JPH0546758A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH0546758A
JPH0546758A JP3204172A JP20417291A JPH0546758A JP H0546758 A JPH0546758 A JP H0546758A JP 3204172 A JP3204172 A JP 3204172A JP 20417291 A JP20417291 A JP 20417291A JP H0546758 A JPH0546758 A JP H0546758A
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JP3204172A
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English (en)
Inventor
Eiji Miyakoshi
英司 宮越
Hiroyuki Nakahira
博幸 中平
Shiro Sakiyama
史朗 崎山
Masakatsu Maruyama
征克 丸山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2値図形を線幅1の図形に細線化する画像細
線化処理に関するもので、従来のものより高速で行える
画像処理方法を提供する。 【構成】 条件3−1(ステップ1)〜条件3−3(ス
テップ3)が成立せず、かつ対象画素の1つ前の画素及
び対象画素の1つ前の走査線における対象画素の位置に
対応した画素が指標的画素値であり、かつその画素をそ
れぞれ周囲の画素値とした場合に、8連結数が1であり
(条件3−4と条件3−5での否定)、かつ8近傍の画
素が指標的画素値であった場合、その画素を周囲の画素
とし、対象画素が孤立点でない(条件3−6での否定)
とき対象画素に指標的画素値を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理対象とならない画
素値を周囲の画素値として予め定めておき、画像中にお
ける周囲の画素値でない図形がその図形の形状の特徴を
残して連続した1画素幅の曲線に変換されるように、並
列型で判断して端点や独立点ではなくかつ逐次型で判断
して8連結数が1でありかつ並列型で判断して境界画素
である画素をその図形の周囲の画素値に変化される細線
化のための画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある画像を処理し、その画像の特徴を抽
出して画像認識を行う場合、画像の細線化は重要な処理
技術の1つである。とくに文字認識などの場合、画像デ
ータとしてコンピュータに取り込まれた文字画像を細線
化し、文字画像の端点や分岐点の数を求めることは必要
不可欠である。このような必要性に基づき細線化に対し
ては、以下の(1)〜(6)に示すほぼ確立した要求が
ある。
【0003】すなわち、(1)1画素幅の線分(以下線
幅1と称する)となり、(2)線の位置がもとの図形の
ほぼ中心になり、(3)図形の連結性が保たれ、(4)
線図形の端の部分が必要以上に縮退せず、(5)境界部
の凹凸により「ひげ」を生じず、(6)図形の交差部で
線が歪まない。これらの条件のうち、(1)〜(4)の
条件は細線化処理の基本条件と呼ばれ、アルゴリズムを
構成する場合、必ず考慮しなければならない。(文献1
(長谷部純一他:画像処理の基本技法、技術評論社、1
961年、P66〜67))。細線化の画像処理方法と
しては従来、Hilditchの手法(Turbo Pascal画像処理の
実際 工学社 工学選書7 安居院 猛他)が知られて
おり、その結果に対する評価は高いものがある。
【0004】図12はHilditchの手法により対象画素に
指標的画素値を与える条件を示すフローチャートであ
る。図12のYと書かれた方向は、以下の条件が真であ
る場合で、Nと書かれた方向は、以下の条件が偽である
場合である。すなわち、個々の条件では真となる場合対
象画素をそのまま保存することになるため、全ての条件
で偽となった場合のみ対象画素値に指標的画素値を与え
ることになる。まずステップ11により対象画素が周囲
の画素値であるかを判断し、次にステップ12により端
点であるか独立点であるかを判断し、次にステップ13
により8連結数が1でないことを判断し、次にステップ
14(これを条件1−1とする)が偽である場合指標的
画素値を与える。この条件1−1とは、8近傍の画素に
指標的画素値が与えられていた場合その画素を周囲の画
素値とし、8連結数が1でないことを合計8回判断し、
8回中1回でも8連結数が1でない場合を真すなわちY
とするものである。
【0005】図13は8近傍の画素を説明する図であ
る。8近傍の画素とは、P0を対象画素とした場合、P1
〜P8の画素のことである。上記の条件1−1により2
画素幅の線分(以下線幅2と称する)の片側だけを削除
することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の方法として挙げたHilditchの手法においては、線幅
2の線分の片側だけを削除する条件を求める場合に、対
象画素の8連結数だけでなくその周囲の8連結数をも評
価するため合計9回の8連結数の計算を必要とし、処理
を高速に実現できないという課題を有していた。
【0007】本発明は上記の従来の課題を解決するもの
で、処理結果が良好であるとともに、処理がより高速で
行える画像処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、線幅2の線分の片側だけを削除するため
に、図13に示した8近傍画素のうちP3とP5のみに着
目し、両画素について逐次型で判断し、指標的画素値の
場合その画素を周囲の画素値とし、8連結数が1でない
とき(これを条件2−1とする)対象画素をそのまま保
存し、P3〜P5が並列型で判断して周囲の画素値、また
は逐次型で判断して指標的画素値であり、かつP7とP6
が並列型で判断して周囲の画素値であるとき(これを条
件2−2とする)、対象画素をそのまま保存するステッ
プからなる構成を有している。
【0009】ここで並列型の処理とは、1回の走査にお
いて画像の画素値のみを対象とし、前の画素の処理結果
を使用せずに処理を行うものである。また逐次型の処理
とは、1回の走査において前の画素の処理結果を使用し
て次の画素の処理を行うものである。また指標的画素値
とは、逐次型処理において既に走査された画素が細線化
されたか否かを表すために用いられる。すなわち、指標
的画素値に変換された画素は細線化すべき画素を示して
いる。したがって、図形を順次走査し全ての図形が走査
された後、指標的画素値は周囲の画素値に変化される。
もし図形を走査している段階で対象画素を指標的画素値
を用いずに周囲の画素値に変化させると、図形情報に誤
りを生じてしまうため指標的画素値を用いる。
【0010】
【作用】この構成によって、線幅2の図形を細線化する
際に従来のように周囲の画素値の8連結数を8回算出し
て細線化するかどうかの判断をするのではなく、条件2
−1で示したように8連結数を2回のみ算出し、さらに
条件2−2を用いることにより画像細線化処理を従来の
技術より高速に行うことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における対
象画素値に指標的画素値を与える条件のフローチャート
である。図1においてYと書かれた方向は以降の条件が
真である場合で、Nと書かれた方向は以降の条件が偽で
ある場合である。すなわち、個々の条件では真となる場
合対象画素をそのまま保存することになるため、全ての
条件で偽となった場合のみ対象画素に指標的画素値を与
えることになる。まずステップ1は対象画素が周囲の画
素値である(以下条件3−1とする)かないかの判断を
行う。次にステップ2は対象画素が図形の端点あるいは
独立点である(以下条件3−2とする)かそうでないか
の判断を行う。この場合、図形の端点とはその画素の8
近傍に1つだけその画素の画素値と同じ値を持つ画素値
が存在する画素であり、独立点とはその画素の8近傍が
全て周囲の画素値である画素のことである。次にステッ
プ3は対象画素を周囲の画素値に置き換えることによ
り、図形が2つ以上の図形に分離されるか、分離されな
いかの判断を行う(8連結数が1でない:以下条件3−
3とする)。対象画素を周囲の画素値に置き換えること
により図形が幾つの図形に分割されるかは、一般に3×
3の局所図形の8連結数を求めることにより判断でき
る。
【0012】図2(a)は独立点の一例を示す図であ
り、図2(b)は端点の一例を示す図である。図2
(a),(b)においてハッチングで示す領域1が対象
画素で、空白で示す領域2が周囲の画素値である。図形
の端点または独立点であるか、そうでないかの判断は、
8近傍の中で周囲の画素値でないものを数え、その数が
0であれば独立点、1であれば端点とすればよいが、画
像細線化処理においては対象画像の上下左右斜めを含め
た8近傍の中の隣合う2つの画素の組合せのうち、少な
くとも1組は周囲の画素値でないことを調べることによ
り可能である。これはステップ3の8連結数が1である
ことを考えれば、図形は連続する1つの図形なので隣合
う2つの画素の論理積をとり、そのすべての組合せの結
果の論理和を求めることによって図形の端点あるいは独
立点であるか、そうでないかが判断できるからである。
これを数式にすると(数1)で表される。(数1)にお
いてS301は出力値、P0は対象画素、P1〜P8は周
囲画素である。
【0013】
【数1】
【0014】図3(a)は独立点であるか端点であるか
を求める回路図である。図3(b)、図3(c)は端点
でも独立点でもない画像の一例を示す図である。図3
(a)のP1〜P8は図13に示した周囲画素である。P
1〜P8が周囲の画素値のとき0、対象画素のとき1とす
る。また図3(a)の3は論理積回路、4は論理和回
路、S301は出力値である。図3(b)、(c)のハ
ッチングで示した領域は対象画素5であり、空白で示し
た領域は周囲の画素値6であり、周囲の画素値6を0と
し、対象画素5を1とする。図3(a)において、s3
01が1のときは端点でもなく、独立点でもなく、0の
ときは端点または独立点である。図3(c)に示す画像
は端点でもなく、独立点でもないが、s301は0とな
る。しかし、これは8連結数が1であることが画像細線
化処理の条件であるから、ステップ3で真となるので処
理自体には影響を及ぼさない。
【0015】次にステップ3について説明する。図4
(a)および図4(b)は8連結数の求め方の例を示す
図である。図4(a)、(b)において、ハッチングで
示した領域7は対象画素であり、空白で示した領域8は
周囲の画素値である。8連結数とは図13に示した3×
3の局所画像において対象画素を3×3の局所画像の中
央の値とするとき、その画素を周囲の画素値に置き換え
ることにより、3×3の局所画像がいくつの図形に分離
されるかを示す数である。ここで対象画素は1とし、周
囲の画素値は0とする。図4(a)は連結数1であり、
図4(b)は連結数2である。8連結数Ncを式で示す
と(数2)のようになる。(数2)において、P1〜P8
は周囲画素である。
【0016】
【数2】
【0017】8連結数は(数2)をそのまま計算すれば
求めることができるが、画像細線化処理の場合は8連結
数が1であるか、そうでないかだけを判断すればよいこ
とから次のようにすることができる。Eiの取り得る値
は0か1であり、Ei・Ei+1・Ei+2は、Eiが0のとき
は0で、Eiが1のときは0か1のどちらかの値を取
る。すなわち、Ei−Ei・Ei+1・Ei+2は0か1の値の
みである。このことから(数3)が得られる。
【0018】
【数3】
【0019】一方、8連結数が1であるということはi
を1、3、5、7とした場合に、どれか1つのみが(E
i−Ei・Ei+1・Ei+2)=1となることを示している。
【0020】図5は8連結数を求める回路図である。図
5において、P1〜P8は図13に示した画素である。7
10〜713は論理和回路、720〜723は排他的論
理和回路、730〜733は論理積回路、740は論理
和回路である。また、○は否定である。710と720
でNc1を求める。同様に711と721、712と72
2、713と723でそれぞれNc3、Nc5、Nc7を求
め、730〜733と740で8連結数が1であるか、
そうでないかの判断をする。s750は出力であり、s
750が1のとき8連結数が1であり、0のとき8連結
数は1ではない。
【0021】8連結数が1であるときは画素を消去して
も図形がトポロジー的に変化しない。したがって、その
画素は消去可能である。画像を細線化する場合は、対象
画素が図形の周囲の画素値であり、かつ図形の端点や独
立点でなくかつ連結数が1でなければならない。本実施
例ではこの条件判断を条件3−1〜条件3−3で行って
いる。したがって、条件3−1〜条件3−3を満足する
対象画素は指標的画素値に変換される。指標的画素値は
逐次型処理においてすでに走査された画素が細線化され
たか否かを表すために用いられる。すなわち、指標的画
素値に変換された画素は細線化すべき画素を示してい
る。したがって、図形を順次走査し全ての図形が走査さ
れた後、指標的画素値は周囲の画素値に変換される。も
し、図形を走査している段階で対象画素を指標的画素値
を用いずに周囲の画素値に変化させると、図形情報に誤
りを生じてしまう。そのため指標的画素値を用いてい
る。
【0022】条件3−1〜条件3−3を用いると図形は
細線化されるが、線幅2の図形を考えた場合、全ての画
素が細線化されて図形が無くなってしまう。本実施例に
おける画像処理方法では、線幅2の画素が全て細線化さ
れるのを防ぐため、図1で示した条件3−4〜条件3−
6を用いている。
【0023】条件3−4とは、1走査線の進行方向につ
いて対象画素の1つ前の画素が逐次型で判断して指標的
画素値であり、かつその画素を周囲の画素値とした場合
に並列型で判断して対象画素の8連結数が1でないと
き、対象画素をそのまま保存するというものである。
【0024】図6(a)は線幅2の縦縞の図形例を示す
図である。図6(a)において、ハッチングで示した領
域9は細線化してはいけない画素であり、空白で示した
領域10は細線化してもよい画素である。条件3−4
は、図6(a)のハッチングで示す領域9を細線化しな
いための条件である。条件3−5とは、1走査線の進行
方向について対象画素の1つ前の走査線における対象画
素の位置に対応した画素が逐次型で判断して指標的画素
値であり、その画素を周囲の画素値とした場合に並列型
で判断して対象画素の8連結数が1でないとき、対象画
素をそのまま保存するというものである。図6(b)は
線幅2の横縞の図形例を示す図である。条件3−5とは
図6(b)のハッチングで示す領域を細線化しないため
の条件である。
【0025】条件3−4の場合、対象画素の1つ前の画
素が逐次型で判断して指標的画素値であるならば(数
2)においてP5=0、すなわちE5=1として8連結数
を求める。図5に示した回路のうちP5=0として求め
ればよい。
【0026】条件3−5の場合、対象画素の1つ前の走
査線における対象画素の位置に対応した画素が逐次型で
判断して指標的画素値であるならば、(数1)において
P3=0、すなわちE3=1として、8連結数を求める。
図3に示した回路のうちP3=0として求めればよい。
【0027】次に条件3−6について説明する。条件3
ー6とは、1走査線の進行方向について対象画素の1つ
前の画素が逐次型で判断して指標的画素値、または並列
型で判断して周囲の画素値であり、かつ1走査線の進行
方向について対象画素の1つ前の走査線における対象画
素の位置に対応した画素が逐次型で判断して指標的画素
値、または並列型で判断して周囲の画素値であり、かつ
1走査線の進行方向について対象画素の1つ前の走査線
における対象画素の位置の1つ前の画素が逐次型で判断
して指標的画素値、または並列型で判断して周囲の画素
値であり、かつ1走査線の進行方向について対象画素の
1つ後の画素が並列型で判断して周囲の画素値であり、
かつ1走査線の進行方向について対象画素の1つ後の走
査線における対象画素の位置に対応した画素が並列型で
判断して周囲の画素値であり、かつ1走査線の進行方向
について対象画素の1つ後の走査線における対象画素の
位置の1つ前の画素が並列型で判断して周囲の画素値で
あるとき、対象画素をそのまま保存するというものであ
る。
【0028】図7(a)〜(e)は条件3−6により細
線化されない画素を表した図である。ハッチングで示し
た領域11が細線化してはいけない画素で、空白で示し
た領域12が細線化してよい画素である。条件3−6と
は、周囲画素が指標的画素値に変換されたことにより対
象画素が独立点となった場合、それを保存するための条
件である。
【0029】図8は図13に対応した逐次型の3×3の
局所画像を示す図である。P’5、P’4、P’3、P’2
は指標的画素値の場合1、指標的画素値でない場合0と
する。また図13においてP1〜P8は対象画素の場合
1、周囲の画素値の場合0とする。 図9は条件3−6
を求める回路図である。図9において、901、90
2、903が論理和回路、910が論理積回路であり、
○が否定である。論理和回路901は、条件3−6の1
走査線の進行方向について対象画素の1つ前の画素が逐
次型で判断して指標的画素値、または並列型で判断して
周囲の画素値であるということを判断する回路であり、
真の場合出力s901は1となり、偽の場合0となる。
また論理和回路902は、条件3−6の1走査線の進行
方向について対象画素の1つ前の走査線における対象画
素の位置に対応した画素が逐次型で判断して指標的画素
値、または並列型で判断して周囲の画素値であるという
ことを判断する回路であり、真の場合出力s902は1
となり、偽の場合0となる。また、論理和回路903
は、条件3−6の1走査線の進行方向について、対象画
素の1つ前の走査線における対象画素の位置の1つ前の
画素が逐次型で判断して指標的画素値、または並列型で
判断して周囲の画素値であるということを判断する回路
であり、真の場合出力s903は1となり、偽の場合0
となる。論理積回路910からの出力である論理積s9
10は、論理積s901で記述した条件と論理積s90
2で記述した条件と論理積s903で記述した条件とが
すべて真であり、かつ1走査線の進行方向について対象
画素の1つ後の画素が並列型で判断して周囲の画素値で
あり、かつ1走査線の進行方向について対象画素の1つ
後の走査線において、対象画素の位置に対応した画素が
並列型で判断して周囲の画素値であり、かつ1走査線の
進行方向について対象画素の1つ後の走査線において対
象画素の位置の1つ前の画素が並列型で判断して周囲の
画素値であるとき0となり、対象画素を保存する。また
s910が1のとき、指標的画素値を与える。
【0030】以下本実施例による図形の細線化に関する
画像処理方法が如何に基本条件を満足しているかについ
て説明する。なお基本条件は、(1)線幅1となる、
(2)線の位置はもとの図形のほぼ中心に来る、(3)
図形の連結性が保たれる、(4)線図形の端の部分が必
要以上に縮退しない、(5)境界部の凹凸により「ひ
げ」を生じない、(6)図形の交差部で線が歪まない、
ことである。そのうち、本発明における細線化処理にお
いて(3)の条件は8連結数を考慮していることから自
明である。(1)の条件に関しても、線幅2の図形を1
線幅の図形に細線化することから明らかである。次に
(2)の条件について説明する。
【0031】図10(a),(b)は(2)の条件を本
発明の画像処理方法が満足することを実証するための図
である。図10(a)が画像処理前の図形を表す図であ
り、図10(b)が画像処理後の図形を表す図である。
この図で1と記された画素は、対象画素を表しており、
0と記された画素は、周囲の画素値を表している。
(2)の条件に関しては、図10に示すように正方形を
細線化した場合、細線化後の図形がもとの正方形の図形
の中心に来ることから要求を満足している。
【0032】図11(a)〜(f)は、(4)〜(6)
の条件を本画像処理方法が満足することを実証するため
の図である。図11(a)は線幅2の縦縞に1画素を付
加した図形を細線化した場合の処理前の結果を示す図で
あり、図11(b)は線幅2の縦縞に1画素を付加した
図形を細線化した場合の処理後の結果を示した図であ
る。また図11(c)は凹凸を持った図形を細線化した
場合の処理前を示す図であり、図11(d)は凹凸を持
った図形を細線化した場合の処理後の結果を示す図であ
る。また図11(e)は線幅2の十字型図形を細線化し
た場合の処理前を示す図であり、図11(f)は線幅2
の十字型図形を細線化した場合の処理後を示す図であ
る。図11(a)〜(f)において、1と記された画素
は対象画素を表しており、0と記された画素は周囲の画
素値を表している。図11(a)〜(f)より(4)〜
(6)の条件を満足していることが分かる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、従来のHilditch
の細線化処理に比べて処理が簡単で高速の細線化を行え
る優れた画像処理方法を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における対象画素値に指標的
画素値を与える条件のフローチャート
【図2】(a)は独立点の一例を示す図 (b)は端点の一例を示す図
【図3】(a)は独立点か端点であるかを求める回路図 (b)は端点でも独立点でもない画像の一例を示す図 (c)は端点でも独立点でもない画像の一例を示す図
【図4】(a)は8連結数の求め方の例を示す図 (b)は8連結数の求め方の例を示す図
【図5】8連結数を求める回路図
【図6】(a)は線幅2の縦縞の図形例を示す図 (b)は線幅2の横縞の図形例を示す図
【図7】(a)〜(e)は条件3−6により細線化され
ない画素を表した図
【図8】逐次型の3×3の局所画像を示す図
【図9】条件3−6を求める回路図
【図10】(a)は基本条件の(2)を本画像処理方法
が満足することを実証するための画像処理前の図形を表
す図 (b)は基本条件の(2)を本画像処理方法が満足する
ことを実証するための画像処理後の図形を表す図
【図11】(a)は線幅2の縦縞に1画素を付加した図
形を細線化した場合の処理前の結果を示す図 (b)は線幅2の縦縞に1画素を付加した図形を細線化
した場合の処理後の結果を示す図 (c)は凹凸を持った図形を細線化した場合の処理前を
示す図 (d)は凹凸を持った図形を細線化した場合の処理後の
結果を示す図 (e)は線幅2の十字型図形を細線化した場合の処理前
を示す図 (f)は線幅2の十字型図形を細線化した場合の処理後
を示す図
【図12】Hilditchの手法により対象画素に指標的画素
値を与える条件を示すフローチャート
【図13】8近傍の画素を説明する図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 征克 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象とならない画素を周囲の画素値
    として予め定めておき、画像中における周囲の画素値で
    ない画素から形成される図形が、その図形の形状の特徴
    を残して連続した1画素幅の曲線に変換されるものであ
    って、画像中に存在し得ない指標的画素値を定義してお
    き、画像中の画素を順次走査して対象画素とし、対象画
    素が指標的画素値であるときには、対象画素を周囲の画
    素値とし、周囲の画素値または指標的画素値でなかった
    ときは、 (a)並列型で判断して前記対象画素の上下左右斜めを
    含んだ8近傍の画素のうち2つ以上が周囲の画素値でな
    い場合で、並列型で判断して前記対象画素の8連結数が
    1であるとき、対象画素を指標的画素値に変換するステ
    ップと、 (b)前記(a)の条件に合致した場合であって、1走
    査線の進行方向について前記対象画素の1つ前の画素が
    逐次型で判断して指標的画素値であり、かつその画素を
    周囲の画素値とした場合に並列型で判断して前記対象画
    素の8連結数が1でないとき、対象画素をそのまま保存
    するステップと、 (c)前記(a)の条件に合致した場合であって、1走
    査線の進行方向について前記対象画素の1つ前の走査線
    における対象画素の位置に対応した画素が逐次型で判断
    して指標的画素値であり、その画素を周囲の画素値とし
    た場合に並列型で判断して前記対象画素の8連結数が1
    でないとき、対象画素をそのまま保存するステップと、 (d)前記(a)の条件に合致した場合であって、1走
    査線の進行方向について前記対象画素の1つ前の画素が
    逐次型で判断して指標的画素値、または並列型で判断し
    て周囲の画素値であり、かつ1走査線の進行方向につい
    て前記対象画素の1つ前の走査線における対象画素の位
    置に対応した画素が逐次型で判断して指標的画素値、ま
    たは並列型で判断して周囲の画素値であり、かつ1走査
    線の進行方向について前記対象画素の1つ前の走査線に
    おける対象画素の位置の1つ前の画素が逐次型で判断し
    て指標的画素値、または並列型で判断して周囲の画素値
    であり、かつ1走査線の進行方向について前記対象画素
    の1つ後の画素が並列型で判断して周囲の画素値であ
    り、かつ1走査線の進行方向について前記対象画素の1
    つ後の走査線における対象画素の位置に対応した画素が
    並列型で判断して周囲の画素値であり、かつ1走査線の
    進行方向について前記対象画素の1つ後の走査線におけ
    る対象画素の位置の1つ前の画素が並列型で判断して周
    囲の画素値であるとき、対象画素をそのまま保存するス
    テップとを有する画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211376A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像形成装置
US8279483B2 (en) 2008-03-04 2012-10-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Method for performing pattern matching and line thinning on an image

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