる。
面に堆積する排気微粒子量が多くなると、運転条件によ
っては堆積した排気微粒子がその付着部から離脱し、フ
ィルタ内部に拡散する現象(ブロー)や、外部に排出さ
れるブローオフ現象が発生する。ブローやブローオフ現
象が発生すると、フィルタ上流側の排気圧力が低下し、
この結果フィルタの上流側と下流側との排気圧力差が減
少するが、このとき付着している排気微粒子はフィルタ
の排気流入側表面から均一にブローするわけではなく、
局所的にはブローせずにフィルタ表面に排気微粒子が残
っている部分が存在する。なお、ここでのブローやブロ
ーオフ現象とは、フィルタ表面に付着している排気微粒
子が内部に拡散する際に、排気中に含まれるハイドロカ
ーボンなどの可溶性有機物質(SOF)の酸化によりこ
のSOFに吸着していた排気微粒子の離脱なども含んで
いる。
【0005】また、ブローとブローオフをこれ以後ブロ
ーと記する。
ーと記する。
【0006】図13は、フィルタの上流側と下流側との
排気圧力差ΔPの変動と、これに対応した排気微粒子
(PCT)の堆積重量とをそれぞれ示している。これに
よれば、ブロー発生時ではフィルタ上流側の排気圧力が
急激に低下することから、排気圧力差ΔPが急激に低下
しており、また、排気微粒子の堆積重量は、ブローが発
生するごとに徐々に蓄積されていることがわかる。図1
4及び図15は、フィルタFに付着した排気微粒子PC
Tが、図中で左側から右側に排気が流れてブローしたと
きのフィルタ内部の変化を断面図で示している。図14
は、排気微粒子PCTがフィルタFの排気流入側表面に
堆積した左側の状態(フィルタ前後差圧増大)から、そ
の排気微粒子PCTが内部に拡散した右側の状態(フィ
ルタ前後差圧低下)へ変化した様子を示し、さらに図1
5は、上記ブローの繰り返しにより排気微粒子のフィル
タFへの内部拡散量が増大し、部分的な目詰まり部Gが
発生した左側の状態(フィルタ前後差圧増大)でブロー
し、この目詰まり部Gがさらに内部拡散して堆積量が徐
々に増大した右側の状態(フィルタ前後差圧低下)へ変
化した様子を示している。
排気圧力差ΔPの変動と、これに対応した排気微粒子
(PCT)の堆積重量とをそれぞれ示している。これに
よれば、ブロー発生時ではフィルタ上流側の排気圧力が
急激に低下することから、排気圧力差ΔPが急激に低下
しており、また、排気微粒子の堆積重量は、ブローが発
生するごとに徐々に蓄積されていることがわかる。図1
4及び図15は、フィルタFに付着した排気微粒子PC
Tが、図中で左側から右側に排気が流れてブローしたと
きのフィルタ内部の変化を断面図で示している。図14
は、排気微粒子PCTがフィルタFの排気流入側表面に
堆積した左側の状態(フィルタ前後差圧増大)から、そ
の排気微粒子PCTが内部に拡散した右側の状態(フィ
ルタ前後差圧低下)へ変化した様子を示し、さらに図1
5は、上記ブローの繰り返しにより排気微粒子のフィル
タFへの内部拡散量が増大し、部分的な目詰まり部Gが
発生した左側の状態(フィルタ前後差圧増大)でブロー
し、この目詰まり部Gがさらに内部拡散して堆積量が徐
々に増大した右側の状態(フィルタ前後差圧低下)へ変
化した様子を示している。
【0007】このように、ブローが繰り返されると、目
詰まり部Gが発生するなど局所的に排気微粒子の堆積部
分が発生するので、上記従来例のように、単にフィルタ
前後の排気圧力差を検出して堆積量を判断する方法であ
ると、排気微粒子の量を正確に判断することができない
ことになって、フィルタの再生時期の判断を誤ることと
なる。このため、例えばフィルタの再生が遅れると、捕
集量が過大となって排気圧力の上昇を招き、運転性の悪
化を生じたり、燃焼不良を起こしてフィルタ寿命を低下
させるなどの問題が発生する。
詰まり部Gが発生するなど局所的に排気微粒子の堆積部
分が発生するので、上記従来例のように、単にフィルタ
前後の排気圧力差を検出して堆積量を判断する方法であ
ると、排気微粒子の量を正確に判断することができない
ことになって、フィルタの再生時期の判断を誤ることと
なる。このため、例えばフィルタの再生が遅れると、捕
集量が過大となって排気圧力の上昇を招き、運転性の悪
化を生じたり、燃焼不良を起こしてフィルタ寿命を低下
させるなどの問題が発生する。
【0008】そこでこの発明は、フィルタに捕集された
排気微粒子を燃焼させてフィルタを再生する時期を的確
に掴むことを目的としている。
排気微粒子を燃焼させてフィルタを再生する時期を的確
に掴むことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
にこの発明は、図1に示すように、排気通路1に設けら
れ排気中の排気微粒子を捕集するフィルタ3と、このフ
ィルタ3に付着する排気微粒子を燃焼させてフィルタ3
の再生を行う再生手段4と、前記フィルタ3の上流側の
排気通路1に設けられた圧力検出手段5と、あらかじめ
設定される2点の基準となる運転条件相互間の前記圧力
検出手段5により検出される排気圧力差を記憶する記憶
手段20と、この記憶される圧力差が所定値以上上昇
後、所定値以上下降したとき前記フィルタに付着してい
る排気微粒子がその付着部からり離脱したと判断するブ
ロー判断手段21と、このブローが所定回数以上発生し
たとき前記再生手段4によるフィルタ3の再生時期であ
ると判断する再生時期判断手段25とを有する構成とし
てある。
にこの発明は、図1に示すように、排気通路1に設けら
れ排気中の排気微粒子を捕集するフィルタ3と、このフ
ィルタ3に付着する排気微粒子を燃焼させてフィルタ3
の再生を行う再生手段4と、前記フィルタ3の上流側の
排気通路1に設けられた圧力検出手段5と、あらかじめ
設定される2点の基準となる運転条件相互間の前記圧力
検出手段5により検出される排気圧力差を記憶する記憶
手段20と、この記憶される圧力差が所定値以上上昇
後、所定値以上下降したとき前記フィルタに付着してい
る排気微粒子がその付着部からり離脱したと判断するブ
ロー判断手段21と、このブローが所定回数以上発生し
たとき前記再生手段4によるフィルタ3の再生時期であ
ると判断する再生時期判断手段25とを有する構成とし
てある。
【0010】また、この発明は、図2に示すように、排
気通路1に設けられ排気中の排気微粒子を捕集するフィ
ルタ3と、このフィルタ3に付着する排気微粒子を燃焼
させてフィルタ3の再生を行う再生手段4と、前記フィ
ルタ3の上流側及び下流側の各排気通路1相互間の圧力
差を検出する差圧検出手段31と、あらかじめ設定され
る1点の基準となる運転条件での前記差圧検出手段31
により検出される差圧を記憶する差圧記憶手段35と、
この記憶される差圧が所定値以上上昇後、所定値以上下
降したとき前記フィルタ3に付着している排気微粒子が
その付着部から離脱したと判断するブロー判断手段21
と、このブローが所定回数以上発生したとき前記再生手
段4によるフィルタ3の再生時期であると判断する再生
時期判断手段25とを有する構成としてもよい。
気通路1に設けられ排気中の排気微粒子を捕集するフィ
ルタ3と、このフィルタ3に付着する排気微粒子を燃焼
させてフィルタ3の再生を行う再生手段4と、前記フィ
ルタ3の上流側及び下流側の各排気通路1相互間の圧力
差を検出する差圧検出手段31と、あらかじめ設定され
る1点の基準となる運転条件での前記差圧検出手段31
により検出される差圧を記憶する差圧記憶手段35と、
この記憶される差圧が所定値以上上昇後、所定値以上下
降したとき前記フィルタ3に付着している排気微粒子が
その付着部から離脱したと判断するブロー判断手段21
と、このブローが所定回数以上発生したとき前記再生手
段4によるフィルタ3の再生時期であると判断する再生
時期判断手段25とを有する構成としてもよい。
【0011】
【作用】このように構成されたディーゼル機関の排気浄
化装置によれば、あらかじめ設定されている2点の基準
となる運転条件相互間での、圧力検出手段5により検出
されるフィルタ3の上流側における排気圧力差が記憶手
段20に記憶され、この記憶される圧力差が所定値以上
上昇後、所定値以上下降したときフィルタ3に付着して
いる排気微粒子がその付着部から離脱したとブロー判断
手段21が判断し、このブローが所定回数以上発生した
とき、再生時期判断手段25はフィルタ3の再生時期と
判断する。
化装置によれば、あらかじめ設定されている2点の基準
となる運転条件相互間での、圧力検出手段5により検出
されるフィルタ3の上流側における排気圧力差が記憶手
段20に記憶され、この記憶される圧力差が所定値以上
上昇後、所定値以上下降したときフィルタ3に付着して
いる排気微粒子がその付着部から離脱したとブロー判断
手段21が判断し、このブローが所定回数以上発生した
とき、再生時期判断手段25はフィルタ3の再生時期と
判断する。
【0012】また、この発明は、あらかじめ設定されて
いる1点の基準となる運転条件での差圧検出手段31に
より検出されるフィルタ3の上流側及び下流側相互間の
排気圧力差が差圧記憶手段35に記憶され、この記憶さ
れる圧力差が所定値以上上昇後、所定値以上下降したと
きフィルタに付着している排気微粒子がその付着部から
離脱したとブロー判断手段21が判断し、このブローが
所定回数以上発生したとき、再生時期判断手段25はフ
ィルタ3の再生時期と判断する。
いる1点の基準となる運転条件での差圧検出手段31に
より検出されるフィルタ3の上流側及び下流側相互間の
排気圧力差が差圧記憶手段35に記憶され、この記憶さ
れる圧力差が所定値以上上昇後、所定値以上下降したと
きフィルタに付着している排気微粒子がその付着部から
離脱したとブロー判断手段21が判断し、このブローが
所定回数以上発生したとき、再生時期判断手段25はフ
ィルタ3の再生時期と判断する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【0014】図3は、この発明の一実施例によるディー
ゼル機関の排気浄化装置を示す全体構成図である。ディ
ーゼル機関の排気通路1には、多孔質のセラミックなど
からなるフィルタ3が設けられている。このフィルタ3
を排気が通過することで、排気中のカーボン粒子などの
排気微粒子がフィルタ3に付着によって捕集される。フ
ィルタ3に捕集された排気微粒子の堆積量が増大し、フ
ィルタ3が再生時期となった場合には、フィルタ3の直
前に設けられた再生手段としての電気ヒータ4が通電さ
れて排気微粒子が燃焼する。フィルタ3の上流側の排気
通路1には、フィルタ3の再生時期を判断するための排
気圧力を検出する、圧力検出手段としての圧力センサ5
が設けられている。
ゼル機関の排気浄化装置を示す全体構成図である。ディ
ーゼル機関の排気通路1には、多孔質のセラミックなど
からなるフィルタ3が設けられている。このフィルタ3
を排気が通過することで、排気中のカーボン粒子などの
排気微粒子がフィルタ3に付着によって捕集される。フ
ィルタ3に捕集された排気微粒子の堆積量が増大し、フ
ィルタ3が再生時期となった場合には、フィルタ3の直
前に設けられた再生手段としての電気ヒータ4が通電さ
れて排気微粒子が燃焼する。フィルタ3の上流側の排気
通路1には、フィルタ3の再生時期を判断するための排
気圧力を検出する、圧力検出手段としての圧力センサ5
が設けられている。
【0015】上記ディーゼル機関の運転条件を判定する
運転条件判定回路7は、機関回転数を検出する回転セン
サ9、及び機関負荷を検出する負荷センサ11の検出信
号の入力を受ける。基準運転条件設定回路13は、機関
の例えば低負荷運転領域Aと高負荷運転領域Bとの、基
準となる運転頻度の高い2点の運転条件を設定する。基
準運転条件排気圧力選定回路15は、前記圧力センサ
5,運転条件判定回路7及び基準運転条件設定回路13
の各出力信号を受け、基準運転条件設定回路13により
設定された運転条件(低負荷運転領域Aあるいは高負荷
運転領域B)となったとき、この各運転条件での圧力セ
ンサ5により検出する排気圧力をそれぞれ選定する。基
準運転条件排気圧力選定回路15の出力信号は、記憶手
段としての排気圧力記憶回路17に逐次入力され、ここ
に記憶される。
運転条件判定回路7は、機関回転数を検出する回転セン
サ9、及び機関負荷を検出する負荷センサ11の検出信
号の入力を受ける。基準運転条件設定回路13は、機関
の例えば低負荷運転領域Aと高負荷運転領域Bとの、基
準となる運転頻度の高い2点の運転条件を設定する。基
準運転条件排気圧力選定回路15は、前記圧力センサ
5,運転条件判定回路7及び基準運転条件設定回路13
の各出力信号を受け、基準運転条件設定回路13により
設定された運転条件(低負荷運転領域Aあるいは高負荷
運転領域B)となったとき、この各運転条件での圧力セ
ンサ5により検出する排気圧力をそれぞれ選定する。基
準運転条件排気圧力選定回路15の出力信号は、記憶手
段としての排気圧力記憶回路17に逐次入力され、ここ
に記憶される。
【0016】排気圧力記憶値比較回路19は、排気圧力
記憶回路17に逐次記憶される、上記2点の運転条件で
の排気圧力の記憶値相互を逐次比較する。記憶手段とし
ての排気圧力差記憶回路20は、排気圧力記憶値比較回
路19で比較演算された圧力差を逐次記憶する。ブロー
判定回路21は、排気圧力差記憶回路20で逐次記憶さ
れる排気圧力差の記憶値が所定値以上上昇した後、所定
値以上下降したと判断したとき、フィルタ3に付着した
排気微粒子がブローしたと判定する。記憶値の所定値以
上の上昇は、フィルタ3に付着する排気微粒子が多くな
ったことを意味し、記憶値の所定値以上の下降は、堆積
した排気微粒子がブローしたことを意味している。
記憶回路17に逐次記憶される、上記2点の運転条件で
の排気圧力の記憶値相互を逐次比較する。記憶手段とし
ての排気圧力差記憶回路20は、排気圧力記憶値比較回
路19で比較演算された圧力差を逐次記憶する。ブロー
判定回路21は、排気圧力差記憶回路20で逐次記憶さ
れる排気圧力差の記憶値が所定値以上上昇した後、所定
値以上下降したと判断したとき、フィルタ3に付着した
排気微粒子がブローしたと判定する。記憶値の所定値以
上の上昇は、フィルタ3に付着する排気微粒子が多くな
ったことを意味し、記憶値の所定値以上の下降は、堆積
した排気微粒子がブローしたことを意味している。
【0017】この堆積量の変化は、図4に示す排気流量
に対するフィルタ3の上流側の排気圧力Pの変化によっ
て説明できる。排気流量は、図5に示す機関回転数Nと
機関負荷Qとによる排気流量マップのように、機関回転
数が上昇するに従い、また機関負荷が上昇するに従い増
大するので、図4のように低排気流量側を低負荷側の運
転条件Aとし、高排気流量側を高負荷側の運転条件Bと
して、これら2点の運転条件を基準運転条件としてい
る。図4において、破線はフィルタ3に排気微粒子がほ
とんど付着していない、フレッシュあるいは再生後での
排気圧力を、実線は排気微粒子の堆積量が多くなった状
態での排気圧力を、一点鎖線は堆積した排気微粒子が離
脱しブローした状態での排気圧力を、それぞれ示してい
る。
に対するフィルタ3の上流側の排気圧力Pの変化によっ
て説明できる。排気流量は、図5に示す機関回転数Nと
機関負荷Qとによる排気流量マップのように、機関回転
数が上昇するに従い、また機関負荷が上昇するに従い増
大するので、図4のように低排気流量側を低負荷側の運
転条件Aとし、高排気流量側を高負荷側の運転条件Bと
して、これら2点の運転条件を基準運転条件としてい
る。図4において、破線はフィルタ3に排気微粒子がほ
とんど付着していない、フレッシュあるいは再生後での
排気圧力を、実線は排気微粒子の堆積量が多くなった状
態での排気圧力を、一点鎖線は堆積した排気微粒子が離
脱しブローした状態での排気圧力を、それぞれ示してい
る。
【0018】破線で示す排気微粒子がほとんど付着して
いない運転条件A,B間での排気圧力差をe、実線で示
す排気微粒子の堆積量が多い運転条件A,B間での排気
圧力差をf、一点鎖線で示すブロー後の運転条件A,B
間での排気圧力差をgとすると、これら各圧力差e,
f,gは排気圧力差記憶回路20に記憶される。そし
て、ブロー判断手段としてのブロー判定回路21は、上
記記憶値がeからfに上昇後、さらにgに下降したとき
ブローが発生したと判定する。
いない運転条件A,B間での排気圧力差をe、実線で示
す排気微粒子の堆積量が多い運転条件A,B間での排気
圧力差をf、一点鎖線で示すブロー後の運転条件A,B
間での排気圧力差をgとすると、これら各圧力差e,
f,gは排気圧力差記憶回路20に記憶される。そし
て、ブロー判断手段としてのブロー判定回路21は、上
記記憶値がeからfに上昇後、さらにgに下降したとき
ブローが発生したと判定する。
【0019】ブロー回数記憶回路23は、ブロー判定回
路21によって判定されたブローの回数を記憶する。再
生時期判断手段としての再生時期判定回路25は、ブロ
ー回数記憶回路23に記憶されたブローの回数が所定回
数以上となったときに、フィルタ3の再生時期と判定
し、電気ヒータ4に通電してフィルタ3に付着した排気
微粒子を燃焼させ除去する。
路21によって判定されたブローの回数を記憶する。再
生時期判断手段としての再生時期判定回路25は、ブロ
ー回数記憶回路23に記憶されたブローの回数が所定回
数以上となったときに、フィルタ3の再生時期と判定
し、電気ヒータ4に通電してフィルタ3に付着した排気
微粒子を燃焼させ除去する。
【0020】次に、上記のように構成されたディーゼル
機関の排気浄化装置における制御動作を、図6に示すフ
ローチャートに基づき説明する。
機関の排気浄化装置における制御動作を、図6に示すフ
ローチャートに基づき説明する。
【0021】まず、回転センサ9により検出される機関
回転数Nを読み込み(ステップ101)、負荷センサ1
1により検出される機関負荷Qを読み込み(ステップ1
03)、基準運転条件排気圧力選定回路15が基準とな
る低負荷側の運転条件Aかどうかを判断する(ステップ
105)。ここで運転条件がAでない場合には、高負荷
側の運転条件Bかどうかが判断される(ステップ10
7)。そして、上記ステップ105あるいは107にて
運転条件がそれぞれAあるいはBである場合には、各運
転条件での排気圧力データPAあるいはPBがあるかど
うかが基準運転条件排気圧力選定回路15により判断さ
れる(ステップ109,111)。排気圧力データP
A,PBがない場合は、圧力センサ5により排気圧力P
A,PBをそれぞれ読み込み(ステップ113,11
5)、読み込んだ各圧力値を排気圧力記憶回路17にて
記憶する(ステップ117,119)。
回転数Nを読み込み(ステップ101)、負荷センサ1
1により検出される機関負荷Qを読み込み(ステップ1
03)、基準運転条件排気圧力選定回路15が基準とな
る低負荷側の運転条件Aかどうかを判断する(ステップ
105)。ここで運転条件がAでない場合には、高負荷
側の運転条件Bかどうかが判断される(ステップ10
7)。そして、上記ステップ105あるいは107にて
運転条件がそれぞれAあるいはBである場合には、各運
転条件での排気圧力データPAあるいはPBがあるかど
うかが基準運転条件排気圧力選定回路15により判断さ
れる(ステップ109,111)。排気圧力データP
A,PBがない場合は、圧力センサ5により排気圧力P
A,PBをそれぞれ読み込み(ステップ113,11
5)、読み込んだ各圧力値を排気圧力記憶回路17にて
記憶する(ステップ117,119)。
【0022】次のステップ121では、上記2つの排気
圧力PA,PBが記憶されているかどうかが判断され、
記憶されている場合は、2つの運転条件A,B相互間で
の排気圧力差Xを、排気圧力記憶値比較回路19にて比
較演算(X=PB−PA)し(ステップ123)、フラ
グLが、前回より排気圧力差Xが所定値以上上昇してい
るセット状態か、そうでないリセット状態かが判断され
る(ステップ125)。フラグLがリセット状態では、
排気圧力差Xが所定値以上かどうかが判断される(ステ
ップ127)。ここで排気圧力差Xが所定値以上の場合
は、フラグLをセット状態とし(ステップ129)、排
気圧力PA,PBをそれぞれクリア(ステップ131,
133)してから、このときの排気圧力差XをMXとし
て排気圧力差記憶回路20に記憶する(ステップ13
5)。上記ステップ127で排気圧力差Xが所定値未満
の場合は、高負荷側の排気圧力PBをクリアする(ステ
ップ137)。
圧力PA,PBが記憶されているかどうかが判断され、
記憶されている場合は、2つの運転条件A,B相互間で
の排気圧力差Xを、排気圧力記憶値比較回路19にて比
較演算(X=PB−PA)し(ステップ123)、フラ
グLが、前回より排気圧力差Xが所定値以上上昇してい
るセット状態か、そうでないリセット状態かが判断され
る(ステップ125)。フラグLがリセット状態では、
排気圧力差Xが所定値以上かどうかが判断される(ステ
ップ127)。ここで排気圧力差Xが所定値以上の場合
は、フラグLをセット状態とし(ステップ129)、排
気圧力PA,PBをそれぞれクリア(ステップ131,
133)してから、このときの排気圧力差XをMXとし
て排気圧力差記憶回路20に記憶する(ステップ13
5)。上記ステップ127で排気圧力差Xが所定値未満
の場合は、高負荷側の排気圧力PBをクリアする(ステ
ップ137)。
【0023】前記ステップ125で、排気圧力差Xが前
回より所定値以上上昇しているフラグLのセット状態で
は、ステップ135で記憶された排気圧力差MXと、今
回の排気圧力差Xとの差が所定値以上か、すなわち今回
の排気圧力差Xが前回の圧力差MXに対して所定値以上
下降したか、どうかが判断される(ステップ139)。
ここで、所定値以上下降している場合は、ブロー判定回
路21が、フィルタ3に付着した排気微粒子が離脱して
ブローが発生したと判定し、ブロー回数記憶回路23が
ブローの発生回数を計数する(ステップ141)。その
後、フラグLをリセット状態とし(ステップ143)、
記憶されている排気圧力PA,PBをそれぞれクリアし
(ステップ145,147)、排圧差が所定値以上の記
憶値MXもクリアする(ステップ149)。
回より所定値以上上昇しているフラグLのセット状態で
は、ステップ135で記憶された排気圧力差MXと、今
回の排気圧力差Xとの差が所定値以上か、すなわち今回
の排気圧力差Xが前回の圧力差MXに対して所定値以上
下降したか、どうかが判断される(ステップ139)。
ここで、所定値以上下降している場合は、ブロー判定回
路21が、フィルタ3に付着した排気微粒子が離脱して
ブローが発生したと判定し、ブロー回数記憶回路23が
ブローの発生回数を計数する(ステップ141)。その
後、フラグLをリセット状態とし(ステップ143)、
記憶されている排気圧力PA,PBをそれぞれクリアし
(ステップ145,147)、排圧差が所定値以上の記
憶値MXもクリアする(ステップ149)。
【0024】そして、次のステップ151で、フィルタ
3に付着した排気微粒子を燃焼除去してフィルタ3を再
生してからの機関の運転時間が所定値以上となったかど
うかを判断した後、再生時期判定回路25が発生したブ
ロー回数が所定値以上であるかどうかを判断し(ステッ
プ153)、ここでブロー回数が所定値以上となってブ
ローされても局所的に付着したまま残された排気微粒子
量が多大であると考えられる場合は、フィルタ3の再生
時期であると判定する(ステップ155)。
3に付着した排気微粒子を燃焼除去してフィルタ3を再
生してからの機関の運転時間が所定値以上となったかど
うかを判断した後、再生時期判定回路25が発生したブ
ロー回数が所定値以上であるかどうかを判断し(ステッ
プ153)、ここでブロー回数が所定値以上となってブ
ローされても局所的に付着したまま残された排気微粒子
量が多大であると考えられる場合は、フィルタ3の再生
時期であると判定する(ステップ155)。
【0025】上記ステップ151で、フィルタ3の再生
後の運転時間の判定を行っているのは、圧力センサ5な
どの検出ミスなどにより、ブローを誤判定する場合が考
えられるので、少なくとも再生後所定時間以上経過して
から再生時期を判断することで、不必要な再生動作を防
いでフィルタ3を保護するためである。また、再生後所
定時間以上経過していない場合でも、ブローに至らない
ような低負荷運転条件が連続して堆積量が増大する場合
があるので、排気圧力PA,PB間の圧力差Xが所定値
以上かどうかを判断して(ステップ157)、排気微粒
子の堆積量を判断し、所定値以上の場合はフィルタ3の
再生時期と判定する。
後の運転時間の判定を行っているのは、圧力センサ5な
どの検出ミスなどにより、ブローを誤判定する場合が考
えられるので、少なくとも再生後所定時間以上経過して
から再生時期を判断することで、不必要な再生動作を防
いでフィルタ3を保護するためである。また、再生後所
定時間以上経過していない場合でも、ブローに至らない
ような低負荷運転条件が連続して堆積量が増大する場合
があるので、排気圧力PA,PB間の圧力差Xが所定値
以上かどうかを判断して(ステップ157)、排気微粒
子の堆積量を判断し、所定値以上の場合はフィルタ3の
再生時期と判定する。
【0026】フィルタ3の再生動作は、図8のフローチ
ャートに示している。ここで、再生時期であると判定さ
れると(ステップ159)、電気ヒータ4に通電してこ
れを加熱させ(ステップ161)、これによりフィルタ
3に付着した排気微粒子が燃焼して除去され、フィルタ
3の再生が終了したら(ステップ163)、ブロー回数
記憶回路23におけるブローの回数をクリアする(ステ
ップ165)。
ャートに示している。ここで、再生時期であると判定さ
れると(ステップ159)、電気ヒータ4に通電してこ
れを加熱させ(ステップ161)、これによりフィルタ
3に付着した排気微粒子が燃焼して除去され、フィルタ
3の再生が終了したら(ステップ163)、ブロー回数
記憶回路23におけるブローの回数をクリアする(ステ
ップ165)。
【0027】また、前記ステップ135で排気圧力差X
が所定値以上となった後、前述したようなブローに至ら
ないような低負荷運転条件が連続する場合に備えて、ス
テップ157でさらに排気圧力差Xが所定値以上かを判
断する。ステップ121で排気圧力PA,PBが記憶さ
れていない場合、及びステップ137で排気圧力PBを
クリアした後も、それぞれステップ157に進む。
が所定値以上となった後、前述したようなブローに至ら
ないような低負荷運転条件が連続する場合に備えて、ス
テップ157でさらに排気圧力差Xが所定値以上かを判
断する。ステップ121で排気圧力PA,PBが記憶さ
れていない場合、及びステップ137で排気圧力PBを
クリアした後も、それぞれステップ157に進む。
【0028】このように、フィルタ3の再生時期は、ブ
ローが所定回数以上発生したときとしたので、ブローが
繰り返されることによる発生する局所的な排気微粒子の
堆積部分が残留しても、フィルタ3の再生時期の判断を
正確に把握することができる。この結果、フィルタ3の
再生が適正時期に行われ、例えば捕集量が過大となるこ
とによる排気圧力の上昇及び運転性の悪化などを防止で
き、また再生時での燃焼不良も防止されてフィルタ3の
寿命の低下も防止される。
ローが所定回数以上発生したときとしたので、ブローが
繰り返されることによる発生する局所的な排気微粒子の
堆積部分が残留しても、フィルタ3の再生時期の判断を
正確に把握することができる。この結果、フィルタ3の
再生が適正時期に行われ、例えば捕集量が過大となるこ
とによる排気圧力の上昇及び運転性の悪化などを防止で
き、また再生時での燃焼不良も防止されてフィルタ3の
寿命の低下も防止される。
【0029】図9はこの発明の他の実施例を示すディー
ゼル機関の排気浄化装置の全体構成図である。この実施
例は、あらかじめ設定された運転頻度の高い1点の運転
条件での、フィルタ3の上流側の排気圧力と下流側の排
気圧力との差圧の変化に基づいてブローを判定し、再生
時期を判定しようとするものである。なお、ここでは前
記図3に示した実施例と同一構成要素には同一符号を付
してある。但し、ここでの基準運転条件設定回路13
は、上記した運転頻度の高い、1点の運転条件を設定す
るものとする。
ゼル機関の排気浄化装置の全体構成図である。この実施
例は、あらかじめ設定された運転頻度の高い1点の運転
条件での、フィルタ3の上流側の排気圧力と下流側の排
気圧力との差圧の変化に基づいてブローを判定し、再生
時期を判定しようとするものである。なお、ここでは前
記図3に示した実施例と同一構成要素には同一符号を付
してある。但し、ここでの基準運転条件設定回路13
は、上記した運転頻度の高い、1点の運転条件を設定す
るものとする。
【0030】上記フィルタ3の上流側排気通路1には第
1の圧力センサ27が、またフィルタ3の下流側の排気
通路1には第2の圧力センサ29が、それぞれ設けられ
ている。これら各圧力センサ27,29の検出値は、フ
ィルタ3の上流側の排気圧力と下流側の排気圧力との差
圧を検出する差圧検出手段としてのフィルタ前後差圧検
出回路31に入力される。基準運転条件差圧選定回路3
3は、前記フィルタ前後差圧検出回路31,運転条件判
定回路7及び基準運転条件設定回路13の各出力信号を
受け、基準運転条件設定回路13により設定された運転
条件となったことを運転条件判定回路7が判定したと
き、この基準運転条件でフィルタ前後差圧検出回路31
により算出される差圧を選定する。基準運転条件差圧選
定回路33の出力信号は、差圧記憶手段としての差圧記
憶回路35に逐次入力され、ここに記憶される。
1の圧力センサ27が、またフィルタ3の下流側の排気
通路1には第2の圧力センサ29が、それぞれ設けられ
ている。これら各圧力センサ27,29の検出値は、フ
ィルタ3の上流側の排気圧力と下流側の排気圧力との差
圧を検出する差圧検出手段としてのフィルタ前後差圧検
出回路31に入力される。基準運転条件差圧選定回路3
3は、前記フィルタ前後差圧検出回路31,運転条件判
定回路7及び基準運転条件設定回路13の各出力信号を
受け、基準運転条件設定回路13により設定された運転
条件となったことを運転条件判定回路7が判定したと
き、この基準運転条件でフィルタ前後差圧検出回路31
により算出される差圧を選定する。基準運転条件差圧選
定回路33の出力信号は、差圧記憶手段としての差圧記
憶回路35に逐次入力され、ここに記憶される。
【0031】差圧記憶値比較回路37は、差圧記憶回路
35に逐次記憶される、上記1点の運転条件における差
圧の記憶値を逐次比較し、ブロー判定回路21に信号出
力する。
35に逐次記憶される、上記1点の運転条件における差
圧の記憶値を逐次比較し、ブロー判定回路21に信号出
力する。
【0032】このように構成されたディーゼル機関の排
気浄化装置における制御動作を、図10及び図11に示
すフローチャートに基づき説明する。
気浄化装置における制御動作を、図10及び図11に示
すフローチャートに基づき説明する。
【0033】まず機関回転数Nを読み込み(ステップ1
01)、機関負荷Qを読み込み(ステップ103)、運
転条件判定回路7が基準となる運転条件かどうかを判断
する(ステップ201)。ここで、基準の運転条件の場
合は、基準運転条件差圧選定回路33によりフィルタ3
の前後差圧ΔPを読み込み(ステップ203)、フラグ
Mが、差圧ΔPが前回に比べて所定値以上上昇している
セット状態か、そうでないリセット状態かを判断する
(ステップ205)。ここで、フラグMがリセット状態
のときは、差圧ΔPが所定値以上かどうかを判断し(ス
テップ207)、所定値以上のときはフラグMをセット
状態として(ステップ209)、このときの差圧ΔPを
MΔPとして差圧記憶回路35に記憶する(ステップ2
11)。
01)、機関負荷Qを読み込み(ステップ103)、運
転条件判定回路7が基準となる運転条件かどうかを判断
する(ステップ201)。ここで、基準の運転条件の場
合は、基準運転条件差圧選定回路33によりフィルタ3
の前後差圧ΔPを読み込み(ステップ203)、フラグ
Mが、差圧ΔPが前回に比べて所定値以上上昇している
セット状態か、そうでないリセット状態かを判断する
(ステップ205)。ここで、フラグMがリセット状態
のときは、差圧ΔPが所定値以上かどうかを判断し(ス
テップ207)、所定値以上のときはフラグMをセット
状態として(ステップ209)、このときの差圧ΔPを
MΔPとして差圧記憶回路35に記憶する(ステップ2
11)。
【0034】前記ステップ205でフラグMがセット状
態では、ステップ211以降で記憶された差圧MΔP
と、今回の差圧ΔPとの差が所定値以上か、すなわち今
回の差圧ΔPが前回の差圧MΔPに対して所定値以上下
降したか、どうかが差圧記憶値比較回路37で判断され
る(ステップ213)。ここで、所定値以上下降してい
る場合は、ブロー判定回路21が、フィルタ3に付着し
た排気微粒子が離脱してブローが発生したと判定し、ブ
ロー回数記憶回路23がブローの発生回数を計数する
(ステップ141)。その後、フラグMをリセット状態
とし(ステップ143)、記憶されている記憶値MΔP
をクリアする(ステップ215)。
態では、ステップ211以降で記憶された差圧MΔP
と、今回の差圧ΔPとの差が所定値以上か、すなわち今
回の差圧ΔPが前回の差圧MΔPに対して所定値以上下
降したか、どうかが差圧記憶値比較回路37で判断され
る(ステップ213)。ここで、所定値以上下降してい
る場合は、ブロー判定回路21が、フィルタ3に付着し
た排気微粒子が離脱してブローが発生したと判定し、ブ
ロー回数記憶回路23がブローの発生回数を計数する
(ステップ141)。その後、フラグMをリセット状態
とし(ステップ143)、記憶されている記憶値MΔP
をクリアする(ステップ215)。
【0035】図12は、フィルタ3の前後差圧ΔPの変
化を示している。これによれば、フィルタ3が排気微粒
子が堆積する前のフレッシュな状態Rから、排気微粒子
が徐々に堆積しこの堆積量がブローが発生しうる最大量
となる状態Sまで前後差圧ΔPは徐々に上昇し、この状
態Sでブローすると、前後差圧ΔPは前記フレッシュな
状態R付近の状態Tまで急激に下降していることがわか
る。
化を示している。これによれば、フィルタ3が排気微粒
子が堆積する前のフレッシュな状態Rから、排気微粒子
が徐々に堆積しこの堆積量がブローが発生しうる最大量
となる状態Sまで前後差圧ΔPは徐々に上昇し、この状
態Sでブローすると、前後差圧ΔPは前記フレッシュな
状態R付近の状態Tまで急激に下降していることがわか
る。
【0036】上記ステップ215にて記憶値MΔPをク
リアした後は、前述の実施例と同様に、フィルタ3に付
着した排気微粒子を燃焼除去してフィルタ3を再生して
からの機関の運転時間が所定値以上となったかどうかを
判断した(ステップ151)、後、再生時期判定回路2
5が発生したブロー回数が所定値以上であるかどうかを
判断し(ステップ153)、ここでブロー回数が所定値
以上となってブローされても局所的に付着したまま残さ
れた排気微粒子量が多大であると考えられる場合は、フ
ィルタ3の再生時期であると判定する(ステップ15
5)。そして、再生後所定時間以上経過していない場合
でも、ブローに至らないような低負荷運転条件が連続し
て堆積量が多量となる場合があるので、フィルタ前後差
圧ΔPが所定値以上かどうかを判断して(ステップ21
7)、排気微粒子の堆積量を判断し、所定値以上の場合
はフィルタ3の再生時期と判定する(ステップ15
5)。フィルタ3の再生動作は、前記実施例の図8のフ
ローチャートにおける動作と同様に行われる。
リアした後は、前述の実施例と同様に、フィルタ3に付
着した排気微粒子を燃焼除去してフィルタ3を再生して
からの機関の運転時間が所定値以上となったかどうかを
判断した(ステップ151)、後、再生時期判定回路2
5が発生したブロー回数が所定値以上であるかどうかを
判断し(ステップ153)、ここでブロー回数が所定値
以上となってブローされても局所的に付着したまま残さ
れた排気微粒子量が多大であると考えられる場合は、フ
ィルタ3の再生時期であると判定する(ステップ15
5)。そして、再生後所定時間以上経過していない場合
でも、ブローに至らないような低負荷運転条件が連続し
て堆積量が多量となる場合があるので、フィルタ前後差
圧ΔPが所定値以上かどうかを判断して(ステップ21
7)、排気微粒子の堆積量を判断し、所定値以上の場合
はフィルタ3の再生時期と判定する(ステップ15
5)。フィルタ3の再生動作は、前記実施例の図8のフ
ローチャートにおける動作と同様に行われる。
【0037】また、前記ステップ211で前後差圧ΔP
が所定値以上となった後、ブローに至らないような低負
荷運転条件が連続する場合に備えて、ステップ157で
さらに差圧ΔPが所定値以上かを判断する。前記ステッ
プ213で、今回の差圧ΔPが前回の差圧MΔPに対し
て所定値以上下降していない場合は、ステップ217に
進んで前後差圧ΔPが所定値以上かどうかを判断して、
再生時期を判定する。
が所定値以上となった後、ブローに至らないような低負
荷運転条件が連続する場合に備えて、ステップ157で
さらに差圧ΔPが所定値以上かを判断する。前記ステッ
プ213で、今回の差圧ΔPが前回の差圧MΔPに対し
て所定値以上下降していない場合は、ステップ217に
進んで前後差圧ΔPが所定値以上かどうかを判断して、
再生時期を判定する。
【0038】上記図9に示す実施例においても、フィル
タ3の再生時期は前記実施例と同様にブローが所定回数
以上発生したときとしたので、前記実施例と同様の効果
が得られる。
タ3の再生時期は前記実施例と同様にブローが所定回数
以上発生したときとしたので、前記実施例と同様の効果
が得られる。
【0039】なお、前記各実施例では、フィルタ再生手
段として電気ヒータ4を用いたが、これに限ることはな
い。
段として電気ヒータ4を用いたが、これに限ることはな
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、2点の基準となる運転条件相互間でのフィルタ上流
側における排気圧力差が所定値以上上昇後、所定値以上
下降したときフィルタに付着している排気微粒子がその
付着部から離脱してブローが発生したと判断し、このブ
ローが所定回数以上発生したとき、フィルタの再生時期
と判断するようにしたので、ブローが繰り返されること
により発生する局所的な排気微粒子の堆積部分が残留し
ても、フィルタの再生時期の判断を的確に把握すること
ができる。この結果、フィルタの再生が適正時期に行わ
れて、捕集量の過大による排気圧力の上昇及び運転性の
悪化などを防止でき、また、フィルタ再生時での燃焼不
良が防止され、フィルタ寿命の低下も防止できる。
ば、2点の基準となる運転条件相互間でのフィルタ上流
側における排気圧力差が所定値以上上昇後、所定値以上
下降したときフィルタに付着している排気微粒子がその
付着部から離脱してブローが発生したと判断し、このブ
ローが所定回数以上発生したとき、フィルタの再生時期
と判断するようにしたので、ブローが繰り返されること
により発生する局所的な排気微粒子の堆積部分が残留し
ても、フィルタの再生時期の判断を的確に把握すること
ができる。この結果、フィルタの再生が適正時期に行わ
れて、捕集量の過大による排気圧力の上昇及び運転性の
悪化などを防止でき、また、フィルタ再生時での燃焼不
良が防止され、フィルタ寿命の低下も防止できる。
【0041】また、この発明は、1点の基準運転条件で
のフィルタ上流側と下流側とにおける相互間の排気圧力
差が所定値以上上昇後、所定値以上下降したときフィル
タに付着している排気微粒子がその付着部から離脱して
ブローが発生したと判断し、このブローが所定回数以上
発生したとき、フィルタの再生時期と判断するようにし
ても、上記と同様の効果を得ることができる。
のフィルタ上流側と下流側とにおける相互間の排気圧力
差が所定値以上上昇後、所定値以上下降したときフィル
タに付着している排気微粒子がその付着部から離脱して
ブローが発生したと判断し、このブローが所定回数以上
発生したとき、フィルタの再生時期と判断するようにし
ても、上記と同様の効果を得ることができる。
【図1】この発明のクレーム対応図である。
【図2】この発明のクレーム対応図である。
【図3】この発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図4】排気流量に対するフィルタ上流の排気圧力特性
図である。
図である。
【図5】機関回転数と機関負荷とによる排気流量特性図
である。
である。
【図6】図3の排気浄化装置における再生時期を判断す
る制御動作を示すフローチャートである。
る制御動作を示すフローチャートである。
【図7】図3の排気浄化装置における再生時期を判断す
る制御動作を示すフローチャートである。
る制御動作を示すフローチャートである。
【図8】再生操作の制御動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図9】この発明の他の実施例を示す全体構成図であ
る。
る。
【図10】図9の排気浄化装置における再生時期を判断
する制御動作を示すフローチャートである。
する制御動作を示すフローチャートである。
【図11】図9の排気浄化装置における再生時期を判断
する制御動作を示すフローチャートである。
する制御動作を示すフローチャートである。
【図12】フィルタの前後差圧の変化特性図である。
【図13】従来例におけるフィルタ上流側と下流側との
排気圧力差ΔPの変動と、排気微粒子の堆積重量とをそ
れぞれ示す説明図である。
排気圧力差ΔPの変動と、排気微粒子の堆積重量とをそ
れぞれ示す説明図である。
【図14】フィルタ表面に付着した排気微粒子が内部に
拡散してブローしたときのフィルタ内部の変化を示す断
面図である。
拡散してブローしたときのフィルタ内部の変化を示す断
面図である。
【図15】排気微粒子が内部に拡散した後、さらに発生
した目詰り部が内部に拡散したときのフィルタ内部の変
化を示す断面図である。
した目詰り部が内部に拡散したときのフィルタ内部の変
化を示す断面図である。
1 排気通路 3 フィルタ 4 電気ヒータ(再生手段) 5 圧力センサ(圧力検出手段) 20 排気圧力差記憶回路(記憶手段) 21 ブロー判定回路(ブロー判断手段) 25 再生時期判定回路(再生時期判断手段) 31 フィルタ前後差圧検出回路(差圧検出手段) 37 差圧記憶回路(差圧記憶手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 排気通路に設けられ排気中の排気微粒子
を捕集するフィルタと、このフィルタに付着する排気微
粒子を燃焼させてフィルタの再生を行う再生手段と、前
記フィルタの上流側の排気通路に設けられた圧力検出手
段と、あらかじめ設定される2点の基準となる運転条件
相互間の前記圧力検出手段により検出される排気圧力差
を記憶する記憶手段と、この記憶される圧力差が所定値
以上上昇後、所定値以上下降したとき前記フィルタに付
着している排気微粒子がその付着部からり離脱したと判
断するブロー判断手段と、このブローが所定回数以上発
生したとき前記再生手段によるフィルタの再生時期であ
ると判断する再生時期判断手段とを有することを特徴と
するディーゼル機関の排気浄化装置。 - 【請求項2】 排気通路に設けられ排気中の排気微粒子
を捕集するフィルタと、このフィルタに付着する排気微
粒子を燃焼させてフィルタの再生を行う再生手段と、前
記フィルタの上流側及び下流側の各排気通路相互間の圧
力差を検出する差圧検出手段と、あらかじめ設定される
1点の基準となる運転条件での前記差圧検出手段により
検出される差圧を記憶する差圧記憶手段と、この記憶さ
れる差圧が所定値以上上昇後、所定値以上下降したとき
前記フィルタに付着している排気微粒子がその付着部か
ら離脱したと判断するブロー判断手段と、このブローが
所定回数以上発生したとき前記再生手段によるフィルタ
の再生時期であると判断する再生時期判断手段とを有す
ることを特徴とするディーゼル機関の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201839A JPH0544438A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | デイーゼル機関の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201839A JPH0544438A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | デイーゼル機関の排気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544438A true JPH0544438A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16447750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3201839A Pending JPH0544438A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | デイーゼル機関の排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544438A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004360684A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Robert Bosch Gmbh | 内燃機関の排気領域に配置されている構成部分の排気ガス成分を有しているローディング状態を求めるための方法およびこの方法を実施するための装置 |
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1991
- 1991-08-12 JP JP3201839A patent/JPH0544438A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004360684A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Robert Bosch Gmbh | 内燃機関の排気領域に配置されている構成部分の排気ガス成分を有しているローディング状態を求めるための方法およびこの方法を実施するための装置 |
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