JPH054734A - 紙葉類の初期繰出し圧制御装置 - Google Patents
紙葉類の初期繰出し圧制御装置Info
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- JPH054734A JPH054734A JP3163802A JP16380291A JPH054734A JP H054734 A JPH054734 A JP H054734A JP 3163802 A JP3163802 A JP 3163802A JP 16380291 A JP16380291 A JP 16380291A JP H054734 A JPH054734 A JP H054734A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】最初の一枚目の紙葉類を繰出す際、この最初の
一枚目に対する押圧力を減圧させることで、紙葉類の紙
質状態に拘らず、適正な初期押圧力に制御管理して一枚
目の紙葉類を安定して繰出すことができる点。 【構成】紙葉類収納部に収納された紙葉類の繰出し側に
押圧接触して紙葉類を送り出す送りローラと、その送り
ローラの押圧力を紙葉類繰出し時の検知データに基づい
て調整する押圧力調整手段と、送り出された紙葉類を一
枚出し規制する一枚出し規制部とを備えた紙葉類の繰出
し装置であって、前記紙葉類の複数枚を連続して繰出す
繰出し開始時に、前記送りローラの押圧力を予め設定し
た正規の押圧力より減圧させ、最初の一枚繰出し後に正
規の押圧力に復帰許容させる初期繰出し圧制御手段を備
えた紙葉類の初期繰出し圧制御装置であることを特徴と
している。
一枚目に対する押圧力を減圧させることで、紙葉類の紙
質状態に拘らず、適正な初期押圧力に制御管理して一枚
目の紙葉類を安定して繰出すことができる点。 【構成】紙葉類収納部に収納された紙葉類の繰出し側に
押圧接触して紙葉類を送り出す送りローラと、その送り
ローラの押圧力を紙葉類繰出し時の検知データに基づい
て調整する押圧力調整手段と、送り出された紙葉類を一
枚出し規制する一枚出し規制部とを備えた紙葉類の繰出
し装置であって、前記紙葉類の複数枚を連続して繰出す
繰出し開始時に、前記送りローラの押圧力を予め設定し
た正規の押圧力より減圧させ、最初の一枚繰出し後に正
規の押圧力に復帰許容させる初期繰出し圧制御手段を備
えた紙葉類の初期繰出し圧制御装置であることを特徴と
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば紙幣等の紙葉
類を取扱う自動取引機に内部構成されるような紙葉類の
繰出し装置に関し、さらに詳しくは紙葉類の初期繰出し
性能を高めた紙葉類の初期繰出し圧制御装置に関する。
類を取扱う自動取引機に内部構成されるような紙葉類の
繰出し装置に関し、さらに詳しくは紙葉類の初期繰出し
性能を高めた紙葉類の初期繰出し圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の紙葉類の繰出し装置
は、紙葉類収納部に収納された紙葉類の繰出し側に押圧
接触して紙葉類を送り出す送りローラと、その送りロー
ラの押圧力を調整する押圧力調整機構と、送り出された
紙葉類を一枚出し規制する一枚出し規制部と、この一枚
出し規制部の対向隙間を設定された一枚出し範囲で隙間
調整する隙間調整機構とを備えて、紙葉類の繰出し時
に、繰出し検知データに基づいて押圧力調整機構で押圧
調整し、その後段の隙間調整機構で隙間調整して、スキ
ュ、連出し、空出し等の繰出し不良のない安定した繰出
しを実行している。この場合、例えば腰の弱くなった古
い流通紙幣、雨等に濡れた湿った紙幣、あるいは腰の弱
い外国紙幣等は、紙葉類収納部から繰出される際に、送
りローラより送り出された紙葉類が一枚出し規制部の位
置で折れ曲りやすくなり、これが座屈や紙詰りを誘起す
る。その解決策として、紙葉類の腰の弱さと、繰出しタ
イミング早さとが比例するという紙質傾向があることを
知得し、この紙質傾向から紙葉類の繰出しタイミング度
合いを検知し、繰出しタイミングが早ければ、紙葉類の
腰が弱いことを表しているため、そのときは送りローラ
の押圧力を下げて、紙質に応じた弱い送り力で繰出すよ
うにした先行出願の特願平2ー308392号を提供し
ている。
は、紙葉類収納部に収納された紙葉類の繰出し側に押圧
接触して紙葉類を送り出す送りローラと、その送りロー
ラの押圧力を調整する押圧力調整機構と、送り出された
紙葉類を一枚出し規制する一枚出し規制部と、この一枚
出し規制部の対向隙間を設定された一枚出し範囲で隙間
調整する隙間調整機構とを備えて、紙葉類の繰出し時
に、繰出し検知データに基づいて押圧力調整機構で押圧
調整し、その後段の隙間調整機構で隙間調整して、スキ
ュ、連出し、空出し等の繰出し不良のない安定した繰出
しを実行している。この場合、例えば腰の弱くなった古
い流通紙幣、雨等に濡れた湿った紙幣、あるいは腰の弱
い外国紙幣等は、紙葉類収納部から繰出される際に、送
りローラより送り出された紙葉類が一枚出し規制部の位
置で折れ曲りやすくなり、これが座屈や紙詰りを誘起す
る。その解決策として、紙葉類の腰の弱さと、繰出しタ
イミング早さとが比例するという紙質傾向があることを
知得し、この紙質傾向から紙葉類の繰出しタイミング度
合いを検知し、繰出しタイミングが早ければ、紙葉類の
腰が弱いことを表しているため、そのときは送りローラ
の押圧力を下げて、紙質に応じた弱い送り力で繰出すよ
うにした先行出願の特願平2ー308392号を提供し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この送りロー
ラの押圧力の調整は、繰出しタイミングを正確に検出す
ることができる二枚目以降の紙葉類の繰出しに対して有
効であり、一枚目に繰出される最初の紙葉類の繰出しタ
イミングは検出できないため、一枚目の繰出し時に繰出
し不良が発生しやすい問題を有していた。そこでこの発
明は、最初の一枚目の紙葉類を繰出す際、この最初の一
枚目に対する押圧力を減圧させることで、紙葉類の紙質
状態に拘らず、適正な初期押圧力に制御管理して一枚目
の紙葉類を安定して繰出すことができる紙葉類の初期繰
出し圧制御装置の提供を目的とする。
ラの押圧力の調整は、繰出しタイミングを正確に検出す
ることができる二枚目以降の紙葉類の繰出しに対して有
効であり、一枚目に繰出される最初の紙葉類の繰出しタ
イミングは検出できないため、一枚目の繰出し時に繰出
し不良が発生しやすい問題を有していた。そこでこの発
明は、最初の一枚目の紙葉類を繰出す際、この最初の一
枚目に対する押圧力を減圧させることで、紙葉類の紙質
状態に拘らず、適正な初期押圧力に制御管理して一枚目
の紙葉類を安定して繰出すことができる紙葉類の初期繰
出し圧制御装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙葉類収納
部に収納された紙葉類の繰出し側に押圧接触して紙葉類
を送り出す送りローラと、その送りローラの押圧力を紙
葉類繰出し時の検知データに基づいて調整する押圧力調
整手段と、送り出された紙葉類を一枚出し規制する一枚
出し規制部とを備えた紙葉類の繰出し装置であって、前
記紙葉類の複数枚を連続して繰出す繰出し開始時に、前
記送りローラの押圧力を予め設定した正規の押圧力より
減圧させ、最初の一枚繰出し後に正規の押圧力に復帰許
容させる初期繰出し圧制御手段を備えた紙葉類の初期繰
出し圧制御装置であることを特徴とする。
部に収納された紙葉類の繰出し側に押圧接触して紙葉類
を送り出す送りローラと、その送りローラの押圧力を紙
葉類繰出し時の検知データに基づいて調整する押圧力調
整手段と、送り出された紙葉類を一枚出し規制する一枚
出し規制部とを備えた紙葉類の繰出し装置であって、前
記紙葉類の複数枚を連続して繰出す繰出し開始時に、前
記送りローラの押圧力を予め設定した正規の押圧力より
減圧させ、最初の一枚繰出し後に正規の押圧力に復帰許
容させる初期繰出し圧制御手段を備えた紙葉類の初期繰
出し圧制御装置であることを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明によれば、紙葉類の複数枚を連続して
繰出す繰出し開始時に、初期繰出し圧制御手段が、送り
ローラの押圧力を予め設定した正規の押圧力より減圧さ
せて、この減圧した送りローラで最初の一枚目を繰出
し、この最初の一枚目を繰出した後に、送りローラを正
規の押圧力に復帰許容させて二枚目以降を押圧制御して
繰出す。
繰出す繰出し開始時に、初期繰出し圧制御手段が、送り
ローラの押圧力を予め設定した正規の押圧力より減圧さ
せて、この減圧した送りローラで最初の一枚目を繰出
し、この最初の一枚目を繰出した後に、送りローラを正
規の押圧力に復帰許容させて二枚目以降を押圧制御して
繰出す。
【0006】
【発明の効果】このように、紙葉類繰出し時の最初の一
枚目に対しては、送りローラを正規の押圧力よりも減圧
させて繰出すため、腰の弱い紙葉類に適した繰出し圧と
なり、仮に、この一枚目の紙葉類の腰が弱くても安定し
て繰出すことができ、一枚出し規制部の通過位置での座
屈や紙詰りを未然に解消した安定した繰出しができる。
そして、この最初の一枚目を繰出した後は、送りローラ
を正規の押圧力に復帰許容させるため、二枚目以降に対
しては検知データに基づいて押圧力調整手段を押圧調整
させて、通常通りの安定した押圧制御をすることができ
る。
枚目に対しては、送りローラを正規の押圧力よりも減圧
させて繰出すため、腰の弱い紙葉類に適した繰出し圧と
なり、仮に、この一枚目の紙葉類の腰が弱くても安定し
て繰出すことができ、一枚出し規制部の通過位置での座
屈や紙詰りを未然に解消した安定した繰出しができる。
そして、この最初の一枚目を繰出した後は、送りローラ
を正規の押圧力に復帰許容させるため、二枚目以降に対
しては検知データに基づいて押圧力調整手段を押圧調整
させて、通常通りの安定した押圧制御をすることができ
る。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1および図2は紙幣の初期繰出し圧制御装置
を示し、この紙幣の初期繰出し圧制御装置11は、スタ
ッカ12から繰出される紙幣13の繰出し経路14に沿
って配設される左右の初期繰出しローラR1 ,R2 と、
左右のフィードローラR3,R4 と、左右のゲートロー
ラR5 ,R6 と、左右の繰出し検知センサS1 ,S2
と、紙幣の上限検知スイッチS3 と、タイミング検知セ
ンサS4 と、左右の押圧力調整機構15,16と、左右
の隙間調整機構22,23とから構成される。
述する。図1および図2は紙幣の初期繰出し圧制御装置
を示し、この紙幣の初期繰出し圧制御装置11は、スタ
ッカ12から繰出される紙幣13の繰出し経路14に沿
って配設される左右の初期繰出しローラR1 ,R2 と、
左右のフィードローラR3,R4 と、左右のゲートロー
ラR5 ,R6 と、左右の繰出し検知センサS1 ,S2
と、紙幣の上限検知スイッチS3 と、タイミング検知セ
ンサS4 と、左右の押圧力調整機構15,16と、左右
の隙間調整機構22,23とから構成される。
【0008】上述のスタッカ12は、紙幣付勢モータM
1 により上下動する紙幣押圧板17で、積層された紙幣
13を下方より上方に押圧付勢し、この押圧付勢された
上方対向位置には、紙幣13の繰出しに適した上限位置
を検知するための上限検知スイッチS3 と左右に分割さ
れた初期繰出しローラR1,R2 とを配設し、この両初
期繰出しローラR1 ,R2 に上述した紙幣13が押圧付
勢されて受止められ、受止められた最上面の紙幣13
が、これらローラR1 ,R2 により繰出し可能な接触対
応状態で待機されている。これら左右の初期繰出しロー
ラR1 ,R2 の駆動に際しては、クラッチを内蔵した初
期繰出しモータM2 からの回転伝達力を、繰出し幅方向
に架設した横架軸18および両伝達ベルトB1 ,B2 を
介して該両ローラR1 ,R2 に駆動伝達し、これら両ロ
ーラR1 ,R2 を回転駆動することにより、スタッカ1
2から順次上面の紙幣13を初期繰出し動作する。ま
た、これら左右の初期繰出しローラR1 ,R2 に対して
は、左右の押圧力調整機構15,16により該両ローラ
R1 ,R2 の押圧接触力を個々に独立して調整操作でき
るように設けている。上述の押圧力調整機構15,16
は、左右の押圧モータM3 ,M4 からの回転伝達力を、
左右の押圧力伝達ベルトB3 ,B4 を介して横架軸18
上に軸支した左右の押圧アーム19,20に伝達し、こ
の回転伝達力を受けた押圧アーム19,20は横架軸1
8を回動支点に、該アーム19,20の先端部に枢着し
た左右の各初期繰出しローラR1 ,R2 を下向きに個々
に独立して押圧調整できるようにしている。そして、繰
出し経路14の繰出し位置には、周面の一部に一回転で
一枚出しするためのゴム材等の高摩擦部材21を装着し
た左右のフィードローラR3 ,R4と、繰出し方向の回
転を規制した一枚出し制御用の左右のゲートローラR5
,R6 とを分離促進用に凹凸対応させた所謂オーバラ
ップ形に対設させ、またフィードローラR3 にはタイミ
ング検知センサS4 を配設して、フィードローラの一回
転動作を検知し、これにより紙幣13の一枚出しタイミ
ングを制御して、紙幣13を定ピッチで繰出すようにし
ている。上述の左右の隙間調整機構22,23は、左右
同機構を有し、このうち左側の隙間調整機構22を例に
とって説明すると、ゲートローラR5 を傾動許容して支
持する傾動レバー24と、この傾動レバー24の傾動量
を調節してゲートローラR5 とフィードローラR3 間の
オーバラップ量を調整する隙間調整モータM5 とから構
成される。上述の傾動レバー24は、ト形状を有し、こ
の中間部のト形突片25に既述したゲートローラR5 を
枢着しており、該ゲートローラR5 は傾動レバー24の
上端枢支部26を傾動支点に傾動許容され、該傾動レバ
ー24の下端に接続した付勢バネ27の付勢作用によ
り、ゲートローラR5 をフィードローラR3 側に付勢支
持している。また、この傾動レバー24の下部に、パル
ス出力によって前後進するリードスクリュー28を装備
した隙間調整モータM5 を対設しており、このモータM
5 のリードスクリュー28を前進させることで、傾動レ
バー24の下部を逆付勢方向に押してゲートローラR5
を微量変位させ、該ゲートローラR5 とフィードローラ
R3 との対向隙間を広げる方向に微調整する。逆に、リ
ードスクリュー28を後退させることで、付勢バネ27
の付勢力が働く方向に傾動レバー24の下部を傾動させ
てゲートローラR5 を微量変位させ、該ゲートローラR
5 とフィードローラR3 との対向隙間を狭める方向に微
調整する。この場合、左右の隙間調整機構22,23
は、左右の独立した隙間調整モータM5 ,M6 によって
個々に駆動され、これに連動して左右に独立されたゲー
トローラR5 ,R6 が個別に所定量だけ微調整される。
また、これらローラR3 〜R6 の後段位置には、搬送幅
方向に左右の繰出し検知センサS1 ,S2 を配設して、
繰出される紙幣13の繰出しタイミング状態やスキュ状
態等を検知するようにしている。そして、これら検知デ
ータに基づいて、左右の初期繰出しローラR1 ,R2 の
押圧力を個々に独立調整して最適な繰出し押圧状態に調
整操作し、この押圧調整操作を施したときに、異常紙幣
等によって修正余地が生じた場合は、その後段に位置す
る隙間調整機構22,23で再修正操作を施しながら繰
出し制御する。これにより、繰出される紙幣13は、繰
出しタイミング度合いやスキュ度合いのズレが解消され
た適正な繰出し状態に修正されて繰出される。
1 により上下動する紙幣押圧板17で、積層された紙幣
13を下方より上方に押圧付勢し、この押圧付勢された
上方対向位置には、紙幣13の繰出しに適した上限位置
を検知するための上限検知スイッチS3 と左右に分割さ
れた初期繰出しローラR1,R2 とを配設し、この両初
期繰出しローラR1 ,R2 に上述した紙幣13が押圧付
勢されて受止められ、受止められた最上面の紙幣13
が、これらローラR1 ,R2 により繰出し可能な接触対
応状態で待機されている。これら左右の初期繰出しロー
ラR1 ,R2 の駆動に際しては、クラッチを内蔵した初
期繰出しモータM2 からの回転伝達力を、繰出し幅方向
に架設した横架軸18および両伝達ベルトB1 ,B2 を
介して該両ローラR1 ,R2 に駆動伝達し、これら両ロ
ーラR1 ,R2 を回転駆動することにより、スタッカ1
2から順次上面の紙幣13を初期繰出し動作する。ま
た、これら左右の初期繰出しローラR1 ,R2 に対して
は、左右の押圧力調整機構15,16により該両ローラ
R1 ,R2 の押圧接触力を個々に独立して調整操作でき
るように設けている。上述の押圧力調整機構15,16
は、左右の押圧モータM3 ,M4 からの回転伝達力を、
左右の押圧力伝達ベルトB3 ,B4 を介して横架軸18
上に軸支した左右の押圧アーム19,20に伝達し、こ
の回転伝達力を受けた押圧アーム19,20は横架軸1
8を回動支点に、該アーム19,20の先端部に枢着し
た左右の各初期繰出しローラR1 ,R2 を下向きに個々
に独立して押圧調整できるようにしている。そして、繰
出し経路14の繰出し位置には、周面の一部に一回転で
一枚出しするためのゴム材等の高摩擦部材21を装着し
た左右のフィードローラR3 ,R4と、繰出し方向の回
転を規制した一枚出し制御用の左右のゲートローラR5
,R6 とを分離促進用に凹凸対応させた所謂オーバラ
ップ形に対設させ、またフィードローラR3 にはタイミ
ング検知センサS4 を配設して、フィードローラの一回
転動作を検知し、これにより紙幣13の一枚出しタイミ
ングを制御して、紙幣13を定ピッチで繰出すようにし
ている。上述の左右の隙間調整機構22,23は、左右
同機構を有し、このうち左側の隙間調整機構22を例に
とって説明すると、ゲートローラR5 を傾動許容して支
持する傾動レバー24と、この傾動レバー24の傾動量
を調節してゲートローラR5 とフィードローラR3 間の
オーバラップ量を調整する隙間調整モータM5 とから構
成される。上述の傾動レバー24は、ト形状を有し、こ
の中間部のト形突片25に既述したゲートローラR5 を
枢着しており、該ゲートローラR5 は傾動レバー24の
上端枢支部26を傾動支点に傾動許容され、該傾動レバ
ー24の下端に接続した付勢バネ27の付勢作用によ
り、ゲートローラR5 をフィードローラR3 側に付勢支
持している。また、この傾動レバー24の下部に、パル
ス出力によって前後進するリードスクリュー28を装備
した隙間調整モータM5 を対設しており、このモータM
5 のリードスクリュー28を前進させることで、傾動レ
バー24の下部を逆付勢方向に押してゲートローラR5
を微量変位させ、該ゲートローラR5 とフィードローラ
R3 との対向隙間を広げる方向に微調整する。逆に、リ
ードスクリュー28を後退させることで、付勢バネ27
の付勢力が働く方向に傾動レバー24の下部を傾動させ
てゲートローラR5 を微量変位させ、該ゲートローラR
5 とフィードローラR3 との対向隙間を狭める方向に微
調整する。この場合、左右の隙間調整機構22,23
は、左右の独立した隙間調整モータM5 ,M6 によって
個々に駆動され、これに連動して左右に独立されたゲー
トローラR5 ,R6 が個別に所定量だけ微調整される。
また、これらローラR3 〜R6 の後段位置には、搬送幅
方向に左右の繰出し検知センサS1 ,S2 を配設して、
繰出される紙幣13の繰出しタイミング状態やスキュ状
態等を検知するようにしている。そして、これら検知デ
ータに基づいて、左右の初期繰出しローラR1 ,R2 の
押圧力を個々に独立調整して最適な繰出し押圧状態に調
整操作し、この押圧調整操作を施したときに、異常紙幣
等によって修正余地が生じた場合は、その後段に位置す
る隙間調整機構22,23で再修正操作を施しながら繰
出し制御する。これにより、繰出される紙幣13は、繰
出しタイミング度合いやスキュ度合いのズレが解消され
た適正な繰出し状態に修正されて繰出される。
【0009】図3は紙幣の初期繰出し圧制御装置の制御
回路ブロック図を示し、適正押圧値演算回路31は、紙
幣の腰の弱さと繰出しタイミング早さとが比例する紙質
傾向を基にして最適な繰出し操作量を演算するためのフ
ァジィデータ等の様々な制御出力時の押圧データを記憶
管理し、制御出力時には該データを読出すと共に、左右
の繰出し検知センサS1 ,S2 およびタイミング検知セ
ンサS4 を介して入力されたスキュ度合い、タイミング
度合い等の紙幣の繰出し状態検知データに基づいて最適
な左右の適正押圧値PRn,PLnをそれぞれ演算して
求める。この演算して求められた左右の適正押圧値PR
n,PLnを、左右の電流制御回路32,33にそれぞ
れ出力し、ここで左右の適正押圧値PRn,PLnに応
じた左右の駆動電流値IR,ILを左右の押圧モータM
3 ,M4 に供給する。この結果、両モータM3 ,M4 と
対応する左右の初期繰出しローラR1 ,R2 の押圧力
は、そのときの繰出し条件に応じた最適な繰出し押圧力
に個々に調整されて押圧対応する。また、初期繰出し圧
制御回路34は、紙幣の複数枚を連続して繰出す繰出し
開始時に、初期繰出しローラR1 ,R2 の押圧力が腰の
弱い紙幣の繰出しに適した減圧値になるように減圧デー
タΔPを出力するものであって、この減圧データΔPは
既述した適正押圧値演算回路31より出力される左右の
適正押圧値PRn,PLnの最初の一枚目の出力時に加
算して、初期繰出しローラR1 ,R2 の押圧力を予め設
定した正規の押圧力より減圧させる。これにより、仮
に、この一枚目の紙幣の腰が弱くても、紙幣は安定して
繰出すことができ、フィードローラR3,R4 とゲート
ローラR5 ,R6 間の紙幣通過位置での座屈や紙詰りを
未然に解消した安定した繰出しを施すことができる。こ
の減圧データΔPを加味した制御信号で最初の一枚目を
繰出した後は、初期繰出しローラを正規の押圧力に復帰
許容させて、二枚目以降を通常通りに押圧制御して繰出
す。
回路ブロック図を示し、適正押圧値演算回路31は、紙
幣の腰の弱さと繰出しタイミング早さとが比例する紙質
傾向を基にして最適な繰出し操作量を演算するためのフ
ァジィデータ等の様々な制御出力時の押圧データを記憶
管理し、制御出力時には該データを読出すと共に、左右
の繰出し検知センサS1 ,S2 およびタイミング検知セ
ンサS4 を介して入力されたスキュ度合い、タイミング
度合い等の紙幣の繰出し状態検知データに基づいて最適
な左右の適正押圧値PRn,PLnをそれぞれ演算して
求める。この演算して求められた左右の適正押圧値PR
n,PLnを、左右の電流制御回路32,33にそれぞ
れ出力し、ここで左右の適正押圧値PRn,PLnに応
じた左右の駆動電流値IR,ILを左右の押圧モータM
3 ,M4 に供給する。この結果、両モータM3 ,M4 と
対応する左右の初期繰出しローラR1 ,R2 の押圧力
は、そのときの繰出し条件に応じた最適な繰出し押圧力
に個々に調整されて押圧対応する。また、初期繰出し圧
制御回路34は、紙幣の複数枚を連続して繰出す繰出し
開始時に、初期繰出しローラR1 ,R2 の押圧力が腰の
弱い紙幣の繰出しに適した減圧値になるように減圧デー
タΔPを出力するものであって、この減圧データΔPは
既述した適正押圧値演算回路31より出力される左右の
適正押圧値PRn,PLnの最初の一枚目の出力時に加
算して、初期繰出しローラR1 ,R2 の押圧力を予め設
定した正規の押圧力より減圧させる。これにより、仮
に、この一枚目の紙幣の腰が弱くても、紙幣は安定して
繰出すことができ、フィードローラR3,R4 とゲート
ローラR5 ,R6 間の紙幣通過位置での座屈や紙詰りを
未然に解消した安定した繰出しを施すことができる。こ
の減圧データΔPを加味した制御信号で最初の一枚目を
繰出した後は、初期繰出しローラを正規の押圧力に復帰
許容させて、二枚目以降を通常通りに押圧制御して繰出
す。
【0010】このように構成された紙幣の初期繰出し圧
制御装置11の処理動作を図4のフローチャートを参照
して次に説明する。今、紙幣13の複数枚をスタッカ1
2より連続して繰出す時、この繰出し開始時に、初期繰
出し圧制御回路34が、腰の弱い紙幣の繰出しに適した
減圧値になるように減圧データΔPを出力して、初期繰
出しローラR1 ,R2 の押圧力を予め設定した正規の押
圧力より減圧させる(ステップn1 )。この減圧させた
初期繰出しローラR1 ,R2 の低押圧力で最初の一枚目
を繰出し、このとき最初の一枚目は遅れ出し傾向となっ
て送り出されるが、この最初の一枚目が仮に腰の弱くな
った古い流通紙幣、雨等に濡れた湿った紙幣、あるいは
腰の弱い外国紙幣に対応した最適な繰出し条件となって
安定して繰出すことができ、フィードローラR3 ,R4
とゲートローラR5 ,R6 の一枚出し規制部分を容易に
通過許容して確実に繰出される。なお、最初の一枚目が
正常紙幣の場合は、緩やかに送り出されるだけで、繰出
しに支障なく安定して繰出される。そして、この最初の
一枚目を繰出した後は、初期繰出しローラR1 ,R2 の
押圧力を予め設定した正規の押圧力に復帰許容させて、
二枚目以降を通常通りに押圧制御して繰出す(ステップ
n2 〜n5 )。
制御装置11の処理動作を図4のフローチャートを参照
して次に説明する。今、紙幣13の複数枚をスタッカ1
2より連続して繰出す時、この繰出し開始時に、初期繰
出し圧制御回路34が、腰の弱い紙幣の繰出しに適した
減圧値になるように減圧データΔPを出力して、初期繰
出しローラR1 ,R2 の押圧力を予め設定した正規の押
圧力より減圧させる(ステップn1 )。この減圧させた
初期繰出しローラR1 ,R2 の低押圧力で最初の一枚目
を繰出し、このとき最初の一枚目は遅れ出し傾向となっ
て送り出されるが、この最初の一枚目が仮に腰の弱くな
った古い流通紙幣、雨等に濡れた湿った紙幣、あるいは
腰の弱い外国紙幣に対応した最適な繰出し条件となって
安定して繰出すことができ、フィードローラR3 ,R4
とゲートローラR5 ,R6 の一枚出し規制部分を容易に
通過許容して確実に繰出される。なお、最初の一枚目が
正常紙幣の場合は、緩やかに送り出されるだけで、繰出
しに支障なく安定して繰出される。そして、この最初の
一枚目を繰出した後は、初期繰出しローラR1 ,R2 の
押圧力を予め設定した正規の押圧力に復帰許容させて、
二枚目以降を通常通りに押圧制御して繰出す(ステップ
n2 〜n5 )。
【0011】上述のように、紙幣繰出し時の最初の一枚
目に対しては、送りローラを正規の押圧力よりも減圧さ
せて繰出すため、腰の弱い紙幣に適した繰出し圧とな
り、仮に、この一枚目の紙幣の腰が弱くても安定して繰
出すことができ、一枚出し規制部の通過位置での座屈や
紙詰りを未然に解消した安定した繰出しができる。そし
て、この最初の一枚目を繰出した後は、送りローラを正
規の押圧力に復帰許容させるため、二枚目以降に対して
は検知データに基づいて押圧力調整手段を押圧調整させ
て、通常通りの安定した押圧制御をすることができる。
目に対しては、送りローラを正規の押圧力よりも減圧さ
せて繰出すため、腰の弱い紙幣に適した繰出し圧とな
り、仮に、この一枚目の紙幣の腰が弱くても安定して繰
出すことができ、一枚出し規制部の通過位置での座屈や
紙詰りを未然に解消した安定した繰出しができる。そし
て、この最初の一枚目を繰出した後は、送りローラを正
規の押圧力に復帰許容させるため、二枚目以降に対して
は検知データに基づいて押圧力調整手段を押圧調整させ
て、通常通りの安定した押圧制御をすることができる。
【0012】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の紙葉類の初期繰出し圧制御装置
は、実施例の紙幣の初期繰出し圧制御装置11に対応
し、以下同様に、紙葉類収納部は、スタッカ12に対応
し、紙葉類は、紙幣13に対応し、送りローラは、左右
の初期繰出しローラR1 ,R2 に対応し、押圧力調整手
段は、左右の押圧力調整機構15,16と、適正押圧値
演算回路31と、左右の電流制御回路32,33および
左右の押圧モータM3,M4 に対応し、一枚出し規制部
は、左右のフィードローラR3 ,R4 と、左右のゲート
ローラR5 ,R6 とに対応し、初期繰出し圧制御手段
は、初期繰出し圧制御回路34に対応するも、この発明
は上述の一実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
応において、この発明の紙葉類の初期繰出し圧制御装置
は、実施例の紙幣の初期繰出し圧制御装置11に対応
し、以下同様に、紙葉類収納部は、スタッカ12に対応
し、紙葉類は、紙幣13に対応し、送りローラは、左右
の初期繰出しローラR1 ,R2 に対応し、押圧力調整手
段は、左右の押圧力調整機構15,16と、適正押圧値
演算回路31と、左右の電流制御回路32,33および
左右の押圧モータM3,M4 に対応し、一枚出し規制部
は、左右のフィードローラR3 ,R4 と、左右のゲート
ローラR5 ,R6 とに対応し、初期繰出し圧制御手段
は、初期繰出し圧制御回路34に対応するも、この発明
は上述の一実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【図1】この発明の紙幣の初期繰出し圧制御装置を示す
要部側面図。
要部側面図。
【図2】この発明の紙幣の初期繰出し圧制御装置を示す
要部平面図。
要部平面図。
【図3】この発明の紙幣の初期繰出し圧制御装置の制御
回路ブロック図。
回路ブロック図。
【図4】この発明の紙幣の初期繰出し圧制御装置の処理
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
11…紙幣の初期繰出し圧制御装置 12…スタッカ 13…紙 幣 15,16…左右の押圧力調整機構 31…適正押圧値演算回路 32,33…左右の電流制御回路 34…初期繰出し圧制御回路 R1 ,R2 …左右の初期繰出しローラ R3 ,R4 …左右のフィードローラ R5 ,R6 …左右のゲートローラ M3 ,M4 …左右の押圧モータ ΔP…減圧データ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】紙葉類収納部に収納された紙葉類の繰出し
側に押圧接触して紙葉類を送り出す送りローラと、その
送りローラの押圧力を紙葉類繰出し時の検知データに基
づいて調整する押圧力調整手段と、送り出された紙葉類
を一枚出し規制する一枚出し規制部とを備えた紙葉類の
繰出し装置であって、前記紙葉類の複数枚を連続して繰
出す繰出し開始時に、前記送りローラの押圧力を予め設
定した正規の押圧力より減圧させ、最初の一枚繰出し後
に正規の押圧力に復帰許容させる初期繰出し圧制御手段
を備えた紙葉類の初期繰出し圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3163802A JPH054734A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 紙葉類の初期繰出し圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3163802A JPH054734A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 紙葉類の初期繰出し圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054734A true JPH054734A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15780984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3163802A Pending JPH054734A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 紙葉類の初期繰出し圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054734A (ja) |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3163802A patent/JPH054734A/ja active Pending
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