JPH0545900A - 電子写真平版印刷原版及びその製造方法 - Google Patents
電子写真平版印刷原版及びその製造方法Info
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- JPH0545900A JPH0545900A JP22956391A JP22956391A JPH0545900A JP H0545900 A JPH0545900 A JP H0545900A JP 22956391 A JP22956391 A JP 22956391A JP 22956391 A JP22956391 A JP 22956391A JP H0545900 A JPH0545900 A JP H0545900A
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- Japan
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- coating
- liquid
- curtain
- photoconductive layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高品質な電子写真平版印刷原版を得ることであ
る。 【構成】光半導体の平均粒子径が0.1〜20μmの範
囲で、固形分濃度が、20〜60重量%の範囲の光導電
層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布して得られた
電子写真平版印刷原版及びその製造方法。 【効果】安定した状態で塗布操作を実行することがで
き、かつ高品質な電子写真平版印刷原版を得ることがで
きる。
る。 【構成】光半導体の平均粒子径が0.1〜20μmの範
囲で、固形分濃度が、20〜60重量%の範囲の光導電
層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布して得られた
電子写真平版印刷原版及びその製造方法。 【効果】安定した状態で塗布操作を実行することがで
き、かつ高品質な電子写真平版印刷原版を得ることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導電層の厚みが均一
で、印刷むらが少ない電子写真平版印刷原版に関するも
のである。
で、印刷むらが少ない電子写真平版印刷原版に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真平版印刷原版は、導電
性や耐水性などの特性を有する基材上に、無機あるいは
有機の光導電性物質を含む層を設けることにより構成さ
れており、基材としては導電性物質を添加した紙、金属
箔、フィルム、あるいはそれらの複合体などのシート状
物質が用いられる。
性や耐水性などの特性を有する基材上に、無機あるいは
有機の光導電性物質を含む層を設けることにより構成さ
れており、基材としては導電性物質を添加した紙、金属
箔、フィルム、あるいはそれらの複合体などのシート状
物質が用いられる。
【0003】また、光導電性層は、電子写真方式により
作像が行われる層であり、光半導体を、基本成分として
含有している。通常は、酸化亜鉛、二酸化チタン、硫化
カドミウムなどの無機光半導体を絶縁性接着剤樹脂中に
分散したもの、あるいは、ポリビニルカルバゾールのよ
うな有機光半導体などが用いられる。
作像が行われる層であり、光半導体を、基本成分として
含有している。通常は、酸化亜鉛、二酸化チタン、硫化
カドミウムなどの無機光半導体を絶縁性接着剤樹脂中に
分散したもの、あるいは、ポリビニルカルバゾールのよ
うな有機光半導体などが用いられる。
【0004】光導電層の塗布には、従来、ロッドコータ
ー、ブレードコーター、リバースロールコーターなどの
各種塗布方式を用いることが用いられてきた。しかし、
これらの塗布方式では、十分な品質の電子写真平版印刷
原版を得ることが難しい。
ー、ブレードコーター、リバースロールコーターなどの
各種塗布方式を用いることが用いられてきた。しかし、
これらの塗布方式では、十分な品質の電子写真平版印刷
原版を得ることが難しい。
【0005】また、ロッドコーターあるいはブレードコ
ーターではストリークと呼ばれる筋状の非塗布部を形成
することが不可避である。製造工程でストリークが発生
した場合には、塗被製品は損紙として扱われるが、塗布
基材が導電性物質を添加した紙、金属箔、フィルム、あ
るいはそれらの複合体などのシート状物質であるため、
再生して使用することができない。したがって、資源の
有効活用の面や環境問題、また、基材のコストが高いこ
とを考慮した場合には、損紙の発生が多いロッドコータ
ーやブレードコーターは、電子写真平版印刷原版の光導
電層の塗布に用いる塗布方式として適当ではない。
ーターではストリークと呼ばれる筋状の非塗布部を形成
することが不可避である。製造工程でストリークが発生
した場合には、塗被製品は損紙として扱われるが、塗布
基材が導電性物質を添加した紙、金属箔、フィルム、あ
るいはそれらの複合体などのシート状物質であるため、
再生して使用することができない。したがって、資源の
有効活用の面や環境問題、また、基材のコストが高いこ
とを考慮した場合には、損紙の発生が多いロッドコータ
ーやブレードコーターは、電子写真平版印刷原版の光導
電層の塗布に用いる塗布方式として適当ではない。
【0006】さらに、ロッドコーターあるいはブレード
コーターでは、ロッドあるいはブレードが経時と共に摩
耗し、幅方向の塗布量プロファイルが変化する。このこ
とは、製版時のトナーの付着量むらにつながるため、結
果的に印刷むらの発生を誘発する。
コーターでは、ロッドあるいはブレードが経時と共に摩
耗し、幅方向の塗布量プロファイルが変化する。このこ
とは、製版時のトナーの付着量むらにつながるため、結
果的に印刷むらの発生を誘発する。
【0007】リバースロール塗布方式を用いた場合に
は、ロールパターンと呼ばれる塗布むらの発生が不可避
であり、ロッドあるいはブレードコーターの場合と同様
に損紙を生み出す可能性が高いため、光導電層の塗布に
用いる塗布方式として適当ではない。
は、ロールパターンと呼ばれる塗布むらの発生が不可避
であり、ロッドあるいはブレードコーターの場合と同様
に損紙を生み出す可能性が高いため、光導電層の塗布に
用いる塗布方式として適当ではない。
【0008】また、幅方向において良好な塗布量プロフ
ァイルを得ることが難しく、特に、塗布量が多くなる
と、この傾向は顕著になる。また、ロールが摩耗するた
め、定期的に交換する必要があり、運転コストの面でも
不利である。
ァイルを得ることが難しく、特に、塗布量が多くなる
と、この傾向は顕著になる。また、ロールが摩耗するた
め、定期的に交換する必要があり、運転コストの面でも
不利である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る問題点を解決し、電子写真平版印刷原版の製造方法と
して、カーテン塗布装置を用いることにより、高品質か
つ幅方向で均一な塗布量を持つ電子写真平版印刷原版
を、効率的に得ることである。
る問題点を解決し、電子写真平版印刷原版の製造方法と
して、カーテン塗布装置を用いることにより、高品質か
つ幅方向で均一な塗布量を持つ電子写真平版印刷原版
を、効率的に得ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、カーテン塗布
装置を、光導電層の塗布に適用することにより、ロッド
塗布やブレード塗布て頻発するストリークの発生がなく
なり、平滑かつ均一な塗布量の塗布面が得られることを
見いだしたものである。
装置を、光導電層の塗布に適用することにより、ロッド
塗布やブレード塗布て頻発するストリークの発生がなく
なり、平滑かつ均一な塗布量の塗布面が得られることを
見いだしたものである。
【0011】ここで言うカーテン塗布装置とは、図1、
図2に示すように、コーターヘッド1の狭いスリット2
から液を流出させて、カーテン状の液膜を形成し、それ
を横切って連続的に走行するウェブ5に塗布を行うもの
である。図1は、コーターヘッド1のスリット2から、
直接、液が流下してカーテン膜4を形成し、ウェブ5に
塗布されるのに対して、図2は、スリット1から流出し
た液は、スライド面6で均一な液膜を形成した後に、カ
ーテン膜4を形成し、ウェブ5に塗布されるものであ
る。両者とも、最終的には、同様に薄い流下液膜である
カーテン膜4を形成することから、区別なくカーテン塗
布装置であり、本発明は、これらを包含する。
図2に示すように、コーターヘッド1の狭いスリット2
から液を流出させて、カーテン状の液膜を形成し、それ
を横切って連続的に走行するウェブ5に塗布を行うもの
である。図1は、コーターヘッド1のスリット2から、
直接、液が流下してカーテン膜4を形成し、ウェブ5に
塗布されるのに対して、図2は、スリット1から流出し
た液は、スライド面6で均一な液膜を形成した後に、カ
ーテン膜4を形成し、ウェブ5に塗布されるものであ
る。両者とも、最終的には、同様に薄い流下液膜である
カーテン膜4を形成することから、区別なくカーテン塗
布装置であり、本発明は、これらを包含する。
【0012】カーテン塗布方式の特徴は、図1あるいは
図2からも分かるように、液が流路を規制されて流れる
場が、スリット2の部分だけであることである。このス
リットの幅の選択範囲は広いが、通常は、0.2mm〜
1mmの間である。カーテン塗布では、リップ3から流
出した液は、ウェブ5に接触するまで自由表面を形成す
るため、流路を規制されない。これに対して、ロッドや
ブレード塗布方式では、液の計量が行われるロッドある
いはブレードとウェブの最小の間隙は、通常は、0.0
5mm以下である。したがって、凝集物や異物等が液中
に存在する場合に、ストリークとして現れる確率は、ロ
ッドあるいはブレード塗布方式よりカーテン塗布方式の
ほうが極めて低い。
図2からも分かるように、液が流路を規制されて流れる
場が、スリット2の部分だけであることである。このス
リットの幅の選択範囲は広いが、通常は、0.2mm〜
1mmの間である。カーテン塗布では、リップ3から流
出した液は、ウェブ5に接触するまで自由表面を形成す
るため、流路を規制されない。これに対して、ロッドや
ブレード塗布方式では、液の計量が行われるロッドある
いはブレードとウェブの最小の間隙は、通常は、0.0
5mm以下である。したがって、凝集物や異物等が液中
に存在する場合に、ストリークとして現れる確率は、ロ
ッドあるいはブレード塗布方式よりカーテン塗布方式の
ほうが極めて低い。
【0013】カーテン塗布方式は、前計量型の塗布方式
であるため、ヘッドから流出した液が、回収されて使用
される量が少ない。一方、ロッドやブレード塗布方式
が、一旦、液をウェブに過剰に供給した後に、掻き落と
して計量を行う後計量型の塗布方式であるため、回収さ
れる液量は、カーテン塗布と比較して多い。また、ロッ
ドやブレード塗布方式では、過剰な液がウェブに供給さ
れたときに、液中の溶剤がウェブに選択的に吸収された
り、溶剤の揮発などにより回収液が高濃度化して塗布液
が高濃度化したり、原紙表面に付着している異物が回収
液に同伴してストリークの原因となる。一方、カーテン
塗布方式では、長時間の操業でも塗布液が濃度変化する
ことなく、安定した塗布が行える。
であるため、ヘッドから流出した液が、回収されて使用
される量が少ない。一方、ロッドやブレード塗布方式
が、一旦、液をウェブに過剰に供給した後に、掻き落と
して計量を行う後計量型の塗布方式であるため、回収さ
れる液量は、カーテン塗布と比較して多い。また、ロッ
ドやブレード塗布方式では、過剰な液がウェブに供給さ
れたときに、液中の溶剤がウェブに選択的に吸収された
り、溶剤の揮発などにより回収液が高濃度化して塗布液
が高濃度化したり、原紙表面に付着している異物が回収
液に同伴してストリークの原因となる。一方、カーテン
塗布方式では、長時間の操業でも塗布液が濃度変化する
ことなく、安定した塗布が行える。
【0014】カーテン塗布方式は、前述したように前計
量型の塗布装置であり、塗布時に塗布液の掻き落としが
ないため、塗布液がウェブの表面形状に沿った極めて均
一な、いわゆる輪郭塗布層を形成する。特に、平滑性に
優れたウェブ上に塗布を行った場合には、塗布面の平滑
性と塗布量の均一性に優れた理想的な電子写真平版印刷
原版を得ることができる。
量型の塗布装置であり、塗布時に塗布液の掻き落としが
ないため、塗布液がウェブの表面形状に沿った極めて均
一な、いわゆる輪郭塗布層を形成する。特に、平滑性に
優れたウェブ上に塗布を行った場合には、塗布面の平滑
性と塗布量の均一性に優れた理想的な電子写真平版印刷
原版を得ることができる。
【0015】一方、ロッドやブレード塗布方式では、ウ
ェブの凹凸に対して、ウェブの凹部では、塗布量が過剰
に、凸部では塗布量が不足して、製版後の印刷で印刷む
らとなって現れる。また、ロール塗布法では、ロールと
塗布面が剥離する際に塗布面が乱れ易く、基本的に均一
な塗布量を得ることが難しく、表面の平滑性も悪い。こ
の傾向は、塗布液の固形分濃度が高い場合や粘度が高い
場合により顕著となり、ますます、均一な塗布面を得る
ことが難しくなる。均一な塗布面が得られないと、製版
時にトナーの付着量にむらが生じ易く、結果として印刷
むらにつながる。
ェブの凹凸に対して、ウェブの凹部では、塗布量が過剰
に、凸部では塗布量が不足して、製版後の印刷で印刷む
らとなって現れる。また、ロール塗布法では、ロールと
塗布面が剥離する際に塗布面が乱れ易く、基本的に均一
な塗布量を得ることが難しく、表面の平滑性も悪い。こ
の傾向は、塗布液の固形分濃度が高い場合や粘度が高い
場合により顕著となり、ますます、均一な塗布面を得る
ことが難しくなる。均一な塗布面が得られないと、製版
時にトナーの付着量にむらが生じ易く、結果として印刷
むらにつながる。
【0016】本発明においては、上記の如く、ウェブと
接触する塗布層をカーテン塗布方式により塗抹すること
を特徴としているが、カーテン塗布装置を、電子写真平
版印刷原版の光導電層の塗布に適用することにより、塗
布欠点の発生がなく、塗布操作が長時間に及んでも塗り
むら等が発生しない安定した塗布操作を実行することが
でき、塗布量が均一で平滑性の高い電子写真平版印刷原
版を得る方法を開示したものは、いまだ見当たらない。
接触する塗布層をカーテン塗布方式により塗抹すること
を特徴としているが、カーテン塗布装置を、電子写真平
版印刷原版の光導電層の塗布に適用することにより、塗
布欠点の発生がなく、塗布操作が長時間に及んでも塗り
むら等が発生しない安定した塗布操作を実行することが
でき、塗布量が均一で平滑性の高い電子写真平版印刷原
版を得る方法を開示したものは、いまだ見当たらない。
【0017】以下、添付図面に基づき、本発明の実施態
様について詳細に説明する。図1は本発明の実施態様を
示した電子写真平版印刷原版塗布用の塗布装置の概略図
である。予め調製された光導電層塗布液は塗布液貯蔵タ
ンク12より、給液ポンプ13によってコーターヘッド
1へ送られる。この際、塗布液の送液量は最終製品の塗
布量と比例関係にあるため、コーターヘッド1への塗布
液の送液量コントロールは精度よく行う必要がある。そ
れ故に給液ポンプ13としては可変流量型の無脈動定流
量ポンプが適当である。
様について詳細に説明する。図1は本発明の実施態様を
示した電子写真平版印刷原版塗布用の塗布装置の概略図
である。予め調製された光導電層塗布液は塗布液貯蔵タ
ンク12より、給液ポンプ13によってコーターヘッド
1へ送られる。この際、塗布液の送液量は最終製品の塗
布量と比例関係にあるため、コーターヘッド1への塗布
液の送液量コントロールは精度よく行う必要がある。そ
れ故に給液ポンプ13としては可変流量型の無脈動定流
量ポンプが適当である。
【0018】コーターヘッド1の内部はマニホールド
7、スリット2からなり、それぞれ高精度の仕上げが施
されている。供給された塗布液はマニホールド7に満た
され、更にスリット2に送られるときに通過する狭い間
隙において、ポンプ13の送液による動圧の影響が軽減
され、幅方向における圧力分布が均一化され、リップ3
より流出し、垂直なカーテン膜4を形成する。
7、スリット2からなり、それぞれ高精度の仕上げが施
されている。供給された塗布液はマニホールド7に満た
され、更にスリット2に送られるときに通過する狭い間
隙において、ポンプ13の送液による動圧の影響が軽減
され、幅方向における圧力分布が均一化され、リップ3
より流出し、垂直なカーテン膜4を形成する。
【0019】幅方向でプロファイルが均一となった垂直
カーテン膜4は、連続走行しているウェブ5と接触し、
ウェブ5に塗布される。ここでエッジガイド11a、1
1bはコーターヘッド1の幅を超えず、更にウェブ5の
幅を超えて設けられ、垂直カーテン膜はウェブ5の幅を
超えて形成される。垂直カーテン膜4がウェブ5の幅を
超えて形成されているのは、垂直カーテン膜4の両端部
における塗層の厚塗りを防止するためである。ウェブ5
の幅を超えて流下する塗布液は、受液槽10に回収さ
れ、塗布液貯蔵タンク12に戻された後再び塗布され
る。また、ウェブ5が切断した時など塗布が中断された
場合も、塗布液は受液槽10に回収される。
カーテン膜4は、連続走行しているウェブ5と接触し、
ウェブ5に塗布される。ここでエッジガイド11a、1
1bはコーターヘッド1の幅を超えず、更にウェブ5の
幅を超えて設けられ、垂直カーテン膜はウェブ5の幅を
超えて形成される。垂直カーテン膜4がウェブ5の幅を
超えて形成されているのは、垂直カーテン膜4の両端部
における塗層の厚塗りを防止するためである。ウェブ5
の幅を超えて流下する塗布液は、受液槽10に回収さ
れ、塗布液貯蔵タンク12に戻された後再び塗布され
る。また、ウェブ5が切断した時など塗布が中断された
場合も、塗布液は受液槽10に回収される。
【0020】連続走行しているウェブ5と垂直カーテン
膜4との接触部(以後、「塗布部」という。)にはウェ
ブ5に同伴する空気流を遮蔽し、カーテン周辺の空気の
回流などで垂直カーテン膜4が乱れることなくウェブ5
に達するようにするため遮風板9が設けられている。ま
た、ウェブ5の搬送方向は塗布部の直前でロール8によ
り方向転換することにより、ウェブ5に同伴する空気の
塗布部への影響を最小限にとどめるように構成されてい
る。
膜4との接触部(以後、「塗布部」という。)にはウェ
ブ5に同伴する空気流を遮蔽し、カーテン周辺の空気の
回流などで垂直カーテン膜4が乱れることなくウェブ5
に達するようにするため遮風板9が設けられている。ま
た、ウェブ5の搬送方向は塗布部の直前でロール8によ
り方向転換することにより、ウェブ5に同伴する空気の
塗布部への影響を最小限にとどめるように構成されてい
る。
【0021】形成させた垂直カーテン膜4を安定した状
態で塗布するためには、ウェブ5からコーターヘッド1
下部の流出部までの高さがある程度必要とされるが、本
実施態様においてはその高さを制御することも可能であ
り、垂直カーテン膜4の安定に適した高さは60〜30
0mm、好ましくは100〜250mm、更に好ましく
は120〜180mmがである。
態で塗布するためには、ウェブ5からコーターヘッド1
下部の流出部までの高さがある程度必要とされるが、本
実施態様においてはその高さを制御することも可能であ
り、垂直カーテン膜4の安定に適した高さは60〜30
0mm、好ましくは100〜250mm、更に好ましく
は120〜180mmがである。
【0022】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、様々な変形が可能であることは言うまでもな
い。前述した実施態様において、形成したカーテン膜の
幅はウェブ5の幅より大としたが、これは塗布層両端部
における塗布量の増加を防止するためであって、このよ
うな塗布量増加が小であるか、もしくはあまり問題とさ
れない場合、または特公昭49−14130号公報等に
開示される方法、その他塗布量増加防止方法を採用する
ことにより解消しうる場合には、垂直カーテン膜をウェ
ブ5の幅に一致させるか、あるいはこれより多少小とし
ても差し支えない。
となく、様々な変形が可能であることは言うまでもな
い。前述した実施態様において、形成したカーテン膜の
幅はウェブ5の幅より大としたが、これは塗布層両端部
における塗布量の増加を防止するためであって、このよ
うな塗布量増加が小であるか、もしくはあまり問題とさ
れない場合、または特公昭49−14130号公報等に
開示される方法、その他塗布量増加防止方法を採用する
ことにより解消しうる場合には、垂直カーテン膜をウェ
ブ5の幅に一致させるか、あるいはこれより多少小とし
ても差し支えない。
【0023】また、カーテンヘッドにプロファイル調整
機構あるいは制御機構を付設することも可能である。特
に、図1に示されるスリット2に開度プロファイルを調
整機構を付設すると、特に塗布幅が大きくなった場合
に、幅方向でより均一な塗布量プロファイルを得ること
ができる。
機構あるいは制御機構を付設することも可能である。特
に、図1に示されるスリット2に開度プロファイルを調
整機構を付設すると、特に塗布幅が大きくなった場合
に、幅方向でより均一な塗布量プロファイルを得ること
ができる。
【0024】本発明において、光導電層つまり画像受理
層は電子写真方式により作像されるものを指しており、
光半導体をその基本成分として含有するものである。通
常、酸化亜鉛、二酸化チタン、硫化カドミウムなどの無
機光半導体を絶縁性接着剤樹脂中に分散したものなどが
用いられる。
層は電子写真方式により作像されるものを指しており、
光半導体をその基本成分として含有するものである。通
常、酸化亜鉛、二酸化チタン、硫化カドミウムなどの無
機光半導体を絶縁性接着剤樹脂中に分散したものなどが
用いられる。
【0025】本発明では、光半導体の粒子径が、カーテ
ン塗布装置における光導電層塗布液の塗布に重大な影響
を及ぼすことが明らかとなった。つまり、粒子径が小さ
過ぎる場合には、チクソトロピーの傾向が大きくなり、
カーテン膜を形成し難くなり、また、軟質の凝集物を形
成し、コーターヘッドのスリットの内部で閉塞が発生し
やすくなる。一方、光半導体の粒子径が大き過ぎると、
分散性が悪化し、コーターヘッド内部のスリットの入口
部分の流速が急激に増加する部分で、粒子が架橋し、ス
リットを閉塞する場合がある。また、光半導体の粒子が
無機物であり、水と比較して比重が大きいため、粒子の
沈降も問題となる。つまり、コーターヘッド内部の流動
の少ないデッドエリアで、粒子の沈降が進み、大規模な
スリットの閉塞につながる。
ン塗布装置における光導電層塗布液の塗布に重大な影響
を及ぼすことが明らかとなった。つまり、粒子径が小さ
過ぎる場合には、チクソトロピーの傾向が大きくなり、
カーテン膜を形成し難くなり、また、軟質の凝集物を形
成し、コーターヘッドのスリットの内部で閉塞が発生し
やすくなる。一方、光半導体の粒子径が大き過ぎると、
分散性が悪化し、コーターヘッド内部のスリットの入口
部分の流速が急激に増加する部分で、粒子が架橋し、ス
リットを閉塞する場合がある。また、光半導体の粒子が
無機物であり、水と比較して比重が大きいため、粒子の
沈降も問題となる。つまり、コーターヘッド内部の流動
の少ないデッドエリアで、粒子の沈降が進み、大規模な
スリットの閉塞につながる。
【0026】本発明においては、鋭意検討を行った結
果、光半導体の平均粒子径(以後、平均粒子径は、体積
規準の平均体積径を示す)が、0.1〜20μmである
ことにより、光半導体を主成分として含む液により形成
されるカーテン膜が、広い流量範囲で安定し、塗布も均
一に、塗布欠点も起こすことなく行えることを見いだす
に至った。ここで、平均粒子径の測定は、平均粒子径
が、2μm以上の光半導体に関しては、アンドレアゼン
ピペットによる沈降法により行い、また、平均粒子径が
2μm以下の光半導体に関しては、レーザー回折法によ
り行った。
果、光半導体の平均粒子径(以後、平均粒子径は、体積
規準の平均体積径を示す)が、0.1〜20μmである
ことにより、光半導体を主成分として含む液により形成
されるカーテン膜が、広い流量範囲で安定し、塗布も均
一に、塗布欠点も起こすことなく行えることを見いだす
に至った。ここで、平均粒子径の測定は、平均粒子径
が、2μm以上の光半導体に関しては、アンドレアゼン
ピペットによる沈降法により行い、また、平均粒子径が
2μm以下の光半導体に関しては、レーザー回折法によ
り行った。
【0027】さらに、本発明では、光導電層塗布液の固
形分濃度が、カーテン塗布装置における光導電層塗布液
の塗布に重大な影響を及ぼすことが明らかとなった。つ
まり、塗布液の固形分濃度が低過ぎる場合には、光半導
体粒子間の相互作用が微弱となり、粘度が低下するた
め、表面張力が相対的に粘性力に比べて大きくなる。こ
の場合には、カーテン膜がウェブに接触して、塗布液膜
として延伸されるときに、薄い液膜ができ難くなり、液
膜つまり塗布層が不均一なものとなる。一方、塗布液の
固形分濃度が高過ぎると、塗布液の流動性の塑性化が進
み、液が「脆く」なるため、カーテン膜のような薄い液
膜を形成し難くなる。
形分濃度が、カーテン塗布装置における光導電層塗布液
の塗布に重大な影響を及ぼすことが明らかとなった。つ
まり、塗布液の固形分濃度が低過ぎる場合には、光半導
体粒子間の相互作用が微弱となり、粘度が低下するた
め、表面張力が相対的に粘性力に比べて大きくなる。こ
の場合には、カーテン膜がウェブに接触して、塗布液膜
として延伸されるときに、薄い液膜ができ難くなり、液
膜つまり塗布層が不均一なものとなる。一方、塗布液の
固形分濃度が高過ぎると、塗布液の流動性の塑性化が進
み、液が「脆く」なるため、カーテン膜のような薄い液
膜を形成し難くなる。
【0028】本発明においては、さらなる検討の結果、
光半導体の平均粒子径が、0.1〜20μmであり、さ
らに、光導電層塗布液の固形分濃度が、20〜60重量
%であることにより、光半導体を主成分として含む液に
より形成されるカーテン膜が、広い流量範囲で安定し、
塗布も均一に、塗布欠点も起こすことなく行えることを
見いだすに至った。
光半導体の平均粒子径が、0.1〜20μmであり、さ
らに、光導電層塗布液の固形分濃度が、20〜60重量
%であることにより、光半導体を主成分として含む液に
より形成されるカーテン膜が、広い流量範囲で安定し、
塗布も均一に、塗布欠点も起こすことなく行えることを
見いだすに至った。
【0029】本発明における基材としては導電性物質を
添加した紙、金属箔、フィルム、あるいはそれらの複合
体などのシート状物質を用いることができる。また、光
導電層層とシート状物質の間に中間層を設けることも可
能であり、さらに、シート状物質の光導電層を設ける側
とは反対の面に、裏塗り層を設けることも可能である。
添加した紙、金属箔、フィルム、あるいはそれらの複合
体などのシート状物質を用いることができる。また、光
導電層層とシート状物質の間に中間層を設けることも可
能であり、さらに、シート状物質の光導電層を設ける側
とは反対の面に、裏塗り層を設けることも可能である。
【0030】
【作用】本発明において、カーテン塗布装置を、光導電
層の塗布に適用することにより、長時間の操業でも安定
した塗布が行え、塗布欠点がなく、塗布層が均一で平滑
性が高く、印刷むらの発生しない電子写真平版印刷原版
が得られる。
層の塗布に適用することにより、長時間の操業でも安定
した塗布が行え、塗布欠点がなく、塗布層が均一で平滑
性が高く、印刷むらの発生しない電子写真平版印刷原版
が得られる。
【0031】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明は、これに限定されるものではな
い。なお、以下に示す部および%はいずれも重量基準で
ある。
説明するが、本発明は、これに限定されるものではな
い。なお、以下に示す部および%はいずれも重量基準で
ある。
【0032】実施例1 坪量50g/m2の上質紙の両面に、酸化澱粉、スチレ
ン系樹脂サイズ剤および塩化ナトリウムからなる塗液を
乾燥塗布量が1.9g/m2になるようにサイズプレス
装置を用いて塗布、乾燥した後、マシンカレンダーによ
り平滑化処理した。
ン系樹脂サイズ剤および塩化ナトリウムからなる塗液を
乾燥塗布量が1.9g/m2になるようにサイズプレス
装置を用いて塗布、乾燥した後、マシンカレンダーによ
り平滑化処理した。
【0033】そして、この原紙の片側に下記組成の中間
層を乾燥塗布量が15g/m2になるようにエアナイフ
塗布装置を用いて塗布、乾燥した。 (中間層組成) セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
50部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部 有機アミン塩系触媒(スミテックスアクセラレーターA
CX−P、住友化学製、固形分35%):0.4部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):4部
層を乾燥塗布量が15g/m2になるようにエアナイフ
塗布装置を用いて塗布、乾燥した。 (中間層組成) セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
50部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部 有機アミン塩系触媒(スミテックスアクセラレーターA
CX−P、住友化学製、固形分35%):0.4部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):4部
【0034】また、この原紙の中間層と反対側に、下記
組成の裏塗層を乾燥塗布量が15g/m2になるように
エアナイフ塗布装置を用いて塗布、乾燥した。 (裏塗層組成) カオリン(ハイドラスパース、ヒューバー製、50%水
分散液):100部 セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 酸化澱粉(25%水溶液):60部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
150部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):6部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部
組成の裏塗層を乾燥塗布量が15g/m2になるように
エアナイフ塗布装置を用いて塗布、乾燥した。 (裏塗層組成) カオリン(ハイドラスパース、ヒューバー製、50%水
分散液):100部 セリサイト含有無機顔料(ジークライトTMC、ジーク
ライト化学製、50%水分散液):100部 酸化澱粉(25%水溶液):60部 カルボキシル変性SBRラテックス(固形分48%):
150部 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(固形分30
%):6部 メラミン樹脂初期縮合物(スミレーツレジン−613、
住友化学製、固形分80%):4部
【0035】さらに、中間層表面に乾燥塗布量が20g
/m2になるように下記組成の、固形分濃度が24%の
光導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布して印
刷原版を作製した。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.15μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:705部
/m2になるように下記組成の、固形分濃度が24%の
光導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布して印
刷原版を作製した。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.15μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:705部
【0036】この印刷原版を20℃、65%RHの条件
下においてシーズニングした後、電子写真製版機ダイヤ
ファックスEP−31V(三菱製紙製、液体現像用製版
機)で製版した。
下においてシーズニングした後、電子写真製版機ダイヤ
ファックスEP−31V(三菱製紙製、液体現像用製版
機)で製版した。
【0037】次に、電子写真オフセットマスター用エッ
チ液ダイヤファックスLOM−OHII(三菱製紙製)で
不感脂化処理し、オフセット印刷機トーコーModel
810(東京航空計器製)で印刷した。
チ液ダイヤファックスLOM−OHII(三菱製紙製)で
不感脂化処理し、オフセット印刷機トーコーModel
810(東京航空計器製)で印刷した。
【0038】実施例2 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が42%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.15μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:277部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が42%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.15μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:277部
【0039】実施例3 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が55%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.15μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:142部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が55%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.15μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:142部
【0040】実施例4 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が24%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:705部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が24%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:705部
【0041】実施例5 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が42%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:277部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が42%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:277部
【0042】実施例6 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が55%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:142部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が55%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:142部
【0043】実施例7 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が24%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:17μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:705部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が24%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:17μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:705部
【0044】実施例8 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が42%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:17μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:277部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が42%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:17μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:277部
【0045】実施例9 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が55%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:17μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:142部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が55%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:17μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:142部
【0046】比較例1 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が17%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.07μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:1120部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が17%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.07μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:1120部
【0047】比較例2 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が63%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.07μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:86部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が63%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:0.07μm):2
00部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:86部
【0048】比較例3 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が17%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:1120部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が17%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:1120部
【0049】比較例4 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が63%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:86部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が63%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:4.4μm):20
0部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:86部
【0050】比較例5 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が17%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:25μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:1120部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が17%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:25μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:1120部
【0051】比較例6 実施例1で得られた中間層表面に乾燥塗布量が20g/
m2になるように下記組成の、固形分濃度が63%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:25μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:86部
m2になるように下記組成の、固形分濃度が63%の光
導電層塗布液を、カーテン塗布装置により塗布した以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原版を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。 (光導電層組成) 電子写真用酸化亜鉛(平均粒子径:25μm):200
部 アクリル系樹脂(50%液):80部 ローズベンガル(2%メタノール溶液):15部 キシレン:86部
【0052】比較例7 塗布装置として、リバースロール塗布装置を用いた以外
は、実施例1と同様の方法で印刷原板を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。
は、実施例1と同様の方法で印刷原板を作製し、さら
に、製版、印刷を行った。
【0053】比較例8 塗布装置として、ロッド塗布装置を用いた以外は、実施
例1と同様の方法で印刷原板を作製し、さらに、製版、
印刷を行った。
例1と同様の方法で印刷原板を作製し、さらに、製版、
印刷を行った。
【0054】比較例9 塗布装置として、ブレード塗布装置を用いた以外は、実
施例1と同様の方法で印刷原板を作製し、さらに、製
版、印刷を行った。
施例1と同様の方法で印刷原板を作製し、さらに、製
版、印刷を行った。
【0055】評価方法1(平滑度) 平滑度は、スムースター平滑度試験機(東英電子工業株
式会社製、形式SM−6A)により測定した。
式会社製、形式SM−6A)により測定した。
【0056】評価方法2(印刷むら) 印刷むらは、印刷を行った印刷面を目視で観察すること
により判定した。評価は、5段階評価で、5が最も優れ
るものとした。
により判定した。評価は、5段階評価で、5が最も優れ
るものとした。
【0057】評価方法3(塗布欠点) 塗布欠点の検出は、塗布装置に設置した欠点検出装置に
より行い、塗布長さに対する、欠点の長さで評価した。
欠点検出装置で、検出できる塗布欠点は、ストリーク、
スクラッチ等の未塗布部分のある欠点と汚れ等の塗布過
剰部であり、検出は、幅が、0.3mm以上のものであ
れば検出可能である。欠点の長さは、欠点部を削除する
ときの余白を考慮して、欠点の前後に1mを加えた長さ
として、例えば、欠点の実際の長さが、0.1mの場合
でも、欠点の長さは、2.1mとなる。
より行い、塗布長さに対する、欠点の長さで評価した。
欠点検出装置で、検出できる塗布欠点は、ストリーク、
スクラッチ等の未塗布部分のある欠点と汚れ等の塗布過
剰部であり、検出は、幅が、0.3mm以上のものであ
れば検出可能である。欠点の長さは、欠点部を削除する
ときの余白を考慮して、欠点の前後に1mを加えた長さ
として、例えば、欠点の実際の長さが、0.1mの場合
でも、欠点の長さは、2.1mとなる。
【0058】評価結果は一括して表1に示す。実施例が
示すように、光半導体の平均粒子径が0.1〜20μm
で、塗布液の固形分濃度が、20〜60重量%であれ
ば、カーテン塗布装置により、光導電層の塗布を行うこ
とにより、平滑性が高く、印刷むらも発生せず、塗布欠
点の発生もない高品質な電子写真平版印刷原版を得るこ
とができる。
示すように、光半導体の平均粒子径が0.1〜20μm
で、塗布液の固形分濃度が、20〜60重量%であれ
ば、カーテン塗布装置により、光導電層の塗布を行うこ
とにより、平滑性が高く、印刷むらも発生せず、塗布欠
点の発生もない高品質な電子写真平版印刷原版を得るこ
とができる。
【0059】
【表1】
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、カーテン塗布装置を電
子写真平版印刷原版の光導電層の塗布に適用し、光半導
体の平均粒子径が0.1〜20μmで、塗布液の固形分
濃度が、20〜60重量%であれば、塗布欠点と印刷む
らの発生がなく、平滑性に優れた電子写真平版印刷原版
を得ることができる。
子写真平版印刷原版の光導電層の塗布に適用し、光半導
体の平均粒子径が0.1〜20μmで、塗布液の固形分
濃度が、20〜60重量%であれば、塗布欠点と印刷む
らの発生がなく、平滑性に優れた電子写真平版印刷原版
を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すエクストルージョン型
のコーターヘッドを用いたカーテン塗布装置の概略図。
のコーターヘッドを用いたカーテン塗布装置の概略図。
【図2】本発明の他の実施例を示すスライド型のコータ
ーヘッドを用いたカーテン塗布装置の概略図。
ーヘッドを用いたカーテン塗布装置の概略図。
【符号の説明】 1 コーターヘッド 2 スリット 3 リップ 4 カーテン膜 5 ウェブ 6 スライド面 7 マニホールド 8 ロール 9 遮風板 10 受液槽 11a、11b エッジガイド 12 貯蔵タンク 13 給液ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 光導電性物質を含む光導電層を設けてな
る電子写真平版印刷原版において、該光導電性物質が、
平均体積径0.1〜20μmを有する無機半導体であ
り、該光電層の塗布液が、固形分濃度20〜60重量%
の有機溶剤分散液であり、カーテン塗布装置を用いて塗
布されたものであることを特徴とする電子写真平版印刷
原版。 - 【請求項2】 光導電性物質を含む光導電層を設けてな
る電子写真平版印刷原版の製造方法において、無機半導
体を有機溶剤中で平均体積径が、0.1〜20μmにな
るように分散し、塗布液の固形分濃度を20〜60重量
%に調整した後、カーテン塗布装置を用いて塗布するこ
とを特徴とする電子写真平版印刷原版の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22956391A JPH0545900A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 電子写真平版印刷原版及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22956391A JPH0545900A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 電子写真平版印刷原版及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545900A true JPH0545900A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16894136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22956391A Pending JPH0545900A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 電子写真平版印刷原版及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545900A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0696804A2 (en) | 1994-08-08 | 1996-02-14 | Yozan Inc. | Sampling and holding circuit |
-
1991
- 1991-08-15 JP JP22956391A patent/JPH0545900A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0696804A2 (en) | 1994-08-08 | 1996-02-14 | Yozan Inc. | Sampling and holding circuit |
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