JPH0545441U - 燃焼機器の燃焼安全装置 - Google Patents
燃焼機器の燃焼安全装置Info
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Landscapes
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 危険濃度よりも低レベルのCOガスが室内に
漏れているときにおいても、これを検知して人体に危険
を及ぼす前に警報信号を出力する。 【構成】 COセンサ11を燃焼機器の排気側に設け、C
Oセンサ11で検出されるCO濃度を必要に応じ検出値加
工部16でデータ加工を行う。CO濃度累積演算部17は検
出値加工部16から加えられるCO濃度に対応するデータ
を累積演算する。警報出力部20はCO濃度累積演算部17
の累積演算値と、予め与えられている設定基準値を比較
し、CO濃度の累積演算値が設定基準値に至ったときに
警報信号を報知手段13に加える。報知手段13はこの警報
信号を受けてCOガス漏れの報知を行い燃焼機器の使用
者に知らせる。
漏れているときにおいても、これを検知して人体に危険
を及ぼす前に警報信号を出力する。 【構成】 COセンサ11を燃焼機器の排気側に設け、C
Oセンサ11で検出されるCO濃度を必要に応じ検出値加
工部16でデータ加工を行う。CO濃度累積演算部17は検
出値加工部16から加えられるCO濃度に対応するデータ
を累積演算する。警報出力部20はCO濃度累積演算部17
の累積演算値と、予め与えられている設定基準値を比較
し、CO濃度の累積演算値が設定基準値に至ったときに
警報信号を報知手段13に加える。報知手段13はこの警報
信号を受けてCOガス漏れの報知を行い燃焼機器の使用
者に知らせる。
Description
【0001】
本考案は、屋内設置型給湯器等の燃焼機器の一酸化炭素ガスに対する安全を図 る燃焼機器の燃焼安全装置に関するものである。
【0002】
図5には燃焼機器として一般的に知られている給湯器の模式構造が示され、ま た、図6にはこの給湯器1を建物の室内に設置した使用態様が示されている。
【0003】 この種の給湯器1は、ファン2の回転によってフィルタ3を介して室内の空気 をバーナ4に送り込み、バーナ4に供給される燃料ガスを燃焼して熱交換器5を 加熱し、この熱交換器5を通る水を湯にし、熱交換器5の出側に接続される給湯 管を介して台所等の所望の場所に給湯を行うものである。この給湯器の燃焼運転 は制御装置6により行われ、この制御装置6にはリモコン7が接続されている。
【0004】 この給湯器1を屋内に設置するときには、給湯器1の排気出口筒部8に煙突10 の根元を嵌合装着し、煙突10の先端側は建物の外に出し、室内の空気を取り入れ て燃焼した排気ガスを建物の外に排出するようにしている。この煙突10を外に出 す場合、図6に示すように、給湯器1の近傍に壁穴を開け、この壁穴から外に煙 突10の先端を突き出す施工方式を採る場合もあるが、建物の構造によって、破線 で示すように、煙突10の筒体をつなぎ合わせて天井裏をはわせ、この天井裏から 煙突10の先端を建物の外に突き出す施工方式も採られている。
【0005】 この種の給湯器1を燃焼運転させるときに、一酸化炭素ガス(以下COガスと いう)が発生する。排気ガスが煙突10を通って完全に外に排出される状態では、 室内におけるCOガスの影響は生じないのであるが、煙突10の継ぎ目に隙間が生 じたり、外れたりすると、その部分から(煙突10を天井裏にはわしたものにあっ ては天井裏の隙間を通して)室内にCOガスが逆流し、COガス中毒を起こすと いう危険がある。
【0006】 このため、従来においては、図5に示すように、給湯器1の排気側にCOセン サ11を設置し、排気ガス中のCOガスの濃度が危険濃度に達したときに警報を出 したり、燃焼運転を停止する等の安全対策が講じられている。
【0007】
しかしながら、従来のCOガスに対する安全手段は排気ガス中のCOガス濃度 が危険濃度に達しない間は、たとえ、COガスが室内に漏れていても安全動作が 行われないという問題があった。医学上の研究報告によれば、通常はヘモグロビ ンと結合している酸素が、呼吸によって肺に取り込んだ一酸化炭素によって置換 され、一酸化炭素と結合したヘモグロビンが血液中ヘモグロビンの25%を越え ると危険な状態に至り、この危険な状態に至る時間は、雰囲気中のCOガス濃度 が高い場合には短い時間で到達し、COガス濃度が低い場合でもそのCOガスを 含む雰囲気中に長い時間さらされることにより、一酸化炭素と結合したヘモグロ ビン濃度が徐々に増加し、一定時間経過後には危険な状態に至るという報告がな されている。
【0008】 従来の安全装置では、排気ガス中のCOガス濃度が危険濃度となったときには 確かに燃焼停止動作が行われて安全が図られるが、この危険濃度よりも低いCO ガス濃度が室内に漏れたときには、安全装置が作動せず、COガスが漏れている 部屋に長い時間いると、COヘモグロビン濃度が致死量にまで高められるという 危険が生じる。
【0009】 本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、 危険濃度よりも低い濃度のCOガスが室内に漏れたときにおいても、COガスの 漏れ具合に応じて危険状態を検知し、安全動作を行わせることができる燃焼機器 の燃焼安全装置を提供することにある。
【0010】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、 本考案の燃焼機器の燃焼安全装置は、燃焼機器の排気通路側に設けられて排気ガ ス中の一酸化炭素ガスの濃度を検出するCOセンサと、このCOセンサによって 検出される一酸化炭素ガスの検出濃度に対応する値を累積するCO濃度累積演算 部と、このCO濃度累積演算部により所定のサンプリング期間中の累積演算値が 設定基準値に至ったときに警報信号を出力する警報出力部とを有することを特徴 として構成されており、また、前記COセンサは建物の部屋内に設置されること も本考案の特徴的な構成とされている。
【0011】
上記構成の本考案において、燃焼機器の排気ガス中または建物の部屋内のCO ガスの濃度がCOセンサによって検出され、このCOガス濃度の検出値は所定の サンプリング間隔で取り込まれてCO濃度累積演算部によりCO濃度に関する累 積演算が行われる。そして、このサンプリング期間中のCO濃度に対する累積演 算値が予め与えた設定基準値に至ったときに警報出力部から警報信号が出力され 、この警報信号を利用してCOガスの危険報知や燃焼停止等の安全動作が行われ る。
【0012】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施例の説明 において、従来例と同一の部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省略 する。図1には本考案に係る燃焼安全装置の第1の実施例のブロック構成が示さ れている。本実施例の燃焼安全装置は、COセンサ11と、回路ユニット12と、報 知手段13とを有して構成されている。COセンサ11は、図5および図6に示すも のと同様に、屋内設置型の給湯器1の排気側に設置され、排気ガス中のCOガス 濃度を検出する。
【0013】 回路ユニット12は、センサ制御部14と、サンプリング指定部15と、検出値加工 部16と、CO濃度累積演算部17と、メモリ18と、警報出力部20とを有して構成さ れている。センサ制御部14はCOセンサ11への通電を行い、COセンサ11を常時 検出可能状態に維持する。
【0014】 サンプリング指定部15は予め与えられているデータのサンプリング時期を検出 値加工部16に知らせ、また、所定の方式で与えられているサンプリング期間の終 了時にCO濃度累積演算部17にリセット指令を加える。
【0015】 図2の(a)に示すように、COセンサ11により、排気ガス中のCOガス濃度 が検出されたとき(COセンサ11の実際のCOガスの検出濃度は図のように変動 が激しくないが、説明を分かり易くするために、CO濃度の変動が激しい極端な 例で示してある)、例えばサンプリング指定部15から検出値加工部16にサンプリ ング時間tS が加えられることにより、検出値加工部16は、図2の(b)に示す ように、サンプリング時間tS 毎にCOセンサ11のCO検出濃度の生データを取 り込む。そして、本実施例では、この取り込みデータに重み付けのデータ加工を 行う。例えば、CO検出濃度を段階的に区分し、0から200 ppm 未満にはポイン ト0を与え、200 から500 ppm 未満にはポイント1を、500 から1000ppm にはポ イント2を、1000ppm 以上にはポイント3をそれぞれ与えて図3の(a)に示す ように取り込みデータをポイントの数に変換する。
【0016】 CO濃度累積演算部17は、前記検出値加工部16によりポイント化されたポイン トの数をサンプリングする毎に加算して累積演算を行う。図3の(c)はその累 積演算の状態を示したものである。メモリ18は必要に応じ検出値加工部16でデー タ加工するときに必要な値を記憶するとともに、CO濃度累積演算部17の累積演 算結果を記憶する。
【0017】 警報出力部20には第1の設定基準値と第2の設定基準値が与えられており、こ れらの基準値とCO濃度累積演算部17の累積演算値とを比較し、CO濃度の累積 演算値が第1の設定基準値に至ったときには第1の警報信号を報知手段13に加え 、CO濃度累積演算値が第2の設定基準値に至ったときには第2の警報信号を出 力する。報知手段13はランプ、液晶表示盤、ブザー等適宜の手段からなり、警報 出力部20から第1の警報信号が加えられたときに、ランプ点滅、液晶表示盤への CO濃度危険状態のメッセージ表示、ブザーによる音声警報等、各報知手段に応 じたCO濃度の危険に対する報知動作を行う。また、警報出力部20から第2の警 報信号が出力されたときには、この第2の警報信号は給湯器1の制御装置6ある いはリモコン7に加えられ、燃焼停止等の安全動作が行われる。この実施例では サンプリング期間T0 はCO濃度の低レベルのデータが所定回数続いてサンプリ ングされたとき(例えば、0ポイントが3回連続して続いたとき)終了するよう に設定されており、この時間T0 の終了時に、サンプリング指令部15はCO濃度 累積演算部17にリセット信号を加え、CO濃度累積演算部17の累積演算値をリセ ットして消去し、次のサンプリング時から累積演算を新たに始めるようにしてい る。
【0018】 この実施例によれば、燃焼排気ガス中のCO濃度が危険濃度よりも低い場合に おいても、CO検出濃度に対応するポイント値をデータのサンプリング毎に加算 して累積化し、その累積演算値が第1の設定基準値に至ったときには警報信号が 出されて危険状態の報知が行われるので、部屋にいる者は、窓を開けて換気を行 う等してCOガス中毒の予防を講じることができる。また、部屋にいる者が報知 手段13の報知動作に気付かなかった場合においても、CO濃度の累積演算値が第 2の設定基準値に至ったときには燃焼停止等の安全動作が行われるので、血液中 のCOヘモグロビン濃度が危険な状態に至るということはなく、非常に安全なも のとなる。
【0019】 図4には本考案の第2の実施例が示されている。この第2の実施例は、COセ ンサ11を回路ユニット12側に設け、給湯器1が設置されている室内に設置したも のであり、それ以外の構成は前記第1の実施例と同様である。このようにCOセ ンサ11を室内に設置することにより、室内に漏れているCOガス濃度を直接的に 検出して前記第1の実施例と同様に安全動作を行うことができるので、低濃度の COガスが漏れている場合においても非常に安全である。特に、COセンサ11を 室内に設置することにより、例えば、瞬間湯沸器等の如く、室内の空気を取り入 れて燃焼した排気ガスを室内に排出する燃焼機器を使用する場合には、その室内 に排出されるCO濃度を直接的に検出して安全動作を行うので、安全対策上非常 に効果的となる。
【0020】 なお、本考案は上記各実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採 り得る。例えば、上記実施例では、検出値加工部16がCOセンサ11のCO濃度検 出データを取り込むときに、生のデータをそのまま取り込むようにしたが、例え ば、図2の(c)に示すように、サンプリング時間を1/n(この図では1/2 )に縮め、例えばn個のサンプリングデータを平均化して破線に示す取り込みデ ータとし、この値を用いてポイント化してもよい。
【0021】 また、上記各実施例ではCO濃度検出値の取り込みデータを段階的に区分して ポイント化したが、CO濃度の大きさに応じて予め係数を与えておき、取り込み データの大きさにその係数を掛けて重み付けを行ってもよく、あるいは、COセ ンサ11の検出データに重み付けを行わずに(データ加工を行わずに)そのまま累 積してもよい。ただ、本実施例のようにポイント化することにより、累積演算値 が莫大な数値になるのを避けることができる。
【0022】 さらに、上記各実施例ではCOセンサ11のサンプリング時期を所定の時間間隔 で行ったが、連続的にサンプリングを行ってもよい。
【0023】 さらに、上記実施例では、サンプリング期間を、CO濃度の低レベルのデータ が所定回数引き続きサンプリングされたときに終了するようにしたが、データを 最初にサンプリングしたときからの時間T0 で設定し、このT0 が経過したとき に累積値をリセットしたり、あるいは、給湯器の電源をオフしたときにリセット したり、あるいは、燃焼停止の時間が一定時間を越えたときにリセットする等、 サンプリング期間(リセット時期)は任意に設定できるものである。
【0024】 さらに、回路ユニット12は、制御装置6に設けることも可能であり、また、リ モコン7に設けることも可能であり、さらには、制御装置6やリモコン7と別個 独立のユニットとして構成して任意の場所に設置し、制御装置6やリモコン7と 信号接続するようにしてもよい。
【0025】 さらに、上記各実施例では燃焼機器をガス燃焼式の給湯器を例にして説明した が、本考案は、ガス燃焼式以外の例えば石油燃焼式等の給湯器にも適用されるも のであり、また、給湯器以外の風呂釜、暖房機等のガスや石油の燃料を用いた様 々な燃焼機器の燃焼安全装置として適用されるものである。
【0026】
本考案は、COセンサによって検出されるCOガスの検出濃度に対応する値を 累積するCO濃度累積演算部を設け、このCO濃度累積演算部の累積演算値が設 定基準値に至ったときに警報信号を出力するように構成したものであるから、危 険濃度よりも低レベルのCOガスが室内に漏れた場合においても、これを累積し て人体に危険を及ぼす前に警報信号を出力して報知動作や燃焼停止動作を行わせ ることができるので、燃焼機器の使用に際し非常に安全なものとなる。
【図1】本考案に係る燃焼機器の燃焼安全装置の一実施
例を示すブロック構成図である。
例を示すブロック構成図である。
【図2】CO検出濃度の生データとサンプリングデータ
との関係を示す説明図である。
との関係を示す説明図である。
【図3】本実施例の装置の動作を示すタイムチャートで
ある。
ある。
【図4】本考案の他の実施例を示す説明図である。
【図5】燃焼機器として一般的な給湯器の模式構造図で
ある。
ある。
【図6】給湯器の設置使用状態の説明図である。
1 給湯器 11 COセンサ 12 回路ユニット 13 報知手段 15 サンプリング指定部 16 検出値加工部 17 CO濃度累積演算部 20 警報出力部
Claims (2)
- 【請求項1】 燃焼機器の排気通路側に設けられて排気
ガス中の一酸化炭素ガスの濃度を検出するCOセンサ
と、このCOセンサによって検出される一酸化炭素ガス
の検出濃度に対応する値を累積するCO濃度累積演算部
と、このCO濃度累積演算部により所定のサンプリング
期間中の累積演算値が設定基準値に至ったときに警報信
号を出力する警報出力部とを有する燃焼機器の燃焼安全
装置。 - 【請求項2】 COセンサは建物の部屋内に設置される
請求項1記載の燃焼機器の燃焼安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098475U JP2601600Y2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 燃焼機器の燃焼安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098475U JP2601600Y2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 燃焼機器の燃焼安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545441U true JPH0545441U (ja) | 1993-06-18 |
| JP2601600Y2 JP2601600Y2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=14220684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991098475U Expired - Lifetime JP2601600Y2 (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 燃焼機器の燃焼安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601600Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019114247A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | 研能科技股▲ふん▼有限公司 | 揮発性有機化合物の検出警告方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0526438A (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-02 | Paloma Ind Ltd | 燃焼機器の不完全燃焼防止装置 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP1991098475U patent/JP2601600Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0526438A (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-02 | Paloma Ind Ltd | 燃焼機器の不完全燃焼防止装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019114247A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | 研能科技股▲ふん▼有限公司 | 揮発性有機化合物の検出警告方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2601600Y2 (ja) | 1999-11-22 |
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