JPH0544608Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544608Y2 JPH0544608Y2 JP1987151310U JP15131087U JPH0544608Y2 JP H0544608 Y2 JPH0544608 Y2 JP H0544608Y2 JP 1987151310 U JP1987151310 U JP 1987151310U JP 15131087 U JP15131087 U JP 15131087U JP H0544608 Y2 JPH0544608 Y2 JP H0544608Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- canvas
- longitudinal direction
- outer covering
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Belt Conveyors (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ベルト芯体の外周面が外被帆布によ
り被覆されてなるいわゆるラツプドVベルトの改
良に関するものである。
り被覆されてなるいわゆるラツプドVベルトの改
良に関するものである。
(従来の技術)
一般に、コンバイン、田植機、トラクタ等の農
業機械において、その動力伝達のために使用され
る農業用Vベルトは、常に泥砂、粉塵、水等が付
着する使用状況下にあり、このため、主に、ゴム
からなるベルト芯体の外周面を帆布等により覆つ
てなる構造のラツプドVベルトが広く採用されて
いる。
業機械において、その動力伝達のために使用され
る農業用Vベルトは、常に泥砂、粉塵、水等が付
着する使用状況下にあり、このため、主に、ゴム
からなるベルト芯体の外周面を帆布等により覆つ
てなる構造のラツプドVベルトが広く採用されて
いる。
また、この種のVベルトは、殆どの場合、動力
伝達のための張力を付与する目的で背面テンシヨ
ンプーリ機構が使用される。すなわち、このテン
シヨンプーリ機構は、駆動及び従動の両プーリ間
に該両プーリの回転軸と平行な回転軸心を有する
テンシヨンプーリを配置し、そのテンシヨンプー
リにより駆動及び従動プーリ間に巻き掛けられた
Vベルトの背面側を押圧することにより、Vベル
トに張力を与えて駆動及び従動プーリ間で動力を
伝達させるようにしたものである。
伝達のための張力を付与する目的で背面テンシヨ
ンプーリ機構が使用される。すなわち、このテン
シヨンプーリ機構は、駆動及び従動の両プーリ間
に該両プーリの回転軸と平行な回転軸心を有する
テンシヨンプーリを配置し、そのテンシヨンプー
リにより駆動及び従動プーリ間に巻き掛けられた
Vベルトの背面側を押圧することにより、Vベル
トに張力を与えて駆動及び従動プーリ間で動力を
伝達させるようにしたものである。
ところで、ラツプドVベルトにおいて、そのベ
ルト芯体に外被帆布を巻き付ける場合、通常、そ
の巻始め及び巻終りつまり接合端縁部は帆布の糸
目(帆布の縦糸又は横糸に沿う方向)に沿つて切
断されている。尚、帆布の糸目がベルト長手方向
に対しなす角度は通常45°又は60°の2種類あり、
いずれも帆布の糸目に沿つて切断される。
ルト芯体に外被帆布を巻き付ける場合、通常、そ
の巻始め及び巻終りつまり接合端縁部は帆布の糸
目(帆布の縦糸又は横糸に沿う方向)に沿つて切
断されている。尚、帆布の糸目がベルト長手方向
に対しなす角度は通常45°又は60°の2種類あり、
いずれも帆布の糸目に沿つて切断される。
また、外被帆布は、原反基布にゴムをコーテイ
ングした後、バイアスカツトして継ぐ製法が一般
的に採用されているが、上記バイアスカツトの継
ぎ部も帆布の糸目に沿う方向とされている。
ングした後、バイアスカツトして継ぐ製法が一般
的に採用されているが、上記バイアスカツトの継
ぎ部も帆布の糸目に沿う方向とされている。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、近年における農業機械のコンパ
クト化、高性能化等に伴い、農業用Vベルトの使
用条件もより一層厳しくなつており、テンシヨン
プーリの小径化、伝動負荷の増大、雰囲気温度の
上昇等により、特にラツプドVベルトではその圧
縮部材の亀裂に起因する耐久性の低下が大きな問
題となつている。
クト化、高性能化等に伴い、農業用Vベルトの使
用条件もより一層厳しくなつており、テンシヨン
プーリの小径化、伝動負荷の増大、雰囲気温度の
上昇等により、特にラツプドVベルトではその圧
縮部材の亀裂に起因する耐久性の低下が大きな問
題となつている。
すなわち、上記のように帆布の糸目に沿つて切
断された外被帆布の場合、背面テンシヨンプーリ
によるいわゆるリバースベンド条件下では、ベル
トの曲げによる歪みにより生じる応力は、切断部
の布により覆われている下側布において上側布の
切断線と交差する織糸(縦糸又は横糸の一方の
み)が集中的に受ける。その結果、切断部の糸目
から早期にクラツクが発生し、ベルトの耐久性が
低下することとなる。これは、例えば、ある部材
が不連続状態にあるとき、その不連続部分に応力
が集中して破壊が進行するという一般的な現象と
同様である。
断された外被帆布の場合、背面テンシヨンプーリ
によるいわゆるリバースベンド条件下では、ベル
トの曲げによる歪みにより生じる応力は、切断部
の布により覆われている下側布において上側布の
切断線と交差する織糸(縦糸又は横糸の一方の
み)が集中的に受ける。その結果、切断部の糸目
から早期にクラツクが発生し、ベルトの耐久性が
低下することとなる。これは、例えば、ある部材
が不連続状態にあるとき、その不連続部分に応力
が集中して破壊が進行するという一般的な現象と
同様である。
本考案は斯かる点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、ラツプドVベルトに使用される外被帆
布の接合部分の切断形状を改良することにより、
農業用Vベルト等として背面テンシヨンプーリに
よるリバースベンド条件下で使用しても外被帆布
の接合部への応力集中を分散し、その接合部のク
ラツクの発生を抑制しようとすることにある。
の目的は、ラツプドVベルトに使用される外被帆
布の接合部分の切断形状を改良することにより、
農業用Vベルト等として背面テンシヨンプーリに
よるリバースベンド条件下で使用しても外被帆布
の接合部への応力集中を分散し、その接合部のク
ラツクの発生を抑制しようとすることにある。
(課題を解決するための手段)
この目的の達成のため、本考案の解決手段は、
外被帆布の接合部としての端縁部を帆布の糸目に
沿う方向に切断せず、その切断角度を糸目の角度
に対し所定角度だけずらすこととする。
外被帆布の接合部としての端縁部を帆布の糸目に
沿う方向に切断せず、その切断角度を糸目の角度
に対し所定角度だけずらすこととする。
具体的には、本考案の構成は、断面逆台形状の
ベルト芯体と、該ベルト芯体を、ベルト長手方向
に沿つて端縁同士が重ね合わされかつ該重ね合わ
せ部が少なくとも1つとなるようにベルト外周側
から被覆して、該外周面に接合された外被帆布と
を備えたラツプドVベルトにおいて、上記外被帆
布の重ね合わせ部の上側となる帆布の端縁部の切
断線と糸目とのなす角度θ1を、ベルト長手方向に
対する帆布の縦糸と横糸とのなす交差角をθとし
て、ベルト長手方向と直交する方向については、 5°≦θ1≦{(180−θ)/2−5}° の範囲に、またベルト長手方向に沿う方向につい
ては、 5°≦θ1≦(1/2)・{90−(180−θ)/2}° の範囲にそれぞれ設定するものとする。
ベルト芯体と、該ベルト芯体を、ベルト長手方向
に沿つて端縁同士が重ね合わされかつ該重ね合わ
せ部が少なくとも1つとなるようにベルト外周側
から被覆して、該外周面に接合された外被帆布と
を備えたラツプドVベルトにおいて、上記外被帆
布の重ね合わせ部の上側となる帆布の端縁部の切
断線と糸目とのなす角度θ1を、ベルト長手方向に
対する帆布の縦糸と横糸とのなす交差角をθとし
て、ベルト長手方向と直交する方向については、 5°≦θ1≦{(180−θ)/2−5}° の範囲に、またベルト長手方向に沿う方向につい
ては、 5°≦θ1≦(1/2)・{90−(180−θ)/2}° の範囲にそれぞれ設定するものとする。
例えば、第1図に示す如く、糸目のベルト長手
方向に対する角度が60°のVベルトでは、縦糸と
横糸との交差角θはθ=120°であり、その場合、
ベルト長手方向と直交する方向については、5°≦
θ1≦25°の範囲に、ベルト長手方向に沿う方向に
ついては、5°≦θ1≦30°の範囲にそれぞれ設定され
る。
方向に対する角度が60°のVベルトでは、縦糸と
横糸との交差角θはθ=120°であり、その場合、
ベルト長手方向と直交する方向については、5°≦
θ1≦25°の範囲に、ベルト長手方向に沿う方向に
ついては、5°≦θ1≦30°の範囲にそれぞれ設定され
る。
(作用)
上記の構成により、本考案では、外被帆布の重
合部における上側布の切断線が糸目からずれてい
るので、切断部の布により覆われている下側の布
の上側布の切断線と交差する部分の織糸が応力を
受けた場合、その応力を帆布の縦糸及び横糸の双
方で受けることとなり、その応力が分散される。
その結果、外被帆布にクラツクが生じることはな
く、ベルトの耐久性を向上できるのである。
合部における上側布の切断線が糸目からずれてい
るので、切断部の布により覆われている下側の布
の上側布の切断線と交差する部分の織糸が応力を
受けた場合、その応力を帆布の縦糸及び横糸の双
方で受けることとなり、その応力が分散される。
その結果、外被帆布にクラツクが生じることはな
く、ベルトの耐久性を向上できるのである。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図は本考案の実施例に係るVベルトAの全
体構成を示し、このVベルトAはエンドレスのベ
ルト芯体1と、該ベルト芯体1の外周面を被覆す
る外被帆布6とを備えてなる。上記ベルト芯体1
は、底ゴムを形成するクツシヨン層2と抗張帯層
3とで断面断面逆台形状に形成され、上記抗張帯
層3は芯体コード4,4,……と、該芯体コード
4,4,……を埋設した接着ゴム層5とからな
る。
体構成を示し、このVベルトAはエンドレスのベ
ルト芯体1と、該ベルト芯体1の外周面を被覆す
る外被帆布6とを備えてなる。上記ベルト芯体1
は、底ゴムを形成するクツシヨン層2と抗張帯層
3とで断面断面逆台形状に形成され、上記抗張帯
層3は芯体コード4,4,……と、該芯体コード
4,4,……を埋設した接着ゴム層5とからな
る。
一方、外被帆布6は、縦糸7,7,……と横糸
8,8,……とをベルト長手方向に対しθ=120°
の交差角で織つた平織帆布に練りゴムを練り込ん
で両面フリクシヨン面としたものであり、上記ベ
ルト芯体1を、ベルト長手方向に沿つて端縁同士
が重ね合わされかつ該重ね合わせ部が少なくとも
1つとなるようにベルト外周側から被覆して、該
外周面に接合されている。
8,8,……とをベルト長手方向に対しθ=120°
の交差角で織つた平織帆布に練りゴムを練り込ん
で両面フリクシヨン面としたものであり、上記ベ
ルト芯体1を、ベルト長手方向に沿つて端縁同士
が重ね合わされかつ該重ね合わせ部が少なくとも
1つとなるようにベルト外周側から被覆して、該
外周面に接合されている。
そして、この外被帆布6には、下側の布6aの
みの1プライ部分と該下側の布6a上に上側の布
6bが重なつた2プライ部分とが形成されてお
り、上記上側布6bは帆布の糸目の角度に対し所
定角度θ1だけずれて切断されている。すなわち、
上記外被帆布6の重ね合わせ部の上側となる帆布
6bの端縁部の切断線6cと糸目とのなす角度θ1
は、ベルト長手方向に対する帆布の縦糸7と横糸
8とのなす交差角をθ=120°として、ベルト長手
方向と直交する方向については、5°≦θ1≦{(180
−θ)/2−5}°、つまり5°≦θ1≦25°の範囲
に、またベルト長手方向に沿う方向については、
5°≦θ1≦(1/2)・{90−(180−θ)/2}°、
つまり5°≦θ1≦30°の範囲にそれぞれ設定されてい
る。
みの1プライ部分と該下側の布6a上に上側の布
6bが重なつた2プライ部分とが形成されてお
り、上記上側布6bは帆布の糸目の角度に対し所
定角度θ1だけずれて切断されている。すなわち、
上記外被帆布6の重ね合わせ部の上側となる帆布
6bの端縁部の切断線6cと糸目とのなす角度θ1
は、ベルト長手方向に対する帆布の縦糸7と横糸
8とのなす交差角をθ=120°として、ベルト長手
方向と直交する方向については、5°≦θ1≦{(180
−θ)/2−5}°、つまり5°≦θ1≦25°の範囲
に、またベルト長手方向に沿う方向については、
5°≦θ1≦(1/2)・{90−(180−θ)/2}°、
つまり5°≦θ1≦30°の範囲にそれぞれ設定されてい
る。
したがつて、上記実施例においては、Vベルト
Aが背面テンシヨンプーリによりリバースベンド
状態になり、その外被帆布6における上側の布6
bにより覆われている下側の布6aの上側布6b
の切断線6cと交差する部分の織糸が応力を受け
た場合、外被帆布6の上側布6bの切断線6cが
その糸目からベルト長手方向と直交する方向につ
いて5°≦θ1≦25°の範囲の、またベルト長手方向に
沿う方向について5°≦θ1≦30°の範囲の各角度θ1で
ずれているので、上記応力を帆布の縦糸7,7,
……及び横糸8,8,……の双方で受けることと
なり、その応力が分散される。このため、外被帆
布6にクラツクが生じることはなく、よつてベル
トAの耐久性を向上することができる。
Aが背面テンシヨンプーリによりリバースベンド
状態になり、その外被帆布6における上側の布6
bにより覆われている下側の布6aの上側布6b
の切断線6cと交差する部分の織糸が応力を受け
た場合、外被帆布6の上側布6bの切断線6cが
その糸目からベルト長手方向と直交する方向につ
いて5°≦θ1≦25°の範囲の、またベルト長手方向に
沿う方向について5°≦θ1≦30°の範囲の各角度θ1で
ずれているので、上記応力を帆布の縦糸7,7,
……及び横糸8,8,……の双方で受けることと
なり、その応力が分散される。このため、外被帆
布6にクラツクが生じることはなく、よつてベル
トAの耐久性を向上することができる。
尚、上記実施例では、外被帆布6として、縦糸
7,7,……と横糸8,8,……とをベルト長手
方向に対しθ=120°の交差角で織つた平織帆布を
使用したが、縦糸7,7,……と横糸8,8,…
…とをベルト長手方向に対しθ=90°の交差角で
織つた平織帆布を使用してもよい。その場合、外
被帆布6の切断線6cの帆布の糸目とのなす角度
θ1は、ベルト長手方向と直交する方向について5°
≦θ1≦40°の範囲に、ベルト長手方向に沿う方向
については5°≦θ1≦22.5°の範囲にそれぞれ設定さ
れる。
7,7,……と横糸8,8,……とをベルト長手
方向に対しθ=120°の交差角で織つた平織帆布を
使用したが、縦糸7,7,……と横糸8,8,…
…とをベルト長手方向に対しθ=90°の交差角で
織つた平織帆布を使用してもよい。その場合、外
被帆布6の切断線6cの帆布の糸目とのなす角度
θ1は、ベルト長手方向と直交する方向について5°
≦θ1≦40°の範囲に、ベルト長手方向に沿う方向
については5°≦θ1≦22.5°の範囲にそれぞれ設定さ
れる。
最後に、具体例について説明する。縦糸と横糸
とをベルト長手方向に対しθ=120°の交差角で織
つた外被帆布を使用したものと、同様にθ=90°
の交差角で織つた外被帆布を使用したものとの2
種類のVベルトA1,A2に対し、その各々につき
外被帆布の切断線の帆布の糸目とのなす角度θ1を
ベルト長手方向と直交する方向について0〜30°
の範囲で変えた多数の試験用Vベルトを用意し、
それらを第4図に示すプーリ式変速装置によりク
ラツク発生までのベルトの走行時間を計測したと
ころ、第3図に示す結果が得られた。上記プーリ
式変速装置は駆動プーリP1と、従動プーリP2と、
両プーリP1,P2間に配置された背面テンシヨン
プーリP3とを備えており、駆動プーリP1は有効
径が103mmのもので、2500rpmの回転数で回転駆
動される。また、従動プーリP2は有効径が174.5
mmのもので、7.5HPの負荷がかけられている。さ
らに、背面テンシヨンプーリP3は直径が100mmの
もので、VベルトA1,A2に対し20Kgの張力用荷
重が加えられる。
とをベルト長手方向に対しθ=120°の交差角で織
つた外被帆布を使用したものと、同様にθ=90°
の交差角で織つた外被帆布を使用したものとの2
種類のVベルトA1,A2に対し、その各々につき
外被帆布の切断線の帆布の糸目とのなす角度θ1を
ベルト長手方向と直交する方向について0〜30°
の範囲で変えた多数の試験用Vベルトを用意し、
それらを第4図に示すプーリ式変速装置によりク
ラツク発生までのベルトの走行時間を計測したと
ころ、第3図に示す結果が得られた。上記プーリ
式変速装置は駆動プーリP1と、従動プーリP2と、
両プーリP1,P2間に配置された背面テンシヨン
プーリP3とを備えており、駆動プーリP1は有効
径が103mmのもので、2500rpmの回転数で回転駆
動される。また、従動プーリP2は有効径が174.5
mmのもので、7.5HPの負荷がかけられている。さ
らに、背面テンシヨンプーリP3は直径が100mmの
もので、VベルトA1,A2に対し20Kgの張力用荷
重が加えられる。
この第3図から明らかなように、外被帆布の切
断線の帆布の糸目とのなす角度θ1をベルト長手方
向と直交する方向について概ね5〜25°の範囲と
すると、2種類のVベルトA1,A2共、クラツク
発生までのベルト走行時間が通常一般のものに比
べ大巾に長くなつており、本考案の効果が良好に
発揮されたことが判明した。
断線の帆布の糸目とのなす角度θ1をベルト長手方
向と直交する方向について概ね5〜25°の範囲と
すると、2種類のVベルトA1,A2共、クラツク
発生までのベルト走行時間が通常一般のものに比
べ大巾に長くなつており、本考案の効果が良好に
発揮されたことが判明した。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によると、ベルト
芯体の外周面に外被帆布が被着されてなるラツプ
ドVベルトにおいて、外被帆布のベルト長手方向
に沿つた重合部における上側布の端縁部を帆布の
糸目の角度に対し所定角度だけずらして切断する
構造としたことにより、切断部の布により覆われ
ている下側の布の上側布の切断線と交差する部分
に対する応力を帆布の縦糸及び横糸の双方で受け
て、その応力を分散でき、よつて外被帆布のクラ
ツク発生を抑制してラツプドVベルトの耐久性を
向上することができる。
芯体の外周面に外被帆布が被着されてなるラツプ
ドVベルトにおいて、外被帆布のベルト長手方向
に沿つた重合部における上側布の端縁部を帆布の
糸目の角度に対し所定角度だけずらして切断する
構造としたことにより、切断部の布により覆われ
ている下側の布の上側布の切断線と交差する部分
に対する応力を帆布の縦糸及び横糸の双方で受け
て、その応力を分散でき、よつて外被帆布のクラ
ツク発生を抑制してラツプドVベルトの耐久性を
向上することができる。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図はVベルト内周側の拡大平面図、第2図は内
周側から見たVベルトの斜視図である。第3図は
外被帆布の切断部における切断角度変化に対する
クラツク発生までの時間を示す特性図、第4図は
その試験のために用いたプーリ式変速装置の概略
図である。 A……Vベルト、1……ベルト芯体、6……外
被帆布、6a……下側布、6b……上側布、6c
……切断線、7……縦糸、8……横糸。
1図はVベルト内周側の拡大平面図、第2図は内
周側から見たVベルトの斜視図である。第3図は
外被帆布の切断部における切断角度変化に対する
クラツク発生までの時間を示す特性図、第4図は
その試験のために用いたプーリ式変速装置の概略
図である。 A……Vベルト、1……ベルト芯体、6……外
被帆布、6a……下側布、6b……上側布、6c
……切断線、7……縦糸、8……横糸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 断面逆台形状のベルト芯体と、該ベルト芯体
を、ベルト長手方向に沿つて端縁同士が重ね合わ
されかつ該重ね合わせ部が少なくとも1つとなる
ようにベルト外周側から被覆して、該外周面に接
合された外被帆布とを備えたラツプドVベルトで
あつて、 上記外被帆布の重ね合わせ部の上側となる端縁
部の切断線と糸目とのなす角度θ1が、ベルト長手
方向に対する帆布の縦糸と横糸とのなす交差角を
θとするとき、ベルト長手方向と直交する方向に
ついて、 5°≦θ1≦{(180−θ)/2−5}° の範囲に設定され、ベルト長手方向に沿う方向に
ついて、 5°≦θ1≦(1/2)・{90−(180−θ)/2}° の範囲に設定されていることを特徴とするラツプ
ドVベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987151310U JPH0544608Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987151310U JPH0544608Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6455343U JPS6455343U (ja) | 1989-04-05 |
| JPH0544608Y2 true JPH0544608Y2 (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=31425238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987151310U Expired - Lifetime JPH0544608Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544608Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996022479A1 (en) * | 1995-01-20 | 1996-07-25 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Transmission belt and method for producing the same |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139291A (ja) * | 1974-09-25 | 1976-04-01 | Takeshi Hayashi | Sakanasuiagehonpu |
| JPS5757243U (ja) * | 1980-09-22 | 1982-04-03 | ||
| JPS57130036U (ja) * | 1981-02-09 | 1982-08-13 |
-
1987
- 1987-10-02 JP JP1987151310U patent/JPH0544608Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996022479A1 (en) * | 1995-01-20 | 1996-07-25 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Transmission belt and method for producing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6455343U (ja) | 1989-04-05 |
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