JPH0545948Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545948Y2 JPH0545948Y2 JP1986080264U JP8026486U JPH0545948Y2 JP H0545948 Y2 JPH0545948 Y2 JP H0545948Y2 JP 1986080264 U JP1986080264 U JP 1986080264U JP 8026486 U JP8026486 U JP 8026486U JP H0545948 Y2 JPH0545948 Y2 JP H0545948Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core holder
- core
- weight
- holder
- valve
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、湖沼、河川、内湾等の水底に堆積し
ている泥等の堆積物を採取するための採泥器に関
するもので、特に、筒状のコアホルダによつて堆
積物を採取するようにした、柱状採泥器に関する
ものである。
ている泥等の堆積物を採取するための採泥器に関
するもので、特に、筒状のコアホルダによつて堆
積物を採取するようにした、柱状採泥器に関する
ものである。
(従来の技術)
近年、環境調査等のために、水底に堆積してい
る泥等の堆積物を採取し、その組成を生息してい
る生物等を調べることが求められるようになつて
きている。そのような水底の堆積物を採取する採
取装置としては種々のものが考えられているが、
従来のものは深い海底等における堆積物の採取を
目的としたものが多く、比較的大がかりなものと
されていた。しかしながら、環境調査等のための
堆積物の採取は、湖沼、河川、内湾等のように、
水深が50m程度以内の比較的浅い場所で行われる
ので、そのためには舟上から容易に扱うことので
きる手軽なものが求められる。
る泥等の堆積物を採取し、その組成を生息してい
る生物等を調べることが求められるようになつて
きている。そのような水底の堆積物を採取する採
取装置としては種々のものが考えられているが、
従来のものは深い海底等における堆積物の採取を
目的としたものが多く、比較的大がかりなものと
されていた。しかしながら、環境調査等のための
堆積物の採取は、湖沼、河川、内湾等のように、
水深が50m程度以内の比較的浅い場所で行われる
ので、そのためには舟上から容易に扱うことので
きる手軽なものが求められる。
そのような比較的小形の水底堆積物採取用具と
しては、柱状の採泥器が知られている。この採泥
器は、筒状のコアホルダと、そのコアホルダの上
端を開閉するコア落下防止弁とを備えたものであ
る。その採泥器にはロープが連結され、舟上から
投下して着泥させた後、ロープによつて舟上に引
き上げるようにする。正しく着泥したときには、
コアホルダの下端側が堆積物中に差し込まれ、そ
のコアホルダ内に堆積物が取り入れられる。そし
て、引き上げ時には、コアホルダの上端がコア落
下防止弁によつて閉じられ、採取された堆積物、
すなわちコアの落下が防止される。
しては、柱状の採泥器が知られている。この採泥
器は、筒状のコアホルダと、そのコアホルダの上
端を開閉するコア落下防止弁とを備えたものであ
る。その採泥器にはロープが連結され、舟上から
投下して着泥させた後、ロープによつて舟上に引
き上げるようにする。正しく着泥したときには、
コアホルダの下端側が堆積物中に差し込まれ、そ
のコアホルダ内に堆積物が取り入れられる。そし
て、引き上げ時には、コアホルダの上端がコア落
下防止弁によつて閉じられ、採取された堆積物、
すなわちコアの落下が防止される。
このように、従来の柱状採泥器は、舟上から単
に投下するものとされ、自重によつて堆積物中に
潜り込ませるようにされていた。
に投下するものとされ、自重によつて堆積物中に
潜り込ませるようにされていた。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、このような柱状採泥器においては、
常に正しく着泥するとは限らず、例えば横転した
状態で着泥することがある。そのようなときに
は、コアホルダ内には堆積物が取り入れられな
い。しかしながら、従来のように単に投下するこ
とによつて着泥させるようにした採泥器では、正
しく着泥したかどうかは、その採泥器を引き上げ
てみるまでは確認することができない。そのため
に、採泥作業を繰り返さなければならず、採泥作
業に時間と労力がかかるという問題があつた。
常に正しく着泥するとは限らず、例えば横転した
状態で着泥することがある。そのようなときに
は、コアホルダ内には堆積物が取り入れられな
い。しかしながら、従来のように単に投下するこ
とによつて着泥させるようにした採泥器では、正
しく着泥したかどうかは、その採泥器を引き上げ
てみるまでは確認することができない。そのため
に、採泥作業を繰り返さなければならず、採泥作
業に時間と労力がかかるという問題があつた。
また、従来のように自重によつてコアホルダの
堆積物中への進入を促すようにしたものでは、採
泥器自在の重量を十分に大きくすることが求めら
れる。そのために、採泥器が取り扱いにくいもの
となるという問題もあつた。
堆積物中への進入を促すようにしたものでは、採
泥器自在の重量を十分に大きくすることが求めら
れる。そのために、採泥器が取り扱いにくいもの
となるという問題もあつた。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたも
のであつて、その目的は、取り扱いが容易で、し
かも、舟上から堆積物の採取を確実に行うことの
できる採泥器を得ることである。
のであつて、その目的は、取り扱いが容易で、し
かも、舟上から堆積物の採取を確実に行うことの
できる採泥器を得ることである。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するために、本考案では、コア
ホルダの上端部を支持するコアホルダキヤツチヤ
の上方に、重錘を上下動自在に設けるようにして
いる。その重錘にはロープが連結され、そのロー
プによつて舟上から重錘を引き上げることができ
るようにされている。また、コアホルダキヤツチ
ヤの上端面には、重錘の上下動を案内する支持軸
が取り付けられ、その支持軸に、重錘の上昇位置
を規制するストツパが設けられている。コアホル
ダキヤツチヤ内にはコアホルダの上端側を開閉す
るコア落下防止弁が上下動自在に設けられてお
り、そのコア落下防止弁が、支持軸に沿つて昇降
させ得るロツド状の弁押えを降下させて上方から
押さえ付けることにより、閉弁状態で保持し得る
ようにされている。
ホルダの上端部を支持するコアホルダキヤツチヤ
の上方に、重錘を上下動自在に設けるようにして
いる。その重錘にはロープが連結され、そのロー
プによつて舟上から重錘を引き上げることができ
るようにされている。また、コアホルダキヤツチ
ヤの上端面には、重錘の上下動を案内する支持軸
が取り付けられ、その支持軸に、重錘の上昇位置
を規制するストツパが設けられている。コアホル
ダキヤツチヤ内にはコアホルダの上端側を開閉す
るコア落下防止弁が上下動自在に設けられてお
り、そのコア落下防止弁が、支持軸に沿つて昇降
させ得るロツド状の弁押えを降下させて上方から
押さえ付けることにより、閉弁状態で保持し得る
ようにされている。
(作用)
このように構成することにより、舟上から採泥
器を投下し、着泥させた後、ロープによつて重錘
を引き上げ、次いでロープから手を離すと、正し
く着泥しているときには、重錘が落下してコアホ
ルダキヤツチヤの上端面に衝突する。そして、そ
れによつて衝撃音が発される。また、倒れて着泥
したときには、重錘がコアホルダキヤツチヤに当
接しないので、衝撃音は発されない。したがつ
て、その衝撃音を聞くことにより、舟上において
採泥器が正しく着泥したかどうかを確認すること
ができる。
器を投下し、着泥させた後、ロープによつて重錘
を引き上げ、次いでロープから手を離すと、正し
く着泥しているときには、重錘が落下してコアホ
ルダキヤツチヤの上端面に衝突する。そして、そ
れによつて衝撃音が発される。また、倒れて着泥
したときには、重錘がコアホルダキヤツチヤに当
接しないので、衝撃音は発されない。したがつ
て、その衝撃音を聞くことにより、舟上において
採泥器が正しく着泥したかどうかを確認すること
ができる。
そして、重錘によつてコアホルダキヤツチヤの
上端面が打たれることにより、コアホルダが堆積
物中に打ち込まれる。したがつて、全体の重量が
比較的軽いものであつても、そのコアホルダには
確実に堆積物を取り入れることができる。
上端面が打たれることにより、コアホルダが堆積
物中に打ち込まれる。したがつて、全体の重量が
比較的軽いものであつても、そのコアホルダには
確実に堆積物を取り入れることができる。
また、ロープを強く引き上げると、重錘がスト
ツパに当接し、採泥器全体が懸吊されて引き上げ
られる。そして、採泥器が水面近くまで引き上げ
られたとき、弁押えを降下させてコア落下防止弁
を上方から押さえ付けるようにすれば、コアホル
ダの上端側が密閉状態に保たれるので、水面上に
引き上げたときにコアホルダ内の堆積物が落下す
ることが防止される。
ツパに当接し、採泥器全体が懸吊されて引き上げ
られる。そして、採泥器が水面近くまで引き上げ
られたとき、弁押えを降下させてコア落下防止弁
を上方から押さえ付けるようにすれば、コアホル
ダの上端側が密閉状態に保たれるので、水面上に
引き上げたときにコアホルダ内の堆積物が落下す
ることが防止される。
(実施例)
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
る。
図は、本考案による打ち込み式採泥器の一実施
例を示すもので、第1図はその要部の縦断面図で
あり、第2図は全体の正面図である。また、第3
図はその使用状態の説明図である。
例を示すもので、第1図はその要部の縦断面図で
あり、第2図は全体の正面図である。また、第3
図はその使用状態の説明図である。
第1、2図から明らかなように、この採泥器1
は、全体が上下方向に長い柱状のもので、その下
端にはコアホルダ2が取り付けられている。この
コアホルダ2は、アクリル樹脂等からなる透明円
筒状のもので、その上下両端は開放されている。
そして、そのコアホルダ2の上端部は、コアホル
ダキヤツチヤ3の下端開口に嵌合され、止めねじ
4によつて固定されている。
は、全体が上下方向に長い柱状のもので、その下
端にはコアホルダ2が取り付けられている。この
コアホルダ2は、アクリル樹脂等からなる透明円
筒状のもので、その上下両端は開放されている。
そして、そのコアホルダ2の上端部は、コアホル
ダキヤツチヤ3の下端開口に嵌合され、止めねじ
4によつて固定されている。
コアホルダキヤツチヤ3は、下部のコアホルダ
支持体5、中間部の弁支持体6、及び上部のキヤ
ツプ体7の、いずれも下端側が開放された3部材
からなる中空金属製のもので、これらはねじによ
つて互いに結合されるようになつている。コアホ
ルダ支持体5の頂壁には、コアホルダ2の内径と
ほぼ等しい内径の開口5aが設けられており、そ
の上端面には、Oリング8が取り付けられてい
る。このOリング8上には、弁支持体6内に収容
された円板状のコア落下防止弁9が載置されてい
る。そして、そのコア落下防止弁9の弁棒9a
は、弁支持体6の頂壁6aによつて上下動自在に
支持されている。こうして、コア落下防止弁9
は、コアホルダキヤツチヤ3の内部において上下
動自在に支持されている。また、その弁棒9aの
上端は、弁支持体6の頂壁6aからキヤツプ体7
の内部に突出するようにされている。
支持体5、中間部の弁支持体6、及び上部のキヤ
ツプ体7の、いずれも下端側が開放された3部材
からなる中空金属製のもので、これらはねじによ
つて互いに結合されるようになつている。コアホ
ルダ支持体5の頂壁には、コアホルダ2の内径と
ほぼ等しい内径の開口5aが設けられており、そ
の上端面には、Oリング8が取り付けられてい
る。このOリング8上には、弁支持体6内に収容
された円板状のコア落下防止弁9が載置されてい
る。そして、そのコア落下防止弁9の弁棒9a
は、弁支持体6の頂壁6aによつて上下動自在に
支持されている。こうして、コア落下防止弁9
は、コアホルダキヤツチヤ3の内部において上下
動自在に支持されている。また、その弁棒9aの
上端は、弁支持体6の頂壁6aからキヤツプ体7
の内部に突出するようにされている。
弁支持体6の頂壁6a及び周壁6bには、それ
ぞれ複数個の開口10,10,…及び11,1
1,…が設けられている。一方、キヤツプ体7の
頂壁7aは比較的厚肉のものとされ、その中心部
には、これを貫通するねじ孔12が設けられてい
る。また、キヤツプ体7の周壁7bには、複数個
の開口13,13,…が設けられている。
ぞれ複数個の開口10,10,…及び11,1
1,…が設けられている。一方、キヤツプ体7の
頂壁7aは比較的厚肉のものとされ、その中心部
には、これを貫通するねじ孔12が設けられてい
る。また、キヤツプ体7の周壁7bには、複数個
の開口13,13,…が設けられている。
キヤツプ体7の頂壁7aに設けられたねじ孔1
2には、長い中空の支持軸14の下端がねじ込ま
れて固定されている。そして、その支持軸14の
内部に、ロツド状の弁押え15が上下動自在に挿
通されている。この弁押え15の上端部には、側
方に突出するピン16が取り付けられており、こ
のピン16が、支持軸14の周壁に設けられたガ
イド講17に係合するようにされている。このガ
イド溝17は、上下に延び、上端が水平に折れ曲
がつた鉤形のもので、その上端折曲部にピン16
が係合しているときには、弁押え15の下端が第
1図に実線で示されているように支持軸14内に
引つ込み、ピン16がガイド溝17の下端に係合
しているときには、弁押え15の下端が、同図に
仮想線で示されているように、閉弁状態にあるコ
ア落下防止弁9の弁棒9aの上端に当接するよう
になつている。
2には、長い中空の支持軸14の下端がねじ込ま
れて固定されている。そして、その支持軸14の
内部に、ロツド状の弁押え15が上下動自在に挿
通されている。この弁押え15の上端部には、側
方に突出するピン16が取り付けられており、こ
のピン16が、支持軸14の周壁に設けられたガ
イド講17に係合するようにされている。このガ
イド溝17は、上下に延び、上端が水平に折れ曲
がつた鉤形のもので、その上端折曲部にピン16
が係合しているときには、弁押え15の下端が第
1図に実線で示されているように支持軸14内に
引つ込み、ピン16がガイド溝17の下端に係合
しているときには、弁押え15の下端が、同図に
仮想線で示されているように、閉弁状態にあるコ
ア落下防止弁9の弁棒9aの上端に当接するよう
になつている。
コアホルダキヤツチヤ3の上方には、金属製の
重錘18が設けられている。この重錘18は円柱
状のもので、その中心部には、上下に貫通する貫
通孔が設けられており、その貫通孔に支持軸14
が緩く挿通されるようになつている。こうして、
重錘18は、支持軸14に沿つて上下動自在とさ
れており、下降させたときには、第2図に示され
ているように、コアホルダキヤツチヤ3の上端
面、すなわちキヤツプ体7は頂壁7aに当接する
ようにされている。
重錘18が設けられている。この重錘18は円柱
状のもので、その中心部には、上下に貫通する貫
通孔が設けられており、その貫通孔に支持軸14
が緩く挿通されるようになつている。こうして、
重錘18は、支持軸14に沿つて上下動自在とさ
れており、下降させたときには、第2図に示され
ているように、コアホルダキヤツチヤ3の上端
面、すなわちキヤツプ体7は頂壁7aに当接する
ようにされている。
重錘18の上面には、ロープ19の両端が連結
されている。また、そのロープ19には、他の長
いロープ20が連結されている。こうして、これ
らのロープ19,20によつて、重錘18を引き
上げることができるようにされている。そして、
重錘18の上昇位置は、支持軸14に固着された
ブラケツト状のストツパ21によつて規制される
ようになつている。すなわち、重錘18を上昇限
度まで引き上げると、第1図に示されているよう
に重錘18の上端がストツパ21に当接するよう
にされている。そのストツパ21の位置は、コア
ホルダキヤツチヤ3の上端面から十分に離れた位
置とされている。
されている。また、そのロープ19には、他の長
いロープ20が連結されている。こうして、これ
らのロープ19,20によつて、重錘18を引き
上げることができるようにされている。そして、
重錘18の上昇位置は、支持軸14に固着された
ブラケツト状のストツパ21によつて規制される
ようになつている。すなわち、重錘18を上昇限
度まで引き上げると、第1図に示されているよう
に重錘18の上端がストツパ21に当接するよう
にされている。そのストツパ21の位置は、コア
ホルダキヤツチヤ3の上端面から十分に離れた位
置とされている。
支持軸14の上端部には、折曲板状の羽根22
が、支持軸14の軸線に平行に取り付けられてい
る。また、その羽根22の上方にもブラケツト2
3が取り付けられている。ロープ19は、このブ
ラケツト23及びストツパ21に挿通されてい
る。
が、支持軸14の軸線に平行に取り付けられてい
る。また、その羽根22の上方にもブラケツト2
3が取り付けられている。ロープ19は、このブ
ラケツト23及びストツパ21に挿通されてい
る。
次に、このように構成された採泥器1の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
水底の堆積物を採取するときには、弁押え15
のピン16をガイド溝17の上端折曲部に係合さ
せて、弁押え15を上方位置に保持した状態で、
第3図に示されているように、舟24上から採泥
器1を投下する。すると、その採泥器1は、重心
が下方にあること及び上端側に羽根22が設けら
れていることにより、ほぼ垂直状態で沈下する。
そして、通常はコアホルダ2の下端部が水底堆積
物25に突き刺さり、ほぼ垂直状態で保持され
る。
のピン16をガイド溝17の上端折曲部に係合さ
せて、弁押え15を上方位置に保持した状態で、
第3図に示されているように、舟24上から採泥
器1を投下する。すると、その採泥器1は、重心
が下方にあること及び上端側に羽根22が設けら
れていることにより、ほぼ垂直状態で沈下する。
そして、通常はコアホルダ2の下端部が水底堆積
物25に突き刺さり、ほぼ垂直状態で保持され
る。
そこで、ロープ19,20により重錘18を引
き上げ、次いでロープ20から手を離す。する
と、重錘18が重力により落下し、コアホルダキ
ヤツチヤ3の上端面に衝突する。その結果、コア
ホルダ2が堆積物25中に打ち込まれるととも
に、衝撃音が発される。この衝撃音は、水深が
50m程度以内であれば、舟24上においても十分
に聞き取ることができる。
き上げ、次いでロープ20から手を離す。する
と、重錘18が重力により落下し、コアホルダキ
ヤツチヤ3の上端面に衝突する。その結果、コア
ホルダ2が堆積物25中に打ち込まれるととも
に、衝撃音が発される。この衝撃音は、水深が
50m程度以内であれば、舟24上においても十分
に聞き取ることができる。
採泥器1が正しく着泥しなかつたとき、例えば
横転した状態で着泥したときには、ロープ20を
緩めても、重錘18はコアホルダキヤツチヤ3に
は衝突しない。すなわち、衝撃音は発されない。
したがつて、その衝撃音を聞くことによつて、採
泥器1が正しく着泥したかどうかを舟24上にお
いて確認することができる。
横転した状態で着泥したときには、ロープ20を
緩めても、重錘18はコアホルダキヤツチヤ3に
は衝突しない。すなわち、衝撃音は発されない。
したがつて、その衝撃音を聞くことによつて、採
泥器1が正しく着泥したかどうかを舟24上にお
いて確認することができる。
そして、衝撃音が聞かれないときには、ロープ
20を引き上げる。すると、採泥器1が立ち上が
る。そこで、ロープ20を緩め、重錘18を落下
させる。それによつて、重錘18がコアホルダキ
ヤツチヤ3に衝突し、コアホルダ2が堆積物25
中に打ち込まれるとともに、衝撃音が発されるよ
うになる。
20を引き上げる。すると、採泥器1が立ち上が
る。そこで、ロープ20を緩め、重錘18を落下
させる。それによつて、重錘18がコアホルダキ
ヤツチヤ3に衝突し、コアホルダ2が堆積物25
中に打ち込まれるとともに、衝撃音が発されるよ
うになる。
このようにして、採泥器1が正しく着泥しなか
つたときにも、舟24上からのロープ20の操作
によつて、採泥器1を正しく位置させ、それを確
認することができる。そして、重錘18の引き上
げ及び落下を繰り返すことにより、コアホルダ2
を堆積物25中に十分に打ち込むことができる。
つたときにも、舟24上からのロープ20の操作
によつて、採泥器1を正しく位置させ、それを確
認することができる。そして、重錘18の引き上
げ及び落下を繰り返すことにより、コアホルダ2
を堆積物25中に十分に打ち込むことができる。
コアホルダ2が堆積物25中に打ち込まれる
と、円筒状のコアホルダ2内には、その下端開口
から堆積物25が侵入する。このとき、コアホル
ダ2内に充満していた水が上方へ押し上げられる
ので、その水の流れによつてコア落下防止弁9が
押し上げられて開く。したがつて、その水は、コ
アホルダ支持体5の上端開口5aから弁支持体6
の周壁開口11を通して外部に流出する。この間
において、コア落下防止弁9の上方の水は、弁支
持体6の周壁開口11、あるいは頂壁開口10及
びキヤツプ体7の周壁開口13を通して外部に流
出するので、その弁9は極めて軽く開く。また、
コアホルダ支持体5の上端開口5aはコアホルダ
2の内周面にほぼ連続するものとされているの
で、コアホルダ2内から流出する水はほとんど絞
られない。したがつて、コアホルダ2内には、堆
積物25、すなわちコアが容易に取り入れられる
ようになる。
と、円筒状のコアホルダ2内には、その下端開口
から堆積物25が侵入する。このとき、コアホル
ダ2内に充満していた水が上方へ押し上げられる
ので、その水の流れによつてコア落下防止弁9が
押し上げられて開く。したがつて、その水は、コ
アホルダ支持体5の上端開口5aから弁支持体6
の周壁開口11を通して外部に流出する。この間
において、コア落下防止弁9の上方の水は、弁支
持体6の周壁開口11、あるいは頂壁開口10及
びキヤツプ体7の周壁開口13を通して外部に流
出するので、その弁9は極めて軽く開く。また、
コアホルダ支持体5の上端開口5aはコアホルダ
2の内周面にほぼ連続するものとされているの
で、コアホルダ2内から流出する水はほとんど絞
られない。したがつて、コアホルダ2内には、堆
積物25、すなわちコアが容易に取り入れられる
ようになる。
このように、重錘18をコアホルダキヤツチヤ
3に数回打ち付けてコアホルダ2を十分に打ち込
んだ後、ロープ20を強く引き上げる。すると、
重錘18がロープ19によつて大きく引き上げら
れて、ストツパ21に当接する。そして、ロープ
19,20によつて更に引き上げられることによ
り、コアホルダ2が水底堆積物25から引き抜か
れ、採泥器1全体がロープ19,20によつて懸
吊されるようになる。このとき、コアホルダ2内
に取り入れられたコアが落下しようとするが、コ
アが少しでも落下すると、コアホルダ2の内部が
負圧となる。その結果、コア落下防止弁9が、コ
アホルダ支持体5の上端面に取り付けられたOリ
ング8に密着するようになり、コアホルダ2の上
端側が密閉される。こうして、コアの落下が防止
される。水中においてはコア落下防止弁9の上面
にも水圧が加えられるので、弁9はこのようにO
リング8に密着した状態で保持される。
3に数回打ち付けてコアホルダ2を十分に打ち込
んだ後、ロープ20を強く引き上げる。すると、
重錘18がロープ19によつて大きく引き上げら
れて、ストツパ21に当接する。そして、ロープ
19,20によつて更に引き上げられることによ
り、コアホルダ2が水底堆積物25から引き抜か
れ、採泥器1全体がロープ19,20によつて懸
吊されるようになる。このとき、コアホルダ2内
に取り入れられたコアが落下しようとするが、コ
アが少しでも落下すると、コアホルダ2の内部が
負圧となる。その結果、コア落下防止弁9が、コ
アホルダ支持体5の上端面に取り付けられたOリ
ング8に密着するようになり、コアホルダ2の上
端側が密閉される。こうして、コアの落下が防止
される。水中においてはコア落下防止弁9の上面
にも水圧が加えられるので、弁9はこのようにO
リング8に密着した状態で保持される。
採泥器1の舟24上への引き上げ時には、スト
ツパ21付近が水面上に現れたとき、弁押え15
のピン16をガイド溝17の下端側へ移動させ、
弁押え15を降下させる。すると、第1図に仮想
線で示されているように、その弁押え15の下端
がコア落下防止弁9の弁棒9aの上端に当接す
る。したがつて、指によつてピン16を押さえ、
弁押え15をその状態で保持するようにすると、
コア落下防止弁9はOリング8に密着した状態、
すなわち閉弁状態で保持されるようになる。こう
して、コア落下防止弁9部分が空中に引き上げら
れたときにも、その弁9とOリング8との間にす
きまが生じてそのすきまからコアホルダ2内に空
気が入ることは確実に防止され、コアの落下が防
止されるようになる。
ツパ21付近が水面上に現れたとき、弁押え15
のピン16をガイド溝17の下端側へ移動させ、
弁押え15を降下させる。すると、第1図に仮想
線で示されているように、その弁押え15の下端
がコア落下防止弁9の弁棒9aの上端に当接す
る。したがつて、指によつてピン16を押さえ、
弁押え15をその状態で保持するようにすると、
コア落下防止弁9はOリング8に密着した状態、
すなわち閉弁状態で保持されるようになる。こう
して、コア落下防止弁9部分が空中に引き上げら
れたときにも、その弁9とOリング8との間にす
きまが生じてそのすきまからコアホルダ2内に空
気が入ることは確実に防止され、コアの落下が防
止されるようになる。
このようにして採泥器1全体を舟24上に引き
上げた後、コアホルダ2の下端を塞ぎ、そのコア
ホルダ2をコアホルダキヤツチヤ3から取り外
す。そして、更にコアホルダ2の上端を塞ぐ。こ
うして、水底堆積物25の採取が完了する。続け
て堆積物25の採取を行うときには、コアホルダ
キヤツチヤ3に他のコアホルダ2を取り付ける。
上げた後、コアホルダ2の下端を塞ぎ、そのコア
ホルダ2をコアホルダキヤツチヤ3から取り外
す。そして、更にコアホルダ2の上端を塞ぐ。こ
うして、水底堆積物25の採取が完了する。続け
て堆積物25の採取を行うときには、コアホルダ
キヤツチヤ3に他のコアホルダ2を取り付ける。
このように、ロープ19,20によつて上下動
される重錘18を用いることにより、採泥器1の
正しい着泥の確認、及びコアホルダ2の堆積物2
5中への効果的な挿入を、舟24上からの操作の
みによつて行うことができるようになる。また、
コアホルダ2は重錘18によつて打ち込まれるの
で、採泥器1の自重を重くする必要はなくなり、
その取り扱いも容易なものとなる。しかも、上述
のように分解し得る構成とすることにより、その
採泥器1は舟24上において容易に組み立てるこ
とができるものとなるので、その運搬、保管等も
容易となる。更に、上述のような弁押え15を設
けることにより、従来の柱状採泥器においてしば
しば見られた空中への引き上げの際のコアの落下
が確実に防止されるようになる。
される重錘18を用いることにより、採泥器1の
正しい着泥の確認、及びコアホルダ2の堆積物2
5中への効果的な挿入を、舟24上からの操作の
みによつて行うことができるようになる。また、
コアホルダ2は重錘18によつて打ち込まれるの
で、採泥器1の自重を重くする必要はなくなり、
その取り扱いも容易なものとなる。しかも、上述
のように分解し得る構成とすることにより、その
採泥器1は舟24上において容易に組み立てるこ
とができるものとなるので、その運搬、保管等も
容易となる。更に、上述のような弁押え15を設
けることにより、従来の柱状採泥器においてしば
しば見られた空中への引き上げの際のコアの落下
が確実に防止されるようになる。
(考案の効果)
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、コアホルダの上端部を支持するコアホルダキ
ヤツチヤの上方に、落下させることによつてコア
ホルダキヤツチヤの上端面に衝撃を加え得る重錘
を設け、その重錘をロープによつて引き上げ得る
ようにしているので、舟上からロープを操作して
重錘を上下動させ、重錘を落下させたときに衝撃
音が発されるかどうかを聞くだけで、採泥器の着
泥状態を判断することができるようになる。ま
た、その重錘によつて繰り返してコアホルダキヤ
ツチヤに衝撃を加えることにより、コアホルダが
水底の堆積物中に打ち込まれるようになる。した
がつて、軽量の採泥器であつても、コアホルダが
確実に堆積物中に挿入されるようになり、水底堆
積物の採取が効率的になされるようになる。
ば、コアホルダの上端部を支持するコアホルダキ
ヤツチヤの上方に、落下させることによつてコア
ホルダキヤツチヤの上端面に衝撃を加え得る重錘
を設け、その重錘をロープによつて引き上げ得る
ようにしているので、舟上からロープを操作して
重錘を上下動させ、重錘を落下させたときに衝撃
音が発されるかどうかを聞くだけで、採泥器の着
泥状態を判断することができるようになる。ま
た、その重錘によつて繰り返してコアホルダキヤ
ツチヤに衝撃を加えることにより、コアホルダが
水底の堆積物中に打ち込まれるようになる。した
がつて、軽量の採泥器であつても、コアホルダが
確実に堆積物中に挿入されるようになり、水底堆
積物の採取が効率的になされるようになる。
そして、重錘の上下動を案内する支持軸に、重
錘の上昇位置を規制するストツパを設けるように
しているので、採泥器が正しく着泥しなかつた場
合にも、舟上からのロープの操作によつてそれを
正しく直すことが可能となり、また、舟上への引
き上げもそのロープ1本で行うことができるよう
になる。
錘の上昇位置を規制するストツパを設けるように
しているので、採泥器が正しく着泥しなかつた場
合にも、舟上からのロープの操作によつてそれを
正しく直すことが可能となり、また、舟上への引
き上げもそのロープ1本で行うことができるよう
になる。
また、コアホルダの上端側を開閉し得るコア落
下防止弁を設け、そのコア落下防止弁を弁押えに
よつて閉弁状態に保つことができるようにしてい
るので、採取された水底堆積物が採泥器の舟上へ
の引き上げ時に落下することを防止することがで
きる。
下防止弁を設け、そのコア落下防止弁を弁押えに
よつて閉弁状態に保つことができるようにしてい
るので、採取された水底堆積物が採泥器の舟上へ
の引き上げ時に落下することを防止することがで
きる。
したがつて、舟上からの簡単な操作のみによつ
て確実に水底の堆積物を採取することのできる採
泥器を得ることができる。
て確実に水底の堆積物を採取することのできる採
泥器を得ることができる。
第1図は、本考案による打ち込み式採泥器の一
実施例を示す要部の縦断面図、第2図は、その採
泥器の全体構造を示す正面図、第3図は、その採
泥器の使用状態を示す説明図である。 1……採泥器、2……コアホルダ、3……コア
ホルダキヤツチヤ、9……コア落下防止弁、14
……支持軸、15……弁押え、18……重錘、1
9,20……ロープ、21……ストツパ、24…
…舟、25……水底堆積物。
実施例を示す要部の縦断面図、第2図は、その採
泥器の全体構造を示す正面図、第3図は、その採
泥器の使用状態を示す説明図である。 1……採泥器、2……コアホルダ、3……コア
ホルダキヤツチヤ、9……コア落下防止弁、14
……支持軸、15……弁押え、18……重錘、1
9,20……ロープ、21……ストツパ、24…
…舟、25……水底堆積物。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上下両端が開口し、下端側が水底堆積物中に打
ち込まれる筒状のコアホルダと、 そのコアホルダの上端部が嵌合されて固定され
る中空のコアホルダキヤツチヤと、 そのコアホルダキヤツチヤ内に上下動自在に設
けられ、前記コアホルダの上端側を開閉し得るコ
ア落下防止弁と、 前記コアホルダキヤツチヤの上端面に取り付け
られ、上方に長く延びる支持軸と、 その支持軸に沿つて上下動自在とされ、落下さ
せることによつて前記コアホルダキヤツチヤの上
端面に衝撃を加え得る重錘と、 前記支持軸に設けられ、前記重錘の上昇位置を
規制するストツパと、 前記重錘に連結されるロープと、 前記支持軸に沿つて上下動可能に設けられ、降
下させることによつて前記コア落下防止弁を押さ
え付けて閉弁状態に保持し得るロツド状の弁押え
と、 を備えてなる、打ち込み式採泥器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986080264U JPH0545948Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986080264U JPH0545948Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62193545U JPS62193545U (ja) | 1987-12-09 |
| JPH0545948Y2 true JPH0545948Y2 (ja) | 1993-11-30 |
Family
ID=30930911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986080264U Expired - Lifetime JPH0545948Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545948Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5251594Y2 (ja) * | 1971-05-08 | 1977-11-22 | ||
| JPS59112145U (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-28 | 五洋建設株式会社 | 土砂採取用コア−サンプラ− |
| JPS6021952U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-15 | 五洋建設株式会社 | 土砂採取用コア−サンプラ− |
| JPS60136650U (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-10 | 有働 侑 | ロ−ルベ−ル細断機の刃固定パイプ |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP1986080264U patent/JPH0545948Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62193545U (ja) | 1987-12-09 |
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