JPH054695Y2 - - Google Patents
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- JPH054695Y2 JPH054695Y2 JP1986057266U JP5726686U JPH054695Y2 JP H054695 Y2 JPH054695 Y2 JP H054695Y2 JP 1986057266 U JP1986057266 U JP 1986057266U JP 5726686 U JP5726686 U JP 5726686U JP H054695 Y2 JPH054695 Y2 JP H054695Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- terminal block
- voltage
- discharge gap
- conductive plates
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は、電源ラインや信号ラインに侵入する
雷などによるサージ電圧から機器を保護できるよ
うにした端子台に関するものである。
雷などによるサージ電圧から機器を保護できるよ
うにした端子台に関するものである。
(背景技術)
第10図は半導体スイツチQ1を用いて蛍光灯
FLを点灯制御するための回路を示す。蛍光灯FL
のフイラメントを各一端には、サイリスタのよう
な半導体スイツチQ1と限流要素となる安定器L1
とを介して交流電源Vが接続されている。蛍光灯
FLのフイラメントの各他端には、蛍光灯始動用
のグローランプGと、雑音防止用のコンデンサ
C0とが並列的に接続されている。このような照
明器具は、第10図に示される回路素子以外に、
これらの回路素子を取り付けるための部品(たと
えば、ランプソケツトやグローソケツトなど)を
有している。また、これらの部品を取り付けるた
めのシヤーシ(機器本体)は、通常、金属で出来
ており、アースされる場合がある(入力電圧、ま
たは、安定器の2次電圧が150Vを越える場合は、
電気用品取締法等の法規でアースを義務づけてい
る。)。
FLを点灯制御するための回路を示す。蛍光灯FL
のフイラメントを各一端には、サイリスタのよう
な半導体スイツチQ1と限流要素となる安定器L1
とを介して交流電源Vが接続されている。蛍光灯
FLのフイラメントの各他端には、蛍光灯始動用
のグローランプGと、雑音防止用のコンデンサ
C0とが並列的に接続されている。このような照
明器具は、第10図に示される回路素子以外に、
これらの回路素子を取り付けるための部品(たと
えば、ランプソケツトやグローソケツトなど)を
有している。また、これらの部品を取り付けるた
めのシヤーシ(機器本体)は、通常、金属で出来
ており、アースされる場合がある(入力電圧、ま
たは、安定器の2次電圧が150Vを越える場合は、
電気用品取締法等の法規でアースを義務づけてい
る。)。
このような回路において、誘導雷などにより電
源ラインに数KVのサージ電圧が印加されること
があり、この場合、2種類のモードに別けて考え
ることができる。1つは、ノーマルモード、すな
わち、電源ライン間でサージ電圧が印加される場
合である。この場合には、電源Vと並列に、又
は、半導体スイツチQ1などの高電圧に弱い部分
と並列に、酸化亜鉛バリスタなどの電圧保護素子
を接続して保護することが可能である。もう1つ
は、コモンモード、すなわち、ラインとアースと
の間で、サージ電圧が印加される場合である。特
に、ラインがフローテイングの状態である場合に
は、このコモンモードとなる。このようなライン
がフローテイングの状態である場合は、最近、電
話線等も含めて、信号線を使つて制御する機器が
増えているので、比較的生じやすい。また、ライ
ンの一端がアースされていても、アースの線路イ
ンピーダンスによつては、コモンモードのサージ
電圧が印加されることになる。今、第10図の回
路において、電源ラインのa相とアースとの間
に、コモンモードのサージ電圧が印加された場合
に、シヤーシ(機器本体)がアースされていると
きには、たとえば、サージ電圧がランプソケツト
とシヤーシとの間の絶縁耐力を越えた時に、回路
図中の、点Pでランプソケツト−シヤーシ間の放
電ループを形成する。このときのサージ電流は、
回路上に大きな限流インピーダンス要素が存在し
ないために、非常に大きな電流となり、半導体ス
イツチQ1の電流耐量をオーバーし、半導体スイ
ツチQ1を破壊する原因となる。これを防止する
ためには、ランプソケツトや安定器L1などの絶
縁耐力を上げるようにすれば良いものであるが、
絶縁耐力を上げると部品が大型化するし、また、
機器に用いられている様々な部品について、それ
ぞれ個別に対策を施す必要があるので、コストア
ツプになるという問題がある。
源ラインに数KVのサージ電圧が印加されること
があり、この場合、2種類のモードに別けて考え
ることができる。1つは、ノーマルモード、すな
わち、電源ライン間でサージ電圧が印加される場
合である。この場合には、電源Vと並列に、又
は、半導体スイツチQ1などの高電圧に弱い部分
と並列に、酸化亜鉛バリスタなどの電圧保護素子
を接続して保護することが可能である。もう1つ
は、コモンモード、すなわち、ラインとアースと
の間で、サージ電圧が印加される場合である。特
に、ラインがフローテイングの状態である場合に
は、このコモンモードとなる。このようなライン
がフローテイングの状態である場合は、最近、電
話線等も含めて、信号線を使つて制御する機器が
増えているので、比較的生じやすい。また、ライ
ンの一端がアースされていても、アースの線路イ
ンピーダンスによつては、コモンモードのサージ
電圧が印加されることになる。今、第10図の回
路において、電源ラインのa相とアースとの間
に、コモンモードのサージ電圧が印加された場合
に、シヤーシ(機器本体)がアースされていると
きには、たとえば、サージ電圧がランプソケツト
とシヤーシとの間の絶縁耐力を越えた時に、回路
図中の、点Pでランプソケツト−シヤーシ間の放
電ループを形成する。このときのサージ電流は、
回路上に大きな限流インピーダンス要素が存在し
ないために、非常に大きな電流となり、半導体ス
イツチQ1の電流耐量をオーバーし、半導体スイ
ツチQ1を破壊する原因となる。これを防止する
ためには、ランプソケツトや安定器L1などの絶
縁耐力を上げるようにすれば良いものであるが、
絶縁耐力を上げると部品が大型化するし、また、
機器に用いられている様々な部品について、それ
ぞれ個別に対策を施す必要があるので、コストア
ツプになるという問題がある。
コモンモードのサージ電圧に対してのもう1つ
の対策としては、第11図に示されるように、電
源ラインとアースとの間に、電圧保護素子AV1,
AV2を接続するという方法も考えられる。しか
しながら、これらの素子の故障モードとしては、
短絡するという故障モードもあり、この場合には
シヤーシに電源ラインからの電流が流れるので、
感電の危険性がある。また、素子が持つている静
電容量により、機器が多数並列接続された場合の
アースへの漏れ電流が増加し、漏電ブレーカの誤
動作などを招くおそれがある。
の対策としては、第11図に示されるように、電
源ラインとアースとの間に、電圧保護素子AV1,
AV2を接続するという方法も考えられる。しか
しながら、これらの素子の故障モードとしては、
短絡するという故障モードもあり、この場合には
シヤーシに電源ラインからの電流が流れるので、
感電の危険性がある。また、素子が持つている静
電容量により、機器が多数並列接続された場合の
アースへの漏れ電流が増加し、漏電ブレーカの誤
動作などを招くおそれがある。
(考案の目的)
本考案は、上述のような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、機器に用い
られている個々の部品の絶縁耐力を上げることな
く、また、感電などの危険性がない方法でコモン
モードに対するサージ対策を施し、機器をサージ
から保護できるようにした端子台を簡単な構成で
実現することにある。
のであり、その目的とするところは、機器に用い
られている個々の部品の絶縁耐力を上げることな
く、また、感電などの危険性がない方法でコモン
モードに対するサージ対策を施し、機器をサージ
から保護できるようにした端子台を簡単な構成で
実現することにある。
(考案の開示)
本考案に係る端子台は、例えば、第1図乃至第
3図に示されるように、入力ラインa,bを接続
されて、機器に入力ラインa,bを電気的に接続
するための端子台Tにおいて、アースされるシヤ
ーシ2の一部を切り起こして、入力ラインa,b
を接続される導電板1a,1bに近付けることに
より、前記シヤーシ2の切起部2a,2bと前記
導電板1a,1bとの間に、機器の絶縁耐力より
も低い電圧にてサージ電圧を放電し得る放電ギヤ
ツプ3を形成したものである。
3図に示されるように、入力ラインa,bを接続
されて、機器に入力ラインa,bを電気的に接続
するための端子台Tにおいて、アースされるシヤ
ーシ2の一部を切り起こして、入力ラインa,b
を接続される導電板1a,1bに近付けることに
より、前記シヤーシ2の切起部2a,2bと前記
導電板1a,1bとの間に、機器の絶縁耐力より
も低い電圧にてサージ電圧を放電し得る放電ギヤ
ツプ3を形成したものである。
本考案は、このように構成されているので、入
力ラインa,bにコモンモードのサージ電圧が印
加されても、サージ電圧が導電板1a,1bとシ
ヤーシ2の切起部との間の放電ギヤツプ3におけ
る絶縁耐圧を越えると、この放電ギヤツプ3でサ
ージ電圧が放電されるから、機器の内部にはサー
ジ電圧が侵入することはなく、機器をサージ電圧
から確実に保護することができるものであり、し
かも、サージ電圧がないときには、放電ギヤツプ
3を介して入力ラインa,bからシヤーシ2に電
流が漏れることはないものである。
力ラインa,bにコモンモードのサージ電圧が印
加されても、サージ電圧が導電板1a,1bとシ
ヤーシ2の切起部との間の放電ギヤツプ3におけ
る絶縁耐圧を越えると、この放電ギヤツプ3でサ
ージ電圧が放電されるから、機器の内部にはサー
ジ電圧が侵入することはなく、機器をサージ電圧
から確実に保護することができるものであり、し
かも、サージ電圧がないときには、放電ギヤツプ
3を介して入力ラインa,bからシヤーシ2に電
流が漏れることはないものである。
以下、本考案の好ましい実施例を添付図面と共
に説明する。第1図は、本考案の一実施例に係る
端子台を用いた無接点切替式非常灯の回路図であ
る。端子台Tから機器側に供給された交流電源電
圧は、充電トランスTfの1次側に印加されてい
る。充電トランスTfの1次側には、コンデンサ
C1とヒユーズFとの直列回路が並列的に接続さ
れている。コンデンサC1の両端には、電圧保護
素子AV1が並列的に接続されている。充電トラ
ンスTfの2次側には、整流回路と限流要素とを
含む充電回路Xが接続されている。充電回路Xの
出力により蓄電池Bが充電されている。蓄電池B
の出力はインバータINVに供給されている。一
方、端子台Tから機器側に供給された交流電源電
圧は、トライアツクのような半導体スイツチQ1
と限流要素たる安定器L1とを介して、蛍光灯FL
のフイラメントの各一端に接続されている。半導
体スイツチQ1の両端には、電圧保護素子AV2が
並列的に接続されている。半導体スイツチQ1の
ゲートには、トリガ素子Q2と抵抗器R1との直列
回路よりなるトリガ回路が接続されており、この
トリガ回路は充電トランスTfの1次側巻線の途
中からトリガ電圧を供給されている。インバータ
INVの出力電圧は、蛍光灯FLのフイラメントの
各他端に印加されている。蛍光灯FLのフイラメ
ントの各他端には、始動用のグローランプGと限
流要素L2との直列回路が接続されている。交流
電源Vが停電されていないときには、サイリスタ
Q1がトリガ回路にてトリガされ、安定器L1を介
して限流された電流が蛍光灯FLに供給され、蛍
光灯FLが点灯される。交流電源Vが停電したと
きには、蓄電池Bからの電圧をインバータINV
にて高周波交流電圧に変換し、この高周波交流電
圧によつて蛍光灯FLが点灯される。
に説明する。第1図は、本考案の一実施例に係る
端子台を用いた無接点切替式非常灯の回路図であ
る。端子台Tから機器側に供給された交流電源電
圧は、充電トランスTfの1次側に印加されてい
る。充電トランスTfの1次側には、コンデンサ
C1とヒユーズFとの直列回路が並列的に接続さ
れている。コンデンサC1の両端には、電圧保護
素子AV1が並列的に接続されている。充電トラ
ンスTfの2次側には、整流回路と限流要素とを
含む充電回路Xが接続されている。充電回路Xの
出力により蓄電池Bが充電されている。蓄電池B
の出力はインバータINVに供給されている。一
方、端子台Tから機器側に供給された交流電源電
圧は、トライアツクのような半導体スイツチQ1
と限流要素たる安定器L1とを介して、蛍光灯FL
のフイラメントの各一端に接続されている。半導
体スイツチQ1の両端には、電圧保護素子AV2が
並列的に接続されている。半導体スイツチQ1の
ゲートには、トリガ素子Q2と抵抗器R1との直列
回路よりなるトリガ回路が接続されており、この
トリガ回路は充電トランスTfの1次側巻線の途
中からトリガ電圧を供給されている。インバータ
INVの出力電圧は、蛍光灯FLのフイラメントの
各他端に印加されている。蛍光灯FLのフイラメ
ントの各他端には、始動用のグローランプGと限
流要素L2との直列回路が接続されている。交流
電源Vが停電されていないときには、サイリスタ
Q1がトリガ回路にてトリガされ、安定器L1を介
して限流された電流が蛍光灯FLに供給され、蛍
光灯FLが点灯される。交流電源Vが停電したと
きには、蓄電池Bからの電圧をインバータINV
にて高周波交流電圧に変換し、この高周波交流電
圧によつて蛍光灯FLが点灯される。
本実施例では、ノーマルモードのサージ電圧に
対しては、端子台Tに設けた放電ギヤツプ3以外
に、電圧保護素子AV1,AV2による保護をも行
つている。また、コモンモードのサージ電圧に対
しては、端子台Tに設けられた放電ギヤツプ3に
よつて、保護しているため、従来のように機器内
におけるサージ電圧が、ランプソケツトや安定器
L1などの絶縁耐力を越えることはなく、半導体
スイツチQ1などの過電流破壊を防止することが
できる。第1図には、無接点切替式非常灯の例を
示したが、サージ電圧が印加される可能性のある
機器であれば、どのような機器であつても良い。
対しては、端子台Tに設けた放電ギヤツプ3以外
に、電圧保護素子AV1,AV2による保護をも行
つている。また、コモンモードのサージ電圧に対
しては、端子台Tに設けられた放電ギヤツプ3に
よつて、保護しているため、従来のように機器内
におけるサージ電圧が、ランプソケツトや安定器
L1などの絶縁耐力を越えることはなく、半導体
スイツチQ1などの過電流破壊を防止することが
できる。第1図には、無接点切替式非常灯の例を
示したが、サージ電圧が印加される可能性のある
機器であれば、どのような機器であつても良い。
次に、具体的な端子台の構造について説明す
る。第2図は第1図回路に用いられる引締型電源
端子台の分解斜視図であり、第3図はこの端子台
の縦断面図である。電源線は、端子7a,7bと
導電板1a,1bとの間に挿入され、端子螺子6
a,6bを締め付けることによつて接続される。
導電板1a,1bは、絶縁物で成型されたボデイ
4に打込鋲8を用いて取り付けられる。充電部を
保護するために、ボデイ4の上面には、絶縁物よ
りなるカバー5が取り付けられる。シヤーシ2に
端子台を取り付けるために、端子台のボデイ4の
裏面に設けられたスリツト4dには、シヤーシ2
からの切起部2a,2bが挿入されて、位置決め
が行われ、更に、シヤーシ2の丸穴2cを介して
端子台取付用の螺子9によりボデイ4をシヤーシ
2に固定する。シヤーシ2からの切起部2a,2
bは、取付時の位置決めを兼ねると同時に、第3
図に示されるように、導電板1a,1bとの間で
放電ギヤツプ3を形成している。
る。第2図は第1図回路に用いられる引締型電源
端子台の分解斜視図であり、第3図はこの端子台
の縦断面図である。電源線は、端子7a,7bと
導電板1a,1bとの間に挿入され、端子螺子6
a,6bを締め付けることによつて接続される。
導電板1a,1bは、絶縁物で成型されたボデイ
4に打込鋲8を用いて取り付けられる。充電部を
保護するために、ボデイ4の上面には、絶縁物よ
りなるカバー5が取り付けられる。シヤーシ2に
端子台を取り付けるために、端子台のボデイ4の
裏面に設けられたスリツト4dには、シヤーシ2
からの切起部2a,2bが挿入されて、位置決め
が行われ、更に、シヤーシ2の丸穴2cを介して
端子台取付用の螺子9によりボデイ4をシヤーシ
2に固定する。シヤーシ2からの切起部2a,2
bは、取付時の位置決めを兼ねると同時に、第3
図に示されるように、導電板1a,1bとの間で
放電ギヤツプ3を形成している。
カバー5の端子螺子6a,6bに対応する部分
には、端子螺子6a,6bの締め付け操作用の一
対の丸孔5a,5bが形成されている。また、カ
バー5の下面側には、ボデイ4との結合に用いら
れる係合爪5cが下方に向けて突設されている。
導電板1a,1bの一端は、放電ギヤツプ3を形
成するべく、略垂直に折曲されている。この垂直
折曲部11は、ボデイ4内に向けて折曲されてい
る。導電板1a,1bの他端側には、略U字状の
切欠部12を設けてあり、この切欠部12には、
端子7a,7bに螺着される端子螺子6a,6b
が装着されるようになつている。端子螺子6a,
6bは、端子台の電源側に配され、導電板1a,
1bの垂直折曲部11は、負荷側に配されてい
る。導電板1a,1bには、打ち込み鋲8を挿通
されるための丸穴13が設けられている。導電板
1a,1bにおける、負荷側に近い丸穴14には
機器内部への接続を行うための端子螺子(図示せ
ず)等が適宜装着されるものである。
には、端子螺子6a,6bの締め付け操作用の一
対の丸孔5a,5bが形成されている。また、カ
バー5の下面側には、ボデイ4との結合に用いら
れる係合爪5cが下方に向けて突設されている。
導電板1a,1bの一端は、放電ギヤツプ3を形
成するべく、略垂直に折曲されている。この垂直
折曲部11は、ボデイ4内に向けて折曲されてい
る。導電板1a,1bの他端側には、略U字状の
切欠部12を設けてあり、この切欠部12には、
端子7a,7bに螺着される端子螺子6a,6b
が装着されるようになつている。端子螺子6a,
6bは、端子台の電源側に配され、導電板1a,
1bの垂直折曲部11は、負荷側に配されてい
る。導電板1a,1bには、打ち込み鋲8を挿通
されるための丸穴13が設けられている。導電板
1a,1bにおける、負荷側に近い丸穴14には
機器内部への接続を行うための端子螺子(図示せ
ず)等が適宜装着されるものである。
シヤーシ2には、ボデイ4を固定するための螺
子9を挿通される丸穴2cが開口されており、こ
の丸穴2cの近傍には、上述のように、前記導電
板1a,1bの垂直折曲部11と対応するよう
に、切起部2a,2bが一対設けられている。第
3図の縦断面図を見れば分かるように、ボデイ4
の負荷側に近い底部には、シヤーシ2からの切起
部2a,2bを挿通するためのスリツト4dが設
けられている。この挿通孔4dから挿通されたシ
ヤーシ切起部2a,2bは、ボデイ4に打込鋲8
にて固定された導電板1a,1bの垂直折曲部1
1と対向するように配置されて、放電ギヤツプ3
を形成されている。この放電ギヤツプ3は、負荷
側の機器が絶縁破壊されるような電圧よりも低い
電圧にて放電を行うように設定されている。放電
ギヤツプ3の距離については、形状・温度・湿
度・気圧・印加時間等によつて異なるが、「電気
絶縁」〔松本安弘訳・近代科学社発行
(S35.12.1)〕第19頁によれば、第9図に示すよう
な特性図に従つて決定される。
子9を挿通される丸穴2cが開口されており、こ
の丸穴2cの近傍には、上述のように、前記導電
板1a,1bの垂直折曲部11と対応するよう
に、切起部2a,2bが一対設けられている。第
3図の縦断面図を見れば分かるように、ボデイ4
の負荷側に近い底部には、シヤーシ2からの切起
部2a,2bを挿通するためのスリツト4dが設
けられている。この挿通孔4dから挿通されたシ
ヤーシ切起部2a,2bは、ボデイ4に打込鋲8
にて固定された導電板1a,1bの垂直折曲部1
1と対向するように配置されて、放電ギヤツプ3
を形成されている。この放電ギヤツプ3は、負荷
側の機器が絶縁破壊されるような電圧よりも低い
電圧にて放電を行うように設定されている。放電
ギヤツプ3の距離については、形状・温度・湿
度・気圧・印加時間等によつて異なるが、「電気
絶縁」〔松本安弘訳・近代科学社発行
(S35.12.1)〕第19頁によれば、第9図に示すよう
な特性図に従つて決定される。
ボデイ4の中央部には、一対の導電板1a,1
bを隔てる隔壁部40が設けられており、この隔
壁部40には、カバー5の係合爪5cを係合する
ための角型の係合穴4cが一対設けられている。
また、その中央部には、ボデイ4とシヤーシ2と
の取付螺子9を挿通される取付穴43が設けられ
ている。隔壁部40の両側には、一対の導電板1
a,1bを収容するための凹所4a,4bがそれ
ぞれ設けられている。この凹所4a,4bの長手
方向略中央部には、導電板1a,1bを支持する
突段部41がそれぞれ設けられており、この突段
部41には打込鋲8を打ち込み固定するための固
定穴42がそれぞれ設けられている。ボデイ4の
電源側および負荷側の面には上縁部に切欠部を形
成され、ボデイ4とカバー5との間に、それぞれ
電源側および負荷側に接続されるリード線を引き
出すための空隙が形成されるようにしている。
bを隔てる隔壁部40が設けられており、この隔
壁部40には、カバー5の係合爪5cを係合する
ための角型の係合穴4cが一対設けられている。
また、その中央部には、ボデイ4とシヤーシ2と
の取付螺子9を挿通される取付穴43が設けられ
ている。隔壁部40の両側には、一対の導電板1
a,1bを収容するための凹所4a,4bがそれ
ぞれ設けられている。この凹所4a,4bの長手
方向略中央部には、導電板1a,1bを支持する
突段部41がそれぞれ設けられており、この突段
部41には打込鋲8を打ち込み固定するための固
定穴42がそれぞれ設けられている。ボデイ4の
電源側および負荷側の面には上縁部に切欠部を形
成され、ボデイ4とカバー5との間に、それぞれ
電源側および負荷側に接続されるリード線を引き
出すための空隙が形成されるようにしている。
第4図は本考案の他の実施例の分解斜視図、第
5図はその縦断面図である。前の実施例と同一の
部分には、同一の符号を付して重複する説明は省
略する。本実施例は、前の実施例と同じ引締型端
子台であるが、ボデイ4のシヤーシ2への取付構
造が異なつている。この実施例にあつては、ボデ
イ4の底面から位置決め用の一対のボス4eが突
設されている。この位置決め用のボス4eはシヤ
ーシ2に設けられた位置決め用の一対の丸穴2e
にそれぞれ嵌挿される。シヤーシ2とボデイ4と
の固定は、フツク型の切起部2dにより行なわれ
る。この切起部2dは中央部に割り溝を有し、両
側に拡開できるようになつている。端子台におけ
るボデイ4の中央部の取付穴43に、この切起部
2dを挿入した後、ボデイ4の上部より切起部2
dを押し広げるように変形させて、第5図に示さ
れるように、ボデイ4をシヤーシ2に取り付ける
ものである。
5図はその縦断面図である。前の実施例と同一の
部分には、同一の符号を付して重複する説明は省
略する。本実施例は、前の実施例と同じ引締型端
子台であるが、ボデイ4のシヤーシ2への取付構
造が異なつている。この実施例にあつては、ボデ
イ4の底面から位置決め用の一対のボス4eが突
設されている。この位置決め用のボス4eはシヤ
ーシ2に設けられた位置決め用の一対の丸穴2e
にそれぞれ嵌挿される。シヤーシ2とボデイ4と
の固定は、フツク型の切起部2dにより行なわれ
る。この切起部2dは中央部に割り溝を有し、両
側に拡開できるようになつている。端子台におけ
るボデイ4の中央部の取付穴43に、この切起部
2dを挿入した後、ボデイ4の上部より切起部2
dを押し広げるように変形させて、第5図に示さ
れるように、ボデイ4をシヤーシ2に取り付ける
ものである。
第6図は本考案のさらに他の実施例の分解斜視
図、第8図はその縦断面図である。この実施例に
あつては、シヤーシ2の側の切起部21には、略
M字型の係合穴22を設けてある。ボデイ4に
は、シヤーシ2からの切起部21を固定される一
対の凹所45が両側面に設けられている。シヤー
シ2の切起部21は、ボデイ4を挟み込んだ後、
ボデイ4の両側を押さえ込むように折曲されるよ
うになつている(第7図参照)。ボデイ4には前
述のM字型の凹所22に嵌挿されるM字型の突段
部46が形成されている。シヤーシ2からの切起
部21の先端部には、それぞれ舌片23が設けら
れている。ボデイ4には、この舌片23を嵌挿さ
れる切欠47が夫々設けられており、この切欠4
7は導電板1a,1bを収容する凹所4a,4b
と連通している。その他の構成については、前の
実施例と同様であるので、説明を省略する。第8
図を見れば明らかなように、放電ギヤツプ3は、
シヤーシ2からの切起部21の先端に設けられた
舌片23と導電板1a,1bの側端縁との間に形
成されるものである。
図、第8図はその縦断面図である。この実施例に
あつては、シヤーシ2の側の切起部21には、略
M字型の係合穴22を設けてある。ボデイ4に
は、シヤーシ2からの切起部21を固定される一
対の凹所45が両側面に設けられている。シヤー
シ2の切起部21は、ボデイ4を挟み込んだ後、
ボデイ4の両側を押さえ込むように折曲されるよ
うになつている(第7図参照)。ボデイ4には前
述のM字型の凹所22に嵌挿されるM字型の突段
部46が形成されている。シヤーシ2からの切起
部21の先端部には、それぞれ舌片23が設けら
れている。ボデイ4には、この舌片23を嵌挿さ
れる切欠47が夫々設けられており、この切欠4
7は導電板1a,1bを収容する凹所4a,4b
と連通している。その他の構成については、前の
実施例と同様であるので、説明を省略する。第8
図を見れば明らかなように、放電ギヤツプ3は、
シヤーシ2からの切起部21の先端に設けられた
舌片23と導電板1a,1bの側端縁との間に形
成されるものである。
なお、本考案は商用電源に接続される端子台に
限定されるものではなく、外部よりサージ電圧が
侵入してくるおそれのある機器に使用される端子
台であれば、サージ電圧から機器を保護する効果
を発揮するものである。
限定されるものではなく、外部よりサージ電圧が
侵入してくるおそれのある機器に使用される端子
台であれば、サージ電圧から機器を保護する効果
を発揮するものである。
(考案の効果)
上述のように、本考案にあつては、アースされ
るシヤーシの一部を切り起こして、入力ラインを
接続される導電板に近付けることにより、シヤー
シの切起部と導電板との間に、機器の絶縁耐力よ
りも低い電圧にてサージ電圧を放電し得る放電ギ
ヤツプを形成してあるので、入力ラインにコモン
モードのサージ電圧が印加されても、サージ電圧
が入力ラインとシヤーシとの間の放電ギヤツプに
おける絶縁耐圧を越えると、この放電ギヤツプで
サージ電圧が放電されるから、機器の内部にはサ
ージ電圧が侵入することはなく、簡単な構成であ
りながら機器をサージ電圧から確実に保護するこ
とができるという利点があり、したがつて、例え
ば蛍光灯器具に用いた場合においては、負荷側の
ランプソケツトや、安定器、グローソケツトなど
の各種の部品の絶縁耐圧性能を上げる必要がない
という利点があり、しかも、サージ電圧がないと
きには、放電ギヤツプを介して入力ラインからシ
ヤーシに電流が漏れることはないから、感電の危
険性はなく、また、漏電ブレーカ等の誤動作を招
くおそれもないという利点がある。
るシヤーシの一部を切り起こして、入力ラインを
接続される導電板に近付けることにより、シヤー
シの切起部と導電板との間に、機器の絶縁耐力よ
りも低い電圧にてサージ電圧を放電し得る放電ギ
ヤツプを形成してあるので、入力ラインにコモン
モードのサージ電圧が印加されても、サージ電圧
が入力ラインとシヤーシとの間の放電ギヤツプに
おける絶縁耐圧を越えると、この放電ギヤツプで
サージ電圧が放電されるから、機器の内部にはサ
ージ電圧が侵入することはなく、簡単な構成であ
りながら機器をサージ電圧から確実に保護するこ
とができるという利点があり、したがつて、例え
ば蛍光灯器具に用いた場合においては、負荷側の
ランプソケツトや、安定器、グローソケツトなど
の各種の部品の絶縁耐圧性能を上げる必要がない
という利点があり、しかも、サージ電圧がないと
きには、放電ギヤツプを介して入力ラインからシ
ヤーシに電流が漏れることはないから、感電の危
険性はなく、また、漏電ブレーカ等の誤動作を招
くおそれもないという利点がある。
第1図は本考案の一実施例に係る端子台を用い
た非常灯点灯装置の回路図、第2図は同上の端子
台の分解斜視図、第3図は同上の端子台の縦断面
図、第4図は本考案の他の実施例に係る端子台の
分解斜視図、第5図は同上の端子台の縦断面図、
第6図は本考案のさらに他の実施例に係る端子台
の分解斜視図、第7図は同上に用いるシヤーシの
切起部の斜視図、第8図は同上の端子台の縦断面
図、第9図は放電ギヤツプと放電電圧との関係を
示す図、第10図は従来例の回路図、第11図は
他の従来例の回路図である。 a,bは入力ライン、Tは端子台、1a,1b
は導電板、2はシヤーシ、3は放電ギヤツプであ
る。
た非常灯点灯装置の回路図、第2図は同上の端子
台の分解斜視図、第3図は同上の端子台の縦断面
図、第4図は本考案の他の実施例に係る端子台の
分解斜視図、第5図は同上の端子台の縦断面図、
第6図は本考案のさらに他の実施例に係る端子台
の分解斜視図、第7図は同上に用いるシヤーシの
切起部の斜視図、第8図は同上の端子台の縦断面
図、第9図は放電ギヤツプと放電電圧との関係を
示す図、第10図は従来例の回路図、第11図は
他の従来例の回路図である。 a,bは入力ライン、Tは端子台、1a,1b
は導電板、2はシヤーシ、3は放電ギヤツプであ
る。
Claims (1)
- 入力ラインを接続されて、機器に入力ラインを
電気的に接続するための端子台において、アース
されるシヤーシの一部を切り起こして、入力ライ
ンを接続される導電板に近付けることにより、前
記シヤーシの切起部と前記導電板との間に、機器
の絶縁耐力よりも低い電圧にてサージ電圧を放電
し得る放電ギヤツプを形成して成る端子台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986057266U JPH054695Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986057266U JPH054695Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62167376U JPS62167376U (ja) | 1987-10-23 |
| JPH054695Y2 true JPH054695Y2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=30886818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986057266U Expired - Lifetime JPH054695Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054695Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008090842A1 (ja) * | 2007-01-24 | 2008-07-31 | Daikin Industries, Ltd. | 端子台 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4314304A (en) * | 1980-03-27 | 1982-02-02 | Reliable Electric Company | Line protector for a communications circuit |
| JPS59161615U (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-29 | 日本高圧電気株式会社 | 柱上用変圧器の雷サ−ジに対する保護装置 |
| JPS6089763U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-19 | 株式会社明電舎 | 回転機用サ−ジアブソ−バ付端子台 |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP1986057266U patent/JPH054695Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62167376U (ja) | 1987-10-23 |
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