JPH0545101A - 眼鏡枠のカーブスケール - Google Patents

眼鏡枠のカーブスケール

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JPH0545101A
JPH0545101A JP23102491A JP23102491A JPH0545101A JP H0545101 A JPH0545101 A JP H0545101A JP 23102491 A JP23102491 A JP 23102491A JP 23102491 A JP23102491 A JP 23102491A JP H0545101 A JPH0545101 A JP H0545101A
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JP
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curve
frame
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lens
scale
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Hitoshi Yagi
仁志 八木
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Miki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズのヤゲンの強制カーブ値を決定するた
めに簡易に眼鏡枠の溝のカーブを測定し、ベースカーブ
を把握する手段を得る。 【構成】 トップリム部において、フロントカーブを分
類し、その分類毎に、フレームカーブを測定するための
各カーブ値の円弧、各円弧には、各フロントカーブ及び
フレームカーブ測定用の円弧のカーブ値から求められる
ベースカーブの値を記した透明板をカーブスケールとす
る。カーブスケールを眼鏡枠のトップリム部に当てて、
枠前方からの疑似カーブを選び、次に枠上方からの疑似
カーブを選ぶ。選んだカーブに記された数値から、ベー
スカーブが把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡のトップリム部の
上方、前方の二方向からのカーブから、眼鏡枠のベース
カーブを測定するカーブスケールに関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡レンズに対する4カーブ、6カーブ
等のカーブ呼称はディオプターカーブという面屈折力D
を示している。レンズの曲率半径(m)は r=(n−1)/D で求められる。屈折率n=1.523のクラウンガラス
を例に取ると、レンズの面屈折力と曲率半径の値は以下
に示すような表になる。
【0003】
【表1】
【0004】眼鏡使用者の視力に応じて表1に示されて
いるようなカーブを組み合わせ、該当する度数に製作さ
れたレンズを選んで枠に装着する。枠には図3に示すよ
うな各種のデザインがあり、玉型も三角形を基本とする
もの、四角形を基本とするもの、丸形を基本とするもの
と様々に分かれる。これらの枠は4D〜6Dをベースカ
ーブとして既製のものが用意されている。
【0005】図4は眼鏡枠のカーブ゛の様子を示す説明
図である。眼鏡枠3のトップリム部4のカーブの様子を
示す。図5は他の種類の眼鏡枠のカーブの様子を示す説
明図である。この例の方が、図4に示した例よりも眼鏡
枠5のトップリム部6のカーブの曲率が大きい。
【0006】この図4と図5の2つの眼鏡枠は、いずれ
も6Dをベースカーブとして製造された眼鏡枠である
が、玉型の形状は異なっている。これらの玉型のトップ
リム部の枠のカーブは図6に示す6Dカーブに相当する
曲率であるが、図5に示す眼鏡枠は4Dカーブに相当す
る曲率となる。このように玉型の形状によってトップリ
ム部の枠のカーブには著しい違いが生じる。
【0007】レンズを眼鏡枠に入れる際、枠の溝のカー
ブとレンズのヤゲンカーブを一致させることが重要であ
る。玉型の形状によって溝カーブが異なる枠にレンズを
装着するために、レンズのヤゲンを溝の形状に一致した
強制カーブで成形している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フレー
ムを製造する際のベースカーブは製造するメーカーによ
り異なり、ベースカーブは4D〜6Dのばらつきがあ
る。また、眼鏡加工、調整での型直しなどの再調整によ
り1Dカーブ〜6Dカーブのものと様々である。さらに
玉型の形状によって著しい違いの表れる眼鏡枠の溝のカ
ーブを把握することはむずかしい。このため、枠の溝の
カーブに合わせてレンズのヤゲンカーブを調整すること
が困難であり、枠の溝のカーブとレンズのヤゲンカーブ
が一致しないことがある。
【0009】枠の溝のカーブとヤゲンカーブが一致しな
い場合、不要な間隙を生じたり、レンズが外れてしまう
等の問題が発生する。レンズのヤゲンカーブを枠の溝の
カーブにあった強制カーブで成形する必要がある。その
ため、枠の溝のカーブを測定し、製造時のベースカーブ
を把握することが重要である。本発明はレンズのヤゲン
の強制カーブ値を決定するために眼鏡枠の溝のカーブを
測定し、ベースカーブを把握する手段を得ることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、トップリム部において枠前方からみたフロントカ
ーブと枠上方からみたフレームカーブにより2方向から
とらえて、枠の溝のカーブを測定する。まずフロントカ
ーブにより分類する。次に、フレームカーブを測る。こ
のとき、分類したフロントカーブ値がほとんど無いとき
は、ベースカーブの値は得られたフレームカーブの値に
一致するが、分類したフロントカーブ値が大きいほど、
得られたフレームカーブの値よりもベースカーブの値が
大きくなる。フロントカーブの分類毎に、フレームカー
ブの値からベースカーブを割り出すことが出来る。
【0011】枠の溝のカーブを簡易に把握するために、
類別した各種のフロントカーブ、さらにフロントカーブ
の各分類毎に、フレームカーブを測定するための各カー
ブ値の円弧を、図1及び図2に示すように、透明板に描
いたものを用いる。描かれた各円弧には、各フロントカ
ーブ測定用円弧1及びフレームカーブ測定用の円弧2の
カーブ値から求められる枠の溝のカーブの値を分類別に
記しておく。
【0012】図7に示すように、このカーブスケール8
を眼鏡枠9のトップリム部に当てて、スケールから(枠
前方からの)フロントカーブの疑似カーブを選び、次
に、図8に示すように、(枠上方からの)フレームカー
ブの疑似カーブを選ぶ。選んだカーブに記された数値か
ら、枠の溝のカーブ、即ち、ベースカーブが把握でき
る。このカーブスケールを用いることにより簡単にベー
スカーブ値を把握することが出来る。
【0013】眼鏡フレームは一般に4D〜6Dをベース
カーブとして製造されている。しかし、ベースカーブが
一定でない上、フレームの玉型の形状により特にトップ
リム部においてフロントカーブ、フレームカーブは種々
異なり、枠の溝のカーブを把握しがたい。図9は眼鏡レ
ンズの球面と環境枠のカーブの関係を示す図である。曲
率半径r(mm)の球面の中心である玉型中心をO、上
方から見たトップリム部における枠の溝のカーブの中点
をA、枠の溝のカーブの両端点を(幅30mm)をB、
Cとする。トップリム部の枠の溝のカーブはB−A−C
を含む面から成り立つ。
【0014】図10は図9の眼鏡レンズの断面を示し、
玉型中心Oからの振れ幅を求めるための説明図である。
OA間の距離をXa(mm)、OB間の距離をXb(m
m)とすると、A点の振れ幅Zaは Za=r−(r2−Xa21/2 、B点の振れ幅Zbは Zb=r−(r2−Xb21/2 で求められる。AB間の振れ幅Zは Z=Zb−Za となる。AB間の距離X(mm)は、AOBのなす角を
θとすると X=Xbsinθ で求められる。トップリム部の枠の溝のカーブB−A−
C面の曲率半径は R=(X2+Z2)/(2Z) にて求めることができる。面の曲率半径R(m)を面屈
折力Dで表されるベースカーブに換算するには、一般に R=(n−1)/D 単位:m であり、n=1.523のクラウンガラスを基準とする
ため、 D=(n−1)/R=0.523/R の式で求めればよい。
【0015】一例として、基本デザインの6Dをベース
カーブとするトップリム部の枠の振れ幅、上記から求め
られたトップリム部の枠上方からのフレームカーブの曲
率半径及びカーブ値の一覧と分類を下の表に示す。
【0016】
【表2】
【0017】表中に分類した枠の溝のカーブ値Dは、ベ
ースカーブを6Dとして製造された枠に関するものであ
る。ベースカーブがフレームカーブにほぼ近似するもの
を分類1とし、フレームカーブ値がベースカーブに対し
て1D大きくなる毎に別の分類とした。これらの分類し
た各種のフロントカーブ、さらにフロントカーブの分類
別に、フレームカーブを測定するための2〜7Dの各カ
ーブの円弧を透明板に描いたものを用いる。描かれた各
円弧には、各フロントカーブ及びフレームカーブ測定用
の円弧の曲率から求められるベースカーブの値を分類別
に記しておく。分類1の場合はベースカーブがほぼフレ
ームカーブに一致するので、フレームカーブのスケール
には円弧のカーブ値そのものをベースカーブ値として付
記する。分類2の場合は、ベースカーブはフレームカー
ブより1D大きいので、スケールに描いた円弧のカーブ
値より1D大きい値をベースカーブとして付記する。分
類3の場合は、ベースカーブはフレームカーブより2D
大きいので、スケールに描いた弧より2D大きい値をベ
ースカーブとし、分類4の場合は、ベースカーブはフレ
ームカーブより3D大きいので、スケールに描いた弧よ
り3D大きい値をベースカーブとし、それぞれ付記す
る。分類5や、その他の場合も同様とする。
【0018】このカーブスケールを眼鏡枠のトップリム
部の前方からあててフロントカーブの分類を調べ、上方
からのフレームカーブをスケールの円弧をあてて測定す
ると、付記された値によりベースカーブを知ることが出
来る。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を以下に示す。図1は本発明
の実施例において使用するカーブスケールに描かれる円
弧である。表に示した中で分類1〜4について、分類1
と2、分類3と4を1つずつのスケールとしたものであ
る。〜は分類を表す。スケール上の2つの弧は枠前
方からのフロントカーブを調べるためのもので、下の6
つの弧は枠上方からのフレームカーブを調べるためのも
ので2D〜7Dに相当する弧が描かれている。6つの弧
に付記された数字は分類別のフロントカーブ、フレーム
カーブから得られるベースカーブの値を示す。分類は
ベースカーブがほぼフレームカーブに一致するので、フ
レームカーブの値そのものをベースカーブ値と考えられ
るものである。分類は、ベースカーブはフレームカー
ブより1D大きいカーブ値をとるものである。分類
は、ベースカーブはフレームカーブより2D大きく、分
類はベースカーブがフレームカーブより3D大きいも
のである。
【0020】このカーブスケールを用いてフレーム溝の
カーブを測定する手順を以下に示す。まず図7に示すよ
うに、スケールの上の分類用の〜の弧を枠9の前方
から当て、いちばん形状の近いものを選ぶ。この場合は
下の弧に近く、分類に相当する。
【0021】次に、図8に示すように枠上方からスケー
ルを当てて、6つの弧の中からいちばん形状の近いもの
を選ぶ。ここで分類はであるから、弧の右側に描かれ
た3〜7の数値がベースカーブで、この図ではベースカ
ーブは6Dであることがわかる。
【0022】ベースカーブを求め、レンズに玉摺り加工
を行なうことが出来る。レンズに強制カーブ指定による
球面カーブ加工を施し、レンズのヤゲンカーブと眼鏡枠
のベースカーブを一致させることが出来る。
【0023】
【発明の効果】上記のように、本発明のカーブスケール
を用いると、簡易に眼鏡枠のベースカーブを求めること
が出来る。玉型形状により顕著にカーブに差の表れるト
ップリム部において前方、上方の2方向から3次元的に
カーブを把握するため、ベースカーブを正確に知ること
が出来る。本発明のカーブスケールにより、調べた眼鏡
枠のベースカーブの値から、レンズに正確な強制カーブ
指定による球面加工を施すことが出来る。このような玉
摺り加工により、眼鏡枠のベースカーブに一致したヤゲ
ンカーブを有するレンズを得ることが出来る。眼鏡枠と
レンズヤゲンのカーブが一致しないために起こる、不要
な間隙や、レンズ外れ等の問題を解決する等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーブスケールの一例を示す説明図で
ある。
【図2】本発明のカーブスケールの一例を示す説明図で
ある。
【図3】各種の眼鏡枠の説明図である。
【図4】眼鏡枠のカーブ゛の様子を示す説明図である。
【図5】眼鏡枠のカーブ゛の様子を示す説明図である。
【図6】6Dのベースカーブにおける眼鏡枠の種類によ
るふれ巾の違いを示す説明図である。
【図7】本発明のカーブスケールの使用法の説明図であ
る。
【図8】本発明のカーブスケールの使用法の説明図であ
る。
【図9】眼鏡レンズの球面と環境枠のカーブの関係を示
す説明図である。
【図10】眼鏡レンズの断面を示し、玉型中心Oからの
振れ幅を求めるための説明図である。
【符号の説明】
1 フロントカーブ測定用円弧 2 フレームカーブ測定用円弧 3 眼鏡枠 4 トップリム部 5 眼鏡枠 6 トップリム部 7 6Dカーブ 8 カーブスケール 9 眼鏡枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡枠フロントのトップリム部の前方か
    ら測定する玉型カーブ測定用の複数の標準弧、および、
    前記複数の標準弧の各々について、前記眼鏡枠フロント
    のトップリム部の上方から測定する玉型カーブ測定用の
    複数の標準弧を設けたことを特徴とする眼鏡枠のカーブ
    スケール。
  2. 【請求項2】 眼鏡枠フロントのトップリム部の上方か
    ら測定するカーブ測定用の複数の標準弧、および、前記
    複数の標準弧の各々について、前記眼鏡枠フロントのト
    ップリム部の前方から測定するカーブ測定用の複数の標
    準弧を設けたことを特徴とする眼鏡枠のカーブスケー
    ル。
JP23102491A 1991-08-19 1991-08-19 眼鏡枠のカーブスケール Expired - Lifetime JPH0731041B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2877441A1 (fr) * 2004-10-28 2006-05-05 Gen Optique Les Opticiens Econ Outil de releve de la base d'un verre optique, procede de fabrication et application
WO2016143075A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 富士機械製造株式会社 電子部品クランプ装置用のテンプレート及びそのテンプレートを利用してアテガネの種類と一対のツメの種類とを決定する方法
JP2019174647A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 伊藤光学工業株式会社 眼鏡用レンズ

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JPWO2016143075A1 (ja) * 2015-03-10 2017-12-21 富士機械製造株式会社 電子部品クランプ装置用のテンプレート及びそのテンプレートを利用してアテガネの種類と一対のツメの種類とを決定する方法
JP2019174647A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 伊藤光学工業株式会社 眼鏡用レンズ

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