JPH054576Y2 - - Google Patents

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JPH054576Y2
JPH054576Y2 JP1987007489U JP748987U JPH054576Y2 JP H054576 Y2 JPH054576 Y2 JP H054576Y2 JP 1987007489 U JP1987007489 U JP 1987007489U JP 748987 U JP748987 U JP 748987U JP H054576 Y2 JPH054576 Y2 JP H054576Y2
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JP
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clutch
clutch plate
plate
leaf spring
plates
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JP1987007489U
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、湿式多板クラツチ又はブレーキに関
するものである。
(ロ) 従来の技術 従来の湿式多板クラツチとしては、例えば特開
昭59−140925号公報に示されるものがある。この
湿式多板クラツチは、外周にスプラインを有する
第1クラツチプレートと、内周にスプラインを有
する第2クラツチプレートとを、それぞれ複数ず
つ交互に重ね合せてある。第1クラツチプレート
のスプラインがクラツチドラムと一体の内径スプ
ラインとかみ合い、また第2クラツチプレートの
スプラインが他の回転部材の外径スプラインとか
み合つている。第1クラツチプレート及び第2ク
ラツチプレートには、ピストンにより押圧力を作
用させること、又はこの押圧力を解除することが
可能である。これによりクラツチを締結し、また
開放することができる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の湿式多板クラ
ツチでは、クラツチ開放状態の空転時に摩擦損失
が大きく、また場合によつてはクラツチプレート
が焼損するという問題点がある。すなわち、上記
のような湿式多板クラツチにおいては、ピストン
による押圧力を解除したときに各クラツチプレー
トを互いに引き離す積極的な力は作用せず、各ク
ラツチプレート間に介在するオイルの粘性により
各クラツチプレート間の引きずりトルクが大きく
なり、湿式多板クラツチにおける摩擦損失が増大
していた。また、場合によつては摩擦による発熱
によつてクラツチプレートが焼損していた。
なお、実開昭61−73926号公報には、クラツチ
プレート同士を離反させる離隔手段として、ドリ
ブンプレートの爪部の一側面に一端を固着すると
ともに片屋根状に傾斜させた板ばねや、ドリブン
プレートの隣接するドリブンプレートとの重なり
合う位置をコの字状に切断し、片屋根状に傾斜さ
せた切り起こし部が設けられたものが示されてい
る。多板クラツチの解放時には、上記板ばね又は
切り起こし部の復元力によつて隣り合うドリブン
プレートを適当間隔に隔離させることができる。
また、特開昭51−17756号公報には、フリクシ
ヨンプレートの外周位置に設けられるリング状板
バネの円周方向所定間隔おきに形成されている切
起し舌片やリング状板バネを波形に形成したもの
などのバネ特性により、常時プレツシヤプレート
とフリクシヨンプレートとを離反させるものが示
されている。
しかしながら、上記2つの公報に示されたもの
は、前述の従来の湿式多板クラツチの問題点は解
決することができるものの、次のような別の問題
がある。すなわち、実開昭61−73926号公報に示
されるものでは、板ばね及び切り起こし部の反力
は、変位に対して連続的に変化するため、ドリブ
ンプレート同士及びフリクシヨンプレート同士が
通常の場合よりも接近しようとしたときにより強
い反力で引き離すことができないという問題があ
る。
特開昭51−17756号公報に示されるものでは、
引起し舌片及びリング状板バネを波形に形成した
もののバネ特性は、変位に対してやはり連続的に
変化するため、同様にフリクシヨンプレート同士
が通常の場合よりも接近しようとしたときにより
強い反力で引き離すことができないという問題が
ある。
本考案は、このような問題点を解決することを
目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、クラツチプレート同士が所定以上接
近した場合にこれらを引き離す力が急激に増大す
るリーフスプリングを設けることにより上記問題
点を解決する。すなわち、本考案による湿式多板
クラツチ又はブレーキは、第1クラツチプレート
又は第2クラツチプレートに第1クラツチプレー
ト同士又は第2クラツチプレート同士を互いに遠
ざける力を作用するリーフスプリングが設けられ
ており、リーフスプリングは、略「く」の字状の
形状を有しており、これの一端側が第1クラツチ
プレート又は第2クラツチプレートに固定され、
他端側が第1クラツチプレート又は第2クラツチ
プレートから離れた状態とされ、略「く」の字状
の屈曲部において隣接する第1クラツチプレート
又は第2クラツチプレートと接触可能に配置され
ており、リーフスプリングは隣接する第1クラツ
チプレート又は第2クラツチプレートの互いに近
づく方向への相対変位によつてリーフスプリング
の他端側がこれが設けられている第1クラツチプ
レート又は第2クラツチプレートに接触する位置
まで変位可能であり、リーフスプリングはこれの
他端側が第1クラツチプレート又は第2クラツチ
プレートに接触した状態にあるときの方が離れた
状態にあるときよりも大きい反力を発生するもの
であることを特徴とする。
(ホ) 作用 例えば各第1クラツチプレート間にリーフスプ
リングが設けられているため、クラツチ解放時に
は各第1クラツチプレート間のすきまは所定の状
態に保持される。これにより第1クラツチプレー
ト間のすきまに存在する第2クラツチプレートは
このすきま内で自由な状態となり、空転時におけ
るクラツチプレート間の摩擦が低減される。この
状態から、例えば、遠心力によつて発生する油圧
によつてピストンから力が作用し、第1クラツチ
プレート同士を通常の場合よりも接近させようと
すると、リーフスプリングの上記他端側が第1ク
ラツチプレートに接触する。これにより、スプリ
ング特性が変化し、より大きい反力を発生するよ
うになるため、第1クラツチプレートと第2クラ
ツチプレートとが密着することを確実に防止する
ことができる。これにより湿式多板クラツチ又は
ブレーキにおける摩擦損失が低減され、またクラ
ツチプレートの耐久性を向上することができる。
(ヘ) 実施例 (第1実施例) 第1〜3図に本考案の実施例を示す。回転自在
に支持されたクラツチドラム10(一方の部材)
内にピストン12、リターンスプリング14、第
1クラツチプレート16、第2クラツチプレート
18、リテーナプレート20及びスナツプリング
22が図示のように配置してある。各3枚の第1
クラツチプレート16及び第2クラツチプレート
18は交互に重ね合せて配置してある。第1クラ
ツチプレート16の外径部のスプライン16aは
クラツチドラム10の内径スプライン10aとか
み合つており、第1クラツチプレート16はクラ
ツチドラム10と一緒に回転する。他方、第2ク
ラツチプレート18の内径部のスプライン18a
は回転部材24(他方の部材)の外径スプライン
24aとかみ合つており、第2クラツチプレート
18は回転部材24と一緒に回転する。第1クラ
ツチプレート16のスプライン16aの側面にリ
ーフスプリング28が設けられている。リーフス
プリング28は、第2及び第3図に示すように、
板状の部材の中央部を折り曲げて作成されてお
り、折り曲げた部分は略「く」の字状の形状を有
しており、これの一端側が板状の部材と一体であ
り、他端側が板状の部材の本体から離れた状態と
され、屈曲部28aが板状の部材の本体から最も
離れた状態となつている。なお、リーフスプリン
グ28は第1クラツチプレート16の母材と一体
に形成することもできる。
上記のような湿式多板クラツチにおいて、ピス
トン12よつて押圧力を作用させると第1クラツ
チプレート16と第2クラツチプレート18とが
摩擦力によつて締結され、クラツチドラム10と
回転部材24との間の回転方向の力の伝達が可能
となる。逆にピストン12の作動を解除すると、
クラツチドラム10と回転部材24とは切り離さ
れる。この解放状態では、クラツチドラム10と
回転部材24とが相対回転する。すなわち、第1
クラツチプレート16と第2クラツチプレート1
8との間で相対回転が発生することになる。この
ようにピストン12の押圧力が解除された状態で
は、第1クラツチプレート16同士は、リーフス
プリング28の弾性力によつて互いに引き離され
た状態となつており、これによつて形成されるす
きまに位置する第2クラツチプレート18は自由
状態、すなわち両側の第1クラツチプレート16
と接触しない状態に保持される。この状態から、
何らかの原因(例えば、クラツチドラム10の回
転によつて油に遠心力が作用し、ピストン12に
比較的小さい油圧が作用するような場合)によつ
て第1クラツチプレート16同士を互いに接近さ
せる向きの力が作用したとすると、リーフスプリ
ング28は変位してこれの先端が第1クラツチプ
レート16に接触する。これにより、リーフスプ
リング28は、片持ち状態から両端において支持
される状態になるため、スプライン特性が急激に
変化し、より大きい反力を発生するようになる。
このため、第1クラツチプレート16同士が所定
以上接近することが確実に防止されるため、第1
クラツチプレート16と第2クラツチプレート1
8とは常に引き離された状態に保持される。従つ
て、第1クラツチプレート16と第2クラツチプ
レート18とが高速で相対回転しても両者間には
ほとんど摩擦力が発生しない。これによりクラツ
チドラム10と回転部材24とが相対回転する際
の摩擦損失が減少する。また、摩擦による発熱が
減少するため、第1クラツチプレート16及び第
2クラツチプレート18が焼損することが防止さ
れる。リーフスプリング28は丸みを有する屈曲
部28aにおいてクラツチプレート16と接触す
るため、あたりが滑らかになり、耐摩耗性が向上
する。
なお、説明した実施例では、第1クラツチプレ
ート16にリーフスプリングを設けるようにした
が、第2クラツチプレート18に設けるようにし
ても同様の作用・効果を得ることができる。
(ト) 考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、先
端側がクラツチプレートから離れた状態にあると
きよりも接触した状態にあるときの方が、より大
きい反力を発生するリーフスプリングをクラツチ
プレートに設けたので、クラツチ開放時に第1ク
ラツチプレートと第2クラツチプレートとの間に
確実にすきまを確保することができ、摩擦損失を
減少させることができる。また、クラツチプレー
トの耐久性も向上することができるとともにクラ
ツチプレート同士の焼き付きを確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、第2図はリ
ーフスプリングの部分を拡大して示す図、第3図
は第2図の矢印III方向に見た図である。 10……クラツチドラム(一方の部材)、12
……ピストン、16……第1クラツチプレート、
18……第2クラツチドラム、24……回転部材
(他方の部材)、28……リーフスプリング、28
a……屈曲部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の部材10に対して回転方向に拘束される
    複数の第1クラツチプレート16と、他方の部材
    24に対して回転方向に拘束される複数の第2ク
    ラツチプレート18とを交互に重ね合わせて配置
    し、両クラツチプレート間にピストン12による
    押圧力を作用又は非作用とすることにより一方の
    部材と他方の部材とを回転方向に連結し又は切離
    し可能であり、第1クラツチプレート16又は第
    2クラツチプレート18に第1クラツチプレート
    16同士を又は第2クラツチプレート18同士を
    互いに遠ざける力を作用するリーフスプリング2
    8が設けられている湿式多板クラツチ又はブレー
    キにおいて、 リーフスプリング28は、略「く」の字状の形
    状を有しており、これの一端側が第1クラツチプ
    レート16又は第2クラツチプレート18に固定
    され、他端側が第1クラツチプレート16又は第
    2クラツチプレート18から離れた状態とされ、
    略「く」の字状の屈曲部28aにおいて隣接する
    第1クラツチプレート16又は第2クラツチプレ
    ート18と接触可能に配置されており、リーフス
    プリング28は隣接する第1クラツチプレート1
    6又は第2クラツチプレート18の互いに近づく
    方向への相対変位によつてリーフスプリング28
    の他端側がこれが設けられている第1クラツチプ
    レート16又は第2クラツチプレート18に接触
    する位置まで変位可能であり、リーフスプリング
    28はこれの他端側が第1クラツチプレート16
    又は第2クラツチプレート18に接触した状態に
    あるときの方が離れた状態にあるときよりも大き
    い反力を発生するものであることを特徴とする湿
    式多板クラツチ又はブレーキ。
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JP1987007489U JPH054576Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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JPS63115635U JPS63115635U (ja) 1988-07-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117756A (ja) * 1974-08-02 1976-02-12 Kubota Ltd Yuatsushitsushikitabankuratsuchi
JPS6173926U (ja) * 1984-10-20 1986-05-19

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