JPH0546183B2 - - Google Patents

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JPH0546183B2
JPH0546183B2 JP16119487A JP16119487A JPH0546183B2 JP H0546183 B2 JPH0546183 B2 JP H0546183B2 JP 16119487 A JP16119487 A JP 16119487A JP 16119487 A JP16119487 A JP 16119487A JP H0546183 B2 JPH0546183 B2 JP H0546183B2
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JP
Japan
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用発電機に係り、特に発電機本体
がエンジンケース側に嵌合取付けられる方式のも
のに好適な車両用発電機に関するものである。
〔従来の技術〕 一般に車両用交流発電機は、例えば実開昭61−
120260号公報等に開示されるように、発電機本体
に内装される回転子の両側面に冷却用のフアンを
配設し、発電機のフロントブラケツト、リヤブラ
ケツト等に吸気窓、排気窓を形成し、フアンを回
転子と共に回転させて吸気窓から外部の冷却風を
導入し、回転子の励磁コイル、固定子の発電コイ
ル等の部品を冷却させつつ冷却風を排気窓から排
出させている。また、この種の車両用発電機に
は、フロントブラケツト側面の外周に近い部分に
発電機取付用の嵌合手段(インロー部)を一体に
突出形成し、発電機の取付けに際して、この嵌合
手段をエンジンケース側の発電機取付箇所に嵌合
させて、発電機をエンジンケース側にボルト締め
等して発電機の取付けを行なう方式のものがあ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前述の如き車両用発電機の取付構造
では、フロントブラケツトの側面一部が嵌合手段
と共にエンジンケース側に嵌合されるため、フロ
ントブラケツト側面はエンジンケース側の潤滑油
侵入を防止する必要があり、そのため、フロント
ブラケツトの側面が塞がれた形状となり、フロン
トブラケツト側面から冷却風を導入することが構
造的に不可能であつた。その結果、特に回転子の
フロント側の励磁コイル部や、固定子鉄心に嵌装
されたフロント側の発電コイル等の熱源を充分に
冷却できず、発電機の出力を大きくすることが困
難であつた。以上の事情を配慮して従来は実開昭
61−120260号等に開示されるように、フロントブ
ラケツトに吸排気兼用の冷却窓を設ける等の試み
もなされているが、冷却窓を仕切る必要があるた
め、構造が複雑で部品の組立工程数が増加する傾
向があつた。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、発電機がエンジン
ケース側に嵌合取付される方式の車両用発電機に
おいて、簡潔な構造を呈しつつ発電機の冷却効果
を向上させると共に、フロントブラケツト等の成
形加工を容易にして生産性を向上させることので
きる車両用発電機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、次のような手段を講じることで達
成される。以下、本発明を内容の理解を容易にす
るため、第1図の実施例の符号を引用して説明す
る。
すなわち、本発明は、上記目的を達成するため
に、発電機のフロントブラケツト1の側面にエン
ジンケース19側に嵌合される発電機取付用の嵌
合手段18を設け、発電機の本体に内装される回
転子12の両側面には、冷却用のフアン13,1
3′を固着してなる内扇形の車両用発電機におい
て、フロントブラケツト1と嵌合手段18とは、
別個に成形された成形よりなり、且つ嵌合手段1
8は、エンジンケース19の一部に嵌合するフラ
ンジ部18aと、発電機の回転子軸7をエンジン
ケース19側に導く挿通孔18と、フロントブラ
ケツト1の軸受箱10に嵌合して回転子軸7のフ
ロント軸受8の一側を挾持する挾持部18cとを
有する環状体で構成され、この嵌合手段18をフ
ロントブラケツト1の側面に固着部材21を介し
て取付けると共に、フロントブラケツト1の側面
と嵌合手段18との間には所定の間隙Gを確保
し、一方、フロントブラケツト1の側面には、間
隙Gを通して外部空気を吸入するための冷却風吸
気窓14を配設するものである。
〔作用〕
このような構成よりなる本発明によれば、発電
機をエンジンケース19側に取付ける場合におい
て、嵌合手段18のフランジ18aをエンジンケ
ース19側に嵌合させても、フロントブラケツト
1の側面は嵌合手段18と間隙G分だけ離れて配
置されるので、フロントブラケツト1の側面がエ
ンジンケース19側に嵌合されず、その結果、フ
ロントブラケツト1の側面を塞ぐ必要性がなくな
り、フロントブラケツト1の側面に吸気窓14を
配設することが可能となる。また、フロントブラ
ケツト1の側面と嵌合手段18との間に間隙Gを
確保し、フロントブラケツト1の側面に冷却風吸
気窓14を配設することから、簡潔な構造を呈し
て充分な冷却風吸入面積を確保でき、フアン13
の回転時に冷却風を間隙G及び冷却風吸気窓14
を通して発電機内部に効率良く吸入することがで
き、特に従来冷却不足がちとなり易かつたフロン
ト側の励磁コイル、発電コイル等の熱源を充分に
冷却し、発電機の出力を大幅に向上させることが
できる。
また、フロントブラケツト1と嵌合手段18と
は、予め別個に成形されたものを後で組立てるも
のであるため、フロントブラケツト1単体は単純
な形状となり、金型の構造が簡単になり、その結
果、ダイカスト等による成形加工が簡単に行い得
ると共に、鋳ばり、鋳巣の発生を防止することが
できる。また、嵌合手段8も単純形状の環状体で
成形されることから同様にして成形加工を容易に
行い得る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づき
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
2図は上記実施例に用いるフロントブラケツトと
発電機取付用嵌合手段との結合状態を示す縦断面
図である。
第1図において、1はフロントブラケツト、2
はリヤブラケツトで、双方共にアルミニウム合金
をダイカストすることにより成形される。フロン
トブラケツト1とリヤブラケツト2との間には、
発電コイル3が巻装された固定子鉄心4が挾持さ
れている。
リヤブラケツト2には、ブラシ5aが収納され
たブラシホルダー5と、発電コイル3で発生した
交流電圧を直流に変換し、且つ発生電圧を一定に
する機能を有する整流器組込み電圧調整器6とが
組込まれている。
7は回転子軸で回転子軸7の両側には、軸受
8,9が嵌着されており、一方、フロントブラケ
ツト1及びリヤブラケツト2の中央内側には、軸
受箱10,11が形成され、この軸受箱10,1
1の内周に軸受8,9の外輪が固定されている。
12は回転子軸7のほぼ中央部に固定配置され
た回転子で、回転子12は一対の瓜形の回転子鉄
心12a,12bと、鉄心12a,12b間に挾
持される励磁コイル12cとよりなる。回転子鉄
心12a,12bの外周と固定子鉄心4の内周と
の間には、微少隙間が確保され、回転子12は、
この微少隙間を保ちつつ回転子軸7と一体に回転
する。また、回転子鉄心12a,12bの両側面
には、冷却フアン13,13′が夫々固着されて
いる。
フロントブラケツト1及びリヤブラケツト2の
側面には、スリツト状の吸気窓14,15の夫々
が周方向に多数配設され、また、フロントブラケ
ツト1及びリヤブラケツト2の外 周に排気窓1
6,17の夫々が配設されており、冷却フアン1
3,13′の回転時に吸気窓14,15の夫々が
外部から冷却風を導入し、排気窓16,17が冷
却風を排出する。
18は車両用交流発電機をエンジンケース19
側に取付ける際に嵌合案内させる嵌合手段で、嵌
合手段18はエンジンケース19の一部に嵌合す
るフランジ部18aと、回転子軸7をエンジンケ
ース19側に導く挿通孔18bと、フロントブラ
ケツト1の軸受箱10に嵌合してフロント側軸受
8の一端を挾持する挾持部18cとを有する環状
体で構成される。嵌合手段18のフランジ部18
a外周には、Oリング20が嵌装される溝18d
が設けられ、Oリング20を介在することでエン
ジンケース19の内周とフランジ部18aの外周
とで気密性が保たれる。また、挾持部18cは、
嵌合手段18の一側面に挿通孔18bに沿つて環
状に突出成形され、その外径はフロント側軸受8
の外輪とほぼ同径に設定される。
このフロントブラケツト1の側面に嵌合手段1
8を取付ける場合には、フロントブラケツト1及
び嵌合手段18を予め別体成形した後に、第2図
に示す如くフロントブラケツト1の軸受箱10内
周に嵌合手段18の挾持部18cを嵌合させつ
つ、フロントブラケツト1と嵌合手段18とを複
数個のねじ21で結合させて取付けを行なうもの
で、また、この取付構造において、嵌合手段18
の一側面がフロント側軸受箱10の一端に当接し
て、フロントブラケツト1の側面と嵌合手段18
の一側面との間に所定の間隙Gが確保されると共
に、軸受8は、軸受箱10の内側一端と嵌合手段
18の挾持部18cとの共働作用により挾持され
る。
22は嵌合手段18内周に嵌着されるオイルシ
ールで、このオイルシール22は、回転子軸7の
外周との間でエンジン側からの潤滑油を発電機側
に漏れるのを防止している。
しかして、上記構成よりなる発電機をエンジン
ケース19側に取付ける場合には、取付けに際し
てエンジンケース19側に嵌合手段18のフラン
ジ部18aを嵌合案内し、且つフロントブラケツ
ト1に設けた発電機取付用のボルト穴1aにボル
ト(図示せず)を挿通し、このボルトをエンジン
ケース19側に締着させて、発電機の取付けが行
なわれる。また、回転子軸7のフロントブラケツ
ト1側端部には、回転子軸7及び回転子12を回
転させるための駆動部(図示せず)が嵌着されて
おり、この駆動部を潤滑するためにエンジン側か
ら潤滑油が適宜供給されている。
このように構成された発電機の構造において、
回転子12の回転によりフアン13,13′が回
転すると、フロント側フアン13の回転により、
外部冷却風がフロントブラケツト1の側面と嵌合
手段18との間の間隙Gからフロントブラケツト
1の側面に設けた複数個の冷却風吸気窓14を経
由して、発電機内部に導入され、この冷却風が励
磁コイル12c、発電コイル3等のフロント側を
冷却しつつフロントブラケツト1の外周に設けた
排気窓16を通して放射状に排出される。また、
吸気窓14より吸入される冷却風の一部は励磁コ
イル12cを冷却しつつリヤ側に至る。一方、リ
ヤ側フアン13′の回転により、リヤブラケツト
2側に設けた吸気窓15を通して外部冷却風が吸
入され、この冷却風がホルダ5、電圧調整器6、
励磁コイル12c及び発電コイル3のリヤ側を冷
却しつつ排気窓17から排気される。以上のよう
に、本実施例によれば、発電機の内部にリヤ側か
ら冷却風を導入することは勿論、フロントブラケ
ツト1の側面と嵌合手段18との間に間隙Gを設
け、しかも、フロントブラケツト1側面に複数の
吸気窓を設けることにより、外部冷却風をフロン
ト及びリヤ双方の吸気窓14,15から効率よく
充分に吸入して、励磁コイル12c、発電コイル
3等の熱源を充分に冷却することができ、発電機
の出力を大幅に増大させると共に、同時に絶縁物
の寿命を延長させることができる。特に本実施例
では、発電機1をエンジンケース19側に嵌合さ
せる方式のものにおいても、フロントブラケツト
1の側面に吸気窓14に配設して、発電機の冷却
効率を従来に較べて大幅の向上させる利点を有す
る。
また、フロントブラケツト1は、予め嵌合手段
18と別個に成形されるため、フロントブラケツ
ト1の形状が単純な形状となり、フロントブラケ
ツトの金型の構造が簡単になり、その結果、ダイ
カスト作業が簡単で、しかも鋳ばり、鋳巣の発生
を有効に防止することから、車両用発電機の生産
を向上させ、しかも、エンジンケース側とは、オ
イルシール22及びOリング20等を介して結合
することから、気密性にも優れている。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、エンジンケース
側に嵌合取付けされる方式の車両用発電機におい
ても、フロントブラケツト側面に冷却風吸気窓を
確保でき、簡潔な構造を呈しつつ発電機の冷却効
果を向上させると共に、フロントブラケツト等の
成形加工を容易にして生産性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
2図は上記実施例に用いるフロントブラケツトと
発電機取付用嵌合手段との結合状態を示す縦断面
図である。 1…フロントブラケツト、2…リヤブラケツ
ト、7…回転子軸、8…フロント側軸受、10…
軸受箱、12…回転子、13,13′…冷却用フ
アン、14…フロント側吸気窓、16…フロント
側排気窓、18…嵌合手段、18a…フランジ
部、18b…挿通孔、18c…挾持部、19…エ
ンジンケース、21…固着部材(ねじ)、G…間
隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発電機の本体に内装される回転子の両側面に
    冷却用のフアンを配設してなる内扇形の発電機
    で、この発電機のフロントブラケツトの側面に嵌
    合手段を設け、該嵌合手段をエンジンケース側に
    嵌合させて発電機の取付けを行なう方式の車両用
    発電機において、前記フロントブラケツトと前記
    嵌合手段とは、別個に成形された成形体よりな
    り、且つ前記嵌合手段は、前記エンジンケースの
    一部に嵌合するフランジ部と、前記発電機の回転
    子軸を前記エンジンケース側に導く挿通孔と、前
    記フロントブラケツトの軸受箱に嵌合して前記回
    転子軸のフロント軸受の一側を挾持する挾持部と
    を有する環状体で構成され、この嵌合手段を前記
    フロントブラケツトの側面に固着部材を介して取
    付けると共に、前記フロントブラケツトの側面と
    前記嵌合手段との間には所定の間隙を確保し、一
    方、前記フロントブラケツトの側面には、前記間
    隙を通して外部空気を吸入する冷却風吸気窓を配
    設してなることを特徴とする車両用発電機。
JP16119487A 1987-06-30 1987-06-30 Automotive generator Granted JPS648840A (en)

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JPS648840A JPS648840A (en) 1989-01-12
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JP2010246191A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Toshiba Corp 回転電機の油漏れ防止構造

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