JPH0546237Y2 - - Google Patents

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JPH0546237Y2
JPH0546237Y2 JP1987180685U JP18068587U JPH0546237Y2 JP H0546237 Y2 JPH0546237 Y2 JP H0546237Y2 JP 1987180685 U JP1987180685 U JP 1987180685U JP 18068587 U JP18068587 U JP 18068587U JP H0546237 Y2 JPH0546237 Y2 JP H0546237Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、光源を位相制御により調光する調光
装置に関する。
〔背景技術〕
従来、交流電源から、位相制御用の半導体スイ
ツチング素子を介して位相制御した電力を、白熱
灯等の光源に供給して成る調光装置がよく用いら
れていた。
そして、このような調光装置は、人が自由に光
源の明るさを調整できるように、人の操作し易い
位置に設置されている。そのために、壁や柱や床
の内部に埋め込んで設置されることが多い。
従つて、どのような場所に埋め込んで設置され
てもよいように、プラスチツク製や金属製等の堅
牢なスイツチボツクスの中に、調光装置が収納さ
れている。
このようなスイツチボツクスに収納された調光
装置の定格負荷容量は、最大負荷容量の範囲内に
設定される。ここで、最大負荷容量とは、調光器
の各々の部品からの発熱量と、スイツチボツクス
からの放熱量との平衡する温度が、この調光器内
のいずれかの回路部品の定格温度と等しくなると
き、この調光装置の入力電流と入力電圧との積で
求まる値である。そして、この最大負荷容量は、
スイツチボツクスの定格としてスイツチボツクス
に表示されている。
従つて、普通は予めこれらの組合せを規制し、
最大負荷容量の範囲内に定格負荷容量が収まるよ
うになつている。
その方法として、例えば、500w用スイツチボ
ツクスに500w用調光器を収納したり、1100w用
スイツチボツクスに1100w用調光器を収納して、
1回路用の調光装置を構成している例がある。ま
た、形状の大きな1100w用スイツチボツクスに
500w用調光器を2個収納して、2回路用の調光
装置を構成している例もある。
このように、スイツチボツクスに表示されてい
る最大負荷容量の範囲内に、収納された調光器の
定格負荷容量の総合計が収まる場合には、何等、
実用上問題なく使用できるのである。
ところが、第6図に示すような従来例にあつて
は、形状の小さな500w用スイツチボツクス4内
に、500w用調光器10と、小型の250W用調光器
20とを収納して、同時に2回路の使用が可能な
調光装置1を構成しているので、同時使用時の負
荷容量の総合計が500w以下に制限されるのはも
ちろんのこと、一方の250w用調光器20のみ使
用する場合には、500w用スイツチボツクス4を
用いているにもかかわらず、定格負荷容量の
250wまでしか使えなくなるという実用上の問題
があつた。
ここで、調光装置1は、その前面にプレート5
が取付けられ、このプレート5の切欠部に前記
500w用調光器10と、200w用調光器20とが装
着されている。そして、前面のプレート5より突
出してそれぞれの調光器10,20の両つまみ
2,2を設け、このつまみ2を回転させることに
より、負荷(図示せず)への電力が調整される。
従つて、たとえば500wの調光回路が2回路必
要な場合、従来例では、1100w用の大きなスイツ
チボツクス4を用いるしか手段がなく、形状の大
形化やコストの上昇を招くという問題があつた。
また、500w用の小型のスイツチボツクス4に、
調光回路を2回路設けようとすると、500w用の
調光器と200w用の調光器しか収納できず、一方
の調光制御量が200wまでに制限されるという問
題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記問題点を改善するためになされ
たもので、その目的とするところは、複数の調光
器をスイツチボツクスに収納する調光装置におい
て、いずれの調光器からも略等しい出力が得られ
るようにした調光装置を小型に構成して提供する
ことにある。
〔考案の開示〕
本考案は、スイツチボツクスに収納された複数
の調光器を同時に使用したときの総負荷容量が、
常に、このスイツチボツクスの最大負荷容量の範
囲内であれば、前記それぞれの調光器の共通回路
要素を、この最大負荷容量と略等しい定格に設定
することで、回路要素を小型にできて共通化でき
る点に着目して成されたものである。
従つて、それぞれの調光器の定格負荷容量を、
最大負荷容量に略等しくなるまで設定が可能とな
り、複数の調光器を組み合せて使用する際の調光
制御量の組合せ自由度を向上できると共に、共通
の回路要素を共通化したので、小型・安価に構成
することができるものである。
(実施例) 以下、本考案を実施例に基づいて詳細に説明す
る。尚、従来例と同一の機能を有する箇所には同
一の符号を付して重複する説明は省略する。
第1図は、調光回路の基本構成を示すものであ
る。
1は、調光装置で、この中に第1の調光器1a
と、第2の調光器1bが構成されている。
第1の調光器1aは、交流電源Eと第1の白熱
灯La1との間に直列に介挿され、位相制御によ
り第1の白熱灯を調光制御する第1の調光回路A
を形成している。
第2の調光器1bも同様にして、白熱灯1a2
を調光制御する第2の調光回路Bを形成してい
る。
第2図は本考案の調光装置の外観図である。
3は、調光器収納ケースで、第1図に示す第1
の調光器1aと第2の調光器1bとを収納してい
る。
第3図は本考案の第1の実施例を示す回路図で
ある。
交流電源の電源電圧は、500w用の第1の白熱
灯La1と500w用の第1の調光器1aとの直列回
路に印加され、更に、500w用の第2の白熱灯La
2と500w用の第2の調光器1bとの直列回路に
も印加されている。そして、前記第1の調光器1
aと第2の調光器1bとの共通の回路要素である
インダクタLを1個に共通化し小型化して、
500w用調光装置1とし、第2図に示す500w用ス
イツチボツクス4に収納して構成されている。
500w用の第1の調光器1aは、交流電源Eか
ら500w用の第1の白熱灯La1を介した出力端に
並列接続される、スイツチSW1とトライアツク
Q1とインダクタLとの直列回路と、このトライ
アツクQ1の両端に接続される可変抵抗器VR1
とコンデンサC2との直列回路と、この接続点か
らトライアツクQ1のゲート端子に接続される
SBS等のトリガ素子Q2と、前記トライアツクQ
1とインダクタLとの直列回路に並列に接続され
る雑防コンデンサC1とにより構成されている。
同様にして、500w用の第2の調光器1bも構
成されているので説明は省略する。
ここで、第1の調光器1aと第2の調光器1b
との共通の回路要素のインダクタLを、スイツチ
ボツクス4の最大負荷容量である500wまで使用
できる1個のインダクタLに共通化して構成して
いる。
尚、前記可変抵抗器VR1は、先に説明した第
2図に示すツマミ2の回動操作と連動して抵抗値
が可変されるようになつていると共に、左方向に
ツマミ2を回動しきるとスイツチが開くように、
それぞれ連動して構成されている。
以下、第3図の動作状態を説明する。
交流電源Eが印加されると、可変抵抗器VR1
を介してコンデンサC2が充電され、徐々に電圧
が上昇する。所定時間経過後にコンデンサC2の
電圧がトリガ素子Q2のブレークオーバ電圧に達
すると、コンデンサC2の電荷がトライアツクQ
1のゲートにオン信号として放電する。そして、
トライアツクQ1が導通し、交流電源Eから第1
の白熱灯La1→スイツチSW1トライアツクQ1
→インダクタL→交流電源Eに至る閉回路に電流
が流れ、第1の白熱灯La1が点灯する。
次に、調光したい場合には、コンデンサC2の
ブレークオーバ電圧までの到達時間を、前記可変
抵抗器VR1により調整して行える。
ここで、コンデンサC1とインダクタLの直列
回路は、位相制御によりトライアツクQ1に流れ
る電流が急峻なために発生する雑音を低減するた
めのフイルタである。
同様にして、500w用の第2の調光器1bも動
作するので説明は省略する。
このように、共通回路要素である雑音防止用イ
ンダクタLを共用して1個にしたので、2個の調
光器1a,1bを安価にしかも小型に構成するこ
とでき、500w用のスイツチボツクス内に500w用
の調光器を2個収納することができた。
また、収納された調光器がいずれも500wのた
めに、どちらかの調光器のみを使用する場合で
も、500wまでの負荷容量が得られる。このため
に両調光器の組合せ自由度が大きくなるという効
果もある。
更に、両調光器の収納された調光装置1の定格
負荷容量は、スイツチボツクス4の最大負荷容量
の範囲内に設定されなければならないが、本実施
例にあつては、スイツチボツクス4の最大負荷容
量500wと、調光装置1の定格負荷容量500wと、
それぞれの調光器1a,1bの定格負荷容量
500wと同一定格に設定したので、スイツチボツ
クス4内の貴重な空間を極めて有効に利用するこ
とができ、一層小型化が図れるものである。
次に、第4図は、本考案の第2の実施例を示す
もので、前記第1の実施例と異なる構成は、交流
電源が単相3線式となつている点である。
ここで、a−b間、b−g間は100vで、a−
g間は200vである。
このように、単相3線式の交流電源には、極め
て簡単に接続できるという効果がある。
第5図は、本考案の第3の実施例を示すもの
で、前記第1の実施例のインダクタを共通回路要
素としたものに対し、本実施例は、共通回路要素
としてトライアツクの放熱板6を用いたものであ
る。従つて、各々の調光器は電気的に独立して構
成され、放熱板6のみ共通化している。
放熱板6を共通に構成できるのは、トライアツ
クQ1に5A、トライアツクQ3に0Aの場合と、
トライアツクQ1に1A、トライアツクQ3に4A
の場合とが略同じためである。
これは、トライアツクのオン電圧の最大が略
1.4vで、前者の合計損失7wと、後者の合計損失
1.4w+5.6w=7.0wと同じためである。
ここで、7は、両トライアツクQ1,Q3を放
熱板6に固着するネジである。
尚、本考案の第1の実施例の説明を、総て
500wの最大負荷容量、定格負荷容量として行つ
たが、500w以外でよいことはもちろんのこと、
総て同一の最大負荷容量、定格負荷容量となる必
要もなく、複数の調光器の定格負荷容量も同一の
必要はないのであることは言うまでもない。ま
た、共通回路要素は本実施例のインダクタL及び
放熱板6に限らず、共用できる回路要素ならどん
なものでもよい。
要は、スイツチボツクス4の最大負荷容量の範
囲内に、複数の調光器からなる調光装置の定格負
荷容量を設定し、複数の調光器の共通回路要素の
定格を、調光装置の定格負荷容量に略等しく設定
したものであつて、共通回路要素の数が、調光器
の数より少ないものであればどのようなものでも
よい。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように、複数の調光器の共通回
路要素の数を調光器の数より少なくすると共に、
前記共通回路要素の実質的な容量を、定格負荷容
量と略等しく設定してたので、それぞれの調光器
の定格負荷容量を、最大負荷容量に略等しくなる
まで設定が可能となり、複数の調光器を組み合せ
て使用する際の調光制御量の組合せ自由度が向上
できると共に、共通の回路要素を共通化したの
で、小型・安価に構成することができるという顕
著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は調光回路の基本構成図、第2図は本考
案の調光装置のaは正面図でbは側面図、第3図
は本考案の第1の実施例を示す回路構成図、第4
図は本考案の第2の実施例を示す回路構成図、第
5図は本考案の第3の実施例を示す構成図、第6
図は従来例を示す構成図である。 1……調光装置、1a,1b……調光器、4…
…スイツチボツクス、6,L……共通回路要素。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチボツクスに複数の調光器を収納し、前
    記スイツチボツクスの最大負荷容量の範囲内に、
    定格負荷容量を設定して成る調光装置において、
    前記複数の調光器の共通回路要素の数を調光器の
    数より少なくすると共に、前記共通回路要素の実
    質的な容量を、定格負荷容量と略等しく設定して
    成ることを特徴とする調光装置。
JP1987180685U 1987-11-26 1987-11-26 Expired - Lifetime JPH0546237Y2 (ja)

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