JPH05461B2 - - Google Patents

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JPH05461B2
JPH05461B2 JP1261127A JP26112789A JPH05461B2 JP H05461 B2 JPH05461 B2 JP H05461B2 JP 1261127 A JP1261127 A JP 1261127A JP 26112789 A JP26112789 A JP 26112789A JP H05461 B2 JPH05461 B2 JP H05461B2
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JP
Japan
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foil
capacitance
less
cathode foil
electrolytic capacitor
Prior art date
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JP1261127A
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JPH03122239A (ja
Inventor
Akio Fukuda
Katsuyuki Nagatomo
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 この発明は電解コンデンサ陰極箔用アルミニウ
ム合金に関する。 従来の技術 アルミニウム電解コンデンサの静電容量を増大
してその性能を向上させるためには、陽極用アル
ミニウム箔のみならず陰極箔の静電容量も増大さ
せる必要がある。 このため一般に、陰極箔に化学的あるいは電気
化学的エツチング処理を施して実効面積を拡大し
単位体積当りの静電容量の増大を図ることが行わ
れており、さらに、このエツチング特性を改善す
べく陰極箔の材料組成の面からの研究がなされて
いる。そのようなエツチング特性を改善した陰極
箔として、従来、Cuを0.1〜0.5wt%程度添加含有
したアルミニウム合金陰極箔が知られている(例
えば特開昭56−133444号、特開昭62−149858号)。 発明が解決しようとする課題 ところが、Cuを含有した陰極箔を電解コンデ
ンサに用いると、箔中のCuが析出して洩れ電流
が増え、甚しくはコンデンサ本体の破損を引起こ
す場合があるという問題を生ずることが判明し
た。 この発明は、かかる事情に鑑みてなされたもの
であつて、高静電容量を保有するものでありなが
らもコンデンサに用いた場合の洩れ電流の増大が
破損を生じない陰極箔となしうる電解コンデンサ
陰極箔用アルミニウム合金の提供を目的とする。 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、この発明に係る陰
極箔用アルミニウム合金は、Ni:0.001〜0.005wt
%、Fe:0.05〜0.2wt%、Si:0.1wt%以下を含有
し、不可避不純物としてTi:0.0015wt%以下、
Cu、Mn、Mg、Cr、Zn、V、B:各0.005wt%
以下にそれらの含有量が規制され、残部がアルミ
ニウム及び前記以外の不可避不純物からなること
を特徴とする。 上記において、Niは、表面積拡大のためのエ
ツチング処理においてエツチング開始点を増大さ
せ、それにより拡面率の向上ひいては静電容量の
増大に寄与するものである。しかし、0.001wt%
(10ppm)未満の含有量ではその効果に乏しく、
逆に0.005wt%(50ppm)を超えると過度の表面
溶解により拡面率の向上を妨げ結果的に静電容量
の増大が図れなくなるとともに、腐食減量が多く
なつて機械的強度の低下をもたらす。 Feもまた、Niと同様にエツチング開始点を増
大して静電容量の増大に寄与するものである。し
かし、その含有量が0.05wt%(500ppm)未満で
は上記効果に乏しく、逆に0.2wt%(2000ppm)
を超えるとアルミニウム箔焼鈍後の結晶組織にお
ける立方体方位の結晶生成を抑制してエツチング
ピツトの成長を妨げ、静電容量を低下させる。
Feの特に好ましい含有量は0.05〜0.15wt%であ
る。 Siはエツチングの均一性と安定性に寄与するも
のであるが、0.1wt%(1000ppm)を超えるとそ
の効果がなく表面溶解量が多くなつて静電容量が
低下する。従つて0.1wt%以下の範囲で含有され
なければならず、好ましくは0.05wt%以下の範囲
で含有するのが良い。 上記各必須元素の他、エツチング特性の向上元
素として任意的にGa0.005〜0.02wt%(50〜
200ppm)を含有せしめても良い。 不可避不純物としてのMn、Mg、Cr、Zn、V、
Bはこれらが多量に含有されるとエツチング特性
が劣化して過度の表面溶解を招き静電容量が低下
する。従つてMn、Mg、Cr、Zn、V、Bはそれ
ぞれ0.005wt%(50ppm)以下に含有量が規制さ
れなければならない。特に好ましくは0.003wt%
以下に規制されるのが良い。同じく不可避不純物
としてのTiも静電容量の増大に対してその妨げ
となるため可及的減ずるのが望ましい。しかし、
0.0015wt%(15ppm)以下の範囲であればその弊
害が少ないため、Tiは0.0015wt%以下の範囲で
その含有が許容される。また不可避不純物として
のCuは、これが多量に含有されると電解コンデ
ンサに用いた場合に析出して洩れ電流の増加やコ
ンデンサ本体の破壊の危険があることから、かか
る危険のない0.005wt%(50ppm)以下に規制さ
れなければならなず、好ましくは0.002wt%以下
に規制されるのが良い。 この発明に係るアルミニウム合金の電解コンデ
ンサ陰極箔への製造は常法に従つて行えば良く、
例えばアルミニウム溶湯から縦型または横型の半
連続鋳造法によりスラブを鋳造したのち、このス
ラブを熱間圧延、冷間圧延さらに箔圧延により厚
さ30〜60μm程度の箔とすれば良い。こうして製
造した箔は、一般的には焼鈍処理により軟化させ
たのち電気化学的あるいは化学的エツチング処理
を施して箔表面の実効面積を拡大し電解コンデン
サ陰極箔とする。 発明の効果 この発明に係る電解コンデンサ陰極箔用アルミ
ニウム合金によれば、後述の実施例の参酌によつ
ても明らかなように、Cuを実質的に含まないも
のでありながらも大きな静電容量を有する陰極箔
の提供が可能となる。しかも、Cuを実質的に含
まないことにより、該陰極箔を電解コンデンサに
使用した場合にも従来のような洩れ電流の増大、
コンデンサの破損の危険を回避しうる。 実施例 次にこの発明の実施例を説明する。 下記第1表に示される成分量に調整されたアル
ミニウム溶湯から半連続鋳造法によりスラブを鋳
造し、これに常法による熱間圧延、冷間圧延、更
に箔圧延を施して厚さ50μmの箔を製作した。次
にこの箔に焼鈍処理を施して軟化させた後、これ
を7%塩酸、0.2%リン酸及び0.2%硝酸からなる
温度55℃±1℃の混合水溶液中に浸漬し、電流密
度60A/dm2の交流電流を通じて135秒間エツチ
ングを行い、陰極箔とした。 上記により得た各陰極箔につき、5%ホウ酸及
び5%クエン酸の混合水溶液(温度30℃)中に浸
漬し、交流万能ブリツジにて静電容量を測定し
た。その結果を同じく第1表に示す。
【表】 第1表に示される結果から明らなように、この
発明の合金によれば、それにより製造される陰極
箔の静電容量を、Cuの含有量を極めて低く抑え
つつも、非常に高いものにすることができること
を確認しえた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 Ni:0.001〜0.005wt%、Fe:0.05〜0.2wt%、
    Si:0.1wt%以下を含有し、不可避不純物として
    Ti:0.0015wt%以下、Cu、Mn、Mg、Cr、Zn、
    V、B:各0.005wt%以下にそれらの含有量が規
    制され、残部がアルミニウム及び前記以外の不可
    避不純物からなることを特徴とする電解コンデン
    サ陰極箔用アルミニウム合金。
JP26112789A 1989-10-05 1989-10-05 電解コンデンサ陰極箔用アルミニウム合金 Granted JPH03122239A (ja)

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JPH03122239A (ja) 1991-05-24

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