JPH054446U - コンデンサ - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低温度を含む広い温度範囲で使用した場合に
おいても、絶縁油の膨脹・収縮を吸収可能であり、不都
合を生じることなく、長期に亘って高い機能を維持可能
な、単位容量当たりの体積の小さい、小型・軽量のコン
デンサを提供する。 【構成】 誘電体と電極とを巻回してなる素子4を、円
筒形ケース9内に収納する。円筒形ケース9の内部に、
電気絶縁油とは隔離された空間を形成する伸縮可能なベ
ローズ10を設ける。円筒形ケース9の両端部に、ケー
スを貫通する絶縁ブッシング11,16を配置し、その
中心導体に内部素子4から引き出されたリード線13,
14,17を接続して電極端子とする。この状態でケー
ス内に電気絶縁油を密閉封入する。
おいても、絶縁油の膨脹・収縮を吸収可能であり、不都
合を生じることなく、長期に亘って高い機能を維持可能
な、単位容量当たりの体積の小さい、小型・軽量のコン
デンサを提供する。 【構成】 誘電体と電極とを巻回してなる素子4を、円
筒形ケース9内に収納する。円筒形ケース9の内部に、
電気絶縁油とは隔離された空間を形成する伸縮可能なベ
ローズ10を設ける。円筒形ケース9の両端部に、ケー
スを貫通する絶縁ブッシング11,16を配置し、その
中心導体に内部素子4から引き出されたリード線13,
14,17を接続して電極端子とする。この状態でケー
ス内に電気絶縁油を密閉封入する。
Description
【0001】
本考案は、産業用大電流大型サイリスタやGTOなどのスナバー回路に用いら れる大電流、低温度使用のスナバーコンデンサに関する。
【0002】
従来のスナバーコンデンサは、一般的に、コンデンサ薄紙と有機フィルムとを 組み合わせて誘電体とし、アルミ箔を電極として巻回してなる素子を、偏平に形 成して積み重ねて、金属製の角形ケース内に収納して構成されている。
【0003】 図6は、このようなスナバーコンデンサの一例を示す図であり、(A)は平面 図、(B)は内部構造図である。また、図7は、図6の素子31の基本的な形状 及び構成を例示する図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。なお、 図7中に記載の寸法は、4個の素子で、5μF−1500VAC定格のコンデン サを作製する場合に使用する1.25μFの素子31の寸法例を示している。こ の寸法例は、便宜上の理由から、図示している素子の寸法比に対応していないが 、このことは、表示寸法の誤りとして理解されるべきではない。
【0004】 図6に示すコンデンサにおいては、4個の偏平状の素子31が積み重ねられ、 角形ケース32内に収納されている。この場合、4個の偏平状の素子31は、そ の積層方向両側に配置された一対の固定用絶縁板33の間に挟持される形で、こ の固定用絶縁板33と共に締付用テープ34によって一体に締付固定されている 。そして、この一体の構造物は、さらに、絶縁用プレスボード35によって、角 形ケース32に対して絶縁されている。また、角形ケース32は、ケース胴体3 6と、ケース上蓋37とをハンダ付け接合して構成されているが、このうち、ケ ース上蓋37には、このケース上蓋37を貫通する4個の絶縁ブッシング38が 設けられており、その中心導体は、電極端子39として、図7に示すような内部 素子31の予備ハンダ面40から引き出されたリード線41に接続されている。 なお、図中42は、取付孔42aを有する取付用脚部であり、角形ケース32に 対してハンダ付け固定されている。また、角形ケース32内には、図示していな いが、電気絶縁油が封入されており、ケース胴体36とケース上蓋37とのハン ダ付け接合により、密閉状態に保持されている。
【0005】 以上説明したようなスナバーコンデンサは、通常、半導体素子の保護回路など に使用されるが、最近の高圧・大電流の半導体素子の開発に伴い大型化しており 、その使用温度範囲も広範囲となってきている。加えて、スナバーコンデンサは 、特殊な環境条件として、低温度で使用される場合もある。従って、スナバーコ ンデンサには、低温度を含む広範囲の温度変化に対しても性能低下を生じること のないような、優れた耐久性が要求されている。
【0006】
しかしながら、上述したような従来のスナバーコンデンサを、低温度を含む広 い温度範囲で使用した場合には、次の(1)乃至(3)に示すような問題点を生 じていた。
【0007】 (1) 角形ケース内に収納された素子及び絶縁油は、温度変化に伴い体積の 膨脹・収縮を生じる。特に、絶縁油の膨脹・収縮量は大きいため、ケースは、こ のような絶縁油の膨脹・収縮に対して、ある程度まで追従して膨脹・収縮する。 一方、ケースの密閉は、接合部周辺のハンダ付けにより保持されているため、ケ ースの膨脹・収縮によって、接合部周辺のハンダに大きなストレスが加わる。こ の結果、ケースの接合部周辺のハンダに金属疲労が生じて、亀裂を生じ易く、油 漏れなどの不都合を生じてしまう。
【0008】 (2) 角形ケース内に収納された素子及び絶縁油は、前述の通り、温度変化 に伴い体積の膨脹・収縮を生じる。その際、特に、低温度になるに従い、ケース が絶縁油の収縮に追従できなくなって、ケース内部が負圧状態となり、コロナ発 生電圧が低下してコロナが発生し易い。このようにコロナが発生すると、絶縁油 がガス化し、コンデンサの寿命を著しく低下させ、さらには、コンデンサとして の機能がもはや維持できなくなる場合がある。
【0009】 (3) 角形ケースは、図5に示すように、巻回素子を偏平状に押しつぶして 収納することから、隣接する2素子とケースとの間に、断面V字状の空間が形成 され、素子の容積率が低く、単位容量当たりの体積が大きくなってしまう。この ため、絶縁油の量も多くなり、このことがさらに、前記(2)の不都合現象の助 長要因となっている。これに対して、コロナ発生電圧を上昇させるために誘電体 のトータルの厚みを厚くするなどの対策も考えられるが、この場合には、コンデ ンサ本体がさらに大きくなってしまう。以上のことは、コンデンサの小型・軽量 化の障害となっていた。
【0010】 本考案は、上記のような従来技術の課題を解決するために提案されたものであ り、その目的は、低温度を含む広い温度範囲で使用した場合においても、絶縁油 の膨脹・収縮を吸収可能であり、接合部周辺のハンダの劣化に起因する油漏れや 、コロナの発生に起因する寿命の低下などの不都合を生じることなく、長期に亘 って高い機能を維持可能な、単位容量当たりの体積の小さい、小型・軽量のコン デンサを提供することである。
【0011】
本考案によるコンデンサは、コンデンサ薄紙と有機フィルムの組み合せあるい は有機フィルムのみからなる誘電体と、アルミ箔からなる電極とを巻回してなる 1個以上の素子を、ケース内に収納すると共に、ケースを貫通する複数の絶縁ブ ッシングを設け、この複数の絶縁ブッシングの中心導体に内部素子から引き出さ れたリード線を接続して電極端子とし、この状態でケース内に電気絶縁油を密閉 封入してなるコンデンサにおいて、ケースが、円筒形ケースであり、かつ、この 円筒形ケースが、その内部に、電気絶縁油とは隔離された空間を形成する伸縮可 能なベローズを有し、さらに、絶縁ブッシングが、円筒形ケースの両端部に配置 されたことを特徴としている。
【0012】 この場合、ベローズ内部の空間を、ケース外部の空間と連通させることが望ま しい。
【0013】
以上のような構成を有する本考案の作用は次の通りである。まず、ベローズの 伸縮により、絶縁油の温度変化による膨脹・収縮を十分に吸収できるので、接合 部周辺のハンダに加わるストレスが小さくなる。従って、ハンダの金属疲労によ る亀裂が発生し難くなり、油漏れなどの不都合を防止できる。また、ベローズの 伸縮により、ケース内部を一定の圧力に保持することができるため、コロナ発生 電圧が低下することがない。従って、コロナの発生を防止でき、長期に亘って高 い機能を維持できる。さらに、円筒形ケースを使用しているために、巻回素子を そのまま使用してケース内に収納できるため、無駄な空間を生じることもなく、 素子の容積率を向上でき、単位容量当たりの体積を小さくできる。これに関連し て、素子の数を1個とすることができるため、巻回工数を低減できる利点もある 。
【0014】
以下には、本考案に従って、5μF−1500VAC定格のコンデンサを作製 してなる一実施例に関して、図1乃至図5を参照して具体的に説明する。この場 合、図1は、完成したコンデンサを示す内部構造図、図2は、図1のコンデンサ を構成する素子を示す平面図(A)及び正面図(B)、図3は、図2の素子の積 層構造を示す模式的構成図、図4は、図1のコンデンサを構成するベローズに、 図5に示す内部絶縁ブッシングを組み込んだ状態を示す正面図(A)及び底面図 (B)、図5は、図1のコンデンサを構成する内部絶縁ブッシングを示す正面図 (A)及び底面図(B)である。なお、便宜上の理由から、各図に示した部材の 形状及びコンデンサ全体の形状は、実際の寸法比と異なっており、例えば、図2 に示す素子の寸法比は、表示されている寸法比と対応していないが、このことは 、表示寸法の誤りとして理解されるべきではない。
【0015】 まず、誘電体として70mm幅×12μm厚のポリプロピレンフィルム(P. Pフィルム)を2枚、70mm幅×12μm厚のコンデンサ薄紙を1枚用意し、 電極として、65mm幅×6μm厚のアルミ箔を1枚用意した。そして、図3に 示すように、P.Pフィルム1の間にコンデンサ薄紙2を重ね合わせて、誘電体 層を形成し、この上にアルミ箔3を、3mmはみ出す状態で重ね合わせて一組の 積層体とし、アルミ箔3のはみ出し方向を反対方向として2組一対の積層体を重 ね合わせた。この状態で、10mm径の巻芯を使用して、449回巻回して、丸 形の素子を形成した。さらに、図4に示すように、丸形の素子4の両端面に突出 したアルミ箔を平らに押しつぶして、予備ハンダ面5を形成した。この場合、素 子4の寸法は、93mm径×70mm長であった。
【0016】 次に、完成した素子4を、収納するためのケースを以下のようにして作製した 。すなわち、図1に示すように、円筒形のケース胴体6及び両側のケース上蓋7 ,8からなる100mm径×115mm長の円筒形ケース9を用意した。第1の ケース上蓋7の内面には、80mm径×20mm長のベローズ10をハンダ付け 固定し、第1のケース上蓋7におけるベローズ10の内周部に、このケース上蓋 7を貫通する第1の絶縁ブッシング11を取り付けると同時に、ベローズ10の ケース内部側の端面には、内部絶縁ブッシング12を取り付けた。この内部絶縁 ブッシング12は、図5に示すように、絶縁碍子12a及び中心導体12bから なり、その一面に設けられたハンダメッキ面12cとベローズ10の端面の内面 との接合により、ベローズ10に取り付けられている。図4は、このようにして ベローズ10に内部絶縁ブッシング12を取り付けた状態を示している。
【0017】 そして、内部絶縁ブッシング12の中心導体からリード線13を引き出し、第 1の絶縁ブッシング11の中心導体にハンダ付け固定すると共に、素子4の一方 の端面からリード線14を引き出し、内部絶縁ブッシング12の中心導体にハン ダ付け固定して、これらのリード接続により、第1の絶縁ブッシング11の中心 導体を第1の電極端子15とした。さらに、第1のケース上蓋7に取り付けたベ ローズ10及びこれに接続された素子4を、ケース胴体6内に収納し、この状態 で、第1のケース上蓋7の全周をケース胴体6の一端の縁部にハンダ付け固定し た。なお、この場合、ベローズ10自体及びその周辺部材との接合部は、ベロー ズ10の内部空間がケース内部空間から隔離されると共に、第1のケース上蓋7 に設けられた通気孔7aを介してケース外部と連通可能となるように構成した。
【0018】 一方、第2のケース上蓋8には、その中央部に、このケース上蓋8を貫通する 第2の絶縁ブッシング16を取り付けた。そして、素子4の他方の端面からリー ド線17を引き出し、第2の絶縁ブッシング16の中心導体にハンダ付け固定し て、第2の絶縁ブッシング16の中心導体を第2の電極端子18とした。また、 第2の絶縁ブッシング17の周囲には、第2のケース上蓋8と素子4の間の絶縁 を保持するための絶縁用プレスボード19を設けた。さらに、第2のケース上蓋 8の全周をケース胴体6の他端の縁部にハンダ付け固定した。最終的に、第2の ケース上蓋8に設けた注油孔8aから、電気絶縁油20を注入して素子4に含浸 した後、注油孔8aを常温(20℃±10℃)で密閉して、図1に示すようなコ ンデンサを完成した。なお、図中21はハンダである。
【0019】 これに対し、従来技術による比較例として、同様に、5μF−1500VAC 定格のコンデンサを作製した。すなわち、前記実施例と全く同じ種類の材料によ り、誘電体の幅を50mm、アルミ箔の幅を45mmとして、3mmはみ出す状 態で重ね合わせて、2組一対の積層状態で250回巻回し、丸形の素子を形成し た後、この素子を押しつぶして、図7に示すような、116.3mm×22.1 mm×50mmの偏平状の素子21を形成した。このような素子21を4個用意 すると共に、図6に示すように、120mm×65mm×150mmの角形ケー ス22を用意し、この角形ケース22内に4個の素子21を収納した。この場合 の角形ケース22内における詳細な構成は、従来の技術の欄で既に説明済みであ るため、ここでは説明を省略する。
【0020】 続いて、以上のように作製した本考案に従うコンデンサ(本考案品)と従来技 術に従うコンデンサ(従来品)との比較を説明する。下記の表1は、本考案品と 従来品のコンデンサの構成を比較的に示している。また、下記の表2は、本考案 品と従来品における温度変化とコロナ発生電圧との関係を示している。
【0021】
【表1】 コンデンサの構成比較
【0022】
【表2】 温度変化とコロナ発生電圧との関係
【0023】 以上の表のうち、まず、表1から明らかなように、従来品においては4本の偏 平状の素子を使用していたのに対し、本考案品においては1本の丸形の素子のみ を使用しているため、従来品に比べて素子の容積率が高くなり、単位容量当たり の体積を小さくすることができる。すなわち、具体的に、本考案品のコンデンサ は、従来に比べて体積は77.2%に低減されており、また、絶縁油量も、64 %と格段に少なくなっており、小型・軽量化が実現されている。
【0024】 一方、表2から明らかな通り、従来品では、1500VACの定格電圧であっ ても、−30℃の低温度において、微少ではあるがコロナの発生が認められた。 これに対し、本考案品では、定格電圧よりも高い1800VACの電圧であって も、−30℃の低温度において、コロナの発生は認められなかった。この結果は 、従来品においては、前述した通り、低温度になるに従い、絶縁油の収縮量に対 してケース胴体の収縮量が追従できなくなるのに対し、絶縁油の少ない本考案品 では、低温度になっても、絶縁油の収縮量に対してケース胴体の収縮量がかなり の電圧まで追従可能であることを実証するものである。
【0025】 なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、例えば、具体的なベ ローズの構成は適宜選択可能であり、また、素子を構成する誘電体や電極の材料 は適宜変更可能である。さらに、本考案は、各種の定格のコンデンサに同様に適 用可能であり、同様の作用効果を得られるものである。すなわち、本考案は、円 筒形ケースを使用し、この内部に伸縮可能なベローズを有すると共に、円筒形ケ ースの両端部に、絶縁ブッシングを取り付けて電極端子とする構成である限り、 その具体的な各部の構成は適宜選択可能である。
【0026】
以上述べたように、本考案においては、内部にベローズを有する円筒形ケース を使用し、このケースの両端部に絶縁ブッシングを取り付けて電極端子とするこ とにより、低温度を含む広い温度範囲で使用した場合においても、絶縁油の膨脹 ・収縮を吸収可能であり、接合部周辺のハンダの劣化に起因する油漏れや、コロ ナの発生に起因する寿命の低下などの不都合を生じることなく、長期に亘って高 い機能を維持可能であり、単位容量当たりの体積の小さい、小型・軽量のコンデ ンサを提供することができる。
【図1】本考案に従うコンデンサの一実施例を示す内部
構造図。
構造図。
【図2】図1のコンデンサを構成する素子を示す平面図
及び正面図。
及び正面図。
【図3】図2の素子の積層構造を示す模式的構成図。
【図4】図1のコンデンサを構成するベローズに、図5
に示す内部絶縁ブッシングを組み込んだ状態を示す正面
図及び底面図。
に示す内部絶縁ブッシングを組み込んだ状態を示す正面
図及び底面図。
【図5】図1のコンデンサを構成する内部絶縁ブッシン
グを示す正面図及び底面図。
グを示す正面図及び底面図。
【図6】従来のコンデンサの一例を示す平面図及び内部
構造図。
構造図。
【図7】図6のコンデンサを構成する素子を示す平面図
及び正面図。
及び正面図。
1 … ポリプロピレンフィルム(P.Pフィルム) 2 … コンデンサ薄紙 3 … アルミ箔 4 … 素子 5 … 予備ハンダ面 6 … ケース胴体 7 … 第1のケース上蓋 7a … 通気孔 8 … 第2のケース上蓋 8a … 注油孔 9 … 円筒形ケース 10 … ベローズ 11 … 第1の絶縁ブッシング 12 … 内部絶縁ブッシング 13,14,17 … リード線 15 … 第1の電極端子 16 … 第2の絶縁ブッシング 18 … 第2の電極端子 19 … 絶縁用プレスボード 20 … 電気絶縁油 21 … ハンダ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 コンデンサ薄紙と有機フィルムの組み合
せあるいは有機フィルムのみからなる誘電体と、アルミ
箔からなる電極とを巻回してなる1個以上の素子を、ケ
ース内に収納すると共に、ケースを貫通する複数の絶縁
ブッシングを設け、この複数の絶縁ブッシングの中心導
体に内部素子から引き出されたリード線を接続して電極
端子とし、この状態でケース内に電気絶縁油を密閉封入
してなるコンデンサにおいて、 前記ケースが円筒形ケースであり、かつ、この円筒形ケ
ースがその内部に電気絶縁油とは隔離された空間を形成
する伸縮可能なベローズを有し、さらに、前記絶縁ブッ
シングが、円筒形ケースの両端部に配置されたことを特
徴とするコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6013091U JPH054446U (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6013091U JPH054446U (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054446U true JPH054446U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13133247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6013091U Pending JPH054446U (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054446U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007081006A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ケースモールド型コンデンサ |
| US7911765B2 (en) | 2005-04-08 | 2011-03-22 | Panasonic Corporation | Metalized film capacitor, case mold type capacitor using the same, inverter circuit, and vehicle drive motor drive circuit |
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| KR200477755Y1 (ko) * | 2013-11-06 | 2015-07-16 | 이춘 니스트로닉스 컴퍼니 리미티드 | 일종의 전극이 포일형인 유기박막 권취형 y 커패시터 |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP6013091U patent/JPH054446U/ja active Pending
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