JPH0544600A - 燃料噴射装置 - Google Patents
燃料噴射装置Info
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- JPH0544600A JPH0544600A JP22872791A JP22872791A JPH0544600A JP H0544600 A JPH0544600 A JP H0544600A JP 22872791 A JP22872791 A JP 22872791A JP 22872791 A JP22872791 A JP 22872791A JP H0544600 A JPH0544600 A JP H0544600A
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- fuel injection
- fuel
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】燃料霧化特性及び混合気の均一性が秀れ、絞り
弁の中,高開度時における機関の運転性の向上と機関の
加速運転性能の向上、更には燃料経済性の高い、燃料噴
射装置を提供する。 【構成】絞り弁4より下流側の吸気路2B内にあって、
その上流側が閉塞されて下流側が開口し、下流側の開口
には吸気路2の下流側に向けて、その内径部分が暫次拡
大する拡大傾斜部6Cを設けた燃料噴射路6と、一端が
大気又は絞り弁4より上流側の吸気路2Aに連なり、他
端が燃料噴射弁5の燃料噴孔5Aの周囲に同芯状に連な
り、燃料噴孔5Aより噴射される燃料に空気を供給する
空気通路8と、絞り弁4より下流側の吸気路2B内の負
圧が一定圧力以下においてポンプ作用をなし、一定圧力
以上でポンプ作用を停止する圧縮空気ポンプ20と、一
端が圧縮空気ポンプ20の空気吐出路20Aに連なり、
他端が空気通路8に連なる加圧空気通路21とを設け
る。
弁の中,高開度時における機関の運転性の向上と機関の
加速運転性能の向上、更には燃料経済性の高い、燃料噴
射装置を提供する。 【構成】絞り弁4より下流側の吸気路2B内にあって、
その上流側が閉塞されて下流側が開口し、下流側の開口
には吸気路2の下流側に向けて、その内径部分が暫次拡
大する拡大傾斜部6Cを設けた燃料噴射路6と、一端が
大気又は絞り弁4より上流側の吸気路2Aに連なり、他
端が燃料噴射弁5の燃料噴孔5Aの周囲に同芯状に連な
り、燃料噴孔5Aより噴射される燃料に空気を供給する
空気通路8と、絞り弁4より下流側の吸気路2B内の負
圧が一定圧力以下においてポンプ作用をなし、一定圧力
以上でポンプ作用を停止する圧縮空気ポンプ20と、一
端が圧縮空気ポンプ20の空気吐出路20Aに連なり、
他端が空気通路8に連なる加圧空気通路21とを設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ポンプによって加
圧された燃料を燃料噴射弁を介して吸気路内へ噴射する
燃料噴射装置に係わり、その内、特に絞り弁より下流側
の吸気路に向けて、燃料噴射弁より燃料を噴射し、この
燃料を機関の気筒に連なる吸気管に供給した燃料噴射装
置に関するものである。
圧された燃料を燃料噴射弁を介して吸気路内へ噴射する
燃料噴射装置に係わり、その内、特に絞り弁より下流側
の吸気路に向けて、燃料噴射弁より燃料を噴射し、この
燃料を機関の気筒に連なる吸気管に供給した燃料噴射装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸気路内に噴射される燃料の霧化特性及
び均一性の秀れた燃料噴射装置として本件出願人の出願
になる特願平2−275640号がある。
び均一性の秀れた燃料噴射装置として本件出願人の出願
になる特願平2−275640号がある。
【0003】該燃料噴射装置によると、絞り弁より下流
側の吸気路内にあって、吸気路の長手方向軸心線X−X
に対して略平行で、その上流側が閉塞されるとともに下
流側に開口し、下流側の開口には吸気路の下流側に向け
て、その内径部分が暫次拡大する拡大傾斜部を設けた燃
料噴射路と;燃料噴射弁より噴射される燃料を、燃料噴
射路内へ噴射供給する為に燃料噴射路内に開口する噴射
弁噴射路と;一端が大気又は絞り弁より上流側の吸気路
内に開口し、他端が噴射弁噴射路内に開口する空気通路
と;少なくとも燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置され
て、拡大傾斜部とともに燃料噴射路の長手方向軸心線Y
−Yに沿って連続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部
を備えたコーン部材と;により構成される。
側の吸気路内にあって、吸気路の長手方向軸心線X−X
に対して略平行で、その上流側が閉塞されるとともに下
流側に開口し、下流側の開口には吸気路の下流側に向け
て、その内径部分が暫次拡大する拡大傾斜部を設けた燃
料噴射路と;燃料噴射弁より噴射される燃料を、燃料噴
射路内へ噴射供給する為に燃料噴射路内に開口する噴射
弁噴射路と;一端が大気又は絞り弁より上流側の吸気路
内に開口し、他端が噴射弁噴射路内に開口する空気通路
と;少なくとも燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置され
て、拡大傾斜部とともに燃料噴射路の長手方向軸心線Y
−Yに沿って連続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部
を備えたコーン部材と;により構成される。
【0004】かかる従来の燃料噴射装置によると、燃料
噴射弁より噴射された燃料は、噴射弁噴射路を介して燃
料噴射路内のコーン部材に向けて噴射され、この時、噴
射弁噴射路を流れる燃料中に大気又は絞り弁より上流側
の吸気路内の空気が空気通路を介して流入し、噴射弁噴
射路内において燃料と空気とが混合し、この空気を含む
燃料が噴射弁噴射路より燃料噴射路内のコーン部材に向
けて噴射される。
噴射弁より噴射された燃料は、噴射弁噴射路を介して燃
料噴射路内のコーン部材に向けて噴射され、この時、噴
射弁噴射路を流れる燃料中に大気又は絞り弁より上流側
の吸気路内の空気が空気通路を介して流入し、噴射弁噴
射路内において燃料と空気とが混合し、この空気を含む
燃料が噴射弁噴射路より燃料噴射路内のコーン部材に向
けて噴射される。
【0005】コーン部材に衝突した空気を含む燃料は、
速い噴射速度をもって燃料噴射路の拡大傾斜部と、コー
ン部材の拡大傾斜突部との間に形成される環状間隙内に
分散し、この微細化された空気を含む燃料は燃料噴射路
の出口に向かって流下し、燃料噴射路の下流側の出口よ
り吸気路内に向けて噴射される。
速い噴射速度をもって燃料噴射路の拡大傾斜部と、コー
ン部材の拡大傾斜突部との間に形成される環状間隙内に
分散し、この微細化された空気を含む燃料は燃料噴射路
の出口に向かって流下し、燃料噴射路の下流側の出口よ
り吸気路内に向けて噴射される。
【0006】環状間隙を流下する空気を含む燃料は、環
状間隙が比較的小容積(小間隙)をもって形成され、空
気を含んだ燃料の流速が低下することなく、更には、環
状間隙は下流側の開口に向かって連続して形成されたこ
とによって、確実なる環状の燃料フォームを形成でき、
この環状に形成された空気を含んだ燃料を燃料噴射路の
端部より吸気路に向けて拡大しつつ噴射することができ
る。
状間隙が比較的小容積(小間隙)をもって形成され、空
気を含んだ燃料の流速が低下することなく、更には、環
状間隙は下流側の開口に向かって連続して形成されたこ
とによって、確実なる環状の燃料フォームを形成でき、
この環状に形成された空気を含んだ燃料を燃料噴射路の
端部より吸気路に向けて拡大しつつ噴射することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の燃料噴射
装置によると次の解決すべき課題を有する。すなわち、
空気通路の入口であるところの大気又は絞り弁より上流
側の吸気路より、空気通路の出口であるところの噴射弁
噴射路内、に向かう空気通路を流下する空気の流れは空
気通路の入口に加わる圧力と空気通路の出口に加わる圧
力との差圧によって生ずる。(圧力差に依存する)
装置によると次の解決すべき課題を有する。すなわち、
空気通路の入口であるところの大気又は絞り弁より上流
側の吸気路より、空気通路の出口であるところの噴射弁
噴射路内、に向かう空気通路を流下する空気の流れは空
気通路の入口に加わる圧力と空気通路の出口に加わる圧
力との差圧によって生ずる。(圧力差に依存する)
【0008】ここで空気通路の出口における圧力状態に
ついて鑑案すると、空気通路の出口は噴射弁噴射路内に
開口され、一方この噴射弁噴射路は環状間隙を介して絞
り弁より下流側(機関側)の吸気路に開口していること
から空気通路の出口の圧力は絞り弁より下流側の吸気路
内の圧力と略同圧力となる。
ついて鑑案すると、空気通路の出口は噴射弁噴射路内に
開口され、一方この噴射弁噴射路は環状間隙を介して絞
り弁より下流側(機関側)の吸気路に開口していること
から空気通路の出口の圧力は絞り弁より下流側の吸気路
内の圧力と略同圧力となる。
【0009】ここで、絞り弁より下流側の吸気路内の圧
力状態をみると、絞り弁の低開度域においてその負圧は
大きく(負圧の絶対値が大)、絞り弁が低開度より開放
した中開度域、高開度域においてその負圧は小さくな
る。(負圧の絶対値が小となる)
力状態をみると、絞り弁の低開度域においてその負圧は
大きく(負圧の絶対値が大)、絞り弁が低開度より開放
した中開度域、高開度域においてその負圧は小さくな
る。(負圧の絶対値が小となる)
【0010】以上のことからすると、絞り弁の中開度域
以上の絞り弁開度において、空気通路の入口の圧力は略
大気圧に保持されてはいるものの絞り弁より下流側の吸
気路内の負圧が減少したことによって空気通路の出口の
負圧は小となり空気通路の入口と出口との差圧が小とな
るもので、これによると空気通路内を流れる空気量が減
少するとともに空気流速が低速化する傾向がある。
以上の絞り弁開度において、空気通路の入口の圧力は略
大気圧に保持されてはいるものの絞り弁より下流側の吸
気路内の負圧が減少したことによって空気通路の出口の
負圧は小となり空気通路の入口と出口との差圧が小とな
るもので、これによると空気通路内を流れる空気量が減
少するとともに空気流速が低速化する傾向がある。
【0011】このように、空気通路より噴射弁噴射路内
へ供給される空気量の減少及び空気流速の低下による
と、噴射弁噴射路内へ噴射される燃料と空気通路より供
給される空気との混合が阻害され良好な混合、霧化状態
を形成できない恐れがあり、気筒への混合気の分配、機
関の出力向上及び機関の回転の安定、等機関の運転性能
向上の為に多大のテスト工数を要するものであり、更に
は燃料の吸気管壁付着が生じ易いことから燃料経済性が
悪化する恐れがあり、燃料経済性の向上の為に多くのテ
スト工数を要するものであった。例えば拡大傾斜部の傾
斜角度、環状間隙の間隙、等の選定である。
へ供給される空気量の減少及び空気流速の低下による
と、噴射弁噴射路内へ噴射される燃料と空気通路より供
給される空気との混合が阻害され良好な混合、霧化状態
を形成できない恐れがあり、気筒への混合気の分配、機
関の出力向上及び機関の回転の安定、等機関の運転性能
向上の為に多大のテスト工数を要するものであり、更に
は燃料の吸気管壁付着が生じ易いことから燃料経済性が
悪化する恐れがあり、燃料経済性の向上の為に多くのテ
スト工数を要するものであった。例えば拡大傾斜部の傾
斜角度、環状間隙の間隙、等の選定である。
【0012】又、絞り弁を低開度域から高開度域へ急速
に開放する機関の急加速運転について鑑案すると、絞り
弁の低開度域において大なる負圧に保持されていた吸気
路内の圧力は、絞り弁の高開度域への移行に伴ない瞬時
にしてその負圧は小となって空気通路の入口と出口との
差圧が減少し、前記と同様に空気通路内を流れる空気量
が減少するとともに空気流速が低下する。
に開放する機関の急加速運転について鑑案すると、絞り
弁の低開度域において大なる負圧に保持されていた吸気
路内の圧力は、絞り弁の高開度域への移行に伴ない瞬時
にしてその負圧は小となって空気通路の入口と出口との
差圧が減少し、前記と同様に空気通路内を流れる空気量
が減少するとともに空気流速が低下する。
【0013】従って、噴射弁噴射路を介して燃料噴射路
内へ噴射供給される燃料と空気との混合、霧化が阻害さ
れ、良好な加速性能を得る為に多くのテスト工数を要す
るものであった。
内へ噴射供給される燃料と空気との混合、霧化が阻害さ
れ、良好な加速性能を得る為に多くのテスト工数を要す
るものであった。
【0014】本発明になる燃料噴射装置は、吸気路内へ
噴射される燃料の霧化特性、均一性の向上を図るととも
に、特に絞り弁の中,高開度域における機関の運転性能
の向上と機関の急加速運転性能の向上と、更には燃料経
済性の向上を図ることを主目的とする。
噴射される燃料の霧化特性、均一性の向上を図るととも
に、特に絞り弁の中,高開度域における機関の運転性能
の向上と機関の急加速運転性能の向上と、更には燃料経
済性の向上を図ることを主目的とする。
【0015】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的達成の為
に、燃料噴射弁より噴射される燃料を絞り弁より下流側
の吸気路を介して機関へ供給する内燃機関における燃料
噴射装置において、絞り弁より下流側の吸気路内にあっ
て、吸気路の長手方向軸心線X−Xに対して略平行で、
その上流側が閉塞されるとともに下流側が開口し、下流
側の開口には吸気路の下流側に向けて、その内径部分が
暫次拡大する拡大傾斜部を設けた燃料噴射路と;一端が
大気又は絞り弁より上流側の吸気路に連なり、他端が燃
料噴射弁の燃料の噴孔の周囲に同芯状に連なり、燃料噴
孔より噴射される燃料に空気を供給する空気通路と;燃
料噴射弁の長手方向軸心線Z−Z上にあって一端が燃料
噴射路に連なり他端が空気通路に連なる混合気噴射路
と;少なくとも燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置され
て、拡大傾斜部とともに燃料噴射路の長手方向軸心線Y
−Yに沿って連続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部
を備えたコーン部材と;絞り弁より下流側の吸気路内の
負圧が一定圧力以下においてポンプ作用をなし、一定圧
力以上でポンプ作用を停止する圧縮空気ポンプと;一端
が圧縮空気ポンプの空気吐出路に連なり、他端が空気通
路に連なる加圧空気通路と;を有することを特徴とす
る。
に、燃料噴射弁より噴射される燃料を絞り弁より下流側
の吸気路を介して機関へ供給する内燃機関における燃料
噴射装置において、絞り弁より下流側の吸気路内にあっ
て、吸気路の長手方向軸心線X−Xに対して略平行で、
その上流側が閉塞されるとともに下流側が開口し、下流
側の開口には吸気路の下流側に向けて、その内径部分が
暫次拡大する拡大傾斜部を設けた燃料噴射路と;一端が
大気又は絞り弁より上流側の吸気路に連なり、他端が燃
料噴射弁の燃料の噴孔の周囲に同芯状に連なり、燃料噴
孔より噴射される燃料に空気を供給する空気通路と;燃
料噴射弁の長手方向軸心線Z−Z上にあって一端が燃料
噴射路に連なり他端が空気通路に連なる混合気噴射路
と;少なくとも燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置され
て、拡大傾斜部とともに燃料噴射路の長手方向軸心線Y
−Yに沿って連続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部
を備えたコーン部材と;絞り弁より下流側の吸気路内の
負圧が一定圧力以下においてポンプ作用をなし、一定圧
力以上でポンプ作用を停止する圧縮空気ポンプと;一端
が圧縮空気ポンプの空気吐出路に連なり、他端が空気通
路に連なる加圧空気通路と;を有することを特徴とす
る。
【0016】
【作用】上記のように構成された燃料噴射装置による
と、燃料噴射弁の燃料噴孔より噴射された燃料は、燃料
噴孔の周囲に設けた空気通路より空気の供給を受け、燃
料噴孔の出口近傍で燃料と空気とが混合して混合気とな
る。
と、燃料噴射弁の燃料噴孔より噴射された燃料は、燃料
噴孔の周囲に設けた空気通路より空気の供給を受け、燃
料噴孔の出口近傍で燃料と空気とが混合して混合気とな
る。
【0017】そして、この空気を含む燃料が混合気噴射
路より燃料噴射路内のコーン部材に向けて噴射される。
路より燃料噴射路内のコーン部材に向けて噴射される。
【0018】コーン部材に衝突した空気を含む燃料は、
速い噴射速度をもって燃料噴射路の拡大傾斜部と、コー
ン部材の拡大傾斜突部との間に形成される環状間隙内に
分散し、この微細化された空気を含む燃料は燃料噴射路
の出口に向かって流下し、燃料噴射路の下流側の出口よ
り吸気路内に向けて噴射される。
速い噴射速度をもって燃料噴射路の拡大傾斜部と、コー
ン部材の拡大傾斜突部との間に形成される環状間隙内に
分散し、この微細化された空気を含む燃料は燃料噴射路
の出口に向かって流下し、燃料噴射路の下流側の出口よ
り吸気路内に向けて噴射される。
【0019】環状間隙を流下する空気を含む燃料は、環
状間隙が比較的小容積(小間隙)をもって形成され、空
気を含んだ燃料の流速が低下することなく、更には、環
状間隙は下流側の開口に向かって連続して形成されたこ
とによって、確実なる環状の燃料フォームを形成でき、
この環状に形成された空気を含んだ燃料を燃料噴射路の
端部より吸気路の内側面に向けて拡大しつつ噴射するこ
とができる。
状間隙が比較的小容積(小間隙)をもって形成され、空
気を含んだ燃料の流速が低下することなく、更には、環
状間隙は下流側の開口に向かって連続して形成されたこ
とによって、確実なる環状の燃料フォームを形成でき、
この環状に形成された空気を含んだ燃料を燃料噴射路の
端部より吸気路の内側面に向けて拡大しつつ噴射するこ
とができる。
【0020】そして、絞り弁の中,高開度域及び機関の
急加速運転において、絞り弁より機関側の吸気路内の負
圧力が小となると、圧縮空気ポンプが駆動してポンプ作
用をなし、圧縮空気ポンプより加圧空気通路を介して空
気通路内に強制的に加圧された空気が供給される。
急加速運転において、絞り弁より機関側の吸気路内の負
圧力が小となると、圧縮空気ポンプが駆動してポンプ作
用をなし、圧縮空気ポンプより加圧空気通路を介して空
気通路内に強制的に加圧された空気が供給される。
【0021】従って、混合気噴射路において燃料と空気
とが良好に混合し、この空気を含む燃料が混合気噴射路
より燃料噴射路内のコーン部材に向けて噴射され、コー
ン部材に衝突した空気を含む燃料は、速い噴射速度をも
って燃料噴射路の拡大傾斜部と、コーン部材の拡大傾斜
突部との間に形成される環状の間隙内に分散し、この微
細化された空気を含む燃料は燃料噴射路の出口に向かっ
て流下し、燃料噴射路の下流側の出口より吸気路内に向
けて噴射される。
とが良好に混合し、この空気を含む燃料が混合気噴射路
より燃料噴射路内のコーン部材に向けて噴射され、コー
ン部材に衝突した空気を含む燃料は、速い噴射速度をも
って燃料噴射路の拡大傾斜部と、コーン部材の拡大傾斜
突部との間に形成される環状の間隙内に分散し、この微
細化された空気を含む燃料は燃料噴射路の出口に向かっ
て流下し、燃料噴射路の下流側の出口より吸気路内に向
けて噴射される。
【0022】
【実施例】以下、本発明になる燃料噴射装置の第一実施
例を図1により説明する。尚、説明において、上下左右
は図においていうものでこれに限定されない。1は図1
において上方より下方に向かって吸気路2が貫通した絞
り弁本体であって、吸気路2には、絞り弁本体1に回転
自在に支承された絞り弁軸3に取着された絞り弁4が配
置され、この絞り弁4によって吸気路2は開閉制御され
る。
例を図1により説明する。尚、説明において、上下左右
は図においていうものでこれに限定されない。1は図1
において上方より下方に向かって吸気路2が貫通した絞
り弁本体であって、吸気路2には、絞り弁本体1に回転
自在に支承された絞り弁軸3に取着された絞り弁4が配
置され、この絞り弁4によって吸気路2は開閉制御され
る。
【0023】吸気路2は絞り弁4によって絞り弁4より
上流側の吸気路2Aと絞り弁4より下流側の吸気路2B
とに区分される。
上流側の吸気路2Aと絞り弁4より下流側の吸気路2B
とに区分される。
【0024】5は、絞り弁本体1の下部側方より複数段
に渡って穿設した燃料噴射弁挿入孔1A(本例では3段
孔とした)内に固定的に配置される燃料噴射弁であっ
て、燃料噴射弁挿入孔1Aの内側部と燃料噴射弁の外側
部とによって形成される燃料室F内へ燃料ポンプ(図示
せず)より加圧された燃料が供給され、この燃料は燃料
噴射弁5の内部へ流入し、その先端に穿設された燃料噴
孔5Aより噴射される。
に渡って穿設した燃料噴射弁挿入孔1A(本例では3段
孔とした)内に固定的に配置される燃料噴射弁であっ
て、燃料噴射弁挿入孔1Aの内側部と燃料噴射弁の外側
部とによって形成される燃料室F内へ燃料ポンプ(図示
せず)より加圧された燃料が供給され、この燃料は燃料
噴射弁5の内部へ流入し、その先端に穿設された燃料噴
孔5Aより噴射される。
【0025】かかる燃料噴射弁5は公知であるので詳細
な説明は省略するが、燃料噴射弁5は、ECU(Ele
ctronic Control Unit)からの信
号によってソレノイドコイル5Bに電流が流れると、コ
アー5Cが吸引され、コアー5Cと一体と成っているニ
ードルバルブ5Dのフランジ部がスペーサ5Eに当たる
迄吸引されてニードルバルブ5Dの先端に形成した弁5
Fが燃料噴孔5Aを開放する。
な説明は省略するが、燃料噴射弁5は、ECU(Ele
ctronic Control Unit)からの信
号によってソレノイドコイル5Bに電流が流れると、コ
アー5Cが吸引され、コアー5Cと一体と成っているニ
ードルバルブ5Dのフランジ部がスペーサ5Eに当たる
迄吸引されてニードルバルブ5Dの先端に形成した弁5
Fが燃料噴孔5Aを開放する。
【0026】これによると、燃料室F内に燃料ポンプよ
り供給され加圧された燃料は、燃料噴射弁5の外側部よ
り内方に向って穿設された燃料流入孔5Gより燃料噴射
弁5の内部へ進入し、燃料噴射弁5内を燃料噴射弁5の
長手方向軸心線Z−Zに沿って燃料噴孔5Aに向かって
流れ、燃料噴孔5Aより燃料が噴射される。
り供給され加圧された燃料は、燃料噴射弁5の外側部よ
り内方に向って穿設された燃料流入孔5Gより燃料噴射
弁5の内部へ進入し、燃料噴射弁5内を燃料噴射弁5の
長手方向軸心線Z−Zに沿って燃料噴孔5Aに向かって
流れ、燃料噴孔5Aより燃料が噴射される。
【0027】本例は燃料噴射弁5への燃料の流入を燃料
噴射弁5の外側部より燃料噴射弁5の長手方向軸心線Z
−Zに直交して流入させたが燃料噴射弁5の長手方向軸
心線Z−Zに沿って流入させてもよい。
噴射弁5の外側部より燃料噴射弁5の長手方向軸心線Z
−Zに直交して流入させたが燃料噴射弁5の長手方向軸
心線Z−Zに沿って流入させてもよい。
【0028】6は絞り弁本体1に設けられた燃料噴射路
で以下の如く構成される。すなわち、燃料噴射路6はそ
の横断面が円形であって、絞り弁4より下流側(図1に
おいて下方で機関側)の吸気路2B内にあり、燃料噴射
路6の長手方向軸心線Y−Yは吸気路2の長手方向軸心
線X−X上にあり、その上流側は閉塞端部6Aにて閉塞
され、下流側は開口端部6Bを介して吸気路2内に向か
って開口する。
で以下の如く構成される。すなわち、燃料噴射路6はそ
の横断面が円形であって、絞り弁4より下流側(図1に
おいて下方で機関側)の吸気路2B内にあり、燃料噴射
路6の長手方向軸心線Y−Yは吸気路2の長手方向軸心
線X−X上にあり、その上流側は閉塞端部6Aにて閉塞
され、下流側は開口端部6Bを介して吸気路2内に向か
って開口する。
【0029】そして、燃料噴射路6の拡大起点A(燃料
噴射路6の閉塞端部6Aと、開口端部6Bとの間)より
下流側の開口端部6Bに向かって、その内径が暫次拡大
する拡大傾斜部6Cを設ける。
噴射路6の閉塞端部6Aと、開口端部6Bとの間)より
下流側の開口端部6Bに向かって、その内径が暫次拡大
する拡大傾斜部6Cを設ける。
【0030】拡大傾斜部6Cは、燃料噴射路6の長手方
向軸心線Y−Yに沿って連続してその内径が拡大するも
ので、その傾斜は直線状であっても曲線状であっても、
ステップ状であっても良い。但し、その内径は拡大する
もので縮少(ロート状)してはならない。図1には直線
状の拡大傾斜部6Cが示される。
向軸心線Y−Yに沿って連続してその内径が拡大するも
ので、その傾斜は直線状であっても曲線状であっても、
ステップ状であっても良い。但し、その内径は拡大する
もので縮少(ロート状)してはならない。図1には直線
状の拡大傾斜部6Cが示される。
【0031】そして、燃料噴射路6内には燃料噴射路6
の内径とともに環状の間隙を形成するコーン部材7が配
置される。このコーン部材7は、少なくとも燃料噴射路
6の拡大傾斜部6C内に配置され、下流側に向かって連
続した拡大部を有する拡大傾斜突部7Aを備えるもので
あり、燃料噴射路6の拡大傾斜部6Cとコーン部材7の
拡大傾斜突部7Aとによって、上方から下方に向かって
連続した環状間隙Sが形成されることになる。
の内径とともに環状の間隙を形成するコーン部材7が配
置される。このコーン部材7は、少なくとも燃料噴射路
6の拡大傾斜部6C内に配置され、下流側に向かって連
続した拡大部を有する拡大傾斜突部7Aを備えるもので
あり、燃料噴射路6の拡大傾斜部6Cとコーン部材7の
拡大傾斜突部7Aとによって、上方から下方に向かって
連続した環状間隙Sが形成されることになる。
【0032】而して、燃料噴射路6の開口端部6Bにあ
っては、環状間隙Sが下方に向かって環状に開口する。
尚、この環状間隙Sは1mm前後が好ましいものである
が、この数値に限定されるものでなく適宜設定される。
本例ではコーン部材7はビスにて固定された。
っては、環状間隙Sが下方に向かって環状に開口する。
尚、この環状間隙Sは1mm前後が好ましいものである
が、この数値に限定されるものでなく適宜設定される。
本例ではコーン部材7はビスにて固定された。
【0033】8は燃料噴射弁5の先端部に穿設した燃料
噴孔5Aの開口部の周囲に空気を供給する為の空気通路
であり、以下の如く形成される。9は空気通路8の流出
側を形成する空気通路形成体である。空気通路形成体9
は図2,図3に示される。空気通路形成体9は円筒状を
なし、その一端(図2において右端)が大径孔9Aをも
って開口し、他端(図2において左端)が小径孔9Bを
もって開口し、大径孔9Aと小径孔9Bとは段部9Cに
て接続される。又、大径孔9Aの内周部9Eには空気通
路形成体9の外周部9Fより通孔9Gが例えば複数貫通
する。
噴孔5Aの開口部の周囲に空気を供給する為の空気通路
であり、以下の如く形成される。9は空気通路8の流出
側を形成する空気通路形成体である。空気通路形成体9
は図2,図3に示される。空気通路形成体9は円筒状を
なし、その一端(図2において右端)が大径孔9Aをも
って開口し、他端(図2において左端)が小径孔9Bを
もって開口し、大径孔9Aと小径孔9Bとは段部9Cに
て接続される。又、大径孔9Aの内周部9Eには空気通
路形成体9の外周部9Fより通孔9Gが例えば複数貫通
する。
【0034】かかる空気通路形成体9の大径孔9Aの内
周部9Eの開口部近傍は燃料噴射弁5の先端外周部に挿
入されるとともに外周部9Fの先端部は燃料噴射弁挿入
孔1Aの先端部に挿入される。
周部9Eの開口部近傍は燃料噴射弁5の先端外周部に挿
入されるとともに外周部9Fの先端部は燃料噴射弁挿入
孔1Aの先端部に挿入される。
【0035】これによると、空気通路形成体9の外周部
9Fと燃料噴射弁挿入孔1Aとによって環状の空気室1
Bが形成されるとともに大径孔9Aの内周部9Eと燃料
噴射弁5の外周部とによって燃料噴射弁5の先端部外周
に第1空気通路8Aが形成され、さらに空気通路形成体
9の段部9Cと燃料噴射弁5の燃料噴孔5Aが開口する
燃料噴射弁5の噴孔端部5Hとの間に第2空気通路8B
が形成され、この第2空気通路8Bは空気通路形成体9
の小径孔9Bに臨むとともに燃料噴射弁5の燃料噴孔5
Aの周囲を囲繞する。
9Fと燃料噴射弁挿入孔1Aとによって環状の空気室1
Bが形成されるとともに大径孔9Aの内周部9Eと燃料
噴射弁5の外周部とによって燃料噴射弁5の先端部外周
に第1空気通路8Aが形成され、さらに空気通路形成体
9の段部9Cと燃料噴射弁5の燃料噴孔5Aが開口する
燃料噴射弁5の噴孔端部5Hとの間に第2空気通路8B
が形成され、この第2空気通路8Bは空気通路形成体9
の小径孔9Bに臨むとともに燃料噴射弁5の燃料噴孔5
Aの周囲を囲繞する。
【0036】又、環状の空気室1Bは第3空気通路8C
を介して絞り弁4より上流側の吸気路2A又は大気と連
絡される。又、環状の空気室1Bと第1空気通路8Aと
は空気通路形成体9の通孔9Gにて連絡される。
を介して絞り弁4より上流側の吸気路2A又は大気と連
絡される。又、環状の空気室1Bと第1空気通路8Aと
は空気通路形成体9の通孔9Gにて連絡される。
【0037】而して、空気通路8は空気の流れに沿って
以下の如く形成された。第3空気通路8C−環状の空気
室1B−通孔9G−第1空気通路8A−第2空気通路8
B−小径孔9Bとなる。
以下の如く形成された。第3空気通路8C−環状の空気
室1B−通孔9G−第1空気通路8A−第2空気通路8
B−小径孔9Bとなる。
【0038】尚、空気通路8は、絞り弁4より上流側の
吸気路2A又は大気と、燃料噴射弁5の噴孔端部5Hに
開口する燃料噴孔5Aの周囲とを連絡する空気通路で有
ればよいもので、前記実施例による空気通路形成体9の
形状に何等限定を受けるものでない。
吸気路2A又は大気と、燃料噴射弁5の噴孔端部5Hに
開口する燃料噴孔5Aの周囲とを連絡する空気通路で有
ればよいもので、前記実施例による空気通路形成体9の
形状に何等限定を受けるものでない。
【0039】そして、燃料噴孔5Aの周囲に臨む空気通
路8は燃料噴射路6と混合気噴射路10によって連絡さ
れる。
路8は燃料噴射路6と混合気噴射路10によって連絡さ
れる。
【0040】具体的に本例にあっては、混合気噴射路1
0の一端は空気通路形成体9の小径孔9Bに連絡し、他
端は燃料噴射路6(言いかえると環状間隙S)に連絡さ
れ、さらにこの混合気噴射路10は、燃料噴射弁5の長
手方向軸心線Z−Z上にある。混合気噴射路10は燃料
噴孔5Aと同一軸心線上にあることになる。
0の一端は空気通路形成体9の小径孔9Bに連絡し、他
端は燃料噴射路6(言いかえると環状間隙S)に連絡さ
れ、さらにこの混合気噴射路10は、燃料噴射弁5の長
手方向軸心線Z−Z上にある。混合気噴射路10は燃料
噴孔5Aと同一軸心線上にあることになる。
【0041】20は駆動源としてモーター等を有しポン
プ部としてベーン,ギヤー、ピストン、等を有する公知
の圧縮空気ポンプであり、駆動源の駆動によってポンプ
部がポンプ作用をなし空気吐出路20Aより加圧された
空気を吐出する。この圧縮空気ポンプ20の駆動につい
ては後述する。
プ部としてベーン,ギヤー、ピストン、等を有する公知
の圧縮空気ポンプであり、駆動源の駆動によってポンプ
部がポンプ作用をなし空気吐出路20Aより加圧された
空気を吐出する。この圧縮空気ポンプ20の駆動につい
ては後述する。
【0042】21は空気通路8とは別に設けられた加圧
空気通路であり、この加圧空気通路21の上流側の一端
は圧縮空気ポンプ20の空気吐出路20Aに連なり下流
側の他端は空気通路8に連なって開口する。具体的に本
例にあっては、下流側の他端は第1空気通路8Aに開口
する。
空気通路であり、この加圧空気通路21の上流側の一端
は圧縮空気ポンプ20の空気吐出路20Aに連なり下流
側の他端は空気通路8に連なって開口する。具体的に本
例にあっては、下流側の他端は第1空気通路8Aに開口
する。
【0043】22は空気通路8に設けた一方向制御弁で
あり、空気通路8内の圧力が負圧状態において空気通路
8を開放し、空気通路8内の圧力が正圧状態において空
気通路8を閉塞する。
あり、空気通路8内の圧力が負圧状態において空気通路
8を開放し、空気通路8内の圧力が正圧状態において空
気通路8を閉塞する。
【0044】一方向制御弁22の一例としては、空気通
路8の流入側に向けて弁座22Aを形成するとともにこ
の弁座22Aにスプリング22Bにて押圧された弁22
Cを配置する。
路8の流入側に向けて弁座22Aを形成するとともにこ
の弁座22Aにスプリング22Bにて押圧された弁22
Cを配置する。
【0045】これによると、空気通路8内の圧力が負圧
状態にあっては、弁22Cはこの負圧を受けてスプリン
グ22Bの押圧力に抗して弁座22Aを開放し、一方空
気通路8内の圧力が正圧状態にあっては弁22Cは正圧
及びスプリング22Bの押圧力によって弁座22Aを閉
塞する。
状態にあっては、弁22Cはこの負圧を受けてスプリン
グ22Bの押圧力に抗して弁座22Aを開放し、一方空
気通路8内の圧力が正圧状態にあっては弁22Cは正圧
及びスプリング22Bの押圧力によって弁座22Aを閉
塞する。
【0046】機関の運転時において、吸気路2内は負圧
状態となり、この負圧が空気通路8に作用するので空気
通路8内の一方向制御弁22は開放状態に保持される。
状態となり、この負圧が空気通路8に作用するので空気
通路8内の一方向制御弁22は開放状態に保持される。
【0047】そして圧縮空気ポンプ20は次の如く動作
する。圧縮空気ポンプ20は、絞り弁4より下流側(機
関側)の吸気路2A内の負圧が一定圧力以下となるとポ
ンプ作用をなし、一定圧力以上でポンプ作用を停止す
る。
する。圧縮空気ポンプ20は、絞り弁4より下流側(機
関側)の吸気路2A内の負圧が一定圧力以下となるとポ
ンプ作用をなし、一定圧力以上でポンプ作用を停止す
る。
【0048】より具体的にその一例について説明する
と、絞り弁4より機関側の吸気路2A内の圧力が−35
0mmHg以下となると、(以下とは大気圧に近づくこ
とをいう)図示せぬ圧力を電気信号に変換する圧力セン
サーより圧縮空気ポンプ20に向けてON信号が出力さ
れて圧縮空気ポンプ20を駆動させてポンプ作用をなす
もので、一方絞り弁4より機関側の吸気路2A内の圧力
が−350mmHg以上となると圧力センサーより圧縮
空気ポンプ20に向けてOFF信号が出力されて圧縮空
気ポンプ20の駆動が停止され、ポンプ作用も停止す
る。
と、絞り弁4より機関側の吸気路2A内の圧力が−35
0mmHg以下となると、(以下とは大気圧に近づくこ
とをいう)図示せぬ圧力を電気信号に変換する圧力セン
サーより圧縮空気ポンプ20に向けてON信号が出力さ
れて圧縮空気ポンプ20を駆動させてポンプ作用をなす
もので、一方絞り弁4より機関側の吸気路2A内の圧力
が−350mmHg以上となると圧力センサーより圧縮
空気ポンプ20に向けてOFF信号が出力されて圧縮空
気ポンプ20の駆動が停止され、ポンプ作用も停止す
る。
【0049】次にその作用について説明する。まず、絞
り弁4の低開度域における運転時について説明すると、
かかる運転時において、絞り弁4より下流側の吸気路2
A内には−350mmHg以上の大きな負圧が発生する
もので、これによると圧力センサーは圧縮空気ポンプに
向けてOFF信号を出力し、圧縮空気ポンプは非駆動状
態にあってポンプ作用を停止し、空気通路内への加圧空
気の供給は行なわれない。
り弁4の低開度域における運転時について説明すると、
かかる運転時において、絞り弁4より下流側の吸気路2
A内には−350mmHg以上の大きな負圧が発生する
もので、これによると圧力センサーは圧縮空気ポンプに
向けてOFF信号を出力し、圧縮空気ポンプは非駆動状
態にあってポンプ作用を停止し、空気通路内への加圧空
気の供給は行なわれない。
【0050】ここで、燃料噴射路6を流れる燃料の挙動
を見る。ECUからの出力信号によって、燃料噴射弁5
の噴孔端部5Hに開口する燃料噴孔5Aより噴射された
燃料は空気通路形成体9の小径孔9Bを介して混合気噴
射路10内へ噴射された後に燃料噴射路6内のコーン部
材7に高圧力をもって噴射される。
を見る。ECUからの出力信号によって、燃料噴射弁5
の噴孔端部5Hに開口する燃料噴孔5Aより噴射された
燃料は空気通路形成体9の小径孔9Bを介して混合気噴
射路10内へ噴射された後に燃料噴射路6内のコーン部
材7に高圧力をもって噴射される。
【0051】空気通路8にあっては、一端の空気通路8
を形成する第3空気通路8Cが絞り弁4より上流側の吸
気路2Aに開口し、他端の空気通路8を形成する第2空
気通路8Bが燃料噴孔5Aの周囲を囲繞する。
を形成する第3空気通路8Cが絞り弁4より上流側の吸
気路2Aに開口し、他端の空気通路8を形成する第2空
気通路8Bが燃料噴孔5Aの周囲を囲繞する。
【0052】ここで、前述した如く燃料ポンプによって
高圧力に加圧された(例えば2.55kg/平方センチ
メートル)燃料が燃料噴射弁5の燃料噴孔5Aより第2
空気通路8B、小径孔9Bを介して混合気噴射路10に
向けて噴射されると、主に燃料噴孔5Aを囲繞する第2
空気通路8Bにあっては燃料噴孔5Aより噴射される燃
料が高圧力,高速度で流れることによって負圧が生起
し、一方、かかる絞り弁4の低開度運転時において絞り
弁4より下流側の吸気路2B内に生起する負圧は、前述
の如く大なる負圧となり、環状間隙S、混合気噴射路1
0、小径孔9B、を介してこの大なる負圧が第2空気通
路8Bに作用する。
高圧力に加圧された(例えば2.55kg/平方センチ
メートル)燃料が燃料噴射弁5の燃料噴孔5Aより第2
空気通路8B、小径孔9Bを介して混合気噴射路10に
向けて噴射されると、主に燃料噴孔5Aを囲繞する第2
空気通路8Bにあっては燃料噴孔5Aより噴射される燃
料が高圧力,高速度で流れることによって負圧が生起
し、一方、かかる絞り弁4の低開度運転時において絞り
弁4より下流側の吸気路2B内に生起する負圧は、前述
の如く大なる負圧となり、環状間隙S、混合気噴射路1
0、小径孔9B、を介してこの大なる負圧が第2空気通
路8Bに作用する。
【0053】これによると、空気通路8の一端の略大気
圧に保持される第3空気通路8Cと、燃料噴孔5Aを囲
繞する第2空気通路8Bとの間に圧力差が生じ、(燃料
噴孔5Aを囲繞する第2空気通路8Bが負圧状態とな
る)これによって第3空気通路8C−環状の空気室1B
−通孔9G−第1空気通路8A−第2空気通路8Bと空
気が流下し、この空気は燃料噴孔5Aを囲繞する第2空
気通路8Bより燃料噴孔5Aから噴射される燃料のほぼ
全周に渡って引き込まれて混合する。
圧に保持される第3空気通路8Cと、燃料噴孔5Aを囲
繞する第2空気通路8Bとの間に圧力差が生じ、(燃料
噴孔5Aを囲繞する第2空気通路8Bが負圧状態とな
る)これによって第3空気通路8C−環状の空気室1B
−通孔9G−第1空気通路8A−第2空気通路8Bと空
気が流下し、この空気は燃料噴孔5Aを囲繞する第2空
気通路8Bより燃料噴孔5Aから噴射される燃料のほぼ
全周に渡って引き込まれて混合する。
【0054】そして、この空気と混合された燃料(混合
気)は、混合気噴射路10内を高速で流れ、燃料噴射路
6内にあるコーン部材7に衝突する。
気)は、混合気噴射路10内を高速で流れ、燃料噴射路
6内にあるコーン部材7に衝突する。
【0055】この混合気がコーン部材7に衝突すること
によると、混合気は更に細かく飛散し、コーン部材7の
外周全域に渡って微細に分散する。これは、コーン部材
7の外周部と燃料噴射路6とによって形成され環状間隙
Sが微少に形成されて(小容積に保持される)噴射燃料
の速度を低下させないことによって達成される。そし
て、環状間隙S内にあって速い速度を保有する微細に分
散した空気を含む燃料は、コーン部材7の拡大傾斜突部
7Aと燃料噴射路6の拡大傾斜部6Cとによって形成さ
れる環状間隙S内において均等に分散されつつ傾斜した
環状間隙Sに沿って流下する。
によると、混合気は更に細かく飛散し、コーン部材7の
外周全域に渡って微細に分散する。これは、コーン部材
7の外周部と燃料噴射路6とによって形成され環状間隙
Sが微少に形成されて(小容積に保持される)噴射燃料
の速度を低下させないことによって達成される。そし
て、環状間隙S内にあって速い速度を保有する微細に分
散した空気を含む燃料は、コーン部材7の拡大傾斜突部
7Aと燃料噴射路6の拡大傾斜部6Cとによって形成さ
れる環状間隙S内において均等に分散されつつ傾斜した
環状間隙Sに沿って流下する。
【0056】これは環状間隙Sが微少なることによって
分散した空気を含む燃料の流速の低下を抑止できたこと
と、傾斜した環状間隙Sを、燃料噴射路6の長手方向軸
心線Y−Yに沿って連続して形成して空気を含む燃料の
流れ方向を一定の距離をもって規制したこと、によって
達成される。
分散した空気を含む燃料の流速の低下を抑止できたこと
と、傾斜した環状間隙Sを、燃料噴射路6の長手方向軸
心線Y−Yに沿って連続して形成して空気を含む燃料の
流れ方向を一定の距離をもって規制したこと、によって
達成される。
【0057】そして、この空気と混合された燃料は、燃
料噴射路6の開口端部6Bに形成される環状間隙Sより
絞り弁4より下流側の吸気路2B内に均等に分散された
完全なる環状の噴霧形状をもって噴射される。次に、前
記絞り弁4の低開度域より高開度域に絞り弁4が開放さ
れた運転時について説明すると、かかる運転時において
絞り弁4より下流側の吸気路2A内の負圧は前記絞り弁
4の低開度域における負圧より小となるもので−350
mmHg以下(大気圧に近づくこと)の負圧となる。
料噴射路6の開口端部6Bに形成される環状間隙Sより
絞り弁4より下流側の吸気路2B内に均等に分散された
完全なる環状の噴霧形状をもって噴射される。次に、前
記絞り弁4の低開度域より高開度域に絞り弁4が開放さ
れた運転時について説明すると、かかる運転時において
絞り弁4より下流側の吸気路2A内の負圧は前記絞り弁
4の低開度域における負圧より小となるもので−350
mmHg以下(大気圧に近づくこと)の負圧となる。
【0058】これによると圧力センサーは圧縮空気ポン
プ20に向けてON信号を出力し、圧縮空気ポンプ20
が駆動してポンプ作用をなし、空気吐出路20A、加圧
空気通路21を介して空気通路8内へ加圧空気を噴出す
る。(具体的には空気通路8の第1空気通路8Aへ加圧
空気を噴出する。)
プ20に向けてON信号を出力し、圧縮空気ポンプ20
が駆動してポンプ作用をなし、空気吐出路20A、加圧
空気通路21を介して空気通路8内へ加圧空気を噴出す
る。(具体的には空気通路8の第1空気通路8Aへ加圧
空気を噴出する。)
【0059】この加圧空気は、第1空気通路8Aから第
2空気通路8Bへ流れるもので燃料噴射弁5の燃料噴孔
5Aの外周に供給され、燃料噴孔5Aより噴射される燃
料の外周を囲繞しつつ燃料と空気とが良好に混合し、こ
の混合気は前述と同様に環状間隙Sより吸気路2A内に
噴射される。尚、一方向制御弁22は加圧空気通路21
より加圧された空気が空気通路8内に供給されて、空気
通路8内の圧力が正圧状態となると空気通路8が流入側
へは閉塞される。
2空気通路8Bへ流れるもので燃料噴射弁5の燃料噴孔
5Aの外周に供給され、燃料噴孔5Aより噴射される燃
料の外周を囲繞しつつ燃料と空気とが良好に混合し、こ
の混合気は前述と同様に環状間隙Sより吸気路2A内に
噴射される。尚、一方向制御弁22は加圧空気通路21
より加圧された空気が空気通路8内に供給されて、空気
通路8内の圧力が正圧状態となると空気通路8が流入側
へは閉塞される。
【0060】すなわち、絞り弁4の中,高開度域におい
て下流側の吸気路2A内の負圧が−350mmHg以下
と小なる負圧となり、この負圧による空気通路8からの
混合気噴射路10内への空気の吸入が低下し、空気量の
減少、空気流速の低下、現象が生じたとしても、加圧空
気通路21より加圧された空気が燃料噴孔5Aの周囲内
へ強制的に供給されるので混合気噴射路10内において
依然として空気と燃料との良好な混合状態が得られたも
ので、気筒への混合気の分配、機関の出力性能、回転の
安定性、更は燃料経済性を良好に保持できたものであ
る。尚、圧力センサーからのON−OFF信号の変化点
を−350mmHgとしたが、この値は機関との適合に
よって最適な負圧値を決定すればよいものでこの値に限
定されない。
て下流側の吸気路2A内の負圧が−350mmHg以下
と小なる負圧となり、この負圧による空気通路8からの
混合気噴射路10内への空気の吸入が低下し、空気量の
減少、空気流速の低下、現象が生じたとしても、加圧空
気通路21より加圧された空気が燃料噴孔5Aの周囲内
へ強制的に供給されるので混合気噴射路10内において
依然として空気と燃料との良好な混合状態が得られたも
ので、気筒への混合気の分配、機関の出力性能、回転の
安定性、更は燃料経済性を良好に保持できたものであ
る。尚、圧力センサーからのON−OFF信号の変化点
を−350mmHgとしたが、この値は機関との適合に
よって最適な負圧値を決定すればよいものでこの値に限
定されない。
【0061】又、空気通路8内に配置した一方向制御弁
22は、加圧空気通路21より供給する加圧空気が空気
通路8の入口側より多量に洩れなければ設けなくともよ
い。これは機関との適合テストによって決定される。
22は、加圧空気通路21より供給する加圧空気が空気
通路8の入口側より多量に洩れなければ設けなくともよ
い。これは機関との適合テストによって決定される。
【0062】次に絞り弁4を低開度域から中,高開度域
に急速に開放する機関の急加速運転時について説明す
る。絞り弁4の低開度域においては、絞り弁4より下流
側の吸気路2A内には、−350mmHg以上の大きな
負圧が発生するもので、これによれば前述したと同様に
圧力センサーからのOFF信号によって圧縮空気ポンプ
20は非駆動状態にあって、圧縮空気ポンプ20より加
圧空気通路21に対して加圧空気の供給は行なわれない
ものの、絞り弁4より下流側の吸気路2A内の大きな負
圧によって空気通路8内を充分なる量と速い流速を持っ
た空気が流れ、この空気が噴射弁5の燃料噴孔5Aより
噴射される燃料と混合され、混合気噴射路10内におけ
る燃料と空気との混合,霧化を良好に維持する。
に急速に開放する機関の急加速運転時について説明す
る。絞り弁4の低開度域においては、絞り弁4より下流
側の吸気路2A内には、−350mmHg以上の大きな
負圧が発生するもので、これによれば前述したと同様に
圧力センサーからのOFF信号によって圧縮空気ポンプ
20は非駆動状態にあって、圧縮空気ポンプ20より加
圧空気通路21に対して加圧空気の供給は行なわれない
ものの、絞り弁4より下流側の吸気路2A内の大きな負
圧によって空気通路8内を充分なる量と速い流速を持っ
た空気が流れ、この空気が噴射弁5の燃料噴孔5Aより
噴射される燃料と混合され、混合気噴射路10内におけ
る燃料と空気との混合,霧化を良好に維持する。
【0063】そして機関を急加速すべく絞り弁4の低開
度域より絞り弁4を中,高開度域に急速に開放すると、
絞り弁4より下流側の吸気路2A内の負圧は瞬時に小と
なって−350mmHg以下となる。
度域より絞り弁4を中,高開度域に急速に開放すると、
絞り弁4より下流側の吸気路2A内の負圧は瞬時に小と
なって−350mmHg以下となる。
【0064】この負圧変化によると、圧力センサーは圧
縮空気ポンプ20に対して即座にON信号を出力し、こ
れによって圧縮空気ポンプ20は駆動し、加圧空気通路
21より空気通路8内に加圧空気を供給する。
縮空気ポンプ20に対して即座にON信号を出力し、こ
れによって圧縮空気ポンプ20は駆動し、加圧空気通路
21より空気通路8内に加圧空気を供給する。
【0065】而して、空気通路8内を流れる空気の量の
減少及び空気流速の低下が生ずるものの加圧空気通路2
1より混合気噴射路10内に加圧空気が供給されるもの
で混合気噴射路10内において燃料と空気との充分なる
混合と霧化が行なわれ加速性能の著しい向上を図ること
ができたものである。
減少及び空気流速の低下が生ずるものの加圧空気通路2
1より混合気噴射路10内に加圧空気が供給されるもの
で混合気噴射路10内において燃料と空気との充分なる
混合と霧化が行なわれ加速性能の著しい向上を図ること
ができたものである。
【0066】圧縮空気ポンプ20の駆動,停止は絞り弁
4の開度状態に応じて電気信号を出力する角度センサー
(図示せず)にて制御してもよい。例えば角度センサー
は、絞り弁4の開度が1/4開度以下でOFF信号を出
して圧縮空気ポンプ20を非駆動状態としてポンプ作用
を停止し、一方絞り弁4の開度が1/4開度以上全開迄
の間でON信号を出力して圧縮空気ポンプ20を駆動し
てポンプ作用をなす。
4の開度状態に応じて電気信号を出力する角度センサー
(図示せず)にて制御してもよい。例えば角度センサー
は、絞り弁4の開度が1/4開度以下でOFF信号を出
して圧縮空気ポンプ20を非駆動状態としてポンプ作用
を停止し、一方絞り弁4の開度が1/4開度以上全開迄
の間でON信号を出力して圧縮空気ポンプ20を駆動し
てポンプ作用をなす。
【0067】上記によれば、絞り弁4より下流側の吸気
路2B内の負圧が小となる(大気圧に近づく)絞り弁4
の開度1/4以上において、角度センサーより圧縮空気
ポンプ20に向かってON信号が出力されるので、圧縮
空気ポンプ20より加圧空気通路21を介して空気通路
8へ加圧空気が供給され、この加圧空気は空気通路8を
介して混合気噴射路10内へ供給される。而して、混合
気噴射路10内において燃料と空気との良好な混合と霧
化が行なわれ第1の例と同様なる作用,効果を奏する。
路2B内の負圧が小となる(大気圧に近づく)絞り弁4
の開度1/4以上において、角度センサーより圧縮空気
ポンプ20に向かってON信号が出力されるので、圧縮
空気ポンプ20より加圧空気通路21を介して空気通路
8へ加圧空気が供給され、この加圧空気は空気通路8を
介して混合気噴射路10内へ供給される。而して、混合
気噴射路10内において燃料と空気との良好な混合と霧
化が行なわれ第1の例と同様なる作用,効果を奏する。
【0068】かかる実施例にあっては特に次の効果が付
加される。すなわち、角度センサーは、絞り弁4の角度
と機械的に連動されていてON−OFF電気信号を出力
するもので、吸気路内の負圧変化によって電気信号を出
力するものに比較して特に圧縮空気ポンプ20に対する
ON信号の遅れが解消できたので、これによって機関の
動特性の向上を図ることができた。
加される。すなわち、角度センサーは、絞り弁4の角度
と機械的に連動されていてON−OFF電気信号を出力
するもので、吸気路内の負圧変化によって電気信号を出
力するものに比較して特に圧縮空気ポンプ20に対する
ON信号の遅れが解消できたので、これによって機関の
動特性の向上を図ることができた。
【0069】又、前記角度センサーによって絞り弁4の
開放速度によるON−OFF信号を出力し、絞り弁4を
全閉から全開迄移動するのに要する時間が2秒以下の急
速開放時(急加速運転に相当)においてON信号を圧縮
空気ポンプ20に出力し、一方絞り弁4を全閉から全開
迄移動するのに要する時間を2秒以上の徐速開放時(徐
加速運転に相当)においてOFF信号を圧縮空気ポンプ
20に出力すると、機関の急加速運転時において、吸気
路2B内の負圧力が小となっても加圧空気通路21より
加圧された空気を、空気通路8内へ供給できるので燃料
と空気との混合,霧化を良好に維持することができ、機
関の加速運転性を向上できたものである。
開放速度によるON−OFF信号を出力し、絞り弁4を
全閉から全開迄移動するのに要する時間が2秒以下の急
速開放時(急加速運転に相当)においてON信号を圧縮
空気ポンプ20に出力し、一方絞り弁4を全閉から全開
迄移動するのに要する時間を2秒以上の徐速開放時(徐
加速運転に相当)においてOFF信号を圧縮空気ポンプ
20に出力すると、機関の急加速運転時において、吸気
路2B内の負圧力が小となっても加圧空気通路21より
加圧された空気を、空気通路8内へ供給できるので燃料
と空気との混合,霧化を良好に維持することができ、機
関の加速運転性を向上できたものである。
【0070】尚、前記の絞り弁開放速度に対する角度セ
ンサーからのON−OFF信号の出力は機関に対して適
宜選定されるものである。
ンサーからのON−OFF信号の出力は機関に対して適
宜選定されるものである。
【0071】
【発明の効果】本発明によると次の効果を奏する。燃料
噴射弁より噴射される燃料を絞り弁より下流側の吸気路
を介して機関へ供給する内燃機関における燃料噴射装置
において、絞り弁より下流側の吸気路内にあって、吸気
路の長手方向軸心線X−Xに対して略平行で、その上流
側が閉塞されるとともに下流側が開口し、下流側の開口
には吸気路の下流側に向けて、その内径部分が暫次拡大
する拡大傾斜部を設けた燃料噴射路と;一端が大気又は
絞り弁より上流側の吸気路に連なり、他端が燃料噴射弁
の燃料噴孔の周囲に同芯状に連なり、燃料噴孔より噴射
される燃料に空気を供給する空気通路と;燃料噴射弁の
長手方向軸心線Z−Z上にあって一端が燃料噴射路に連
なり他端が空気通路に連なる混合気噴射路と;少なくと
も燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置されて、拡大傾斜部
とともに燃料噴射路の長手方向軸心線Y−Yに沿って連
続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部を備えたコーン
部材と;絞り弁より下流側の吸気路内の負圧が一定圧力
以下においてポンプ作用をなし、一定圧力以上でポンプ
作用を停止する圧縮空気ポンプと;一端が圧縮空気ポン
プの空気吐出路に連なり、他端が空気通路に連なる加圧
空気通路と;によって燃料噴射装置を構成したことによ
ると、燃料噴射弁の燃料噴孔より混合気噴射路内に噴射
される燃料は、その周囲を空気通路より供給される空気
にておおわれつつ混合気噴射路内に噴射され、混合気噴
射路内にて燃料と空気とが積極的に混合して混合気が形
成され、又特に絞り弁の中,高開度域において、空気ポ
ンプより燃料噴射弁の燃料噴孔の周囲に加圧された空気
を強制的に供給したので、混合気噴射路内において燃料
と空気との混合が充分に行なわれて良好な霧化状態を得
ることができ、気筒への混合気の分配,機関の出力向
上,回転の安定,等機関性能向上の為のテストの自由度
が増し性能の向上を容易に達成できるものである。
噴射弁より噴射される燃料を絞り弁より下流側の吸気路
を介して機関へ供給する内燃機関における燃料噴射装置
において、絞り弁より下流側の吸気路内にあって、吸気
路の長手方向軸心線X−Xに対して略平行で、その上流
側が閉塞されるとともに下流側が開口し、下流側の開口
には吸気路の下流側に向けて、その内径部分が暫次拡大
する拡大傾斜部を設けた燃料噴射路と;一端が大気又は
絞り弁より上流側の吸気路に連なり、他端が燃料噴射弁
の燃料噴孔の周囲に同芯状に連なり、燃料噴孔より噴射
される燃料に空気を供給する空気通路と;燃料噴射弁の
長手方向軸心線Z−Z上にあって一端が燃料噴射路に連
なり他端が空気通路に連なる混合気噴射路と;少なくと
も燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置されて、拡大傾斜部
とともに燃料噴射路の長手方向軸心線Y−Yに沿って連
続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部を備えたコーン
部材と;絞り弁より下流側の吸気路内の負圧が一定圧力
以下においてポンプ作用をなし、一定圧力以上でポンプ
作用を停止する圧縮空気ポンプと;一端が圧縮空気ポン
プの空気吐出路に連なり、他端が空気通路に連なる加圧
空気通路と;によって燃料噴射装置を構成したことによ
ると、燃料噴射弁の燃料噴孔より混合気噴射路内に噴射
される燃料は、その周囲を空気通路より供給される空気
にておおわれつつ混合気噴射路内に噴射され、混合気噴
射路内にて燃料と空気とが積極的に混合して混合気が形
成され、又特に絞り弁の中,高開度域において、空気ポ
ンプより燃料噴射弁の燃料噴孔の周囲に加圧された空気
を強制的に供給したので、混合気噴射路内において燃料
と空気との混合が充分に行なわれて良好な霧化状態を得
ることができ、気筒への混合気の分配,機関の出力向
上,回転の安定,等機関性能向上の為のテストの自由度
が増し性能の向上を容易に達成できるものである。
【0072】又、機関の急加速運転時において、絞り弁
が高開度に開放されて吸気路内の負圧が小となると、圧
縮空気ポンプより加圧された空気を強制的に供給したの
で、前記と同様に混合気噴射路内における混合,霧化状
態が良好となり加速性能の向上を図ることができたもの
である。
が高開度に開放されて吸気路内の負圧が小となると、圧
縮空気ポンプより加圧された空気を強制的に供給したの
で、前記と同様に混合気噴射路内における混合,霧化状
態が良好となり加速性能の向上を図ることができたもの
である。
【0073】又、吸気路内に供給される混合気の混合,
霧化状態が良好となったことによると燃料噴射路より吸
気路内へ噴射される混合気が吸気路の管壁に付着するこ
とが抑止され、これによって燃料経済性の向上を図るこ
とができた。
霧化状態が良好となったことによると燃料噴射路より吸
気路内へ噴射される混合気が吸気路の管壁に付着するこ
とが抑止され、これによって燃料経済性の向上を図るこ
とができた。
【0074】又、空気通路に、空気通路内の圧力が負圧
状態において空気通路を開放し、空気通路内の圧力が正
圧状態において空気通路を閉塞する一方向制御弁を配置
したことによると、空気通路内に圧縮空気ポンプより加
圧された空気が供給された際において、空気通路より大
気側への空気の漏洩がなくなるので供給された空気を充
分に噴射弁噴射路内に供給できるもので混合気噴射路内
における空気と燃料との混合性が良好となる。
状態において空気通路を開放し、空気通路内の圧力が正
圧状態において空気通路を閉塞する一方向制御弁を配置
したことによると、空気通路内に圧縮空気ポンプより加
圧された空気が供給された際において、空気通路より大
気側への空気の漏洩がなくなるので供給された空気を充
分に噴射弁噴射路内に供給できるもので混合気噴射路内
における空気と燃料との混合性が良好となる。
【0075】圧縮空気ポンプを、絞り弁の一定開度以上
の絞り弁開度においてポンプ作用をなし、絞り弁の一定
開度以下の絞り弁開度においてポンプ作用を停止させた
ことによると、吸気路内の負圧変化に応じて動作するも
のに比較して圧縮空気ポンプの動作遅れの解消ができ、
機関の動特性の向上を図ることができたものである。
の絞り弁開度においてポンプ作用をなし、絞り弁の一定
開度以下の絞り弁開度においてポンプ作用を停止させた
ことによると、吸気路内の負圧変化に応じて動作するも
のに比較して圧縮空気ポンプの動作遅れの解消ができ、
機関の動特性の向上を図ることができたものである。
【0076】圧縮空気ポンプを、絞り弁の開放速度が一
定開放速度以上においてポンプ作用をなし、絞り弁の開
放速度が一定開放速度以下においてポンプ作用を停止さ
せたことによると、急加速運転時における燃料と空気と
の混合,霧化を一層向上させることができ加速性能の向
上を図ることができたものである。
定開放速度以上においてポンプ作用をなし、絞り弁の開
放速度が一定開放速度以下においてポンプ作用を停止さ
せたことによると、急加速運転時における燃料と空気と
の混合,霧化を一層向上させることができ加速性能の向
上を図ることができたものである。
【図1】本発明の燃料噴射装置の実施例を示す縦断面図
である。
である。
【図2】空気通路形成体の縦断面図である。
【図3】図2の右側面図である。
2 吸気路 2B 絞り弁より下流側の吸気路 4 絞り弁 5 燃料噴射弁 6 燃料噴射路 8 空気通路 10 混合気噴射路 20 圧縮空気ポンプ 21 加圧空気通路 22 一方向制御弁
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料噴射弁より噴射される燃料を絞り弁
より下流側の吸気路を介して機関へ供給する内燃機関に
おける燃料噴射装置において、絞り弁より下流側の吸気
路内にあって、吸気路の長手方向軸心線X−Xに対して
略平行で、その上流側が閉塞されるとともに下流側が開
口し、下流側の開口には吸気路の下流側に向けて、その
内径部分が暫次拡大する拡大傾斜部を設けた燃料噴射路
と;一端が大気又は絞り弁より上流側の吸気路に連な
り、他端が燃料噴射弁の燃料噴孔の周囲に同芯状に連な
り、燃料噴孔より噴射される燃料に空気を供給する空気
通路と;燃料噴射弁の長手方向軸心線Z−Z上にあって
一端が燃料噴射路に連なり他端が空気通路に連なる混合
気噴射路と;少なくとも燃料噴射路の拡大傾斜部内に配
置されて、拡大傾斜部とともに燃料噴射路の長手方向軸
心線Y−Yに沿って連続した環状間隙を形成する拡大傾
斜突部を備えたコーン部材と;絞り弁より下流側の吸気
路内の負圧が一定圧力以下においてポンプ作用をなし、
一定圧力以上でポンプ作用を停止する圧縮空気ポンプ
と;一端が圧縮空気ポンプの空気吐出路に連なり、他端
が空気通路に連なる加圧空気通路と;を有することを特
徴とする燃料噴射装置。 - 【請求項2】 前記、空気通路に、空気通路内の圧力が
負圧状態において空気通路を開放し、空気通路内の圧力
が正圧状態において空気通路を閉塞する一方向制御弁を
配置してなる請求項第1項記載の燃料噴射装置。 - 【請求項3】 前記、圧縮空気ポンプを、絞り弁の開放
速度が一定開放速度以上においてポンプ作用をなし、絞
り弁の開放速度が一定開放速度以下においてポンプ作用
を停止させてなる請求項第1項記載の燃料噴射装置。 - 【請求項4】 前記、圧縮空気ポンプを、絞り弁の開度
が一定開度以上でポンプ作用をなし、一定開度以下でポ
ンプ作用を停止させてなる請求項第1項記載の燃料噴射
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22872791A JPH0544600A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22872791A JPH0544600A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 燃料噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544600A true JPH0544600A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16880866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22872791A Pending JPH0544600A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544600A (ja) |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP22872791A patent/JPH0544600A/ja active Pending
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