JPH0546764Y2 - - Google Patents

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JPH0546764Y2
JPH0546764Y2 JP9863890U JP9863890U JPH0546764Y2 JP H0546764 Y2 JPH0546764 Y2 JP H0546764Y2 JP 9863890 U JP9863890 U JP 9863890U JP 9863890 U JP9863890 U JP 9863890U JP H0546764 Y2 JPH0546764 Y2 JP H0546764Y2
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hollow
plug
suppository
container
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は中空坐剤の成形に用いられるプラグの
改良に関するものである。
[従来技術と考案が解決すべき課題] 中空坐剤は、坐剤の中に中空のホールを設け、
該ホールに活性成分を封入して様々な目的で用い
られる剤形である[渡辺ら、薬学雑誌、104:479
〜484(1984)]。この中空坐剤は、製剤からの主薬
の放出が速やかで、従来の坐剤のように基剤の違
いによつて放出の良し悪しがなく、バイオアベイ
ラビリテイの優れた坐剤が調製できる等、多くの
利点を持つている。また、基剤と中空部とに異な
る活性成分を含有させて複合効果を有する薬剤を
調製することにも利用でき、その用途は広範囲に
及ぶ。
ところで、近年、ターミナルケアの必要性が力
説され、癌性疼痛を除去するためモルヒネ坐剤の
使用頻度が増加している[韓ら、医薬ジヤーナ
ル、24:2255〜2256(1988)]。しかしながら、従
来の坐剤調製法では、患者ごとに投与量を設定
し、含量の異なる坐剤を多種類調製することは、
困難であり、その解決方法が求められていた。ま
た、末期ガン患者に対する治療においては、その
負担を軽減するために、より長期間の持続的な効
果を有すると同時に、即効性をも有する麻薬製剤
が必要とされる。このような必要性は、中空製剤
の中空部に即効性のモルヒネ粉末を充填し、基剤
に徐放性製剤を含有させることにより満たされ得
る。上記のごとく、中空坐剤は、今後、院内製剤
として使用頻度が増加してゆくものと思われる。
従来の中空坐剤製造法[松本ら、薬局40:1599
−1602(1989)]では、紡錘形または円錐形のホー
ル(凹部)を有する坐剤成形器と、該成形器に装
着するためのアダプターを用いる。アダプター
は、台座、中空部成形用ステンレス製パイプおよ
びパイプを台座に固定するためのゴム製Oリング
からなつている。この従来の坐剤成形装置で坐剤
を調整するには、まず坐剤成形器に加温融解した
基剤を注入した後、アダプターを装着する。基剤
が固化した時点で各パイプを加熱(例えば熱湯を
注入する)し、引き抜くと、中空部が解放された
坐剤が得られる。この中空部に薬剤を充填し、シ
ールすることにより、所望の坐剤を得る。このよ
うに、従来法による場合は、金属性パイプを用い
て中空部を形成しているために、固化した基剤か
ら抜き取る際に加熱処理を必要とした。また、上
記1組の専用のアダプターを用いなければなら
ず、中空部を坐剤の中心に形成するのが困難であ
るばかりでなく中空部の容積や径を変更する場
合、それぞれの目的に応じたアダプターを用意し
なければならず、迅速な対応が不可能であつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記課題を解決するものであつて、
上部の開口した坐剤成形用コンテナーのホールに
挿入して中空坐剤の中空部分を形成するためのプ
ラグであつて、コンテナーに遊挿される円柱に対
し、該円柱先端をコンテナー底面中心に向け、一
定距離を隔てて位置せしめるよう、コンテナー口
頸部に嵌合し得る支持部と鍔とを設けたことを特
徴とする中空坐剤成形用のプラスチツク製プラグ
を提供するものである。
本考案のプラスチツク製プラグの製造に用いる
プラスチツク材料としては、離型効果が優れ、成
形容易であつて、院内薬局等で迅速に調製が可能
なプラスチツクが適する。そのようなプラスチツ
ク材料の1例として、気泡がなく滑沢性に富み、
高精度の模型が作れ、弾性に富み離型性に優れた
親水性ビニルシリコーンを挙げることができる。
それらは通常、歯科治療における印象材として用
いられており、市販品から入手可能である(例、
而至歯科工業(株)供給、ジーシーハイドロフイリツ
クエクザフレツクス・インジエクシヨンタイプ)。
以下に、本考案のプラグの具体的な構成を述べ
ると、第1図は本考案のプラスチツク製プラグ1
を示し、円柱2に支持部3および鍔4を設けてな
る。このプラグ1を坐剤成形用コンテナー5のホ
ール6に装着すると、第2図に示すように、鍔4
がホール6口頸部7の上面に当接して係止される
と共に、支持部3が口頸部7に嵌合することによ
り、円柱2先端を一定の方向に保つて安定に支持
される。ホール6の空間に坐剤用基剤を注入し、
次いで、円柱を装着すれば所望の形の中空坐剤の
外径が形成されることになる。
[実施例] 本考案のプラグ作成手順を第3図から第5図に
従つて述べる。
1 ベースペーストとキヤタリストペーストを練
和紙上に等長に押し出し、均一色になるまで約
30秒間手早く練和し、印象材を調製する。この
印象材を6mlのデイスポーザブル注射筒11に
手早く充填する。次に、中空部、即ち、円柱2
の径に相当する内径を有するガラス管12に前
記歯科用印象材10を注入する。約5分後、固
化した印象材10をガラス管12より引き抜く
と坐剤の中空部を形成するプラグ1の円柱2が
完成する。
2 円柱2を適当な長さ(約8cm)に切断し、そ
の中心にピン13を先端が3mm程度突出するよ
うに装着する。これをプラスチツク製坐剤コン
テナー5の1つのホール6に挿入し、中心部に
直立するように位置設定をする。固定が終わつ
たらこのホール6に溶融させた油脂性基剤14
(例えば、ウイテツプゾールH−15)を、ホー
ル6の容量の8分目程度まで流し込み固化させ
る(第4図)。
3 基剤が完全に固化すると円柱2はホール6中
心部にしつかり保持される。再び印象材10を
練和するが、このときリターダーを数滴加える
と、硬化時間が遅延して以後の操作が容易にな
る。練和した印象材10をシリンジ15(而至
歯科工業(株)、ジーシープラスチツクシリンジ)
に取り、円柱2の周囲に流し込み、鍔4と支持
部3を完成させる(第5図)。この時、円柱2
がホール6中心からずれることなく、また空気
を封じ込めないよう注意する。
4 印象材10が硬化したら円柱2を持つて固定
していた基剤14からプラグを引き抜く。この
粗原形プラグ1の不要部分をカツターで切断、
整形して中空坐剤成形用プラグ1とする。
プラグ1の円柱2の長さは、必要とする中空
部分の容積に応じて適宜切断する。
5 プラグ1を引き抜いた後に残つた油脂性基剤
14の中空部分に次の円柱2を挿入し、手順3
以下の操作を繰り返して必要なだけ同一規格の
プラグ1を作成する。また、中空部分に円柱2
を挿入しやすくするために中空部分に微温湯を
注入し、直ぐ排出して中空部分をわずかに広げ
ておくとよい。さらに、この鋳型が変形して使
えなくなつた場合は、最初に作成したプラグを
利用して鋳型(中空坐剤そのもの)を再度作成
し、これでプラグ1を作つても、全く同じプラ
グ1ができる。
以下に、本考案のプラグ1を用いる中空坐剤の
調製法を示す。
加温融解した坐剤基剤(例えばウイテツプゾー
ルH−15、40℃以下)をプラスチツク製坐剤コン
テナー5に注入後、中空坐剤成形用プラグ1を差
し込み、室温で放置して冷却固化させる。基剤が
完全に固化したらプラグ1を引き抜き、できた中
空部Bに主薬を充填し尾部に白濁ローシヨン状の
基剤を注入して封ずると中空坐剤Aが完成する
(第6図)。
[考案の効果] 本考案の中空坐剤成形用プラグをコンテナーの
ホールに遊挿すると、一定の方向で適当な空間を
保持して係止される。その円柱部が親水性ビニル
シリコーン印象材を用いて形成されているので、
熱処理等を必要とせず容易に固化した基剤から離
脱することができる。
このように、本考案によれば、市販のあらゆる
規格のプラスチツク製坐剤コンテナーに適した中
空坐剤を調製可能である。なお、プラスチツクコ
ンテナーを利用すれば、調製時の取り扱いや調製
後の保管も金属製坐剤成形器を使用した場合より
簡便である。
また、本考案のプラグはプラスチツク製であり
その製造工程が従来の金属製のものと異なるた
め、個々のプラグの大きさが一定となり、均質な
中空坐剤を得ることができ、長期間使用しても変
形しない。
さらに、プラグを固化した基剤から引き抜く際
に加熱処理を必要としないので坐剤用基剤とし
て、油脂性基剤のみならず、あらゆる基剤(例え
ば親水性基剤のポリエチレングリコールなど)を
用いることができる。
また、プラグの円柱部分をカツターで適当な長
さに切断することで中空部分の容積を任意に設定
でき、1個から多数個まで、あらゆる数の中空坐
剤の製造に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラグの側面図、第2図はプラグをコ
ンテナーに遊挿した状態の縦断側面図である。第
3図、第4図および第5図はプラグの製造工程に
おける装置の断面図である。第6図は成形された
中空坐剤の断面図である。 1……プラグ、2……円柱、3……支持部、4
……鍔、5……コンテナー、6……ホール、7…
…口頚部、10……印象材、11……ガラス管、
13……ピン、14……油脂性基剤、A……中空
坐剤、B……中空部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部の開口した坐剤成形用コンテナーのホール
    に挿入して中空坐剤の中空部分を形成するための
    プラグであつて、コンテナーに遊挿される円柱に
    対し、該円柱先端をコンテナー底面中心に向け、
    一定距離を隔てて位置せしめるよう、コンテナー
    口頸部に嵌合し得る支持部と鍔とを設けたことを
    特徴とする中空坐剤成形用のプラスチツク製プラ
    グ。
JP9863890U 1990-09-19 1990-09-19 Expired - Lifetime JPH0546764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9863890U JPH0546764Y2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19

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JP9863890U JPH0546764Y2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19

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JPH0455345U JPH0455345U (ja) 1992-05-12
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