JPH0547296B2 - - Google Patents
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- JPH0547296B2 JPH0547296B2 JP17193283A JP17193283A JPH0547296B2 JP H0547296 B2 JPH0547296 B2 JP H0547296B2 JP 17193283 A JP17193283 A JP 17193283A JP 17193283 A JP17193283 A JP 17193283A JP H0547296 B2 JPH0547296 B2 JP H0547296B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- tube
- branch pipe
- pipe
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES, PROFILES OR LIKE SEMI-MANUFACTURED PRODUCTS OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C37/00—Manufacture of metal sheets, rods, wire, tubes, profiles or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
- B21C37/06—Manufacture of metal sheets, rods, wire, tubes, profiles or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
- B21C37/15—Making tubes of special shape; Making tube fittings
- B21C37/28—Making tube fittings for connecting pipes, e.g. U-pieces
- B21C37/29—Making branched pieces, e.g. T-pieces
- B21C37/292—Forming collars by drawing or pushing a rigid forming tool through an opening in the tube wall
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、配管の分岐部に用いられるT型分岐
管継手(以下、T継手と略称する)のように枝管
をもつ継目無分岐管の製造方法に関する。
管継手(以下、T継手と略称する)のように枝管
をもつ継目無分岐管の製造方法に関する。
上記T継手は、第1図に示すように母管2と枝
管3よりなり、これは分岐管の最も代表的な例と
して挙げられるものであり、以下このT継手の製
造を例にとつて説明を進める。
管3よりなり、これは分岐管の最も代表的な例と
して挙げられるものであり、以下このT継手の製
造を例にとつて説明を進める。
さて、T継手の製造法のうち、最も簡便な方法
は、直接引抜法である。この方法を第2図に示
す。すなわち、まずイ(aは縦断側面図、bは同
じく正面図、以下同様)に示すように、目標とす
る製品母管2と同一外径で略々同一長さの真円素
管(直管)5の枝出し予定部(枝管3の形成予定
部)に透孔(以下、下穴と呼ぶ)6をあけ、次い
でその下穴周辺または素管全体を加熱してから、
目標製品の枝管外郭形状と略々同一形状のダイス
穴(ダイス穴径≒枝管外径D2)8を有する引抜
きダイス7上にセツトするとともに、そのダイス
穴8から下穴6を通して管内に臨ましめた引抜棒
9に、目標製品枝管3の内径d2によりも仕上代分
だけ小さい外径dpの引抜プラグ10を連結固定す
る。そうしてこの引抜棒9を、ロに示す如く下方
に引き、引抜プラグ10の通過により下穴6を拡
げると同時に下穴周辺の部分を曲げてダイス穴8
内に引き込み、こうして枝管用の成形完了部(以
下、枝管部と言う)3′を得る。
は、直接引抜法である。この方法を第2図に示
す。すなわち、まずイ(aは縦断側面図、bは同
じく正面図、以下同様)に示すように、目標とす
る製品母管2と同一外径で略々同一長さの真円素
管(直管)5の枝出し予定部(枝管3の形成予定
部)に透孔(以下、下穴と呼ぶ)6をあけ、次い
でその下穴周辺または素管全体を加熱してから、
目標製品の枝管外郭形状と略々同一形状のダイス
穴(ダイス穴径≒枝管外径D2)8を有する引抜
きダイス7上にセツトするとともに、そのダイス
穴8から下穴6を通して管内に臨ましめた引抜棒
9に、目標製品枝管3の内径d2によりも仕上代分
だけ小さい外径dpの引抜プラグ10を連結固定す
る。そうしてこの引抜棒9を、ロに示す如く下方
に引き、引抜プラグ10の通過により下穴6を拡
げると同時に下穴周辺の部分を曲げてダイス穴8
内に引き込み、こうして枝管用の成形完了部(以
下、枝管部と言う)3′を得る。
しかし、この成形法では枝管部3′の形成に、
第2図イにA(クロスハツチング部分)で示した
外径:dp(引抜プラグ10の外径)、内径:d0(素
管下穴6の径)、高さ:T0(素管肉厚)の円筒状
の領域内の材料だけしか使われないため、形成す
る枝管部3′の高さH′2が制約される。T継手の
如きものにあつては、枝管3の高さH2は枝管に
管等を溶接する場合の作業性の点から、更に強度
上重要な枝管付根をその溶接部から遠ざけるとい
う意味においても、できるだけ大きいことが望ま
れ、したがつて低い枝管部3′しか得られないと
いうことは大きな欠点となるものである。素管肉
厚T0は通常は製品母管肉厚T1と同一にするか、
素管肉厚T0を製品母管肉厚T1より大きくとり、
前記A部の体積(材料量)を増加させる方法もあ
る。しかしながらこの方法では、母管部2が不必
要に厚肉となるので歩留的に不利となる。これと
関連した直接引抜法のもう1つの欠点は、素管肉
厚T0が極めて厚い場合に枝管部3′の形成が困難
となることである。すなわち、本発明者の経験に
よれば、とくにT0がT0/D2>0.8(D2:ダイス穴
8の径)の範囲になると、下穴6周辺の曲げが困
難となるため、第3図に示したようにプラグ引抜
加工により下穴6の拡がり変形が優先的に生じる
ようになり、枝管部3′の高さH′2は却つて小さ
なものとなる。直接引抜法では一般に、この枝管
部の高さH′2としてはダイス穴径D2の0.3倍程度が
成形限界とされる。
第2図イにA(クロスハツチング部分)で示した
外径:dp(引抜プラグ10の外径)、内径:d0(素
管下穴6の径)、高さ:T0(素管肉厚)の円筒状
の領域内の材料だけしか使われないため、形成す
る枝管部3′の高さH′2が制約される。T継手の
如きものにあつては、枝管3の高さH2は枝管に
管等を溶接する場合の作業性の点から、更に強度
上重要な枝管付根をその溶接部から遠ざけるとい
う意味においても、できるだけ大きいことが望ま
れ、したがつて低い枝管部3′しか得られないと
いうことは大きな欠点となるものである。素管肉
厚T0は通常は製品母管肉厚T1と同一にするか、
素管肉厚T0を製品母管肉厚T1より大きくとり、
前記A部の体積(材料量)を増加させる方法もあ
る。しかしながらこの方法では、母管部2が不必
要に厚肉となるので歩留的に不利となる。これと
関連した直接引抜法のもう1つの欠点は、素管肉
厚T0が極めて厚い場合に枝管部3′の形成が困難
となることである。すなわち、本発明者の経験に
よれば、とくにT0がT0/D2>0.8(D2:ダイス穴
8の径)の範囲になると、下穴6周辺の曲げが困
難となるため、第3図に示したようにプラグ引抜
加工により下穴6の拡がり変形が優先的に生じる
ようになり、枝管部3′の高さH′2は却つて小さ
なものとなる。直接引抜法では一般に、この枝管
部の高さH′2としてはダイス穴径D2の0.3倍程度が
成形限界とされる。
高さの大きい枝管3を得るにはダイス穴8内に
材料を強制的に流し込むようにする必要があり、
この点を考慮した成形法としては、バルジ成形法
と縮径−引抜法が知られる。すなわち、まずバル
ジ成形法について言えば、これは一般に冷間で実
施され、第4図イに示す如く目標製品母管2と同
径、同肉厚で長さはより大き目の素管11を用
い、目標製品外郭形状と同一の内面形状をもつ上
下一対のダイス12,12′にセツトした状態で
素管11に油圧等で内圧を付与しつつその素管に
両管端からピストン13,13にて軸圧縮を加
え、枝管形成側ダイス12′に設けたダイス穴8
に、同図ロに示すように材料を押込み流入させ、
目標製品母管長L1より仕上代分だけ長いL′1の母
管部2′(母管用の成形完了部を意味する)と、
同製品枝管高さH2より大きい高さH′2の隆起部
3″を有する半成品14を得る。この半成品の隆
起部3″の閉塞頭部を切捨てて枝管部となす。
材料を強制的に流し込むようにする必要があり、
この点を考慮した成形法としては、バルジ成形法
と縮径−引抜法が知られる。すなわち、まずバル
ジ成形法について言えば、これは一般に冷間で実
施され、第4図イに示す如く目標製品母管2と同
径、同肉厚で長さはより大き目の素管11を用
い、目標製品外郭形状と同一の内面形状をもつ上
下一対のダイス12,12′にセツトした状態で
素管11に油圧等で内圧を付与しつつその素管に
両管端からピストン13,13にて軸圧縮を加
え、枝管形成側ダイス12′に設けたダイス穴8
に、同図ロに示すように材料を押込み流入させ、
目標製品母管長L1より仕上代分だけ長いL′1の母
管部2′(母管用の成形完了部を意味する)と、
同製品枝管高さH2より大きい高さH′2の隆起部
3″を有する半成品14を得る。この半成品の隆
起部3″の閉塞頭部を切捨てて枝管部となす。
この加工法は、素管への内圧と軸圧縮力の作用
により効率的に隆起部3″を形成することができ
るものであるが、得ようとする枝管径D2と母管
径D1の比D2/D1(以下、径比と呼ぶ)が小さくな
るにつれ、また素管肉圧T0とダイス穴径D2の比
T0/D2が大きくなるにつれ、ダイス穴8への材
料の流入が生じにくくなり、このため実際上有効
なのは通常D2/D1>0.4、T0/D2<0.2の範囲で
ある。
により効率的に隆起部3″を形成することができ
るものであるが、得ようとする枝管径D2と母管
径D1の比D2/D1(以下、径比と呼ぶ)が小さくな
るにつれ、また素管肉圧T0とダイス穴径D2の比
T0/D2が大きくなるにつれ、ダイス穴8への材
料の流入が生じにくくなり、このため実際上有効
なのは通常D2/D1>0.4、T0/D2<0.2の範囲で
ある。
一方、縮径−引抜法は素管を周方向に圧縮して
枝管用の隆起部を形成する加工法で、熱間加工を
原則とする。通常、目標製品母管外径D1の1.2〜
1.4倍ほどの外径の素管を用い、これにまず偏平
加工を施して断面短径(外径)が製品母管径D1
に略々等しい偏平管となし、これを第5図イに示
す如く目標製品外郭形状と略々同一の内面形状を
もつ上下一対のダイス16,16′にセツトして、
長径方向にプレスにて加圧することにより周方向
に圧縮する加圧を行い、枝管形成側ダイス16′
に設けたダイス穴8へ材料を流し込んで同図ロに
示す如く隆起部3″を得る。そうしてその隆起部
3″の頂点に下穴を穿ち、既述したプラグ引抜法
(第2図)を適用して枝管部3′を形成する。
枝管用の隆起部を形成する加工法で、熱間加工を
原則とする。通常、目標製品母管外径D1の1.2〜
1.4倍ほどの外径の素管を用い、これにまず偏平
加工を施して断面短径(外径)が製品母管径D1
に略々等しい偏平管となし、これを第5図イに示
す如く目標製品外郭形状と略々同一の内面形状を
もつ上下一対のダイス16,16′にセツトして、
長径方向にプレスにて加圧することにより周方向
に圧縮する加圧を行い、枝管形成側ダイス16′
に設けたダイス穴8へ材料を流し込んで同図ロに
示す如く隆起部3″を得る。そうしてその隆起部
3″の頂点に下穴を穿ち、既述したプラグ引抜法
(第2図)を適用して枝管部3′を形成する。
この縮径−引抜法も、前記バルジ成形法と同
様、径比D2/D1が小さくなるにつれ、またT0/
D2が大きくなるにつれダイス穴8への材料の押
込みが困難となり、したがつてこの場合にもその
適用は、実質上D2/D1>0.3かつT0/D2<0.3の
条件範囲に限られる。
様、径比D2/D1が小さくなるにつれ、またT0/
D2が大きくなるにつれダイス穴8への材料の押
込みが困難となり、したがつてこの場合にもその
適用は、実質上D2/D1>0.3かつT0/D2<0.3の
条件範囲に限られる。
以上に示した管を素材とする成形法で製造し得
ない寸法のT継手を得る方法に、鍛造削り出しに
よるものがある。第6図イに示す如く外郭形状を
製品T継手が採取可能な概略寸法とした中実ブロ
ツクを鍛造でつくり、このブロツクから製品を削
り出す方法、或いは同図ロに示すように枝管形成
部17を凸形状に残した中空ブロツクに鍛造し、
そこから製品を削り出す方法があるが、このよう
なものはそもそも切削加工に手間がかかり非能率
的であるのみならず、強度上重要な意味をもつ枝
管やクロツチ部の管内面側の鍛錬の度合いが、管
を素材として成形で形を出す前述の諸方法に較べ
ると格段に劣るものである。
ない寸法のT継手を得る方法に、鍛造削り出しに
よるものがある。第6図イに示す如く外郭形状を
製品T継手が採取可能な概略寸法とした中実ブロ
ツクを鍛造でつくり、このブロツクから製品を削
り出す方法、或いは同図ロに示すように枝管形成
部17を凸形状に残した中空ブロツクに鍛造し、
そこから製品を削り出す方法があるが、このよう
なものはそもそも切削加工に手間がかかり非能率
的であるのみならず、強度上重要な意味をもつ枝
管やクロツチ部の管内面側の鍛錬の度合いが、管
を素材として成形で形を出す前述の諸方法に較べ
ると格段に劣るものである。
上記に鑑み本発明は、素材として管を使用し、
前記バルジ成形法や縮径−引抜法の如き従来法で
は製造し得ない分岐管を製造する方法の提供を目
的とするもので、円形断面素管を偏平化して得た
偏平管体23内に、プラグ24を横向きに取付け
たマンドレル25を挿入して、そのプラグ24を
偏平管体23に長径方向に向けてセツトした状態
で該偏平管体23を長径方向に押圧し、該長辺方
向が短辺方向となる二次偏平管27となし、その
押圧力にて前記マンドレル25を介してプラグ2
4を管内面から肉厚方向に押込むことにより管外
面側に隆起部28を形成する予成形を行い、次い
でこの予成形後の管体38の偏平を矯正する加工
を施してのち使用済みのマンドレル25とプラグ
24を取去り、しかるのち前記隆起部28をダイ
ス7のダイス穴8に密に嵌入した状態で、該隆起
部28に対しプラグ引抜き法による枝出し加工を
施すことを特徴とする方法である。
前記バルジ成形法や縮径−引抜法の如き従来法で
は製造し得ない分岐管を製造する方法の提供を目
的とするもので、円形断面素管を偏平化して得た
偏平管体23内に、プラグ24を横向きに取付け
たマンドレル25を挿入して、そのプラグ24を
偏平管体23に長径方向に向けてセツトした状態
で該偏平管体23を長径方向に押圧し、該長辺方
向が短辺方向となる二次偏平管27となし、その
押圧力にて前記マンドレル25を介してプラグ2
4を管内面から肉厚方向に押込むことにより管外
面側に隆起部28を形成する予成形を行い、次い
でこの予成形後の管体38の偏平を矯正する加工
を施してのち使用済みのマンドレル25とプラグ
24を取去り、しかるのち前記隆起部28をダイ
ス7のダイス穴8に密に嵌入した状態で、該隆起
部28に対しプラグ引抜き法による枝出し加工を
施すことを特徴とする方法である。
以下、本発明の方法を手順を追つて詳細に説明
する。
する。
真円状の素管(直管)を用意し、まずこれを
偏平化して一次偏平管を得る。すなわち、第7
図イに示す如く真円素管19をその外半径(1/
2D0)よりも大きな曲率半径Rの円弧状断面の
溝20をもつ上下一対の偏平ダイス21,22
にセツトし、同図ロに示すようにプレス(図示
せず)にて上ダイス21を降下させて、この素
管19を両ダイス21,22間で押圧する偏平
加工を行い、一次偏平管23を得る。この偏平
化の程度は、後述のマンドレル25とプラグ2
4を管内にセツトし得る範囲とする。使用する
素管19の外径は偏平加工による周長の減少な
らびに後述の型入れによる真円度矯正の効果の
点から、D1の1.02〜1.05倍程度とするのが望ま
しい。またその長さは、目標製品母管長L1に
若干の仕上代を見込んだ長さとすればよい。素
管肉厚T0の選択は、本発明の方法ではとくに
重要な意味をもち、このT0は目標製品母管肉
厚T1と同製品枝管3の体積から決められる。
この点については後で詳述する。
偏平化して一次偏平管を得る。すなわち、第7
図イに示す如く真円素管19をその外半径(1/
2D0)よりも大きな曲率半径Rの円弧状断面の
溝20をもつ上下一対の偏平ダイス21,22
にセツトし、同図ロに示すようにプレス(図示
せず)にて上ダイス21を降下させて、この素
管19を両ダイス21,22間で押圧する偏平
加工を行い、一次偏平管23を得る。この偏平
化の程度は、後述のマンドレル25とプラグ2
4を管内にセツトし得る範囲とする。使用する
素管19の外径は偏平加工による周長の減少な
らびに後述の型入れによる真円度矯正の効果の
点から、D1の1.02〜1.05倍程度とするのが望ま
しい。またその長さは、目標製品母管長L1に
若干の仕上代を見込んだ長さとすればよい。素
管肉厚T0の選択は、本発明の方法ではとくに
重要な意味をもち、このT0は目標製品母管肉
厚T1と同製品枝管3の体積から決められる。
この点については後で詳述する。
なお、この偏平加工は冷間、熱間の何れの加
工でも可能である。
工でも可能である。
次にこの一次偏平管23について、管外面側
に枝管用の隆起部を形成する予成形を行う。同
図ハに示すように一次偏平管23を上記偏平加
工時の状態から90°回転させて長径方向をダイ
ス対向方向(鉛直)に向けるとともに、素管よ
り長目のマンドレル25にそれと直角の向きに
プラグ24を取付けてなる工具を前記一次偏平
管23内に挿入、セツトする。次途偏平管23
を、図示のように下ダイス22に設けられた目
標製品枝管径D2と略々等しい径のダイス穴2
6に枝出し予定部が対応するようにセツトする
とともに、工具はそのプラグ24を前記一次偏
平管23の長径方向に向けてダイス穴26に対
応した枝出し予定部の管内面側に位置せしめ
る。使用するマンドレル25とプラグ24は細
径のボルト或いは点溶接等により両者を比較的
簡単に分離し得るように連結しておく。プラグ
24の径dpについては、後述する。マンドレ
ル25のプラグ取付側と反対の面(背面)2
5′は、下記のプラグ押込み過程でその背面2
5′と接触する素管内面が変形するのを避ける
意味から、適当な円弧面とすることが推奨され
る。
に枝管用の隆起部を形成する予成形を行う。同
図ハに示すように一次偏平管23を上記偏平加
工時の状態から90°回転させて長径方向をダイ
ス対向方向(鉛直)に向けるとともに、素管よ
り長目のマンドレル25にそれと直角の向きに
プラグ24を取付けてなる工具を前記一次偏平
管23内に挿入、セツトする。次途偏平管23
を、図示のように下ダイス22に設けられた目
標製品枝管径D2と略々等しい径のダイス穴2
6に枝出し予定部が対応するようにセツトする
とともに、工具はそのプラグ24を前記一次偏
平管23の長径方向に向けてダイス穴26に対
応した枝出し予定部の管内面側に位置せしめ
る。使用するマンドレル25とプラグ24は細
径のボルト或いは点溶接等により両者を比較的
簡単に分離し得るように連結しておく。プラグ
24の径dpについては、後述する。マンドレ
ル25のプラグ取付側と反対の面(背面)2
5′は、下記のプラグ押込み過程でその背面2
5′と接触する素管内面が変形するのを避ける
意味から、適当な円弧面とすることが推奨され
る。
上記のようにセツトした状態で、同図ニに示
す如くプレスにより上ダイス21を下降させ、
一次偏平管23を長径方向に押圧しその内面で
マンドレル25の背面25′を押してプラグ2
4を管内面から肉厚方向に押込み、これにより
ダイス穴26に材料を押し込んで管外面の枝出
し予定部に隆起部28を形成する。この際、得
られる二次偏平管27の長径方向と短径方向は
第7図ロの場合と逆になる。隆起部28の体積
V2は目標製品枝管3の体積をまかない得るも
のとしなければならない。なお、プラグの押圧
操作はマンドレル25を介して行われるため、
プラグ押込みの反力Fは第8図にfで示すよう
に分散された形でマンドレル背面25′と接触
する管内面29に伝えられることになり、した
がつてそれによる管内面の変形はきわめて軽微
に止められ、問題とはならない。
す如くプレスにより上ダイス21を下降させ、
一次偏平管23を長径方向に押圧しその内面で
マンドレル25の背面25′を押してプラグ2
4を管内面から肉厚方向に押込み、これにより
ダイス穴26に材料を押し込んで管外面の枝出
し予定部に隆起部28を形成する。この際、得
られる二次偏平管27の長径方向と短径方向は
第7図ロの場合と逆になる。隆起部28の体積
V2は目標製品枝管3の体積をまかない得るも
のとしなければならない。なお、プラグの押圧
操作はマンドレル25を介して行われるため、
プラグ押込みの反力Fは第8図にfで示すよう
に分散された形でマンドレル背面25′と接触
する管内面29に伝えられることになり、した
がつてそれによる管内面の変形はきわめて軽微
に止められ、問題とはならない。
以上が予成形までの基本手順であるが、ここで
上記予成形については次のことが言える。すなわ
ち、第9図イを参照して説明すると、プラグ24
押込みによる予成形で管外面に形成される隆起部
28の体積V2は、プラグ24の押込みにより排
除される素管材料の体積(以下、排除体積と言
う)V1が増すにつれて大きくなつてゆくのは自
明であるが、このV2とV1の比V2/V1×100(%)
(:押出し効率)はプラグ径dpとダイス穴径D2の
比dp/D2に依存する。同図ロは実験結果に基く
V2/V1とdp/D2の関係であるが、同図に明らか
なように押出し効率V2/V1×100(%)はdp/D2
の値が大きくなるに伴い一次関数的に向上する。
すなわち、同一の排除体積V1ではdp/D2を大き
くとる方がより大きな隆起部体積V2が得られる
のであり、この実験結果によれば、dp/D2≒1.1
とすることによつて排除体積V1と同一の隆起部
体積V2、つまり100%の押出し効率が達成され
る。
上記予成形については次のことが言える。すなわ
ち、第9図イを参照して説明すると、プラグ24
押込みによる予成形で管外面に形成される隆起部
28の体積V2は、プラグ24の押込みにより排
除される素管材料の体積(以下、排除体積と言
う)V1が増すにつれて大きくなつてゆくのは自
明であるが、このV2とV1の比V2/V1×100(%)
(:押出し効率)はプラグ径dpとダイス穴径D2の
比dp/D2に依存する。同図ロは実験結果に基く
V2/V1とdp/D2の関係であるが、同図に明らか
なように押出し効率V2/V1×100(%)はdp/D2
の値が大きくなるに伴い一次関数的に向上する。
すなわち、同一の排除体積V1ではdp/D2を大き
くとる方がより大きな隆起部体積V2が得られる
のであり、この実験結果によれば、dp/D2≒1.1
とすることによつて排除体積V1と同一の隆起部
体積V2、つまり100%の押出し効率が達成され
る。
なお、上記の実験結果において、dp/D2の値
が1.1よりも小さい場合の材料の流れは、第11
図に示す状態となる。すなわちdp/D2の値が1.1
よりも小さいとV1>V2となり、V1−V2の材料
は、プラグ24の周辺に盛り上がり41となつて
現れる。また、dp/D2の値を1.1以上にしても
V1/V2は1(100%)以上にはなり得ない。すな
わち、第12図に示すように、dp/D2の値が1.1
を超えるようにdpを大きくすると、プラグ押込
み力が極めて大きくなり、材料はプラグ24の周
辺に盛り上がるようになる。つまり、dpが大き
くなるとプラグ周辺の材料はダイスの穴より遠く
にあるのでダイス穴に流れにくくなり、ダイス2
4の周辺に盛り上がつてしまうのである。したが
つて、dpを必要以上に大きくすることは、効率
を悪化させるだけである。
が1.1よりも小さい場合の材料の流れは、第11
図に示す状態となる。すなわちdp/D2の値が1.1
よりも小さいとV1>V2となり、V1−V2の材料
は、プラグ24の周辺に盛り上がり41となつて
現れる。また、dp/D2の値を1.1以上にしても
V1/V2は1(100%)以上にはなり得ない。すな
わち、第12図に示すように、dp/D2の値が1.1
を超えるようにdpを大きくすると、プラグ押込
み力が極めて大きくなり、材料はプラグ24の周
辺に盛り上がるようになる。つまり、dpが大き
くなるとプラグ周辺の材料はダイスの穴より遠く
にあるのでダイス穴に流れにくくなり、ダイス2
4の周辺に盛り上がつてしまうのである。したが
つて、dpを必要以上に大きくすることは、効率
を悪化させるだけである。
さて、本発明方法の場合、この予成形におい
て、隆起部28の体積V2として、目標製品枝管
3の体積をまかない得るものを確保しなければな
らないわけであるが、したがつて実施条件として
プラグ径dpとその押込み深さh、そして素管肉
厚T0について次のように決めるものである。ま
ずdpは、押出し効率V2/V1×100(%)を100%
とするためにdp/D2≒1.1となるように決めれば
よい。そしてhは、目標製品枝管の体積からそれ
をまかなうに足る隆起部体積V2を求め、必要排
除体積V1(=V2)に対応したプラグ押込み深さh
を算出し、これを実施条件とする。T0は、目標
製品母管肉厚T1にこの算出h値を加えて更に若
干の削り代を見込んだ値とする。
て、隆起部28の体積V2として、目標製品枝管
3の体積をまかない得るものを確保しなければな
らないわけであるが、したがつて実施条件として
プラグ径dpとその押込み深さh、そして素管肉
厚T0について次のように決めるものである。ま
ずdpは、押出し効率V2/V1×100(%)を100%
とするためにdp/D2≒1.1となるように決めれば
よい。そしてhは、目標製品枝管の体積からそれ
をまかなうに足る隆起部体積V2を求め、必要排
除体積V1(=V2)に対応したプラグ押込み深さh
を算出し、これを実施条件とする。T0は、目標
製品母管肉厚T1にこの算出h値を加えて更に若
干の削り代を見込んだ値とする。
なお、目標製品枝管の体積とは、第13図に示
す製品の分岐管中心断面のうち、斜線域で示す枝
管断面を枝管軸pのまわりに回転させてできる仮
想円筒の体積をもつて目標製品枝管の体積とした
ものである。
す製品の分岐管中心断面のうち、斜線域で示す枝
管断面を枝管軸pのまわりに回転させてできる仮
想円筒の体積をもつて目標製品枝管の体積とした
ものである。
上記予成形により偏平方向を逆にした二次偏
平管27を次いで、第7図ホ,ヘに示すように
上下一対のダイス35,35により熱間にて型
入れ加工する。使用するダイス35,35は、
第10図に示するように二次偏平管の本体部2
9と隆起部28にそれぞれ対応する溝36,3
7を有し、溝形状は目標製品外郭形状に略一致
するもので、これに前記工具(マンドレル25
とプラグ24)を付けたまま二次偏平管27を
その長径方向をダイス対向方向(鉛直)に向け
てセツトし、プレス(図示しない)によるダイ
スの操作で長径方向に押圧して二次偏平管27
の偏平を矯正する加工を行い、本体部29を真
円状の母管部2′となす。素管外径D0を先に述
べたように1.02〜1.05D1(D1:目標製品母管径)
としておけば、この加工により高い矯正効果が
得られるわけである。
平管27を次いで、第7図ホ,ヘに示すように
上下一対のダイス35,35により熱間にて型
入れ加工する。使用するダイス35,35は、
第10図に示するように二次偏平管の本体部2
9と隆起部28にそれぞれ対応する溝36,3
7を有し、溝形状は目標製品外郭形状に略一致
するもので、これに前記工具(マンドレル25
とプラグ24)を付けたまま二次偏平管27を
その長径方向をダイス対向方向(鉛直)に向け
てセツトし、プレス(図示しない)によるダイ
スの操作で長径方向に押圧して二次偏平管27
の偏平を矯正する加工を行い、本体部29を真
円状の母管部2′となす。素管外径D0を先に述
べたように1.02〜1.05D1(D1:目標製品母管径)
としておけば、この加工により高い矯正効果が
得られるわけである。
この矯正加工のあと、マンドレル25とプラ
ク24を前記の矯正済みの予成形管38内から
取去る。まずマンドレル25は、上記矯正加工
によりその背面25′が管内面から離れた状態
となる(第7図ヘ参照)から、そこでこのマン
ドレル25を第7図トに示すように長手方向へ
プレス(図示せず)で押し、ボルト或いは点溶
接によるプラグ24との接合部を剪断で切離
し、プラグ24をそのまま置去りにして取去
る。ついで、隆起部28の中央に後述するプラ
グ引抜加工を行うための下穴39をドリル加工
などでプラグ24に到達するまで穿ち、それか
ら同図チに示す如く、この下穴39にポンチ4
0突込んで矯正済み予成形管38の内部へ押抜
く等して、取除く。このポンチによるプラグの
押抜きは、プラグ24の側面に若干の抜き勾配
を付けておけばきわめて容易に行い得る。
ク24を前記の矯正済みの予成形管38内から
取去る。まずマンドレル25は、上記矯正加工
によりその背面25′が管内面から離れた状態
となる(第7図ヘ参照)から、そこでこのマン
ドレル25を第7図トに示すように長手方向へ
プレス(図示せず)で押し、ボルト或いは点溶
接によるプラグ24との接合部を剪断で切離
し、プラグ24をそのまま置去りにして取去
る。ついで、隆起部28の中央に後述するプラ
グ引抜加工を行うための下穴39をドリル加工
などでプラグ24に到達するまで穿ち、それか
ら同図チに示す如く、この下穴39にポンチ4
0突込んで矯正済み予成形管38の内部へ押抜
く等して、取除く。このポンチによるプラグの
押抜きは、プラグ24の側面に若干の抜き勾配
を付けておけばきわめて容易に行い得る。
マンドレル25とプラグ24を取去つたの
ち、その矯正済み予成形管38の隆起部28に
ついて既述したとおりのプラグ引抜法を適用し
て枝管部を得る。すなわち、第7図リに示す如
く目標製品枝管径D2と同径のダイス穴8をも
つダイス7に予成形管38をその隆起部28が
前記ダイス穴8に嵌り込むようにセツトすると
ともに、隆起部28に穿設した下穴39を通し
て管内部に臨ましめた引抜棒9の先端に引抜プ
ラグ10を連結する。引抜プラグ10として
は、外径dpが目標製品枝管内径より仕上代分
だけ小さめのものを使用する。セツト後、引抜
棒9を下方に引き、この引抜プラグ10を下穴
39に通過させることにより、第7図ヌに示す
如く、その下穴39がプラグ外径dpまで拡大
するとともに、隆起部がプラグ10とダイス穴
8の内壁との間で内外面からしごき加工を受け
て枝管部3′に形成される。これにより、荒仕
上成品42を得る。このプラグ引抜加工は、隆
起部28の外周をダイス穴8の内壁で完全に拘
束しながら行うから、引抜過程においてプラグ
10の進行とともに排除される材料はすべて枝
管部3′の高さを増す方向に移行する。つまり、
隆起部28を形成していた材料のすべてが枝管
形成に無駄なく使われるというわけである。要
するに、予成形による隆起部28の形成には、
目標製品枝管3の形成に必要な分の材料を予め
素管外面から突出せしめて確保しておき、しか
もプラグ引抜工程でこの部分の材料が枝管形成
に有効に利用されるようにするという意味があ
る。
ち、その矯正済み予成形管38の隆起部28に
ついて既述したとおりのプラグ引抜法を適用し
て枝管部を得る。すなわち、第7図リに示す如
く目標製品枝管径D2と同径のダイス穴8をも
つダイス7に予成形管38をその隆起部28が
前記ダイス穴8に嵌り込むようにセツトすると
ともに、隆起部28に穿設した下穴39を通し
て管内部に臨ましめた引抜棒9の先端に引抜プ
ラグ10を連結する。引抜プラグ10として
は、外径dpが目標製品枝管内径より仕上代分
だけ小さめのものを使用する。セツト後、引抜
棒9を下方に引き、この引抜プラグ10を下穴
39に通過させることにより、第7図ヌに示す
如く、その下穴39がプラグ外径dpまで拡大
するとともに、隆起部がプラグ10とダイス穴
8の内壁との間で内外面からしごき加工を受け
て枝管部3′に形成される。これにより、荒仕
上成品42を得る。このプラグ引抜加工は、隆
起部28の外周をダイス穴8の内壁で完全に拘
束しながら行うから、引抜過程においてプラグ
10の進行とともに排除される材料はすべて枝
管部3′の高さを増す方向に移行する。つまり、
隆起部28を形成していた材料のすべてが枝管
形成に無駄なく使われるというわけである。要
するに、予成形による隆起部28の形成には、
目標製品枝管3の形成に必要な分の材料を予め
素管外面から突出せしめて確保しておき、しか
もプラグ引抜工程でこの部分の材料が枝管形成
に有効に利用されるようにするという意味があ
る。
なお、素管肉厚T0が厚い場合であつても、
第7図リに示すプラグ引抜加工前の段階で、す
でにダイス穴8の中に隆起部28が形成されて
おり、隆起部28の外周はダイス穴8で拘束さ
れている。したがつて、隆起部28にプラグ引
抜加工を行なうと、隆起部28の材料は、プラ
グ10とダイス穴8の内壁の間でしごかれ、プ
ラグ引抜方向に長く伸びて高さの大きい枝管を
形成することができる。
第7図リに示すプラグ引抜加工前の段階で、す
でにダイス穴8の中に隆起部28が形成されて
おり、隆起部28の外周はダイス穴8で拘束さ
れている。したがつて、隆起部28にプラグ引
抜加工を行なうと、隆起部28の材料は、プラ
グ10とダイス穴8の内壁の間でしごかれ、プ
ラグ引抜方向に長く伸びて高さの大きい枝管を
形成することができる。
したがつて、本発明の方法に従えば、前記し
た第3図に示すような下穴の拡がり変形が優先
的に生じ、枝管部の高さが小さくなるといつた
問題は生じない。
た第3図に示すような下穴の拡がり変形が優先
的に生じ、枝管部の高さが小さくなるといつた
問題は生じない。
以上により得られた荒仕上成品42は、母管部
2′および枝管部3′をそれぞれ目標製品寸法まで
切削する仕上げ加工を施されて、製品となる。な
お、第7図ヘの段階で製品枝管3が採取できる高
さの隆起部28が得られている場合には、プラグ
24及びマンドレル25を除去した後、プラグ引
抜加工を省略して直接切削仕上加工を施し、製品
となすことも勿論可能である。
2′および枝管部3′をそれぞれ目標製品寸法まで
切削する仕上げ加工を施されて、製品となる。な
お、第7図ヘの段階で製品枝管3が採取できる高
さの隆起部28が得られている場合には、プラグ
24及びマンドレル25を除去した後、プラグ引
抜加工を省略して直接切削仕上加工を施し、製品
となすことも勿論可能である。
以上に示した本発明の方法は、既述したバルジ
成形法や縮径−引抜法では実現困難な径比D2/
D1が小さく(<0.3)、しかもT0/D2>0.3の厚肉
の素管を必要とするT継手の製造を可能とするも
のである。
成形法や縮径−引抜法では実現困難な径比D2/
D1が小さく(<0.3)、しかもT0/D2>0.3の厚肉
の素管を必要とするT継手の製造を可能とするも
のである。
本発明の方法では、素管の枝出し予定部を内面
へのプラグの押込みによつて予め隆起さておくも
のであるが、管内面側から枝出し予定部を押圧す
るという考え方そのものは従来より知られてい
る。しかしながら従来においては、例えば特開昭
52−139664号や特開昭57−142725号に示されるよ
うに、押込み用プラグはこれとくさび等を介して
係合する冶具を管軸方向に移転させることによつ
て半径方向(肉厚方向)へ進めるというのが専ら
で、かかる加工方式は使用する工具が複雑とな
り、大きな加工力を要する厚肉素管に対しては工
具の強度の面から実際上適用が困難である。本発
明の方法は、先述したとおり素管そのものにプレ
ス圧を作用させる偏平加工を行うことによりプラ
グを肉厚方向に移動させ押込むものであり、工具
としてはマンドレルにプラグを取付ただけの簡単
なものでよく、しかもプレスによる外圧を直接加
工力として利用することになるから、如何なる厚
みの素管に対しても適用し得るメリツトがある。
へのプラグの押込みによつて予め隆起さておくも
のであるが、管内面側から枝出し予定部を押圧す
るという考え方そのものは従来より知られてい
る。しかしながら従来においては、例えば特開昭
52−139664号や特開昭57−142725号に示されるよ
うに、押込み用プラグはこれとくさび等を介して
係合する冶具を管軸方向に移転させることによつ
て半径方向(肉厚方向)へ進めるというのが専ら
で、かかる加工方式は使用する工具が複雑とな
り、大きな加工力を要する厚肉素管に対しては工
具の強度の面から実際上適用が困難である。本発
明の方法は、先述したとおり素管そのものにプレ
ス圧を作用させる偏平加工を行うことによりプラ
グを肉厚方向に移動させ押込むものであり、工具
としてはマンドレルにプラグを取付ただけの簡単
なものでよく、しかもプレスによる外圧を直接加
工力として利用することになるから、如何なる厚
みの素管に対しても適用し得るメリツトがある。
なお、説明は、T継手製造についてのみ終始し
たが、本発明の方法はこのT継手のみならず、ヘ
ツダー管のように多くの枝管を有する分岐管の製
造等にも広く適用されるものである。
たが、本発明の方法はこのT継手のみならず、ヘ
ツダー管のように多くの枝管を有する分岐管の製
造等にも広く適用されるものである。
以上の説明から明らかなように本発明の方法は
バルジ成形法や縮径−引抜法での製造が不可能な
分岐管を管を素材として製造することを可能なら
しめるものであり、鍛造削出し法にみられるよう
な製品品質面での不利も避けられ、その実用的価
値はきわめて大きい。
バルジ成形法や縮径−引抜法での製造が不可能な
分岐管を管を素材として製造することを可能なら
しめるものであり、鍛造削出し法にみられるよう
な製品品質面での不利も避けられ、その実用的価
値はきわめて大きい。
第1図はT継手の形状を示す斜視図、第2図
イ,ロは従来のプラグ引抜法を示す工程図、第3
図は厚肉素管にプラグ引抜法を適用した場合の素
管下穴周辺部の成形状況を示す部分図、第4図は
イ,ロは従来のバルジ成形法を示す工程説明図、
第5図イ〜ハは同じく縮形一引抜法を示す工程説
明図、第6図イ,ロは鍛造削り出し法を説明する
もので、鍛造後削り出し前の素材ブロツクを2種
類示し、イは中実ブロツク、ロは中空ブロツクで
ある。第7図イ〜ヌは本発明の成形法を示す工程
図、第8図は本発明法に基く予成形(隆起部の張
出し成形)過程におけるプラグ反力の作用状態を
示す説明図、第9図イは同上予成形における
dp/D2と押出し効率V2/V1の関係を示す図、同
図ロは同予成形工程における素管の形状変化を説
明するための模式図、第10図は本発明法に基く
型入れ矯正加工に使用する型ダイスを示す斜視
図、第11図は本発明法に基く予成形において、
dp/D2の値が小さい場合の素管材料の形状変化
を説明する図、第12図は同じくdp/D2の値が
大きい場合の素管材料の形状変化を説明する図、
第13図は、目標製品枝管の体積を説明する図で
ある。 図中1:T継手、2:母管、3:枝管、5:素
管、9:引抜棒、10:引抜プラグ、21,2
2:偏平ダイス、24:プラグ、25:マンドレ
ル、35:型入れダイス。
イ,ロは従来のプラグ引抜法を示す工程図、第3
図は厚肉素管にプラグ引抜法を適用した場合の素
管下穴周辺部の成形状況を示す部分図、第4図は
イ,ロは従来のバルジ成形法を示す工程説明図、
第5図イ〜ハは同じく縮形一引抜法を示す工程説
明図、第6図イ,ロは鍛造削り出し法を説明する
もので、鍛造後削り出し前の素材ブロツクを2種
類示し、イは中実ブロツク、ロは中空ブロツクで
ある。第7図イ〜ヌは本発明の成形法を示す工程
図、第8図は本発明法に基く予成形(隆起部の張
出し成形)過程におけるプラグ反力の作用状態を
示す説明図、第9図イは同上予成形における
dp/D2と押出し効率V2/V1の関係を示す図、同
図ロは同予成形工程における素管の形状変化を説
明するための模式図、第10図は本発明法に基く
型入れ矯正加工に使用する型ダイスを示す斜視
図、第11図は本発明法に基く予成形において、
dp/D2の値が小さい場合の素管材料の形状変化
を説明する図、第12図は同じくdp/D2の値が
大きい場合の素管材料の形状変化を説明する図、
第13図は、目標製品枝管の体積を説明する図で
ある。 図中1:T継手、2:母管、3:枝管、5:素
管、9:引抜棒、10:引抜プラグ、21,2
2:偏平ダイス、24:プラグ、25:マンドレ
ル、35:型入れダイス。
Claims (1)
- 1 管体の一部に枝出し加工を施す場合におい
て、偏平断面に形成した一次偏平管体23内に、
マンドレル25にそれと直角の向きにプラグ24
を取付けた工具を挿入して、そのプラグ24を前
記管体23の長径方向に向けて枝出し予定部に対
応させ、この状態で管体23を長径方向に押圧し
て該長径方向が短径方向となる二次偏平管27と
なし、その際の押圧力にて前記マンドレル25を
介してプラグ24を管内径より肉厚方向に押込む
ことにより枝出し予定部を管外面側に隆起28さ
せる予成形を行い、次いでこの二次偏平管体27
の真円度を矯正する加工を行つてのち使用済みの
マンドレル25とプラグ24を取去り、しかるの
ち上記矯正済み予成形管38の隆起部28に対
し、該隆起部をダイス7のダイス穴8に密に嵌入
した状態で、プラグ引抜きによる枝出し加工を施
すことを特徴とする分岐管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17193283A JPS6064725A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 分岐管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17193283A JPS6064725A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 分岐管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6064725A JPS6064725A (ja) | 1985-04-13 |
| JPH0547296B2 true JPH0547296B2 (ja) | 1993-07-16 |
Family
ID=15932500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17193283A Granted JPS6064725A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 分岐管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6064725A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5745785B2 (ja) * | 2010-06-18 | 2015-07-08 | 坂本工業株式会社 | 筒型成形品の成形方法および装置 |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP17193283A patent/JPS6064725A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6064725A (ja) | 1985-04-13 |
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