JPH054851U - カプセル状種駒容器及び種駒 - Google Patents
カプセル状種駒容器及び種駒Info
- Publication number
- JPH054851U JPH054851U JP1420091U JP1420091U JPH054851U JP H054851 U JPH054851 U JP H054851U JP 1420091 U JP1420091 U JP 1420091U JP 1420091 U JP1420091 U JP 1420091U JP H054851 U JPH054851 U JP H054851U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- seed piece
- capsule
- shaped seed
- ogre
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 椎茸の原木等に穿孔された接種孔に装填し易
いカプセル状種駒容器及び種駒、更に内部の培地が抜け
落ちることのないカプセル状種駒容器及び種駒を得るこ
とを目的とする。 【構成】 容器外形の一端部が他端部に対して縮径した
テーパ形状を有したカプセル状種駒、更に前記容器の内
壁に凹凸形状を備えたカプセル状種駒容器、及び前記容
器の何れかに培地を装填した種駒。 【効果】 原木に穿孔された接種孔に装填する際に容易
に装填することができ、更に菌糸の繁殖に伴って固化し
た培地が抜け落ち難くなる。
いカプセル状種駒容器及び種駒、更に内部の培地が抜け
落ちることのないカプセル状種駒容器及び種駒を得るこ
とを目的とする。 【構成】 容器外形の一端部が他端部に対して縮径した
テーパ形状を有したカプセル状種駒、更に前記容器の内
壁に凹凸形状を備えたカプセル状種駒容器、及び前記容
器の何れかに培地を装填した種駒。 【効果】 原木に穿孔された接種孔に装填する際に容易
に装填することができ、更に菌糸の繁殖に伴って固化し
た培地が抜け落ち難くなる。
Description
【0001】
本考案は例えば椎茸の原木に接種する種駒容器及び種駒であり、端面や側面に
開口を有したカプセルに、オガ屑を主成分としたオガ屑培地を詰めたカプセル状
種駒に関するものである。
【0002】
我が国のキノコの人工栽培は、諸外国と比較してトップの技術を有し、食生活
の変化に応じて現在では椎茸,エノキタケ,ヒラタケ,ナメコ、キクラゲ等のキ
ノコが人工栽培されている。
【0003】
なかでも、椎茸は、江戸時代初期に我が国で初めて人工栽培されたキノコであ
り、食用キノコとしては最も古くから馴染みのあるキノコである。現在では、種
々の薬効成分を含むことが認められ、例えば、その組成中から分離されたレンチ
ナンは抗ガン性物質として医薬に供されている。
【0004】
この椎茸の人工栽培の概要は次の通りである。ナラ,クヌギ等の原木に椎茸菌
(種菌又はおが菌と称す)を接種する。種菌を接種された原木は、椎茸菌糸の繁
殖を図るため、菌糸の繁殖に適した「伏せ込み場」で伏せ込みを行なう。充分に
菌糸が繁殖した原木は「榾木」と呼ばれ、この榾木から子実体(キノコ)を発生
させる。この子実体は、春秋の自然の気象変化で発生する品種と、人為的な操作
によって発生する品種とがある。人為的に発生させる場合は、榾木を水中で浸漬
して充分に吸水させ、これを発生場に移動して子実体を発生させている。この時
、子実体の発生には適度の光線を必要とすることや、形のよい子実体を形成させ
るために、榾木を発生場にたてかける。子実体を発生させた榾木は、新しい菌糸
を繁殖させるために、「伏せ込み場」に戻して休養を行なう。
【0005】
原木に接種する種菌は、接種孔に適合する木片に椎茸菌糸を繁殖させたものや
、オガ屑培地に椎茸菌糸を繁殖させたものが使用されている。
【0006】
しかしながら、木片に椎茸菌糸を繁殖させたものは繁殖に時間がかかり、オガ
屑培地を圧縮成形したものは工程が煩雑であった。
【0007】
そこで、本出願人は、以前、チューブのような筒状の容器に培地を詰める種駒
の製造方法を提案した(特願平2−41294号)。
【0008】
このような筒状の種駒においては、原木に電気ドリルで接種孔を穿孔し、この
接種孔に前記種駒を装填して植菌する際に、装填し難いことがあった。また、筒
内部の菌糸を繁殖させた培地が筒から抜け落ちたり、接種孔に打ち付けて装填す
る際に、培地が筒の外に出て、接種孔に溜り、装填することができなくなること
もあった。
【0009】
本考案は、原木に穿孔された接種孔に装填し易い種駒容器及び種駒、更に培地
が抜け落ちることのない種駒容器及び種駒を得ることを目的とする。
【0010】
本請求項1に記載の考案に係るカプセル状種駒容器では、端面及び/又は側面
に少なくとも1つ以上の開口を有する容器にオガ屑を主成分としたオガ屑培地を
詰める種駒容器において、
前記容器の外形の一端部が他端部に対して縮径したテーパ形状を有するもので
ある。
【0011】
本請求項2に記載の考案に係るカプセル状種駒容器では、前記請求項1に記載
のカプセル状種駒容器において、
前記容器の内壁に凹凸形状を備えたものである。
【0012】
本請求項3に記載の考案に係るカプセル状種駒容器では、前記請求項2に記載
のカプセル状種駒容器において、
前記容器の内壁に長手方向に沿って形成された少なくとも1つ以上の溝と、
該溝に沿って形成されたスリットと、
前記容器の内壁に長手方向に沿って形成された突条とを備えたものである。
【0013】
本請求項4に記載の考案に係るカプセル状種駒では、前記請求項1〜3の何れ
かに記載のカプセル状種駒容器に、オガ屑を主成分としたオガ屑培地を装填した
ものである。
【0014】
本考案においては、端面及び/又は側面に少なくとも1つ以上の開口を有する
容器外形の一端部が他端部に対して縮径したテーパ形状を有するため、原木に穿
孔された接種孔に装填する際にも、小径端を前にして接種孔に容易に装填するこ
とができ、例えば木槌等で接種孔に打ち付けて装填する際にも、前方が縮径して
いるため、内部に装填するオガ屑培地が不用意に外部に出難くなる。
【0015】
また更に、前記容器の内壁に凹凸形状を備えたものでは、内部に装填するオガ
屑培地が菌糸の繁殖に伴って固化し、大径端側から抜け落ち難くなり、特に前記
容器の内壁に長手方向に沿って形成された少なくとも1つ以上の溝と、該溝に沿
って形成されたスリットと、前記容器の内壁に長手方向に沿って形成された突条
とを備えたものでは、溝や突条の凹凸によって菌糸の繁殖に伴って固化したオガ
屑培地が内部で回動せず、固化した培地が内部から抜け落ちたりすることがない
。
【0016】
また、スリットによって、原木への菌糸の繁殖が促進されるだけではなく、前
述の溝や突条と同様にスリット内部での菌糸の繁殖によって、固化した培地の脱
落防止となる。
【0017】
本考案の容器の外形がテーパ形状の種駒では、オガ屑培地の充填は、容器と湿
ったオガ屑培地を攪拌混合することにより、容器が転動してオガ屑培地がチュー
ブ内に入り込んで容器内に充填する方法も当然行うことができるが、所定量のオ
ガ屑培地を大径側から充填ガン等によって充填してもよい。この場合、他端側が
小径となっているため、充填された培地が他端側から逃げ難くなる等の効果も有
する。
【0018】
容器内部に装填するオガ屑培地は滅菌前であっても、滅菌後であっても、更に
は菌糸を繁殖させた培地であってもよい。但し、滅菌後及び菌糸を繁殖させた培
地では攪拌混合の際に、雑菌の入らないような措置が必要となるので、滅菌前の
オガ屑培地で行うことが有利である。
【0019】
滅菌方法は、通常の滅菌法例えば、オートクレーブ法やγ線滅菌法等のものが
使用できるが、細かいオガ屑を主成分とするオガ屑培地の性状からオートクレー
ブ法が有利である。尚、この場合には、本種駒容器の材質はオートクレーブ滅菌
によって変形しないものが望ましい。
【0020】
図1は本考案の一実施例の構成を示す説明図であり、aはカプセル状種駒容器
の平面図、bは正面図、cは底面図、dはaのA−A断面図、eは右側面図、f
は背面図である。
【0021】
図に示す通り、縮径したテーパ形状の耐熱性樹脂製のチューブ1があり、小径
端部には小開口2が、大径端部には大開口3が設けられている。大径端部の縁部
には、木槌等で接種孔に打ち付けて装填する際に、接種孔にしっかりと嵌合する
ように、切欠部4が設けられている。
【0022】
このように、木槌等で原木に穿孔された接種孔に打ち付けて装填する際に、前
方が縮径しているため、接種孔に装填し易く、更に内部に充填されるオガ屑培地
が不用意に外部に出難くなる。
【0023】
図2は本考案の別の実施例の構成を示す説明図であり、aはカプセル状種駒容
器の平面図、bは正面図、cは底面図、dはaのA−A断面図、eは右側面図で
ある。
【0024】
図に示す通り、縮径したテーパ形状の耐熱性樹脂製のチューブ11があり、小
径端部には小開口12が、大径端部には大開口13が設けられている。チューブ
11の内壁には、長手方向に沿って溝14が均等に設けられ、この溝14の小径
端側には溝14に沿ってスリット15が形成されている。
【0025】
このように、溝14によって内壁に凹凸形状を備えたものでは、菌糸の繁殖に
伴って固化したオガ屑培地が大開口側から、抜け落ち難くなる。また、スリット
15によって、原木への菌糸の繁殖が促進されるだけではなく、前述の溝や突条
と同様にスリット内部での菌糸の繁殖によって、固化した培地の脱落防止となる
。
【0026】
図3は本考案の更に別の実施例の構成を示す説明図であり、aはカプセル状種
駒容器の平面図、bは正面図、cは底面図、dはaのA−A断面図、eは右側面
図である。
【0027】
図に示す通り、縮径したテーパ形状の耐熱性樹脂製のチューブ21があり、小
径端部には小開口22が、大径端部には大開口23が設けられている。チューブ
21の内壁には、長手方向に沿って溝24が均等に設けられ、この溝24の小径
端側には溝24に沿ってスリット25が形成されている。内壁の対向する位置に
一組の突条26が形成されている。
【0028】
図4は図3に示したカプセル状種駒容器にオガ屑培地を装填した斜視図である
。
図に示すように、溝24と、この溝24に沿って形成されたスリット25と、
突条26とを備えた本実施例では、溝24や突条26の凹凸によって菌糸の繁殖
に伴って固化したオガ屑培地27が内部で回動せず、固化した培地が内部から抜
け落ちたりすることがない。また、スリット25によって、原木への菌糸の繁殖
が促進されるだけではなく、前述の溝や突条と同様にスリット内部での菌糸の繁
殖によって、固化した培地27の脱落防止となる。
【0029】
本考案は以上説明したとおり、端面及び/又は側面に少なくとも1つ以上の開
口を有する容器外形の一端部が他端部に対して縮径したテーパ形状を有するため
、原木に穿孔された接種孔に装填する際にも、小径端を前にして接種孔に容易に
装填することができ、例えば木槌等で接種孔に打ち付けて装填する際にも、前方
が縮径しているため、内部に装填されるオガ屑培地が不用意に外部に出難くなる
。
【0030】
また更に、前記容器の内壁に凹凸形状を備えたものでは、内部に装填するオガ
屑培地が菌糸の繁殖に伴って固化し、大径端側から抜け落ち難くなり、特に前記
容器の内壁に長手方向に沿って形成された少なくとも1つ以上の溝と、該溝に沿
って形成されたスリットと、前記容器の内壁に長手方向に沿って形成された突条
とを備えたものでは、溝や突条の凹凸によって菌糸の繁殖に伴って固化したオガ
屑培地が内部で回動せず、固化した培地が内部から抜け落ちたりすることがない
。
【0031】
また、スリットによって、原木への菌糸の繁殖が促進されるだけではなく、前
述の溝や突条と同様にスリット内部での菌糸の繁殖によって、固化した培地の脱
落防止となるという効果がある。
【図1】本考案の一実施例の構成を示す説明図であり、
aはカプセル状種駒の平面図、bは正面図、cは底面
図、dはaのA−A断面図、eは右側面図、fは背面図
である。
aはカプセル状種駒の平面図、bは正面図、cは底面
図、dはaのA−A断面図、eは右側面図、fは背面図
である。
【図2】本考案の別の実施例の構成を示す説明図であ
り、aはカプセル状種駒の平面図、bは正面図、cは底
面図、dはaのA−A断面図、eは右側面図である。
り、aはカプセル状種駒の平面図、bは正面図、cは底
面図、dはaのA−A断面図、eは右側面図である。
【図3】本考案の更に別の実施例の構成を示す説明図で
あり、aはカプセル状種駒の平面図、bは正面図、cは
底面図、dはaのA−A断面図、eは右側面図である。
あり、aはカプセル状種駒の平面図、bは正面図、cは
底面図、dはaのA−A断面図、eは右側面図である。
【図4】図3に示したカプセル状種駒容器にオガ屑培地
を装填した斜視図である。
を装填した斜視図である。
1 チューブ
2 小開口
3 大開口
4 切欠部
11 チューブ
12 小開口
13 大開口
14 溝
15 スリット
21 チューブ
22 小開口
23 大開口
24 溝
25 スリット
26 突条
27 オガ屑培地
Claims (4)
- 【請求項1】 端面及び/又は側面に少なくとも1つ以
上の開口を有する容器にオガ屑を主成分としたオガ屑培
地を詰める種駒容器において、 前記容器外形の一端部が他端部に対して縮径したテーパ
形状を有することを特徴とするカプセル状種駒容器。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載のカプセル状種駒容
器において、 前記容器の内壁に凹凸形状を備えたことを特徴とするカ
プセル状種駒容器。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載のカプセル状種駒容
器において、 前記容器の内壁に長手方向に沿って形成された少なくと
も1つ以上の溝と、 該溝に沿って形成されたスリットと、 前記容器の内壁に長手方向に沿って形成された突条とを
備えたことを特徴とするカプセル状種駒容器。 - 【請求項4】 前記請求項1〜3の何れかに記載のカプ
セル状種駒容器に、オガ屑を主成分としたオガ屑培地を
装填したことを特徴とするカプセル状種駒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1420091U JPH054851U (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | カプセル状種駒容器及び種駒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1420091U JPH054851U (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | カプセル状種駒容器及び種駒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054851U true JPH054851U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=11854476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1420091U Pending JPH054851U (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | カプセル状種駒容器及び種駒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054851U (ja) |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP1420091U patent/JPH054851U/ja active Pending
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