JPH0545708Y2 - - Google Patents

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JPH0545708Y2
JPH0545708Y2 JP853487U JP853487U JPH0545708Y2 JP H0545708 Y2 JPH0545708 Y2 JP H0545708Y2 JP 853487 U JP853487 U JP 853487U JP 853487 U JP853487 U JP 853487U JP H0545708 Y2 JPH0545708 Y2 JP H0545708Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は中、高層の集合住宅等において、上階
層で発生する床衝撃音を低減するための浮床用緩
衝材に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来から、集合住宅の上階層で子供が飛び跳ね
る音等の床衝撃音(以下、重量衝撃音という)が
階下に伝達するのを低減するために、第5図に示
すように、コンクリートスラブ等の床下地材aと
床パネルbとの間にガラスウールやロツクウール
等の緩衝層cを介在させることが行われている。
しかしながら、このような緩衝材による床衝撃
音の分散、緩和には限度があり、日本建築学会基
準の床衝撃音レベルによる遮音等級で表した場
合、L−55程度であつて、日常の生活実感として
その衝撃音が少し気になる程度に伝達し、階下に
対して気を配りながら生活をしなければならなか
つた。
これは、床パネルb上に大きな衝撃力が作用す
ると、該床パネルbに曲げによる振動が発生し、
この床パネルbを支持している支持体dを介して
その複雑な振動が床下地材aに伝達するため、力
学的な緩衝効果だけでは限界があるものと推定さ
れ、このため、本願考案者等は、床パネルbに衝
撃力が作用した時の空気流に着目して衝撃音を分
析したところ、上記構成では床下地材aと床パネ
ルbとの間で空気の流動が拘束されているので、
床パネルbが衝撃力によつて変形した場合に上記
の空気が空気バネの作用をして床下地材a及び床
パネルbの振動が増長され、その振動によつて衝
撃音が伝達されることが判明した。
このような点に鑑みて、上記空気の圧縮や膨脹
力を緩和する目的で、床パネルに孔を穿設して床
パネルの上面又は側面から空気を流出させるよう
にすると、床衝撃音レベルを遮音等級でL−50,
L−45程度の階下に殆ど気にならないレベルまで
低減できることを見出した。
しかしながら、公知の浮床緩衝材、即ち、繊維
密度が64Kg/m3や96Kg/m3のガラスウール等の板
状体を用いると、床衝撃音に±約2.5dBのバラツ
キが発生し、場合によつては設定性能を下回るも
のがあるという問題点があつた。
このようなバラツキの要因として、緩衝材の内
部における空気流及び緩衝材の圧縮弾性率のバラ
ツキが挙げられる。即ち、緩衝材がポーラスな
程、又、その圧縮弾性率が小さい程、緩衝材内部
における上記空気流が大きくなつて床下地材と床
パネル間における空気の圧縮や膨脹作用が生じに
くくなり、さらに、圧縮弾性率が小さいと、床パ
ネルを支持している支持体と一体的に緩衝材が変
位して床パネル自体の変形量が小さくなつて衝撃
力の低減に寄与することになるが、単に空気流を
大にしたり圧縮弾性率を小さくするため緩衝材の
密度を小さくすると、支持体の緩衝材への食い込
みが生じ、その部分のみ圧縮されて緩衝効果には
むしろ悪くなるものである。
本考案はこのような緩衝材内部の空気流と緩衝
材の圧縮弾性率とのバラツキを抑制すると共に表
層に適度な耐圧性をもたせ、浮床構造の床衝撃音
レベルを均一な高性能に設定し得る浮床用緩衝材
の提供を目的とするものである。
(問題点を解決すべき手段) 上記目的を達成するために、本考案の浮床用緩
衝材は、実施例に対応する図面に示すように、床
下地材6と床パネル8との間に介在させる緩衝材
1であつて、該緩衝材1は無機質短繊維を結合剤
とともに熱圧成形して表層部が中層よりも若干繊
維密度の高い板状体に形成されてあり、その表層
部に全面に亘つて多数の小孔5,5……5を穿設
してなること特徴とするものである。
(作用) 床パネル8上に重量衝撃音が作用すると、床パ
ネル8が振動するが、その振動により発生した空
気流が緩衝材1の表層部に穿設した多数の小孔5
により吸収されて緩衝材内で均一に分散して空気
バネのような空気圧を速やかに減衰させ、又、多
数の小孔5が緩衝材1の表層部に設けられている
から、表層部に部分的に集中している結合剤が小
孔によつて破砕され且つ繊維自体も部分的に破断
された状態となつているので、緩衝材1の圧縮弾
性率が低位に安定する。一方、無機質短繊維を結
合剤とともに熱圧成形しているため、表層部が中
層よりも繊維密度が高くなつて適度な耐圧性を有
して支持材の当接部での食い込みを防止し、良好
な緩衝作用を奏するものである。
(実施例) 本考案の実施例を図面について説明すると、1
はガラスウール又はロツクウール等の無機質繊維
の板状体よりなる緩衝材で、該表裏層部2,3に
表裏面から中央層部4に達する多数の小孔5,5
……5を全面に亘つて均一に穿設されてある。
このような緩衝材1を得るには、グラスウール
又はロツクウール短繊維を空中散布しながら該繊
維に対してフエノール樹脂等の結合剤を5〜15%
重量部で吹き付けて、ガラスウール短繊維の場合
には40〜150Kg/m3、ロツクウール短繊維の場合
には100〜150Kg/m3の密度に設定し、厚さ20〜
100mmの板状物となるように熱圧成形するもので
あり、その結果、表裏層部2,3は中央層部4に
比べて繊維密度が高くなり、又、部分的な結合剤
の集中等で硬くなる。
こうして得られた板状物の表裏層部2,3にピ
ンロールやピンプレス等を使用して多数の小孔
5,5……5を穿設する。
小孔5の大きさや配列状態は、孔径が0.2〜30
mm、ピツチが3〜200mmの範囲内で適宜に選択し、
孔径の大きさに比例してピツチを大きく設定す
る。例えば、孔径が0.2mmの場合、ピツチが3〜
20mm、孔径が30mmの場合、ピツチが50〜200mmに
設定される。
又、小径5の深さは、表裏層部2,3の高密度
繊維部分を通過するものであればよく、2mm以
上、好ましくは3mm以上の深さであればよいが、
緩衝材1の表裏面間に亘つて貫通するものであつ
てもよい。
上述の小孔5,5……5の穿設工程は、高密度
繊維部分を透孔するだけでなく、部分的に集中、
硬化した結合剤を破壊し、又、厚さ方向に押圧す
るため繊維が平面方向に配向される。
第2図は上記緩衝材1を配設した浮床構造を示
すもので、図において、6は床下地材で、コンク
リートスラブの他に、集合住宅においてはデツキ
プレートと普通コンクリートからなる床下地、デ
ツキプレートと軽量コンクリートからなる床下
地、鉄骨とALCパネルとからなる床下地等があ
り、低層木造アパート等においては軽量鉄骨と合
板からなる床下地等があり、さらに木造2〜3階
建て住宅においては、2×4合板からなる床下
地、在来の木製大梁と根太と合板とからなる床下
地等がある。この上面に上記緩衝材1が敷設さ
れ、該緩衝材1上に適宜間隔毎に載置した帯板状
の支持体7,7……7を介して床パネル8が敷設
されてなるものである。
床パネル8は、合板、パーテイクルボード、硅
酸カルシウム板等の適宜な板材からなり、その内
部に中空孔9,9……9を並列状態で両端面間に
亘つて貫通、配設していると共に各中空孔9から
該床パネル8の表裏面間に貫通する通気孔10,
10……10を所望間隔毎に穿設して空気流通機
能を持たせたものが好ましいが、通気性を有する
材料からなるものであれば、このような孔を設け
る必要はない。又、重量や剛性を高めて衝撃音を
低減させるために、該床パネル8に鉄板や石綿板
等を複合させておくとことが好適である。
なお、床パネル8と支持体7とは、予め一体化
した足付形状のパネルを使用してもよい。
床パネル8上には、床仕上材(図示せず)が敷
設されるが、このような床仕上材としては、通気
性を有するものが望ましく、例えば、カーペツト
や木質床材の継手部や裏面に凹凸を設けて空気流
を生じさせるように形成したものが良い。
このように構成した浮床構造において、床パネ
ル8上に重量衝撃力が作用すると、床パネル8が
振動して該床パネル8と緩衝材1間の空間部の空
気が圧縮され、空気流が発生するが、該空気流は
緩衝材1の表裏層部2,3に穿設された多数の小
孔5,5……5に吸収されて緩衝材1内に分散さ
れることになり、空気圧が速やかに低減するもの
である。
又、その空気流は床パネル8の中空孔9や通気
孔10を通して通気性の有する床仕上材から排出
され、床下地材6に対する振動の伝達が軽減され
る。
さらに、緩衝材1に設けた多数小孔5,5……
5によつて緩衝材6に部分的に集中している結合
剤が破砕され且つ繊維自体も破断された状態とな
つている一方、表裏層部2,3に繊維密度が高く
形成されるので、支持体7,7が緩衝材1へ食い
込むことがないから、緩衝材の圧縮弾性率が低位
に安定し、良好な緩衝作用を奏するものである。
従つて、床パネル8に作用する衝撃力は、緩衝
材1による空気流の分散と変位エネルギーの消費
によつて、床下地材6に伝達する振動が軽減さ
れ、衝撃音が緩和されるものであり、しかも、緩
衝材1の空気流と圧縮弾性率のバラツキが少ない
ので、床衝撃音レベルのバラツキが±1dB程度で
あり、遮音等級におけるL−45,L−50程度の初
期の計画通りの安定した性能が得られる。
尚、本考案の緩衝材は上記の床構造に限らず、
支持体を使用することなく該緩衝材上に床パネル
を直接、当接させた状態で施工したり、或いは中
空孔9や通気孔10を有しない床パネルを施工す
る場合においても適用でき、このような構造にお
いても夫々設定した床衝撃音レベルで安定した良
好な緩衝性を発揮する。
次に、本考案実施例と従来構造のものとの実験
例を示す。
実験例 1 密度64Kg/m3、厚さ25mmのグラスウール短繊維
の結合よりなる板状物にピンロールにて深さ5
mm、直径2mm、1000個/m2の小孔を穿設してなる
緩衝材を本考案の実施例とし、小孔を設けていな
い密度64Kg/m3、厚さ25mmの市販のグラスウール
製緩衝材を比較例として、これらの緩衝材に0〜
200Kg/30×30cmの圧縮力を載荷して圧縮変位量
を測定したところ、本考案実施例の緩衝材が平均
13mm/100Kg、比較例の緩衝材が平均10mm/100Kg
であつて約30%の圧縮弾性率を低位にし、又、繰
り返し荷重による変位量のバラツキは、本考案の
実施例の緩衝材においては5%以内であつたが、
比較例の緩衝材においては、25%であつた。
従つて、本考案実施例の緩衝材は、比較例の緩
衝材に比べて緩衝効果が大きく、バラツキも少な
いことが理解できる。
実験例 2 前記本考案実施例の緩衝材と比較例の緩衝材と
を、夫々、厚さ150mmのコンクリートスラブ上に
敷設し、その上に高さ12mm、ピツチ450mmの支持
体を介して厚さ25mmの押出し中空硅酸カルシウム
板であつて該表裏面に中空内部に連通する通気孔
を穿設してなる床パネルを施工し、こうして得ら
れた浮床構造を夫々実施例A、比較例Bとする。
さらに、浮床構造Bにおいて、床パネルとして厚
さ25mmの市販の中実硅酸カルシウム板を使用した
浮床構造を比較例Cとして、これらの浮床構造の
重量衝撃音レベルをJIS−A1418に記載されてい
る装置を用いて各3回ずつ測定したところ、第3
図および第4図に示すような結果が得られた。
この図表から明らかなように、本考案実施例の
衝撃材を用いた浮床構造Aは、緩衝音レベルのバ
ラツキが±1dBの範囲内でL−50を確実に保持し
ているが、比較例として示した浮床構造Bは、緩
衝音レベルに±2.5dBのバラツキがあり、1部に
L−50を越えるものがある。又、比較例として示
した浮床構造Cは、L−55〜L−60の間でバラツ
キが生じていることがわかる。
(考案の効果) 以上のように本考案の浮床用緩衝材によれば、
緩衝材の表層部に穿設された多数の小孔によつて
重量衝撃力が加えられた時に生じる空気流を緩衝
材中に分散できて空気振動を速やかに低減させる
ことができると共に緩衝材の圧縮弾性率を低位に
安定する。一方、無機質短繊維を結合剤とともに
熱圧成形しているため、表層部が中層よりも繊維
密度が高くなつて適度な耐圧性により支持材の食
い込みを防止して衝撃音を緩和し、床衝撃音レベ
ルを均一な高性能に設定することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す緩衝材の斜視
図、第2図は浮床構造として使用した状態の一部
縦断斜視図、第3図は本考案実施例と従来例との
浮床構造の重量衝撃音レベル比較線図、第4図は
第3図の緩衝音レベルのバラツキを拡大して表し
た比較線図、第5図は浮床構造の従来例を示す簡
略断面図である。 1……緩衝材、2,3……表裏層部、5……小
孔、6……床下地材、7……支持体、8……床パ
ネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床下地材と床パネルとの間に介在させる緩衝材
    であつて、該緩衝材は無機質短繊維を結合剤とと
    もに熱圧成形して表層部が中層より繊維密度が高
    く形成された板状体であり、その表層部に全面に
    亘つて多数の小孔を穿設してなることを特徴とす
    る浮床用緩衝材。
JP853487U 1987-01-23 1987-01-23 Expired - Lifetime JPH0545708Y2 (ja)

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JPS63116645U JPS63116645U (ja) 1988-07-27
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