JPH05483Y2 - - Google Patents

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JPH05483Y2
JPH05483Y2 JP11363187U JP11363187U JPH05483Y2 JP H05483 Y2 JPH05483 Y2 JP H05483Y2 JP 11363187 U JP11363187 U JP 11363187U JP 11363187 U JP11363187 U JP 11363187U JP H05483 Y2 JPH05483 Y2 JP H05483Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鉄骨の柱等に下張板を取付ける際に使
用する垂直下地材の受け金具に関する。
〔従来の技術] 近年、大型建築物には鉄骨構造が採用されてい
るが、該鉄骨構造物は耐火上及び美観上から、そ
の表面に耐火板(あるいは耐火化粧板)を張るこ
とが行われている。
この様子を第5図に示すが、図に示すように、
四角鋼柱10の夫々の外面の両端部に垂直下地材
11〜18を取付け、該垂直下地材11,12に
捨張板19を、垂直下地材13,14に捨張板2
0を、垂直下地材15,16に捨張板21を、垂
直下地材17,18に捨張板22を取付けて、該
捨張板19,20,21,22の表面に、耐火化
粧板23,24,25,26を夫々張る構造とな
つていた。
なお、耐火構造を増す場合には前記捨張板19
〜22にも耐火板を使用する場合もあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記構造においては、捨張板1
9〜22を張付ける為に四角鋼柱10の夫々の外
面に、夫々2本の垂直下地材11〜18を取付け
ていたので、労力を必要とし、更に取付けに際し
て該垂直下地材11〜18は溶接取付けされるの
で、溶接個所が多くこれによつて柱に歪が生じる
場合があるという問題点があつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、捨張板を取付ける際に使用する垂直下地材の
取付が容易に行え、しかも工事に際して溶接個所
の少ない垂直下地材の受け金具を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的に沿う本考案に係る垂直下地材の受け
金具は、断面が前面開口してその内側両端に内側
に曲がる屈曲部を有し背部は直角となつている金
属板からなる垂直下地材を保持する受け金具であ
つて、直角に曲げられた取付板の折り曲げ部の背
面に前記屈曲部に係合する切欠き部が形成された
対となる掛止板を設けると共に、前記取付け板の
上端または下端に取付座を設けて構成される。
ここで、切欠き部が形成された掛止板は、取付
板の上下に設けられているのが好ましいが、これ
に限定されるものではなく、取付板の中間部に設
けられていても本考案は適用される。
また、直角に曲げられた夫々の取付板の上下端
には、保持された垂直下地材を固定する垂直下地
材固定ツメが形成されているのが好ましい。
〔作用〕
本考案に係る垂直下地材の受け金具は直角に曲
げられた取付板を有しているので、隅部に丸く成
形された例えば四角鋼柱に夫々の板面を柱の外面
に合わせて取付けることが可能であり、しかも、
直角に曲げられた取付板の折り曲げ部の背面に前
記屈曲部に係合する切欠き部が形成された対とな
る掛止板が設けられているので、断面が前面開口
してその内側両端に内側に曲がる屈曲部を有する
垂直下地材を、前記切欠き部に係合して取付ける
ことができる。
また、前記垂直下地材の受け金具の上端または
下端には取付座が設けられているので、天井また
は床にしつかりと固定することができる。
そして、前記垂直下地材の背部は直角となつて
いるので、取付けた場合に柱の外面と平行になる
ので、この部分に取付補助板となる捨張板等を取
付けることが可能となる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
ここに、第1図は本考案の一実施例に係る垂直
下地材の受け金具の斜視図、第2図は前記実施例
に係る垂直下地材の受け金具を使用している状態
の平断面図、第3図は前記実施例に係る垂直下地
材の受け金具の取付け状態を示す斜視図、第4図
は前記実施例に係る垂直下地材の受け金具をH型
鋼柱に取付けた状態の平断面図である。
第1図、第2図に示すように、本考案の一実施
例に係る垂直下地材の受け金具30は、全体が薄
い鉄板によつて構成され、直角に曲げられた取付
板本体31の折り曲げ部分の背面の上端及び下端
に切欠き部32,33,34,35が夫々設けら
れた三角形の掛止板36,37,38,39が設
けられ、下部(あるいは上部)には取付孔40,
41が形成された取付座42,43が直角に曲げ
られて両側に形成されている。
そして、前記掛止板36,37,38,39の
両側外側には屈曲できる下地材固定爪44,4
5,46,47が設けられ、必要により自在に折
り曲げることができるようになつている。
一方、該垂直下地材の受け金具30に取付けら
れる垂直下地材48の断面は、第2図に示すよう
に前部開口となつて、その内側両端に内側に曲が
る屈曲部49,50を有し背部51は直角に曲げ
られている。該垂直下地材の受け金具30の全体
が厚み1.6〜3.2mm程度の鉄板を曲げて形成されて
いる。
そして、この掛止板36,37,38,39の
切欠き部32,33,34,35に前記垂直下地
材48の屈曲部49,50が嵌入し、垂直下地材
の受け金具30に垂直下地材48が掛止できるよ
うになつている。
この垂直下地材の受け金具30の第1の使用方
法を第2図に示すが、図に示すように垂直下地材
の受け金具30を四角鋼柱52の角部に溶接取付
けすると共に、取付座42,43を、例えばコン
クリート釘を使用して床及び天井に取付ける。
そして、垂直下地材48の前面開口を前記掛止
板36〜39に横方向から押圧して、切欠き部3
2〜35に垂直下地材48の屈曲部49,50を
嵌入させて止め、この後、下地材固定爪44〜4
7を外側に曲げて前記垂直下地材48が抜けない
ようにしておく。
次に、この垂直下地材48にタツプ螺子にて捨
板材53,54(あるいは直接ボード)を取付け
る。
次に、第3図に示す該垂直下地材の受け金具3
0の第2の使用方法について説明する。
まず、取付けようとする柱55の外側で、垂直
下地材の受け金具30を取付けようとする位置
に、下げ振り56を使用して天井及び床の所定の
個所に地墨57,58を引き、それに合わせて前
記垂直下地材の受け金具30を天井及び床にアン
カーピン59で取付ける。
そして、垂直下地材48の前面開口を前記掛止
板36〜39に横方向から押圧して嵌入させて、
上下に形成された垂直下地材固定爪44〜47を
図示するように外側に屈曲させることによつて垂
直下地材48を固定し、このような垂直下地材4
8の取付けを柱55の4隅について行う。
次に、この垂直下地材48にタツプ螺子60に
て捨板材61(あるいはボード)を取付ける。こ
れによつて柱55とは独立に垂直下地材48を立
てることができる。
前記垂直下地材の受け金具30を、第4図に示
すように柱をH型鋼62とした場合に使用する場
合は、H型鋼62の角部に図に示すように垂直下
地材の受け金具30を溶接取付し、前記実施例と
同様に垂直下地材48を取付ける。その上から捨
板材53a,54aを螺子取付することになる。
〔考案の効果〕
本考案の係る垂直下地材の受け金具は以上の説
明からも明らかなように、角に丸みが設けられて
いる四角柱であつても、該柱の角部に該垂直下地
材の受け金具を4個所取付けることによつて簡単
に垂直下地材を取付けることができることとなつ
た。
また、取付けられる垂直下地材は背部が直角と
なつているので、従来の半分の個数付ければ足
り、これによつて工事の手間が省けることなつ
た。
更には、垂直下地材の受け金具のみを溶接取付
あるいは螺子取付すれば良いのであるから、溶接
個所が減りこれによつて柱全体の歪が生じること
が少なくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る垂直下地材の
受け金具の斜視図、第2図は前記実施例に係る垂
直下地材の受け金具を使用している状態の平断面
図、第3図は前記実施例に係る垂直下地材の受け
金具の取付け状態を示す斜視図、第4図は前記実
施例に係る垂直下地材の受け金具をH型鋼柱に取
付けた状態の平断面図、第5図は従来例に係る垂
直下地材の取付状態を示す平断面図である。 符号の説明、30……垂直下地材の受け金具、
31……取付板本体、32〜35……切欠き部、
36〜39……掛止板、40,41……取付孔、
42,43……取付座、44〜47……下地材固
定爪、48……垂直下地材、49,50……屈曲
部、51……背部、52……四角鋼柱、53,5
4,53a,54a……捨板材、55……柱、5
6……下げ振り、57,58……地墨、59……
アンカーピン、60……タツプ螺子、61……捨
板材、62……H型鋼。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面が前面開口してその内側両端に内側に曲
    がる屈曲部を有し背部は直角となつている金属
    板からなる垂直下地材を保持する受け金具であ
    つて、直角に曲げられた取付板の折り曲げ部の
    背面に前記屈曲部に係合する切欠き部が形成さ
    れた対となる掛止板を設ける共に、前記取付け
    板の上端または下端に取付座を設けたことを特
    徴とする垂直下地材の受け金具。 (2) 切欠き部が形成された掛止板は、取付板の上
    下に設けられている実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の垂直下地材の受け金具。 (3) 直角に曲げられた夫々の取付板の上下端に
    は、保持された垂直下地材を固定する垂直下地
    材固定ツメが形成されている実用新案登録請求
    の範囲第(1)項または第(2)項記載の垂直下地材の
    受け金具。
JP11363187U 1987-07-23 1987-07-23 Expired - Lifetime JPH05483Y2 (ja)

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