JPH0545865A - フオトマスク保護用フイルム - Google Patents

フオトマスク保護用フイルム

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JPH0545865A
JPH0545865A JP20201491A JP20201491A JPH0545865A JP H0545865 A JPH0545865 A JP H0545865A JP 20201491 A JP20201491 A JP 20201491A JP 20201491 A JP20201491 A JP 20201491A JP H0545865 A JPH0545865 A JP H0545865A
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JP
Japan
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film
haze
polyoxymethylene
photomask
present
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20201491A
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English (en)
Inventor
Kenji Takasa
健治 高佐
Takuya Hasegawa
卓也 長谷川
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH0545865A publication Critical patent/JPH0545865A/ja
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光時の散乱光線による露光かぶりが少なく
線幅変化量の少ないことによって原画に忠実な像の形成
を行うことが出来るフォトマスク保護用フィルムを提供
する。 【構成】 2軸延伸ポリオキシメチレンフィルムであっ
て、全曇り度が10%以下、且つ全曇り度に対する内部
曇り度の割合が50%以下であるフォトマスク保護用フ
ィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂に露光処理
を施すためのフォトマスク保護用フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板等の回路形成のためのレジ
ストパターンを写真製版法により得るには、通常、感光
性樹脂の上に原画フィルム(以下フォトマスク)を密着
した後、活性光線を照射し、次いで現像処理を行うとい
う操作が施される。この際、フォトマスクへの感光性樹
脂の付着による汚れ防止、あるいは損傷防止のためにプ
ラスチックフィルム(以下保護用フィルム)を積層して
使用する場合が多い。この保護用フィルムは光学的に均
質であり、無色透明で、膜厚が均一であり且つ化学的に
も安定であることが要求されることからポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリカー
ボネート等のフィルムが一般に使用され、特にポリエチ
レンテレフタレートフィルムがより一般的である。
【0003】近年この分野でのファインパターン化が進
む中で、より解像度の高い、原画に忠実なパターン形成
がもとめられており、この保護用フィルムの薄肉化、光
線透過率の更なる向上が図られている。しかしながら、
例えばポリエチレンテレフタレートフィルムには滑り性
等を付与するために微粒子を含んでおり、これがフィル
ム内部で光を散乱するために、光で透かすとぼんやりと
したヘイズとして観測される。そのためにこのポリエチ
レンテレフタレートフィルムを保護用フィルムとして用
いると原画の透明部分以外にも光が散乱して、不透明部
分下の感光層にも作用するため、原画の幅よりも露光に
より硬化した層の幅が太くなり(線幅変化量が大とな
り)、原画幅の再現性が得られない。また低露光の場合
にはこのヘイズのために逆にレジスト幅が細くなり、同
様に再現性等の問題が生じてくる。かかる影響を低減す
るために、例えば保護用フィルムの薄肉化が図られてい
るが10μ以下の膜厚になると保護用フィルムの剛性が
不足し積層時の作業性等に支障を来たすことから、より
優れた性能を持つ保護用フィルムが要求されて来てい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は新規なフォト
マスク保護用フィルムを提供することによって、前記の
問題点を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは特定のポリ
オキシメチレンフィルムがかかる保護用フィルムとして
好適であることを見い出し本発明に至った。本発明は、
2軸延伸ポリオキシメチレンフィルムであって、全曇り
度が10%以下、且つ全曇り度に対する内部曇り度の割
合が50%以下であるフォトマスク用保護フィルムに関
する。
【0006】本発明における曇り度は、全光線透過率
(Tt)=平行光線透過率(Tp)+散乱光透過率(T
d)としたとき、曇り度(%)=Td/Tt×100の
式により算出され、これらの値は通常の積分球式光線透
過率測定装置により得ることが出来る。曇り度の値が高
いと平行光線の透過率の値が低くなることにより、露光
時に線幅変化量が大きくなり、印刷回路板のファインパ
ターンの形成に適合しなくなる。曇り度は表面曇り度と
内部曇り度の2つからなり、本発明の全曇り度はこれら
2つの和である。表面曇り度とは主にフィルム表面の凹
凸によって光が散乱されることにより生じるもので、ま
た内部曇り度とはフィルムを形成するポリマーの結晶
性、結晶配向状態、あるいは滑り性等を付与するために
添加される微粒子、及びその他添加剤等により生じるも
のである。内部曇り度はフィルムの表裏面にシリコーン
系オイル、流動パラフィン等の透明で粘性のある液体を
塗布し、表面の凹凸の影響を除いた後に測定することに
よって得られる。表面曇り度は全曇り度からこの内部曇
り度を引いた値ある。
【0007】本発明の保護用フィルムでは上記のように
曇り度の低いことが要求される。特にこの保護用フィル
ムはフォトマスクに積層された状態で露光されるために
内部曇り度の値に大きく影響される。即ち本発明では、
全曇り度が10%以下、且つ全曇り度に対する内部曇り
度の割合が50%以下である。好ましくは全曇り度が6
%以下、且つ全曇り度に対する内部曇り度の割合が30
%以下である。ポリオキシメチレンフィルムはかかる要
求に充分対応しうる優れた性能を有したフィルムであ
る。
【0008】ポリオキシメチレンは結晶性の高いポリマ
−であり、このフィルムはその結晶性に起因して剛性の
高い優れたフィルムである。通常の溶融固化法によって
得られたフィルムは結晶が球昌状態を形成するために透
明性に劣る。そのためこれを1軸あるいは2軸方向に延
伸することによって結晶を高度に配向させた1軸あるい
は2軸延伸フィルムが知られているが、本発明の如く光
学的用途であって、均質性が要求される用途では2軸延
伸フィルムが好適である。
【0009】本発明の2軸延伸ポリオキシメチレンフィ
ルムについては、本発明者らが先に出願した公報(特開
昭61−252135号公報、同61−286115号
公報、同62−13318号公報、特開平1−8051
4号公報、同1−286820号公報、同2−7042
2号公報)に開示されている。本発明はこれらに特に限
定するものではないが好適な例として挙げることが出来
る。ポリオキシメチレンにはホモポリマー、コポリマー
の2種類が一般に知られているが、本発明にはそのいず
れもあるいは両者の混合物であってもよい。
【0010】ポリオキシメチレンホモポリマーとは、主
鎖の繰返し単位がオキシメチレン基−(CH2 O)−
からなるものであって、ホルムアルデヒドまたはホルム
アルデヒドの環状オリゴマーであるトリオキサン、テト
ラオキサン等を重合して得られる。またポリオキシメチ
レンコポリマーとは主鎖の大部分がオキシメチレン連鎖
からなるものであるが、エチレンオキサイドあるいは
1,3−ジオキソランのような少なくとも2個の隣接炭
素原子を有する環状エーテルを例えばトリオキサンに対
して0.1〜15モル%添加して重合して得られるコポ
リマーである。
【0011】またコポリマーには、例えばトリオキサン
と共重合し得る少なくとも1つの多官能的に反応する化
合物及びトリオキサンと共重合し得る少なくとも1つの
単官能的に反応する化合物と共重合して得られる共重合
体、具体的には例えばトリオキサン、1,4−ブタンジ
オールジグリシジルエーテル及びエチレンオキサイドと
を共重合して得られるコポリマーも含まれる。このコポ
リマーは分子鎖が線状ではなく分枝あるいは網状化した
ポリオキシエチレンを形成する。即ち本発明のコポリマ
ーは通常の線状ポリオキシメチレンコポリマーあるいは
分枝あるいは網状化したポリオキシメチレンコポリマー
あるいは両者が適当な割合で混合された混合物のいずれ
のコポリマーであってもよい。
【0012】2軸延伸ポリオキシメチレンフィルムは高
い剛性を有しており、10μあるいはそれ以下の薄肉化
を図ることも可能になる。また優れた温・湿度寸法安定
性も備えておりファインパターン用途にはより有効にな
る。更に本発明のフィルムとして重要である高い結晶配
向に起因した光線透過率の高い優れた光学的特性をも有
している。更に波長200〜300nm付近の紫外領域
での吸収が少なく、この領域での光線透過率が高いとい
うポリエチレンテレフタレートフィルムにはない優れた
特性がある。本発明の用途においてこの領域の光を使用
する場合にはより好適な材料になる。この紫外領域での
吸収が少ないことに起因して光に対する劣化が少なく、
本用途における繰り返し使用に対して極めて有利なフィ
ルムになる。
【0013】また滑り性を付与するための無機充填剤等
の微粒子を添加しなくても、微粒子を添加したポリエチ
レンテレフタレートフィルムと同等あるいはそれ以上の
滑り性が確保出来るため、曇り度、特に内部曇り度をよ
り低くすることが可能になり本発明の用途に対し極めて
優れた材料になる。尚、ポリオキシメチレンには通常熱
安定性等の向上を目的として各種の添加剤が用いられる
が、添加剤の種類によってはこれがフィルム中に微粒子
として存在する。かかる微粒子の存在は光線透過率の低
下、曇り度の増大を引き起こすために本発明には好まし
くない。従って、微粒子化する添加剤は極力避けるべき
である。
【0014】本発明のフォトマスク保護用フィルムはフ
ォトマスクの片面あるいは両面に積層されて使用され
る。この積層には通常粘着剤が使用される。従って、通
常この保護用フィルムにはその片面に粘着剤が塗布され
ており、更にこの上に粘着層保護のためにカバーフィル
ムが積層された状態で供給され、フォトマスクに積層さ
れる時にこのカバーフィルムが剥離されフォトマスクに
密着ラミネートされる。即ち、保護用フィルム/粘着層
/カバーフィルムの構成で供給され、使用時にこのカバ
ーフィルムが分離除去される。尚、本発明はこの積層法
あるいは層構成に限るものではなく、フォトマスクの保
護用フィルムとして使用される場合はいずれも本発明に
含まれる。
【0015】本発明のフィルムは、粘着剤との粘着力を
用途に応じて制御する必要がある場合、コロナ処理、プ
ラズマ処理あるいは表面処理剤等により必要に応じて表
面処理が施される。
【0016】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。
【0017】
【実施例1】ポリオキシメチレンホモポリマー50重量
%、エチレンオキサイドと共重合した直鎖状ポリオキシ
メチレンコポリマー25重量%及びエチレンオキサイド
と1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテルとを共
重合した分岐状ポリオキシメチレンコポリマー25重量
%の3種のポリオキシメチレンからなるポリマ−をスリ
ットダイから押出し、120℃のロールで急冷固化し厚
さ800μ、幅150mmのシートを得た。次にこのシ
ートを圧延機によりロール温度100℃、圧延倍率2倍
(圧下率0.5)の圧延を行った。次にこの圧延シート
を2軸延伸機に導き延伸温度165〜170℃にて2軸
延伸を行い、原シートに対し8×8倍に延伸された厚さ
12μの2軸延伸フィルムを得た。
【0018】このフィルムの機械的特性、光学的特性を
表1に示した。曇り度は日本電色工業製NDH−2型積
分球式光線透過率測定装置により測定した。内部曇り度
はフィルムの両面に東芝シリコーン(株)製シリコーン
オイルTSF433を塗布した後測定した。更にこのフ
ィルムの可視紫外領域での吸収特性をポリエステルフィ
ルムと比較して図1に示した。
【0019】上記ポリオキシメチレンフィルムにアクリ
ル系粘着剤を塗布した後ラミネーターによりフォトマス
クにラミネートした。一方、銅張り積層板にアルカリ現
像タイプの感光性樹脂の40%メチルエチルケトン溶液
〔旭化成工業(株)製AQ−5044〕をロールコータ
ーにより塗工し乾燥した。乾燥後の感光層の厚さは50
μであった。
【0020】次に感光層の上に上記のポリオキシメチレ
ンフィルムをラミネートしたフォトマスクを密着し、高
圧紫外線露光機(オーク製作所製HMW−201型)で
10段/21段ステップタブレットになるように露光
し、フォトマスクを除去後、現像した(無水炭酸ソーダ
の2%水溶液、30℃/60秒)。現像後、原画の透明
部の太さ100μの部分の線幅を測定した結果、10
0.5μであり、線幅変化量は+0.5μであった。
【0021】
【実施例2】実施例1で、感度を8段/21段ステップ
タブレットにして露光し、同様に現像した。この時の線
幅変化量は−1.5μであった。
【0022】
【実施例3】実施例1と同じポリオキシメチレンホモポ
リマー90重量%直鎖状ポリオキシメチレンコポリマー
5重量%及び分岐状ポリオキシメチレンコポリマー5重
量%からなる厚さ20μの2軸延伸フィルムを実施例1
と同様な方法により得た。このフィルムの特性を同じく
表1に示した。このフィルムを保護用フィルムとして実
施例1と同じくフォトマスクにラミネートし、同一露光
条件により露光し現像した。この時の線幅変化量は+
1.5μであった。
【0023】
【実施4】実施例1と同じポリオキシメチレンホモポリ
マー100%からなる厚さ20μの2軸延伸フィルムを
実施例1と同様な方法により得た。このフィルムの全曇
り度は6%、内部曇り度は1.6%であった。このフィ
ルムを保護用フィルムとして実施例1と同じく、同一露
光条件により露光し現像した。この時の線幅変化量は+
2.5μであった。
【0024】
【比較例1】表1の特性を有する市販の厚さ20μのポ
リエステルフィルムを保護用フィルムとして、以下実施
例1と同様に露光、現像した。この時の線幅変化量は+
5μであった。
【0025】
【表1】
【0026】
【比較例2】実施例1とは安定剤組成が異なるポリオキ
シメチレンホモポリマー50重量%、同じく安定剤組成
が異なる直鎖状ポリオキシメチレンコポリマー25重量
%及び分岐状ポリオキシメチレンコポリマー25重量%
からなる厚さ20μの2軸延伸フィルムを実施例1と同
様な方法により得た。得られたフィルムを顕微鏡で観察
すると安定剤によるとみられる多数の微粒子の存在が認
められた。このフィルムの全曇り度は8%、内部曇り度
は5%であった。このフィルムを保護用フィルムとして
実施例1に同じく露光、同様に現像した。この時の線幅
変化量は+12μであった。
【0027】
【比較例3】比較例2と同じポリオキシメチレンホモポ
リマー100%からなる厚さ20μの2軸延伸フィルム
を実施例1と同様な方法により得た。このフィルムの全
曇り度は12%、内部曇り度は6%であった。このフィ
ルムを保護用フィルムとして実施例1に同じく露光、現
像した。この時の線幅変化量は+18μであった。
【0028】
【発明の効果】本発明のフォトマスク保護用フィルムは
露光時の散乱光線による露光かぶりが非常に少なく、逆
に低露光時の場合は曇り度の影響が小さいのでレジスト
が細くならず線幅変化量の少ない、原画に忠実な像の形
成を行うことができる。従って、露光することによって
画像を形成する各種用途、例えば印刷配線板用途、特に
そのファインパターン用途等のフォトマスクの保護用フ
ィルムとして好適なフィルムである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で作成したポリオキシメチレンフィル
ム及び比較例1で用いたポリエステルフィルムの可視紫
外領域での吸収特性を示すスペクトル図である。
【符号の説明】
1 ポリオキシメチレンフィルム 2 ポリエステルフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:32 B29L 7:00 4F C08L 59:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2軸延伸ポリオキシメチレンフィルムで
    あって、全曇り度が10%以下、且つ全曇り度に対する
    内部曇り度の割合が50%以下であるフォトマスク保護
    用フィルム。
JP20201491A 1991-08-12 1991-08-12 フオトマスク保護用フイルム Withdrawn JPH0545865A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19981112