JPH054709U - キユービクルと引出し形電気機器 - Google Patents

キユービクルと引出し形電気機器

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JPH054709U
JPH054709U JP5167991U JP5167991U JPH054709U JP H054709 U JPH054709 U JP H054709U JP 5167991 U JP5167991 U JP 5167991U JP 5167991 U JP5167991 U JP 5167991U JP H054709 U JPH054709 U JP H054709U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縮小化と耐電圧特性を向上したキュービクル
及び引出し形電気機器を得る。 【構成】 キュービクル1内に設置した三相の電源側主
回路導体及び負荷側主回路導体と引出し形電気機器2と
を各々断路端子及び接続端子を介して接続するキュービ
クル1および引出し形電気機器2で、電源側断路端子1
8a,18b,18cと負荷側断路端子19a,19
b,19cとを水平方向に離間配置して設け、且つ各電
源側および負荷側における三相の断路端子を垂直方向に
離間配置してキュービクルを構成する。また収納する引
出し形電気機器も同様に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はキュービクルとこのキュービクル内に収納される引出し形電気機器に 係り、特に断路端子及び接続端子の配置構成に関したものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、ビル内の電気室等の限られた空間内に設置するキュービクルは、省スペ ースおよび前面からの保守の点から薄形に構成される傾向にある。この種薄形キ ュービクルは、保守が前面からできるので、電気室の壁に密着して設置でき、従 来のキュービクルが必要とした裏面側の点検通路が不要となる利点がある。
【0003】 一方、ビル内設置という特殊性から変圧器には乾式変圧器が使用されている。 また変圧器容量は比較的小さくてよく、例えば500KVAの変圧器の場合であ れば、変圧器の製作限界寸法の点から、奥行寸法が700〜900mmのキュー ビクルに変圧器を収納して設置している。そして、並設される他の引出し形電気 機器(例えば真空しゃ断器、真空開閉器、計器用変圧器等)を収納したキュービ クルも同寸法に形成されて設置されることになる。
【0004】 この種従来の引出し形電気機器の一例を図5に示す真空開閉器に基づいて説明 する。1はキュービクルで、中枠12によって機器収納室13を上下方向に複数 個備えている。キュービクル1の裏面側(図中右側)には、支持絶縁物14,1 5を介して主回路導体16,17が設けてあり、これら主回路導体16,17の 先端部には断路端子が設けて有る。
【0005】 2はコンビネーション形の真空開閉器で、下部に車輪21を備えて引出し自在 に中枠12上に収納されている。22,23は真空開閉器2と主回路導体16, 17の断路端子と接続される接続端子である。なお、図中11はキュービクルの 扉である。
【0006】 次に図6に示すものは、キュービクル1内の主回路導体16,17の概略図で あり、複数の引出し形電気機器(真空開閉器2)が段積み収納されることから、 絶縁被覆されている主回路導体16a,16b,16c及び17a,17b,1 7cは複雑に配置されている。図中において18a,18b,18c及び19a ,19b,19cは各々各相(三相)の断路端子であり電源側(18a,18b ,18c)が上部に、負荷側(19a,19b,19c)が下部にと垂直方向に 離間して配置され、且つ各相は水平方向に離間して配置されている。なお、図中 の3は変流器である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来のキュービクルの主回路導体側の断路端子(対応する引出し形電気機器の 接続端子)は、電源側の各断路端子と負荷側の各断路端子とが主回路導体の配置 方向(延設方向で普通は垂直方向)と直交する方向(水平方向)に配置されてい ることから、複数の電気機器を多段積みした場合には、主回路導体(特に負荷側 )の設置が複雑なものとなる。
【0008】 しかも特に負荷の主回路導体を配置するためのスペースが段積み電気機器間に 必要となることからキュービクルの上下方向寸法の縮小化に限界があり、または 段数の増加に限界があった。
【0009】 本考案は、これらの問題を解決して一層の簡略化と縮小化が図れるキュービク ル及び引出し形電気機器を提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、キュービクル内に設置した三相の電源側主回路導体及び負荷側主回 路導体と引出し形電気機器とを各々断路端子を介して接続するキュービクルおよ び引出し形電気機器で、 a.電源側断路端子と負荷側断路端子とを水平方向に離間配置して設け、且つ 各電源側および負荷側における三相の断路端子を垂直方向に離間配置してキュー ビクルを構成する。
【0011】 b.また電源側接続端子と負荷側接続端子とを水平方向に離間配置して設け、 且つ各電源側および負荷側における三相の接続端子を垂直方向に離間配置して引 出し形電気機器を構成する。
【0012】 ものである。
【0013】 c.引出し形電気機器は真空インタラプタとヒューズを備え、且つ両者を平行 配置すると共に絶縁距離を介してラップ配置して絶縁フレームに固定して構成し てある。
【0014】 d.真空インタラプタは一対の電極を包囲する金属シールドを備えると共に該 金属シールドをヒューズと同電位にして構成する。
【0015】 e.更には、真空インタラプタの少なくとも一部を絶縁フレームで包囲して構 成するものである。
【0016】
【作用】
電源側断路端子(接続端子)と負荷側断路端子(接続端子)とを水平方向に離 間配置して設け、且つ各電源側および負荷側における三相の断路端子を垂直方向 に離間配置してキュービクル(引出し形電気機器)を構成しているので、電源側 及び負荷側の主回路導体は簡単に接続設置でき、キュービクルの上下方向の縮小 化が図れ、また引出し形電気機器自体の縮小化と同時に耐電圧特性の向上が図れ るものである。
【0017】
【実施例】
本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。
【0018】 なお、前述の図5,図6と同一符号を付するものはこれらと同等品を示すので これらの詳細な説明は省略する。
【0019】 まず図1は、キュービクル1内の断路端子及び主回路導体配置の概略図を示す ものであり、複数の引出し形電気機器(真空開閉器2)が段積み収納されること に対応して、絶縁被覆されている三相の電源側の主回路導体16a,16b,1 6cが図中の左側に配置され、且つ図中の上方から下方に延設して設けてある。 一方三相の負荷側の主回路導体17a,17b,17cは図中の右側に配置され 、且つ変流器3を介して図中の下方から上方に延設して設けてある。
【0020】 そして電源側の主回路導体16a,16b,16cの先端部は垂直方向(図中 上下方向)に離間して配置され且つ垂直方向に離間配置されている断路端子18 a,18b,18cに接続されている。また同様に負荷側の主回路導体17a, 17b,17cの先端部は垂直方向(図中上下方向)に離間して配置され且つ垂 直方向に離間配置されている断路端子19a,19b,19cに接続されている 。なお、各断路端子18a,18b,18c,19a,19b,19cは後述す る図2に示すように支持絶縁物14,15にて支持固定されている。
【0021】 従って、主回路導体は電源側および負荷側いずれも配設が従来に比較して容易 であって配線工数の削減と上下方向のスペース削減が図れる。また主回路導体の 湾曲は単純となるので、安価な平角導体の使用が可能となる。
【0022】 次に図2〜図4に示すものは引出し形電気機器の一例である真空開閉器2の一 実施例である。真空開閉器2は、操作部24と垂直方向に三相分配置された極柱 20a,20b,20cとを主要な構成物にして構成されている。
【0023】 各極柱内には、図3に示すように真空インタラプタ4とヒューズ5が絶縁フレ ーム6内に固定配置されている。また操作部24内には、操作電磁石25、図示 省略のしゃ断ばねが配置され、且つリンク機構26を介して真空インタラプタ4 の開閉操作を行うように構成されている。
【0024】 22a,22b,22c,23a,23b,23cは接続端子であり、真空イ ンタラプタ4およびヒューズ5と、前述のキュービクル1内の断路端子18a, 18b,18c,19a,19b,19cとを接続するものである。
【0025】 ところで、図3に示すように幅方向の縮小化(図3の左右方向を約500mm )を図った場合に、真空インタラプタ4(長さ約90mm)とヒューズ5(長さ 約250mm)とを平行に配置した際に両者の一部がラップした場合に懸念され る問題がある。
【0026】 a.真空インタラプタ4の耐電圧特性低下の可能性の問題、 b.両者間の耐電圧特性低下の可能性の問題、 の点である。
【0027】 そこで考案者らは、検討した結果、図4に示すように真空インタラプタ4を構 成し、且つ絶縁フレーム6内に収納配置すれば良いことを見い出した。
【0028】 すなわち、図4において、絶縁部を備えた真空容器41内に一対の電極42, 43を備え、少なくとも一方の電極(実施例では電極43)が可動できるように 構成されている真空インタラプタ4を、電気的に直列で且つ接近しているヒュー ズ5と同電位となるように(実施例の場合は電極42と同電位)シールド44を 一対の電極を包囲して設けて構成することにより、真空インタラプタ4の外部と 内部の電位が同じとなり、真空インタラプタ4の耐電圧特性が低下することを防 止できることが判った。
【0029】 更には、図4のように真空インタラプタ4の一部を絶縁フレーム6が包囲する ように配置することにより、耐電圧特性が向上することが判った。実験結果では 、ヒューズ5が存在する場合には、真空インタラプタ4単体値と同様の耐電圧特 性が得られ、ヒューズ5が存在しない場合には、真空インタラプタ4単体値の約 20%アップの耐電圧特性が得られた。
【0030】
【考案の効果】
本考案のキュービクル1および引出し形電気機器2にあっては、電源側断路端 子(及び接続端子)と負荷側断路端子(接続端子)とを水平方向に離間配置して 設け、且つ各電源側および負荷側における三相の断路端子を垂直方向に離間配置 してキュービクルを構成しているので、電源側及び負荷側の主回路導体は簡単に 接続設置でき、キュービクルの上下方向の縮小化が図れる。
【0031】 また、キュービクル1内に収納する引出し形電気機器2は真空インタラプタ4 とヒューズ5を備え、且つ両者を平行配置すると共に絶縁距離を介してラップ配 置して絶縁フレーム6に固定して構成しているので、引出し形電気機器2の幅方 向の縮小化が図れ、しいてはキュービクル1の幅方向の縮小化が図れる。
【0032】 更に、真空インタラプタ4は一対の電極を包囲する金属シールド44を備える と共に金属シールド44をヒューズ5と同電位にして構成すると耐電圧特性の向 上が図れる。更にまた、真空インタラプタ4の少なくとも一部を絶縁フレーム6 で包囲して構成することにより一層の耐電圧特性の向上が期待できるものである 。
【0033】 従って、本考案によれば、キュービクル及び引出し形電気機器の縮小化と耐電 圧特性の向上した機器が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るキュービクルの断路端
子及び主回路導体配置の概略図。
【図2】本考案の一実施例に係る引出し形電気機器の側
面図。
【図3】図2のA−A線要部断面図。
【図4】図3の真空インタラプタ部分の詳細図。
【図5】従来の引出し形電気機器の概略側面図。
【図6】従来のキュービクルの断路端子及び主回路導体
配置の概略図。
【符号の説明】
1…キュービクル、16a,16b,16c…電源側主
回路導体、17a,17b,17c…負荷側主回路導
体、18a,18b,18c…電源側断路端子、19
a,19b,19c…負荷側断路端子、2…引出し形電
気機器、22a,22b,22c,23a,23b,2
3c…接続端子、4…真空インタラプタ、5…ヒュー
ズ、6…絶縁フレーム、42,43…電極、44…金属
シールド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02B 13/02 7028−5G H02B 11/12 A 9059−5G 13/02 A

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キュービクル内に設置した三相の電源側
    主回路導体及び負荷側主回路導体と引出し形電気機器と
    を各々断路端子を介して接続するキュービクルにおい
    て、電源側断路端子と負荷側断路端子とを水平方向に離
    間配置して設け、且つ各電源側および負荷側における三
    相の断路端子を垂直方向に離間配置して設けて構成した
    ことを特徴とするキュービクル。
  2. 【請求項2】 キュービクル内に設置した三相の電源側
    主回路導体及び負荷側主回路導体と各々接続端子を介し
    て接続する引出し形電気機器において、電源側接続端子
    と負荷側接続端子とを水平方向に離間配置して設け、且
    つ各電源側および負荷側における三相の接続端子を垂直
    方向に離間配置して設けて構成したことを特徴とする引
    出し形電気機器。
  3. 【請求項3】 引出し形電気機器を真空インタラプタと
    ヒューズを備え、且つ両者を平行配置すると共に絶縁距
    離を介してラップ配置して絶縁フレームに固定して構成
    した真空開閉器であることを特徴とする請求項2項記載
    の引出し形電気機器。
  4. 【請求項4】 真空インタラプタ内に一対の電極を包囲
    する金属シールドを設けると共に該金属シールドをヒュ
    ーズと同電位とした真空開閉器であることを特徴とする
    請求項2項記載の引出し形電気機器。
  5. 【請求項5】 真空インタラプタの少なくとも一部を絶
    縁フレームで包囲した真空開閉器であることを特徴とす
    る請求項3項記載の引出し形電気機器。
JP5167991U 1991-07-04 1991-07-04 キュービクルと引出し形電気機器 Expired - Fee Related JP2555705Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009060724A1 (ja) * 2007-11-05 2009-05-14 Meidensha Corporation 電磁接触器
JP2019096447A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 株式会社明電舎 固体絶縁開閉装置

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