JPH05477A - 輝度均一化シート及びその製造方法 - Google Patents
輝度均一化シート及びその製造方法Info
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- JPH05477A JPH05477A JP3177168A JP17716891A JPH05477A JP H05477 A JPH05477 A JP H05477A JP 3177168 A JP3177168 A JP 3177168A JP 17716891 A JP17716891 A JP 17716891A JP H05477 A JPH05477 A JP H05477A
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- light
- sheet
- light source
- compound
- brightness
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】透光性シート表面に、光源からの照度の強さに
応じた密度で不均一に分散した微細気泡を有する被覆層
を設けた輝度均一化シート。このものは、透光性シート
表面に光分解性化合物を含有する樹脂層を設け、これに
露光、加熱及び気泡固定化処理を施すことにより、製造
される。 【効果】輝度均一化効果に優れ、光源からの光を吸収す
ることがほどんどなくて明るく、かつ温度上昇がないの
で樹脂が劣化することがない上、小型の装置にも適用で
き、特にバックライト型液晶表示装置や複写機などに好
適に用いられる。
応じた密度で不均一に分散した微細気泡を有する被覆層
を設けた輝度均一化シート。このものは、透光性シート
表面に光分解性化合物を含有する樹脂層を設け、これに
露光、加熱及び気泡固定化処理を施すことにより、製造
される。 【効果】輝度均一化効果に優れ、光源からの光を吸収す
ることがほどんどなくて明るく、かつ温度上昇がないの
で樹脂が劣化することがない上、小型の装置にも適用で
き、特にバックライト型液晶表示装置や複写機などに好
適に用いられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な輝度均一化シー
ト、及びその製造方法に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、光源からの光を透過させることに
より均一な輝度面が得られ、かつ光源エネルギーの損失
が少なく、特にバックライト型液晶表示装置や複写機な
どに好適に用いられる輝度均一化シート、及びこのもの
を効率よく製造する方法に関するものである。
ト、及びその製造方法に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、光源からの光を透過させることに
より均一な輝度面が得られ、かつ光源エネルギーの損失
が少なく、特にバックライト型液晶表示装置や複写機な
どに好適に用いられる輝度均一化シート、及びこのもの
を効率よく製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置、あるいは複写機な
どの露光装置においては、輝度むらや露光むらを防止す
るために、光源を増やしたり、反射板の形状を工夫する
などの方法が試みられている。しかしながら、これらの
方法は、装置をより軽量小型化する場合の障害となると
いう問題を有している。そのため、透光性シートに、光
源からの距離を考慮して、遮光性の点、線、帯などを設
け、このシートに光源からの光を通過させることによ
り、均一な輝度面を得る方法が提案されている。しかし
ながら、この方法は装置の小型化の障害にはならないも
のの、輝度の均一化については必ずしも十分でない。ま
た、実際に使用する場合と同一の条件や光源により、銀
塩を含む樹脂層を塗布したポジシートを露光し、現像す
ることによって、輝度の均一なシートを得る方法が提案
されている。しかしながら、この銀塩のような黒色の物
質をシート表面に分布させる方法は、光の吸収により光
源のエネルギーの損失を招くとともに、エネルギーの吸
収によりシート温度の上昇をもたらすという欠点を有し
ている。さらに、シート表面にアルミ箔などの光反射性
の材料を分布させる方法も知られているが、この方法
は、アルミ箔などを微細に分布させることが困難である
ため、十分に満足しうる輝度の均一化は得られにくい。
どの露光装置においては、輝度むらや露光むらを防止す
るために、光源を増やしたり、反射板の形状を工夫する
などの方法が試みられている。しかしながら、これらの
方法は、装置をより軽量小型化する場合の障害となると
いう問題を有している。そのため、透光性シートに、光
源からの距離を考慮して、遮光性の点、線、帯などを設
け、このシートに光源からの光を通過させることによ
り、均一な輝度面を得る方法が提案されている。しかし
ながら、この方法は装置の小型化の障害にはならないも
のの、輝度の均一化については必ずしも十分でない。ま
た、実際に使用する場合と同一の条件や光源により、銀
塩を含む樹脂層を塗布したポジシートを露光し、現像す
ることによって、輝度の均一なシートを得る方法が提案
されている。しかしながら、この銀塩のような黒色の物
質をシート表面に分布させる方法は、光の吸収により光
源のエネルギーの損失を招くとともに、エネルギーの吸
収によりシート温度の上昇をもたらすという欠点を有し
ている。さらに、シート表面にアルミ箔などの光反射性
の材料を分布させる方法も知られているが、この方法
は、アルミ箔などを微細に分布させることが困難である
ため、十分に満足しうる輝度の均一化は得られにくい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、光源からの光を透過させることにより、
十分に満足しうる均一な輝度面が得られ、かつ光源エネ
ルギーの損失が少ない上、温度上昇がないので、樹脂の
劣化をもたらすことがなく、大型はもちろん小型の装置
にも適用できる輝度均一化シートを提供することを目的
としてなされたものである。
事情のもとで、光源からの光を透過させることにより、
十分に満足しうる均一な輝度面が得られ、かつ光源エネ
ルギーの損失が少ない上、温度上昇がないので、樹脂の
劣化をもたらすことがなく、大型はもちろん小型の装置
にも適用できる輝度均一化シートを提供することを目的
としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の好ま
しい性質を有する輝度均一化シートを開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、マイクロフイルムなどで用いられてい
るビジキュラー写真技術に着目し、透光性シートの表面
に、光源からの照度の強さに応じた密度で不均一に分散
した微細な気泡を有する被覆層を設けたものにより、そ
の目的を達成しうること、そして、このものは、透過性
シートの表面に光照射により分解してガスを発生する光
分解性化合物を含有する樹脂層を設け、次いで、この樹
脂層に実際にシートを使用するのと同じ状態で光源から
光を照射したのち、加熱して発泡させ、さらに形成され
た微細気泡を固定化することにより、製造しうることを
見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
しい性質を有する輝度均一化シートを開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、マイクロフイルムなどで用いられてい
るビジキュラー写真技術に着目し、透光性シートの表面
に、光源からの照度の強さに応じた密度で不均一に分散
した微細な気泡を有する被覆層を設けたものにより、そ
の目的を達成しうること、そして、このものは、透過性
シートの表面に光照射により分解してガスを発生する光
分解性化合物を含有する樹脂層を設け、次いで、この樹
脂層に実際にシートを使用するのと同じ状態で光源から
光を照射したのち、加熱して発泡させ、さらに形成され
た微細気泡を固定化することにより、製造しうることを
見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
【0005】すなわち、本発明は、透光性シートの表面
に、光源からの照度の強さに応じた密度で不均一に分散
した微細な気泡を有する被覆層を設けて成る輝度均一化
シートを提供するものである。本発明に従えば、この輝
度均一化シートは、透光性シートの表面に、光照射によ
り分解してガスを発生する光分解性化合物を含有する樹
脂層を設け、次いでこの樹脂層に光を照射後、加熱して
発泡させ、微細気泡を形成させたのち、該気泡を固定化
することにより、製造することができる。
に、光源からの照度の強さに応じた密度で不均一に分散
した微細な気泡を有する被覆層を設けて成る輝度均一化
シートを提供するものである。本発明に従えば、この輝
度均一化シートは、透光性シートの表面に、光照射によ
り分解してガスを発生する光分解性化合物を含有する樹
脂層を設け、次いでこの樹脂層に光を照射後、加熱して
発泡させ、微細気泡を形成させたのち、該気泡を固定化
することにより、製造することができる。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて用いられる透光性シートについては特に制限はな
いが、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
ネート、三酢酸セルロースなどのプラスチックフイル
ム、透明ガラス板、あるいは乳白色の各種半透明板やシ
ートなどが用いられる。これらの透光性シートに設けら
れる樹脂層に用いる基材樹脂としては、例えば塩化ビニ
リデン樹脂、塩化ビニリデンと塩化ビニル又はアクリロ
ニトリルとの共重合樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルア
ルコール、ゼラチン、ポリメチルメタクリレート、環化
ポリイソプレン、各種のウレタン樹脂などが挙げられ、
これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて
用いてもよい。
おいて用いられる透光性シートについては特に制限はな
いが、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
ネート、三酢酸セルロースなどのプラスチックフイル
ム、透明ガラス板、あるいは乳白色の各種半透明板やシ
ートなどが用いられる。これらの透光性シートに設けら
れる樹脂層に用いる基材樹脂としては、例えば塩化ビニ
リデン樹脂、塩化ビニリデンと塩化ビニル又はアクリロ
ニトリルとの共重合樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルア
ルコール、ゼラチン、ポリメチルメタクリレート、環化
ポリイソプレン、各種のウレタン樹脂などが挙げられ、
これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて
用いてもよい。
【0007】また、これらの樹脂に混合される光照射に
より分解してガスを発生する光分解性化合物としては、
例えば4−N−モルホリノ−2,5−ジエトキシベンゼ
ンジアゾニウムボロフルオリド、4−N−モルホリノ−
2,5−ジプロキシベンゼンジアゾニウムジンククロリ
ド、ビスアジド(4'−アジドベンザル)−4−メチル
シクロヘキサノンなど光照射により分解して窒素ガスを
遊離する化合物、FeX3、K3(CoX3)、Li3(M
nX3)(ただし、Xは−C2O4である)などの光照射
により二酸化炭素ガスを遊離する鉄、コバルト、マンガ
ンなどのトリオキザレート錯化合物など、従来ビジキュ
ラー写真フイルムにおいて慣用されている化合物が挙げ
られ、これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
より分解してガスを発生する光分解性化合物としては、
例えば4−N−モルホリノ−2,5−ジエトキシベンゼ
ンジアゾニウムボロフルオリド、4−N−モルホリノ−
2,5−ジプロキシベンゼンジアゾニウムジンククロリ
ド、ビスアジド(4'−アジドベンザル)−4−メチル
シクロヘキサノンなど光照射により分解して窒素ガスを
遊離する化合物、FeX3、K3(CoX3)、Li3(M
nX3)(ただし、Xは−C2O4である)などの光照射
により二酸化炭素ガスを遊離する鉄、コバルト、マンガ
ンなどのトリオキザレート錯化合物など、従来ビジキュ
ラー写真フイルムにおいて慣用されている化合物が挙げ
られ、これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0008】これらの光分解性化合物の配合量について
は特に制限はなく基材樹脂や光分解性化合物の種類に応
じて適宜選ばれるが、通常該樹脂100重量部に対し
て、1〜25重量部の割合で用いられる。該透光性シー
トに、光分解性化合物を含有する樹脂層を設けるには、
まず、適当な溶剤に、所望の基材樹脂と光分解性化合物
を、それぞれ所定の割合で溶解させて、液状の樹脂組成
物を調製し、次いで、この組成物を従来慣用されている
方法を用いて、透光性シートの表面に乾燥厚さが5〜5
0μm程度になるように塗布したのち、乾燥させればよ
い。このようにして、透光性シートの表面に設けられた
樹脂層に、実際に本発明シートを使用するのと同じ状態
で光源から光を照射して、該樹脂層中の光分解性化合物
を分解させたのち、加熱して発泡させ、次いで冷却して
気泡を固定化し、再び全面に均一に露光させて余剰の光
分解性化合物を分解させ、発泡させることなく分解ガス
を拡散除去する。
は特に制限はなく基材樹脂や光分解性化合物の種類に応
じて適宜選ばれるが、通常該樹脂100重量部に対し
て、1〜25重量部の割合で用いられる。該透光性シー
トに、光分解性化合物を含有する樹脂層を設けるには、
まず、適当な溶剤に、所望の基材樹脂と光分解性化合物
を、それぞれ所定の割合で溶解させて、液状の樹脂組成
物を調製し、次いで、この組成物を従来慣用されている
方法を用いて、透光性シートの表面に乾燥厚さが5〜5
0μm程度になるように塗布したのち、乾燥させればよ
い。このようにして、透光性シートの表面に設けられた
樹脂層に、実際に本発明シートを使用するのと同じ状態
で光源から光を照射して、該樹脂層中の光分解性化合物
を分解させたのち、加熱して発泡させ、次いで冷却して
気泡を固定化し、再び全面に均一に露光させて余剰の光
分解性化合物を分解させ、発泡させることなく分解ガス
を拡散除去する。
【0009】この際用いられる光源としては、例えば水
銀灯、蛍光灯、キセノンランプ、タングステンランプ、
太陽光などを用いることができるが、使用する光分解性
化合物の種類や得られる輝度均一化シートが適用される
装置の光源の種類に応じて適宜選ばれる。また、該輝度
均一化シートの作製は、該シートが実際に適用される装
置に装着して行ってもよいし、実際に適用される装置と
光源状態が同じ模擬装置を用いて行ってもよい。さら
に、露光時間は光分解性化合物やその濃度及び光源の種
類や照度などに応じて適宜選ばれ、一方加熱温度や加熱
時間は露光時間、光分解性化合物の種類や濃度、基材樹
脂の種類などに応じて適宜選ばれる。
銀灯、蛍光灯、キセノンランプ、タングステンランプ、
太陽光などを用いることができるが、使用する光分解性
化合物の種類や得られる輝度均一化シートが適用される
装置の光源の種類に応じて適宜選ばれる。また、該輝度
均一化シートの作製は、該シートが実際に適用される装
置に装着して行ってもよいし、実際に適用される装置と
光源状態が同じ模擬装置を用いて行ってもよい。さら
に、露光時間は光分解性化合物やその濃度及び光源の種
類や照度などに応じて適宜選ばれ、一方加熱温度や加熱
時間は露光時間、光分解性化合物の種類や濃度、基材樹
脂の種類などに応じて適宜選ばれる。
【0010】このようにして、透光性シートの表面に、
光源からの照度の強さに応じた密度で不均一に分散した
微細な気泡を有する被覆層が設けられた本発明の輝度均
一化シートが得られる。前記シートを、再び前記光源の
全面において使用すると、光源からの照度に比例した密
度の光反射性微細気泡が存在するためシート透過後の面
輝度は均一となる。このことは、例えば気泡写真フイル
ムにおいて、露光時の面照度とそれによって生じた気泡
発生フイルムの光投影濃度(Log非発泡層透過光強度
/発泡層透過光強度)がほぼ比例関係にある[「日本写
真学会誌」第41巻、第3号、第178〜183ページ
(1978年)]ことから理解される。また、本発明シ
ート表面からの反射光も有効利用するために、光源背面
に光反射板を設けることはもちろん可能である。これに
よって、本発明の特徴の1つである光源エネルギー効率
を上げる効果が期待できる。
光源からの照度の強さに応じた密度で不均一に分散した
微細な気泡を有する被覆層が設けられた本発明の輝度均
一化シートが得られる。前記シートを、再び前記光源の
全面において使用すると、光源からの照度に比例した密
度の光反射性微細気泡が存在するためシート透過後の面
輝度は均一となる。このことは、例えば気泡写真フイル
ムにおいて、露光時の面照度とそれによって生じた気泡
発生フイルムの光投影濃度(Log非発泡層透過光強度
/発泡層透過光強度)がほぼ比例関係にある[「日本写
真学会誌」第41巻、第3号、第178〜183ページ
(1978年)]ことから理解される。また、本発明シ
ート表面からの反射光も有効利用するために、光源背面
に光反射板を設けることはもちろん可能である。これに
よって、本発明の特徴の1つである光源エネルギー効率
を上げる効果が期待できる。
【0011】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0012】実施例1
図1に示すバックライト型液晶照明装置を用いて、輝度
均一化シートを作製した。ビニリデンクロリド−アクリ
ロニトリル共重合体80g、ポリメチルメタクリレート
10g、フタル酸2g、4−N−モルホリノ−2,5−
ジエトキシベンゼンジアゾニウムポロフルオリド10g
及びブタン−2−オン100mlを混合して、均質な樹脂
溶液を調製したのち、この樹脂溶液を、厚さ100μm
の透明なポリエチレンテレフタレートフイルムの表面に
塗布して120℃で乾燥し、厚さ10μmの塗膜を形成
した。なお、以上の操作は暗室で行った。
均一化シートを作製した。ビニリデンクロリド−アクリ
ロニトリル共重合体80g、ポリメチルメタクリレート
10g、フタル酸2g、4−N−モルホリノ−2,5−
ジエトキシベンゼンジアゾニウムポロフルオリド10g
及びブタン−2−オン100mlを混合して、均質な樹脂
溶液を調製したのち、この樹脂溶液を、厚さ100μm
の透明なポリエチレンテレフタレートフイルムの表面に
塗布して120℃で乾燥し、厚さ10μmの塗膜を形成
した。なお、以上の操作は暗室で行った。
【0013】次に、図1に示すように、前記未露光フイ
ルムを、その塗膜2aが背後に光反射板3を設けた蛍光
灯4に面するように、バックライト型液晶照明装置に取
り付け、蛍光灯4として東芝605FL6BLB(6W
のブラックライトタイプ)を用いてフイルムまでの最短
距離2cmに設定して、4秒間露光したのち、ただちに1
20℃で3秒間加熱して気泡を発生させ、次いで常温ま
で冷却して気泡を固定化し、あらためて、蛍光灯4で5
分間全面露光して残存するジアゾ化合物を分解し、遊離
する窒素ガスを気泡を生じさせることなく放散させ、図
2に示す輝度均一化シートを作製した。図2は輝度均一
化シートの断面図であって、透光性フイルム(ポリエチ
レンテレフタレートフイルム)1の表面に、光源からの
照度の強さに応じた密度で不均一に分散した微細な気泡
を有する被覆層2bが設けられた構造を示している。
ルムを、その塗膜2aが背後に光反射板3を設けた蛍光
灯4に面するように、バックライト型液晶照明装置に取
り付け、蛍光灯4として東芝605FL6BLB(6W
のブラックライトタイプ)を用いてフイルムまでの最短
距離2cmに設定して、4秒間露光したのち、ただちに1
20℃で3秒間加熱して気泡を発生させ、次いで常温ま
で冷却して気泡を固定化し、あらためて、蛍光灯4で5
分間全面露光して残存するジアゾ化合物を分解し、遊離
する窒素ガスを気泡を生じさせることなく放散させ、図
2に示す輝度均一化シートを作製した。図2は輝度均一
化シートの断面図であって、透光性フイルム(ポリエチ
レンテレフタレートフイルム)1の表面に、光源からの
照度の強さに応じた密度で不均一に分散した微細な気泡
を有する被覆層2bが設けられた構造を示している。
【0014】このようにして得られた輝度均一化シート
は、その被覆層2bが蛍光灯の照度の高い位置では気泡
密度が大きい上、気泡径が極めて微細なため光反射率が
高く、光源からの光は該フイルムを透過後輝度が均一化
していることが確認された。なお、輝度の均一化の程度
は次のようにして求めた。すなわち、図1における光拡
散板(ポリカーボネート製、厚さ2mm)5の表面の輝度
を輝度計を用いて測定する。図3は液晶照明装置の光拡
散板5における各位置と輝度との関係を示すグラフであ
り、該光拡散板5の左端及び右端は図3における横軸の
0及び180mmの位置である。また、図3において○−
○は光拡散板のみの場合を、△−△は輝度均一化シート
を使用した場合を示す。光源の蛍光灯4(45mm及び1
35mmの位置)の上の光拡散板5表面の輝度が中間点
(90mmの位置)の表面輝度に対して±10%の差以内
であれば輝度は均一化されていると判断される。
は、その被覆層2bが蛍光灯の照度の高い位置では気泡
密度が大きい上、気泡径が極めて微細なため光反射率が
高く、光源からの光は該フイルムを透過後輝度が均一化
していることが確認された。なお、輝度の均一化の程度
は次のようにして求めた。すなわち、図1における光拡
散板(ポリカーボネート製、厚さ2mm)5の表面の輝度
を輝度計を用いて測定する。図3は液晶照明装置の光拡
散板5における各位置と輝度との関係を示すグラフであ
り、該光拡散板5の左端及び右端は図3における横軸の
0及び180mmの位置である。また、図3において○−
○は光拡散板のみの場合を、△−△は輝度均一化シート
を使用した場合を示す。光源の蛍光灯4(45mm及び1
35mmの位置)の上の光拡散板5表面の輝度が中間点
(90mmの位置)の表面輝度に対して±10%の差以内
であれば輝度は均一化されていると判断される。
【0015】実施例2
図4に示すエッジライト型液晶露光装置を用いて輝度均
一化シートを作製した。蒸留水300gに、写真用ゼラ
チン50g及びトリオキザレートコバルトカリウム5g
を加え溶解後、さらにホルマリン1gを添加し、ゼラチ
ン溶液を調製したのち、厚さ100μmの三酢酸セルロ
ースフイルム上に、乾燥厚さが50μmになるように塗
布し、70℃で1時間乾燥して塗膜を形成した。なお、
以上の操作は暗室で行った。
一化シートを作製した。蒸留水300gに、写真用ゼラ
チン50g及びトリオキザレートコバルトカリウム5g
を加え溶解後、さらにホルマリン1gを添加し、ゼラチ
ン溶液を調製したのち、厚さ100μmの三酢酸セルロ
ースフイルム上に、乾燥厚さが50μmになるように塗
布し、70℃で1時間乾燥して塗膜を形成した。なお、
以上の操作は暗室で行った。
【0016】次に、図4に示すように、前記未露光フイ
ルムを、その塗膜2aが蛍光灯(昼光色、6W)4に面
するように、透光性物質7及び反射膜8を有するエッジ
ライト型液晶露光装置に取り付け、蛍光灯4で2分間露
光した。露光後100℃で20秒間加熱して気泡を発生
させたのち、冷却して気泡を固定化し、次いで太陽光に
5分間露光して残存する光分解性化合物を分解させ、発
生する二酸化炭素ガスを気泡を発生させることなく拡散
させ、輝度均一化シートを作製した。このようにして得
られた輝度均一化シートは優れた輝度均一化効果を有す
ることが確認された。
ルムを、その塗膜2aが蛍光灯(昼光色、6W)4に面
するように、透光性物質7及び反射膜8を有するエッジ
ライト型液晶露光装置に取り付け、蛍光灯4で2分間露
光した。露光後100℃で20秒間加熱して気泡を発生
させたのち、冷却して気泡を固定化し、次いで太陽光に
5分間露光して残存する光分解性化合物を分解させ、発
生する二酸化炭素ガスを気泡を発生させることなく拡散
させ、輝度均一化シートを作製した。このようにして得
られた輝度均一化シートは優れた輝度均一化効果を有す
ることが確認された。
【0017】
【発明の効果】本発明によると、輝度均一化効果に優
れ、光源からの光を吸収することがほとんどなくて明る
く、かつ温度上昇がないので樹脂が劣化しにくい上、小
型の装置にも適用できる輝度均一化シートを簡単にして
経済的に製造することができる。本発明の輝度均一化シ
ートは、特にバックライト型液晶表示装置や複写機など
に好適に用いられる。
れ、光源からの光を吸収することがほとんどなくて明る
く、かつ温度上昇がないので樹脂が劣化しにくい上、小
型の装置にも適用できる輝度均一化シートを簡単にして
経済的に製造することができる。本発明の輝度均一化シ
ートは、特にバックライト型液晶表示装置や複写機など
に好適に用いられる。
【0018】
【図1】バックライト型液晶照明装置を用いて本発明の
輝度均一化シートを作製する方法を示す説明図である。
輝度均一化シートを作製する方法を示す説明図である。
【0019】
【図2】本発明の輝度均一化シートの1例の断面図であ
る。
る。
【0020】
【図3】輝度均一化程度を求める方法を説明するための
グラフである。
グラフである。
【0021】
【図4】エッジライト型液晶露光装置を用いて本発明の
輝度均一化シートを作製する方法を示す説明図である。
輝度均一化シートを作製する方法を示す説明図である。
【0022】
1 透光性フイルム
2a 塗膜
2b 気泡を有する被覆層
3 光反射板
4 蛍光灯
5 光拡散板
6 ハウジング
7 透光性物質
8 反射膜
Claims (3)
- 【請求項1】透光性シートの表面に、光源からの照度の
強さに応じた密度で不均一に分散した微細な気泡を有す
る被覆層を設けて成る輝度均一化シート。 - 【請求項2】気泡が光分解性化合物に光を照射して発生
させたガスによるものである請求項1記載の輝度均一化
シート。 - 【請求項3】透光性シートの表面に、光照射により分解
してガスを発生する光分解性化合物を含有する樹脂層を
設け、次いでこの樹脂層に光を照射後、加熱して発泡さ
せ、微細気泡を形成させたのち、該気泡を固定化するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の輝度均一化シート
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3177168A JPH05477A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 輝度均一化シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3177168A JPH05477A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 輝度均一化シート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05477A true JPH05477A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16026380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3177168A Pending JPH05477A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 輝度均一化シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05477A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6633350B2 (en) | 1994-10-21 | 2003-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Illumination device and display apparatus including same |
| JP2007264343A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Oji Paper Co Ltd | 光拡散体、光拡散体の製造方法、面発光装置、表示装置及び照明装置 |
| WO2008054085A1 (en) * | 2006-10-30 | 2008-05-08 | Gl Korea Co., Ltd. | Cover plate for lighting fixture and lighting fixture having the same |
| US7674506B2 (en) | 2003-06-17 | 2010-03-09 | Teijin Chemicals, Ltd. | Direct back light type liquid crystal display and light diffuse plate |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3177168A patent/JPH05477A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6633350B2 (en) | 1994-10-21 | 2003-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Illumination device and display apparatus including same |
| US7674506B2 (en) | 2003-06-17 | 2010-03-09 | Teijin Chemicals, Ltd. | Direct back light type liquid crystal display and light diffuse plate |
| JP2007264343A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Oji Paper Co Ltd | 光拡散体、光拡散体の製造方法、面発光装置、表示装置及び照明装置 |
| WO2008054085A1 (en) * | 2006-10-30 | 2008-05-08 | Gl Korea Co., Ltd. | Cover plate for lighting fixture and lighting fixture having the same |
| US8287158B2 (en) | 2006-10-30 | 2012-10-16 | Gl Korea Co., Ltd. | Cover plate for lighting fixture and lighting fixture having the same |
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