JPH054686U - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH054686U JPH054686U JP057188U JP5718891U JPH054686U JP H054686 U JPH054686 U JP H054686U JP 057188 U JP057188 U JP 057188U JP 5718891 U JP5718891 U JP 5718891U JP H054686 U JPH054686 U JP H054686U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】多板の撮像装置のレジストレーションズレの発
生量を小さくする。また、単板の撮像装置のレンズ光軸
に対する固体撮像素子の位置やアオリの調整を高精度で
行いうるようにする。 【構成】色分解プリズム1及び接合用突起3Aを有するプ
リズムブロックと,固体撮像素子5を有する撮像ブロッ
クと,を接合用突起3Aと嵌合する嵌合穴を有する接合カ
ラー7で接合する。嵌合穴内において光軸方向及び光軸
に対する2方向の傾きの3軸方向を規制する第1接合面
並びに前記撮像ブロックとの間において光軸に対して垂
直な平面内での2方向及び回転の3軸方向を規制する第
2接合面を接合カラー7に設け、第1,第2接合面で接
合を行う。
生量を小さくする。また、単板の撮像装置のレンズ光軸
に対する固体撮像素子の位置やアオリの調整を高精度で
行いうるようにする。 【構成】色分解プリズム1及び接合用突起3Aを有するプ
リズムブロックと,固体撮像素子5を有する撮像ブロッ
クと,を接合用突起3Aと嵌合する嵌合穴を有する接合カ
ラー7で接合する。嵌合穴内において光軸方向及び光軸
に対する2方向の傾きの3軸方向を規制する第1接合面
並びに前記撮像ブロックとの間において光軸に対して垂
直な平面内での2方向及び回転の3軸方向を規制する第
2接合面を接合カラー7に設け、第1,第2接合面で接
合を行う。
Description
【0001】
本考案は撮像装置に関するものであり、更に詳しくはテレビジョンカメラ等に
用いられる撮像装置に関するものである。
【0002】
従来より、複数の固体撮像素子を備えた撮像装置(以下「多板の撮像装置」と
もいう)が知られている。この撮像装置には色分解光学系として色分解プリズム
が用いられており、このプリズムによって入射光は所定の成分に分解される。例
えば、2板撮像装置においてはY(輝度)-[赤(R),緑(G),青(B)]又は[G]-[(R)(B)
]に分解され、3板撮像装置においては[R]-[G]-[B]に分解される。
【0003】
プリズムに入射した光は上記のように成分別に分解され、各成分に対応して設
けられている固体撮像素子で電気信号に変換される。
各固体撮像素子は、プリズムよりの射出光部付近に配置される。また、固体撮
像素子自身の特性により各波長ごとの感度特性が異なっているため、各固体撮像
素子から得られた情報を元に演算処理が行われる。そして、各成分の情報が再度
合成されて画像データが構築される。
【0004】
上記のように、一旦分解された情報を合成することによって画像を得るため、
各成分ごとに配置された複数の固体撮像素子が光学的に同じ位置にくるように固
体撮像素子の位置を調整する必要がある。この調整をレジストレーション調整と
いい、光軸に対して垂直な平面内のX-Y軸と回転の3軸,光軸に対して垂直な面
からの傾き2軸及び光軸方向寸法の1軸の合計6軸についてレジストレーション
調整が行われる。
【0005】
レジストレーション調整が不完全で、各固体撮像素子が光学的に同じ位置関係
になっていないときの固体撮像素子相互間のズレ量をレジストレーションズレと
いい、これが大きいほど合成された画像の色ずれが大きくなり、また画面の解像
感が低下してしまう。ここで、色ずれは、光軸に対して垂直な平面内のX-Y軸と
回転の3軸方向のズレに起因する。また、解像感の低下は、光軸に対して垂直な
平面からの傾き及び光軸方向の寸法のズレに起因する。
【0006】
ところで、実公平1-15257号,特開昭63-132590号等で提案されている従来の多
板の撮像装置では、色分解プリズムを含むプリズムブロックと固体撮像素子を含
む撮像ブロックとが0.3〜0.7mm程度の接着剤の層を介して接合されている。具体
的には、色分解プリズムとCCD基板との位置が、図9に示すように色分解プリズ
ムを固定している接合用突起(3A)と固定撮像素子用ホルダー(6)に設けられてい
る嵌合穴(6B)との間で調整され、嵌合穴(6B)と接合用突起(3A)との間の隙間(ク
リアランス(6A))に接着剤が充填されることによって接合固定が行われるのであ
る。
【0007】
また、図10に示すようなくさび方式の撮像装置では、固体撮像素子(5)が固
定された固体撮像素子ホルダー(6)と色分解プリズム(1)との位置の調整、即ちレ
ジストレーション調整が、2対の調整用くさび(10A)及び(10B)の移動により行わ
れうるようになっている。調整用くさび(10A)(10B)は、断面がくさび形状となっ
た板状物であり、固体撮像素子ホルダー(6)と色分解プリズム(1)とによって挟持
されるように付勢されている。ここで、1対の調整用くさびのうちの一方又は両
方を第1調整面(21)や第3調整面(23)に沿って移動させると、第2調整面(22)で
のくさび間の接触面が変化し、くさび対の高さが変化する。この各くさび対の高
さの変化等により、レジストレーション調整を行うことができるのである。
【0008】
1対の調整用くさびのうちの一方、例えばくさび(10B)のみの移動によって、
調整を行う場合について説明する。光軸方向の調整は、上下各くさび対中のくさ
び(10B)を互いに逆向きに同一距離移動させることにより行う。対向するくさび
方向のアオリの調整は、上下いずれか一方のくさび対中のくさび(10B)を第1又
は第3調整面(21),(23)に沿って平行移動させることによって行う。この場合、
上下のくさび対の高さが異なったときは、第3調整面(23)で線接触となる。対向
するくさびと平行なアオリ調整は、上下各くさび対中のくさび(10B)をくさび(10
A)に対して角度をもたせるようにして回転させることによって行う。この場合、
上下のくさび対の回転角がずれると調整面が密着しなくなる。
【0009】
高解像度のSVC(3板撮像装置)の検討に際して予想される許容レジストレーシ
ョンズレが約0.5〜1μレベルと考えられるのに対し、上記従来例の信頼性テスト
におけるレジストレーションズレは5μmax.レベルである。
このような従来例においてレジストレーションズレの発生が大きい原因の一つ
は、接着剤層が厚いということである。図9の従来例においては、レジストレー
ション調整用のクリアランス(6A)に応じて接着剤層を厚くしなければならず、図
10の従来例においてはアオリの調整等において接合されるべき調整面の密着が
不十分であるため、その分接着剤層を厚くしなければならない。接着剤層が厚い
と初期硬化時の位置ズレ及び経時的又は環境変化による位置ズレが発生してしま
うのである。
【0010】
また、焦点検出装置等として、1つの固体撮像素子を備えた撮像装置(以下「
単板の撮像装置」ともいう)も従来より知られている。しかし、この場合も図9
に示す従来例と同様に結像光学系を含むレンズブロックとCCD基板を含む撮像ブ
ロックとの位置が穴とピンとの間で調整され、穴とピンとの間に設けられた隙間
に接着剤が充填されることによって固定されているので、レンズ光軸に対する固
体撮像素子の位置やアオリの調整を高精度で行うことが難しいという問題がある
。
【0011】
本考案は、上記のような問題点に鑑みなされたものであって、プリズムブロッ
クと撮像ブロックとの間の接着剤層を薄くすることによりレジストレーションズ
レの発生量が小さい多板の撮像装置を提供することを目的とする。
また、レンズブロックと撮像ブロックとの間の接着剤層を薄くすることにより
レンズ光軸に対する固体撮像素子の位置やアオリの調整を高精度で行いうる単板
の撮像装置を提供することを目的とする。
【0012】
上記目的を達成するため、本考案の撮像装置は、
色分解光学系及び第1嵌合部を有するプリズムブロックと,
固体撮像素子を有する撮像ブロックと,
前記第1嵌合部と嵌合する第2嵌合部を有し、該第2嵌合部内において光軸方
向及び光軸に対する2方向の傾きの3軸方向を規制する第1接合面並びに前記撮
像ブロックとの間において光軸に対して垂直な平面内での2方向及び回転の3軸
方向を規制する第2接合面で前記プリズムブロック及び撮像ブロックと接合する
接合カラーと,
を具備することを特徴としている。
【0013】
また、本考案の撮像装置は、
結像光学系及び第1嵌合部を有するレンズブロックと,
固体撮像素子を有する撮像ブロックと,
前記第1嵌合部と嵌合する第2嵌合部を有し、該第2嵌合部内において光軸方
向及び光軸に対する2方向の傾きの3軸方向を規制する第1接合面並びに前記撮
像ブロックとの間において光軸に対して垂直な平面内での2方向及び回転の3軸
方向を規制する第2接合面で前記レンズブロック及び撮像ブロックと接合する接
合カラーと,
を具備することを特徴としている。
【0014】
前記第1接合面における接合は、例えば前記第1嵌合部及び第2嵌合部のうち
のいずれか一方を構成する突起と他方を構成し該突起に略接して少なくとも1箇
所で嵌合状態をなす穴とによってなされるものである。
【0015】
前記第1接合面と前記第2嵌合部に対する第1嵌合部の嵌合面とが互いに勾配
をもって形成されているのが好ましい。
【0016】
前記第1接合面及び第2接合面が光の照射を受けうるように第1接合面及び第
2接合面の近傍を透光性の材料で構成してもよい。
【0017】
前記色分解光学系を止めネジ等による機械的結合によりプリズムブロックから
取り外し自在としたり、前記結像光学系を止めネジ等による機械的結合によりレ
ンズブロックから取り外し自在としたりしてもよい。
【0018】
このような構成によれば、
接合カラーに設けられた第1接合面及び第2接合面が、それぞれ光軸方向及び
光軸に対する2方向の傾きの3軸方向の規制並びに光軸に対して垂直な平面内で
の2方向及び回転の3軸方向の規制を行うため、接着剤層を厚くしなくてもレジ
ストレーション調整が可能となるので、接合カラーを介したプリズムブロック又
はレンズブロックと撮像ブロックとの安定した接合が行われる。
【0019】
前記第1接合面と前記第2嵌合部に対する第1嵌合部の嵌合面とを互いに勾配
をもつようにすると、レジストレーション調整時の光軸に対する2方向の傾き(
アオリ)に対しても第1接合面が常に密着状態となる。
【0020】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。尚、図9の従来例と同一
部分には同一の符号を付してある。
図3は本考案の第1実施例の全体構成の平面図を示しており、図2はその要部
構成、即ち色分解プリズム(1)によって分解された1つの光についての撮像構成
の組立状態を示している。また、図1は更にその要部構成を断面的に示している
。
本実施例の撮像装置は、色分解プリズム(1),プリズム保持板(2),接合用突起
ブロック(3)等から成るプリズムブロックと、固体撮像素子(5),固体撮像素子ホ
ルダー(6)等から成る撮像ブロックと、接合カラー(7)とから構成されている。尚
、撮像素子ブロックは図3に示すように基板(8)に固定されている。
【0021】
前記色分解プリズム(1)は、3つのプリズムから成っており、図2中の固体撮
像素子(5)側の2つのプリズムはプリズム間で直接接合固定されている。この2
つのプリズムは部品単独で治具にて位置決めされ、接着される。また、固体撮像
素子(5)から3つめ(入射光側)のプリズムは、他の2つのプリズムに対してエア
ギャップを設けて取り付けられる。このエアギャップは、例えばワイヤーの挟み
込みにより設けることができる。
【0022】
色分解プリズム(1)の上面及び下面に対するプリズム保持板(2)の取り付けは、
治具を用いて2枚同時に位置決め接着することにより行われる。この接着は入射
側のプリズムと出射側の2つの接合プリズムの両側に接着剤がつくようにしてプ
リズム保持板(2)で固定される。
【0023】
尚、色分解プリズム(1)とプリズム保持板(2)との固定をネジ等の機械的結合で
行った場合、プリズムブロックと撮像ブロックとの接合・固定後であっても、色
分解プリズム(1)のみを取り外し自在とすることができる。
【0024】
図2においては省略されているが、プリズム保持板(2)のプリズムに対して反
対側の面には治具との位置決め用のボスが設けられており、治具の穴とプリズム
保持板(2)のボスとの嵌合により上下のプリズム保持板(2)の位置出しを行ってい
る。
【0025】
前記接合用突起ブロック(3)と接合用突起(3A)との結合は、接合用突起(3A)を
接合用突起ブロック(3)に打ち込むことにより行われる。つば付きのピンを用い
ることにより、接合用突起(3A)の打ち込み量は機械的に決定される。尚、打ち込
みにより接合面にキズが入るのを防ぐために、ピンには打ち込み径と接合部の径
に差が設けられている。
【0026】
接合用突起ブロック(3)のプリズム保持板(2)への組み込みは、止めネジ(4)で
固定することにより行われる。止めネジ(4)は1本しか用いられていないため、
位置決めとネジによる回転止めを兼ねるキー溝をプリズム保持板(2)に設けて、
キー溝の嵌合により組み込みを容易にしている。キー溝方向の位置決めは止めネ
ジ(4)の嵌合のみによるが、後述する撮像素子のレジストレーション調整の余裕
量で調整可能であるため、高精度の位置決めはここでは不要とされる。
【0027】
撮像素子ブロックは、撮像素子ホルダー(6)と撮像素子(5)とを接着剤で接合す
ることにより形成される。尚、撮像素子(5)は予めレジストレーション調整用の
穴となる嵌合穴(7D)(図1)に対して位置出ししておく。撮像素子ホルダー(6)と
撮像素子(5)との位置決めは、例えば治具で固定することにより行うことができ
るが、前記接合用突起ブロック(3)と同様、高精度の位置決めはここでは不要で
ある。
【0028】
撮像素子ブロックとプリズムブロックとの位置決めは、次のようにして行う。
まず、プリズムブロックとレンズユニット(図示せず)とを予め組み込んだ状態に
して、レジストレーション調整用治具にて動かないように固定しておく。そして
、結合された撮像ブロックをレジストレーション調整用治具の6軸調整可能な調
整台に固定する。撮像素子の出力信号を見ながら6軸調整を行って、撮像素子ブ
ロックをベストの位置に持ってきてクランプ(6軸調整台の仮固定)する。
【0029】
上記のようにレジストレーション調整用治具でプリズムブロック,レンズユニ
ット及び撮像ブロックを最良の状態とし固定した後、撮像素子ブロックとプリズ
ムブロックとの接合固定を接合用突起(3A)に嵌合する接合カラー(7)を介して行
う。
【0030】
接合カラー(7)の接合固定は、次のようにして行う。まず、接合カラー(7)の貼
付面、即ち撮像素子ホルダー(6)側端面と嵌合穴(7D)の撮像素子ホルダー(6)側内
周面に接着剤を塗布する。そして、接合カラー(7)を図2に示すように4箇所で
接合用突起(3A)にはめ込む。接合カラー(7)の後ろから治具で押圧し、撮像素子
ホルダー(6)と接合カラー(7)とを密着させ、接着剤が硬化するまで保持する。
【0031】
紫外線硬化接着剤(UV接着剤)を使用した場合には、UV接着剤塗布後、6軸調整
前に接合カラーと押さえ治具をセットし、調整後に紫外線を照射する。接合面(U
V接着剤塗布面)が紫外線の照射を受けうるようにするためには、第5実施例の説
明において後述するように、接合面の近傍が透光性の材料から成る接合カラー(7
)等を用いればよい。
尚、温度変化によるレジストレーションズレを防ぐために、プリズム保持板(2
),接合用突起ブロック(3)及び撮像素子ホルダー(6)をプリズムと線膨張係数の
値が近いチタンで構成してもよい。
【0032】
上記接合用突起(3A)と接合カラー(7)との嵌合状態は、レジストレーション調
整のアオリ方向の動きに対しても常に接合カラー(7)と撮像素子ホルダー(6)とが
密着した状態で接合しうるように、接合カラー(7)の嵌合面は勾配面としている(
図1)。また、接合用突起(3A)と接合カラー(7)の嵌合状態は、使用する接着剤の
種類によっても異なるが、接着剤の硬化によるレジストレーションズレを極力抑
えるために密着状態に近い状態としている。
【0033】
接合用突起(3A)と撮像素子ホルダー(6)との間には、レジストレーション調整
を行うためのガタ(調整余裕代)を設け、接合用突起(3A)と撮像素子ホルダー(6)
とが接触しないようにする(図1)。プリズムブロックと撮像ブロックとの接合固
定は、接合用突起(3A)と接合カラー(7)との嵌合を行う嵌合穴(7D)の固体撮像素
子ホルダー(6)側内周面(第1接合面)(7A)及び接合カラー(7)と固体撮像素子ホル
ダー(6)との密着面(第2接合面)(7B)の2箇所の接合固定部での接着により行う
。
【0034】
図4は本考案の第2実施例の要部を示しており、第1実施例と同一の部分には
同一の符号を付してある。
本実施例では、接合用突起(3A)の先端を勾配面とし、嵌合する接合カラー(7)
の内周面を内径が各部で等しいストレートな穴としている。接合用突起(3A)と撮
像素子ホルダー(6)との間には、レジストレーション調整をするためのガタが前
記第1実施例と同様に設けられている。固体撮像素子ブロック(3)と接合用突起(
3A)とは、接合用突起(3A)が接合カラー(7)に当接しうるように摺動可能に嵌合さ
れている。接合用突起(3A)は、前記プリズム保持板(2)等のプリズムブロック本
体により接合カラー(7)に当接するように付勢されるか、又は調整治具により付
勢され、確実な密着状態が得られるようになっている。
【0035】
レジストレーション調整完了後に、第1実施例と同様に第1接合面(7A)及び第
2接合面(7B)を接合固定し、更に、接合用突起(3A)を付勢している部材(バネ(S)
)の力の影響を防ぐために、接合用突起ブロック(3)と接合用突起(3A)を接合等の
方法により固定する。これにより、接合用突起(3A)と接合カラー(7)及び接合カ
ラー(7)と固体撮像素子ホルダー(6)とを、アオリ方向の動きに対しても常に完全
に密着した状態にて接合固定することができる。
【0036】
図5は本考案の第3実施例の全体構成を示しており、第1実施例及び第2実施
例と同一の部分には同一の符号を付してある。
本実施例では、図3に示す第1実施例とは接合用突起(3A)の向きが逆になって
いるほかは第1実施例と同様の構成となっている。接合用突起(3A)が固体撮像素
子ホルダー(6)側で固定され、その他端がプリズム保持板(2)に固定された接合ブ
ロック(9)と接合カラー(7)とを接合するように構成されている。色分解プリズム
(1)に接合されたプリズム保持板(2)と接合カラー(7)とを接合するように構成し
てもよい。尚、本実施例は前記第2実施例に適用することも可能である。
【0037】
図6は本考案の第4実施例の全体構成を示しており、第1〜3実施例と同一の
部分には同一の符号を付してある。
本実施例では、接合用突起ブロック(3)が直接色分解プリズム(1)に接合固定さ
れており、また色分解プリズム(1)の射出面の部分で光束がケラレないように接
合用突起ブロック(3)に穴(11)が設けられているほかは図3に示す第1実施例と
同様の構成となっている。尚、本実施例は前記第1〜3実施例に適用することも
可能である。
【0038】
上記第1〜4実施例に適用可能な第5実施例として、接合カラー(7)と固体撮
像素子ホルダー(6)又は接合ブロック(9)の接合部分がガラス等の透明部材で構成
されたものを挙げることができる。第5実施例によれば、光による接合、例えば
紫外線硬化接着剤による接着等を行うことが可能であるので、接合面に接着剤を
塗布した状態でレジストレーション調整を行い、調整後、光硬化を行って接合を
安定化することができる。
【0039】
上記第1〜5実施例に適用可能な第6実施例として、単板方式の撮像装置を挙
げることができる。単板の撮像装置では、多板の撮像装置のようなレジストレー
ションズレの発生はないが、第1〜5実施例の構成とすることによって、レンズ
光軸からのズレ及びアオリに対して高精度の調整を有効に行うことができる。
【0040】
図7は本考案の第7実施例について撮像ブロックの裏面側から見た状態を示し
ており、第1〜6実施例と同一の部分には同一の符号を付してある。
本実施例では、接合カラー(7C)と固体撮像素子ホルダー(6)との接合強度を上
げる(接合面積を増やす)目的で、接合カラー(7C)が板物で構成されている。板状
接合カラー(7C)の片側に設けられた嵌合穴(7E)と接合用突起(3A)とを嵌合状態と
し、板状接合カラー(7C)の他方の側に設けられた接合用突起(3A)よりもわずかに
大きい切欠(7F)と接合用突起(3A)とを係合状態とすることにより、板状接合カラ
ー(7C)と接合用突起(3A)とが接合されている。
【0041】
本実施例の構成の特徴は、接合カラー(7C)の板厚が1〜2mm程度であれば、嵌合
穴の内径に勾配面を付けなくても公差だけでアオリのクリアランスを保証するこ
とが可能な点にある。これにより紫外線硬化の接着剤を用いる場合のガラスを採
用した構成等において、加工的に有利となる。
尚、接合カラー(7C)の嵌合穴(7E)は、図7に示すように対角に配設されるのが
望ましい。これは嵌合穴(7E)で精度保証を行い、切欠(7F)で強度を補うようにす
るためである。
【0042】
図8は本考案の第8実施例について撮像ブロックの裏面側から見た状態を示し
ており、第7実施例と同一の部分には同一の符号を付してある。
本実施例は前記第7実施例と同様に板状接合カラー(7C)が用いられた実施例で
ある。そして、接合用突起(3A)との接合部が全て切欠(7F)となっているほかは第
7実施例と同様の構成となっている。このように第1接合面をなす接合固定部を
全て切欠(7F)とした場合、嵌合部がないため前記実施例7等と比べて高い精度保
証は望めないが、その反面、接合カラー(7C)の加工や組み込み接合作業の面で有
利である。
【0043】
以上説明したように本考案によれば、色分解光学系及び第1嵌合部を有するプ
リズムブロックと,固体撮像素子を有する撮像ブロックと,前記第1嵌合部と嵌
合する第2嵌合部を有し、該第2嵌合部内において光軸方向及び光軸に対する2
方向の傾きの3軸方向を規制する第1接合面並びに前記撮像ブロックとの間にお
いて光軸に対して垂直な平面内での2方向及び回転の3軸方向を規制する第2接
合面で前記プリズムブロック及び撮像ブロックと接合する接合カラーと,を具備
する構成となっているので、図9に示す従来例と比べ、プリズムブロックと撮像
ブロックとを接合する接着剤層を上記接合カラーを間に介して密着に近いレベル
まで薄くすることができる。その結果、接着硬化,環境変化等に起因するレジス
トレーションズレの発生量が小さい多板の撮像装置を実現することができる。
【0044】
結像光学系及び第1嵌合部を有するレンズブロックと,固体撮像素子を有する
撮像ブロックと,前記第1嵌合部と嵌合する第2嵌合部を有し、該第2嵌合部内
において光軸方向及び光軸に対する2方向の傾きの3軸方向を規制する第1接合
面並びに前記撮像ブロックとの間において光軸に対して垂直な平面内での2方向
及び回転の3軸方向を規制する第2接合面で前記レンズブロック及び撮像ブロッ
クと接合する接合カラーと,を具備する構成となっているので、図9に示す従来
例と比べ、レンズブロックと撮像ブロックとを接合する接着剤層を上記接合カラ
ーを間に介して密着に近いレベルまで薄くすることができる。その結果、レンズ
光軸に対する固体撮像素子の位置やアオリの調整を高精度で行いうる単板の撮像
素子を実現することができる。
【0045】
前記第1接合面と前記第2嵌合部に対する第1嵌合部の嵌合面とを互いに勾配
をもって形成した場合、前記光軸に対する2方向の様々な傾きに対して第1接合
面の密着状態を良好に保持しつつレジストレーション調整を行うことができる。
【0046】
前記第1接合面及び第2接合面が光の照射を受けうるように第1接合面及び第
2接合面の近傍を透光性の材料で構成した場合、光硬化性の接着剤を用いて第1
,第2接合面での接着を行うことができる。
【0047】
色分解光学系を機械的結合によりプリズムブロックから取り外し自在の構成と
した場合や、結像光学系を機械的結合によりレンズブロックから取り外し自在の
構成とした場合には、固体撮像素子の交換を容易に行うことができる。
【0048】
また、本考案によれば、接合面が面接触及び閉ループの線接触となることから
、直線的な線接触となるくさび方式の撮像装置(図10)と比較して、接着硬化,
環境変化,衝撃等に対する耐レジストレーションズレの信頼性が向上する。
接合面の密着についても、接合カラーの押圧等の簡単な操作で保証することが
できるので、くさびを前後に移動,回転させて密着を図るくさび方式と比べて、
組み込み調整時間を大幅に削減することができ、コストダウンにつながる。本考
案の組立に使用する調整機についても、6軸調整機能に嵌合用カラーの押しつけ
機構を追加するだけでよいため、簡単な構成の調整機で足りる。また、これによ
り仕様の異なる撮像ブロックであっても短時間にて切替が可能となる。
【図1】本考案の第1実施例の要部構成を示す断面図。
【図2】本考案の第1実施例の要部構成を示す組立斜視
図。
図。
【図3】本考案の第1実施例の全体構成を示す平面図。
【図4】本考案の第2実施例の要部構成を示す平面図。
【図5】本考案の第3実施例の全体構成を示す平面図。
【図6】本考案の第4実施例の全体構成を示す平面図。
【図7】本考案の第7実施例の要部構成を示す背面図。
【図8】本考案の第8実施例の要部構成を示す背面図。
【図9】従来例の要部構成を示す断面図。
【図10】他の従来例の要部構成を示す平面図。
(1) …色分解プリズム
(2) …プリズム保持板
(3) …接合用突起ブロック
(3A) …接合用突起
(3B) …接合用突起固定部
(4) …止めネジ
(5) …固体撮像素子
(6) …固体撮像素子ホルダー
(6A) …クリアランス
(6B) …嵌合穴
(7) …接合カラー
(7A) …接合固定部(第1接合面)
(7B) …接合固定部(第2接合面)
(7C) …板状接合カラー
(7D)(7E) …嵌合穴
(7F) …切欠
(8) …基板
(9) …接合ブロック
(10A)(10B) …調整用くさび
(11) …穴
(21) …第1調整面
(22) …第2調整面
(23) …第3調整面
(S) …バネ
Claims (7)
- 【請求項1】色分解光学系及び第1嵌合部を有するプリ
ズムブロックと,固体撮像素子を有する撮像ブロック
と, 前記第1嵌合部と嵌合する第2嵌合部を有し、該第2嵌
合部内において光軸方向及び光軸に対する2方向の傾き
の3軸方向を規制する第1接合面並びに前記撮像ブロッ
クとの間において光軸に対して垂直な平面内での2方向
及び回転の3軸方向を規制する第2接合面で前記プリズ
ムブロック及び撮像ブロックと接合する接合カラーと, を具備することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】結像光学系及び第1嵌合部を有するレンズ
ブロックと, 固体撮像素子を有する撮像ブロックと, 前記第1嵌合部と嵌合する第2嵌合部を有し、該第2嵌
合部内において光軸方向及び光軸に対する2方向の傾き
の3軸方向を規制する第1接合面並びに前記撮像ブロッ
クとの間において光軸に対して垂直な平面内での2方向
及び回転の3軸方向を規制する第2接合面で前記レンズ
ブロック及び撮像ブロックと接合する接合カラーと, を具備することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項3】前記第1接合面における接合が、前記第1
嵌合部及び第2嵌合部のうちのいずれか一方を構成する
突起と他方を構成し該突起に略接して少なくとも1箇所
で嵌合状態をなす穴とによってなされていることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。 - 【請求項4】前記第1接合面と前記第2嵌合部に対する
第1嵌合部の嵌合面とが互いに勾配をもって形成されて
いることを特徴とする請求項1,請求項2又は請求項3
に記載の撮像装置。 - 【請求項5】前記第1接合面及び第2接合面が光の照射
を受けうるように第1接合面及び第2接合面の近傍を透
光性の材料で構成したことを特徴とする請求項1,請求
項2又は請求項3に記載の撮像装置。 - 【請求項6】前記色分解光学系が機械的結合によりプリ
ズムブロックから取り外し自在となっていることを特徴
とする請求項1に記載の撮像装置。 - 【請求項7】前記結像光学系が機械的結合によりレンズ
ブロックから取り外し自在となっていることを特徴とす
る請求項2に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP057188U JPH054686U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP057188U JPH054686U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054686U true JPH054686U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13048518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP057188U Pending JPH054686U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054686U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53119486U (ja) * | 1977-02-26 | 1978-09-22 | ||
| JP2011130015A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Sony Corp | 撮像ユニット及び撮像装置 |
| WO2017169059A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | カメラモジュール |
| JP2023129846A (ja) * | 2022-03-07 | 2023-09-20 | ニデックプレシジョン株式会社 | 撮像装置 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP057188U patent/JPH054686U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53119486U (ja) * | 1977-02-26 | 1978-09-22 | ||
| JP2011130015A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Sony Corp | 撮像ユニット及び撮像装置 |
| WO2017169059A1 (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | カメラモジュール |
| JP2023129846A (ja) * | 2022-03-07 | 2023-09-20 | ニデックプレシジョン株式会社 | 撮像装置 |
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